JPS6153921A - 埋立方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、土砂特に大量の土砂を埋立する場合の埋立方
法及び該方法に供されるリクレーマ船に関するものであ
る。

〔従来の技術〕

従来、海岸等の埋立ては、第１図で示される様に土砂を
バージ１で運搬し、この土＆に２をパケットホイール３
で掬上げアームコンベア４、ブームコンベア５を経てｌ
＃ｉ岸線に放出させる荷役ｕｉ［６によって行っている
。

然し、斯かる従来の埋立方法では、バージ１より土砂を
直接化上げ払い出している為、土砂を積載したバージ１
がない場合は埋立作業ができず、バージ１が運搬途中に
ある場合、或はｌのバージからの払い出しが終り次の払
い出しを始める迄は荷投機械の払い出し作業が休止する
ので作業効率が低い。又、パケットホイール３で直接バ
ージ１より掬上げる為、バージ１の船倉の形状をパケッ
トホイール３の形状に合せたものとしなければならず、
更にパケットホィール３自体はバージｌに支持され且バ
ージ上を走行するので、バージ１は特別なものでなけれ
ばならず別途建造する必要がある等の問題があった。

〔発明が解決しようとす、る問題点〕

本発明は、上記宴情に鑑み特別のパージを必要とせず且
土砂を積載したパージがいなくとも埋立作業をできる様
にした埋立方法及び該埋立方法に供されるリクレーマ船
を（に供するものである。

〔問題を解決するための手段〕

本発明は、パージにより運搬した：ヒ砂を水底に投下し
、該投下された土砂をパケットホイールにより直１宴水
底より掬上げ所要の位置へ払い出し埋立を行うものであ
り、本発明によりパージとリクレーマ船との係合を気に
することなく埋シ作業が行える）１にし、特別のパージ
を必要とすることなく且作業効率を向上させることがで
きるものである。

〔実　施　例〕

以下図面を参照しつつ本発明の詳細な説明する。

図中８はリクレーマ船、１はパージ、９は埋立地、１０
は海岸線を示している。

先ずリクレーマ船８について説明する。

浮体１１の船尾側にアームコンベア４が内蔵されたアー
ム１３を傾動自在に設け、又、アーム１３の先Ｒｉｉに
はパケットホイール３を設けである。

更に浮体１１の船尾側前記アーム１３を跨いで架構１４
を設け、該架構１４上には運転室１５が設けられ、運転
室１５に設けであるウィンチ１６より繰出したロープ１
７により前記パケットホイール３を吊下げている。該パ
ケットホイール３は水底の土砂２を掬上げるものであり
、該パケットホイール３によって水底土砂２の掬上げが
可能な様に浮体船尾側にはアーム１３の干渉を避ける為
の凹部１８を設けアーム１３が水平より下方迄傾動しく
りる（１にし且該凹部１８でパケットホイール３に作用
するスラスト荷重を受は得る様にする。

又、浮体１１の船ｆｆ１ｎにはブームコンベア５が内蔵
されたブーム１２を起伏自在に設け、フレーム１９に設
けた起伏ウィンチ２０とブーム１２間に支持ロープ２１
を掛回し、起伏ウィンチ２０による支持ロープ２１の巻
取り、繰出しによってブーム１２の起伏動を行わせ得る
様になっている。

尚、２２はアームコンベア４とブームコンベア５間の土
砂運搬のｉｉＩ絡をする連絡コンベアである。

１１１１記７ｆ体１１には横行用のウィンチ２３　、２
４を船首、船尾に計４ＪＩＪ、前進後進用のウィンチ２
５゜２６を船首、船尾に計２Ａｌｌそれぞれ設け、各ウ
ィンナ２３　、２４　、２５　、２６から繰出したロー
プ２７．２８゜２９　、３０を岸壁等所要の場所に係着
し、各ウィンチ２３　、２４　、２５　、２６でロープ
２７　、２８　、２９　、３０に張力を与えた状態に保
持すると４体１１を固定、相対向するウィンチの一力を
繰出し、他方を巻取るど曲ｆ２進或は横行が可能となる
。

次にパージ１について、その形式は特に制限ないが、紙
間形式のものが作業性がよいので好ましい。

図中、３１はブルドーザ、３２は払い出し積上げた土砂
山である。

以下、上記リクレーマ船８、バージ１等による埋立作業
について説明する。

パージ１により土砂を埋立地９の近傍迄運搬し、水底に
投下する。このパージ１による土砂の′Ｍ搬投下は、水
底に堆積した土砂が前記ｆ１体１１の船底に接触しない
程度の水深となる様になされ、且略平坦となる様投下位
置を均等にする。

又、該パージ１の運搬放出作業はリクレーマ船８の作業
とは無関係に行われる。

アーム１３を水平より下方迄傾動させ、パケットホイー
ルル３を回転し、ウィンチ２３　、２４によって４体１
１を横行させ、水底の土砂２を掬上げる。

掬上げられた土砂はアームコンベア４にＢ−ａされ、該
アームコンベア４から連絡コンベア２２へ、連絡コンベ
ア２２からブームコンベア５へ順次移送され、埋立地９
上に積上げ土砂山３２とする。

土砂山３２の状ＩＳでしばらく放置し水切りを行い、充
分水切りが行われるとブルドーザ３１によって土砂山３
２を切崩し地ならしを行い埋立てる。

尚、掬上げの範囲はウィンチ２５　、２６によって浮体
１１を前後進させパージ１によって投下した範囲全域に
亘って行う。

１１１’ｉ　して、掬上げ力（行われたδ１；分にパー
ジ１から運搬した土砂を投下する様にすれば、パージ１
による土砂の１ｌＮＲ？とリクレーマ船８による掬上げ
、払い出し作業とが独立して行え、両作業の係合いによ
りいずれか一方を体１卜しなければならないというｕｒ
態が避けられる。

又、上記例は底開きパージを示したが、土砂を水ＩＭに
投下できればよいので、パージの形式はどの様なもので
あってもよい。

〔発明の効果〕

以し：如べた如く本発明によれば下記の優れた効果を発
揮しくする。

（１）　　埋立作業が土砂の運搬と土砂の掬上げの係合
いなく行え、作業が中断することがないので作業能率が
向りする。

（ｉ）　　パージの土砂の投下は２隻以」二同時にでき
、■放出後は直ちに土砂の運搬作業に復帰できるのでパ
ージの使用効率が向上する。

（ロ）パージをリクレーマ船に繋留する作業が不要であ
るので作業性がよい。

Ｏｖｌ　　リクレーマ船により水底より直接土砂を掬上
げ得るので、専用のパージが不要であり、設備費が安く
なる。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の埋立方法を示す説明図、ｆｉ４２図は本
発明の埋立方法を示す説明図、第３図は該方法で使用さ
れるリクレーマ船の概略平面図である。 １はパージ・、２は土砂、３はパケットホイール、１１
は浮体、１３はアーム、１８は凹部を示す。 ′持　　許　　出　　願　　人 運１論省　第三港ｔＲ建設局長 特　　許　　出　　願　　人 石川島播磨重工業株式会社 特　　許　　出　　願　　人 社団法人　日本作業船協会

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）バージにより運搬した土砂を水底に投下し、該投下
   された土砂をパケットホイールにより直接水底より掬上
   げ所要の位置へ払い出すことを特徴とする埋立方法。 ２）浮体船尾側に、土砂掬上げ用のパケットホイールが
   先端に設けられたアームを傾動自在に設け、浮体の船尾
   側端部に凹部を設け該凹部に前記アームが入込んでアー
   ムを水平下方迄傾動し得る様にすると共に該凹部でアー
   ムに作用するスラスト荷重を支持し得る様構成したリク
   レーマ船。