JPS59203326A - 真空リレ− - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は配線用電路に用いられ、真空容器中に接点を１
４成し外部からの電磁駆動により接点の切換動作を行う
真空リレーに関する。

〔背景技術〕

一般の真空開閉器は第１図に示す如く、絶縁物からなる
真空容器１内に一対の接点２．ろを対向させると共にこ
の両接点には真空容器１の側壁を貫通し容器内に挿入す
る導電棒４，５の端部が固着されている。そして前記一
方の導電棒４を図示しない操作機構により軸方向に移動
可能として前記一方の接点２に対して他方の接点５を接
離できるようにしである。この場合、真空容器１と導電
棒４との開には容器１内を気密に保持し且つ導電棒４の
軸方向の移動を許容し得るベローズ６が設けられ乙。

しかして、このような構成の真空開閉器において、通常
の場合には接点２．３は投入状態にあるが、このような
状態から図示しない操作機構の動アークが発生する。こ
のアークは陰極、例えば接点３側からの金属蒸気の発生
ｌこより維持され、電流か零点に達すると金属蒸気の発
生が止り、アークが維持できなくなってしゃ断が完了す
る。

このように真空開閉器は電路遮断時の絶縁回復性能がよ
く、特に高圧回路の負荷制御用として広く利用されてい
る。そしてその接点構成はアークの遮断能力の関係によ
り常閉型或は常開型だけの構成となっていた。一方この
真空開閉器の特徴であるすぐれたアーク遮断性能を生か
して低圧回路用に展開する場合、回路構成上常閉型、常
開型だけでなく、切換型も必要となるが従来この種のも
のは現出されていな−かった。

〔目　的〕

を外部から磁気駆動して切換動作を行わせしめることに
より、低圧回路での電路切換時絶縁回復性能がよく而も
従来に全くない新しい真空リレーを提供することを目的
と−る。

〔発明の開示〕

（実施例） 本発明の第１実施例を第２図に基ついて説明すると、１
０は真空容器で絶縁物から成り気密構造でＴ字状に構成
している。１１は常閉側固定接点、１２は常開側固定接
点で真空容器１０内にあってそれぞれ所定距離はなして
対向配置されると共に各接点は図示していない外部端子
に連結されている。１６は可動接触子でその自由端部に
は前記常閉、常開側固定接点１１．１２間に介在する可
動接点１３ａを有し、中間部には後記する電磁石装置か
らの電磁力によって駆動する磁性体片１５ｂを有し、基
端部は前記真空容器１０の所定位置に支持される支持部
ＩＳＣである。更にこの支持部て− １５Ｃから磁性体片１５ｂ迄は磁性材のバネ性の第１板
片１−　ｓ−”ａで構成し、磁性体片１３ｂから可動接
点ＩＳａ迄を導電材のバネ性の第２板片１ろＣで構成し
ている。尚、前記第１板片１１５ｄは真空容器１０外に
延長し、後記する電磁石装置の接極面に固着し磁気結合
している。そしてこの第２板片１５ｅから真空容器１０
の外部に導出する導電路１４を形成し、この導電路は真
空容器１０内では当可動接触子の往復動と共に移動自在
に構成されるものである。更に当可動接触子は常態位置
にて前記常閉側固定接点１１に所定の接点圧を有するよ
う、常閉側固定接点１１との位置関係及び両板片ｉ３ｄ
、ｉｃｅの各寸法を所定値に設定している。１５は電磁
石装置で二手状のヨークｉ５ａ′　にコイル１５ｂが巻
回されている。このヨークの一方の磁極面１５Ｃは前記
真空容器’Ｉ　Ｏの側壁を介して容器内の磁性体片１３
ｂに対向している。

そして他方の磁極面１５ｄは前記可動接触子１３の真空
容器１０外に延長した第１板片１５ｄと固着し、磁気結
合している。

以上の第１実施例の動作を第２図に基づいて説明すると
、図は可動接触子１３が常閉側固定接点１１に接触して
いる常閉位置を示している。今コイルｉ５ｂに電圧を印
加することによってヨーク１５ａ−板バネ片１５ｄ−磁
性体片１３ｂ−磁気空隙Ａを流れる磁気回路が構成され
、磁性体片１５ｂには吸引力か働き矢印方向Ｘに移動す
る。これによって可動接触子１３は支持部１３Ｃを支点
に回動され自由端部の可動接点ＩＳａは常開側接点１２
に移行し、切換動作が完了する。又復帰動作は前記コイ
ル１５ｂの励磁を解くことによって、可動接触子１５の
第１板片１ろｄ自身の復帰力により常閉位置に戻るもの
である。

次をこ第２実施例を第３図に基づいて第１実施例と同一
部品は同一符号を付し、異なる点のみについて説明する
と、１５は可動接触子でその自由端れる支持部１５ｃを
有するが、この支持部１５Ｃから可動接点１５ａ迄を磁
気特性を有しない導電性の板片１５ｄにて構成し、前記
板片１５ｄの中間部に磁性体片１５ｂを固着している。

更に当可ける共通側接点を構成するものである。１７は
電、磁石装置で棒状体のヨーク１７ａにコイル１７ｂが
装備され、このヨークの一端の接極面１７Ｃは前記可動
接触子１５の磁性体片１５ｂと真空容器１０の壁を介し
て対向している。

以上の第２実施例の動作は第１実施例とほぼ同様である
が、異なる点はコイル１７ｂに電圧を印加することによ
る磁気回路の構成で、当実施例の場合は可動接触子１５
の板片１５ｄは磁路となっていないことと、更に可動接
触子１５と外部導電路１６との通詰をその支持部１５ｅ
にて行っていることである。

〔効　果〕

本発明は上記の如く、真空容器中に切換接点を構成しそ
の可動接触子をバネ材で而も支持部より所定距離はなし
た中間部に磁性体片を構成し、この磁性体片を真空容器
の外部から電磁石装置にて磁気駆動して接点を切換動作
させるようにしたので、従来の高圧用の真空開閉器で得
られた高い絶縁回復性能を生かして、従来に全くない低
圧回路用の真空リレーを確保できる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来例として真空開閉器の要部断面図、第２図
は本発明の真空リレーの第１実施例を示す要部断面図、
第３図は本発明の第２実施例を示す要部断面図である。 １０：真空容器、１１，１２：固定接点、１３゜１５：
可動接触子、１ろλ、１５ａ：可動接点、１３ｂ、１５
ｂ：磁性体片、１５Ｃ，１５ｅ：支持部、１？）ｄ、１
３ｅ、１５ｄ：板片、１４．１６＝電路、１５．１７：
電磁石装置。 特許出願人 松下電工株式会社 代理人弁理士　　竹　元　敏　丸 （ばか２名）

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）真空容器と、該容器内にあって所定距離はなして
   対向する一対の固定接点と、自由端部には前記固定接点
   間に介在する可動接点を有し中間部には磁性体片を有し
   基端部は前記真空容器で支持されると共にこの支持部か
   ら磁性体片迄及び磁性体片から可動接点迄をバネ性の板
   片で構成しこの板片から容器外部に導出する電路を形成
   し前記固定接点間で往復動する可動接触子と、該可動接
   触子の磁性体片を前記真空容器の外部より磁気駆動す２
   電磁石装置とで成ることを特徴とする真空リレー。