JPS6153902B2 - - Google Patents

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JPS6153902B2
JPS6153902B2 JP56134918A JP13491881A JPS6153902B2 JP S6153902 B2 JPS6153902 B2 JP S6153902B2 JP 56134918 A JP56134918 A JP 56134918A JP 13491881 A JP13491881 A JP 13491881A JP S6153902 B2 JPS6153902 B2 JP S6153902B2
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light emitting
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color tone
light receiving
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JP56134918A
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JPS5836070A (ja
Inventor
Noritaka Kamata
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Omron Corp
Original Assignee
Omron Tateisi Electronics Co
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Publication date
Application filed by Omron Tateisi Electronics Co filed Critical Omron Tateisi Electronics Co
Priority to JP56134918A priority Critical patent/JPS5836070A/ja
Publication of JPS5836070A publication Critical patent/JPS5836070A/ja
Publication of JPS6153902B2 publication Critical patent/JPS6153902B2/ja
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/04Scanning arrangements, i.e. arrangements for the displacement of active reading or reproducing elements relative to the original or reproducing medium, or vice versa

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は光学読取装置に関し、特に文字や図
形などのカラー印刷物および色彩の加えられた物
体の表面などを走査してその明暗(または明度)
および色調(または色相)を読取る光学読取装置
に関する。
従来、この種の装置は発光素子および受光素子
を使用して被検出体の明暗および色調を読取つて
いた。被検出体としては終幣等の色彩のおびたも
のがある。このように、終幣を読取る光学読取装
置は、例えば自動預金機および両替機等に使用さ
れるため高い検出精度が要求されている。
第1図は従来の光学読取装置に使用され、かつ
この発明に適用される発光素子と受光素子の配置
図を示す。
構成において、発光素子の一例の発光ダイオー
ド12,13および受光素子の一例のフオトダイ
オード14は被検出体の一例のカラー印刷物11
の搬送経路を挾んで対向する位置に配設される。
発光ダイオード12,13は波長の異なるものが
使用され、例えば発光ダイオード12が緑色系を
連続発光し、発光ダイオード13が赤色系を連続
発光するように選ばれる。このため、フオトダイ
オード14は発光ダイオード12,13の緑色系
および赤色系の波長領域を検出できる2つのフオ
トダイオードが組み込まれたものが使用される。
なお、印刷物11は搬送させずに発光ダイオー
ド12,13およびフオトダイオード14を移動
させるようにしてもよい。また、フオトダイオー
ド14は発光ダイオード12,13に対応するよ
うに個別のフオトダイオードを2つ設けても良
い。
第2図はこの発明の先行技術となる光学読取装
置のブロツク図を示す。第1図に示すように配設
された発光ダイオード12,13およびフオトダ
イオード14は第2図に示すように回路接続され
る。すなわち、発光ダイオード12,13は抵抗
21を介して接地される。フオトダイオード14
は発光ダイオード12,13の各々に対応するよ
うに2つのフオトダイオード141,142を含
む。フオトダイオード141のアノード端は対数
増幅器22を介して色調検出手段の一例の差動増
幅器23および明暗検出手段の一例の加算器25
の一方端に接続される。フオトダイオード142
のアノード端は対数増幅器24を介して差動増幅
器23および加算器25の他方端に接続される。
フオトダイオード141,142のカソード端は
接地される。
第3図は光学読取装置に用いられる発光素子の
出力波形図を示す。
動作において、印刷物11が一定方向の速度V
で発光ダイオード12,13とフオトダイオード
141,142との間を搬送される。このとき、
発光ダイオード12,13から発せられた光は印
刷物11を透過してフオトダイオード141,1
42に受光される。このため、フオトダイオード
141,142は短絡電流I1,I2を出力す
る。この短絡電流I1,I2は各々対数増幅器2
2,24に入力されlogI1,logI2となる。対数
増幅器22出力logI1は差動増幅器23および加
算器25に入力される。同様に、対数増幅器24
出力logI2は差動増幅器23および加算器25に
入力される。このため、差動増幅器23は対数増
幅器23,24の差(logI1−logI2=logI1/I2)
を求 め、結果的にはフオトダイオード141,142
の出力比を求める。つまり、差動増幅器23出力
は色調信号となる。また、加算器25は対数増幅
器22,24の和(logI1+logI2=log(I1・I2)
を求め、結果的にはフオトダイオード141,1
42の出力積を求める。つまり、加算器25出力
は明暗信号となる。その結果、光学読取装置はこ
の色調信号および明暗信号に基づいて印刷物11
を検出する。
しかし、このように構成された光学読取装置で
は、発光ダイオード12,13、フオトダイオー
ド141,142および対数増幅器22,24の
温度による特性変化が大きく、かつ長期間使用す
ると発光ダイオード12,13およびフオトダイ
オード141,142にほこりや粉塵等が付着し
て、安定な出力が得られず、検出精度が劣化し誤
まつた色調または明暗を検出するという欠点があ
つた。
また、従来、この欠点を無くするために発光ダ
イオード12,13に明暗信号に基づく制御を施
こしたり、あるいは色調信号に基づく制御が考え
られていた。すなわち、今、発光ダイオード12
にほこり等が付着し、発光ダイオード13にほこ
り等が付着されていないとする。このとき、発光
ダイオード12,13の光出力は第3図の点線A
に示すように発光ダイオード12のみの光出力が
低下する。このため、ある一定レベルの光出力を
得るように発光ダイオード12,13に明暗信号
に基づく制御をかけると、発光ダイオード12の
光出力は第3図の実線Bに示すように一定レベル
となるが、発光ダイオード13の光出力が第3図
の1点鎖線Cに示すように一定レベル以上とな
る。その結果、フオトダイオード141,142
は発光ダイオード13の光出力のみを検出するこ
とになり誤まつて検出するという欠点がある。
一方、発光ダイオード12,13に色調信号に
基づく制御をかけると、色調のバランスはとれる
が、全体の明暗のレベルがずれるという欠点があ
る。
それゆえに、この発明の目的は、安価でかつ簡
単な回路構成で、安定な出力が得られ検出精度の
高い光学読取装置を提供することである。
この発明は要約すれば、2つの発光素子の色調
のバランスが所定状態となり、かつ2つの発光素
子の明暗のレベルが一定のレベルとなるように2
つの発光状態を制御するようにしたものである。
以下、図面を参照してこの発明の実施例につい
て説明する。
第4図はこの発明の一実施例の光学読取装置の
ブロツク図を示す。
第5図はこの実施例の光学読取装置の各部の出
力波形図であり、特にa,bはフオトダイオード
141,142の出力、cはゲート回路の出力を
示す。
第4図において、第2図と同一符号は同一ある
いは相当する部分を示す。構成において、この実
施例が第2図と異なる点は、差動増幅器23が第
1のフイードバツク回路の一例のフイードバツク
回路31を介して発光ダイオード12に接続さ
れ、かつ加算器25が第2のフイードバツク回路
の一例のフイードバツク回路32を介して発光ダ
イオード13に接続されたことである。フイード
バツク回路31,32はサンプルホールド回路3
11,321とドライブ回路312,322とを
含む。サンプルホールド回路311,321はゲ
ード回路(図示せず)に接続される。
なお、発光ダイオード12,13およびフオト
ダイオード141,142は印刷物(図示せず)
の搬送路を挾んで対向する位置に配置されてい
る。また、発光ダイオード12,13と印刷物と
の距離が離れている場合には発光ダイオード1
2,13と印刷物との間にレンズを配設し発光ダ
イオード12,13の光を集光させても良い。
次に、第4図および第5図を参照してこの実施
例の動作を説明する。まず、印刷物が発光ダイオ
ード12,13とフオトダイオード141,14
2との間に挿入されていない場合について説明す
る。この場合は、フオトダイオード141,14
2が直接発光ダイオード12,13の光を受光し
ている。このため、フオトダイオード141,1
42は発光ダイオード12,13の発光量に比例
した短絡電流I3,I4を出力する。この短絡電
流I3,I4は各々対数増幅器22,24に入力
され対数値logI3,logI4として導出される。対
数増幅器22出力logI3は差動増幅器23および
加算器25に入力される。同様に、対数増幅器2
4出力logI4は加算器25および差動増幅器23
に入力される。このため、差動増幅器23はフオ
トダイオード141,142の出力比、すなわち
色調信号を出力する。この色調信号はサンプルホ
ールド回路311に与えられる。また、加算器2
5はフオトダイオード141,142の出力積、
すなわち明暗信号を出力する。この明暗信号はサ
ンプルホールド回路321に与えられる。
ところで、サンプルホールド回路311,32
1にはゲート回路(図示せず)から第5図Cに示
すようにハイレベルのゲート信号が入力される。
すなわち、サンプルホールド回路311はハイ
レベルのゲート信号が入力される間、色調信号を
刻々サンプルホールドする。このサンプルホール
ド回路311出力はドライブ回路312に与えら
れる。このため、ドライブ回路312はサンプル
ホールドされた色調信号に基づき発光ダイオード
12の発光量が一定となるように制御する。
一方、サンプルホールド回路321は明暗信号
を刻々サンプルホールドする。このサンプルホー
ルド回路321出力はドライブ回路322に与え
られる。このため、ドライブ回路322はサンプ
ルホールドされた明暗信号に基づき発光ダイオー
ド13の発光量が一定となるように制御する。
第3図の例を挙げてより具体的に説明すると、
発光ダイオード12の光出力が点線Aに示すよう
に低下すると、サンプルホールドされた色調信号
によつてドライブ回路312は実線Bに示すよう
に発光ダイオード12,13の光出力と同じにな
るように発光ダイオード12の順電流を制御す
る。また、発光ダイオード13の光出力が2点鎖
線Dに示すように低下すると、サンプルホールド
された明暗信号によつてドライブ回路322は実
線Bに示すように発光ダイオード12,13の光
出力と同じになるように発光ダイオード13の順
電流を制御する。さらに、発光ダイオード12,
13の光出力が点線Aおよび2点鎖線Dに示すよ
うに両方が低下すると、サンプルホールドされた
色調信号および明暗信号によつてドライブ回路3
12,322は点線Bに示すように発光ダイオー
ド12,13の光出力と同じになるように発光ダ
イオード12,13の順電流を制御する。
次に、印刷物が発光ダイオード12,13とフ
オトダイオード141,142との間に挿入され
搬送された場合について説明する。この場合は、
フオトダイオード141,142が印刷物を通し
て発光ダイオード12,13の光を受光する。こ
のため、フオトダイオード141,142は第5
図a,bに示すように印刷物によつて透過された
発光量に比例した電気信号を出力する。この電気
信号は対数増幅器22,24、差動増幅器23、
および加算器25によつて明暗信号および色調信
号に変換される。
ところで、サンプルホールド回路311,32
1には印刷物が搬送されている間、ゲート回路か
ら第5図cに示すようにローレベルのゲート信号
が与えられている。すなわち、サンプルホールド
回路311は印刷物が発光ダイオード12,13
とフオトダイオード141,142との間に挿入
されたことに応じて、ゲート信号のなくなる直前
にサンプルホールドされた色調信号を出力する。
このサンプルホールドされた色調信号はドライブ
回路312に与えられる。このため、ドライブ回
路312はゲート信号のなくなる直前にサンプル
ホールドされた色調信号に基づいて発光ダイオー
ド12の発光量を制御するのを持続する。すなわ
ち、印刷物の通過中に検出された色調信号に基づ
いては、フイドバツク制御が行なわれない。
一方、サンプルホールド回路321は印刷物が
挿入されたことに応じてゲート信号のなくなる直
前にサンプルホールドされた明暗信号をドライブ
回路322に与える。このため、ドライブ回路3
22はゲート信号のなくなる直前にサンプルホー
ルドされた明暗信号に基づいて発光ダイオード1
3の発光量を制御するのを持続する。すなわち、
印刷物の通過中に検出された明暗信号に基づいて
は、フイードバツク制御が行なわれない。
従つて、フイードバツク回路31,32は印刷
物が発光ダイオード12,13とフオトダイオー
ド141,142との間の挿入されない期間中、
明暗信号および色調信号を刻々サンプルホールド
し、かつサンプルホールドされた明暗信号および
色調信号に基づいて発光ダイオード12,13の
発光量を制御する。一方、フイードバツク回路3
1,32は印刷物が挿入されたことに応じてゲー
ト信号のなくなる直前にサンプルホールドされた
明暗信号および色調信号に基づいて発光ダイオー
ド12,13の発光量の制御状態を持続し、その
とき検出された色調信号および明暗信号でフイー
ドバツク制御されない。このため、フオトダイオ
ード141,142は安定な出力が得られ、誤ま
つた明暗および色調を検出するということがな
い。
第6図はこの発明のその他の実施例の光学読取
装置のブロツク図を示す。
第7図はこの実施例の光学読取装置の各部の出
力波形図であり、特にaはパルス発振器61の出
力、b,cは発光ダイオード12,13の出力、
dは増幅器22の出力、eはローパスフイルタ6
6の出力、fはハイパスフイルタ67の出力、g
はローパスフイルタ69の出力を示す。
構成において、この実施例が第4図と異なる点
は、発光ダイオード12,13を交互発光させる
ためにパルス発振器61、インバータ62、およ
び増幅器63,64を設け、また明暗検出手段の
一例としてローパスフイルタ66を使用しかつ色
調検出手段の一例としてハイパスフイルタ67お
よび乗算回路68を設けたことである。
なお、フオトダイオード14は赤色および緑色
を含む幅広い波長領域を検出できる1つのフオト
ダイオードが用いられる。
以下、第6図および第7図を参照してこの実施
例の動作を説明する。
パルス発振器61は第7図aに示すように適当
な周波数のパルス信号を発生する。このパルス信
号の周波数は印刷物11の明暗や色調が変化する
周波数より高く、かつ発光ダイオード12,13
やフオトダイオード14の応答速度、印刷物11
にカラー印刷されている図形などの細かさおよび
印刷物11の搬送速度等に応じて適当な値に選ば
れる。またパルス信号のパルス幅はパルス信号の
周期の1/2に選択される。このパルス信号は増幅
器63で増幅されるとともに、インバータ62に
よつて反転されたのち増幅器64で増幅される。
増幅器63,64出力は第7図b,cに示すよう
に交互に発光ダイオード13,12に与える。こ
のため、発光ダイオード12,13は交互に発光
する。発光ダイオード12,13からの光はレン
ズ65によつて発光ダイオード12,13とフオ
トダイオード14との間を搬送する印刷物11上
の1点に集光され、印刷物11を透過してフオト
ダイオード14に受光される。フオトダイオード
14出力は増幅器22によつて第7図dに示すよ
うに増幅される。すなわち、増幅器22出力は印
刷物11の走査されている部分が赤またはこれに
近い橙などの赤味を帯びている場合に発光ダイオ
ード13が発光したときに高いレベルとなり、発
光ダイオード12が発光したときに低いレベルと
なるので第7図dの赤レベルRのようになる。ま
た、増幅器22出力は印刷物11の走査されてい
る部分が緑またはこれに近い色の場合に発光ダイ
オード12が発光したときに高いレベルとなり、
発光ダイオード13が発光したときに低いレベル
となるので第7図dの緑レベルGのようになる。
この増幅器22出力はローパスフイルタ66によ
つて第7図eに示すようにパルス信号成分が除去
され、第7図dのMレベルに相当する明暗信号と
なる。さらに、この増幅器22出力はハイパスフ
イルタ67によつて第7図fに示すようにパルス
信号成分のみが抽出されるため明暗信号が除去さ
れ、赤レベルRおよび緑レベルGの交互の信号と
なる。このハイパスフイルタ67出力は乗算回路
68に与えられ、パルス信号との積がとられる。
すなわち、パルス信号のハイレベルを正、ローレ
ベルを負とすると、パルス信号が発光ダイオード
13の発光周期と同じであり、かつハイパスフイ
ルタ67出力において印刷物11の赤味がかつて
いる部分に対応する信号が赤レベルRで正、緑レ
ベルGで負であるため、ハイパスフイイルタ67
出力の赤色系の部分の乗算回路68出力は正とな
る。また、ハイパスフイルタ67出力の緑色系の
部分の乗算回路68出力は前述と逆に負となる。
この乗算回路68出力はローパスフイルタ69に
よつてスパイク等の不要成分が除去される。この
ため、ローパスフイルタ69出力は第7図gに示
すように印刷物11が赤色系の部分で正となり、
緑色系の部分で負となるような色調信号が得られ
る。
ところで、印刷物11が搬送されている間、ゲ
ート回路(図示せず)は第5図cに示すようにロ
ーレベルのゲート信号をサンプルホールド回路3
11,321に与えている。このため、サンプル
ホールド回路311は印刷物11が搬送されたこ
とに応じて、ゲート信号のなくなる直前にサンプ
ルホールドされた色調信号を増幅器64に出力す
る。同様に、サンプルホールド回路321はゲー
ト信号のなくなる直前にサンプルホールドされた
明暗信号を増幅器63に出力する。その結果、増
幅器63はゲート信号のなくなる直前にサンプル
ホールドされた明暗信号に基づいて発光ダイオー
ド13の発光量を制御するのを持続する。すなわ
ち、印刷物11の通過中に検出された明暗信号に
基づいては、フイードバツク制御が行なわれな
い。
一方、増幅器64出力はゲート信号のなくなる
直前にサンプルホールドされた色調信号に基づい
て発光ダイオード12の発光量を制御するのを持
続する。すなわち、印刷物11の通過中に検出さ
れた色調信号に基づいては、フイードバツク制御
が行なわれない。
従つて、発光ダイオード12,13の交互発光
においても、発光ダイオード12,13の発光量
を制御することにより安定な出力が得られる。
なお、上述の各実施例では明暗信号によつて発
光ダイオード13を制御し、かつ色調信号によつ
て発光ダイオード12を制御した場合について説
明したが、これに限らず色調信号によつて発光ダ
イオード13を制御し、かつ明暗信号によつて発
光ダイオード12を制御しても良い。同様に、こ
の点に関しては色調信号によつていずれか一方の
発光ダイオードを制御し、かつ明暗信号によつて
両方の発光ダイオードを制御しても良い。また、
上述の各実施例ではフオトダイオード14が印刷
物の透過した光を受光する場合について説明した
が、これに限らずフオトダイオード14が印刷物
の反射した光を受光するようにしても良い。さら
に、上述の各実施例では受光素子にフオトダイオ
ードを使用して説明したが、これに限らずフオト
トランジスタを使用してもよい。
以上のように、この発明によれば、波長の異な
る光を出す2種類の発光素子からの光を受光する
受光素子の出力に基づいて被検出体の色調を検出
して一方の発光素子の光の強さを調整するととも
に、受光素子の出力に基づいて被検出体の明暗を
検出して他方の発光素子の光の強さを調整するの
で、発光素子および受光素子の温度変化による影
響や埃あるいは粉塵等の付着による影響を受けた
としても、バランスが崩れず、安定した出力が得
られ、検出精度が高いという効果が得られる。ま
た、この発明によれば、被検出体の読取中は読取
開始直前にサンプルホールドされた一定レベルの
信号で発光素子の発光強度を制御するようにして
いるため、読取期間中における読取信号のレベル
変化に影響されることなく発光素子の発光強度を
安定的に制御することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の先行技術となる光学読取装
置に用いられ、かつこの発明に適用される発光素
子と受光素子の配置図を示す。第2図は従来の光
学読取装置のブロツク図を示す。第3図は光学読
取装置に用いられる発光素子の出力波形図を示
す。第4図はこの発明の一実施例の光学読取装置
のブロツク図を示す。第5図はこの実施例の光学
読取装置の各部の出力波形図を示す。第6図はこ
の発明のその他の実施例の光学読取装置のブロツ
ク図を示す。第7図はこの実施例の光学読取装置
の各部の出力波形図を示す。 図において、11は印刷物、12および13は
発光ダイオード、14はフオトダイオード、22
および24は対数増幅器、23は差動増幅器、2
5は加算器、31および32はフイードバツク回
路、61はパルス発振器、62はインバータ、6
3および64は増幅器、65はレンズ、66およ
び69はローパスフイルタ、67はハイプスフイ
ルタ、68は乗算回路を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 被検出体を走査してその明暗および色調を読
    取る光学読取装置であつて、 それぞれが異なる波長の光を発光する2個の発
    光素子を含み、前記被検出体に当該異なる波長の
    光を投光するための投光手段、 前記被検出体を介して与えられる前記2個の発
    光素子の光を受光して電気信号に変換する受光手
    段、 前記受光手段の出力に基づいて前記被検出体の
    色調を検出する色調検出手段、 前記受光手段の出力に基づいて前記被検出体の
    明暗を検出する明暗検出手段、 前記被検出体を走査していないときは前記色調
    検出手段の出力をサンプルホールドし、前記被検
    出体を走査しているときはサンプリング動作を停
    止してホールド動作のみを行なう第1のサンプル
    ホールド回路、 前記被検出体を走査していないときは前記明暗
    検出手段の出力をサンプルホールドし、前記被検
    出体を走査しているときはサンプリング動作を停
    止してホールド動作のみを行なう第2のサンプル
    ホールド回路、 前記第1のサンプルホールド回路の出力に基づ
    いて、前記2個の発光素子のうちの一方の発光素
    子の発光強度をフイードバツク制御するための第
    1の発光強度制御手段、および 前記第2のサンプルホールド回路の出力に基づ
    いて、前記2個の発光素子のうちの他方の発光素
    子の発光強度をフイードバツク制御するための第
    2の発光強度制御手段を備える、光学読取装置。 2 前記受光手段は、 前記一方の発光素子の発光波長を検知し得るよ
    うに選ばれた第1の受光素子と、 前記他方の発光素子の発光波長を検知し得るよ
    うに選ばれた第2の受光素子とを含み、 前記色調検出手段は、 前記第1および第2の受光素子の出力をそれぞ
    れ対数増幅するための2個の対数増幅器と、 前記2個の対数増幅器の出力を差動増幅するこ
    とによつて色調信号を出力する差動増幅器とを含
    み、 前記明暗検出手段は、 前記第1および第2の受光素子の出力をそれぞ
    れ対数増幅するための2個の対数増幅器と、 前記2個の対数増幅器の出力を加算することに
    よつて明暗信号を出力する加算器とを含む、特許
    請求の範囲第1項記載の光学読取装置。 3 前記色調検出手段における対数増幅器と、前
    記明暗検出手段における対数増幅器とは共用され
    る、特許請求の範囲第2項記載の光学読取装置。 4 前記投光手段は、 パルス信号を発生する発振器と、 前記パルス信号に応答して前記2個の発光素子
    を交互に点灯させるための点灯制御手段とを含
    み、 前記受光手段は、前記各発光素子の発光波長を
    すべて検知し得るような受光素子を含み、 前記明暗検出手段は、前記受光素子の出力から
    前記パルス信号成分を除去することによつて明暗
    信号を出力する第1のフイルタ回路を含み、 前記色調検出手段は、 前記受光素子の出力から前記パルス信号成分を
    取出す第2のフイルタと、 前記第2のフイルタの出力と前記パルス信号と
    を乗算することによつて色調信号を出力する乗算
    回路とを含む、特許請求の範囲第1項記載の光学
    読取装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR20200129144A (ko) 2018-04-27 2020-11-17 미쓰비시 덴키 빌딩 테크노 서비스 가부시키 가이샤 무선원격 감시시스템

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