JPS6152539A - 太陽電池の出力を利用した建家の床下換気方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、建家床下基礎部を形成する布基礎コンクリー
トの換気孔に設けられた排気用換気装置と吸気用換気装
置の駆動モータを太陽電池の出力を利用して駆動し、建
家の床下の換気を強制的に行う方法に関する。

（従来の技術） 建家に関しての立地条件となる日本の気候風土は、高温
多湿で梅雨があったり、年間の降雨量か多い為に決して
良い条件であるとはいえないものであり、この悪い条件
の下でいかに快適に生活することかできるかは、第一に
住居となるｉｌ家の室内雰囲気の良し悪しによることに
外ならない。すなわち適当な温度と湿度を維持できるか
、できないかということであり、それ故日本の建家の多
くは木造ｌＡ築であり、又、窓や縁側を広く形成して外
気を導入することに工夫を凝らしていた。

それ故、昔より床下の換気としては、床を高く形成し、
しかも縁側の下等は開放されていて通風を良くすること
か行われていた。

（発明が解決しようとする問題点） しかしながら、近年の建築方法としては、建て基礎部に
布基礎コンクリートを布設して建）テ凸従部の周囲かす
っかり取囲まれた状態に形成ざ・れ、又、近年は地価の
暴＋＋ｅにより客同士が非常に接近して建てらＪｔ、そ
の上に塀や生垣ｔ・γて建家の周囲か取１）［１１１１
主れでいるため、ｌ！家基礎部１こ形成された小さな換
気孔による自然換気に碩る従来の方法によれば、無風状
態での換気は全く不可能であるし、通風状態でも弱い風
や間歇的な換気では不十分であるため、床下は常１こ湿
気を含んだ空気がＮ’Ｌす、畳や押入に湿気が上って不
愉快であるし、注入の健康にも悪く、床下はムカデやヤ
スデ等の不快害虫の住処ともなっているし、又、白蟻の
寄生や湿気による材木の被害もひどく、走電の寿命を短
くしているという問題があった。

又、上記問題に対する対策の一方法として、商用電源Ａ
Ｃ１００Ｖを電源とする換気扇を使用することか考えら
れるが、本方法によると器具の取付、屋内配線等は本職
に頼まねばならないし、電気代もかさみそれ故通常の室
内空気の状態ではながなが換気を行わず、漏電や失火の
事故も考えられ、従って留守中の１吏川も中止すること
になり、これでは能率の良い換気は期待で外ないという
問題が考えられる。

（問題点を解決するための手段） 本発明は、かかる従来の問題点を解決せんとなされたも
ので、その目的とするところは、太陽電池の出力を利用
して床下強制換気装置のモータを駆動して走電の床下の
空気を強制換気することによって床下空気を外気と同し
状態に保つことにより床下の湿気を取除き、乾燥を行う
換気方法を提供することにあり、この目的達成のための
手段として、本発明では定電床下基礎部に換気孔を形成
し、該換気孔に床下強制換気装置を設は該床下強制換気
装置は排気用換気装置と、吸気用換気装置と、で構成さ
れかつ太陽電池の出力を利用して該床下強制換気装置の
駆動モータが駆動され、床下の空気の換気を行う方法を
採用することとした。

（作用） 従って、本発明の方法によれば、床下基睨部の布基礎コ
ンクリートに換気孔を形成し、太陽電池の出力を利用し
て床下強制換気装置である排気用換気装置と１吸気用換
気装置の駆動モ〜りを駆動して、床下の空気の換気を行
う方法を採用したので、床下の空気が常に外気と入れ替
って、床下が乾燥しているので、畳や押入に湿気も上ら
ず、住人の健康にもよく、ムカデやヤスデ等の不快害虫
も住み付かず、又、白蟻や湿気による木材の被害もなく
なった。又、太陽電池の出力を利用したので維持費がか
からなくなった。

（実施例） 以下、本発明の実施例を図面に示して説明する。

図において、Ａは本発明の方法の一実施例を示す太陽電
池を利用した床下強制換気装置で、吸シ（用挨気装置１
は駆動モータ２と該駆動モータ２に連設連動された換気
７７ン３を備え、走電床下基陛部の布基礎コンクリート
４に形成された市価の換気孔５に取付けられている。

又、排気用換気装置６は、駆動モータ７と該ｙＪＡ動モ
ータ７に連設連動された換気ファン８を備え、上記吸気
用換気装置１が取付けられた南側換気孔５に対向する北
側換気孔９に取付けられている。

又、１０はアルミ基盤を用いることによって小型軽量化
された太陽電池モノニール（例えば、昭和石油（株）製
のＡｌ１二・モジュールとして市販）で、該走電の屋根
上部に取付けられている。

又、その出力部は吸気用換気装置１の駆動モータ２と、
排気用換気装置６の駆動モータ７と、の入力部に開閉ス
イッチ１１を介して結線され回路１２を構成する。

尚、１３は布基礎コンクリート４により区分された床下
空間部分を連通する１００φ以上の連通孔であり塩化ビ
ニル製スリーブにより形成されている。

又、Ｗ、は外気、Ｗ２は床下空気、１４１は畳、１５は
土台（木材）である。

従って、前記実施例の方法で、走電の床下の換気を行う
には回路１２の開閉スイッチ１１かＯＮの状態で吸気用
換気装置１か外気Ｗ１を床下に吸入し、排気用換気装置
６が湿気を含んだ床下空気Ｗ２を屋外に排出する。

尚、太陽電池モノニール１０は一定以」二の照度かあれ
ば常時出力を行うものであり、前記駆動モータ２及び７
どの組み合わせは日中であればほとんどの場合出力が’
ＩＧられ、駆動モータを駆動させる出力を確保でとる値
に設定されている。

以上説明したように本実施例の方法によれば、太陽電池
を電源とする換気装置Ａを（史用して換気する方法を採
用したので、商用電源を使用しないでも定電床下の強制
換気が行えるようになった。

又、小型軽量化された太陽電池モンユールを採用したこ
とにより、太陽電池の取ｆ寸場所も任意に決定でき、し
かも取付場所への負担も軽減できた。

それに太陽電池は半永及的に使用できるので維持久 費がかからず、又、低電圧であるので感電や漏電による
火災の危険もなくなった。

又、押入や畳に湿気が上ってニないし、床下等に不快害
虫も住付かず、白蟻や湿気による木材の被害もなくなっ
た。

以上、本発明の実施例について説明したが、本発明の具
体的な方法は前述した実施例に限定されるものではない
。

例えば、太陽電池モジュール１０と駆動モータ２゜７は
開閉スイッチ１１を介して直結したがこれに限らず、太
陽電池モジュール１０と開閉スイッチ１１の途中に充電
可能な二次電池を介すれば旧設後でも強制換気が可能で
あるし、又、二次電池ととタイマ回路を介すれば任意の
時間帯の強制換気も可能である。

又、換気装置及び太陽電池の取１；Ｉ−場所及び取１τ
］方向も１千意に設定できるものである。

（発明の効果） 以上説明したように本発明の方法によれば、定電床下を
強制換気するようにしたので、無風口前や間歇的な通風
時でも連続した換気が行われ、換気効果が顕著である。

又、外気が常時導入されるので床下にン界気か能らず衛
生的で住人の健康にも良く、不快害虫か住付かないので
不愉快な思いをしないでも良いし、又、白蟻の寄生や湿
気による材木の被害もなくｌｉ！家の寿命も長くするこ
とが可能となった。

又、太陽電池の出力を利用したので４４に持費がかがら
ず経）前約で′ある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す太陽電池を利用した走
電の床下の換気方法の全本説明図、第２図は定電基礎平
面図、第３図は該装置の結線図である。 １：′＠気用換気装置 ４：床下基礎部（布基礎コンクリート）５：換気孔 ６：排気用換気装置 ９：換気孔 Ａ：床下強制換気装置

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １）建家床下基礎部に換気孔を形成し、該換気孔に床下
   強制換気装置を設け、該床下強制換気装置は排気用換気
   装置と、吸気用換気装置と、で構成され、かつ太陽電池
   の出力を利用して該床下強制換気装置の駆動モータが駆
   動され、床下の空気の換気を行う太陽電池の出力を利用
   した建家の床下換気方法。