JPS6151084A - 赤熱コ−クスの受骸装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） ・本発゛明はコークス炉、特にコークスの乾式消火を行
うコークス炉における赤熱コークスの受骸装置に関す′
るも・のである。

（従来の技術） コークス乾式消火設備において、コークス炉か。

ら窯出され、る赤熱コークスはレール上を走行するバケ
ット・台車に載置されたコークバケットで受けて巻上基
までバケット台車で運び、その後コークバケットをクレ
ーンで巻き上げて乾式消火設備のプレチャンバ−上へ搬
びコークバケットの底部に設けたコークス排出ゲートを
開いて赤熱コークスをプレチャンバ−内へ装入し、赤熱
コークスは乾式消火設備で消火され赤熱コークスの顕熱
は系内で例えば？イラーで発電用の蒸気を得るなど有効
利用される。が、赤熱コークスを排出した後のコークバ
ケットは再びバケット台車へ載置し、コークス炉の次の
窯出に備える。

ごのように、コークバケットはバケット台車と共に赤熱
コークスの搬送のために反復使用される搬送装置である
。

（発明が解決しようとする問題点） 従来のコークバケット及びバケット台車は第７図（イ）
及び第７図（ロ）に示すようにバケット台車１上　′に
矩形のコークス受板２を有した矩形のコークパケッ）３
Ａを搭載しコークス炉４まで電車３１によシ牽引して窯
出前のコークス炉窯口に定位置停止をし、コークス炉４
からコークガイドを介して押し出されるコークス５をバ
ケットの有効長さｔの範囲内において低速走行しながシ
受骸する。しかし既設のコークス炉ではコークス落下点
６が！端に炉側にあシ、そして赤熱コークスの安息角２
９によって受骸後のコークスは第８図０）及び第８図（
ロ）の荷姿図に示すように炉側に片寄ってしまいコーク
パケッ）３Ａの全容積に対するコークス有効容積比はき
わめて低いものであった。

又荷姿図からも明らかなように偏荷重となシ巻上塔にお
いてクレーンで吊シ上げ時にバランスをとるためにコー
クバケット３Ａの反コーク炉側にバランスウェイトを設
ける必要があり、又バランスウェイトを設けることによ
シコークバケットが重ぐなるという不都合があった。

このような問題を解決するために、コークバケット用台
車に回転可能なターンテーブルを備え）このターンテー
ブル上にコークバケットを載置するようにしたコークバ
ケット用台車が実公昭５４−３９４８３号公報に開示さ
れている。

この技術によれば正方形成いは円形のコークバケット、
を該タ−ンテーブル上に載置しターンテーブルを回転さ
せなから受骸できるのでコークバケットを小容量化でき
、片荷の状態が解消できることから台車がレールの曲シ
部において転倒するというトラブルがなくなると説明さ
れている。

しかしながら、実公昭５４−３９４８３号公報に開示さ
れたコークバケット用台車はターンテーブルを台車上に
備える方式のものであるため、■窯出の時に起こる排出
ゲート隙間からの落骸、■浮遊粉シん等がターンテーブ
ル上に堆積し、このためにコークバケットをターンテー
ブル上に載置するときターンテーブル上に堆積したコー
クス塊又はコークス粉が支障となシ、安定したコークバ
ケットの載置及びコークバケットの円滑な回転に支障を
きたすなど不都合な点があシ、このために人力又は圧搾
空気による堆積コークスの排除作業を必要とした。

（問題点を解決するための手段） 本発明は前記従来技術の不都合な点を改善し、コークバ
ケット内のコークス有効容積比を大きくすると共にコー
クバケットを回転させる際の＝−クバケット重合を低減
させた実用的な装置を提供せんとするものである。

即ち、本発明は、胴体を円筒形または多角形、とし底部
に排出ゲートを設けたコークバケットをバケット台車に
回転可能に載置した赤熱コークスの受骸装置において、
コークバケットの回転軸心を中心として相対するコーク
バケット外側部にそれぞれ垂直方向にガイドレールを固
設し、これらのガイドレールにはガイドレールＫ　Ｇ　
って上下動するキャッチングブロックを設け、それぞれ
のキャラチングツ四、りはビン及び口、ドを介して排出
ゲートと連結されており、一方、コークバケットの外周
部にはコークバケットからは離れてコークバケットを囲
むように梁を設けると共にこの梁には相対する位置に吊
金物を固設し、それぞれの吊金物には前記キャッチング
ブロックと係合するフックを設けたことを特徴とする赤
熱コークスの受骸装置である。

（実施例及び発明の作用） 以下実施例を示す図面に基いて本発明を説明する。

第１図は本発明を例示する一部断面をもって示す正面図
でア）、第２図は本発明に係るバケット台車を例示する
平面図でラシ、第３図は本発明に係るコークバケットを
例示する斜視図である。

第１図〜第３図に示すように、本発明に係るコークバケ
ット３は胴体を円筒形又は多角形とし、内張ライナーを
張付けて構成し、その上端部３Ｂを斜上方に拡張させ、
底部には両側に開閉する排出ｆ−）７．７を有し、この
排出ｅ−）７．７の底面にはそれぞれ半円輪状のレール
８．８を該排出ゲート７．７を閉じた状態のとき円輪状
となるように敷設されており、コークバケット３をバケ
ット台車１上へ載置するときは、バケット台車ｌ上に３
個以上輪状に設置した受はローラー１７゜１７、・・・
上に該レール８，８が載るように置かれる。このとき、
バケット台車１に、上向きの突起９Ａ、９Ｂを有する旋
回腕９の該突起９Ａ、９Ｂが排出ゲート７．７の底面に
設けられた凹部７Ａ。

７Ｂに嵌合するようＫしておくので、バケット台車１に
設置したそ一ター１８、動力伝達機構３０によシコーク
バケット３を回転させることができる。従りて、コーク
ス炉から赤熱コークスを窯出する際には、バケット台車
１を移動させて当該炭化室前面にコークバケット３を停
止させておき、モーター１８を駆動してコークバケット
３を回転させながら赤熱コークスを受骸する。

さて、本発明は、コークバケット３を吊シ上げる機構を
簡素化したものであって、コークバケ。

トを回転させる際、コークバケットの重量を軽減させる
ととく成功したものであ）、そのためにコークバケット
３の回転軸心をはさんで相対する外側面に本発明独特の
排出ｒ−）開閉機構１１を有する。

本発明に係る排出ゲート開閉機構１１は第５図及び第６
図に例示するように１垂直方向Ｋｆイドレール２１Ａ、
２１　Ｂを固設し、これらのブイトレール２１Ａ、２１
Ｂ間にはキャッチングブロック１９が上下動できるよう
に設けられている。キャッチングブロック１９には左右
両側部に車輪２０Ａ、２０Ｂが設けられておシ、これら
の−両輪がガイドレール２１Ａ、２１Ｂに案内されて上
下に移動できる。この場合キャッチングブロック１９の
上方に設けた車輪２０Ａ、２０　Ａがガイドレール２１
Ａに案内され、下方に設けた車輪２０Ｂ。

２０Ｂがガイトレー　ル２１８に案内されるように上下
に移動する＠　　　゛ 一方、キャッチングブロック１９は２個の♂ン２４．２
４とロッド１２．２２によって排出ゲート７．７と連結
されていて、該ロッド２２，２２と排出ゲート７．７と
はピン２５．２５によシ連結されている。従って、キャ
ッチングブロック１９はピン２４，２５、ロッド２２、
排出ゲート７と連結しているためコークバケット３を吊
上げるためのバケット側ブロックにもなっておシ、又、
コークバケット３の下部を固定した状態でキャッチング
ブロック１９を降下させることによシ排出グー）７．７
を開く機能をも有している。図中２６゜２６は排出ｒ−
ドア、７をコークバケット３１Ｃ！１動可能に取シ付け
るピンである。

本発明に係る吊金物１２は第３図及び第４図に例示する
ようにコークバケット３の外周部にコークバケット３の
外径よシ大きい径として円輪状に設けた梁１３の両側に
相対するように固設されており、この吊金物１２の内側
には前記キャッチングプロ、り１９と係合するフック１
４が固設されている。吊金物１２の後面にはガイドロー
ラー１５が設けられておシ、吊金物１２を降下させた時
にガイドローラー１５がバケット台車１に固設されたガ
イドレール１６に案内されてコークバケット３の位置決
めを行い、又バケット台車を走行させるときの安定性確
保に役立つ。

本発明装置で赤熱コークスを受骸するには、前述のとお
シ、バケット台車１を当該コークス炉窯口に停止させて
コークバケット３を回転させながら行うが、そのときに
は吊金物１２に固設されている７、り１４は排出ｅ−）
開閉機構１１内に設けられているキャッチングブロック
１９の下方、に位置していてキャッチングブロック１９
とは分離し、コークバケット３の回転には支障のない位
置関係が保持されている。受骸が完了するとコーク　　
　・バケット３０回転を停止しバケット台車１を乾式消
火設備まで移動し、その後コークバケット３はクレーン
によって吊シ上げられ乾式消火設備のブレチャンパーの
上方へ移送される。

コークバケット３を吊）上げるには吊金物１２をクレー
ンで吊る。、が、このとき吊金物１２に固設されたフ、
り１４がキャッチングブロック１９と係合し、更にクレ
ーンの巻上げ動作を継続するとコークバケット３がバケ
ット台車１から離床し吊シ上げられる・ 次に排出・ゲートの開閉動作を説明する。

プレチャンバ−の上方へ吊シ上げられた、コークバケッ
ト３をそのまま吊）下げてブレチャンパー上部に設けら
れた支持架台へ載置すると、このときコークバケットの
下部に設けた脚２３が該支持架台に支持され、コークバ
ケット３の重％・がここで支えられる。この状態から更
にクレーンの巻下動作を継続すると排出Ｃ−ト開閉機構
１１内のキャッチングブロック１９はガイドレール２１
Ａ。

２．１Ｂに案内されて降下しその結果排出？−１７゜７
は自重とコークバケット３内の赤熱コークスの重量とに
よってピン２６．２６を介して回動し排出ｒ−トは開き
、赤熱コークスはプレチャンバ−内へ装入される。

コークバケット内のコークスの排出が完了−すると、ク
レーンの巻上動作によシ排出デートは閉じ、更に巻上動
作を継続するとコークバケットが吊シ上げられ前記の動
作と逆の動作によってコークバケット３はバケット台車
１上へ載置される。

コークバケット３がバケット台車１上に載置される動作
を更に説明すると、吊金物１２によって吊られた状態で
コークバケット３がバケット台車１の上方から降下する
と、バケット台車１上に設けられたガイドレール１６に
吊金物１２の後面に設けたがイドローラー１５が案内さ
れるように降下し、排出ｆ−ドア、７の底面に設けたレ
ール８゜８がバケット台車に設けた受ローラ−１７、１
７゜・・・によって支えられる如くコークバケット３が
バケット台車１上に載置される。このとき、バケット台
車１上に設けられた旋回腕９の突起９Ａ。

９Ｂが排出ゲート７．７に設けられた凹部１０Ａ。

１０Ｂに嵌合するようにしておく０ そして更に吊金物１２の降下を継続すると７ツク１４が
キャッチングブロック１９から外れてコークバケット３
は受はローラー１７．１７．・・・のみによって支持さ
れた状態となシ、旋回腕９によって回転が可能となる。

吊金物１２はその下端がバケット台車１に接した状態で
降下は停止し、′第１゛図の状態となる。

第１図に示すとお）、バケット台車１上に載置され、回
転可能な状態にらるコークバケット３は、吊金物１２と
は完全に切シ離されており、コークバケット３を吊シ上
げるため゛にコークバケット３に新たに設けた機構はキ
ャッチングブロック１９゜１９、ガイドレール２１Ａ、
２１Ｂのみでちって、非常にコンパクトでｌ）バケッ峯
の重量が軽減できる。

（発明の効果） ゛　以上、述べたとおシ、本発明に係るコークバケット
はコークスを受骸するために必要な最小限度の部分を受
骸時に回転させれば良く、従来回転式コークバケットの
採用が既設設備間のスペースから不可能と考えられたと
ころへの採用も可能にし、かつコークバケットを回転さ
せるための駆動部の軽量化も可能である。しかも矩形バ
ケットで当然とされてい九低いバケット有効容積率の向
上と、パ・ケラトの自重軽減、クレーン吊荷重の低下も
可能ならしめるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明を例示する一部断万をもって示す正面図
、第２図は本発明に係るバケット台車を例示する平面図
、第３図は本発明に係るコークバケットを例示する斜視
図、第４図は本発明に係る吊金物を例示する斜視図、第
５図及び第６図は本発明に係る排出ｒ−）開閉機構を例
示する正面図及び側面図、第７図（イ）及び（ロ）は従
来技術を例乗する正面図及び側面図、第８図（イ）及び
（ロ）は従来のコークバケットの荷姿を例示する正面図
及び側面図□である。 １・・・バケット台車　　　３・・・コークバケット７
・・・□排出ゲート １１・・・排出ゲート開閉機構 １２・・・吊金物　　　　　　１３・・・梁１４・・・
フック １９・・・キャッチングブロック ２１Ａ、２１Ｂ・・パガイドレール 第１１４ 第２図 １、’ｔ＜ケ咋トロ卓 第３　ＶＡ 第４図 に：吊金側　１３：梁　１４：ツー、つ　１６：汀イド
０一つ一第５図 第６図 ３：コークバケ’ｒトＩＩ：調り出イード閏閉羽Ｎ木ａ
　７り′キイ、手ングづ°Ｃ７り第　８　図 （イ） （ロ） −’Ｗ’；−

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 胴体を円筒形または多角形とし底部に排出ゲートを設け
   たコークバケットをバケット台車に回転可能に載置した
   赤熱コークスの受骸装置において、コークバケットの回
   転軸心を中心として相対するコークバケット外側部にそ
   れぞれ垂直方向にガイドレールを固設し、これらのガイ
   ドレールにはガイドレールに沿って上下動するキャッチ
   ングブロックを設け、それぞれのキャッチングブロック
   はピン及びロッドを介して排出ゲートを連結されており
   、一方、コークバケットの外周部にはコークバケットか
   らは離れてコークバケットを囲むように梁を設けると共
   にこの梁には相対する位置に吊金物を固定し、それぞれ
   の吊金物には前記キャッチングブロックを係合するフッ
   クを設けたことを特徴とする赤熱コークスの受骸装置。