JPS6155929A - 溝付ロ−ル回転方式のリ−ドフレ−ム整列装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、リードフレーム整列装置、特にＩＪ　−ドフ
レームを高速でかつ安定に整列させる溝付ロール回転方
式のリードフレーム整列装置に関するものである。

〔従来の技術〕

従来のリードフレーム整列装置としては、第３図（４）
に示すようにガイＰ１に対して垂直に設けられたシャッ
ター２を左右に開放することによりリードフレーム３を
落下させて収納ケース（図示しない）に収納する水平シ
ャッタ一方式や、第３図［Ｂ）に示すようにガイド１に
支点４で連結されたシャッター２を回転させることによ
り矢張りリードフレーム３を落下させて収納ケース（図
示しない）に収納するシャッター反転方式や、第３図（
Ｃ）に示すようにシュータ−５に乗せたリードフレーム
３をシュートして収納ケース６に収納するシュータ一方
式等がある。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上述した従来の方式には下記の問題点がある。

（１）リードフレーム３の収納枚数が増えてり一１フレ
ーム３が積み重なっても、収納ケース６が固定されてい
るので、リードフレーム３の落下距離が変る。つます、
リードフレームの初めの方例えば１枚目の収納時と終シ
の方例えは最後の収納時との落下距離が変り、特に初め
の方の収納時には落下距離が長いので、リードフレーム
３の落下状態が不安定になり、リードフレーム３の裏、
表が一定せず、ひつくり返ることがある。（２）収納ケ
ース６が固定されておりかつリードフレーム３の落下距
離に制約があるために、ＩＪ−ドフレーム３の収納枚数
に限界があり、例えば１００枚程度しか収納出来ない。

（３）リードフレーム３が収納ケース６を飛び越えて収
納出来ない。（４）収納速度が低速であるので、プレス
の稼動率が低下し、歩留も低下〔問題点を解決するため
の手段〕 そこで、本発明は、リードフレームを早送りするコンイ
アと、シャッターとしてロール周囲の少なくとも４個所
に溝が設けられた一対の溝付ロールと、これらの溝付ロ
ールを回転させる第１の駆動手段と、リードフレームを
収納する収納ケースと、この収納ケースを動かす第２の
駆動手段とを用いる。

〔作用〕

コンベアカラ溝付ロールの溝ヘリーＰフレームを挿入し
、溝付ロールを９０°または４５°回転させ、リードフ
レームを落下させて収納ケースに収納する。ＩＪ　　１
，１フレームを数枚収納する毎に収納ケースを下降させ
る。

〔実施例〕

第１図は本発明に係る溝付ロール回転方式のリードフレ
ーム整列装置の一実施例を示す斜視図であり、そして第
２図は第１図に示したリードフレーム整列装置の主要部
の拡大斜視図である。各図において、１６は架台であり
、この上に左側、右側の収納ケース６Ｌ　、　６Ｒ，が
それぞれ左側、右側のシリンダー７Ｌ、７几によってセ
ットされる。

８Ｌおよび８Ｒは一対の溝付ロールであり、各ロール周
囲の４個所に溝８ａが設けられかつ収納ケース６Ｌまた
は６Ｒの上方に配置される。左側、右側の溝付ロール８
Ｌ、８ＲＨその長手方向の中心にある軸によってそれぞ
れ平歯車９Ｌ、９Ｈに連結され、これらの平歯車は互に
かみ合う。　平歯車も軸によってそれぞれゴムロールＩ
ＯＬ、１０几に連結される。これらのゴムロールは互に
摺動し、またその目的は平歯車だけでは・２ツクラツシ
ユのために左側と右側の溝付ロール８Ｌと８几の同調を
取るのが困難であるのでゴムロールを取付けてガタのな
い同調を取ることである。一方のゴムロール例えばＩＯ
Ｌは、ｅシスモータ１１へその１１３によって連結され
る。上述゛した平歯車９Ｌおよび９几、ゴムロールＩＯ
Ｌおよび１０几、並びにパルスモータ１１は一対の溝付
ロール８Ｌおよび８几を回転させる第１の駆動手段を構
成する。１２Ｌ、１２Ｒはそれぞれ左側、右側の収納ケ
ース６Ｌ、６几を上下に動かす左側、右側のモータであ
って、左側、右側の収納ケース６Ｌ　、　６Ｒ，を左右
に動かすそれぞれ左側、右側のシリンダー７Ｌ、７Ｒと
一緒になって第２の駆動手段を構成する。１３はフープ
状す−ｙフレーム（図示しない）を切断するプレス、１
４は切断後のり−Ｐフレーム３を早送りするコンベア、
そして１５は近接スイッチ（第２図参照）であり、一対
の溝付ロール８Ｌおよび８Ｒの各１個所の溝８３間に挿
入されたり−Ｐフレーム３が溝付ロール先端に達したこ
とを検出する。

次に、本発明のり−ｒフレーム整列装置の動作を説明す
る。まず、例えば左側のシリンダー７Ｌによシ左側の収
納ケース６Ｌを右に動かしてり−Ｐフレーム収納位置に
セットする。次に、フーゾ状リードフレームをプレス１
３で切断し、切断後のリードフレーム３（第２図参照）
をコンベア例えばベルトコンベア１４で早送りし、一対
の溝付ロール８Ｌおよび８Ｒの各１個所の溝８Ｒ間に挿
入する。挿入したリードフレーム３が更に押し進められ
溝付ロール先端に達して挿入完了させられると、これを
近接スイッチ１５が検出する。その後、ノソルスモータ
１１を１ステツプ駆動することによシ左側および右側の
ゴムロールＩＯＬおよび１０Ｒ並びに左側および右側の
平歯車９Ｌおよび９几を介して一対の溝付ロール８Ｌお
よび８Ｒが同時にかつ互に内側に９０°回転させられる
ので、１枚目のリードフレーム３は所定の短い落下距離
だけ落下して左側の収納ケース６Ｌに収納される。

このようにして２枚目、３枚目・・・・・・・・・・・
・のリードフレーム３が収納され、数枚積み重なったら
カウンタ（図示しない）からの信号でタイマー設定時間
だけ左側のモータ１２Ｌを回転させ、左側の収納ケース
６Ｌを１段下降させる、すなわち次のリードフレームが
１枚目と同じ落下距離だけ落下するように左側の収納ケ
ース６Ｌを下降させる。そしてリードフレーム３がまた
数枚収納されたら、左側の収納ケース６Ｌをもう１段下
降させる。このような動作を繰り返して左側の収納ケー
ス６Ｌが満杯になったら、右側のシリンダー７Ｒにより
右側の収納ケース６几を左に動かしてリードフレーム収
納位置にセントし、リードフレーム３の収納を開始する
。また、満杯になった左側の収納ケース６Ｌはそろそろ
と低速で上昇させられ、停止後整列させられたり一ドフ
レームを取出す。以後、右側と左側の収納ケース６几と
６Ｌに交互にかつ連続してリードフレームの整列作業を
行う。

本発明のリードフレーム整列装置は、装置をスケールア
ップすれば、上述のリードフレームに限らず、もつと大
きなサイズの平板等の整列作業にも応用できる。また、
溝付ロールの溝を４５°間隔で８個所設ければ、リード
フレームよりも小さなサイズの物品の高速整列作業にも
応用出来る。

〔発明の効果〕

本発明によれば下記の効果が得られる。

（１）簡便な一対の溝付ロールを内側に回転させるだけ
の装置であるので、リードフレームの落下距離を短くで
き、安定した整列作業が出来る。

（２）　　ロール周囲の４個所に溝を設けた溝付ロール
であるので、一方回転しかも９０°回転のみでリードフ
レームを落下させることが出来、従って高速整列作業が
出来る。

（３）リードフレームのサイズ替えの場合は、一対の溝
付ロールを交換するだけで対応出来る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す斜視図、第２図は第１
図に示した実施例の主要部の拡大斜視図、第３図は従来
方式を示す側面図である。 ３・・・リードフレーム、６Ｌおよび６Ｒ・・・左側お
よび右側の収納ケース、７Ｌおよび７ＹＬ・・・左側お
よび右側のシリンダー、８Ｌおよび８Ｒ・・・左側およ
び右側の溝付ロール、８ａ・・溝、１１・・・／ξルス
モータ、１２Ｌおよび１２Ｒ・・・左側および右側のモ
ータ、１４・・・コンベア。

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）切断後のリードフレームを早送りするコンベアと
   、ロール周囲の少なくとも４個所に溝が設けられかつこ
   の溝に前記リードフレームが挿入される一対の溝付ロー
   ルと、リードフレーム挿入完了後に前記一対の溝付ロー
   ルを同時にかつ互に内側に回転させる第１の駆動手段と
   、前記溝付ロールの回転によつて落下する前記リードフ
   レームを収納する収納ケースと、この収容ケースを左右
   または上下に動かす第２の駆動手段とを備え、前記リー
   ドフレームを数枚収納する毎に前記収納ケースを下降さ
   せることを特徴とする溝付ロール回転方式のリードフレ
   ーム整列装置。
2. （２）溝付ロールは、その周囲の４個所に溝が設けられ
   かつ９０°回転させられる特許請求の範囲第１項記載の
   リードフレーム整列装置。
3. （３）溝付ロールは、その周囲の８個所に溝が設けられ
   かつ４５°回転させられる特許請求の範囲第１項記載の
   リードフレーム整列装置。