JPS6152712B2 - - Google Patents

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JPS6152712B2
JPS6152712B2 JP4271080A JP4271080A JPS6152712B2 JP S6152712 B2 JPS6152712 B2 JP S6152712B2 JP 4271080 A JP4271080 A JP 4271080A JP 4271080 A JP4271080 A JP 4271080A JP S6152712 B2 JPS6152712 B2 JP S6152712B2
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JP
Japan
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ladder
hydraulic
valve
vehicle body
hydraulic jack
Prior art date
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JP4271080A
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English (en)
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JPS56139768A (en
Inventor
Tetsuo Kozai
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MORITA HONPU KK
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MORITA HONPU KK
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Publication date
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  • Ladders (AREA)
  • Fire-Extinguishing By Fire Departments, And Fire-Extinguishing Equipment And Control Thereof (AREA)
  • Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は油圧ジヤツキを備えた梯子付消防自
動車等の自動水平設置方法に関するものである。
一般に、梯子付消防自動車等では作業時の安全
を計るため、梯子は常に垂直状態に保つ必要があ
る。しかるに梯子付消防自動車が火災現場等に到
着しても、その地盤は水平面とは限らず幾分傾斜
しているのが実情で、地盤の傾斜方向と梯子の伸
長方向が一致しない場合は、梯子の傾斜が避けら
れず、不安定になり好ましからぬ影響を及ぼす。
それ故、一般の梯子付消防自動車等では梯子を垂
直に修正する装置が備えられている。この装置の
方法は車体は傾斜のままで梯子だけを垂直に修正
する方法で、この方法では、一方向で梯子を垂直
に修正しても、梯子を旋回すると車体が傾斜して
いるため、梯子が再び傾斜して危険であり、旋回
するたびに梯子を垂直に修正し直さなければなら
ない不便があつた。
またトラツククレーン等においては、車体の傾
斜を検出して4個の油圧ジヤツキを制御して車体
を水平に設置する装置があるが、これらの方法で
は満足し得るように車体を水平に保持することが
できなかつた。即ち、すべての油圧ジヤツキが一
度接地してから車体を水平に設置させるため、高
い側の油圧ジヤツキが必要以上に伸びた場合、低
い側の油圧ジヤツキのストロークが不足すると云
う欠点がある。なお、すべての油圧ジヤツキを一
度全部伸ばしてから高い側の油圧ジヤツキを縮め
る方法もあるが、これでは上記欠点は少なくなる
が設置に時間がかかると云う欠点が生じる。ま
た、検出器は一般に重錘とリミツトスイツチで行
なわれ、車体が水平のとき重錘とリミツトスイツ
チの間を少し間隙を保つように取付けてあるため
に完全に水平にすることはできない。したがつ
て、人員を高く持ち上げる梯子付消防自動車等の
場合は、少しでも傾斜しておると非常に危険であ
る。
この発明は従来の上記欠点に鑑み、これを改良
除去するもので、演算制御装置を用いることによ
り車体がいかなる地形上であつても敏速かつ完全
に水平設置されるように構成したものである。
以下この発明の構成に図面に示した梯子付消防
自動車の場合について説明すると次の通りであ
る。
図面において、1は梯子付消防自動車の車体、
2は車体1の後方に装設されたターンテーブル
で、その中央部に梯子支持フレーム3を搭載し、
側部に梯子操作台(図示せず)を設置している。
このターンテーブル2は旋回用油圧モータ(図示
せず)によつて旋回機構(図示せず)を介して旋
回動作せしめられる。4は梯子取付フレームで、
これは梯子支持フレーム3上に根部を枢軸5を介
して起伏自在に枢着している。この梯子取付フレ
ーム4上に伸縮式梯子6の最下段梯子を固定支持
させている。梯子6は梯子支持フレーム3と梯子
取付フレーム4との間に介在させた起伏用油圧シ
リンダ7によつて起伏動作せしめられる。また梯
子6は下段より2段目の梯子と梯子取付フレーム
4との間に介在させた伸縮用油圧シリンダ(図示
せず)または枢軸5の部分に同軸的に設置された
捲取ドラム(図示せず)によつて伸縮動作せしめ
られる。8は車体1の前後左右に設けたアウトリ
ガで、車体1に固定支持されたアウトリガ外箱9
内に揺動自在に嵌収されるとともにアウトリガ外
箱9に本体側を止着したアウトリガシリンダ16
のピストンロツドに止着され、アウトリガシリン
ダ10の作動によつてアウトリガ外箱9内を摺動
して車体1の側方に張り出す。11は張出し完了
検出リミツトスイツチで、アウトリガ8の後端下
部に配設されたドツグ12により作動するように
してある。13はアウトリガ8の先端部にそれぞ
れ装備された油圧ジヤツキで、アウトリガ8の先
端にジヤツキシリンダ14を固着し、このジヤツ
キシリンダ14のピストンロツド15の下端部に
石突16を設けてなり、アウトリガ8の張出時に
ジヤツキシリンダ14の作動してピストンロツド
15を伸長し、このピストンロツド15の下端に
設けた石突16を地面に接地させ、車体1を少し
支え上げてクランプさせる。17は接地検出リミ
ツトスイツチで、石突16が地面に接地されると
アウトリガ8の上面で作動するようにしてある。
18は車体1が傾斜したとき傾斜角の大小に比例
して抵抗値の変る傾斜検出器で、車体1の中心に
沿つて前後にアウトリガ8と平行に並設した2個
とこれらの中間部分にアウトリガ8と直交した1
個の合計3個が車体1に設けられている。この傾
斜検出器18は第5図に示すように、ガラスチユ
ーブ容器19の中に粘性を有して該ガラスチユー
ブ容器19との表面張力作用により、緩やかな動
きをする特殊電解液20を封入し、そして複数の
電極板21,22,23を設け、これをブリツジ
回路24に接続させたもので、車体1が水平に保
たれているときにはガラスチユーブ容器19も水
平となり電極板21,22間と電極板21,23
間の抵抗置に変化は生じないが、車体1が傾斜す
るとガラスチユーブ容器19も同様に傾斜するか
ら、第6図に示すようにガラスチユーブ容器19
の中の特殊電解液20が緩やかに移動して電極板
21,22間と電極板21,23間の抵抗値が変
化し、これにより電極板21,22間と電極板2
1,23間に電圧差が起こりブリツジ回路24の
バランスがくずれて傾斜角に比例した出力を検出
する。
第7図に示されるのは、操作用油圧回路で、図
面において25はオイルタンク、26は油圧ポン
プ、27は油圧を一定にさせるためのリリーフ
弁、28はアウトリガシリンダ10を操作させる
ための主電磁切換弁、29はそれぞれジヤツキシ
リンダ14を操作させるための主電磁切換弁、3
0は各ジヤツキシリンダ14の伸長側油室と上記
各主電磁切換弁28とをそれぞれ接続する各油圧
管の一部にそれぞれ装設されたパイロツト式逆止
弁、31は油圧ポンプ26と主電磁切換弁28お
よび各主電磁切換弁29とを接続する油圧管の一
部に装設された常開形のオンオフ電磁弁、32は
オンオフ電磁弁31と並列に装設された流量制御
弁である。
第8図に示されるは上記操作用油圧回路と組合
せて働く電気回路で、図面において、33は電
源、34はメーンスイツチ、35はパイロツトラ
ンプ、36は油圧ジヤツキ張出しスイツチ、37
は油圧ジヤツキ収納スイツチ、38は演算制御装
置、39は傾斜過大警報パイロツトランプ、40
は傾斜過大警報ブザーである。なお、第8図中で
第1図乃至第7図と同一符号で示されるものは、
第1図乃至第7図と同一部品を示すので説明は省
略する。
以上がこの発明の構成で、次に上記構成に基づ
いて第9図に示すように図中右側が低い地面に車
体1が位置されている場合を例にとつて車体1が
自動的に水平設置される作動を順次説明する。
まず、メーンスイツチ34を投入する。する
と、傾斜検出器18の信号により演算制御装置3
8が車体1の傾斜角度を計算する。この計算結
果、傾斜角度が小さいときは油圧ジヤツキ13で
車体1の水平設置が可能で次の操作を行なわせる
が、傾斜角度が大きいときは油圧ジヤツキ13だ
けではジヤツキシリンダ14のストロークに限度
があり車体1の水平設置が不可能となる。このと
き油圧ジヤツキ13の石突16の下部に所定厚さ
の敷板を敷設することにより油圧ジヤツキ13で
車体1の水平設置が可能となるので、演算制御装
置38がどの油圧ジヤツキ13の石突16の下部
に敷板を敷設するかを指示してくれる。また、車
体1の傾斜角度が大き過ぎて油圧ジヤツキ13の
石突16の下部に敷板を敷設しても油圧ジヤツキ
13で車体1の水平設置が不可能であれば、演算
制御装置38の信号により傾斜過大警報パイロツ
トランプ39および傾斜過大警報ブザー40にて
傾斜過大の警報が発せられる。このときは傾斜の
少ない他の場所へ車体1を移動させる。次に、油
圧ジヤツキ張出しスイツチ36を投入する。な
お、演算制御装置38は電子装置なので上記作動
は瞬時にして行なわれるから、メーンスイツチ3
4を投入して数秒でこの油圧ジヤツキ張出しスイ
ツチ36を投入する操作は行なわれる。すると、
演算制御装置38を通じて主電磁切換弁28に通
電されてこれが伸長側に切換り、油圧ポンプ26
によつて供給される作動油がアウトリガシリンダ
10の伸長側油室に供給されてアウトリガ8がそ
れぞれ車体1の側方に張出す。そしてアウトリガ
8の張出しが完了すると、アウトリガ8の後端下
部に配設してあるドツグ12により張出し完了検
出リミツトスイツチ11が作動してこれの信号が
演算制御装置38に入り、演算制御装置38によ
り主電磁切換弁28への通電を遮断し、主電磁切
換弁28を中立に戻す。主電磁切換弁28が中立
に戻されると、演算制御装置38により車体1の
低い側に設置された油圧ジヤツキ13のジヤツキ
シリンダ14の主電磁切換弁29に通電されてこ
れが伸長側に切換り、油圧ポンプ26によつて供
給された作動油がジヤツキシリンダ14の伸長側
油室に供給されてジヤツキシリンダ14のピスト
ンロツド15が伸長し、このピストンロツド15
の下端に固設した石突16を地面に接地させ、さ
らにピストンロツド15を伸長して車体1の低い
側を持ち上げる。そして第10図に示すように車
体1がほぼ水平になるまで持ち上げられると、演
算制御装置38により主電磁切換弁28への通電
を遮断して主電磁切換弁28を中立に戻すととも
に車体1の高い側に設置されていた油圧ジヤツキ
13のジヤツキシリンダ14の主電磁切換弁29
に通電して伸長側に切換え、油圧ポンプ26によ
つて供給された作動油をジヤツキシリンダ14の
伸長側油室に供給してジヤツキシリンダ14のピ
ストンロツド15を該ピストンロツド15の下端
に固設した石突16が地面に接地するまで伸長す
る。そして第11図に示すように油圧ジヤツキ1
3の石突16が地面に接地するとアウトリガ8の
上面により接地検出リミツトスイツチ17が作動
してこれの信号が演算制御装置38に入り、演算
制御装置38により主電磁切換弁28への通電を
遮断し、主電磁切換弁28を中立に戻す。これ
で、すべての油圧ジヤツキ13の石突16が接地
して車体1が水平になつているが、地盤が軟弱で
あつては危険であるので、全油圧ジヤツキ13の
ジヤツキシリンダ14のピストンロツド15を伸
長して車体1を一定量持ち上げる。このとき、地
盤の堅い油圧ジヤツキ13では持ち上げられる
が、地盤の軟弱な油圧ジヤツキ13では下に押し
下げられる。これにより車体1の水平状態が維持
されなくなると、常開形オンオフ電磁弁31が閉
じて流量制御弁32により油圧ジヤツキ13のジ
ヤツキシリンダ14の伸長側油室に供給される作
動油の流量が少量に制限された後、微量調整を行
つて完全に車体1を水平にする。
以上の作動は演算制御装置38により間断なく
行なわれるのでスムーズでありかつスピーデイで
ある。なお、傾斜検出器の他の例として車体の傾
斜角度を振子式にして振子の変位を電圧に変換し
てもよいし、差動トランスを使用してもよい。ま
た常開式のオンオフ電磁弁と流量制御弁を第12
図に示すように大小2つの油圧ポンプにて行なつ
てもよい。なお、図中の符号41は逆止弁であ
る。
以上説明したようにこの発明によれば安全対策
上極めて有益であつて梯子付消防自動車等の自動
水平設置方法として優れた性能を発揮し得るもの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は梯子付消防自動車の概略側面図、第2
図はその概略平面図、第3図はアウトリガ張出し
途中の状態を示す説明図、第4図は油圧ジヤツキ
の石突が地面に完全に接地した状態を示す説明
図、第5図は傾斜検出器の詳細を示す図、第6図
はその傾斜状態を示す図面、第7図は操作用油圧
回路図、第8図は電気回路図、第9図乃至第11
図は車体を水平設置させる動作状態を順次説明す
るための動作説明図、第12図はオンオフ電磁弁
と流量制御弁を大小2つの油圧ポンプにて行なつ
た実施例の回路図である。 1……車体、3……アウトリガ、10……アウ
トリガシリンダ、11……張出し完了検出リミツ
トスイツチ、13……油圧ジヤツキ、14……ジ
ヤツキシリンダ、16……石突、17……接地検
出リミツトスイツチ、18……傾斜検出器、25
……オイルタンク、26……油圧ポンプ、27…
…リリーフ弁、28,29……主電磁切換弁、3
0……パイロツト式逆止弁、31……常開式のオ
ンオフ電磁弁、32……流量制御弁、33……電
源、34……メーンスイツチ、35……パイロツ
トランプ、36……油圧ジヤツキ張出しスイツ
チ、37……油圧ジヤツキ収納スイツチ、38…
…演算制御装置、39……傾斜過大警報パイロツ
トランプ、40……傾斜過大警報ブザー、41…
…逆止弁。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 車体の前後左右にそれぞれ装備した複数個の
    油圧ジヤツキを有する梯子付消防自動車におい
    て、油圧ジヤツキを伸長側油室とこのジヤツキシ
    リンダを操作する主電磁切換弁とをパイロツト式
    逆止弁を介して連結し、また油圧ポンプと上記主
    電磁切換弁と通ずる管路に常開形のオンオフ電磁
    弁と流量制御弁とを並列に設けると共に、車体が
    傾斜したとき傾斜角の大小に比例して抵抗値の変
    る傾斜検出器を設け、前記検出器からの信号によ
    り上記主電磁切換弁およびオンオフ電磁弁を制御
    する演算制御装置を設けてなり、まず前記演算制
    御装置の信号により主電磁切換を制御して低い側
    の油圧ジヤツキと高い側の走行車輪により車体を
    ほぼ水平状態にした後、常開形のオンオフ電磁弁
    を閉じて小流量による微量調整を行なつて車体の
    傾斜を完全に自動的に水平とするようにしたこと
    を特徴とする梯子付消防自動車等の自動水平設置
    方法。 2 上記傾斜検出器と演算制御装置を用いて傾斜
    角が大き過ぎて油圧ジヤツキだけでは水平に補正
    できないと検出された際、傾斜過大または油圧ジ
    ヤツキの下に敷板を敷く等の警報を発する傾斜過
    大警報装置を有する特許請求の範囲第1項に記載
    の梯子付消防自動車等の自動水平設置方法。
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WO1995000372A1 (fr) * 1993-06-28 1995-01-05 Kabushiki Kaisha Komatsu Seisakusho Dispositif de mise a niveau pour corps de vehicule de chantier dote de verins-supports

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