JP3062864U - 太陽電池を使用した室内空気排出用換気扇 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本考案は自然エネルギーを利用して、長期
間無人の密室的家屋であっても自動的に且つ安全に換気
を行い、室内のカビの発生、育成を防止する。 【解決手段】 本考案は太陽光発電による太陽電池１
を電源として、日光の照射期間だけケーブル５を介して
自動的にブラッシレス直流ファンモーター２使用の換気
扇を回転させて、室内に停滞した空気を排出し、外部の
乾燥した空気を自動的に室内に取り入れ、新鮮な空気で
室内を満たしてカビの発生・防止を行い、家屋・家具の
耐久性を維持するのに役立つ。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は、太陽電池でブラッシレスファンモーターを回転して換気をする換気 装置である。

【０００２】

【従来の技術】

室内換気装置は、一般に交流ファンモーターを回転させて換気を留意行うか、 或は、特殊換気目的として長期無人家屋等では、タイマー等を用いて換気動作時 間を指定して換気を行っている。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

長期間家を無人状態にする場合、室内の空気は停滞したままとなり、空気の流 通がなく、従って湿度や温度も上昇してカビが発生・生育し易い環境となる。 本考案は、電力会社の電気を使用せずに、省エネ電源を使用して火災的にも安 全に長期無人家屋の室内のカビの発生・カビ臭を防止する換気装置である。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

省エネとして、電力会社の電気を使用せずに太陽電池を使用する。日光が照射 している、いわゆる外気が乾燥している期間のみ太陽電池から電力を取り込み、 換気扇を回転させて外部の乾燥した空気と室内の空気を入れ替えようとするもの である。

【０００５】 本装置は、１２Ｖを発生する太陽電池を電源（直流１２Ｖ）とする装置である が、回路にヒューズを設け火災原因の発生等は未然に防止している。

【０００６】

【考案の実施の形態】

以下、図面に基づいて本実用新案の実施の形態を説明する。 図１乃至図２は、本実用新案に係る換気装置の第１実施形態を示しており、こ の装置は日光が図２の太陽電池１に照射すると、接続ケーブル５を介してブラッ シレスファンモーター２が回転する。日光が照射している期間ファンを回転させ て換気機能を達成するものである。

【０００７】

【実施例】

家屋の外壁周辺で日光の照射を最も長い時間受ける場所に太陽電池１を設置、 これを電源としてケーブル５を介して換気装置２乃至４に電気を供給する。 換気装置２乃至４は、主に換気を必要とする部屋の内壁面に設置して、ハウジ ング４に連結できる円筒形ダクトを通じて室内に停滞した空気を外部に排出させ て換気を行う。

【０００８】

【考案の効果】

上述のように、本考案の太陽電池使用換気装置は、長時間無人の家屋に於いて 、外気が乾燥している晴天の、しかも太陽が照射している昼間のみ、自動的に室 内の停滞空気を換気して、室内でのカビの育成を未然に防止、カビ臭も発生させ ない。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の太陽電池を使用した室内空気排出用換
気扇の実例を示す斜視図である。

【図２】本室内空気排出用換気扇の断面図並びに太陽電
池等の断面図である。

【符号の説明】 太陽電池（ソーラー） ブラッシレスＤＣファンモーター ルーバー ハウジングダクト（ダクト部分は丸形） ケーブル

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.⁶ 識別記号 ＦＩ // Ｈ０２Ｋ 29/00 Ｈ０１Ｌ 31/04 Ｑ

Claims (2)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 太陽電池と同電池で動作するブラッシレ
   ス直流モーターで回転するファンを組み合わせた、特殊
   な使用目的を達成する室内空気排出用換気扇。
2. 【請求項２】 ブラッシレス直流モーターで回転するフ
   ァンを円形ダクトに専用接続する形体にした室内空気排
   出用換気扇。