JPS6154132A - 開閉装置の接触部構造 - Google Patents

開閉装置の接触部構造

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JPS6154132A
JPS6154132A JP17615084A JP17615084A JPS6154132A JP S6154132 A JPS6154132 A JP S6154132A JP 17615084 A JP17615084 A JP 17615084A JP 17615084 A JP17615084 A JP 17615084A JP S6154132 A JPS6154132 A JP S6154132A
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JP
Japan
Prior art keywords
contact
contacts
coil spring
current
fixed
Prior art date
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Pending
Application number
JP17615084A
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English (en)
Inventor
堀内 憲一郎
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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Publication of JPS6154132A publication Critical patent/JPS6154132A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [技術分野] 本発明は、リレー・コンタクタ・スイッチ等における開
閉装置の接触部構造に関する。
[背景技術] 定格電流が1乃至30A付近で使用されるリレー・コン
タクタ・スイッチ等の開閉装置にあっては、接点の消耗
よりもラッシュ電流による耐f8着性が大きな問題とな
っている。かかる定格電流領域で実際にi要点の負荷と
なるものは、小型モータ・ソレノイド・各種ランプ等で
あり、これらはいずれも接点没入(接触)直後に5乃至
100倍のラッシュ電流が流れる。ところで、開閉装置
の接点溶着はその没入(接触)動作時、接点同志の衝突
による機械的振動、もしくは通電電流による電磁反発に
よって惹起されるバウンスによる発生アーク、あるいは
接触部の電流集中によるジュール熱によって生じる。す
なわち、ラッシュ電流が大きくなればそれに応じて接点
溶着の危険も増大するのである。従ってラッシュ電流が
大きい負荷に使用する開閉装置は、接点圧・接点例外し
力・接点形状等を大きくしたり、開閉装置の外部に限流
リアクトル等を設置する等により対応していた。
[発明の目的] 本発明は上記の点に鑑みてなしたものであってその目的
とするところは、ラッシュ電流による接点の耐溶着性を
向上させ得る開閉装置の接触部構造を提供するにある。
[発明の開示] 本発明に係る開閉装置の接触部構造は、一端が可動接触
子の駆動部材に中間部が可動接触子にそれぞれ接合され
るとともに他端が固定接触子に対峙するコイルばねを設
け、しかもこのコイルばねは固定・可動両接点が接触し
ているときにはこれと並列に電路を形成し、かつ両接点
の接離動作における接触動作時には先立って電路を形成
し、開離動作時には遅れて電路を切断するようにしてな
る点に特徴を有する。
(実施例) 以下本発明の一実施例を第1図乃至第6図に基づいて説
明する。
第1図は本発明の接触部構造をリレーに用いたもので、
ケース1内に固定接点2を有した固定接触子3とこの固
定接点2に接離する可動接点4を有し駆動部材りの駆動
枠5にて駆動される可動接触子6が収容されている。固
定接触子3は接点固着片3aと導出片3bとでL字状を
なし、固定接点2を固着しない導出片3bがケース1に
貫通固着されることによりケース外部に突出した部分を
固定接点端子7としている。可動接触子6は剛性材料に
て形成されており、基端6aが揺動可能にケース1に枢
支され、基端6aから板状に延出した中間部6bに可動
接点4を固着しである。
駆動部材りは円筒状のコイル8、吸引面を有してコイル
8円筒内に配設される固定鉄心9、コイル8軸線上で変
位可能にコイル8円筒内に支持されしかも一端10aが
前記固定鉄心9の吸引面に対面し他端10bでは固定鉄
心9の吸引力に抗するよう復帰ばね11にてばね付勢さ
れるプランジャ10からなる一般的な電磁石装置と、一
端12aがプランジャ10の他端10bに他端12bが
駆動枠5にそれぞれ連結され中間部12Cがケース1に
枢支されてプランジャ10に従動する連結杆12と、連
結杆12、すなわちプランジャ10に従動する駆動枠5
よりなる。この駆動部材りはプランジャ10が可動接触
子6に対し固定接触子3の反対側に位置し、かつその軸
線方向が可動接触子6の長平方向と直交するよう配設さ
れる。
駆動枠5はプラスチックのような絶縁材料にてなり、連
結杆12に連結される基部5aの可動接触子6側側面の
下部に後述するコイルばねのばね係止部5bと、その上
部に可動接触子6の先端6Cを跨ぐようなL字状の接触
子係止部5Cとが突没される。このばね係止部5bは、
可動接触子6の先端6C板面との間に所定間隙をもって
対向するとともに、固定接触子4の接点固着片4aとも
重合的な位置関係を有する。また接触子孫止部5Cは、
そのL字状先端が可動接触子6先16cの固定接触子4
側側面に当接し得るもので、可動接触子5の揺動動作の
片側規制を行う。
13は所定の巻数及び自由長を有するコイルばねで、ピ
アノ線、ステンレス線、もしくは銅系ばね材料(例えば
Be−Cu)にて形成されており、一端13aが駆動部
材りの駆動枠5のばね係止部5bに、中間部13bが可
動接触子6の先端6Cに棲それぞれ接合されるとともに
他端13Cが固定接触子3の接点固着片3aに対峙して
いる。
第1図は電磁石装置のコイル8が励磁されていない定常
状態(接点開離状!3)でプランジャ10は右方位置に
停止しているが、この状態ではコイルばね13の一端1
3aと中間部13b間は若干圧縮状態にある。従って、
そのばね力を受ける可動接触子6は、その先端6Cが駆
動枠5の接触子係止部5Cに当接している。一方、コイ
ルばね13の中間部13bと他端13C間は自由状態に
あって、しかも他θIll 13 cと固定接触子3の
接点固着片3a間には間隙g1が介在する。この間隙g
1は両接点2,4間の間隙g2より若干小さく設定する
第1図の定常状態からコイル8が励磁された励磁状!3
(接点接触状態)ではプランジャ10が固定鉄心9に吸
引されて左方位置に移動し、従って駆動枠5は逆方向に
従動して両接点2.4を接触せしめるのであるが、両接
点2,4はその吸引動作途中で接触仄態に入る。この接
触状態に入った後はプランジャ10、すなわち駆動枠5
の移動にも拘わらず可動接触子6は移動しなくなるので
コイルばね13の−&tM 13 aと中間部13b間
は十分に圧縮され、結局それによるばね力が両接点2゜
4間の接点圧として作用する。またコイルばね13は両
接点2.4が接触しているときにはこれと並列に電路を
形成するとともに、前記した間隙g1、 g2の関係に
より両接点2.4の接離動作における接触動作時には先
立って電路を形成し、開離動作時には遅れて電路を切断
する。コイルばね13の所定の巻数及び自由長はこのよ
うな点を考慮して決定するのである。
14はコイル8の端子、15は可動接点端子、16は可
動接触子6と可動接点端子15とを接続するリード線、
17は復帰ばね11の端部を受けるためケースlに突設
したばね受部である。
(動作) 第2図は動作状態を示す要部側面図で、(a)は第1図
と同じくコイル8が励磁されていない定常状態(接点開
離状!3)にある。
この状態でコイル8が励磁されると、プランジャ10が
復帰ばね11のばね力に抗して吸引され駆動枠5が(a
)の矢符A方向に移動し始める。
この移動によりまず(b)の如くコイルばね13の他端
13Cと固定接触子3の接点固着片3aとが両接点2,
4に先立って接触し電路11を形成する。さらに駆動枠
5が矢符A方向に移動することにより(C)の如く両接
点2.4が接触して電路12も形成される。この状態で
は電路iL  i2が並列に形成されているものの、電
路12の方の抵抗が小さいから、電流lは主に電路12
を流れる。そして両接点2,4はコイルばね13の一端
13aと中間部13b間のばね力により十分な接点圧が
付与される。
次にこの状態でコイル8の励磁を消滅させると、プラン
ジャ10がiK帰ばね11のばね力により復帰し、従っ
て駆動枠5が(d’)の矢符B方向に移動してまず両接
点2,4が開離し電路11だけ形成された状態を経てコ
イルばね13の他端13Cと固定接触子3の接点固着片
3aとが開離しくe)、すなわち第1図の状態に戻る。
ここで本案の如くコイルばね13を設けたものと、これ
がない従来のものとを対比する。
■ 接触部の接離動作における電流 本案のものの電流Iaは第3図の如き曲線をなし、第2
図(a)乃至(e)の各時点が時間軸を上に示しである
。一方、従来のものの電流Ibは接点が接触した(C“
)時点からラッシュ電流が流れ、その後定常電流が流れ
、そして接点が開離した(d’)時点で電流が流れな(
なる。このことからIaはIbに比して大幅にラッシュ
電流が抑制されることがわかる。すなわち、(b)時点
から(C)時点ではコイルばね13の抵抗骨が作用し、
しかもリアクトル作用をも果たすこととなって数百μs
ecの間に数kAに達するコンデンサ負荷に対して有効
な限流効果が得られる。このことはラッシュ電流による
電磁反発も抑制することとなる。Toは接−触動作詩の
接点バウンス発生区間である。
■ 接触部の接離動作における挙動 本案のものの可動接触子6の負荷荷重Praは第4図の
如き曲線をなし、第2図(a)乃至(e)の各時点がス
トローク軸X上に示しである。一方、従来のものの負荷
前1Prbは(b)乃至(C)区間においてコイルばね
13が無い分だけPraより小さくなる。Preはコイ
ル8の吸引力のような可動接触子6を駆動させる荷重で
、Prc−Pra、あるいはPrc−Prbが可動接触
子6に加わる。このことから本案のものはコイル8が励
磁されて接触動作を行うときはコイルばね13が可動接
点4の衝突時の緩衝作用をなし、逆にコイル8の励磁が
消滅して開離動作を行うときはPrcが零であるからコ
イルばね13が可動接点4引外し力の増大作用をなすこ
とがわかる。
さらに、上記した作用が接触動作時における接点圧と接
点2,4の接離状態に与える影響を見てみると、本案の
ものの接点圧Paは第5図の如き曲線をなし、接離状態
を示す曲線Aの山が少ない。
一方、従来のものの接点圧pbはPaよりも振幅が大き
く、接t?111状態を示す曲線Bの山が多い。従って
、本案のものは接点のバウンスが少なくなる。
また、開離動作時におけるアーク電流とアーク電圧に与
えるに’Jを見てみると、本案のものの7−ク電流ia
は第6図(a)の如き曲線をなし、一方、従来のものの
アーク電流ibはiaより長い時間流れ、本案のものの
アーク電圧vaは第6図(b)の如き曲線をなし、一方
、従来のもののアーク電圧νbはvaより遅く引上げら
れる。従って、本案のもののコイルばね13が一種のア
ークチップとなってアークによる接点の損傷が軽減でき
る。
以上のように本案のものは、ラッシュ電流が抑制されて
接触部のジュール熱が低くなり、また接触動作時のバウ
ンスも少なくでき、さらには開離動作時のアークの発生
が少なくなるのである。
なお、コイルばね13を形状記憶合金にて形成すると、
さらに良好な作用が実現できる。すなわち、形状記憶合
金のコイルばねは、所定の変態点温度を越えるまでは先
の実施例と同程度のばね荷重を有し、変態点温度を越え
ると例えば自由長が短くなる如くにしてばね荷重が小さ
くなるよう設定する。しかしてこの場合における可動接
触子の負荷荷重Prdは第7図の如き曲線をなすのであ
るが、先の実施例のI’ra+ Prb、 Prcと関
連づけて見てみると、コイルばねは接触動作時のラッシ
ュ電流の周波数が高いとその熱容量のため変態点温度を
越えず、従って先の実施例のそれと同様に作用するが、
ラッシュ電流の周波数が低いと変態点温度を越えてばね
荷重が小さくなる。また、両接点が接触している間は電
路が並列に形成されるものの、電流は主に両接点が形成
する電路を流れるから、コイルばねが変態点温度を越え
ていたものも元に戻り、従ってそのばね荷重も元に戻る
ので、開離動作時には先の実施例と同様に作用する。
[発明の効果] 本発明に係る開閉装置の接触部構造は、一端が可動接触
子の駆動部材に中間部が可動接触子にそれぞれ接合され
るとともに他端が固定接触子に対峙するコイルばねを設
け、しかもこのコイルばねは固定・可動両接点が接触し
ているときにはこれと並列に電路を形成し、かつ両接点
の接離動作における接触動作時には先立って電路を形成
し、開離動作時には遅れて電路を切断するようにしてな
るものであるから、従来のものに比して接離動作におけ
るラッシュ電流を抑制して接触部のジュール熱が低くな
り、またバウンスも少なくでき、さらにアークの発生が
少なくなって接点の損傷も軽減でき、もってラッシュ電
流に対する接点の耐溶着性を向上させ得るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第6図は本発明の一実施例を示すもので、第
1図はリレーに用いたものの断面図、第2図(a)乃至
(e)は動作を説明する要部側面図、第3図は電流一時
間曲線図、第4図は荷重−ストローク曲線図、第5図は
接点圧一時間曲線図、第6図(a)はアーク電流一時間
曲線図、(b)はアーク電圧一時間曲線図、第7図は本
発明の他の実施例の荷重−ストローク曲線図である。 2−・・固定接点、3・−固定接触子、4−可動接点、
5・・−駆動枠、6・・・可動接触子、13−コイルば
ね、D・・駆動部材。 特許出願人  松下電工株式会社 代理人弁理士    竹光 敏九 (ほか2名) 第1図 第2図 (a)(b) (e) 第3図 CC)+01      X       tar(1
:! )                te )第
5図 第6図 第7図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)固定接点を有した固定接触子とこの固定接点に接
    離する可動接点を有し駆動部材にて駆動される可動接触
    子とからなる開閉装置の接触部構造において、一端が前
    記駆動部材に中間部が前記可動接触子にそれぞれ接合さ
    れるとともに他端が前記固定接触子に対峙するコイルば
    ねを設け、しかもこのコイルばねは前記両接点が接触し
    ているときにはこれと並列に電路を形成し、かつ両接点
    の接離動作における接触動作時には先立って電路を形成
    し、開離動作時には遅れて電路を切断するようにしてな
    る開閉装置の接触部構造。
JP17615084A 1984-08-23 1984-08-23 開閉装置の接触部構造 Pending JPS6154132A (ja)

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