JPS6152431B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6152431B2
JPS6152431B2 JP2468179A JP2468179A JPS6152431B2 JP S6152431 B2 JPS6152431 B2 JP S6152431B2 JP 2468179 A JP2468179 A JP 2468179A JP 2468179 A JP2468179 A JP 2468179A JP S6152431 B2 JPS6152431 B2 JP S6152431B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fault
phase
transmission line
mode
power transmission
Prior art date
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Expired
Application number
JP2468179A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS55116278A (en
Inventor
Yukinari Yamakoshi
Hidekazu Tamagawa
Shoichi Takeda
Toshiaki Sakaguchi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Tokyo Electric Power Co Holdings Inc
Original Assignee
Tokyo Electric Power Co Inc
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
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Publication date
Application filed by Tokyo Electric Power Co Inc, Mitsubishi Electric Corp filed Critical Tokyo Electric Power Co Inc
Priority to JP2468179A priority Critical patent/JPS55116278A/ja
Publication of JPS55116278A publication Critical patent/JPS55116278A/ja
Publication of JPS6152431B2 publication Critical patent/JPS6152431B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は3相送電線において故障点を標定す
る装置に関するものである。
従来この種の装置として第1図、第2図に示す
ものがあつた。第1図において、1は送電線、
2,3は端子、4は故障点、5a,5bはサージ
によるパルス受信部、6a,6bは信号送受信部
である。故障点4において送電線故障が発生する
と、故障サージが故障点4より端子1および3に
向かつて進行する。このサージの第1波を両端子
のパルス受信部5a,5bで受信し、その受信時
刻とある基準時刻との差を信号送受信部6a,6
bを介して相互に送信し合い、各端子から故障点
4までの距離を測ろうとするものであつた。通常
この方式はパルス受信方式と呼ばれる。
第2図は距離継電方式を示す線略図である。第
2図において、1は送電線、2は端子、4は故障
点、7は距離継電器である。4で故障が発生する
と、端子2に設置した距離継電器7は2よりみた
インピーダンスZ〓を測る。Z〓は単位距離あたりの
送電線インピーダンスZ〓に比例するから、Z〓を知
つて故障点までを測距しようとするものであつ
た。この方式を距離継電器方式と呼ぶ。
従来のパルス受信方式は、他端との伝送路を必
要とする他故障サージの第1波のみに依存するた
め、故障発生位相、線路のサージ伝搬特性などに
より第1波の受信波形が種々変化するため信頼度
の高い測距が困難であり、また距離継電器方式
は、故障点抵抗がゼロであることが必要で、通常
これはゼロでないため正確な測距が困難であるな
どの欠点があつた。
この発明は上記のような従来のものの欠点を除
去するためになされたもので、故障発生前後の1
端電圧・電流ベクトルの変化分と、故障後の1端
電圧と電流ベクトルを使用することにより、1端
情報のみを用いてかつ故障点抵抗の影響を全く受
けない標定装置を提供することを目的としてい
る。
以下、この発明の一実施例を図について説明す
る。第3図において1aは送電線のa相、1bは
送電線のb相、1cは送電線のc相、8aはa相
電圧ベクトルV〓2a検出部、8bはb相電圧ベクト
ルV〓2b検出部、8cはc相電圧ベクトルV〓2c検出
部、9aはa相電流ベクトルI〓2a検出部、9bは
b相電流ベクトルI〓2b検出部、9cはc相電流ベ
クトルI〓2c検出部、10は演算処理部である。1
0は例えばミニコンピユータ、マイクロコンピユ
ータを用いることができる。
本発明によりa相1線地絡時の測距動作を述べ
る。a相1線地絡故障の等価回路は第4図のよう
になることが知られている。図においてV〓20,V〓
21,V〓22は端子2における各モード電圧ベクト
ル、V〓40,V〓41,V〓42は故障点4における各モー
ド電圧ベクトルV〓fは故障抵抗Rfの時3Rfにかゝ
る電圧ベクトルI〓20,I〓21,I〓22は端子2から故
障点4に流れる各モード電流ベクトル、I〓40,I〓
41,I〓42は故障点4から端子2に流れる各モード
電流ベクトル、I〓fは故障点4から流出する故障
電流ベクトルである。こゝに「モード」とは例え
ば零相、正相、逆相などのように相成分を一次変
換して得られたものを表わす。一方故障後の電
圧・電流ベクトルを、 V〓20=V〓20′+V〓20″ (1) のように健全時成分V〓20″と故障時に変化する成
分V〓20″とに分解する。第3図の8a,9a,8
b,9b,8c,9cで検出した各相電圧ベクト
ル、各相電流ベクトルから演算処理部10におい
てモード変換することにより、各モード電圧ベク
トルV〓20,V〓21,V〓22、各モード電流ベクトルI

20,I〓21,I〓22を得る。これらのベクトルから、
故障点4のモード電圧ベクトルを V〓40=A〓V〓20−B〓I〓20 (2) V〓41=A〓V〓21−B〓I〓21 (3) V〓42=A〓V〓22−B〓I〓22 (4) に従つて算出する。こゝに{A〓i,B〓i|i=
}は区間2,4におけるモード領域の
四端子定数であり、 A〓i=cosh(q〓ix) (5) B〓i=z〓i sinh(q〓ix) (6) 但し、q〓i=√
:モードi回路の伝搬定数 z〓i=√ :
モードi回路の特性インピーダンス ci :モードi回路のキヤパシタンス li :モードi回路のインダクタンス 次に、モードi回路における故障電流I〓fの分
流比をKjとすると、 V〓f=3RF・I〓f =−3Rf(1+Kj)・I〓4j (7) ところで I〓4j=C〓jV〓2j″−D〓jI〓2j″ (8) 但し、C〓j=sinh(q〓jx)/z〓j (9) D〓j=cosh(q〓jx) (10) であるから、 V〓f=−3Rf(1+Kj
(C〓jV〓2j″−D〓jI〓2j″) (11) すなわち、V〓fは端子2の電圧ベクトルの変化
分で算出できる。一方、V〓fは、 V〓f=V〓40+V〓41+V〓42 (12) であるから結局次の関係式が成立する。
3Rf(1+Kj)(C〓jV〓2j″−D〓jI〓2j″) +(A〓V〓20−B〓I〓20) +(A〓V〓21−B〓I〓21) +(A〓V〓22−B〓I〓22)=0 (13) 3Rf(1+Kj) =(A20−B20)+(A21−B21)+(A22−B22)/D2j
−C2j″(14) 式(14)はx,Kj,Rfを未知数とする複素数
についての式であるが、左辺は実数となる。
その理由は、Rfは故障抵抗であるので実数で
あり、分流比Kjは送電線の両端子2,3がとも
に電源端であれば故障点の両側のインピーダンス
角は等しくなつて電流の分流の割合は実数となる
からである。
式(14)の右辺は実数部分と虚数部分とに分け
られるが、左辺は実数部分のみであるので、右辺
の虚数部分は零となる。右辺の未知数はxだけで
あるから、虚数部分を零とすればxが求められ
る。xはRf,Kjが実数である限りRf,Kjの値
に全く影響されずに求められる。
このようにして故障点までの距離xが測定でき
る。
以上a相地絡時の動作を述べたが、次にb―c
相2線短絡時の動作を簡単に述べる。b―c相2
線短絡時の等価回路は第5図のようになることが
知られている。a相地絡時と同様に、 V〓41=A〓V〓21−B〓I〓21 (15) V〓42=A〓V〓22−B〓I〓22 (16) モードj回路の故障電流I〓fの合流比をKjとする
と、Rfの両端電圧V〓fは、 V〓f=R〓f I〓f =−Rf(1+Kj)I〓4j =−Rf(1+Kj) (C〓jV〓2j″−D〓jI〓2j″) (17) ところで V〓f=V〓41−V〓42 (18) だから、結局 Rf(1+Kj)(C〓jV〓2j″−D〓jI〓2j″) +(A〓V〓21−B〓I〓21) −(A〓V〓22−B〓I〓22)=0 (19) 従つて、xを未知数、Kj,Rfいずれかを未知
数とし他をパラメータとして(19)式を解き、故
障点までの距離Xknを測距することができる。
本発明で用いるモード電圧、モード電流として
はFortesquaの提案した零相、正相、逆相が有名
であるが、これらに限らず、一般的に相成分V
a,Vb,Vcを一次変換して次のように得られる
3個のモード成分を用いても良い。
以上のように、この発明によれば1端子の電圧
と電流を用いて故障点の標定ができるようにした
ので、他端との伝送路を省略できるため、装置が
安価にでき、また故障点の抵抗の大きさの影響を
全く受けずに標定できるため、実系統の故障に対
して精度の高い標定結果が得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のパルス受信方式による故障点標
定装置の一例を示すブロツク図、第2図は従来の
距離継電器方式による故障点標定装置の一例を示
すブロツク図、第3図は本発明の一実施例による
故障点標定方式を示すブロツク図、第4図、第5
図は本発明の動作原理を説明するための等価回路
図を示す。 図において、1は送電線、2,3は端子、4は
故障点、5a,5bはサージ受信部、6a,6b
は信号送受信部、7は距離継電器、8a,8b,
8cは電圧ベクトル検出部、9a,9b,9cは
電流ベクトル検出部、10は演算処理部である。
なお図中、同一符号は同一、又は相当部分を示
す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 被保護送電線の一端において導出された電圧
    ベクトルおよび電流ベクトルに関して、被保護送
    電線の故障発生前後における上記電圧ベクトルお
    よび上記電流ベクトルの変化分をV〓″,I〓″とし、
    故障発生後の電圧ベクトルおよび電流ベクトルを
    V〓,I〓とし、上記送電線の上記一端から故障点ま
    での送電線四端子定数をA〓(x),B〓(x),C〓
    (x),D〓(x)(xは故障点までの距離)とする
    とき、関係式 {A〓(x)V〓−B〓(x)I〓}/{C〓(x)
    V〓″
    −D〓(x)I〓″}の虚数部=0 を満足するxを求めることにより上記一端から故
    障点までの距離を標定することを特徴とする故障
    点標定方式。
JP2468179A 1979-03-03 1979-03-03 Determining system for failure point Granted JPS55116278A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2468179A JPS55116278A (en) 1979-03-03 1979-03-03 Determining system for failure point

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JP2468179A JPS55116278A (en) 1979-03-03 1979-03-03 Determining system for failure point

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Publication Number Publication Date
JPS55116278A JPS55116278A (en) 1980-09-06
JPS6152431B2 true JPS6152431B2 (ja) 1986-11-13

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JP2468179A Granted JPS55116278A (en) 1979-03-03 1979-03-03 Determining system for failure point

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
SE433405B (sv) * 1982-09-14 1984-05-21 Asea Ab Forfarande och anordning for lokalisering av ett felstelle pa en trefasig kraftledning
CN105301438B (zh) * 2015-08-06 2018-09-21 徐振宇 适用于输电线路高电阻故障的故障距离计算方法

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JPS55116278A (en) 1980-09-06

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