JPS615144A - 空洞部を偏心させて設けたコンクリ−ト・ブロツク - Google Patents

空洞部を偏心させて設けたコンクリ−ト・ブロツク

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JPS615144A
JPS615144A JP59126671A JP12667184A JPS615144A JP S615144 A JPS615144 A JP S615144A JP 59126671 A JP59126671 A JP 59126671A JP 12667184 A JP12667184 A JP 12667184A JP S615144 A JPS615144 A JP S615144A
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JP
Japan
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block
concrete
concrete block
reinforcing bars
thick
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JP59126671A
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JPS6350503B2 (ja
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博 田丸
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SUPURITSUTON KOGYO KK
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SUPURITSUTON KOGYO KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は鉄筋を挿入すべき空洞部を有するコンクリート
・ブロックに関する。
特に擁壁ブロックのように、積み上げたブロックの一方
の横方向から土圧を受けるような所に用いるブロックに
ついて、該一方からの土庄に対する強度を強くしたブロ
ックである。
(従来技術) 従来のブロックは第1図に上面図を示すように、ブロッ
ク1の肉厚部のなかで、両側面2.2′の中心線上に空
洞部3.3′・・・・・・を設けていた。この空洞部3
.3′・・・・・・はブロックの重量を少なくし、目。
つ必要に応じ、この空洞部に鉄筋を挿入して、その周囲
の空洞部に生コンクリートを詰め込んでブロック構築物
の伸度を強くするために用いられている。
しかしながら、このような空洞部を設けたコンクリート
・ブロックは、擁壁等のように、構築物の一方向からだ
け強い土庄のような圧力がかかった場合′に、前記鉄筋
の位置および肉厚部は力学的に見て、充分その能力を発
揮し得ていないことになる。
即ち、鉄筋は引っ張り強度が強いが、圧縮強度が弱いも
のであり、ブロック肉厚部は反対に引っ張り強度が弱く
、圧縮強度が強いという性質を持っているものであるが
、鉄筋がブロックの中心にあると、片側、例えば同図2
の側面から土庄等の圧力を受けた場合に、土圧をうける
方向から鉄筋までの間の肉厚部4の部分は引っ張り力を
受けるが、前記のようにコンクリートは引っ張り強度が
弱いから、この4の部分のコンクリートはあまり土圧に
抵抗するのに役立たない。また土圧を受ける方向から鉄
筋よりも遠い部分の肉厚部、同図5に示す部分は圧縮力
を受けるが、この部分は鉄筋の反対側だけの小部分であ
るため強度は小いことになる。一方、同図4の部分は土
圧する対する抵抗としては殆ど働いていないのに、余δ
1なコンクリートが用いられていることになる。このよ
うに従来のコンクリート・ブロックは横からの圧力に対
してコンクリート・ブロックの肉厚部分が充分その役目
を果たしていないことになる。
そこでこの欠点を除去して、コンクリート・ブロックの
、空洞の両側にそれぞれ必要にして充分な厚さのコンク
リートを配し、肉厚部がそれぞれ充分その機能を発揮す
るようなコンクリート・ブロックが望まれる。
(発明の目的) 本発明は従来のコンクリート・ブロックの上記欠点を除
去し、横方向からの圧力に対してコンクリート・ブロッ
クの肉厚部が充分その機能を発揮するよ・うなコンクリ
ート・ブロックを提供することを目的とする。
(発明の構成) 本発明はコンクリート・ブロックの肉厚部内に、鉄筋お
よびこれを取り巻く生コンクリートを挿入すべき空洞3
.3′・・・・・・を、ブロックの肉厚部4.5のなか
で、両(111面の中心よりも一方の側面2に近づけ、
偏心させて両側面2.2′と平行に設4)ることにより
一方の側面2からの土庄等の圧力に対して、引っ張り強
度の高い鉄筋の機能が充分発揮され、且つ圧縮力を受け
る肉厚部5の肉厚が大きいため、該部分の機能が充分発
揮されるようにしたコンクリート・ブロックを提供する
ものである。
(実施例) 以下本発明を図面に示す実施例に従って詳細に説明する
。第2図は本発明を実施せるコンクリート・ブロックの
上面図であるが、コンクリート・ブロック1の肉厚部4
.5内に設けた空洞部3.3′・・・・・・は同図に示
すように、コンクリート・ブロック1の両側面2.2′
の中心線よりも、一方の側面2の側に偏心させて設け、
後に鉄筋を挿入すべき空洞3.3′・・・・・・の各中
心から一方の側4の肉厚部は薄く、他方の側5の肉厚部
は厚くなるように構成し、且つ従来と同様にブロックの
両側面2.2′と平行に設ける。
このように構成した本発明のコンクリート・ブロックは
例えば第3図に側断面図を示すように、擁壁ブロック等
に使用する場合に特にその効果を発揮する。その場合に
、土盤6の上に基礎コンクリート7を打ち込み、該基礎
コンクリート7の中には、基礎鉄筋8を入れておき、土
砂9の崩壊を遮るべき位置に本発明のコンクリート・ブ
ロック1.1′、1″を、土庄のかかる面に肉厚の薄い
4の部分が向くように積み上げる。各ブロックの空洞部
3.3′は両側面2.2′に平行であって一直線になる
からここに鉄筋10を百通させて挿入して前記基礎鉄筋
8と連結し、鉄筋の周囲の空洞部は生コンクリートを詰
め込んで埋めるのである。
その場合、矢印11に示す土砂9からの土庄が積み上げ
たコンクリート・ブロック1.1′、1“にががるが、
鉄筋10及びそれよりも土圧のかかる方向11に近い部
分の肉厚部4には引っ張り力がかかり、鉄筋10を介し
て土圧の反対側の肉厚部5には圧縮力が加わることにな
る。そのとき、引っ張り力の加わる側に近い部分に鉄筋
10が配置され、圧縮力のかかる5の部分の肉厚部は、
他方の肉厚部4よりも厚くなるように配置する。
(発明の効果) 本発明は以上のような構成のコンクリート・ブロックで
あり、これが前記第3図に示すように擁壁ブロックとし
て使用された場合に、前記のように鉄筋は土圧のかかる
側に近い部分に配置され、その反対側の肉厚部は厚くな
るように配置されるから、土庄によってコンクリート・
ブロックに引っ張り力のかかる部分に鉄筋が配置され、
土圧によって圧縮力のかかる部分のブロックの肉厚部が
厚くなることになるから、鉄筋は充分に引っ張り強度に
対して働くことになるとともに、肉厚部5の部分が厚く
なっていて、圧縮力に対して充分その機能を発揮するこ
とになる。而もあまりその機能を発揮しない土庄を受け
る側の肉厚部4は薄く構成されるから、無駄な部分のコ
ンクリート・ブロックの肉厚部が少なくなり、それだけ
コンクリート・ブロックを作るためのコンクリートは節
約されると共に、コンクリート・ブロック全体の重量も
軽減され、運11!等にも便利なコンクリート・ブロッ
クとなる。補足説明をすれば、土砂9から同し土圧を受
ける場合に、本発明のコンクリート・ブロックにおいて
は、同じ土圧に対して圧縮力を受ける部分5の肉厚部が
厚く構成されているから、それだけ全体として薄い、即
ち肉厚5の部分が従来のブロックの肉厚5の部分の厚さ
と同じになるような、即ち全体として軽量のブロックで
間に合うことになるのである。また逆に全体として従来
と同じ重量のブロックを作った場合に、鉄筋は圧力のた
め引っ張り力の係る側に配置されるから、その強度は充
分に発揮され、また肉厚部5は圧縮力の加わる燗が厚く
なっているため、肉厚部の能力は充分に発揮されるから
、全体として従来のコンクリート・プロ、りよりも強い
土庄に耐えることが出来ることになる。
勿論本発明は」1記のように擁壁として用いる以外にも
、一方からだけ圧力を受けるような構築物の壁等にも使
用して便利である。また例えばブロック塀に用いる場合
にも、地震等でこの塀が倒れた場合に一方に倒れると危
険であるような場合に、鉄筋10を挿入すべき空洞の設
けである側を倒れても差支えない側に、肉厚の厚い5の
部分を倒れては危険な方向に向けて設置すれば、危険な
方向には倒れないブロック塀が得られるのである。
勿論本発明にかかるコンクリート・ブロックは上記実施
例だけに限定されるべき必要はないことは言うまでもな
く、例えば、ブロックの形状は直方体に限らず、擁壁用
の控えを有する形状のブロックに実施してもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のコンクリート・ブロックの上面図第2図
は本発明を実施せるコンクリート・ブロックの上面図、
第3図は本発明のコンクリート・ブロックを擁壁に使用
した状態を示す側断面図である。 図中 1・・・・・・コンクリート・ブロック 3.3
′・・・・・・空胴 4および5・・・・・・空洞の両
側の肉厚部り【1

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. コンクリート・ブロックの肉厚部のなかに、鉄筋および
    これを取り巻く生コンクリートを挿入すべき空洞を、ブ
    ロックの両側面の中心よりも一方の側面に近づけ、偏心
    させて両側面と平行に設けたコンクリート・ブロック。
JP59126671A 1984-06-20 1984-06-20 空洞部を偏心させて設けたコンクリ−ト・ブロツク Granted JPS615144A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59126671A JPS615144A (ja) 1984-06-20 1984-06-20 空洞部を偏心させて設けたコンクリ−ト・ブロツク

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JP59126671A JPS615144A (ja) 1984-06-20 1984-06-20 空洞部を偏心させて設けたコンクリ−ト・ブロツク

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS615144A true JPS615144A (ja) 1986-01-10
JPS6350503B2 JPS6350503B2 (ja) 1988-10-11

Family

ID=14940979

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JP59126671A Granted JPS615144A (ja) 1984-06-20 1984-06-20 空洞部を偏心させて設けたコンクリ−ト・ブロツク

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JP (1) JPS615144A (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5366816U (ja) * 1976-11-08 1978-06-05

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5366816U (ja) * 1976-11-08 1978-06-05

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Publication number Publication date
JPS6350503B2 (ja) 1988-10-11

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