JPS6151724A - 電子管陰極構体 - Google Patents
電子管陰極構体Info
- Publication number
- JPS6151724A JPS6151724A JP60164074A JP16407485A JPS6151724A JP S6151724 A JPS6151724 A JP S6151724A JP 60164074 A JP60164074 A JP 60164074A JP 16407485 A JP16407485 A JP 16407485A JP S6151724 A JPS6151724 A JP S6151724A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cathode
- end shield
- electron tube
- tilted
- peripheral surface
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J1/00—Details of electrodes, of magnetic control means, of screens, or of the mounting or spacing thereof, common to two or more basic types of discharge tubes or lamps
- H01J1/02—Main electrodes
- H01J1/13—Solid thermionic cathodes
- H01J1/15—Cathodes heated directly by an electric current
- H01J1/18—Supports; Vibration-damping arrangements
Landscapes
- Microwave Tubes (AREA)
- Solid Thermionic Cathode (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の利用分野〕
本発明は電子管陰極構体に係り、特に陰極を保持スるエ
ンドシールドに関する。
ンドシールドに関する。
第1図は従来よ)広く用いられているマグネトロンの陰
極構体を示すものに例えば特開昭52−137968号
等がある。熱電子を放出するトリ表つムタングステン線
などをらせん状にした陰極lの上下端部は、軸方向への
熱電子の逸脱を防止するための一対の上エンドシールド
2と下エンドシールド3とに固定され、更に上下エンド
シールド2.3はそれぞれ陰極電流を供給するリード線
→、5に固定されている。また前記上下エンドシールド
2.30対向面には、ゲッター吸収性を有しかつ比較的
2次電子放射比の小さいZrなどからなる円板を溶接固
定、またはZrなどの粉末金属を塗布焼成して電子放射
抑制層2a、3aを設け、2次甫子放射の抑制を図って
いる。
極構体を示すものに例えば特開昭52−137968号
等がある。熱電子を放出するトリ表つムタングステン線
などをらせん状にした陰極lの上下端部は、軸方向への
熱電子の逸脱を防止するための一対の上エンドシールド
2と下エンドシールド3とに固定され、更に上下エンド
シールド2.3はそれぞれ陰極電流を供給するリード線
→、5に固定されている。また前記上下エンドシールド
2.30対向面には、ゲッター吸収性を有しかつ比較的
2次電子放射比の小さいZrなどからなる円板を溶接固
定、またはZrなどの粉末金属を塗布焼成して電子放射
抑制層2a、3aを設け、2次甫子放射の抑制を図って
いる。
しかしながら、この構造は電子放射抑制層2a、3aを
設けるため、製造工程が増加し、コスト高になる。また
マグネトロン製作工程中において、電子放射抑制層2a
、3aの表面が酸化したフ、また陰極1からの蒸発物な
どが付着したジし、2次電子抑制効果を十分に発揮でき
ないという欠点を有する。また動作寿命時間によっても
徐々に2次電子の抑制効果が減少して不安定となるとい
う欠点を有する。
設けるため、製造工程が増加し、コスト高になる。また
マグネトロン製作工程中において、電子放射抑制層2a
、3aの表面が酸化したフ、また陰極1からの蒸発物な
どが付着したジし、2次電子抑制効果を十分に発揮でき
ないという欠点を有する。また動作寿命時間によっても
徐々に2次電子の抑制効果が減少して不安定となるとい
う欠点を有する。
そこで、上下エンドシールド2.3の対同面が平行に対
口するのを避け、第2図に示すように上エンドシールド
6の円板部を傘型に形成したものとして、実開昭52−
109439号があり、または第3図に示すように下エ
ンドシールド7の上エンドシールド2との対同端面をす
シ鉢状に形成したもの、もしくは第2図、第3図の上下
エンドシールド6.7を組合せたものが提案されている
。このように形成することにより、陰極lからの熱電子
が上下エンドシールド6.3または2.7もしくは6.
7に射突して発生する2次電子の放出方向を上下エンド
シールド間で2次電子増倍現象を起さぬようにそらして
しまうことができる。
口するのを避け、第2図に示すように上エンドシールド
6の円板部を傘型に形成したものとして、実開昭52−
109439号があり、または第3図に示すように下エ
ンドシールド7の上エンドシールド2との対同端面をす
シ鉢状に形成したもの、もしくは第2図、第3図の上下
エンドシールド6.7を組合せたものが提案されている
。このように形成することにより、陰極lからの熱電子
が上下エンドシールド6.3または2.7もしくは6.
7に射突して発生する2次電子の放出方向を上下エンド
シールド間で2次電子増倍現象を起さぬようにそらして
しまうことができる。
しかしながら、第2図に示す傘型の上エンドシールド6
は金製が複雑となる。また第2図、第3図に示す上下エ
ンドシールド6.7は比較的高価なMoやWの材料所要
量が第1図に示す上下エンドシールド2.3に比べて多
く要し、高価になる欠点を有する。また上下エンドシー
ルド6.7の重量が増すことによυ、これらに連なる陰
極lが通電により加熱上昇する時に、上下エンドシール
ド6.7の熱容量の増加に伴なって陰極1の端部の温度
上昇が低くなるので、陰極全体として均熱部分が少なく
なシ、陰極自体の寿命が短かくなると井に、熱電子を効
率良く取るのに妨げになるという欠点を有する。
は金製が複雑となる。また第2図、第3図に示す上下エ
ンドシールド6.7は比較的高価なMoやWの材料所要
量が第1図に示す上下エンドシールド2.3に比べて多
く要し、高価になる欠点を有する。また上下エンドシー
ルド6.7の重量が増すことによυ、これらに連なる陰
極lが通電により加熱上昇する時に、上下エンドシール
ド6.7の熱容量の増加に伴なって陰極1の端部の温度
上昇が低くなるので、陰極全体として均熱部分が少なく
なシ、陰極自体の寿命が短かくなると井に、熱電子を効
率良く取るのに妨げになるという欠点を有する。
そこで、本発明の目的はコストg減および性能口上を図
ることができるτ子管陰g構体を提供することにある。
ることができるτ子管陰g構体を提供することにある。
陰極からの熱電子が下エンドシールドに射突して発生す
る2次電子を管軸方向と反対方向に逸すべく、下エンド
シールドの傾斜面を外方に向けたことを特徴とする電子
管陰極構体である。
る2次電子を管軸方向と反対方向に逸すべく、下エンド
シールドの傾斜面を外方に向けたことを特徴とする電子
管陰極構体である。
以下、本発明の一実施例を第4図によう説明する。なお
、第1図と同じ部材には同一符号を付しその説明を省略
する。下エンドシールド8は、陰極!の外周面を固定す
る内周面8aと、この内周面8aの端部から外側に傾斜
した傾斜面8bとを形成してなる。
、第1図と同じ部材には同一符号を付しその説明を省略
する。下エンドシールド8は、陰極!の外周面を固定す
る内周面8aと、この内周面8aの端部から外側に傾斜
した傾斜面8bとを形成してなる。
また、前記の従来例の他にマグネトロン陰極構体におけ
る端部の表面をテーパ状に形成した実開昭52−107
57号がある。これはコイル状フィラメントの熱応力を
分散させるため、サポータ(本邸のエンドシールド相尚
)のフィラメント接触面をテーバ状に形成せしめたもの
であって、傾斜面の延在構成が異なるものである。
る端部の表面をテーパ状に形成した実開昭52−107
57号がある。これはコイル状フィラメントの熱応力を
分散させるため、サポータ(本邸のエンドシールド相尚
)のフィラメント接触面をテーバ状に形成せしめたもの
であって、傾斜面の延在構成が異なるものである。
従って、陰極1.からの熱電子が傾斜面8bに射突して
発生する2次電子は管軸方向からはずれた方向となシ、
上エンドシールド2の対向面に射突する2次電子は色端
に減少し、第3図の場合と同様に2次電子増倍効果を抑
えることができる。勿論、上エンドシールド2の内面に
第1図に示す電子放射抑制層2aを設けて更に完全に2
次電子増倍効果を抑制するようにしてもよい。
発生する2次電子は管軸方向からはずれた方向となシ、
上エンドシールド2の対向面に射突する2次電子は色端
に減少し、第3図の場合と同様に2次電子増倍効果を抑
えることができる。勿論、上エンドシールド2の内面に
第1図に示す電子放射抑制層2aを設けて更に完全に2
次電子増倍効果を抑制するようにしてもよい。
゛このように、陰極1を固定する内周面8aの端部から
外側に傾斜面8bを形成してなるので、下エンドシール
ド8の高価な材料所要量は、第3図に示す下エンドシー
ルド7に比べて減少することは勿論のこと、第1図、第
2図に示す下エンドシールド3に比べても減少するので
、コスト低減が図れる。また下エンドシールド80重量
が減少することにより、下エンドシールド8の熱容量も
減少するので、陰極全体の均熱部分が増大し、陰極1の
寿命が向上すると共に、熱電子を効率良く取ることがで
きる。
外側に傾斜面8bを形成してなるので、下エンドシール
ド8の高価な材料所要量は、第3図に示す下エンドシー
ルド7に比べて減少することは勿論のこと、第1図、第
2図に示す下エンドシールド3に比べても減少するので
、コスト低減が図れる。また下エンドシールド80重量
が減少することにより、下エンドシールド8の熱容量も
減少するので、陰極全体の均熱部分が増大し、陰極1の
寿命が向上すると共に、熱電子を効率良く取ることがで
きる。
以上の説、明から明らかな如く、本発明によれば、コス
ト低減、寿命同上および性能向上が図れる。
ト低減、寿命同上および性能向上が図れる。
凹面の簡単な税、明
図は電子管陰極構体を示し、第1図、第2図、第3図は
それぞれ従来例の断面図、第4図は本発明の一実施例を
示す断面図である。
それぞれ従来例の断面図、第4図は本発明の一実施例を
示す断面図である。
Claims (1)
- らせん状の陰極と、この陰極の軸方向両端に配設された
一対の上下エンドシールドと、これら上下エンドシール
ドにそれぞれ固定され陰極電流を供給するリード線とを
備えた電子管陰極構体において、前記リード線側の下エ
ンドシールドは、前記陰極の外周面を固定する内周面と
、この内周面の端部から外側に傾斜した傾斜面とを形成
してなる電子管陰極構体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60164074A JPS6151724A (ja) | 1985-07-26 | 1985-07-26 | 電子管陰極構体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60164074A JPS6151724A (ja) | 1985-07-26 | 1985-07-26 | 電子管陰極構体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6151724A true JPS6151724A (ja) | 1986-03-14 |
JPH0548570B2 JPH0548570B2 (ja) | 1993-07-21 |
Family
ID=15786284
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60164074A Granted JPS6151724A (ja) | 1985-07-26 | 1985-07-26 | 電子管陰極構体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6151724A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20040013308A (ko) * | 2002-08-05 | 2004-02-14 | 삼성전자주식회사 | 마그네트론 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5413007U (ja) * | 1977-06-30 | 1979-01-27 | ||
JPS5520053U (ja) * | 1978-07-25 | 1980-02-08 |
-
1985
- 1985-07-26 JP JP60164074A patent/JPS6151724A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5413007U (ja) * | 1977-06-30 | 1979-01-27 | ||
JPS5520053U (ja) * | 1978-07-25 | 1980-02-08 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20040013308A (ko) * | 2002-08-05 | 2004-02-14 | 삼성전자주식회사 | 마그네트론 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0548570B2 (ja) | 1993-07-21 |
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