JPS615478A

JPS615478A - 磁気記録装置

Info

Publication number: JPS615478A
Application number: JP12497184A
Authority: JP
Inventors: Michio Yanagisawa; 通雄柳澤
Original assignee: Seiko Epson Corp; Suwa Seikosha KK
Current assignee: Seiko Epson Corp; Suwa Seikosha KK
Priority date: 1984-06-18
Filing date: 1984-06-18
Publication date: 1986-01-11

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔技術分野〕本発明は、磁気記録装置の磁気ヘッドをステップモータ
を用いて高精度な位置決めを行うためのキ、ヤリノジの
機構に関する。

〔従来技術〕

従来の磁気記録装置において、磁気ヘッドの位置決め機
構は、スウィングアーム方式と、リニアトラック方式に
大別できる。スウィングアーム方式ではヘッドギャップ
が磁気ディスクのトラックに対して傾きを持つために特
に、小型の磁気ディスクを用いる場合には高密度化に対
して不利である。リニアトラック方式を用いた場合に・
動力の伝達方法としては、ピニオンラックを用いるか、
スチールベルトを用いるものが多いが、スチールベルト
は寿命の問題で、高速でひんばんに動作させる場合には
不利になり、また多回転型のステップモータを用いる場
合には位置決め精度が低下する。ピニオンラックを用い
た場合には、バックラックが位置決め誤差の原因となり
、このパックラッシを取り除くためにピニオンラックを
予圧する場合には、キャリンジ全体をフレームがら押付
ける方法が考えられているか、ピニオンラックが摩耗す
るとキャリッジが傾きを生じてしまう欠点がある。

本発明と同様にピニオンラックを用いたリニアトラック
方式によるキャリッジの痘置決め機構と゛しては、第１
図、第２図に示すようなものが考えられている。磁気ヘ
ッドが固定されたキャリッジ　′１は、案内軸２の回り
に回転が可能な状態で支持されており、キャリッジに固
定されたラック３がステップモータ８の軸のピニオン４
とかみ合っている。このときフレーム５からスプリング
６とローラ７によってキャリッジは押されていて、ピニ
オンにラックが押付けられているためにバラクラクシを
少なくすることが可能となっている。

しかし、このような機構では、キャリッジの支持を案内
軸とピニオンラックによって行っているために、ピニオ
ンラックの摩耗によって１キヤリツジの傾きか生じて磁
気−・ラドが傾いてしまうという欠点があるために、た
とえばウィンチェスタ型のハードディスク装置などのよ
うに、ディスク面とヘッドのギャップが１ミクロン以下
という場合にはヘッドの傾きは小さいものであっても望
ましくなく、特にその原因が摩耗による変形という定量
的な把握が容易でない場合はなおさらであり、高密度記
録の達成に非常に不利な原因となってし重う〇ピニオンとラックを適度に予圧してバラクラクシを取り
除く方法は、高精度な位置決めを行うために有効である
が、ピニオンラックの摩耗が生じでも磁気ヘッドが傾か
ない機構が高性能な磁気記録装置を構成する丸めに望ま
れる。

〔目　的〕

本発明では、以上の問題点を解決するために、ピニオン
ラックのバラクラクシを取り除き、かつキャリッジの支
持が一定に保たれる構造を有する機構を提供することを
目的とする。　　　　　　　　　　　４〔概　要〕本発明では、キャリッジを貫く１本の案内軸とフレーム
に固定したガイド軸を転がるキャリッジに支持されたロ
ーラによってキャリッジの水平保持を可能にし、ラック
をキャリッジと別体としてキャリッジのヒボット軸回り
にばねによってピニオンに押付ける予圧構造を特徴とす
る。

〔実施例〕

以下概略図を用いて本発明の実施例につき詳しく説明す
る。

第３図、第４図において、磁気ヘッドはキャリッジ１１
に固定されている。キャリッジは案内軸１２及び、キャ
リッジに取付けられたローラ１３とフレームに固定され
たガイド軸１４によって平面運動が保たれる。キャリッ
ジのピボット軸１５に取り付けたラック１６は、キャリ
ッジから板ばね１７によってステップモータ１８の軸に
取付けである・ピニオン１９に押付けられている。また
、ヒニオンラッ、りの歯飛びが生じない・ようにストッ
パ２０．が取付けられている０ラツクのガタを取除くた
めにばね２１が取付けられている。

〔効　果〕

この位置決め機構を用いた場合、ばねによる予圧によっ
てピニオンラックのバラクラクシが取除かれているため
に、ステップモータを用いて高精度な位置決めが可能と
なる。またピニオンラックを予圧することによって摩耗
が増しても、キャリッジの支持状態に影響を与えない構
造であるため従来の機構に比べて安定した動作の期待で
きや高性能な磁気記録装置を構成することが可能となる
・

【図面の簡単な説明】

第１図、第２図は従来の位置決め機構を示す図０第３図
、第４図は本発明の一実施例である位置決め機構を示す
図。１１・・・キャリッジ　　　１２・・・案内軸１６・・
・ローラ　　　　　　１４・・・ガイド軸１５・・・ピ
ボット軸　　　１６・・・ラック１７・・・板ばね　　
　　　１８・・・ステップモータ１９・・・ピニオン　
　　　２０・・・ストッパ２１・・・ばね第２区第３図第４図

Claims

【特許請求の範囲】

磁気ディスクの書き込み、読み出しを行うための磁気ヘ
ッドを、磁気ディスクの所要のトラックに位置決めする
ために、半径方向に直線運動させるための機構で、磁気
ヘッドを固定したキャリッジはステップモータとピニオ
ンラックを用いて位置決めを行う構成になっており、ラ
ックはピボット軸によってキャリッジに支持され、ばね
によってモータ軸のピニオンに押付けられ予圧が与えら
れ、フレームに固定したガイド軸上を転がるローラと、
キャリッジを貫く案内軸でキャリッジを支持しており、
２本の軸によるキャリッジの水平保持と、ラックをキャ
リッジに固定しない予圧構造を有することを特徴とする
磁気記録装置。