JPS61502940A - 多ろう質大麦から製品を回収する方法 - Google Patents
多ろう質大麦から製品を回収する方法Info
- Publication number
- JPS61502940A JPS61502940A JP60503615A JP50361585A JPS61502940A JP S61502940 A JPS61502940 A JP S61502940A JP 60503615 A JP60503615 A JP 60503615A JP 50361585 A JP50361585 A JP 50361585A JP S61502940 A JPS61502940 A JP S61502940A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- beta
- barley
- mixture
- starch
- solid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C12—BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
- C12Y—ENZYMES
- C12Y302/00—Hydrolases acting on glycosyl compounds, i.e. glycosylases (3.2)
- C12Y302/01—Glycosidases, i.e. enzymes hydrolysing O- and S-glycosyl compounds (3.2.1)
- C12Y302/01001—Alpha-amylase (3.2.1.1)
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A23—FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
- A23J—PROTEIN COMPOSITIONS FOR FOODSTUFFS; WORKING-UP PROTEINS FOR FOODSTUFFS; PHOSPHATIDE COMPOSITIONS FOR FOODSTUFFS
- A23J1/00—Obtaining protein compositions for foodstuffs; Bulk opening of eggs and separation of yolks from whites
- A23J1/12—Obtaining protein compositions for foodstuffs; Bulk opening of eggs and separation of yolks from whites from cereals, wheat, bran, or molasses
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A23—FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
- A23L—FOODS, FOODSTUFFS, OR NON-ALCOHOLIC BEVERAGES, NOT COVERED BY SUBCLASSES A21D OR A23B-A23J; THEIR PREPARATION OR TREATMENT, e.g. COOKING, MODIFICATION OF NUTRITIVE QUALITIES, PHYSICAL TREATMENT; PRESERVATION OF FOODS OR FOODSTUFFS, IN GENERAL
- A23L7/00—Cereal-derived products; Malt products; Preparation or treatment thereof
- A23L7/10—Cereal-derived products
- A23L7/104—Fermentation of farinaceous cereal or cereal material; Addition of enzymes or microorganisms
- A23L7/107—Addition or treatment with enzymes not combined with fermentation with microorganisms
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C11—ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
- C11B—PRODUCING, e.g. BY PRESSING RAW MATERIALS OR BY EXTRACTION FROM WASTE MATERIALS, REFINING OR PRESERVING FATS, FATTY SUBSTANCES, e.g. LANOLIN, FATTY OILS OR WAXES; ESSENTIAL OILS; PERFUMES
- C11B1/00—Production of fats or fatty oils from raw materials
- C11B1/10—Production of fats or fatty oils from raw materials by extracting
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C12—BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
- C12P—FERMENTATION OR ENZYME-USING PROCESSES TO SYNTHESISE A DESIRED CHEMICAL COMPOUND OR COMPOSITION OR TO SEPARATE OPTICAL ISOMERS FROM A RACEMIC MIXTURE
- C12P19/00—Preparation of compounds containing saccharide radicals
- C12P19/22—Preparation of compounds containing saccharide radicals produced by the action of a beta-amylase, e.g. maltose
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C12—BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
- C12Y—ENZYMES
- C12Y302/00—Hydrolases acting on glycosyl compounds, i.e. glycosylases (3.2)
- C12Y302/01—Glycosidases, i.e. enzymes hydrolysing O- and S-glycosyl compounds (3.2.1)
- C12Y302/01002—Beta-amylase (3.2.1.2)
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Wood Science & Technology (AREA)
- Biochemistry (AREA)
- Zoology (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Microbiology (AREA)
- Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Genetics & Genomics (AREA)
- Biotechnology (AREA)
- Food Science & Technology (AREA)
- Polymers & Plastics (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Oil, Petroleum & Natural Gas (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Nutrition Science (AREA)
- Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
- Medicines Containing Plant Substances (AREA)
- Coloring Foods And Improving Nutritive Qualities (AREA)
- Non-Alcoholic Beverages (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Fats And Perfumes (AREA)
- Polysaccharides And Polysaccharide Derivatives (AREA)
- Cereal-Derived Products (AREA)
- Peptides Or Proteins (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
多ろう質太麦から製品を回収する方法
発明の分野
本発明は多ろう賀大麦(讐axy Barley)粒を処理し、それから有用な
製品を得る方法、特にマルトース・シロップ、ベータ・グルカン、タンパク賀製
品、大麦油およびふすま製品を製造する方法に関するものである。
背 景
大麦は主として醸造工業において大麦麦芽として有用であることが知られた穀粒
産物である。そしてその醸造工業は、大麦麦芽の酵素活性な、デンプン分裂、タ
ンパク質分解のような工業的用途に利用するものである。大麦麦芽は、アルファ
・アミラーゼおよびベータ9アミラーゼの重要な供給源であり、また、ビール、
小麦粉のような多種の食品、およびデンプンを醗酵可能な糖類に転化するため穀
物として使用される。
従来は、他の分野における大麦の利用に関する著作は、極めて限られたものが存
在したにすぎない、他の用途における大麦の利用に関する従来技術の模範的なも
のとしては、まず、当会社の先の米国特許第4,311,714号および第4.
428,987号において見出すことができる。これらの特許においては、マル
トースシロップ、タンパク質製品、大支油、ふすまおよび炭水化物ガムの製造な
らびに回収に関する新規な方法が記載されている。本出願は、これらの従来方法
の改良に関するものである。
他の技術すなわち米国特許第3,848,397号は、すりつぶした大麦麦芽か
ら得られた穀物残さを処理して動物飼料用の水溶性タンパク賀製品を回収する。
米国特許第1,548,721号は、デンプンを大麦のような未発芽穀物ととも
に処理して、デンプンの大部分を糖化させる方法を記載している。米国特許第3
,889,277号は、タンパク質加水分解物ならびにデンプン画分、少なくと
も40%のタンパク質を含む溶液を生成するために、35〜50℃においてタン
パク質分解酵素で大麦穀物を処理することによって2大麦穀物からタンパク賀加
水分解物を製造することを開示している。カラメルの風味を有する製品を得るた
めに、このタン米国特許第3,901,725号は、穀物デンプン顆粒を大きさ
によって分離する湿式方法について記載し、この方法において大麦、ライ麦およ
び小麦デンプンを処理できることを述べている。しかしながらこの特許は、大麦
穀物から何らかの製品を得る特異な例を記載していない、米国特許第4.0!1
14.700号は、小麦、大麦あるいはライ麦の内胚乳画分の水中における分散
液からグルテンおよびデンプンを製造する方法に向けられている。しかしながら
、大麦を出発物貞として処理する実施例がなく、また大麦から得られる製品につ
いても何ら記載されていない。
デンマークの会社ディー−ディー・ニス・クロイニル(DOS−KROYER)
社によって出版され、そしてエリックーエスーニルソ7 (Erik S、 N
i1sson)によって1972年に北東において陳述されたアブミブ拳ディー
争ディー・ニスΦクロイニル法(The ABMIP/lID5−KROYER
Process )による「大麦シロップの製造」と題する出版物(パンフレッ
ト番号815GOO8E)において、原料大麦の発芽によって麦芽へ変換するこ
とによる大麦を処理するありふれた方法が開示されている。その中で、大麦をア
ルファ・アミラーゼあるいはベータ・アミラーゼのような酵素で直接的に分解す
ることによって、大麦麦芽の作用から抽出物のふりをする抽出物が製造される方
法が開示されている。
米国特許第3,791,8Ei5号は、60〜80%のマルトースおよび15〜
35%のマルトトリオースを含むマルトース・シロップがとうもろこしデンプン
から得られることを開示している。
発明の開示
本発明の目的の一つは、多ろう質大麦から多くの有用な製品を得る一連の処理段
階を提供することである。
本発明の他の目的の一つは、多ろう買大麦粒を処理して高マルトース炭水化物シ
ロップ、タンパク質t2m物、大麦油、炭水化物ガム、およびふすまタンパク質
を得る方法を提供することである。
本発明のさらに他の目的の一つは、上記の諸製品を広範囲の食品工業製品として
用いるのに十分な純度で連続的な方法によって生産するための完全な処理システ
ムを提供することである。
本発明の他の目的ならびに利点は、以下の記述中において明らかとなるであろう
。
丘記の目的ならびに利点をW4足するために本発明は、多ろう負大麦の出発物質
あるいは穀粒から有用な製品を回収するための製造方法を提供するものであり、
これらの製品は大麦シロップ、大麦油、タンパク質濃縮物、固形のベーターグル
カンおよびふすまタンパク賀残さを包含している。
本発明による多ろう負大麦から製品を回収する方法は、多ろう質大麦粒すなわち
少なくとも約92%のアミロペクチンを含む大麦粒を処理するものであり、以下
の諸工程を広く含んでいる。
1)細fi(ヒされた多ろう負大麦を、酵素を不活性化するとともに酵素が不活
性化されたひきわり(meal)を生成するのにじゅうぶな温度に加熱する、
2)上記のひきわりを40〜60℃で水と混合する、3)固体と液体を分離する
、
4〕 液体を濃縮し、その液体から固形のベータ・グルカン類を回収する、
5)3)の工程で得られた固形分を他の場所に移し、約40〜60°Cの温度に
おいて水と混合し、少なくともアルファーアミラーゼ酵素、および好ましくはベ
ータ・アミラーゼ酵素を添加して混合物を形成する、6〕 上記混合物を、デン
プンの転化を起こさせてデンプン混合物を形成するのに十分な時間にわたって約
70〜75℃の温度に加熱し、
7)上記デンプン混合物を約50〜60″Cの温度に冷却し、少なくともベータ
・グルカナーゼ、および好ましくはアルファ・アミラーゼ酵素を含む追加の酵素
を添加し、転化混合物の形成に十分な期間にわたって上記温度で放置する、
8)ふすまタンパク賀残さの固形物および製品液体を生成するために、上記の転
化混合物を精密でない固体分離にかけ、
8)上記の液体から残存固形分を分離し、アルコールで抽出してタンパク質濃縮
物を生成するとともに、抽出物(extractant)から大麦油を回収し、
10)液体を脱色および脱イオンしてマルト−ス・シロップを生成する。
図面の簡単な記述
本発明の商業的な処理システムの完全な図解的フローシートである添付図面が参
照される。
好適な具体化の記述
本発明は、多ろう負犬麦粒から各種産業分野において有用な多くの新規製品を得
るための一連の処理段階に関するものである。特に本発明の方法は、マルトース
・シロップ、タンパク質濃縮物、ふすまタンパク寅製品、およびベータ中グルカ
ン製品を製造するための方法を提供するものである。
本発明の方法は、いくつかの種族が知られている多ろう負大麦から前記の製品を
製造することを目的としている。
多ろう負大麦は、化学的にはトウモロコシのろう質種に見出されるデンプンと同
じであるが、多ろう負大麦デンプンの物理的性質は、通常のトウモロコシデンプ
ンとは異なり、それによって大麦デンプンは容易かつ安価に処理することができ
る。
従来技術、たとえば[シーリアル争ケミストリ](Cereal Chemis
try) 、 53 (2) +74−180ページ(1975年ン、および「
シーリアル・ケミストリJ (CerealChefflistry ) 、
55. (2)、 127−137ページ(1977年)における当社の発表、
ならびに当社の米国特許第4,042,414号(1977年8月18日発行)
、第4,054,871 号(11177年10月18日発行)、および第4j
1B、770号(1978年3月26日発行)にいくつかの多ろう負大麦が記載
されている。これらの出版物に記載されているように、これらの多ろう負大麦は
異なる逍仏子を有する大麦変種の交配によって作られる。これらの出版物および
従来の特許には、自己液化性(self−1iqu i ry ing)の大麦
種ワショヌバナ(Washonupana)ならびに他の多ろう負大麦ワパナ(
Wapana)およびワクシ・オダブラッカー(Waxy 0derbruck
er)が記載されている。参考として、これらの出版物の開示内容のうち、特に
多ろう負大麦と通常の大麦との比較をここに引用する0本発明の方法における出
発物質として使用できる他種の多ろう負大麦としては、ワタ7 (Watan)
、ワベット(Wabet) 、ワショヌタン(Washonutan)、ワシ
ョヌベット(WaShonubet)、ワタタン(Wanutan) 、ワタベ
ット(Wanubet)およびワヌパナ(Wanupana)がある。多ろう負
大麦は一般に接頭辞「ワ」(“Wa”)をつけて命名され、通常は約98〜99
重量%のアミロペクチンを含んでいることが注意されるべきである。
多ろう負大麦出発物質は、この明細書中で命名されたものに限定されないことが
理解されるべきである。
約8%未満のアミロースを含み、あるいは選択的に少なくとも約92%のアミロ
ペクチンを含む多ろう質型の産物であることを条件として、いかなる同等の出発
物質でも使用できることは明らかである。通常の大麦は約72〜80%のアミロ
ペクチンを含み、多ろう負大麦と通常の大麦との大きな差異はアミロペクチン含
有率にあることが注意されるべきである。
本発明の方法は、一連の新規な処理段階を通して多ろう負大麦出発物質からいく
つかの主要な製品を生産する。これらの製品としてはベータ・グルカン製品、ふ
すまタンパク質製品、50%以上のマルトースを含む(通常は約52〜60重量
%のマルトースを含む)シロップ、タンパク質濃縮物、および犬皮油が広く記述
されることができる。また、これらに代るその他の製品も製造されることができ
る。すなわち、マルトース・シロップ濃縮物は接触還元されて、市販の甘味料で
あるマリトールを生産することができ、これは前記の各種製品に加えて大麦から
製造される随意製品と考えることができる。これはその他の製品とともに大麦粒
から回収される多く潜在的な商業的製品を代表するものである。従来は、大麦の
利用が限られていたことを考えると、このことは大麦粒のに処理技術に大きく貢
献するものである。
製造されるいくつかの製品のうち、ふすまタンパク質は食品添加物として、特に
現在注目されている規定食における識雑として有用である。タンパク質含有率の
低い製品は動物用餌料として用いられ、またタンパク質儂縮物のようなタンパク
賀含有率の高い製品は、小麦から得られる重要なグルテンの代替品として各種の
主要市場において有用である。本発明によって大麦から得られるマルトース・シ
ロップおよびタンパク質含有率の高い製品は、′R蜆な物理的および化学的特性
を有する商業的に魅力ある製品である。大麦タンパク箕製品は、小麦タンパク質
に対してアレルギー性であるかもしれない人々の規定食としても有用である。
マルトース・シロップは1本質的に60%以上のマルトースと5%未満のデキス
トロースならびに80%までの適当な濃度の固形分を含んでいる。したがってこ
の種の製品は、高度に望ましいものであり、かつセリアル(cereal)、甘
味料、アイスクリーム、醸造作業ならびにハードキャンディ−製品のようなベー
カリ−製品類および酪農製品において有用なものである。たとえばアイスクリー
ム工業界において、マルトース◆シロップは実質部分に性格を与え、かつ結晶性
を調整するために有用である。
これらの製品は、大麦粒の処理を含む多段工程の方法によって製造される。この
方法は、その方法のフローシートを示す添付図面に総括的に記載されている0本
発明は、当会社の前記米国特許第4,311,714号および第4,428,9
87号におけるこれらの物質の処理の改良を示すものである。この改良点は、デ
ンプン転化に先立ってベータ・グルカンの大部分を除去することを含む、これに
よって、水溶性ベータ・グルカンの相当な量、たとえば本体重量の4〜7%まで
をデンプン転化の前に抽出することができる。このことは、潜在的に貴重な副製
品を生産するようにベータ・グルカンの収率を大幅に改善すると同時に、処理中
のひきわりからベーターグルカンの大部分が除かれるためシロップの転化を改善
する。ベータ・グルカンの除去に伴い、湿式粉砕の工程が省略でき、粗デンプン
の分離を行なわずに細粉化された穀粒マツシュ(mash)を直接転化できるこ
とが見出された。その結果、これら二つの操作が除かれ、方法の効率が著しく改
善される。この方法によって粉砕用水も除かれるため、その処理問題をも除くこ
とができる。
このように、本発明は大麦粒から多段工程の方法によって本発明による製品、す
なわちマルトース含有率の高いシロップ、ふすまタンパク賀残さ、ベーターグル
カン、75〜80%タンパク質濃縮物および大麦油を製造する方法を提供するも
のである。添付されたフローシートに記載されているように、多ろう負大麦はま
ず貯蔵所から人手され、不活性粒子、ごみ等を除去するためにFJ潔にされる。
不活性物その他の不純物は、所望のように処分あるいは利用のためフィルターケ
ーキ残さと混合されてもよく、そしてライ〉′2を通じて除去される。次いで穀
粒はう・イン3を通じテ移され、ハンマーミル4のような通常の粉砕機で粉砕さ
れる。粉砕の間に、材料のすべてが45メツシユのふるいを通過する点まで粉砕
することが望ましいが、これは変更することができる。粉砕された材料はライン
5を経て加熱室6に至り1穀粒中に含まれる天然酵素を不活性化するために、粉
砕されて生じた製品はここで十分に加熱される。
一般に、この点における加熱は約90〜115℃において約1〜2時間の範囲、
好ましくは約100−105°Cにおいて約30〜60分、さらに好ましくは約
105°Cにおいて30分間である。
加熱工程および酵素不活性化が完了した後、製品はライン7によって混合槽8に
送られ、ここで水供給装置9からライン10および10’を経て供給される3な
いし6部の水、好ましくは約5部の水と混合される。この水は、この段階におい
て穀粒と混合するために約40〜60℃、好ましくは50°Cの温度になるよう
に予熱されることが望ましい、穀粒と水との混合物は、穀粒と水を完全に混合さ
せるために、混合槽8中に約5分間ないし1時間、好ましくは約10〜20分間
滞留するべきである。この槽は、混合処置を促進するための櫟はん器を備えるこ
とが望ましい。
混合完了後、製品はライン11によって傾しゃ器または遠心器12に送られ、あ
らい固形分と液体分が分離される。遠心器は、傾し壱遠心器のように、固形分の
大部分を分離できるいかなるありふれた装置であってもよい。傾しゃ器を用いる
場合には、液体よりスラッジを除去するために、液体はスラッジ除去段階にかけ
られるべきである。
除去されたいかなるスラッジも傾しゃ器からの固形分と混合されることができる
。液体は遠心器からライン13によってディスク遠心器14あるいは超遠心器に
送られ、それによって、いっそう完全な分離が行なわれる。遠心器1.4からの
固形分は、ライン21によって取り出され、ライン21において遠心器12から
の固形分と混合される。
遠心器14からの液体はラインJ5を通じて反応器16に送られ、ベータ9グル
カンを含む溶液を濃縮するためにここで逆浸透処置が行なわれる。逆浸透器で分
離された水は、?+ti填水としてライン17を通じて混合槽8に戻される。逆
浸透器16からの濃縮物は、乾燥のために、好ましくは噴霧乾燥器19で乾燥さ
れるために、ライン18を通じて取り出される。固形ベーターグルカンは、ライ
ン20を通じ最終製品として取り出される。
遠心器12からのひきわり固形分を含む固形分は、ライン21によって混合槽2
2に送られ、ここでラインlOからの水と混合される。約20〜30%の固形分
を含む混合物を得るために、十分な水が加えられる。本発明のこの部分における
水も、約40〜60℃の温度に保たれることが望ましい、この点において、ライ
ン23および24を通じて二種類の酵素を添加することが望ましい。この酵素の
一つは、醗酵によって作られたベータ・アミラーセ剤であって、それはデンプン
を低粘度化し、そこに残存するいかなるベータ・グルカンをも加水分解するであ
ろう。また、上記の低粘化デンプンを糖に転化するためのアミラーゼを供給する
ために、アルファ・アミラーゼを含有する酵素も添加される。上記のベータ・ア
ミラーゼ酵素は、セレフロー(Cereflo)として市販されているもの、た
とえばセレフロー(Cereflo) 20OLを用いることが望ましい。上記
のアミラーゼ酵素は、ウオーラースタイン(臀allerstein)社の市阪
品つオーラースタイン(Wallerstein)麦芽酵素PFを用いることが
望ましい、しかしながら、好ましくはアルファ・アミラーゼの機能とベータ・ア
ミラーゼの機能の両方ヲ備えた単一の酵素が用いられる。グリーンモルト酵素が
この目的に好適である。約o、oiないし1i3.量%の酵素、好ましくは約0
.5%のグリーンモルト酵素を添加することが望ましい。
酵素添加後、酵素とびされり固形分が親密な連合を達成するように混合槽22中
で混合を継続する。この目的のためには、一般に約1/4ないし1時間で十分で
ある。その後、得られた混合物をライン25を通じて加熱器(cooker)2
6に送り、ここで70〜75℃の範囲に加熱し、この温度に約1分ないし10分
間、好ましくは1分ないし5分間保持し、デンプンの転化を開始させる。生じた
煮られた穀物マツシュはライン27を通じて転化器28に送られ、約55〜65
°C1好ましくは約60’Oに冷却され、この温度を保ちながらライン29を通
じて追加のデンプン糖化酵素たとえば約0.5%のグリーンモルトを加える。こ
のグリーンモルトは、7ルフアφアミラーゼとベータ争アミラーゼの両方の作用
を有することが望ましい。この段階でベータ・グルカナーゼ酵素(たとえば約0
.5ffii%)を加えて、残存ベータ・グルカンを加水分解してもよい、生じ
た混合物は、この温度に約4ないし8時間保持されて転化を完結する。
デンプンの転化完了後、転化器28の内容物はライン30を通じて固体あるいは
スクリーン分離器たとえばローテックス番スクリーン(Rotax 5cree
r+) 31に送られ、ここで固形分をスクリーン上に分離する。好ましくは約
120メツシユのスクリーンが用いられる。固形分はライン33を通じて移送さ
れ、乾燥器34で乾燥される。この乾燥器からのライン35においてふすまタン
パク質残さが回収される。そのふすまタンパク質残さば、良好な風味を有する高
タンパク賀で高譲雄買の製品であって、食品添加物として理想的である。
一方では、スクリーン分離器31からの液体は、ライン36で回収され、遠心器
37を通される。液体中のいかなるスラッジも、スラッジ分離操作において除去
される。この遠心器は好ましくはディスク遠心器あるいは超遠心器であって、さ
らに固液分離を行ない、ライン38を通じて移送される固形分を提供する。ライ
ン38内の固形分は、次に抽出装置に送られ、ここでライン40からの低級アル
キルアルコール、好ましくはエチルアルコール、さらに好ましくは95%エチル
アルコールと混合される。抽出器39では、上記アルコールが固形分から大麦油
を抽出し、溶液としてライン41によって移送される。抽出器39から生じた固
形分は、ライン42によって移送され、乾燥器43で乾燥され、ライン44から
タンパク質′a編物を与える。
抽出器39からのライン41内の液相は、最初に蒸溜回収塔45でアルコール回
収にかけられる0回収されたアルコールはライン46によってアルコール貯41
47に送られる。アルコール除去後の残さば、ライン48によって分離器49へ
送られ、水が50において移送されて大麦油が51において供給される。
遠心器37からの液体は、精製のためライン54を通じて移送される。好ましく
は、その液体は初めに55において通常の炭素吸収システムを用いて脱色される
。得られた生成物は、ついでライン56によってろ過器57に送られ、いかなる
炭素粒子および不活性物質もライン58によって除去される。ろ過された液体は
、ついでライン59を通じて送られ、イオン交換塔60において液体の脱イオン
といっそうの精製を行なうためにイオン交換処置にかけられる。得られた液体は
ライン61を通して移送され、通常の蒸発器62内で蒸発されて、ライン63に
おいて約80%のマルトース固形分を含むマルトース・シロップを生産する。
したがって、本発明はデンプンの転化に先立って¥質的に高収率でベータ・グル
カンを分離する方法を提供するものであることが理解されるであろう、これはま
た経済的に不利な段階をも省略することができる。
下記の実施例は本発明を説明するために与えられるが。
本発明はこれに限定されると考えられるべきではない。実施例ならびに明細書に
おいて、特記されないかぎりは「部」は重量による。
実施例1
この実施例は、この明細書に記載されている出願に添付されたフローシートに示
された装置を全般的に用いたパイロットプラント運転である。この実施例におい
ては、10%の水分を含む多ろう負大麦15ボンドをハンマーミルで粉砕し、ふ
るい分けして、粗大材料はアリス(Allis)ローラーミルに送り、すべてが
45メツシユのスクリーンを通過するまで粉砕した0次いでこのひきわりを空気
循環炉中で8時間にわたって70°Cに加熱することによって、ひされり中の酵
素を不活性化した。次にそのひきわりを50℃の水60ボンドと混合し、30分
間ゆるやかに攪はんした。この時、上記混合器の内容物はバーF(Bird)傾
しゃ器を通してベータ・グルカン抽出液と穀粒マツシュを分離した。ついでその
抽出液をウエストファリア(Westfalia)遠心器に通すことによってベ
ータφグルカンを清澄化し。
30.8%のタンパク質を含む残さ50グラムを分離した。遠心分離後のベータ
・グルカンを凍結乾燥し、乾燥重、512.3ボンドのベータ・グルカンを回収
した。
次にバード(Bird)Itjlt L 壺器からのひきわりに水を加えて、固
形分25%とした。この時点で、0.5重量%のグリーンモルトを添加し、撹は
んしながら75°Cまで加熱した。その混合物をこの温度に5分間保持したのち
、600に冷却し、さらに1.0%のグリーンモルトを添加した。
8時間後に、上記混合物を120メツシユのスクリーンでふるい分けし、残さを
再分散させて再びふるい分けして付着していた糖を除去した。上記ふるい分は残
さを凍結乾燥して、乾燥重量3.1ボンドのふすまタンパク質残さを得た。
」−記スクリーンを通過した液体をウエストファリア(Westfalia)遠
心器で遠心分離し、乾燥重量2.0ポンドの相間タンパク質を得た。伺着してい
た糖類を洗い落した後のこの残さの乾燥重量は11.3ボンドであった。この運
転で得られたシロップは乾燥重量6.2ボンドで、これは80%固形分のシロッ
プ7.75ボンドに相当した。
f記は上記パイロット運転による製品の分析結果である。
タンパ 灰分EE CF N、D、A、D。
り質 F、 F。
$$%%X%
タンパク質ふすま +5.6 3.1 4.3 9.2 36.512.2洗浄
されたタンパク
質 BB、4 1.511.3 0.7 11.8 6.3アルコールで抽出さ
大麦シロップの分析結果は以下の通りである。
マルトトリオースとそれ以上のもの 42.7%実施例2
この実施例は、この頃1細書に添付されたフローシートに示された装置を全般的
に用いたパイロットプラント運転である。この実施例においては、水3410リ
ットル中の大麦粉568キログラムを出発混合物とした。混合完了後、生成物を
傾しゃ器に送ってあらい固体と液体を分離した。
液体は分離されてスラッジ除去操作にかけられ、そこから回収されるスラッジ固
体は、明し壱器で分離される固体と混合される。残る液体は逆浸透装置を用いて
蒸発にかけられ、得られるtk縮物を噴霧乾燥して50キログラムの固形ベータ
・グルカンを得る。
傾しヤ器からの固体は、ついで固形分33%の溶液を与えるように加えられた十
分な水とともに、デンプン転化工程に送られる。上記溶液に5キログラムのグリ
ーンモルトと220ミリリンドルのセレフロー(Cereflov)200 L
を添加する。上記混合物を70°Cで5時間加熱し、次に60℃に冷却し、さら
に追加の5キログラムのグリーンモルトを添加した。この混合物を一夜放置し、
120メツシユのローテックス(Rotez)スクリーンでふるい分けした0回
収された固体はふすまタンパク質残さであって、洗浄および乾燥後に121.3
キログラムのふすまタンパク質残さを生じた。
ふるい分は工程からの液体はスラッジ除去操作にかけられ、IM形分を分離洗浄
し、エチルアルコールで抽出して乾燥I2.43キログラムのタンパク質濃縮物
を得た。液体シロップは脱色され、かつ蒸発されて、380キログラムのマルト
ース・シロップを得た。
このように、このパイロットプラント実験では50キログラムの固体ベータ争グ
ルカン、121.3キログラムのふすまタンパク質残さ、43キログラムのタン
パク質濃縮物、380キログラムのマルトース・シロップが回収され、シロ・ン
ブの一部はろ過工程で失われた。これらの製品の重量にもとづく分析結果は以下
の通りであって、分析値は4回の運転の平均編集である。
グルコース 2.6%
マルトース 52.2%
マルトトリオース 1000%
それ以上のもの 35.2%
ふすまタンパク質残さおよびタンパク質濃縮物の分析結果は、以下の通りである
。
タンパ 灰分 Fa維 EE NDF
り質
X$$$$
ふすまタンパク質
残さ 27.4 1.72 +3.8 5.2 57.8タンパク賀S縮物 7
4.4 0.47 5.4 1.75 −この実験において、ふすまタンパク質
の濃度が通常の運転より高いことが認められた。これは、NDFが極めて高いウ
ェストブレッド(Westbred)という大麦種を用いたためと信じられるが
、これは、高m維買食品に対する需要から見て、それを貴重な食品添加物とする
。
タンパク質濃縮物は、予HJlされたよりやや低いタンパク箕水準と、高い脂肪
含有量を有している。ローチー2クス(Rotex)ふるい分は装置にさらに細
かいスクリーンを用いれば、タンパク質レベルを調整することができる。
いくつかの好ましい具体化を参照して本発明をここに説明したが、当該技術に精
通した人々にとっては、本発明の種々の自明の変形が明らかであるであろうから
、本発明はそれに限定されるものと考えられるべきではない。
噌
国際調査報告
Claims (28)
- (1)1)多ろう質大麦を細粒化し、天然酸素の不活性化に十分な期間高温度に 加熱し、固形のベータ・グルカンを約40〜60℃の温度において水で抽出して 水抽出液と面形の大麦を生成させ、水抽出液から固形ベータ・グルカンを回収し 、 2)固形の大麦を回収し、水と混合し、そして少なくとも1極のデンプン分解酵 素を添加し、デンプンの転化に十分な時間のあいだ約70〜75℃の温度に加熱 し、3)上記の混合物を約50〜60℃に冷却し、少なくともアルファ・アミラ ーゼ活性を有する酸素を添加し、この混合物をこの温度に保持してデンプンの転 化を完結させ、そしてデンプン混合物を形成し、4)上記デンプン混合物からあ らい固形分を分離し、あらい周形ふすま残さを回収し、 5)残存するデンプン混合物についてさらに固体分離を行なっで液体から固形分 を分離し、上記固形分をアルコールで抽出してタンパク質濃縮物と抽出された大 麦油とを分離し、 6)上記の大麦油ならびにタンパク質濃縮物を回収し、そして 7)工程5)の液体からマルトース・シロップを回収する ことからなる同形ベータ・グルカン、ふすま残さ、タンパク質濃縮物、大麦油お よびマルトース・シロップを参ろう質大麦から製造および回収する方法。
- (2)工程2)において添加される酵素がアルファ・アミラーゼ酸素およびベー タ・アミラーゼ酵素より成ることを特徴とする請求の範囲第1項に記載の方法。
- (3)酵素がアルファ・アミラーゼならびにベータ・アミラーゼの作用を有する グリーンモルト酵素であることを特徴とする請求の範囲第2項に記載の方法。
- (4)工程1)における天然酵素類を約90〜115℃の温度において約1ない し2時間加熱することによって不活性化することを特徴とする請求の範囲第1項 に記載の方法。
- (5)ベータ・グルカン類を含む混合物を約40〜60℃の温度において十分な 量の水と混合して上記ベータ・グルカン類を上記の水で抽出することを特徴とす る請求の範囲第4項に記載の方法。
- (6)上記の水抽出液と上記の固形分とを分離し、その水抽出物についてさらに 固形分を分離し、ベータ・グルカン類を含む溶液を形成することを特徴とする請 求の範囲第5項に記載の方法。
- (7)ベータ・グルカン類を含む上記の水抽出液について逆浸透を行なって濃縮 されたベータ・グルカン類を除去および回収することを特徴とする請求の範囲第 1項に記載の方法。
- (8)最初の分離工程からの固形分を水と混合し、酵素を添加してデンプンの転 化を行なわせることを特徴とする請求の範囲第6項に記載の方法。
- (9)上記のデンプン転化混合物にアルファ・アミラーゼ酸素ならびにベータ・ アミラーゼ酵素を含むグリーンモルトを添加することを特徴とする請求の範囲第 8項に記載の方法。
- (10)上記のデンプン転化混合物に上記固形分の約0.5重量%の上記酵素を 添加することを特徴とする請求の範囲第9項に記載の方法。
- (11)工程2)における固形物を約70〜75℃の温度において約1分ないし 10分間加熱した後、約55〜65℃の温度に冷却し、デンプン分解酵素とベー タ・グルカナーゼ酵素を添加し、その混合物を約5〜8時間静置してデンプン転 化混合物を形成させることを特徴とする請求の範囲第1項に記載の方法。
- (12)上記のデンプン転化混合物についてあらい固形分の分離を行ない、その あらい面形分をふすまタンパク質として回収することを特徴とする請求の範囲第 11項に記載のカ法。
- (13)上記の固形分分離器からの液体についてさらに固形分の分離を行ない、 タンパク質濃縮物および大麦油を含む固体部分とマルトースシロップを含む液体 部分を生産することを特徴とする請求の範囲第12項に記載の方法。
- (14)上記の固体をアルコールで抽出してタンパク質濃縮物から大麦油を抽出 して、その大麦油を分離することを特徴とする請求の範囲第1項に記載の方法。
- (15)上記のアルコールがエチルアルコールであって、それが次の抽出のため に回収および再循環されることを特徴とする請求の範囲第14項に記載の方法。
- (16)上記のタンパク質濃縮物成分を次に乾燥して75〜80%のタンパク質 を含むタンパク質濃縮物を形成させることを特徴とする請求の範囲第15項に記 載の方法。
- (17)上記の固体分離操作からの液体部分について精製を行なって、マルトー スシロップを回収することを特徴とする請求の範囲第13項に記載の方法。
- (18)工程1)において液体を炭素によって脱色し、生成する混合物から固体 をろ過し、イオン交換によって脱イオンし、そして蒸発することによって、80 %固形分のマルトースシロップを生産することによってマルトースシロップを回 収することを特徴とする請求の範囲第1項に記載の方法。
- (19)1)細粒化した多ろう質大麦穀粒を、天然酸素を不活性化し、かつ酵素 が不活性化されたひきわりを生成させるのに十分な温度に加熱し、 2)上記のひきわりを約40〜60℃の温度において可溶性ベータ・グルカン類 を水に抽出するのに十分な期間にわたって水と混合し、 3)上記の固体ベータ・グルカン類と水を分離し、4)上記の可溶性ベータ・グ ルカン類を含む水を濃縮し、それから固体ベータ・グルカン類を回収することを 特徴とする多ろう質大麦穀粒から固体ベータ・グルカン類を回収する方法。
- (20)1)細粒化した多ろう質大麦を、天然酸素を不活性化し、かつ酵素が不 活性化されたひきわりを生成するのに十分な温度に加熱し、 2)上記のひきわりを約40〜60℃の温度で水と混合し、 3)上記の固体と液体を分離し、 4)上記の液体を濃縮し、それから固体ベータ・グルカン類を回収し、 5)工程3)からの周体を取り出し、40〜60℃において水と混合し、アルフ ァ・アミラーゼ酵素およびベータ・グルカナーゼ酵素を添加して混合物を形成し 、6)上記の混合物をデンプンの転化のために70〜75℃の温度に加熱してデ ンプン混合物を形成し、7)上記のデンプン混合物を約50〜60℃に冷却し、 アルファ・アミラーゼおよびベータ・アミラーゼを含有する追加の酵素を添加し 、そしてデンプンの転化を完結させて転化した混合物を生成させ、8)上記の転 化した混合物についてあらい固体の分離を行ない、ふすま残さ固体および製品液 体を生産し、9)上記の製品液体から残存固体を分離し、タンパク質濃縮物から 大麦油を抽出し、 10)上記の製品液体を精製してマルトースシロップを生産する ことを特徴とする多ろう質大麦からベータ・グルカン、タンパク質濃縮物、大麦 油、およびマルトースシロップを製造ならびに回収する方法。
- (21)工程1)において天然酵素を約105℃の温度において約30分間加熱 することによって不活性化することを特徴とする請求の範囲第20項に記載の方 法。
- (22)工程4)におけるベータ・グルカン類を逆浸透によって回収して濃縮ベ ータ・グルカン類を除去し、そのベータ・グルカン類を乾燥して回収することを 特徴とする請求の範囲第21項に記載の方法。
- (23)上記のデンプン転化混合物にアルファならびにベータ・アミラーゼ酵素 を含む約0.5重量%のグリーンモルトを添加することを特徴とする請求の範囲 第22項に記載の方法。
- (24)工程6)におけるデンプン転化混合物を約70〜75℃の温度において 約1分ないし10分間加熱した後に約55〜65℃の温度に冷却し、デンプン糖 化酵素を添加し、その混合物を約4〜8時間静置してデンプン転化混合物を形成 することを特徴とする請求の範囲第20項に記載の方法。
- (25)工程9)における固体部分をアルコールで抽出してタンパク質濃縮物か ら大麦油成分を抽出することを特徴とする請求の範囲第24項に記載の方法。
- (26)上記のアルコールがエチルアルコールであって、次に回収され、かつ次 の抽出のために再循環されることを特徴とする請求の範囲第25項に記載の方法 。
- (27)上記のアルコールに不溶の物質を乾燥して75〜80%のタンパク質を 含むタンパク質濃縮物を形成することを特徴とする請求の範囲第25項に記載の 方法。
- (28)工程10)における精製が炭素による脱色、固体のろ過、イオン交換に よる脱イオンおよび蒸発から成り、固形分80%のマルトースシロップを得るこ とを特徴とする請求の範囲第20項に記載の方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US63934584A | 1984-08-10 | 1984-08-10 | |
US639345 | 1984-08-10 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61502940A true JPS61502940A (ja) | 1986-12-18 |
JPH0411197B2 JPH0411197B2 (ja) | 1992-02-27 |
Family
ID=24563729
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60503615A Granted JPS61502940A (ja) | 1984-08-10 | 1985-08-02 | 多ろう質大麦から製品を回収する方法 |
Country Status (9)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0192677B1 (ja) |
JP (1) | JPS61502940A (ja) |
KR (1) | KR890003736B1 (ja) |
AU (1) | AU585247B2 (ja) |
CA (1) | CA1242160A (ja) |
DE (1) | DE3569459D1 (ja) |
ES (1) | ES8608814A1 (ja) |
NZ (1) | NZ213059A (ja) |
WO (1) | WO1986001080A1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011515077A (ja) * | 2008-03-04 | 2011-05-19 | ヴァルティオン テクニリネン ツッツキムスケスクス | ふすま製品の製造方法 |
Families Citing this family (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FI84775C (fi) * | 1987-08-12 | 1992-01-27 | Valtion Teknillinen | Foerfarande foer fraktionering av spannmaol saosom industriellt raomaterial. |
US5312636A (en) * | 1987-08-12 | 1994-05-17 | Valtion Teknillinen Tutkimuskeskus | Process for fractioning crop into industrial raw material |
DK14092D0 (da) * | 1992-02-06 | 1992-02-06 | Novo Nordisk As | Fremgangsmaade og anlaeg til behandling af kartofler og anvendelse af et kartoffelbehandlingsanlaeg |
DK0634106T3 (da) * | 1993-07-15 | 1999-10-25 | Quaker Oats Co | Fremgangsmåde til behandling af vandopløselige kostfibre med beta-glucanase |
JPH11193238A (ja) * | 1997-12-26 | 1999-07-21 | Sapporo Breweries Ltd | 植物性セラミド関連物質を含有する大麦麦芽油及びその製造方法 |
WO2003014165A1 (en) * | 2001-07-24 | 2003-02-20 | Granate Seed Limited | EXTRACTION OF β-GLUCAN FROM CEREALS |
CN101455241B (zh) * | 2008-12-31 | 2012-05-23 | 西藏自治区高原生物研究所 | 采用水酶法从青稞麸皮中制备青稞麸皮油的方法 |
JP5985146B2 (ja) | 2010-10-27 | 2016-09-06 | 国立大学法人埼玉大学 | 穀物粉体及び応用食品 |
KR101506591B1 (ko) * | 2013-11-22 | 2015-03-30 | 충남대학교산학협력단 | 국내산 보리로부터 베타글루칸,단백질 및 전분의 동시 추출 방법 |
KR102015104B1 (ko) * | 2017-11-24 | 2019-08-29 | (주)에스비푸드 | 베타-아밀라제를 함유하는 맥아당시럽 제조용 조성물 및 이의 제조방법 |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3576645A (en) * | 1969-03-21 | 1971-04-27 | Bay State Milling Co | Brewing adjunct and brewing process |
US4042414A (en) * | 1974-09-17 | 1977-08-16 | Research Corporation | Processing of starch |
US4116770A (en) * | 1975-02-27 | 1978-09-26 | Research Corporation | Waxy barley starch with unique self-liquefying properties |
US4311714A (en) * | 1979-06-12 | 1982-01-19 | Endowment And Research Foundation At Montana State University | Production of products from waxy barley grain |
US4428967A (en) * | 1979-06-12 | 1984-01-31 | Research And Development Institute, Inc., At Montana State University | Processes for production of waxy barley products |
US4287304A (en) * | 1980-01-14 | 1981-09-01 | National Distillers And Chemical Corp. | Fermentable sugar from the hydrolysis of starch derived from dry milled corn |
FI61988C (fi) * | 1981-01-28 | 1982-11-10 | Vehnae Ab Oy | Foerfarande foer fraktionering av spannmaolsmjoel till fraktioner av livsmedelskvalitet |
-
1985
- 1985-06-26 CA CA000485429A patent/CA1242160A/en not_active Expired
- 1985-08-02 WO PCT/US1985/001456 patent/WO1986001080A1/en active IP Right Grant
- 1985-08-02 KR KR1019860700200A patent/KR890003736B1/ko not_active IP Right Cessation
- 1985-08-02 EP EP85904170A patent/EP0192677B1/en not_active Expired
- 1985-08-02 DE DE8585904170T patent/DE3569459D1/de not_active Expired
- 1985-08-02 AU AU46786/85A patent/AU585247B2/en not_active Ceased
- 1985-08-02 JP JP60503615A patent/JPS61502940A/ja active Granted
- 1985-08-07 ES ES545945A patent/ES8608814A1/es not_active Expired
- 1985-08-09 NZ NZ213059A patent/NZ213059A/xx unknown
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011515077A (ja) * | 2008-03-04 | 2011-05-19 | ヴァルティオン テクニリネン ツッツキムスケスクス | ふすま製品の製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0192677A4 (en) | 1987-06-25 |
AU4678685A (en) | 1986-03-07 |
NZ213059A (en) | 1989-07-27 |
AU585247B2 (en) | 1989-06-15 |
EP0192677A1 (en) | 1986-09-03 |
EP0192677B1 (en) | 1989-04-19 |
CA1242160A (en) | 1988-09-20 |
ES8608814A1 (es) | 1986-09-01 |
ES545945A0 (es) | 1986-09-01 |
DE3569459D1 (en) | 1989-05-24 |
JPH0411197B2 (ja) | 1992-02-27 |
WO1986001080A1 (en) | 1986-02-27 |
KR860700207A (ko) | 1986-08-01 |
KR890003736B1 (ko) | 1989-10-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4804545A (en) | Production of beta-glucan, bran, protein, oil and maltose syrup from waxy barley | |
US5013561A (en) | Process for recovery of products from waxy barley | |
JP3527237B2 (ja) | 麦汁の連続製造法 | |
US4311714A (en) | Production of products from waxy barley grain | |
US4361651A (en) | Process for making fermentable sugars and high-protein products | |
US7481890B2 (en) | Corn oil and dextrose extraction apparatus and method | |
US4069103A (en) | Process for recovering dextrose and dextrins from protein-containing starch products | |
US4501814A (en) | Process for producing a high fructose sweetener, high protein meal, and cereal germ oils | |
US7452425B1 (en) | Corn refining process | |
SU1086012A1 (ru) | Способ производства концентрата квасного сусла | |
JPS61502940A (ja) | 多ろう質大麦から製品を回収する方法 | |
US4247636A (en) | Process for producing a high fructose sweetener, high protein meal, and cereal germ oils | |
JPH0445146B2 (ja) | ||
US5453285A (en) | Process for membrane filtration of mash to produce wort | |
CN1331889C (zh) | 从青稞中提取β-葡聚糖的方法 | |
US2135462A (en) | Process for recovering maize oil | |
US218020A (en) | Improvement in processes for manufacturing glucose | |
US220023A (en) | Improvement in manufacturing malt liquors | |
JPS63202395A (ja) | 澱粉性原料からのシュガーシロップの製造方法 | |
US3157583A (en) | Process for the production of fermented malt beverages | |
CA1052718A (en) | Process for recovering dextrose and dextrins from protein-containing starch products | |
US248972A (en) | Manufacturing glucose or grape-sugar | |
US641910A (en) | Process of making maltose and dextrose. | |
US320403A (en) | Manufacture of grape-sugar and glucose | |
BE630269A (ja) |