JPS61502799A - 組換えdna分子、形質転換された微生物、並びにペニシリンvアミダ−ゼの製造方法 - Google Patents

組換えdna分子、形質転換された微生物、並びにペニシリンvアミダ−ゼの製造方法

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JPS61502799A
JPS61502799A JP50341285A JP50341285A JPS61502799A JP S61502799 A JPS61502799 A JP S61502799A JP 50341285 A JP50341285 A JP 50341285A JP 50341285 A JP50341285 A JP 50341285A JP S61502799 A JPS61502799 A JP S61502799A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 組換えDNA分子、形質転換された微生物、並ひにペニシリンアミダーゼ類 本発明は、ペニシリンVアミダーゼまたはその活性な誘導体をコードしている組 換えデオキシリボ核酸、並ひにその製造方法に関するものである。本発明はまた 、その様な組換えデオキシリボ核酸を含有している形質転換された微生物、並び にその製造方法に関するものである。さらにまた本発明は、その様な形質転換微 生物を、ペニシリンアミダーゼ類 誘導体の生産に用いることに関するものである。
ペニシリンアミダーゼ類(E、C,3,5,1,11)は、ペニシラン酸の、6 −アミノペニシラン酸(6−APA)および特殊な側鎖への加水分解を1触媒す る作用を有し、微生物間に広範に分布している〔パンダムおよびボエッッ(Va ndamme and Voets)参照23〕。コレラノ酵素は、半合成ペニ シリン類の製造において商業上重要である。フエノキノメチルペニンジン1こ特 異的に作用ス5phacricus) (カールセン(Carlsen )およ びエンボーグ(Emborg)参照5〕を含むバチラス(Bacillus ) の数種の菌株によっても生産されるが、これは、主として菌類([ungi)に 見出されている。
この酵素を商業規模で生産するためには、ペニシリンVアミダーゼの生産性が高 められた微生物を用いることか非常に望ましい。本発明は、その様な微生物を提 供するものである。
即ち、本発明は、いわゆる遺伝子工学に関するものであって、ペニシリン■アミ ダーゼに関する遺伝情報を有するデオキシリボヌクレオチド配列を含有する組換 えDNA分子を提供するものである。その様な組換えDNA分子、またはいわゆ るハイスリッドベクターを任意の適当な宿主微生物に導入し、咳微生物を培養し て所望の酵素物質を生産させることができる。DNA転移ベクターおよび宿主微 生物を適切に選択することにより、非病原性であり、かつ、多量のベニンジン■ アミダーゼを生産する形質転換微生物を得ることかできる。宿主細胞内でベクタ ーDNAが自己複製する結果、ペニシリンアミダーゼ類 が多量に生産されるので、本発明によるアミグーゼ生産量は、これまで使用され てきたB、スファエリカスよりも多い。
上記の比較的新らしい組換えDNA技術または遺伝子工学によれば、所望のタン パク質またはポリペプチドをコードしている特定のヌクレオチド配列を細菌性宿 主細胞または他の適当な宿主細胞に導入し、その結果、これら宿主に所望の特性 を付与することができる。
DNAは、化学合成、あるいは別の細菌株からの抽出、または他の生物からの抽 出等、様々な方法で調製され得る。この様な形質転換微生物の組み立てには、所 望のタンパク質またはポリペプチドをコードしている二本鎖DNAを調製し、こ のDNAを適当なりローニングビヒクルまたはクローニングベクターの適当部位 に結合させて組換えDNA分子を形成させ(それらの内のあるものは所望のタン パク質暗号遺伝子を含有することになる)、この組換えDNA分子て適当な宿主 微生物を形質転換し、得られたクローンを、適当な手段を用いてタンパク質また はポリペプチドの暗号配列の存在に関してスクリーニングすることにより、1ま たはそれ以上の陽性クローンを選択し、これを増殖させる工程が含まれる。所望 により、1回またはそれ以上の再りローニノグ、あるいはサブクローニング(即 ち、タンパク質をコードしているDNAを抽出して開裂させ、開裂して得たフラ グメントを第2のクローニングビヒクルまたはクローニングベクターに挿入し、 タンパク質またはポリペプチドの暗号遺伝子の存在に関してスクリーニングする こと)を行っても良い。
この様な組換えDNA技術を用いて、幾つかの細菌性または非細菌性のタンパク 質を得た例が文献に記載されている(この様な技術の大多数は大腸菌(エシェリ キア・コリ、Escherichia col i )内で達成されている〕。
しかしながら従来の組換えDNA法のどれも、ペニンジン■アミダーゼの合成を 目的としていなかった。
本発明の目的は、組換えDNA技術を利用したベニノリンVアミダーゼの生産を 達成することにある。この目的は、少なくとも部分的に未知の構造を含んでいる DNA配列(即ち、ペニシリン■アミダーゼをコードしているDNA配列)を適 当な宿主内に見出し、この配列を、以下に述べる様に、極めて複雑なりNA配列 混合物の中から分離することにより達成された。一度DNA配列の同定がなされ ると、組換えDNA技術ニヨリ、ペニシリンVアミダーゼのみならず、以下にサ ラに詳しく述べる様に、ペニシリンVアミダーゼ活性を持っている修飾された酵 素産物、例えばペニシリンVアミダーゼのフラグメント(断片)、あるいはペニ シリン■アミダーゼと他のタンパク質またはオリゴヌクレオチドとの融合タンパ ク質、を生産し得る微生物の調製も可能になる。
即ち、本発明は、組換えDNA技術によって形質転換された新規な微生物であっ て、ペニシリンVアミダーゼを生産し得る微生物に関するものである。また本発 明は、組換えDNA技術によって宿主生物を形質転換することによって、その様 な微生物を製造する方法に関するものである。
また本発明は、ペニシリンVアミダーゼをコードしているDNA配列を少くとも 1個含有している上記の如き組換えD N A分子、並びにその製造方法に関す るものである。
さらにまた本発明は、本発明の形質転換微生物を培養することによって、ペニシ リンVアミダーゼを製造する方法に関するものである。
本明細書中、[ペニシリンVアミダーゼ」という語句は、フェノキンメチルペニ シリンを加水分解して6−アミツペニソラン酸(5−APA)とフェノキシ−酢 酸とを生成させる反応を触媒することができる全ゆるタンパク質巨大分子を指す 。従って、ペニンジンVアミターゼ分子(こは、例えはクローニングビヒクルの 組立てに際して挿入された化学的な合成に係るオリゴヌクレオチドに基ずく、こ のアミダーゼ分子と結合しテイル非ペニノリンVアミダーゼペプチド配列を含ん でいるものも含まれる。
本明細書中で用いられるその他の語句を、以下に定ト、および含窒素異頃環塩基 から成、る単量体単位のDNAまたはRNA。塩基占糖部分とは、グリコシド炭 素(ペントースの1′炭素原子)を介17て結合しており、この塩基と糖占の組 合わせをヌクレオチドと称する。
塩基によってヌクレオチドは特性化される。DNA塩、1.(は、アデニン([ 、八−j)、グアニン(rGJ )、ソトンン(rcJ)およびチミン(r − r 、J ’)の4イ固である。RN A塩基は、A、GSCおよびウラシル( 「U」)の4個である。
DNA配列:隣接するペントースの3′炭素原子と5′炭素原子とのホスホトリ エステル結合によってヌクレオチドが次々につながってできた連続した直線状の もの。
コドン:3個のヌクレオチド(トリプレット)からなるDNA配列であって、メ ツセンジャーRNA(rmRNAJ)を通じて、アミノ酸、翻訳開始シグナルま たは翻訳終止シグナルをコードしている配列。例えば、ヌクレオチドトリブレッ トTTA1TTG、CTT、CTC,CTAおよびcTGは7ミ/ll1ロイシ フ(rLeuJ)をコードしており、TAG、TAAおよびTGAは翻訳終止シ グナルを、そしてATGは翻訳開始シグナルをコードしている。
非染色体性の二本鎖DNA配列であって、宿主細胞内で複製する配列である。単 細胞の宿主生物内にプラスミドが置かれると、このプラスミドのDNAにより、 生物の特性が変化、あるいは生物が形質転換される。
例えば、テトラサイクリン耐性(Tet)を担った遺伝子は、それまではテトラ サイクリン感受性であった宿主細胞を、テトラサイクリン耐性細胞に形n転換す る。。
プラスミドによって形質転換された宿主細胞を「形質転換体」と称する。
ファージまたはバクテリオファージ:その多くは、タンパクd↑エンベロープま たはコート内(こ包成されたDNA配列をイ〕“する細菌性ウィルス。
クローニングビヒクル:宿主細胞内で復製可能なプラスミド、ファージDNAま たは他のDNA配列であって、該DNAの基本的な生物学的機能、例えば複製、 コートタンパク質の生産等の機能の喪失、あるいはプロモーターまたは結合部位 の欠失を伴なうことなしに、配列決定し得る方法で切断することができる1また は少数個のヱンドヌクレアーゼ認識部位、あるいは制限部位を有すると共に、形 質転換された宿主細胞の同定(こ用いるのに適したマーカー(例えばテトラサイ クリン耐性または、アンピッリン耐性)を含有していることを特徴とするDNA 配列。クローニングビヒクルはベクターともいわれる。
宿主:クローニングビヒクルによる形質転換に際して、このクローニングビヒク ルを複製させ、そのものか有している他の生物学的機能(例えば、プラスミドか 含有している遺伝子の発現を通してポリペプチドまたはタンパク質を生産させる )を達成させ得るものである。
クローニング:1個の生物または配列から、無性的な再生産により、その様な生 物またはDNA配列の集団を得るプロセス。
めに、遺伝子によってとられるプロセス1、それは転イと翻訳の組合わせから成 る。
転写:遺伝子からmRNAが生産されるプロセス1、翻訳+ mRNAからタン パク質またはポリペプチドか生産されるプロセス。
プロモーター: RNAポリメラーゼが結合して転写を開始する遺伝子上のDN A領域。
リポソーム結合部位:mRNA上の部位をコードし、mRNAの・リポソームと の結合を助け、翻訳の開始を可能ならしめる、遺伝子上のDNA領域。このリポ ソーム結合部位は、遺伝子内で、プロモーターの後方、翻訳開始シグナルの前方 に位置している。
遺伝子: mRNAの鋳型として、特定のポリペプチドまたはタンパク質に固有 のアミノ酸配列をコードしているDNA配列。遺伝子は、プロモーター、リボン −ム結合部位、翻訳開始シグナルおよび構造DNA配列とを含有している。外部 へ運搬される、あるいは分泌されるタンパク質またはポリペプチドの場合には、 遺伝子は、シグナルDNA配列をも含有している。
発現コントロール配列:クローニングビヒクル中のDNA配列であって、クロー ニングビヒクル中の遺伝子と機能的(操作可能)に結合した際、この遺伝子の発 現を調節(コントロール)し、制御する配列。
シグナルDNA配列:ボリペプチドまたはタンパク質のための遺伝子内に含まれ ているDNA配列であって、mRNAの鋳型として、このポリペプチドまたはタ ンパク質のアミン末端の疎水性アミノ酸の配列、即ち、ポリペプチドまたはタン パク質のfシグナル配列」または「疎水性リーダー配列」、をコードしているD NA配列。シグナルDNA配列は、ポリペプチドまたはタンパク質のための遺伝 子内において、該遺伝子の構造DNA配列の直前であって、該遺伝子の翻訳開始 シグナル(ATG)の後方に位置している。シグナルDNA配列は、ポリペプチ ドまたはタンパク質の前駆体に固有の、これらポリペプチドまたはタンパク質の ためのシグナル配列をコードしている。
前駆体:宿主細胞内で、シグナル配列を伴なって合成されたポリペプチドまたは タンパク質を指す。
下流および上流:暗号DNA配列の上で、下流とは、転写される方向、即ち、5 ′から3′への方向を指す。上流とは、その反対方向を指す。
組換えDNA分子またはハイブリッドDNA :異なるゲットに由来するDNA セグメントから成る分子であって、生きている細胞外で、末端−末端結合の結果 得られ、ある宿主細胞に感染し、その中に保持され得る分子。
構造DNA配列:特定の成熟ポリペプチドまたはタンパク質(活性型のポリペプ チドまたはタンパク質)にとって特徴的なアミノ酸配列をコードしている、遺伝 子内のDNA配列。
本発明は、ペニシリンVアミダーゼまたはそのあらゆる活性な誘導体をコードし ているデオキシヌクレオチド配列を含有する組換えDNA分子を提供するもので ある。該デオキシヌクレオチド配列の起源は本発明にとって重大なことではなく 、天然、合成または半合成の供給源等、いかなる供給源を用いても良い。ペニン ジンVアミダーゼをコードしているDNAの供給源は、大多数か細菌性供与体( 例えはB、スファエリカス株)であるが、合成曲に生産された分子を用いること もてきる3゜ 本発明(こ従って組換えI) N A分子を調製するには、+jIll限酵素を 用いて適当なりローニングビヒクルまタハヘ’l ’J −ヲ開裂させ、ペニシ リン■アミダーゼをコードしているD N A配列またはフラグメントを開裂部 位に挿入し、組換えD N A分子を組立てる。この一般的手法は自体既知”で あり、DNA配列を、開裂したクローニングビヒクルに結合させるだめの様々な 技術または方法は、文献に記載されている16゜選択されたベクター内に挿入ず べきデオキシヌクレオチド配列の供給源として11.スファエリカスを用いる場 合には、このB、スファエリカス株を酵素リゾチームで処理してプロトプラスト を形成させた後、これを溶解させ、pNAを抽出、単離してDNA製品を調製す る6、過当な制限酵素で部分消化することにより、 ]) N Aを適当な大き さのフラグメントに切断することができる。ベクターを、同一、または別の制限 酵素で処理した後、ベクターの開裂産物と上記の如く分断されたDNA産物とを 混合し、リガーゼ酵素の存在下、無作為に結合させる。ライゲート(結合)1〜 たDNAフラグメントの組合わせ物を、適当な微生物細胞(例えば細菌)内での 生物学的な活性に基つき、スクリーニングすることができる。、ベクターまたは ベクター/バチラスDNAの組合わせ物、のいずれかを含有している形質転換細 胞は、ベクター内に含まれている適当なマーカー(例えばデトラサイグリン耐性 )に基づいて選択され得る。この様にして、多数(例、数十個)の、バチラスD NA含有クローンで構成される、B、スファエリカス菌株の遺伝子バンクが得ら れる。次いで、ペニシリンVアミダーゼ生産性遺伝子を含有しているクローンま たはクローン類を、ペニシリンVアミダーゼ活性のための適当な分析法、例えば 、5−APA生産物に対1−で感受性のある方法により検出することができる。
前記の如く、ペニシリン■アミダーゼ生産性のクローンのDNAのフラグメント を、同一または別の宿主微生物にサブクローンしても良い。
本発明に用い得るクローニングビヒクルまたハコフタ−は、とりわけ形質転換す べき宿主細胞が何であるか、即ち、それが細菌、酵母、あるいは菌類等のいずれ であるかに依存する。有用なりローニングビヒクルは、例えは、染色体の、非染 色体の、または合成による、DNA配列のセグメントで構成されており、例えは 、大腸菌由来のプラスミド(pBR32,2およびその誘導体を含む)の如き種 々の既知の細菌性プラスミド、ファー′シラムダの誘1体の如きファージDNA 、プラスミドとファージDNAとの組み合わせによるベクター、酵母プラスミド 、および特別に組立てられた構成的なプラスミド等がある。特定の宿主について 特別のクローニングビヒクルを選択することは、当該技術者にとって可能であり 、さらに彼らは、使用された制限酵素によって開裂部位が左右されるということ に基づき、特殊なりローニングじヒクルの各々におケルD NA伸六入部位選択 することもできる。本発明に用いられるクローニングビヒクルは必ずしも選択さ れたDNAフラグメントを挿入するための制限部位を有している必要はなく、そ の代り、このクローニングビヒクルとフラグメントとを、当該技術分野で周知の 別の方法16により、結合させてもよい、 Streptomyces)の菌株〔例、大腸菌および枯草菌(Bacillu s 5ubtilis ) ) 、酵母並びに他の菌類、培養植物細胞、その他 の宿主類が含まれる。本発明においては、非病原性であるととから、土壌細菌の 枯草菌が最終的な宿主として特1こ有用と思われる。しかしながら、例えば、B 、スファエリカスの如く、既にペニシリンVアミグーゼを産生じている菌株を、 本発明のペニンジン■アミダーゼをコードしている組換え分子で形質転換し、B 、スファエリカス細胞中のペニシリン■アミダーゼ暗号遺伝子の数を増加させる ことも、本発明の軸囲内に含まれる。酵母(その遺伝学はかなり良く知られてい る)もまた、本発明の方法1こより、ペニシリンVアミダーゼ生産性の微生物に 形質転換する上で、好ましい最終的な宿主である。
本発明においては、供与体バチラス株のプロモーター配列と、ペニシリン■アミ ダーゼ暗号配列とを一緒にクローニングビヒクルに挿入するのが最も好ましい。
この様な例は、バチラス株の、プロモーターから終止コドンに至る全ペニシリン ■アミダーゼ暗号遺伝子がクローニングビヒクルに挿入される場合である。その 他、天然に存在しているベクターのプロモーターや、強力な外部プロモーターの 挿入によって修飾されたベクターのブロモ−ター等も用いることができる。
上で定義した、ペニンジンVアミダーゼの活性な誘導(木をコードして゛いるD NAは、ペニシリンVアミダーゼをコードしているD N A配列に部位特異的 な突然変異を誘導するこ乏により、得られる。また、遺伝子って記載24〕、即 ち、2またはそれ以上の遺伝子の暗号配列を一緒に切り継き(スプライシング) することをこより、適当な宿主生物内で発現した際に、各々の遺伝子かコードし ている別々のタンパク質またはポリペプチドを融合した屯−分子として生産する ことができる結合遺伝子を形成させることからなる方法を利用することもできる 。本発明においては、ペニシリンVアミダーゼ活性をコードしているDNA配列 と、所望のタンパク質またはポリペプチドをコードしているDNA配列とを結合 させ、該所望のタンパク質またはポリペプチドとペニシリン■アミダーゼとの融 合産物を発現し得る機能的な遺伝子を得るために、遺伝子融合法を用いる。
本発明によって得られたペニシリンVアミダーゼ産物は、常法通り回収すること かできる。例えば、タンパク質またはポリペプチド産物のためのシグナル配列か 合成されず、産物が細胞内に留まっている場合、単離を有効に行う為には、ル削 1こ細胞を破壊l、なければならない。その様な唇t]胞壁の破壊は、例えば、 圧縮、超音波法、均質化、ガラスピーズとの振盪等により行うことがてきる。
以下に実施例を挙げ、本発明について詳細に説明するが、本発明はこれに限定さ れるものではない。これは単なる例示であり、バチラス株由来のペニシリンVア ミダーゼ遺伝子を枯草菌および大腸菌にクローニングすることについて、添付図 面を参照しながら説明する。
第1図はミニ細胞製品、並びに、B、スファエリカスから得た精製(純化)ペニ シリン〜′アミダーゼの5PS−PAGE像である。同一のゲルに試料を適用し た後、このゲルを1/′2に分割し、それぞれのバンドをオー・トラジオグラフ ィー並ひにクマラン−(Cuma s、s y )染色により、観察した結果を 示している。
第2図はペニシリンVアミダーゼの至適pHを示すグラフである。
第3図は、ペニンジンVアミダーゼ(こ関するラインライ−バー−パークのプロ ン1−(JL)、並びに、59mM5− A P A(0)および2.OrnM 7−Z/キシ酢酸(+)が共存する場合のラインライ−バー−パークのプロット を示すグラフである。
第4図はペニンジンVアミダーゼをコードしている遺伝子をサブクローンするの に用いられるプラスミドの組立て模式図である。関連する制限部位が示されてい る。太い線の部分はプラスミドベクターを、細い線の部分は挿入フラグメントを 示している。関連する制限部位も示されている。
実施例における、出発、出発物質、緩衝液、細胞培地、および常に用いられる手 法を以下(こ示す。
出発物質 使用した細菌の菌株およびプラスミドを以下の表に示す。
表1 菌株およびプラズミド 関連する特性 参考文献大腸菌HB 101 遺伝子組 立ての宿主 ボイヤーら(Boyer et al)3バチラス・スファエリカ スペニシリンVアミダービ産生m ATCC14577セラチア・°2−ヒツセ ンス5−APA感受性 ATCC27177枯草菌168 基準菌株 ATCC 605]犬腸閑M2141 ミニ細胞産生菌 ドーガンら(Dougan et  al)8pTR262陽性選択ベクター ロパーツら(Roberts ec al)21POH35rc’、−<=、+) 7V7:ダーM+ ”△ ★後に、本文中で説明する 緩衝液および培地 ルリアーブo ス(Luria−broth 、 LB ) ニジフコ(Dif co) ト!J7’ドア10cS’、ジフコ酵母エキス5g、NaCg O,5 !y、LM NaOH2,ynl ; LM NaOHでp)(7,Qに調節; オートクレーブ処理の後、20%グルコース10Illを添加。
LA−培地=1%ジフコ寒天を補充したルリアーブロス。
トリス−E I) T A緩衝液(TE)二〇、001 M EDTAおよびo 、o1htトリス(pH7,8)。
NY−培地:ジフコ栄養ブロス8g、ジフコ酵母工4 ス5 jq 11 M  Mg 5o45 dおよび2.mA’ 10 ml mM MnC,g2(オー トクレーブ処理後(こ添加)。
軟寒天:0.6%ジフコ寒天を補充したルリアーブロス、 抗生物質類は、ファイサー(Pfizer) (テトラサイクリン)、アストラ (Astra ) 、スウェーデン(γンピ/リン)、シグマ(Sigma)  (クロラムフェニコール)および7エルメンタ(Fermcnta )、スウェ ーデン(ペニシリン■、6−APAおよびフェノキシ酢酸)から得た。35Sメ チオニンはニューイングランド・ヌクレフ (New England Nuc lear )から得た。
種々の方法は、特に断らない限り下記の如く1こして行われた。
形質転換ニブラスミドDNAによる大腸菌に12の形質転換は、モリソン(Mo rr 1son )19の記載と全く同様に行われた。形質転換細胞の選択は、 単一のコロニーを適当な抗生物質(即ち、10μjq /atのテトラサイクリ ン)を含んだLAプレート(平板)上で平板培養することにより、常法通り行わ れた。枯草菌のプロトプラストを、チャン(Chang)およびコ−x :/  (Cohen)7の記載と全く同様にして形質転換した。
プラスミドの単離ニブラスミドの大量生産は、タナ力(Tanaka )および ワイスブルム(Weisblum)22(7)記載と全く同様にして行われた。
プラスミドのために、多数のクローンを計数するために、バーンボイム(B i  rnbo im )およびドリイ(Doly)’の「ミニアルカリ法(min i alkali method ) Jをそのまま採用した。
DNAの制限酵素消化:ニューイングランド・バイオラボス、ウオ/I/ サム (Wal tham )、MA 、 U S Aから購入した普通の制限酵素を 用いてDNAを開裂させた。
通常の濃度および温度の下、業者指定の緩衝液中で制限酵素をDNAに加えた。
DNAフラグメントのライゲーティング(結合):全でのDNAフラグメントは 、ニューイングランド・バイオラボ、ウオルザム、MA、USAから購入したT ’ 4 D N A Uガーゼを用い、業者指定の緩衝液中で、14℃において 一夜ライゲートさせた。
アガロースゲル電気泳動:0.7%アガロースゲル電気泳動を、ヘリング(He lling)9 らの記載と全く同様にして、切断されたプラスミドフラグメン ト、スーパーコイル・プラスミド、および長さ1000〜1.0.000ヌクレ オチドのDNAフラグメントを分けるために、行った。
ポリアクリルアミドゲル電気泳動:13%ポリアクリルアミドゲル゛屯気味気泳 動ラエムIJ (Laemml i )14(7)記載と全く同様にして、分子 量5,000〜120,000 のタンパク質を分ける目的で行った。
D N Aノ1[: B、スファエリカスの染色体性DNAの調製は、全閉を溶 解した後、ドデンル硫酸すl−IJウム(SDS)処理に付し、フェノール抽出 することにNaC1を含有する]、−E ハフ 77−中10−30%(W/v )ショ糖密度勾配〔マニアテイス(Maniatis)らの方法に従う〕を用い て分画した。大腸菌由来のプラスミドは、バーンボイ去およびドリイ(1)の記 載したアルカリ性溶解法により、調製した。枯草菌由来のプラスミドは、以下の 改良アルカリ性溶解法により、調製した。−夜培養物5 meを遠心し、得られ たペレットを全量500μeのリゾチーム溶液(0,3Mショ糖、25mM ) リス/HCI pH8,0,0,02%ブロムフェノールブルー、25mM E DTAおよび2N+!7/mtリゾチーム)に再懸濁した。この懸濁液を37℃ で30分間インキュベートした。NaOH/SDS溶液(0,3M NaOHと 2%5DS)250μgを加えた後、混合物を65℃で20分間インキュベート した。次いで、この溶液を80μeのフェノール/クロロホルム(フェノール5 00g、クロロホルム500 dおよび水200 ml )で抽出し、層分離し た後、プラスミドDNAを含む水層を、0.3M酢酸ナトリウムと1容量のイン プロパツールにより、沈殿させた。
ング:B、スファエリカスDNAを有する大腸菌のクローンをL 、A平板上で レプリカ培養し、−夜インキユベートした。次いて、これらにセラチT・マーセ ンセンスを含んだ軟寒天(−夜培養物Q、 5 me /100 rd ) 5 mlとペニシリンv(4’4 / me )を重層した4、平板を28℃で一夜 インキユベートシ、メイヤー17の記載に従って陽性クローンを検出した。陽性 クローンをより早く検出し得る別法も開発された。細胞を6−ニトロ−3−フェ ニルアセトアミド−安息香酸の2mM溶液中に懸濁し、加水分解を測定した。反 応生成物、5−アミノ−2−ニトロペンツイック・アシッドは、4051mにお ける光学密度の増加を記録することにより、定量的に測定され、また、肉眼検査 により、定性的に測定された。この基質は、グラディエンド・ゲル電気泳動にお ける酵素的染色にも使用された。6−ニトロ−3−フェノキシアセトアミドベン ツイック・アシッドは、フェニルアセテートをフェノキン酢酸で置き換える外は 、クランバッハ(Kutzbuch )およびラウゼンプッシュ(Rausen busch ) 13が以前に記載した方法に従って合成された。この生産物は 、フ。リシル(Florisil■)カラトを用いて最終的に精製された。
ミニ細胞の精製および標識化:ミニ細胞は、ケネデイ(Kennedy )1’ の記載した方法に従い、2図のンヨ糖密度勾配遠心法により、大腸菌株M 21 41 から精製された。ミニ細胞の355−メチオニ、ン1こよる標識化は、モ リン(Molin)ら18の方法に従い、グルコース、ナアミ/およびメチオニ ン測定(アッセイ)培地を補充した最小培地中で行われた。
ペニシリンVアミダーゼ活性の測定:適当な抗生物質を含んだ液体培地中で細胞 を増殖させ、−夜増殖させた後、収穫1.た。細胞を1/10容量の0.1Mク エン酸ナトリウム緩衝液(pH5゜8)に再懸濁し、音波処理によって破壊した 。ホモジネートを遠心し、上清のペニシリンVアミダーゼ活性を測定した。基準 測定混合物(全量500μe)は Q、 I Mクエン酸ナトリウム緩衝液(p H5,8)に3%(W/V)のペニシリン■(カリウム塩)を含有するものであ る。酵素(50−250μe)の添加によって反応を開始し、混合物を37℃で 50分間、インキュベートした。沸騰している水浴中で90秒間加熱することに より、反応を止めた。コーンフェルト(Kornfeld )12の記載に従っ て5− A P Aを定量した。反応生成物である5 −A P Aは、ロウエ (Lowe )ら15の方法に従い、薄層クロマトグラフィーによっても同定さ れた。0.1Mクエン酸ナトリウム緩衝液(pH4,5−6,2)および0.1 Mりん酸ナトリウム緩衝液(pH5,8−8,0)を用いて至適pHをめた(第 2図参照)。
13、スファエリカスからのペニシリンVアミダーゼの単%lI:I3.スファ エリカスを、12gの発酵槽〔ケモフx /l/ ム(Chemoferm )  )を用い、NY培地中で、pH調節を行わすに、l vvmの通気条件下、7 00 rpmで撹拌しなから、30℃で増殖させた。10〜11時間増殖させた 後、CEPA遠心機内で細胞を収穫した。10Cの培養培地からの収量は85g (湿側lであった。
細胞ペーストを、5QmMりん酸カリウム緩衝液(pL46.8)lこ懸濁(1 6g湿重量/60ゴ)、シ、0℃で音波処理(5X45S、70W)L、て細胞 を破壊した。抽出物を4℃において、15,000 Xgで30分間遠心し、上 清を用いてカールセン(Carlsen)およびエンボーグ(Emborg ) 6 の記載した方法と実質上、同様にして酵素を精製した。40%硫酸アンモニ ウム沈殿に付した後、70%硫酸アンモニウムで酵素を沈降させた。沈殿を少量 の0.1 M トリス/ HC(lおよびl Q mM EDTAp)[s、o に再懸濁し、0.1 M )リス/HCgとlQmMEDTA pH8,Qで平 衡化したセファデックス(Sepha+iex■)G−200ゲ7.#ラムにか けた。同じ緩衝液を用いてカラムを溶離し、活性の高い両分をプールし、即座に DEAE−セファデックス0A−50カラムミンを標準に用い、ブランドフォー ド(Bradford )の方法(こより、測定した。ポリアクリルアミドゲル 電気泳動(5DS−PAGE)は、ラエムリ(Laemml i ) 14の記 載に従って行った。等電点電気泳動法は、LKBアンフォリンPAGプレー1−  (pH4,0−6,5)を用いて行った。
天然の酵素の分子量は、G3000SWゲルを充填したLKB 2135ウルト ラパツク(Ul trapac ) T S Kカラムを用いて測定した。50 mMりん酸カリウム緩衝液(0,2M NaCnでpH7,0fこ調節)である 。
B、スファエリカスからのベニンジン■アミダーゼの精製および特性化二B、ス ファエリカスからペニシリンVアミダーゼを精製した。精製方法、およびその結 果を表2にまとめた。
表2 B、スファエリカスからのベニ・、/リノVアミダーゼの精製(要約) 精 製 容量 総活性 総タンパク 比活性 精 製 収率I G、 (m/り  (L’)afit(Ml?)l)(tJ/Q)7A’タ=(%)音波処理 4 4 1540 1170 1.31 ] 100(1,il(酸アンモニウム  16 874 333 2.62 2.0 56a 1単位(IU)とは、1分 間に6−’〜PA 1μmol を形成する触媒作用を示す酵素の量と足表する 4、コーン・フェルト(Kornfeld )】2の方法に従って測定した。1 1) タンパク質量は、ブラッドフォード(Bradford )4の方法に従 って測定された。
最終製品の純度を5l)S−PAGEにより分析したところ(第1図)、タンパ ク質の総合有量の95%咀上に対応して、分子i!35,000 iこ主要なバ ンドが認められた。2つの別個の方法で天然の酵素の分子量を測定した。勾配電 気泳動の後、酵素染色することにより、公刊t1.4,000の1つのバンドが 得られ、HP L C−システム中でゲル濾過することにより、分子1t13, 500を得た。このことは、天然の酵素が、分−1’!35,000の4個の同 一のサブユニットから1戎っていることを示唆するものてあ7石1、 天然酵素の等tAi点を、等市点奄気泳動法で測定した結果、I)I 4,3の 位置1こ−Lバッドか認められた。3神々のpH値(こおけ乙酵素活性を測定り 1、至適))f−1かpH5,8付近であるPF■−像を得た(第2図)。反応 速度に関する性質は第3図に示されている。11mMのKmは萌(こ公表された 値6より有意(こ低い。第3図から分る様に、両酵素産物はいずれも反応を阻害 する。、フェノキン酢酸は、非競合的な阻害剤(Ki 25 rnM )てあり 、6−、 A P Aは競合的な阻害剤として作用する( K i 5 QmM )。
ングおよび発現:I3.スファエリカスDNAの遺伝子ノくンクを組立てた。染 色体DNAをMboTで部分消化し、ショ糖密度勾配遠心法(1,0−30%) で分画し、約10キロベース(Kb)の7ラグメントを含んだ画分を混合1、T :Bci I −TJjA裂pTR26221(!: ライY −トL、大腸菌 HB101の形質転換に用いた。約2200のテトラサイクリン耐性クローンを マイクロタイタープレートに移し、−夜増殖させた後、フリーザー内で一80℃ において保存した。セラチア(5crraLia )重層法で約1000個のク ローンをスクリーンし、2個の陽性クローン、p O)I 2およびp OH3 を発見した。これら2個のプラスミドの内、小さい方のpOH3の制限地図を第 4凶に示す。このプラスミドp Ot−[3を伴なっている大腸菌株はP〜’  A3と命名され、既に、ドイツ・号ムルング・フォノ・ミクロオルガニズメン( DeutscheSammelung von Mikroorganisme n )に寄託されており、寄託番号DSM 2982を得ている。p OH3内 の挿入体の大きさは9.lkb であることが示された。アミダーゼ活性を現わ す上で必要な挿入体DNAの最小のゲイスミドpOH31は、Pst ■消化と 再ライゲーションで得た、2.2kbフラグメントを含有するプラスミドpOH 35と対照的に、機能的なアミダーゼ活性を有していない(表3)。pal(3 5からC1al:フラグメントを除去すると活性か消失することから、このフラ グメント内に、遺伝子の全て、または一部か存在していることが分る。得られた プラスミドp01(35は、何故か分らないか全ての単離されたクローン中で例 外的に、二量体の形で見出された(第4図)。枯草菌および大腸菌のためのシャ トルベクターは、pOH35のHind■部位((Hind m 開裂pc19 410(クロラムフェニフール・アセチル・トランズフエラーゼの遺伝子を有す る)を挿入することにより、組立てられた。得られたプラスミドを、p OH3 8(’S 4図)と命名した。得られたプラスミドpot(38で枯草菌のプロ トプラストを形質転換した。クロラムフエニフールを含有する再生平板上で形質 転換体を選択した。プラスミドの精製および酵素消化の結果、全てのクロラムフ ェニコール耐性クローンがpOH33を含有していることか分った。アミダーゼ 活性の発現は、細胞不含抽出物を用いて確認された。このプラスミドpOH33 を伴なった枯草菌の菌株は、PVA 38と命名され、ドイツ・サムルング・フ ォノ・ミクロオルガニズメンに寄託されており、寄託番号DSM2983を得て いる。大腸菌および枯草菌の細胞不含抽出物中のアミダーゼの比活性を表3に示 す。種々の大腸菌クローンの比活性は、B、スファエリカスの示す値よりも低い 。枯−q菌(pOH38) は、B、スファエリカスの2倍の活性を示ス。
表3 伸々の菌株およびクローンのペニン+1 ’y Vアミダーゼ比活性 閑 株 プラスミド 比活性(U、z’、!i’ ) ”入i陽菌tllsl  Ql pOH3110pOH310 pOH35110 [)OH360 pOH:38 82 枯 草 菌 pOH38410 p C]、 94 0 B、ス゛ノアエリカス 240 a −フーンフエルド12の方法に従って測定した。0の値は1(J、、157 以Fに相当する。。
プラスミドにコードされているペニソリンVアミダーゼの同定;プラスミドpO H35、pBR322およびpUN 101を用いて大腸菌ミニ細胞株〜121 41を形質私侯17た。、ミニ細胞を355−メチオニンで標識した。
S D 5−PAGE上で分=i Lだ憬、プラスミドにコードされているポリ ペプチドを同定した(第1図)。p OH2Sにコードされており、Bスファエ リカスから精製されたベニンジン\′アミダーゼと一緒に泳動するタンパク質が 見い出された。
本発明の態様は上記の如く示されるが、本発明はこれら↓こ限定されるものでな く、特許請求の範囲によって規定される本発明の範囲を逸脱することなく、本発 明の方法や組換え物質を様々をこ変化させ、さらに、改良を加えることかできる 。
このことは、本発明が、例えは所望のタンパク質またはポリペプチドをゴー ド している1またはそれ以上の別々のデオキシヌクレオチド配列を含有しているク ローニングビヒタルをも包含するこさを意味している。
さらに本発明は、天然、合成、半合成のいずれの起源であっても、前記の定義に 従い、1個または複数個の塩基の置換、欠失、挿入または逆位等の突然変異によ ってペニシリンvrミダーゼまたはその活性なフラグメントをフードしているデ オキシヌクレオチド配列と関連つけることかできるデオキシヌクレオチド配列を 含有している組換えDNA分チをも含むものである1゜本明細書中(こ引用した 文献を以下に列挙する。
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Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ペニシリンVアミダーゼ、またはフエノキシメチルペニシリンの6−アミノ ペニシラン酸とフエノキシ酢酸への加水分解を触媒し得るその誘導体をコードし ているデオキシヌクレオチド配列を含むことを特徴とする組換えDNA分子。 2.ペニシリンVアミダーゼまたはその誘導体をコードしている該デオキシヌク レオチド配列が、細菌性供与体から得られたものであることを特徴とする第1項 記載の組換えDNA分子。 3.該細菌性供与体がバチラス・スフアエリカス株であり、該デオキシヌクレオ チド配列がバチラス供与体のペニシリンVアミダーゼ遺伝子のプロモーター配列 を含有していることを特徴とする第2項記載の組換えDNA分子。 4.該組換えDNA分子が組換えプラスミドであることを特徴とする第1項〜第 3項のいずれかに記載の組換えDNA分子。 5.ペニシリンVアミダーゼまたはその誘導体をコードしているデオキシヌクレ オチド配列を少なくとも1個クローニングビヒクルに挿入することを特徴とする 、第1〜第4項のいずれかに記載の組換えDNA分子の製造方法。 6.バチラスDNAを制限酵素で消化することによつて該デオキシヌクレオチド 配列が得られたことを特徴とする第5項記載の方法。 7.1またはそれ以上のサブクローニング工程を含むことを特徴とする第5項ま たは第6項記載の方法。 8.第1項〜第4項のいずれかに記載の組換えDNA分子で形質転換された微生 物。 9.該微生物が細菌または酵母であることを特徴とする第8項記載の微生物。 10.該微生物がエシエリキア、バチラス、スタフイロコッカスまたはストレプ トマイセスの菌株、好ましくは枯草菌株であることを特徴とする第8項記載の微 生物。 11.該微生物が大腸菌PVA3(DSM2982)または枯草菌PVA38( DSM2983)であることを特徴とする第8項記載の微生物。 12.宿主生物に第1項〜第4項のいずれかに記載の組換えDNA分子を導入す ることを特徴とする第8項〜第11項のいずれかに記載の形質転換された微生物 の製造方法。 13.サブクローニング工程を少くとも1回含むことを特徴とする第12項記載 の方法。 14.第8項〜第11項のいずれかに記載の形質転換された微生物を適当な栄養 培地で培養し、生産された所望の生成物を単離することを特徴とするペニシリン Vアミダーゼまたはその誘導体の製造方法。 15.第14項記載の方法で生産されたことを特徴とするペニシリンVアミダー ゼまたはその誘導体。
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