JPS6154439B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6154439B2 JPS6154439B2 JP54053121A JP5312179A JPS6154439B2 JP S6154439 B2 JPS6154439 B2 JP S6154439B2 JP 54053121 A JP54053121 A JP 54053121A JP 5312179 A JP5312179 A JP 5312179A JP S6154439 B2 JPS6154439 B2 JP S6154439B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- steam
- cylindrical member
- base
- tank
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 20
- 230000008016 vaporization Effects 0.000 claims description 17
- 238000009834 vaporization Methods 0.000 claims description 12
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 claims description 10
- 239000011810 insulating material Substances 0.000 claims description 2
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 20
- 238000013021 overheating Methods 0.000 description 3
- 229920002379 silicone rubber Polymers 0.000 description 3
- 239000004945 silicone rubber Substances 0.000 description 3
- 229910052573 porcelain Inorganic materials 0.000 description 2
- 238000009825 accumulation Methods 0.000 description 1
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- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 1
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- 238000010186 staining Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Irons (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はタンクと気化室をノズル部を介して連
絡する滴下式スチームアイロンに関するもので、
特にタンク内の水を円滑に気化室へ供給すること
により安定したスチームの噴出を得るものであ
る。
絡する滴下式スチームアイロンに関するもので、
特にタンク内の水を円滑に気化室へ供給すること
により安定したスチームの噴出を得るものであ
る。
従来この種のスチームアイロンは第３図に示す
ように気化室２１内にノズル部２２が突出してい
たゝめノズル部が高温となり、特にドライで使用
している時はベースの温度が200℃にもなり、こ
の状態でノズル部を開いてもノズル部が過熱して
いるためその内表面に気泡が付着し、滴下が妨げ
られる。通常のスチーム使用時は滴下量が多いと
十分に気化されず、熱湯のまゝ噴出して水もれ現
象が生じ衣類にシミを付けたり、また逆に滴下量
を抑えるためにノズル部の穴を小さくすると滴下
が不安定となり、前記のようにドライで使用した
後使用するときはその現象が顕著になるなど常に
良好な水の滴下を得ることは非常に難しいもので
あつた。
ように気化室２１内にノズル部２２が突出してい
たゝめノズル部が高温となり、特にドライで使用
している時はベースの温度が200℃にもなり、こ
の状態でノズル部を開いてもノズル部が過熱して
いるためその内表面に気泡が付着し、滴下が妨げ
られる。通常のスチーム使用時は滴下量が多いと
十分に気化されず、熱湯のまゝ噴出して水もれ現
象が生じ衣類にシミを付けたり、また逆に滴下量
を抑えるためにノズル部の穴を小さくすると滴下
が不安定となり、前記のようにドライで使用した
後使用するときはその現象が顕著になるなど常に
良好な水の滴下を得ることは非常に難しいもので
あつた。
本発明は以上のような従来の欠点を解消し、安
定した水の滴下が得られるスチームアイロンを提
供するものである。
定した水の滴下が得られるスチームアイロンを提
供するものである。
以下本発明の一実施例を添付図面により説明す
ると、図において１はヒータ２を有するベースで
気化室３を形成している。４は上記気化室３と連
通した蒸気室で、気化室３で発生したスチームを
噴出するスチーム孔５を開孔している。６はベー
ス１上に固着した蓋板、７はカバー、８は一端を
気化室３の底面に向つて開口した筒状部材で蓋板
６に固着しており、シリコンゴムあるいは磁器等
の耐熱性で熱絶縁性のよい材料でつくられてい
る。９はベース１上に設置したタンクで、常時は
ベース側に形成したバネ部材１０により保持され
ており着脱自在に構成している。１１はこのタン
ク９の底部に設けたノズル部で、上端に設けたス
チーム釦１２によつて上下動自在な開閉杆１３に
より開閉することができるとともに、このノズル
部１１は前記筒状部材を介して気化室３と連絡し
ている。１４は注水口である。タンク内の水はス
チーム釦１２によつて開閉杆１３を上昇させる
と、ノズル部１１の穴１５から筒状部材８を経て
気化室３に供給される。気化室３で発生したスチ
ームは蒸気室４に送られ、スチーム孔５より噴出
する。ノズル部１１の穴１５から滴下する水はそ
の表面張力によつて球状に垂れ下がり、タンク内
の水頭圧と気化室内の蒸気圧のバランスによつて
滴下する。このような水の滴下を阻害する要因の
一つとして前記のようなノズル部が過熱されるこ
とによつて生じる気泡で穴が閉じられることが上
げられる。
ると、図において１はヒータ２を有するベースで
気化室３を形成している。４は上記気化室３と連
通した蒸気室で、気化室３で発生したスチームを
噴出するスチーム孔５を開孔している。６はベー
ス１上に固着した蓋板、７はカバー、８は一端を
気化室３の底面に向つて開口した筒状部材で蓋板
６に固着しており、シリコンゴムあるいは磁器等
の耐熱性で熱絶縁性のよい材料でつくられてい
る。９はベース１上に設置したタンクで、常時は
ベース側に形成したバネ部材１０により保持され
ており着脱自在に構成している。１１はこのタン
ク９の底部に設けたノズル部で、上端に設けたス
チーム釦１２によつて上下動自在な開閉杆１３に
より開閉することができるとともに、このノズル
部１１は前記筒状部材を介して気化室３と連絡し
ている。１４は注水口である。タンク内の水はス
チーム釦１２によつて開閉杆１３を上昇させる
と、ノズル部１１の穴１５から筒状部材８を経て
気化室３に供給される。気化室３で発生したスチ
ームは蒸気室４に送られ、スチーム孔５より噴出
する。ノズル部１１の穴１５から滴下する水はそ
の表面張力によつて球状に垂れ下がり、タンク内
の水頭圧と気化室内の蒸気圧のバランスによつて
滴下する。このような水の滴下を阻害する要因の
一つとして前記のようなノズル部が過熱されるこ
とによつて生じる気泡で穴が閉じられることが上
げられる。
本発明は熱絶縁性の筒状部材８を介してノズル
部１１と気化室３を連結することにより、ノズル
部１１が過熱されるのを防止し、アイロンをスチ
ームを発生させないで使用するいわゆるドライ使
用の直後でも安定した水の供給を行うものであ
る。又、実施例では筒状部材８は、ノズル部１１
の下方に延ばし、水滴のたまり部ａを設けてい
る。これは垂れ下つた水滴が筒状部材８内壁と接
触し、表面張力を破つて水を気化室３へ円滑に導
き出すために配慮したものである。
部１１と気化室３を連結することにより、ノズル
部１１が過熱されるのを防止し、アイロンをスチ
ームを発生させないで使用するいわゆるドライ使
用の直後でも安定した水の供給を行うものであ
る。又、実施例では筒状部材８は、ノズル部１１
の下方に延ばし、水滴のたまり部ａを設けてい
る。これは垂れ下つた水滴が筒状部材８内壁と接
触し、表面張力を破つて水を気化室３へ円滑に導
き出すために配慮したものである。
この筒状部材８は前述のようにノズル部の過熱
を防止するために着想したものであるが、過熱防
止という観点からのみすれば、ノズル部自体をシ
リコンゴムや磁器でつくることも考えられる。し
かし、ノズル部の穴は一定の水を供給するために
厳格な穴径の管理、精度が要求されるものであ
り、このような高精度の穴を、たとえばシリコン
ゴムに直接設けることはきわめて困難である。
を防止するために着想したものであるが、過熱防
止という観点からのみすれば、ノズル部自体をシ
リコンゴムや磁器でつくることも考えられる。し
かし、ノズル部の穴は一定の水を供給するために
厳格な穴径の管理、精度が要求されるものであ
り、このような高精度の穴を、たとえばシリコン
ゴムに直接設けることはきわめて困難である。
本発明はこのような考察のもとに筒状部材を採
用するとともに、この筒状部材をベース側に取付
けたものであり、タンクをアイロン本体に着脱す
るときノズル部との結合が容易に行えるようその
上部開口をろ斗状に広げている。
用するとともに、この筒状部材をベース側に取付
けたものであり、タンクをアイロン本体に着脱す
るときノズル部との結合が容易に行えるようその
上部開口をろ斗状に広げている。
以上のように本発明によれば、ノズル部の過熱
を抑え常に安定した水の滴下が行えるとともに、
熱絶縁材料よりなる筒状部材によつてノズル部の
下方に水たまり部ができるので、タンク内の水位
によつて変化する滴下量の影響を少なくすること
ができ安定したスチームの噴出が得られる。また
タンクがアイロン本体に着脱自在なスチームアイ
ロンの場合、注排水時等においてタンクが取外さ
れた状態では、筒状部材がベース側に取付けられ
ているためタンクの底部より下方へ大きく突出す
ることもないので、その使い勝手が良好なものと
なり、かつ取扱いにおいて筒状部材が脱落した
り、紛失したりする恐れもない等の効果を有す
る。
を抑え常に安定した水の滴下が行えるとともに、
熱絶縁材料よりなる筒状部材によつてノズル部の
下方に水たまり部ができるので、タンク内の水位
によつて変化する滴下量の影響を少なくすること
ができ安定したスチームの噴出が得られる。また
タンクがアイロン本体に着脱自在なスチームアイ
ロンの場合、注排水時等においてタンクが取外さ
れた状態では、筒状部材がベース側に取付けられ
ているためタンクの底部より下方へ大きく突出す
ることもないので、その使い勝手が良好なものと
なり、かつ取扱いにおいて筒状部材が脱落した
り、紛失したりする恐れもない等の効果を有す
る。
第１図は本発明の一実施例を示す要部断面側面
図、第２図は同一部断面図、第３図は従来例の要
部断面図である。 １……ベース、３……気化室、８……筒状部
材、１１……ノズル部。
図、第２図は同一部断面図、第３図は従来例の要
部断面図である。 １……ベース、３……気化室、８……筒状部
材、１１……ノズル部。
Claims (1)
- １ 気化室を有するベースと、このベース上方に
設置した把手と、底部に設けたノズル部を介して
前記気化室と連絡する着脱自在なタンクとを備
え、前記ノズル部はベース側に取付けた熱絶縁材
料よりなる筒状部材を介して前記気化室と着脱自
在に連結したことを特徴とするスチームアイロ
ン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5312179A JPS55143200A (en) | 1979-04-27 | 1979-04-27 | Steam iron |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5312179A JPS55143200A (en) | 1979-04-27 | 1979-04-27 | Steam iron |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55143200A JPS55143200A (en) | 1980-11-08 |
| JPS6154439B2 true JPS6154439B2 (ja) | 1986-11-21 |
Family
ID=12933961
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5312179A Granted JPS55143200A (en) | 1979-04-27 | 1979-04-27 | Steam iron |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS55143200A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS55158099A (en) * | 1979-05-29 | 1980-12-09 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Steam iron |
| JPS5971794A (ja) * | 1982-10-18 | 1984-04-23 | 松下電器産業株式会社 | スチ−ムアイロン |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5013998U (ja) * | 1973-05-31 | 1975-02-13 |
-
1979
- 1979-04-27 JP JP5312179A patent/JPS55143200A/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5013998U (ja) * | 1973-05-31 | 1975-02-13 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS55143200A (en) | 1980-11-08 |
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