JPS615093A - 新規な21位シアノ化コルチコイド誘導体およびその製法 - Google Patents

新規な21位シアノ化コルチコイド誘導体およびその製法

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JPS615093A
JPS615093A JP12348084A JP12348084A JPS615093A JP S615093 A JPS615093 A JP S615093A JP 12348084 A JP12348084 A JP 12348084A JP 12348084 A JP12348084 A JP 12348084A JP S615093 A JPS615093 A JP S615093A
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JP
Japan
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alkyl group
methyl
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hydrogen atom
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JP12348084A
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Kazumasa Nitta
新田 一誠
Akira Maruyama
章 丸山
Kenichiro Nakao
健一郎 中尾
Kiyoshi Miyake
三宅 基義
Hiroaki Ueno
裕明 上野
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Mitsubishi Kasei Corp
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Mitsubishi Kasei Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野〕 本発明は新規な、2/位シアノ化コルチコイド誘導体お
よびその調法に関する。本発明に係る、27位シアン化
コルチコイド誘導体は、全身性抗炎症作用に比べ局所抗
炎症作用が強く、急性慢性湿疹、脂漏性湿疹、接触性皮
膚炎、アトピー性皮膚炎、乾癖などの疾患の治療に有用
である。
唸だ、27位シアン化コルチコイド誘導体は局所の抗炎
症作用が極めて強い上に全身性副作用の指標である胸腺
萎縮作用が極めて弱いという特徴があシ、安全性の高い
皮膚疾患治療薬として有用である。
(発明の要旨〕 本発明の要旨は、下記一般式(■): (式中、AはHO,C,、たは0ゝイ′ を表わし;Y
H”1 は水素原子またはハロゲン原子を表わし;Bは水素原子
、オキソ基、あるいはα−位もしくはβ−位のハロゲン
原子または低級アルキル基を表わし;R′は水素原子ま
たはα−位もしくはβ−位の低級アルキル基を表わし;
R1け炭素数l〜gのアルキル基、ハロゲン化アルキル
基またはアルコキシ基を表わし;a、、a、間の結合は
一重結合または二重結合である。)で示される37位シ
アン化コルチコイド誘導体およびその製法に存する。
(発明の構成) 本発明の詳細な説明すると、本発明の21位シアン化コ
ルチコイド誘導体は、下記一般式(1)%式% C1,02間の結合は、−重結合または二重結合である
。Yは水素原子またはフッ素、塩素、臭素およびヨウ素
から選ばれるノ・ロゲン原子を表わすが、特にフッ素お
よび塩素が好ましい。
Bは、水素原子、゛オキソ基おるいは、α−位もしくは
β−位のフッ素、塩素、臭素およびヨウ素から選ばれる
ノ・ロゲン原子またはメチル、エチル、プロピル等の低
級アルキル基を表わすが、特に水素原子が好ましい。
R1は水素原子またはα−位もしくはβ−位のメチル、
エチル、プロピル等の低級アルキル基を表わすが、特に
α−メチル基およびβ−メチル基が好ましい。
R1は、メチル、エチル、プロピル、ブチル等(DF[
i/−gのアルキル基、クロロメチル、コークロロエチ
ル、3−クロロプロピル等)炭素数7〜gのハロゲン化
アルキル基、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、ブトキ
シ等炭素数/〜gのアルコキシ基を表わすが、特にエチ
ル、プロピル、ブチル基が好ましい。
、2/位シアン化コルチコイド訪導体の具体例としては
、たとえばコン−シアノ−9α−フル71−0− / 
6β−メチル−7、クープレグナジェン−//β、/7
α−ジオールー3..20−ジオン17α−アセテート
、2/−シアクーデα−フルオロ−16β−メチル−/
、クープレグナジェン−/lβ、/7α−ジオールー3
,2θ−ジオン77α−プロピオネート1.2/−シア
ノータα−フルオロ−/6β−メチルー/、 + −フ
レグナジエンー//β、/7α−ジオール−3,コ0−
ジオン17α−ブチレート、2/−シアノーワα−フル
オロー16β−メチル−/、4(−プレグナジェン−l
/β、/7α−ジオールー3.コ0−ジオン17α−バ
レレート、J/−シアノ−9α−フルオロ−/6α−メ
チルー/、4Z−プレグナジェン−//β、/7α−ジ
オールー3..20−ジオン17α−プロピオネート、
9α−クロロ−λ/−シアノー/6β−メチルー/、4
L−プレグナジェン−//β、/りα−ジオール−3、
コク−ジオン1フα−グロビオネート、ユl−シアノー
9α−フルオロ−16β−メチル−/、ll−グレグナ
ジエンー/lβ、/7α−ジオール−、y、t、、、2
o−トリオン/7α−グロピオネート、J/−シアノ−
9α−フルオロ−16β−メチル−/、 4t−プレグ
ナジェン−/lβ、/7α−ジオールー3. s o 
−ジオン17α−メチルカーボネート、−/−シアノ−
9α−フルオロ−/6β−メチル−7、クーブレブナジ
エン−//β、/7α−ジオ−、II/−3,,2Q−
ジオン/7α−クロロアセテート、コン−シアノ−クー
プレグネン−//β、/7α−ジオールー3、−〇−ジ
オン/りα−プロピオネート1.2/−シアノ−クープ
レグネン−//β、/7α−ジオールー3.λθ−ジオ
ン/7α−ブチレート。
λ/−シアノーダープレグネンー//β、/7α−ジオ
ールー3,2o−ジオン/7α−バレレート、λl−シ
アノー/、 +−グレグナジェンー//β、/7α−ジ
オール−,3,,20−ジオン17α−プロピオネート
等が挙げられ、これらのウチでコl−シアノータα−フ
ルオロ−76β−メチル−/、+−プレグナジェン−/
/β。
17α−ジオール−3,−〇−ジオン17α−アセテー
ト、+21−シアソータα−フルオロ−16β−メチル
−7,グープレグナジェン−//β、/7α−ジオール
ー3.+20−ジオン17α−グロピオネート、−/−
シアノータα−フルオロ−7Aβ−メチル−/、41−
プレグナジェン−/lβ、77α−ジオールー3.−〇
−ジオン/7α−ブチレート、コン−シアノ−9α−フ
ルオロ−16β−メチル−7、タープレグナジェン−/
/β、/7α−ジオールー3.コ0−ジオン/7α−バ
レレート8.2)−シアノ−9α−フルオロ−16α−
メチル−/、4−プレグナジェン−7/、β、/7α−
ジオールー、?、、20−ジオン17α−プロピオネー
ト等の+27位シアン化コルチコイド誘導体は局所抗炎
症活性が高いので特に好ましい。
つぎに本発明化合物の製法について述べる。
本発明に係る。27位シアン化コルチコイド誘導体(1
)は、下記反応式に示すとおり1.27位ヒドロキシコ
ルチコイド(1)を塩基の存在下、スルホン酸ハライド
またはスルホン酸無水物誘4体と反応させて得られる一
/位スルホン酸エステル誘導体(II)を出発原料とし
、これにシアンイオンを放出する試剤を反応させること
により製造される。
(1)           (II)(式中、A、Y
、B、R1およびR′は上記一般式(1)で定義したと
おシであシ、2は炭素数/〜ioのアルキル基(メチル
、エチル等)またはハロゲン化アルキル基(クロロメチ
ル、クロロエチル等)を表わし、又はハロゲン原子な表
わす。)上記シアン化反応で使用されるシアンイオン放
出試剤としては、シアン化カリウムシアン化ナトリウム
などが挙げられる。溶媒としてはジメチルホルムアミド
、ジメチルアセトアミド、ジメチルスルホキシドなどの
非プロトン性溶媒が使用され、反応は0〜/、277℃
で/〜−□時間行われる。
得られるj/位シアノ化コルチコイドc1)(ri再結
晶等によシ精製することができる。
(発明の効果) 本発明の27位シアノ化コルチコイド′誘導体(1)は
、後に述べるように局所抗炎症作用カニ強く、かつ全身
性副作用が低いため、特に局所抗炎症剤として極めて有
用である。
(実施例) 以下、実施例を挙げて本発明を更に具体的に説明するが
、本発明は、その要旨を超えない限凱これら実施例に限
定されるものではない。
参考例(原料の製造例) デα−フルオロー/Aβ−メチル−/、4(−)。
レグナシエン−//β、/7α、2/−ト1ノオールー
ゐ−O−ジオンコl−メタンスルホイ・−ト/7α−プ
ロピオネートの合成: tα−フルオロ−16β−メチル−7、ダーツ。
レグナシエン−IIβ、/7α、2/−Mlオールー3
,20−ジオンlりα−プロピオネートへ2gにビリジ
ンノ5rnlを加え、水冷下更にメタンスルホン酸りロ
リドθ、コロmlを加え、SO分後室温に戻し、更にコ
時間攪拌した。
塩酸を含む氷水に反応液を注ぎ、塩化メチレンを加え、
有機層を2N−塩酸、飽和炭酸水素す) lラム水溶液
、飽和食塩水で洗浄後乾燥する。
塩化メチレンを留去すると、9α−フルオロ−/Aβ−
メチル−7,41−プレグナジェン−7/β、/7α、
J/−1リオールー3.10−ジオン2/−メタンスル
ホネート/7α−プロピオネート八3夕yを無定形固体
として得た。薄層クロマトグラフィー〔シリカゲル0.
2 j mm bベンゼン−酢酸エチル(/:/)]に
よる分析では、はぼ/スポットでアシ、更に精製するこ
となく、次工程の原料として使用した。
実施例/2/−シアノーデα−フルオロー/6β−メチ
ル−/、4(−プレグナジェン−1lβ、/7α−ジオ
ールー3.二〇−ジオンノアα−プロピオネート 参考例で得られたりα−フルオロ−16β−メチル−l
グープレグナジェン−7/β、/7αlコl−トリオー
ルー3.+20−ジオンλ/−メタンスルホネート17
α−プロピオネート/、3kjiにジメチルホルムアミ
ドココaおよびシアン化カリウムへグクyを加え、ざ0
℃で9時間攪拌した。
減圧下ジメチルホルムアミドを留去し、塩化メチレンを
加え、有機層を水でよく洗浄した後、乾燥する。
溶媒を留去して得た残渣をシリカゲルを用いたクロマト
グラフィー(ベンゼン:酢酸エチル=コニ/)で精製し
、ユl−シアノー9α−フルオロ−/6β−メチル−/
、lI−プレグナジェン−/lβ、ノアα−ジオールー
3.コO−ジオン/7α−プロピオネート0.3タg′
fr:得た。
(融点:2j6−2!;g”Q) 試験例 く方 法〉 本発明の化合物の薬理作用を明らかにするために、局所
性抗炎症試験および全身性副作用の指標である胸腺萎縮
作用試験を下記の手順に従って行った。
/)局所抗炎症試験 体重15〜−opの雄性aay系マウスを無作為に7θ
匹ずつの群にわける。
蒸留水に塩化ナトリウムθ、9% 、  Tween 
90/’do、a%、カルボキシメチルセルロースθ。
!俤、ベンジルアルコールo、q%を溶解もしくは懸濁
させた液を懸濁溶媒として使用する。
被試験化合物を懸濁溶媒:ピリジン:ジエチルエーテル
=7二り:左の混合液に所定濃度溶解し、4蓋の70%
クロトン油含有ジエチルエーテルと混和し、これを塗布
液とする。
市販のHさS朋のフェルトを7πzx7w片に切シ、糾
問接着剤を用いリングピンセットに付着させる。このフ
ェルトを塗布液に浸し、無麻酔下でマウス右耳に一定圧
力でこすシつけ塗布する。左耳は無処置とする。S時間
後マウスを殺し、左右耳を切断して重量を測定。
浮腫率として、右耳重量の左耳に対する増加率(%)を
算出する。被試験化合物の作用を、対魚群で得られた値
と比較して浮腫抑制率として表わす。
コ)胸腺萎縮作用試験 体重ノーθ〜ISO,lilの雄性ウィスター系ラット
を無作為に3匹ずつの群にわける。
被試験化合物をクロトン油:綿実油:エタノール:/二
gq=IOの液に所定濃度溶解し、これを注入液とする
x −fルを吸入させてラットを゛麻酔し、細い注射針
を用い、ラットメ背部皮下組織内に空気20m1を注入
して卵形の空気嚢をつくる。
ただちに上記薬物溶液0.!;mlを空気膜内へ投与す
る。麻酔から覚めたラットに飼料、水を自由摂取させて
飼育する。3日後、ラットを放血致死させ、解剖して胸
腺を摘出し、その湿重量を測定する。被試験化合物の作
用を、対照群で得られた値と比較して胸腺萎縮率として
表わす。
く結 果〉 抗炎症作用、胸腺萎縮作用とも、標準物質としてベタメ
サゾン/7.λ/−ジグロビオネートを使用し、平行線
検定法を用いてベタメサゾン/7,2/−ジプロピオネ
ートに対する抗炎症活性比および胸腺萎縮活性比を算出
した。
その結果を以下に示す。
ベタメサゾン/7,2/−ジプロピオネートの抗炎症活
性比および胸腺萎縮活性比をそれぞれ/、0とすると、
実施例で示したコノ−シアノ−9α−フルオロ−16β
−メチル−7,クープ−レフナシエン−11βl /7
α−ジオールーj、、20−ジオン/りα−ジプロピオ
ネート、抗炎症活性比コ、9;胸腺萎縮活性比0./7
;であシ、ベタメサゾン/7.−/−ジプロピオネート
に比べ抗炎症活性は大きく、全身性副作用の指標である
胸腺萎縮活性比は小宴がった。
また、抗炎症活性と全身性副作用の分離はR−(抗炎症
活性比)/(胸腺萎縮活性比)でし% コl−シアノー
デα−フルオロ−76β−メチル−/、F−プレグナジ
ェン−l/β、/7α−ジオール−ゐコo−ジオン/7
α−プロピオネートはR= / 7. /であり、ベタ
メサゾン/7,2/−ジグロビオネ−1・に比べ抗炎症
活性と全身性副作用の分離が大きいことを示している。
以上よシ明らかなように本発明化合物は、ベタメサゾン
/7.、l/−ジプロピオネートに比べ強い抗炎症活性
を示し、更に全身性副作用が弱く局所の抗炎症炸]とし
て有用である。
ほか1名

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)下記一般式( I ): ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中、Aは▲数式、化学式、表等があります▼または
    ▲数式、化学式、表等があります▼を表わし;Yは水素
    原子またはハロゲン原子を表わし;Bは水素原子、オキ
    ソ基、あるいは、α−位もしくはβ−位のハロゲン原子
    または低級アルキル基を表わし;R^1は水素原子また
    はα−位もしくはβ−位の低級アルキル基を表わし;R
    ^2は炭素数1〜8のアルキル基、ハロゲン化アルキル
    基またはアルコキシ基を表わし;C_1、C_2間の結
    合は一重結合または二重結合である。)で示される21
    位シアノ化コルチコイド誘導体。
  2. (2)下記一般式(II) ▲数式、化学式、表等があります▼(II) (式中、Aは▲数式、化学式、表等があります▼または
    ▲数式、化学式、表等があります▼を表わし;Yは水素
    原子またはハロゲン原子を表わし;Bは水素原子、オキ
    ソ基あるいは、α−位もしくはβ−位のハロゲン原子ま
    たは低級アルキル基を表わし;R^1は水素原子または
    α−位もしくはβ−位の低級アルキル基を表わし;R^
    2は炭素数1〜8のアルキル基、ハロゲン化アルキル基
    またはアルコキシ基を表わし;Zは炭素数1〜10のア
    ルキル基またはハロゲン化アルキル基を表わし;C_1
    、C_2間の結合は一重結合または二重結合である。)
    で示される化合物を、シアンイオンを放出する試剤と反
    応させることを特徴とする下記一般式( I ):▲数式
    、化学式、表等があります▼( I ) (式中、A、Y、B、R^1およびR^2は上記一般式
    (II)で定義したとおりである。)で示される21−シ
    アノ化コルチコイド誘導体の製法。
JP12348084A 1984-06-15 1984-06-15 新規な21位シアノ化コルチコイド誘導体およびその製法 Granted JPS615093A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1997039018A1 (fr) * 1996-04-18 1997-10-23 Hoechst Marion Roussel Nouveaux derives de pregnane sans substituent en position 17-alpha-, leur application a titre de medicament, leur procede de preparation, les intermediaires de ce procede et les compositions les contenant

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1997039018A1 (fr) * 1996-04-18 1997-10-23 Hoechst Marion Roussel Nouveaux derives de pregnane sans substituent en position 17-alpha-, leur application a titre de medicament, leur procede de preparation, les intermediaires de ce procede et les compositions les contenant
FR2747680A1 (fr) * 1996-04-18 1997-10-24 Roussel Uclaf Nouveaux steroides, leur application a titre de medicaments, leur procede de preparation, les intermediaires de ce procede et les compositions pharmaceutiques les renfermant

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