JPS61501817A - コリンエステラーゼ抑制剤の表示のための酵素紙、その製造方法および、酵素反応を抑制する物質の表示方法 - Google Patents
コリンエステラーゼ抑制剤の表示のための酵素紙、その製造方法および、酵素反応を抑制する物質の表示方法Info
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
コリンエステラーゼ の 二の
本発明は1例えは空気または水中でのコリンエステラーゼ抑制剤の表示に使用す
るための、他のものに比べて優れた感度と貯蔵安定性および濡れ易さを示す酵素
紙ならびにこの酵素紙を製造する方法に関する。この酵素紙は、神経ガスまたは
除草剤のよりな植物制御手段および植物保護剤物の表示に適する。
神経ガスの表示用の装置に、コリンエステラーゼ酸の酵素で浸漬した紙を使用す
ることは既に知られている。神経ガスはこの種の酵素を不活性化し、それは、適
切な基体と接触した酵素によって通常発色する呈色反応によって示される。神経
ガスの存在は、普通酵素によって起こされろ4体の変色が神経ガスのコリンエス
テラーゼ抑制作用のために、起こらないという事実によって示される。すなわち
。
米国特許第8049411号には酵素コリンエステラーゼで予め浸漬した一紙の
使用を述べておシ、これはm水分解によって、2.6−シクロロイントア二二ル
アセテートまたはインドキシルアセテートのような基本を分解し、その結果1色
に変色する。コリンエステラーゼで前処理しpH6,4〜8.6に緩衝した一紙
を湿めらせて、試験すべき雰囲気にさらし、つぎにpu約6.4〜8.5に緩衝
した水溶液中で基体に接触させる。神経ガスを含む空記をさらすと、酵素はホス
ホリル化され、この場合はつぎに基体と接触しても置きへの変色は起こらない。
しかし、酵素で予め浸漬し、あとの使用のために乾燥した公知の酵素紙には1紙
の貯蔵安定性と、使用前に濡らすときのぬれやすさについて問題があることがわ
かっている。
スエーデン特許第814041号によると、ぬらさない酵素紙を使う試みがなさ
れている。しかし、コリンエステラーゼは、糊の性質をもち、乾いた浸漬層は、
試料空気によって、徐々にしか影響されない。
この種の酵素紙のその他の問題は、水と接触すると酵素が紙から簡単に溶出して
しまい、水中のコリンエステラーゼ抑制剤の指示釦酵素紙を使うのが不可能にな
ることである。同じ理由から1着色した基体紙はしばしばまだらに着色し、空気
の表示において、満足に働くためには使用前に酵素紙をぬらさねばならないので
、表示結果の評価が不明確になることがらシ得る。
勿論、臨界的な因子は、低濃度のコリンエステラーゼ抑制剤への酵素の感度であ
る。現存の酵素紙は1例えば神経ガスvx への低検知限界を完全に満足させな
い。この限界は、とシわけ、酵素の選択に左右され、この場合、伝統的に使われ
るコウシ血清または電気ウナギまたはひれ骨の類の酵素源に比べてデフイス(か
れいやひらめ類)からのコリンエステラーゼは特に良い感度特性をもっている。
しかし、デライヌ酵素は、普通完全に満足な安定性をもっておらず、そのため、
従来の酵素紙に使うのは困難である。
上記の問題のいずれかを克服する可能性の方法としては。
には公知であるが、プライスからのコリンエステラーゼについては公知でない。
酵幸の固定化は、普通、酵素活性をかなり失うことを意味し、常に、酵素の安定
化には程遠い結果をもたらすことは当業者に公知である。このことは、例えば第
5表から明らかである。酵素の感度特性が変らないままということは期待できな
い。一部は、酵素のミクロの環境での立体障害が起こるため、また一部は、比活
性を低くする固定化から多量の酵素が普通不活性化されるという事実のためすぐ
に感度が低下することが予期される。普通、酵素の固定はまた、最終製品の製造
コストの相当な上昇を意味する。
製品のぬれやすさを、又善するために、他の関係ではしばしば湿潤剤が使われる
。しかし、多くの湿潤剤は、普通酵素の活性に対し、不活性化および/または不
安定化の作用がある。その上、湿潤剤を不適切に選ぶと、酵素の固定を、よシ困
難にすることがある。
本発明は、好ましくはプライスからのコリンエステラーゼである酵素を静電気的
吸着によってイオン交換紙に固定した酵素紙に関する。これは、当業者の期待に
比べて意外なほど種々の点で極めてすぐれた独特の性質をもった製品を提供する
。独特なのは、なかでも、上述の種類の良い性質のすべての組み合わせが、同時
に−りの同一の紙の上で得られることである。
この良い性質の組み、合わせは公知ではなく、この酵素紙は従来知られている該
当製品に比べて、明らかに優れている。
得られる顕著な性質の組み合わせは下記のように要約される:
a)この製品は、空気の表示と水の表示の両方に問題なしに使用出来る。
b)この酵素紙は基体紙上に、加水分解された基体の平均に着色した表面を与え
る。すなわち誤った解釈のできない明確な表示を与える。
C)感度特性は、相当する既存の製品よ)良い。
d)との紙のぬれやすさは、相応して、壷知の酵素紙よシかなシすぐれている。
e)酵素の安定性は、プライスからの遊離の水溶性コリンエステラーゼに比べて
かなシ改善され、大てぃの市販の相当する酵素紙よシも製品の安定性を良くする
。
f)使用した固定法によって酵素活性が極めて少ししか低下せず、これは感度の
点とコストの点で重要でちる。
g)酵素紙の製造に使用される方法は極めて簡単で、製造コストは充分低く保つ
ことが出来る。
本発明の#徴は、後述の請求の範囲から明白である。
酵素紙の製造に、イオン交換能好ましくはアニオン交換能と良好な湿潤強度をも
ったクロアトグラフィー紙の種類の紙を、酵素の他に、界面活性剤および好まし
くは炭水化物型の安定化成分を含む酵素溶液と組み合わせて使うことによって、
酵素紙の酵素活性は変らないかまたは極めてわずかしか減少しない。この場合、
固定化された酵素の意外に高い結合収率が得られ、かつ固定化された酵素の意外
に高い比活性が得られるので、酵素は同時に固定化される。
上述のように固定化方法は普通、酵素活性をかなシ低下させるので、このことは
極めて意外である(第5表参照)。
固定化酵素の感度特性は変化せず、同時に酵素紙のぬれやすさは大きく改善され
る。湿潤剤は大なり小なり酵素を不活性化するのが普通でちるので、酵素活性、
酵素の安定性。
結合収率または感度の低下を伴なわずにぬれやすさが向上するのは極めて意外な
ことである。固定化方法の選択と安定化成分の添加によって、最終製品の意外に
良好な酵素の安定性が達成される。大ていの他のそのような組合わせは。
どんな改善も与えず、しばしば不安定化をもたらす。
本発明の特別に適した実施態様では、ワットマンDE81の型のDEAE−セル
ロース紙のクロマトグラフィー紙が使われ、湿潤剤としては、非ろオン活性剤例
えばツイーン80が使われる。酵素は、好ましくはプライスからのコリンエステ
ラーゼでちシ、安定化成分としては、好ましくは、ショ糖および低分子量のデキ
ストラン、例えばデキストランTIO(ファーマシア、ファインケミカルス)が
使われる。
酵素溶液は、好ましくは燐酸壇緩衝液で緩衝してもよい。
記述された種類の酵素呈色反応について最良の性質をもっていることがわかって
いる基体は、2,6−ジクロロインドフェニル、アセテート(DCIPA) で
ある。この基体は、吸収性の紙1例えば、クロマトグラフィー紙または濾紙の上
に適切に歿される。
本発明は、多数の実施例によって、例示ではあるが限定しない目的において以下
にさらに詳細に記述される。
酵素紙の製造
実施例1: DEAE−セルロース紙に固定した酵素ワットマンDE81タイプ
のクロマトグラフィー紙ヲ。
約80分間、I M NaCl溶液で平衡化し、蒸溜水で注意深く洗い、室温で
乾燥する。この紙から切シ取るが、打ち抜シヨ糖(160my/mx) デキス
トランT1o(160mg/m1)および湿潤剤ツイーン8o(4μm/77F
l) から成る0、1Mシん酸塩緩衝液(pH7,4) 中の酵素溶液5μlを
塗布する。こうして製造された酵素紙を室温で風乾し、ついで真空デシケータ−
中で乾燥する。
実施例2 : 酵素紙の貯蔵安定性
貯蔵中、酵素紙は密閉した包装材料中に適切に封入される。この試験では溶着し
たポリプロピレン袋を用いたが。
受は容れ得る貯蔵期間は下表から明らかである。
第1表
貯蔵温度 貯蔵期間
20−25℃ 〉3年
40℃ 〉1.5年
62−68°c 4ケ月
て(適用可能な部分で)製造し、結果は第2表から明らかである。たソし
E=ニブライス素(0−2”P ) ; 1−46 u / ”S’ ; 1−
62 u/キ蛋白質
8273M(0,8■)
D=FキヌトランT10(0,8”?)T=フイーン80(0−02/’1)
第2表から、濾紙タイプのワットマン113u、イオン交換能をもったクロマト
グラフィー紙タイプの紙であるワットマン81よシも貯蔵安定性が劣ることが明
らかである。
ワットマン113タイプの紙では、酵素の固定化は起こらない。第2表の結果は
、酵素の固定化が貯蔵安定性を改善することを示している。さらに安定化成分で
あるショ糖とデキストランのプラヌ効来がわかる。
基体紙の製造
2.6−ジクロロインドフェノールを大過剰の無水酢酸でアセチル化シて2.6
−ジクロルインドフエニルアセテー) (DCIPA) とし、これを水で沈澱
させ、n−ヘキサン:ジエチルエーテルで再結晶する。
ワットマン118紙を、DCIPAの飽和ベンジン溶液(50μI DCIPA
量l”紙)に浸し、ついでこの基体紙を室温で風乾する。この基体紙の適切な大
きさの紙片を打ち抜く。
DCIPAの担体としては1次の種類の紙も適当であることがわかった:クロマ
トグラフィー紙ワットマン黒1および濾紙ムンクテルOOM、OOMおよびIF
。
ベンジンの他、DCIPAは、アセトン、V!j塩化炭素、クロロホルム、ジク
ロルメタンまたは1.2−ジクロルエタンのような他の溶剤に溶かすことが出来
1紙全体が均一にぬれるように多量の溶液を紙に滴加する。表面濃度すなわち1
2尚たシのDCIPA量は、溶液中のDCIPAの濃度を変えることによって変
化できる。酵素呈色反応中に明確な変化を与えるためには、充分多量の基体が存
在する限シ、表面濃度は臨界的ではないことがわかった。貯蔵中に見込まれるべ
き基体の分解および多分昇華の形での損失を補償するためには、比較的高い表面
濃度たとえば80−100μf / Of! ”を用いるのが好ましい。
上記のように製造された基体紙の長期間の貯蔵山のDCIPAの安定性を改善す
るには、乾燥剤例えば、シリカゲ/I/lたはモンキュラーシーグ(4A)と−
しよに貯蔵すべきである。
表示
実施例1に述べたようにして製造した酵素紙を、約4滴の蒸溜水でぬらし、つい
で、コリンエステラーゼ抑制剤ヲ含むか、それから成ると思われるガスにこの紙
を2分間さらす。基体紙をこの紙2分間圧しつけて、この紙を発色させ、その結
果を評価する。着色がないか、ピンク色かまたは極めてうすい灰色の場合は、試
験ガス中にコリンエステラーゼ抑制剤が存在することを示し、青色かまたはうす
い青色の着色はコリンエステラーゼ抑制剤が存在しないことを示す、サリンすな
わち、イソプロビルメチルホヌホノフルオリデート、および略記し、神経ガスと
呼ばれる他の有機シん化合物の表示における酵素紙の感度は下表から明らかであ
る。
第3表
コリンエステラーゼ抑制剤
、1oaaμ!で1工
実施例5 : 液体中の吋ンエステラーゼ抑制剤の表示実施例1によって製造し
た酵素紙を、始めにぬらすことなく、実際の抑制剤を含む水溶液中に攪拌下に2
分間浸漬する。紙の発色は、実施例4に述べたと同様に実施した。
酵素紙の感度は第4表から明らかである。
第4表
71 0.05
比較の目的で、担体に酵素を固定する他の方法を実施し発明による方法(約60
%)で意外に良好な結果が得られることがわかった。その結果を下表に示す。
第5表
下記に吸着
7)z<−’)イ)XAD7 29 .2 0.2 0.7XAD2 29.2
0 0
IR120−AI” 29.2 0−I Q−:3下記に吸着
ヘキシルセファロース6B 29.2 o、g a、t+
”e’Myya−76B 29 、2 o 、 s 2 、1基体
ヘキシルセルロース 29・2 0.5 17特殊の方法で下記に吸着
ワットY:/ 5G81 5.84 0.4 6.8ワツトマン4CHR5,8
40,28・4グルタ〒ルアルデヒドで下?ツー喬
ワットマン5G81 58.4 1.6 2・77ysqyGF/B 58.4
0.8 ”4特殊の方法でゲルタールアルデヒドで下記に架橋ワットマン50
81 5.84 0.13 2・2ワツトマン4cHR5,840,06”2−
アミノ−4,6−ジクロルトリアジンにょシ下記に共有結合ワラ”” 4cHR
29,20,10,3ワットマン4CHR4#2g 、2 0.3 1.0第5
表(つソき)
CNBrによシ下記に共有結合
ワットマン 4CHR29,20,31,0グρタルアルデヒドによシ下記に共
有固定化771”?:/GF/C29,20,81,0ワツトマンGF/C
十基体 29.2 0.8 1.0
カルボジイミドによシ下記に共有結合
77)マンGF/C2B、0 0.62 2.7ワツトマンGF/C
十基体 、 210 Q、40 1.77”/)マンcM82 28.0 0.
47 2.0下記に吸着
実施例7
実施例1によフ、たyし湿潤剤の添加なしに酵素紙を製造して表示能力すなわち
酵素紙感度を評価した。第6表から、湿潤剤(ツイーン80)あシまたはなしの
場合の、紙上のガスおよび液中のコリンエステラーゼ抑制剤の表示における表示
限界値がわかる。
第6表
コリンエステラーゼ抑制剤 表示限界値サリン;湿潤剤あシ 0.θ4 0.6
vx ;湿潤剤4j5 0.04 0.05サリン;湿潤剤なし 0.04 0
.6VX ;湿潤剤なし 0.04 0.05この表から、湿潤剤の添加が酵素
紙の感度を低下させないことが明らかである。
安定性も、湿潤剤の添加で悪くならないととが試験でわかった。(第7表参照)
。比活性は、0月の活性に対する酵素活性を愛で表わしたものである。
第7表
ツイーン80なし 40℃ 5ケ月 67ツイーン80あシ 62〜68℃ 0
.5ケ月 60.71ツイーン80なし 62〜68°CO15ケ月 65ツイ
ーン80あシ 62〜68℃ 5.5ケ月 27.20ツイーン80なし 62
〜68℃ 5,5ケ月 29第8表から、湿潤剤の添加が、結合収率の点から、
添加なしのときに起こシ得る酵素活性の低下を起こさなくすることが明らかであ
る。
第8表
ツイーンあシ 57、 48. 45
ツイーンなし 41. 44
湿潤剤ツイーン80の添加は、活性または感度の点から見て、酵素紙にマイナス
の影響を及ぼさず、また同時に。
酵素紙は、殆んど完全なぬれやすさを示し、数秒以内に浸み込ませ得ることが試
験報告でわかる。
手続補正書動式)
%式%
1、事件の表示 PCT/5E851001573、補正をする者
事件との関係 特許出願人
5、補正命令の日付 昭和61年6月5日6、補正により増加する発明の数
8、補正の内容
別紙の通り
国際調査報告
Claims (1)
- 1.イオン交換能をもつクロマトグラフィー紙のタイプの酵素担体、担体上に固 定化されたコリンエステラーゼ酵素、少くとも一つのコリンエステラーゼ酵素安 定化物質および湿潤剤としての界面活性剤から成ることを特徴とする、ガスまた は液体状のコリンエステラーゼ抑制剤の表示に使用される酵素紙。 2コリンエスデラーゼ酵素がプライスから単離されたものであることを特徴とす る請求の範囲第1項による酵素紙。 3酵素担体が、アニオン交換能をもつたクロマトグラフィー紙から成ることを特 徴とする請求の範囲第1項または第2項による酵素紙。 4酵素担体が、好ましくは良好な機械的湿潤強度をもつたDEAE−セルロース 紙から成ることを特徴とする請求の範囲第3項による酵素紙。 5湿潤剤が非イオン活性剤、好ましくはツイーン80であることを特徴とする請 求の範囲第1項ないし第4項のいずれか1項による酵素紙。 6安定化物質または物質群が、炭水化物タイプのもの、好ましくはシヨ糖および デキストランであることを特徴とする請求の範囲第1項ないし第5項のいずれか 1項による酵素紙。 7緩行液好ましくはりん酸塩緩衝液を含むことを特徴とする請求の範囲第1項な いし第6項のいずれか1項に上る酵素紙。 8酵素コリンエステラーゼ,界面活性剤および少くとも一つの安定剤を含む溶液 を、イオン交換能をもつたクロマトグラフィー紙に施こし、ついでこの紙を乾燥 することを特徴とする請求の範囲第1項による酵素紙を製造する方法。 9DEAE−セルロースのクロマトグラフィー紙を塩化ナトリウム溶液で平衡化 し、洗浄し、乾燥し、プライスからの酵素コリンエステラーゼ、炭水化物型の安 定剤、好ましくはシヨ糖およびデキストラン、および非イオン湿潤剤、好ましく は、ツイーン80から成る緩衝剤入り溶液に浸漬し、ついでこの紙を乾燥するこ とを特徴とする請求の範囲第8項による方法。 10酵素反応を抑制する物質の、ガスまたは液体中、好ましくは空気または水中 での表示のために、酵素により影響され、その結果変色する基体、例えば2,6 −ジクロルインドフエニルアセテートまたはインドキシルアセテートと共に使用 することを特徴とする請求の範囲第1項ないし第7項のいずれかによる酵素紙の 使用。 11基体が紙、好ましくはクロマトグラフィー紙または濾紙のタイプの多孔性担 体上に吸着されることを特徴とする請求の範囲第10項による使用。 12空気または水中の神経ガスまたは他のコリンエステラーゼ抑制剤の存在を酵 素紙およびそれと相互作用する基体によつて表示することを特徴とする請求の範 囲第1項または第11項による使用。
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1985
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