JPS6156217B2 - - Google Patents

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JPS6156217B2
JPS6156217B2 JP52092912A JP9291277A JPS6156217B2 JP S6156217 B2 JPS6156217 B2 JP S6156217B2 JP 52092912 A JP52092912 A JP 52092912A JP 9291277 A JP9291277 A JP 9291277A JP S6156217 B2 JPS6156217 B2 JP S6156217B2
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JP
Japan
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aluminum
fluoride
maloaluminate
caries
complex
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Application number
JP52092912A
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English (en)
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JPS5341416A (en
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Shii Muuraa Josefu
Esu Putsuto Maaku
Jei Kurebaa Kaaru
Daburyuu Yooho Kureiton
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Indiana University Foundation
Original Assignee
Indiana University Foundation
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Publication date
Application filed by Indiana University Foundation filed Critical Indiana University Foundation
Publication of JPS5341416A publication Critical patent/JPS5341416A/ja
Publication of JPS6156217B2 publication Critical patent/JPS6156217B2/ja
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07FACYCLIC, CARBOCYCLIC OR HETEROCYCLIC COMPOUNDS CONTAINING ELEMENTS OTHER THAN CARBON, HYDROGEN, HALOGEN, OXYGEN, NITROGEN, SULFUR, SELENIUM OR TELLURIUM
    • C07F5/00Compounds containing elements of Groups 3 or 13 of the Periodic Table
    • C07F5/06Aluminium compounds
    • C07F5/069Aluminium compounds without C-aluminium linkages
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K8/00Cosmetics or similar toiletry preparations
    • A61K8/18Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition
    • A61K8/30Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic compounds
    • A61K8/33Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic compounds containing oxygen
    • A61K8/36Carboxylic acids; Salts or anhydrides thereof
    • A61K8/365Hydroxycarboxylic acids; Ketocarboxylic acids
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P17/00Drugs for dermatological disorders
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61QSPECIFIC USE OF COSMETICS OR SIMILAR TOILETRY PREPARATIONS
    • A61Q11/00Preparations for care of the teeth, of the oral cavity or of dentures; Dentifrices, e.g. toothpastes; Mouth rinses

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  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は新規なマロアルミネート錯体及び虫歯
の出現率及び程度を低下させるのに効果的なこの
ような物質を含有する口腔内組成物に関する。 飲用水中に天然に存在する弗化物が少量(例え
ば1ml中に1.0μgの弗化物)存在するとこのよ
うな水を誕生から8歳になるまで消費しつづける
子供の永久歯における虫歯の出現率を低下させる
のに著しい効果があることが一般に認められてい
る。多くの地域社会で公共用水に弗化物の塩が用
いられ同様の結果が得られている。しかしながら
この虫歯予防方法は、飲用水を個人の井戸等のよ
うな小さな個人的な弗化物に欠ける源から得てい
る多くの人々にとつて使うことができない。更
に、共通の公共用水源に弗化物を添加することは
常に認可ないし許可されるわけではない。 歯科医や歯科衛生士による弗化物水溶液の局部
適用もまた虫歯保護の優れた手段を提供する。弗
化第一錫及び弗化ナトリウムを含む多くの弗化物
化合物がこの方法により用いられてきた。弗化物
塩の虫歯予防特性を用いた他の方法はこのような
物質を相容性のある研磨材と混合することによ
り、歯科医や歯科衛生士により専門的ベースで使
用されるように予防ペースト組成物を製造するこ
とからなる。 給水や専門的処置による弗化物治療法を行なう
のは制約があるため、弗化物含有歯みがきの形で
家庭で使用するための口腔用組成物中に弗化物塩
を混和させることに多大な努力が払われるように
なつた。上記の弗化物含有化合物の使用により効
果的な虫歯予防が得られたが、特定の公知の弗化
物含有虫歯予防剤、特に特定な錫含有塩に、応々
にして副作用が経験された。例えば、歯が歯ブラ
シで正しく清浄にされないところに第一錫イオン
含有虫歯予防剤を適用した後で虫歯または前虫歯
性病変の褐色の色素沈着が経験された。この汚れ
は生理学的見地からは必ずしも望ましくないもの
ではないが、審美的理由からは虫歯になつたエナ
メル質の色素沈着を起こさない効果的な虫歯予防
剤を提供することが望ましいものであろう。 従来の虫歯予防性弗化物物質のあるものの有用
性もまたこれらの水性媒体に対する溶解度が低い
ために限られていた。例えば、弗化ナトリウムは
水にわずか約4%の程度までしか溶解しない。 更に、毒性の見地に観みて、アメリカ合衆国で
は合衆国食糧薬品局により課された現行条例によ
つて一般販売用の商品中に入れることのできる弗
化物の量は制限されている。 最後に、公知の従来の虫歯予防剤のあるものは
水溶液中で比較的不安定であつた。例えば、弗化
第一錫は酸化及び加水分解の両方を受け易くその
ため都度新たに製造した形で使用しなければなら
ず、またその最適な虫歯予防効果を得るために錯
生成性アニオンと共に用いなければならない。 上記ないし他の理由により、歯学研究者らは弗
化物に比べて高水準の虫歯予防効果を示し、かつ
無毒、安定で広く入手できる新規な非弗化物性虫
歯予防剤を開発するため努力を続けてきた。アル
ミニウム塩が虫歯自体を低下させるのにまたは歯
のエナメル質による弗化物の吸収を増進するのに
有利な効果を有するらしいことが提案された。例
えばマンリーら(Manley et al)による「歯のエ
ナメル質の酸溶解性を低下させることのできる物
質(Sabstamces Capable of Decreasing the
Acid Solubility of Tooth Enamel)」、J.Den.
Res.28:160(1948);レゴラテイら(Regolati
et al)らによる「ラツトの臼歯の虫歯、弗化物
含量及び溶解に対するアルミニウム及び弗化物の
影響(Effects of Aluminam and Fluoride on
Caries、Fluorine Content and Dissolution of
Rat Molars)」、Hel.Odont.Acta.13:59
(1969);及びケラダ(Kelada)による「飲用水
中の遊離及び錯体化弗化物の電気化学的特性及び
アルミニウム及び鉄の歯のエナメル質への弗化物
取込みに対する影響(Electrochemical
Characteristics of Free and Complexed
Fluorides in Drinking Water and the Effects
of Aluminum and Iron on Fluoride
Incorporation into Tooth Enamel)」、ミシガン
大学論文(1972)等を参照されたい。 試験管内研究によつてアルミニウム溶液による
エナメル質の予備処理によつてその後弗化物溶液
による処理を行なうとき弗化物の吸収が増加する
が、アルミニウムと弗化物を併用して処理すると
弗化物単独による処理に比べ何ら付加的利点を持
たらさないことが示された。マツカン
(McCann)、「人間のエナメル質による弗化物吸
収及び保持に及ぼす弗化物錯体形成の影響(The
Effect of Fluoride Complex Formation on
Fluoride Uptake and Retention in Human
Enamel)」、Archs.Oral Biol.14:521(1969);
及びゲルハルトウ(gerhardt et al)、「硝酸アル
ミニウムにより予備処理された天然歯表面におけ
る弗化物吸収(Fluoride Uptake in Natural
Tooth Surfaces Pretreated with Aluminum
Nitrate)」、J.Dent.Res.51:870(1972)更に、
上記の技術は酸性媒体中で弗化物と併用したアル
ミニウムの使用を主として扱つており弗化物の不
存在下及びアルカリ性媒体中におけるアルミニウ
ムの効果に焦点をあてたものではなかつた。 従つて、ある元素(例えば、Fe、Mo、Sr及び
V)は虫歯を防ぐことが知られ、また他のもの
(例えば、Se、Mg及びCd)は虫歯を促進するこ
とが知られている一方、アルミニウムに関するデ
ータのほとんどはアルミニウムがナヴイア
(Navia)により飲食用化合物対虫歯(Dietary
Chemicals vs Dental Caries)中の「虫歯に対
する鉱物の影響(Effect of Minerals on Dental
Caries)」A.C.S.ワシントン特別地区(1970)に
おいて分類されたように虫歯に対して不活性であ
ることを示している。 歯みがき中にアルミニウム塩を用いることは望
ましい結果を示さなかつた。その理由は主として
これらが、研磨材のような通常の歯みがき成分が
生物学的に入手できるアルミニウム源と非相容性
であることがわからなかつたからである。従つ
て、フランス特許第3610Mは乳酸アンモニウム、
弗化アルミニウム及びピロ燐酸カルシウムの特定
な組合せを記載しているが、研磨材がアルミニウ
ムと反応することによりそれを損い、不溶性燐酸
アルミニウムを形成する。同様に、米国特許第
3195356号は不溶性メタ燐酸ナトリウム研磨材と
共働する弗化アルミニウムのようなアルミニウム
塩を、このような研磨材の溶解性を低下させかつ
弗化物の吸収を高めるために用いているが、独立
した治療的利点はアルミニウムから得られていな
い。 米国特許第3282792号はヒドロキシ置換ジ−及
びトリ−カルボン酸の使用により第一錫イオンの
沈殿及び酸化に対して安定な低PH弗化第一錫歯み
がきを記載している。しかしながら、この特許に
おいて、弗化物を含有しない虫歯予防性システム
に関連させたアルミニウムの使用に関しては何も
言われていない。同様に、米国特許第3937806号
はインジウムを安定化するためにリンゴ酸を添加
したインジウム及び弗化物からなる口腔用組成物
を教示しているが、この特許は、弗化物を取入れ
ることなくアルミニウムとカルボン酸から有益な
結果が得られるということを認識していない。 カナダ特許第928272号は界面活性剤物質及びア
ルミニウムその他の金属の特定なカルボン酸塩の
ような卵白凝固性物質の組合せからなる酸性歯み
がきを記載している。しかしながら、この特許も
またアルカリ性アルミニウムシステムにより顕著
な歯の健康に関する利点が達成できることを教示
していない。異なるPHで比率を変えて、塩化アル
ミニウムとリンゴ酸アンモニウムの反応が研究さ
れたが〔カラロバ(kalalova)、「加温によるリン
ゴ酸アニオンによるアルミニウム化合物の崩壊
(Disintegration of Compounds of Aluminium
with Malate−Anion through Warming)」ザ・
インステイチユートオブ・ケミカル テクノロジ
ー・プラーグ(the Institute of Chem Tech
Pragus)の化学論文(Scientific Pagers)B
(17)1973Inorganic Chem.and Tech p167〕、著
者は7.0より高く9.0未満のPHで存在する安定なマ
ロアルミネート錯体を単離しておらず、このよう
な物質の口腔内組成物における歯科的用途の可能
性について何ら示唆することもしていない。 このように、従来技術は虫歯予防性口腔内組成
物中に生物学的に入手できるアルミニウムを与え
る安定なアルカリ性システムを未だ開発していな
い。 従つて、虫歯の出現率及び程度を低下させるの
に効果的な新規物質を提供するのが本発明の主目
的である。 関連した目的は、新規な虫歯予防効果のある非
弗化物性口腔内組成物を提供することである。 他の目的は弱アルカリ性口腔内組成物中で効果
的な新規なマロアルミネート錯体を提供すること
にある。 本発明の上記の及び他の目的、利点及び特長は
構造式 で表わされる弱アルカリ性(PH7.0〜9.0)水性ア
ニオン性マロアルミネート錯体により達成でき
る。このような組成物を含む弱アルカリ性、(約
7.0より高く9.0より低いPH)水性口腔内組成物は
口腔内組成物中で虫歯の出現率及び程度を低下さ
せるのに効果的であることがわかつた。 上記のマロアルミネート錯体は口腔内に用いる
のに適した担体と組合せて提供できる。このよう
な担体には、歯みがき及び予防ペーストの場合、
洗浄、艶出剤及びこのような組成物の他の成分が
含まれる。局部用溶液や口内洗浄剤の場合は、適
した担体には水その他の液体が含まれる。実際、
活性剤を口内硬組織へ供給できる実質的に任意の
水性担体が本発明に用いることができる。 本発明のマロアルミネート錯体は0.007〜35.7
重量%、好ましくは約0.07〜3.6重量%の含量で
口腔内組成物中に与えられる。 本発明の水性アニオン性マロアルミネート錯体
はアルミニウムイオン及びリンゴ酸イオンが水性
媒体中で約7.0から約9.0の範囲のPHで少なくとも
1:1のリンゴ酸アルミニウムイオン比で与えら
れる限り各種方法により製造できる。上記のPH範
囲は下記の所望の構造式を有する錯体がこのPH範
囲においてのみ存在するらしいという点で必須要
件的なものであると考えられる。 アルミニウムイオンは例えば硫酸アルミニウム
カリウムAlK(SO42・12H2O、塩化アルミニウ
ムAl2O3・6H2O、硫酸アルミニウムナトリウム
AlNa(SO42・12H2O、硫酸アルミニウムアンモ
ニウムAlNH4(SO42・12H2O、燐酸アルミニウ
ムナトリウムNaAl3H14(PO48・4H2O、硫酸ア
ルミニウムAl2(SO43・16H2O、硝酸アルミニウ
ムAl(NO33・9H2O及びアルミン酸ナトリウム
NaAl(OH)4のような実質的に任意の水溶性アル
ミニウム塩により供給できる。 リンゴ酸アニオンはリンゴ酸としてまたはリン
ゴ酸ナトリウム、リンゴ酸カリウム、リンゴ酸ア
ンモニウム及びそれらの混合物のような実質的に
任意の無毒の水溶性リンゴ酸塩として供給でき
る。 リンゴ酸アニオン及びアルミニウムイオンは約
1:1のモル比で最適に供給できる。しかしなが
ら、本発明の利点は通常約1:1から約6:1の
範囲にあるリンゴ酸対アルミニウムのイオン比に
おいて得られる。 アニオン性マロアルミネート錯体はアルミニウ
ム及びリンゴ酸のイオンを所定の含量で水性媒体
中に約7.0より高く約9.0より低い範囲にあるPHで
供給することにより形成される。錯体の形成は約
8.0のPHで最適のようである。あるいは、所望の
錯体は本発明に従つて製造された口腔用組成物の
生成中に現場生成させてもよい。 気付かれるように錯体はアルミニウムイオン及
びリンゴ酸イオンを供給することにより調製でき
るが、錯体を調製し、かつ(アルミニウムを塩化
アルミニウムとして供給する場合に存在する塩素
イオンのような)(例えば組成物中に塩化ナトリ
ウムを随伴することにより)味に悪影響を与える
かもしれない傍観イオンの存在をなくすことが望
ましい。 このような傍観イオンの存在を防ぐため用いる
ことができる適した調製法は水性媒体中で直接錯
体を形成させるため適正なPHでアルミン酸ナトリ
ウムとリンゴ酸を反応させることである。他の方
法は硫酸アルミニウムとリンゴ酸を反応させ、次
いで水酸化バリウムの添加により硫酸イオンを除
去することにより傍観イオンを沈殿させると同時
にPHを調整することである。更に他の方法は傍観
イオンを含まないシステムを得るため混合床イオ
ン交換カラムに傍観イオン含有溶液を流すことを
含む。 当業者に明らかなように種々の他の方法が使用
できる。本発明のマロアルミネート錯体の製造方
法の例を以下の実施例中に示す。 実施例 1 アルミン酸ナトリウムを製造するため、先ずア
ルミナの消化中の水損失を防ぐための通気環流冷
却器を備えた3の三頚反応フラスコ中の
1000.00gの水に837.24g(20.93mole)の水酸化
ナトリウムペレツトを溶解した。フラスコの首の
1個からスリガラス製撹拌棒を挿入し、フラスコ
を加熱マントルで加熱することにより苛性溶液を
徐々に沸騰させた。撹拌を続け、1回毎に10〜20
gのアルミナを添加し、溶解するのを待つて更に
追加した。この方法により全量で1216.48g
(15.50mole)のアルミナを添加した。得られたシ
ロツプ状のアルミン酸ナトリウム溶液を次いで室
温まで冷却し、蒸発により損われた水を補つた。 1800mlの脱イオン水を含有する2の容量フラ
スコに10.00g(0.0037mole/)のリンゴ酸を溶
解させた。リンゴ酸溶液を激しく撹拌しながら、
上述の方法で製造したアルミン酸ナトリウム溶液
14.71g(0.0037mole/)を添加した。最終的に
水で2000mlまでに希釈した。この溶液の製造直後
の未調整PHは7.8であつた。最終希釈の前に
NaOHまたはHClによりPHを調整できる。 実施例 1A 脱イオン水100ml及びリンゴ酸26.8gを分配装
置、加熱マントル及びマグネテイツクスタラーを
備えた三首の250mlの丸底反応フラスコに添加し
た。混合物を撹拌してリンゴ酸を溶解し、緩かに
沸騰させた。アルミニウムイソプロポキシド
(20.7g)を漸増的に酸溶液に添加し、イソプロ
パノールを遊離させた。全てのイソプロパノール
を共沸により混合物から除いたところ、残りは溶
液重量を77.64g(3.48%アルミニウム)にし
た。溶液の25gを撹拌下で1638.08gの水を含有
する2のビーカーに添加した。実施例1で製造
したと同じアルミン酸ナトリウム(5.92g)を
徐々に添加することによりPH4.9で1050ppmのア
ルミニウムを含有する溶液を得た。次いでPHを水
酸化ナトリウムの添加により7.0〜9.0の範囲に調
整した。 実施例 2 CO2を含有しない脱イオン水(94.63重量部)
を磁気撹拌装置に載せたガラスビーカーに仕込ん
だ。乾燥窒素を液表面上に通し、次いで硫酸アル
ミニウム16水和物(3.76重量部)を添加し、充分
混合した。次いでリンゴ酸(1.61重量部)を添加
し、溶液が清澄になるまで混合した。得られた溶
液は窒素雰囲気中ガラス容器に貯蔵した。上記の
溶液50g(0.00596moleのアルミニウムイオン、
0.006moleのリンゴ酸)及び4%水酸化バリウム
8水和物溶液69.5g(0.0088moleバリウムイオ
ン)を別個に沸騰真近に加熱し、速かに撹拌混合
した。次いで10%水酸化ナトリウム溶液を正しく
3.4g(0.0055mole NaOH)を撹拌を続けながら
添加し、得られた混合物をその沸点近くで2時間
熟成された。混合物を室温まで冷却し、失なつた
水を撹拌下で添加して補つた。混合物を室温で6
日間放置し、清澄な上澄液を#5ワツトマン
(Whatman)紙動過器へデカンテーシヨン法で
流込み、清澄過を得た。5日間の貯蔵後得られ
た溶液は7.55のPHを有していた。 実施例 3 更蒸留した水(950ml)を1のガラスビーカ
ーに仕込み、1.7986gのAlCl3・6H2Oをこの水に
溶解し1000gのリンゴ酸を添加した。得られた溶
液のPHを一定の撹拌下で濃NaOHの滴下により
7.9±0.1に調整した。PH調整後、溶液を定量的に
1容量フラスコに移し、目盛まで満した。 実施例1〜3で得られた溶液をロータリーエバ
ポレータ中で約50℃の温度で真空蒸発させること
によりアルミニウムの濃度を5.3重量%にした。
これらの溶液は本発明に従つて口腔内組成物を処
方するのに用いた。 マロアルミネート錯体の下記構造式は核磁気共
鳴(NMR)スペクトルにより確認した。 リンゴ酸アルミニウムの構造は制御された一連
の反応中に酸性度(PH)及びプロトン磁気共鳴に
おける観察された連続的変化に関連させて塩化ア
ルミニウム、リンゴ酸及び重水酸化ナトリウムの
相対的モル量を調べることにより導き出される。
プロトン磁気共鳴スペクトルはバリアン
(Varian)NMR機、HA60により標準対照として
3−(トリ−メチル−シリル)−1−プロパンスル
ホン酸ナトリウム塩を用い重水中でとつた。PH8
では、構造は各プロトンA、B、C及びDについ
て287、259.5、115.5及び110.4サイクル/秒でプ
ロトン磁気共鳴吸収を有する。プロトンBの吸収
は広い四重線であり、一方プロトンC及びDの吸
収は互いに重なつて広い多重線となつている2組
の4重線同志である。 マロアルミネート錯体からなる口腔内組成物 本発明のマロアルミネート錯体は研磨材、水及
び他の無毒性物質のような担体からなる口腔内組
成物中に用いるための虫歯予防剤として顕著な有
用性を示した。本発明の組成物は水溶液形態(例
えば局部治療溶液中あるいは水性口内洗浄剤中)
で歯に適用できる。しかしながら、これらはまた
研磨材のようなイオン的に相容性のある担体1種
以上を含有する虫歯予防用の他の口腔内組成物
(例えば、歯みがき及び予防ペースト)にも適し
ている。一般に、本発明に従つて製造した口腔内
組成物はマロアルミネートアニオンとし計算して
約0.007〜35.7重量%の、好ましくは約0.07〜3.6
重量%のマロアルミネート錯体からなる。 歯みがき調製剤 歯みがき調製剤等のような家庭での常用に適し
た口腔内組成物は典型的には口腔内に用いるのに
適した担体として相容性のある洗浄、艶出剤を約
10〜95重量%含む。 歯みがき調製剤中に用いるのに適した各種の相
容性のある洗浄、艶出剤には本願と同一発明者で
あるジヨセフ・シー・ミユーラーら(joseph C.
Muhler et al)による米国特許出願「精製した焼
成カオリン研磨材からなる歯みがき調製剤
(DENTRIFRICE RREPARATIONS
COMPRISING PURIFIED、CALCINED
KAOLIN ABRASIVES)」に開示された精製した
焼成カオリン研磨材;商標「カオポライト
(kaopolite)SF」として市販されている米国特
許第3105013号に記載されたタイプの焼成ケイ酸
アルミニウム研磨材、米国特許第3450813号に記
載されかつ特許請求されているケイ酸ジルコニウ
ム及び焼成及び未焼成タルク、Mg3SI4O10
(OH)12及び硫酸バリウムが含まれる。これらの
研磨材の混合物もまた使用できる。好ましくは精
製した焼成カオリン研磨材がこのような歯みがき
調製剤中に使用される。 本発明に従つた歯みがき調製剤は通常の方法で
製造され、全体的な組成物を市販品として適する
ようにする付加成分を通常含有している。 従つて、練歯みがきは所望の口当り性を付与す
るため結合剤物質を必要とする。この目的にはア
ルコキシル化セルロース誘導体、エチレンオキシ
ドをプロピレンオキシドとプロピレングリコール
の縮合生成物に添加して得られる非イオン性試
薬、トラガカントゴム、カラヤゴム、アラビアゴ
ム、キサンタンゴム等のような天然ゴム結合剤及
びアイルランドゴケ、アルキン酸塩のような海草
誘導体及びカルボキシメチルセルロースナトリウ
ムのような水溶性セルロース誘導体が使用でき
る。「ラポナイト(Laponite)」のような合成コロ
イド状ケイ酸マグネシウムもまた使用でき、ゲル
タイプの処方に好ましい。望ましくは、これらの
物質はアルミニウムイオンと最も相容性のあるも
のを用いる。また口当りの改善もコロイド状ケイ
酸マグネシウムアルミニウムまたはコロイド状シ
リカのような付加物質を含有させることにより達
成される。0.5〜5.0重量%の量の結合剤を用いて
満足できる練歯みがきが得られる。 練歯みがきは石けん剤を含有しているのが都合
良い。適した石けん剤にはラウリル硫酸ナトリウ
ムのようなアルキル基に8〜18個の炭素原子を有
する水溶性アルキル硫酸塩、エトキシル化脂肪エ
ーテルまたはエトキシル化脂肪アルコールエステ
ル、ココナツモノグリセリドスルホン酸ナトリウ
ムのようなアルキル基に10〜18個の炭素原子を有
する脂肪酸のスルホン化モノグリセリドの水溶性
塩、ナトリウム−N−メチルパルミトイルタウリ
ンのようなタウリンの脂肪族アミドの塩、アニオ
ン性界面活性剤及びイセチオン酸の脂肪酸エステ
ルの塩が含まれるが、これらに限定されるわけで
はない。石けん剤は本発明の組成物中に全組成物
の約0.5〜5.0重量%の量で使用できる。 また練歯みがきの硬化を防ぐためこの中に保湿
剤を含有させるのが望ましい。この目的のため一
般に用いられる物質にはグリセリン、ソルビトー
ル及び他の多価アルコールである。保湿剤は通常
練歯みがき組成物の35%までを占める。ゲルタイ
プの処方の場合は保湿剤は80重量%のような高い
含量で使用してもよい。 最後に、風味剤物質、例えば少量の冬緑油やハ
ツカ油及びサツカリン、デキストロース及びレブ
ロースのような甘味剤を練歯みがきに入れること
ができる。 本発明の錯体を用いた歯みがき組成物を以下の
実施例に示す。 実施例 4 成 分 重量部 マロアルミネート錯体(実施例1) 3.78 精製した焼成カオリン 37.00 水 21.05 ソルビトール 17.50 グリセリン 14.00 ラウリル硫酸ナトリウム 1.50 ヒユームドシリカ 2.00 キサンタンガム 1.50 風味剤、着色剤等 1.46 水酸化ナトリウム(50%) 0.21 100.00 実施例 5 成 分 重量部 マロアルミネート錯体(実施例2) 3.78 焼成ケイ酸アルミニウム 37.00 水 17.27 ソルビトール 17.50 グリセリン 14.00 ラウリル硫酸ナトリウム 1.50 ヒユームドシリカ 2.00 キサンタンゴム 1.50 風味剤、着色剤、保存剤等 1.46 水酸化ナトリウム(50%) 0.21 100.00 実施例 6 成 分 重量部 マロアルミネート錯体(実施例3) 7.56 ケイ酸ジルコニウム 37.00 水 17.27 ソルビトール 17.50 グリセリン 14.00 ラウリル硫酸ナトリウム 1.50 ヒユームドシリカ 2.00 キサンタンゴム 1.50 風味剤、着色剤、保存剤等 1.46 水酸化ナトリウム(50%) 0.21 100.00 実施例 7 成 分 重量部 塩化アルミニウム 0.89 リンゴ酸 0.50 精製した焼成カオリン 27.00 水 22.16 ソルビトール 17.50 グリセリン 14.00 ラウリル硫酸ナトリウム 1.50 ヒユームドシリカ 2.00 キサンタンゴム 1.50 保存剤、風味剤等 1.46 水酸化ナトリウム 1.49 100.00 適したゲルタイプの歯みがきの処方を実施例8
に示す。 実施例 8 成 分 重量部 マロアルミネート錯体(実施例1) 7.56 沈殿シリカ 22.00 ソルビトール 60.54 グリセリン 4.50 ラウリル硫酸ナトリウム 1.50 合成ケイ酸ナトリウムマグネシウム 1.00 カルボキシメチルセルロースナトリウム 0.20 水酸化ナトリウム(50%) 0.70 風味剤等 2.00 100.00 予防ペースト組成物 本発明の口腔用組成物は所望の歯みがき調製剤
に加え、専門的に(すなわち歯科医または歯科衛
生士により)または専門家の監督下で本人が適用
することにより比較的少ない頻度で用いられる予
防ペースト組成物を含む。予防ペースト組成物は
その中の洗浄、艶出成分がより研磨力があり(従
つてより良好な清浄剤である)という点で歯みが
き組成物と一般に異なる。予防ペースト組成物は
1年に1回または2回しか適用されないので、歯
みがき組成物におけるより強い研磨力のある洗
浄、艶出剤を用いても安全である。(すなわち、
頻繁に使用する歯みがき調製剤にこのより研磨力
のある洗浄、艶出剤を用いると、この薬剤は口腔
内の硬組織を永久的に損うことになる。) 歯みがき調製剤中に入れるのに適した洗浄、艶
出剤として前述した相容性のある物質もまた予防
ペースト組成物の洗浄、艶出剤成分として使用で
きる。しかしながら、所望の最適な程度で洗浄、
艶出効果を達成するためには、物質により異なる
粒径及び表面構造が必要である。例えば、歯みが
き調製剤中に用いるのに適したケイ酸ジルコニウ
ム調製法が米国特許第3450813号中に開示かつ特
許請求されており、予防ペースト組成物中に用い
るのに適したケイ酸ジルコニウム洗浄、艶出剤が
米国特許第3257282号及び同第3330732号中に記載
かつ特許請求されている。 本発明に従つた予防ペースト組成物はマロアル
ミネートアニオンとして計算して約0.007〜35.7
%、好ましくは約0.07〜3.6%のマロアルミネー
ト錯体を含有する。洗浄、艶出剤は担体として作
用し、当業者によく知られているように特定の処
方に従つて約20〜80重量%の範囲で使用される。 予防ペースト組成物は通常の方法で製造され、
全体的な組成物を市販品として適するようにする
付加成分を通常含有する。例えば、予防ペースト
組成物は典型的には漂白剤、結合剤、保湿剤、風
味剤等のような通常の成分を包含する。本発明に
従つて製造した好ましい予防ペースト組成物を実
施例9として以下に示す。 実施例 9 成 分 重量部 マロアルミネート錯体 10.0 ケイ酸ジルコニウム 50.0 結合剤 2.0 保湿剤 20.0 甘味剤、風味剤等 2.0 水 16.0 100.0 他の口腔内組成物 歯みがき及び予防ペーストの他に本発明は他の
組成物(例えば局部用溶液及び口内洗浄剤)と組
合せて使用できる。この場合、以下の実施例に示
すようにマロアルミネートアニオンとして計算し
て約0.007〜35.7%、好ましくは約0.7〜3.6%の範
囲でマロアルミネート錯体を含有する。 実施例 10 局部用溶液 成 分 重量部 マロアルミネート錯体(実施例1) 7.55 水 91.80 ノニオン性界面活性剤 0.50 風味剤、甘味剤 0.05 100.00 実施例 11 口内洗浄剤調製剤 成 分 重量部 塩化アルミニウム 0.90 リンゴ酸ナトリウム 0.66 水 71.27 成 分 重量部 水酸化ナトリウム 0.35 ソルビトール 8.00 グリセリン 5.00 エタノール(95%) 12.00 風味剤、着色剤等 0.22 ノニオン性界面活性剤 1.60 100.00 実験的評価 本発明のマロアルミネート錯体含有口腔内組成
物の著しい虫歯予防の利点は虫歯予防剤の効果を
評価するための標準的な実験動物であるラツトを
用いて行なつた虫歯の研究において立証された。
ウイスター(Wistan)種のラツトの乳離れした
小児(生後28日目)、合せて156匹を性、体重、及
び同産群により8つの等しい群に無差別に分割し
た。この小児の親達には交尾の1週間前から低含
量弗化物トウモロコシ食餌及び弗化物未含有再蒸
留飲料水を与えた。母親のラツト達は21日間の妊
娠期及び引続き分娩後の28日間の離乳期中これと
同じ養生法に保持した。この方法は、小児をその
生育中弗化物の外からの源へ曝すことはしなかつ
た。 離乳後、生後28日目のラツトに低含量弗化物貯
蔵トウモロコシ虫歯誘発性食餌及び弗化物未含有
再蒸留水を任意量与えた。1週間につき5日間毎
日1回左右の下アゴの臼歯を各局部処理溶液で1
分間ずつ各々ふいた。綿棒を用いてこの1分間の
処理中各15秒間新たに溶液に浸すことにより溶液
を臼歯に塗つた。治療に用いた局部用溶液は以下
の通りである。
【表】
【表】 全ての溶液のPHを濃NaOH溶液を用いて調製し
た。全ての溶液は、毎日新たに製造しなければな
らないSnF2処理溶液以外は実験の開始3日前に
製造した。これらの原液は、不安定さのため週に
1回新たに製造しなければならない200ppm Al+3
+0.38%乳酸溶液以外は全実験を通して使用し
た。 ラツトはセリ上りスクリーン床を有したカゴ内
の空気調節された室内に入れ、実験室動物を世話
する場合の通常の衛生的手段は厳重に守つた。光
は12時間の照光及び12時間の消光が確実になるよ
うに調整した。 ラツトの重量を先ず測定し、次いで実験の完了
まで1月毎に測定した。第7群の対照動物は虫歯
の進行が分析するのに適当な段階に達したときを
決定するため実験中に定期的に殺した。この動物
実験にとつては充分な程度の虫歯が発達するまで
11週間実験を続けることが必要であつた。11週間
後、動物をクロロホルムの吸入により殺した。臼
歯を取出し、2日間10%ホルマリンに漬け、次い
で試験観察時まで70%エタノール中に貯蔵した。
全ての動物は試験管による処理群の確認を防ぐた
めコード化した。歯を空気乾燥し、20倍の双眼解
剖顕微鏡を用いて虫歯の出現率及び程度を決定し
た。虫歯は鋭い歯科用探針を用いて病巣の位置及
び大きさに従つた試験形態に合せ正しく作表し
た。要するに、虫歯の採点方法は以下の通りであ
る。各溝窩洞はその位置(出現率)に従つて1病
巣として数えた。すなわち第一、第二及び第三臼
歯は各々3、2及び1個の溝を有している(貯蔵
トウモロコシ食餌の使用は溝の虫歯のみを誘発す
る)。病巣の大きさ(程度)はこれらを1、2、
3と任意に分類化することにより行なつた。ここ
で1は検出できる最小であり、2は歯質への深い
浸透を示し、3は溝または尖頭の破壊及び髄室内
の完全な空胴形成である。全ての歯は2人の異な
る試験管により個別に試験され、先入観なしに分
類された。 虫歯のデータは下表に示した通りである。上記
の実験で得られた結果を確認するため、全ての実
験を繰返した。繰返し実験からのデータも表に示
した。2つの実験データはまた表に組合せ形態で
掲げた。 数字的には全ての実験群は虫歯の低下を示し
た。しかしながら、アルミニウム+酢酸(第1
群)及びアルミニウム+乳酸(第2群)の両実験
の結果は対照より統計的に著しくはないが第3群
及び第4群(各々酸性及びアルカリ性PHにおける
アルミニウム及びリンゴ酸並びに弗化物)及び第
5群(弗化第一錫)の場合は結果が著しかつた。
弗化物未含有群である第8群(マロアルミネート
錯体)のみが著しい低下を生じた。本発明のマロ
アルミネート錯体で達成された結果は弗化第一錫
で得られた低下とは統計的に著しく異なつてはい
ないが、これらは弱アルカリ性領域内のPHにおい
て口腔内組成物中にマロアルミネート錯体を用い
ることにより弗化物がなくても著しい虫歯低下が
達成できることを示している。
【表】
【表】

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 虫歯を予防するのに効果的でかつ無害の量の
    構造式 で表わされる水性アニオン性マロアルミネート錯
    体及び口腔内に用いるのに適した担体からなり、
    そのPHが約7.0〜9.0の範囲にある虫歯予防性口腔
    用組成物。 2 担体は歯用研磨材からなる特許請求の範囲第
    1項記載の口腔用組成物。 3 歯用研磨材は精製した焼成カオリンである特
    許請求の範囲第2項記載の口腔用組成物。 4 担体は水からなる特許請求の範囲第1項記載
    の口腔用組成物。 5 マロアルミネート錯体はマロアルミネート錯
    体アニオンとして計算して組成物の約0.007〜
    35.7重量%の含量で存在する特許請求の範囲第1
    項記載の口腔用組成物。
JP9291277A 1976-08-02 1977-08-02 Maloalminate complex for prevention of decayed tooth Granted JPS5341416A (en)

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