JPS61501636A - 周密封組立体 - Google Patents

周密封組立体

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JPS61501636A
JPS61501636A JP60501408A JP50140885A JPS61501636A JP S61501636 A JPS61501636 A JP S61501636A JP 60501408 A JP60501408 A JP 60501408A JP 50140885 A JP50140885 A JP 50140885A JP S61501636 A JPS61501636 A JP S61501636A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 周密封部材 技術的分野 本発明は、金属を液体状態で精錬するための転炉と共に使用する周密封部材に関 する。更に詳しくは、本発明は1円筒槽、水平槽を有する液状金属転炉と共に使 用する周密封部材に関する。
技術の背景 多くの溶融金属を精錬する場合に、空気又は酸素の噴射と共に精錬材料を加え、 精錬された金属中に不要物が存在するような反応生成物を形成する反応を起こさ せることは、従来室なわれて来た方法である。そのような反応生成物は、望まし い精錬溶融金属からしばしば物理的に分離され、これら生成物及び精錬溶融金属 は精錬反応が行なわれている槽からそれぞれ別々に流し出すことができる。
例えば、パーガモン・インターナショナル・ライブラリー(Pergamon  International Library)で利用できる「銅の抽出精錬法 J (Extractive Metallurgy ofCopper)、第 2版(1980)の中で、エイ・ケイ・ビスワズ(A、 K、B15vas)及 びダブリュー・ジー・ダベンポート(L G、 Davenport)は、銅塊 を銅含有量98.5〜99.5パーセントの未精錬鋼又は粗鋼に変換する方法に ついて詳しく論じ合っている。溶融金属塊は、銅含有率が30〜35パーセント しかない場合もある。溶融金属塊は又、鉄、硫黄、3%迄の溶存酸素、及び微量 の不純物金属の組合せをも含み、これらは原石の精鉱には見られるが、精錬プロ セス中では除去されない。
この溶融金属塊は、およそ1100℃で転炉に入れられ、上記不純物を除去する ためにエア・ブラストにより酸化される。精練を伴うこの反応は発熱反応であり 、溶融物質の温度を上昇させる。第1のスラグ形成段階で、FeSは酸化され、 Fed、Fear、及びSO□の各ガスとなる。シリカ・フラックスが加えられ 、Fe、04及びFa、O,の一部と結合し、溶融金属塊の上部に浮かび、液状 のスラグを形成し、この第1段階中時々流れ出す。次の金属塊が時々転炉に加え られ、次にその装入中にFe504のかなりの部分が酸化され、次にスラグが流 れ出す。十分な量の塊状の銅が転炉の中にあり、その塊が1パ一セント未満のF aSを含んでいる時、最終スラグ層が流出し、残った不純銅は酸化されて粗銅と なる。
先行技術には、さまざまなタイプの転炉が使用されてきた。1つのタイプは、ピ アス−スミス(Pe1rce −5a+1th)転炉と呼ばれ、先に引用した文 献179頁で議論されている。この転炉は1つの開口を含み、この開口は第1に 転炉の充填、第2に、ブローイング操作中に発生し本体上の動きばめ式フードに より収集される多量のSO□含有ガスの排気、及び第3に転炉からの溶融金属の 流出に関して使用される。流出に関して使用される場合には、槽はランニング・ ホイール上に組み込まれているので、前記開口が溶融金属面より下位に来て、溶 融金属の流出が可能となるまで槽の縦方向の軸の回りを回転することができる。
2番目のタイプは、ホウボウクン(Hoboken)転炉と呼ばれ、上記引用文 献第198頁に示されている。この転炉は、充填及び排出のための口及び煙霧を 逃すための右手方向の端の独立した開口を含む。この関口は、転炉の軸方向に配 置され、この開口と溶融金属との間に第198頁の図面にブース・ネック(go ose neck) (送風支管)と称されているダム構造がある。
ピアス−スミス転炉では、転炉を空にする際に開口から金属を流出させるため、 単一の開口では高い密封度をつくり出すことは難しい。この金属は被覆を形成し てしまうか又は開口の働きを低下させてしまい、その結果排気ガスを逃すための フードが開口を適切に密封するのが難しくなる。有毒ガスが漏れるのを防止する ことが良い密封として必要であり、且つSO2成分が空気で希釈されるのを防止 することが必要である。
なお、付属の過程で硫酸を作り出すためにSo、が用いられる場合は、このSo 2成分が空気で希釈されてしまうのは望ましくない。
ピアス−スミス転炉の問題点は、ホウボウクン転炉によって幾分取り除かれてい る。グースネックは間隔を置いて設けられており、そこからガスだけがダム上を 流れ排気口の外に出ることができる。しかし、これはどちらかというと複雑で、 費用のかかる構造であり、転炉の回転中、液状金属が排気口まで達し、その排気 口の機能及びそれと関連した構造の機能を低下させる原因となることがある。更 に、ダムの存在は反応槽の容量を減少させる。
3番目の転炉は、米国特許第4,396,181号に開示されている。この転炉 は、水平軸上を回転するほぼ円筒水平中空反応槽を有する。槽の第1の開口は、 精錬されるべき溶融材料を槽の中へ供給するために用いられる。第2の開口は、 精錬工程中で生成され、普通は溶融材料に供給されるエア・ブラストによって生 ずる高温ガスを排気するために用いられる。第2の開口は。
第1の開口から長手方向に周移動する。この周移動により、材料を第1の開口に 供給するための第1の位置から、第1の開口から槽の内容物を流出させるための 第2の位置まで槽が回転する時、液状金属が第2の開口から流出するのが充分に 防止される。
槽が第1の位置から第2の位置へと回転するにつれ。
槽本体と周状及び長手方向に接しているフードは、高温排気ガスをとらえるのに 充分な本体の区域を覆う。
耐火材、引っ張りバンド、保持バンド及び複数のばねクリップを含む周密封部材 は、フード及び反応槽の間に周状に伸びる境界面を密封するために用いられる。
この周密封部材は効果的なものである一方、多少複雑かつ高価である。
発明の開示 本発明は、水平軸上を回転するほぼ円筒水平中空反応槽を有するタイプの液状金 属精錬転炉と共に使用する密封部材に関する。特に、本発明は、周状域及び上記 のような転炉とこの転炉からの高温ガスを受けるために設けられたフードとの間 の境界面を密封するための密封部材に関する。
本発明の密封部材は、ケーブルとケーブル・ハウジングを含む。このケーブル・ ハウジングは、フードの周縁に接続され且つその周縁に沿って延びている。ケー ブル自体は、ケーブル・ハウジングに沿って、又少なくとも部分的にはケーブル ・ハウジングの外側に延びている。一つの実施例においては、ケーブルは、反応 槽に適合する強い圧力下に置かれる。もう一つの実施例では、さやがケーブルの 下部を覆い、ケーブルはさやを、反応槽に適合する強い圧力下に置かれるよう引 っ張る。両実施例とも非常に簡単で、製造費、設置費及び維持費が高くない。同 時に、本発明の密封部材は効果的で信頼性が高い。
図面の簡単な説明 本発明の他の特徴及び利点は、以下の説明及び添付図面を参照することにより容 易に確信することができる。図面中。
第1図は、本発明と共に使用される反応槽及びフードの側面図である。
第2図は、第1図の2−2線に沿う断面図である。
第3図は、第1図の3−3線に沿う断面図である。
第4図は、第1図の4−4線に沿って観た装置の拡大断面図である。
第4A図は、第4図の端密封構造の拡大部分断面図である。
第5図は、第1図を観る方向と反対の方向から観た。
更に詳しい拡大側面図であり、フードを詳しく示す。
第6図は、第4図の6−6線から観た拡大部分断面図であり、フードと周密対構 造の詳細を示す。
第7図は、第6図の7−7線に沿って観た部分断面図である。
第8図は、第7図の8−8線に沿って観た部分断面図である。
第9図は、第6図に類似した部分断面図であり、フードと共に使用することがで きる代替の周密封部材を示す。
第10図は、第7図と類似した部分断面図であり、第9図に示される代替の周密 封部材を又示す。
第11図は、第4図に類似した拡大部分断面図であり、フードと共に使用するこ とができる周密封部材の第3の実施例を示す。
第12図は、第11図の12−12線に沿って観た拡大部分断面図であり、周密 封部材の第3の実施例の詳細を示す。
本発明を実施するための最良の方法 第1図は、鋼製外殻2から成り、耐火レンガ3で内張すされたほぼ円筒状の中空 反応槽1を示し、この分野ではよく知られたタイプの反応槽であるにの反応槽は 長さおよそ46フイート(約14メートル)、外径およそ14フイート(約4. 26メートル)である、しかし、精錬される材料の量によって他の寸法が採用さ れる。
槽1は、保持リング4で一端を支えられ、この保持リングは本質的には軸受であ る。この軸受は槽1の重量を支えることができ、且つその間鋼製外殻2の外側の 運転温度に耐えることができなければならない。これにより、槽の温度が周囲の 温度のレベルから槽に供給される溶融材料の温度のレベルまで上昇するにつれ、 槽1の一端も又槽1が温度により膨張及び収縮するために生じる短い距離の間を 長手方向に移動することができなければならない。
槽1のもう一方の端も同じように支えられるが、この端では膨張は考慮されない 、更に、槽1を回転させるための手段は、この端と連結している。典型的には、 歯車駆動リング5が用いられる。ここでは示されていないが、適切なモータで回 転させられる、通常直径の小さな歯車が、リング5と連結している歯車の歯とか み合う、このような駆動機構はこの分野ではよく知られている。
精錬に必要な液状金属又は材料は、開口6から槽1に装入される0例えば溶融銅 塊は適切なひしゃくを用いて供給される。フラックスのような固定材料を供給す るには、正しく配置されたシュートを使用することができる。開口6は、面積お よそ27平方フイート(約213平方センチメートル)である。開口6を囲む外 殻2の外側の区域は金属プレート7により補強されている。更に金属構造がスパ ウト(流れ口)8を形成し、これは、例えば槽1からのスラグや精錬済みの金属 のような溶融物質の流出を容易にする。スパウト8の性質は、第2図を参照する ことにより更に容易に理解できる。
不純物を酸化することにより精錬を容易にするブラスト・ガス(空気が典型的で あるが酸素でも可能)の供給源が設けられている。このガスはダクト9によ、り 槽に導かれ、このダクト9は、槽1の回転軸上に位置し、したがって、延長部1 0が槽1と共に回転することを可能にする玉継手12により多岐管(マニホール ド)10Aの放射状延長部10と連結する。羽ロA、B、等用の一連のブラスト ・パイプは、槽1へ注入される空気用通路から成る多岐管10Aのところから、 槽1中に含まれる溶融材料の面より下方に設けられる。望ましい実施例において は、内径2インチ(10,08センチメートル)の、およそ55個の羽口が用い られる。ブラスト・ガスの必要量は当業者により容易に計算される。使用される 羽口の数は必要に応じて変えられるということが分かる。一連の機構12A、  12B等はそれぞれ羽口に適合する金属ラム1個を備えている。このメカニズム により、これらのラムが固体材料を打ち、槽の中へ戻るブラストの流れを妨げる 。
開口13の中を通って精錬工程で生成されるガスが逃げることができ、この間口 13は本実施例においては36平方フイート(約10.97平方メートル)の面 積を持っているものが示されている。この開口は、第2図及び第3図を参照する ことにより分かるように、長手方向に移動した地点及び開口6に関して周状移動 した地点に配置される。この間口6及び13の中心線の周状の移動が選ばれ、そ の結果開口13は、槽1が回転可能ないかなる運転位置においても開口13を通 って排気される高温で有害ではあるがしばしば産業上有益であるガスを収集でき るように、開口13を覆うに充分な区域上で槽1と周状且つ長手方向に接してい るフート14の下に位置する。又、槽1が材料を開口6に装入するための第1の 位置から槽の内容物を開口6から流出させるための第2の位置まで回転する時、 液状金属が開口13から流出するのを防ぐには、この周運動で充分である。
第2図及び第3図に示される位置は、装入するときの位置である。槽を時計方向 と反対方向に90”回転させることにより、材料を装入入口(スパウト)8から 流出させることができ、このスパウト8は流出プロセスを容易にするような半円 錐形に作られている。この後の位置では、開口13はフード14の下に留まる。
フード14は、ケージング14A、一対の周密封手段及び一対の長手方向密封手 段から成っている。いくつかの実施例では、フード14は、槽1上にあることが 可能で、望ましい仕上げとしては、空冷外被筒15が槽1の周上に付着し、フー ドはこの外被部上にある。特に。
フード14は第4図に示され、以下に説明されるようにを用いて外被筒15と長 手方向で接している。外被筒15は、フード14の密封が受けなければならない 温度を低下させ、高温に長い間さらされる結果生じる開口13の区域の金属外殻 の損傷を防ぐ。第3図に示されるように、開口13の放射状の延長部16は外被 筒15まで延びている。外被筒15は、この延長部16が外被筒15と接触する とき、延長部16の内径の共通部分と同一の大きさを持つ開口を含む。この開口 があることにより、槽1からの排気ガスが外被筒15を抜はフード14の中へ逃 げることができる。
第1図のダクト18は、槽1が回転できるように槽1の周囲との間にわずかな空 隙があるように配置されたダクト19へ冷却空気を導く、ダクト19は、はぼ長 方形の断面をしており、槽1の回りをおよそ180° (但し完全に一周するこ とも可)延び、外被筒15に隣接する放射状に配置された壁に1つだけ開口を有 している。
外被筒15は、第3図中に最も良く示されているように、開いた周端を有してい る。このようにして、ダクト19からの空気は、その放射状に配置された壁の開 口(示されていない)を通り槽1及び外被筒15の間の領域20の中へと移動す る。この空気は、外被筒15の端から隣接するダクト19の端の反対側まで存在 する領域20の中を自然に流れる。支材17.17A及び17Gは、槽1に関し 外被筒15を周状に位置させるのに役立つ、必要なら多量の支材を使うことがで きる。
第2図には、転炉に溶液が入った状態、又は金属溶液面21が転炉中心線22と の関係において示されている。
第2図は、線21が1f122より下にあるような例を示しているが、開口6が 正しく配置された場合、転炉は線21と同じ高さまで満たされることができる。
ブ唄−イング操作中、形成されたスラグは溶融塊の上に浮かび、線22上およそ 6インチのレベルまで上がることがある。
転炉は多少低いレベルでも運転できるが、最大の効果は一般的には最大に溶液が 満たされたときに得られる。
スパウト8は流出のとき役に立ち、角を有するようにカットされた円筒形をして いるのが望ましい、多岐管10Aに接続され、機構12Zと共働するスチール・ ロッドにより必要に応じて突つかれる典型的羽口2が示されている。そのような 機構はこの分野ではよく知られている。
第4図、第4A図及び第5図において、フード14が詳細に図解されている。第 6図を参照してフード14と外被筒15とを密封する周密対24の2つのうち1 つを以下に更に詳しく説明する。又、外被筒15に大して密封をかたよらせる引 っ張り手段25及び25Aについても第7図及び第8図を参照して更に詳しく述 べる6第4図、第4A図及び第5図において、端密封プレート26及び26Aは 、湾曲端27及び27Aをそれぞれ有する金属プレートである。プレート26及 び26Aの遠端は。
中空である(但し中空でなくても良い)ロッド29及び29Aに接続されている 。これらのロッドは、フード14と共働する密封カバー30及び30Aの壁中の フランジ(軸受筒はめ輸)内で回転する。ばね又は望ましくはロッド29及び2 9Aの延長部91及び91A上の釣合錘90及び90Aが設けられ、外被筒15 に接するプレート26及び26Aの湾曲凸領域28及び28Aを回転的に傾けさ せる。
二次的密封31及び31Aは、ロッド29及び29A並びに密封カバー30及び 30Aの構造を有する密封支持部材32及び32Aの間の密封を行なう。
槽1が回転するとき、端密封プレート26及び26Aは外被筒15の表面上に載 る。材料が、その表面の上昇として機能する外被筒15の上に置かれた場合、密 封プレート26及び26Aは、材料が領域28及び28Aを過ぎるまで、外被筒 15との長手方向の接触から離れるよう力により回転させられることになる。こ れにより、密封の効果が減少し、大気ガスがいくらかフードの中に入ってしまう が、これは通常、一時的なものである。シールド35及び35Aが設けられてい ることにより、密封プレート26及び26Aの放射状の外側の端を通過する細か い材料の進路を変え、材料が密封プレート及びこれと共働する構造の背後に堆積 するのを防止する。
フード14の壁は、フードの外側の表面上に位置する管45に代表されるように 、管のネットワーク中を循環する水により冷却される。冷却水は適した供給源で あればどんなものからでも供給できるが、冷却水の温度はそれを液体に保ってお くために高圧が必要な点まで上昇させることが可能であるということが分かって いる。例えば、およそ250℃の温度及び1平方インチ(約3平方センチメート ル)あたり10001bs、の圧力の水が使用できる。その時冷却管は適した材 料により又その分野ではよく知られた技術により作られなければならない、冷却 源へ接続する適当な手段としては、例えばパイプ11が用いられる。
精錬行程中、フード14は、大気に対してわずかに負圧、典型例としては2と1 /2インチ(6,35センチメートル)の水に等しい圧力で動作する。この方面 ではよく知られた可変速吸引ファンにより供給される、このわずかな吸引力によ り、例え開口6が覆われていなくても該開口6から高温有毒ガスが逃げるのを防 止できる。開口6を覆わないことは、精錬の進行状況、並びに繰り返し行なおれ る材料の充填及び精錬行程で作られるスラグの流出状況を監視できるように、通 常要求されることである。一般的に、空気が開口6の中へ吸引されるのは望まし くない。これは上記のように、吸引圧力を低くしておくことにより避けられる。
これは、銅の精錬の際には高濃度の亜硫酸ガスを含む高温排気ガスが希釈される のを防止するのに役立ち、付属設備で硫酸を製造するときに用いられることがで きる。このプラントにより、フードの圧力を減少させるのに必要な軽い吸引が得 られる。
フード14は、槽1のわずか上方のところにある適した構造により支持されるこ とが望ましい、このことは。
フード構造の熱による膨張及び収縮が周密対の効果に不利に影響しないというこ とを保証する。高温排気ガスは、望ましくは熱交換器により冷却されるのが望ま しい、熱の浪費が他の場所で用いられて回収され、ガスは以後の化学的行程に適 する温度まで冷却される。
第6図はフードの一区域の断面を示し、2つの周密対z4の1つの構造を示す、 密封材35は、長方形の断面を有する耐火アスベスト及びグラファイト等の編ま れた可撓性の充填材であり、外被@isの回りに周状に配置されたほぼ長方形の エレベーションの滑らかな上面と力により接触させられる。密封材35は、部分 38及び39により形成され、外被筒15の周囲に適合するように湾曲したハウ ジング37内に配置されている0部分39とフランジ40との間に、密封材35 の材料と類似したものでもよい適宜の耐火材から成るガスケット44が設けられ る。先に述べたように、中を水が循環する管45は。
壁41及びその周状の延長部を冷却するのに役立つ。
保持バンド46がハウジング37内に位置し、密封材35のエレベーション36 との反対側が前記保持バンドに取付けられている。引っ張りバンド47も又ハウ ジング37内にあり、1つがばねクリップ48として示されている複数のばねク リップによって保持バンド46から外側に放射状に間隙を置いて配置されている 。バンド47は、使われる時、引っ張り手段25(第4図に示され、以下に第7 図を参照して更に詳しく説明しである)により引っ張られ、エレベーション36 に対して密封材35を傾かせる。
第6図の7−7線の断面図である第7図には、1つだけが第6図に示されている V形ばねクリップが示されている。多くの圧縮ばね手段をバンド46及び47間 に使用することは可能であるが、これらのばねクリップは特に便利である。第7 図に又詳しく説明されているように、各クリップの頂部50は引っ張りバンドに 溶着され、バンド47が引っ張り手段25によりぴんと張られると、V形ばねの 湾曲端50A及び50Bはバンド46に関してそのまま少し移動することができ る。
バンド47の各端は、細長部材51のスロット中にしっかりと固定される。この 細長部材は、その長さに沿う領域では、正方形が望ましい非円形断面を有し、該 領域においては、該細長部材は端プレート52中の同じような形をした密着穴を 通過する。このことは第8図に最も良く図示されている。ばね53が保持部54 及び55との間の部材51上に配置されている。部材51の一部分は、バンド4 7と連結しない部材51の端部56から成り、円形断面を有し、ネジ切りしであ る。ナツト57が端プレート52に接近する方向へ回転する時、前記ナツトは前 記ネジ上を移動し、保持部57に寄りかかる。このようにして、前記ナツトは、 ばね53の圧縮力でバンド47に引っ張りを与え、この引っ張りは典型的には5 001bs。
の負荷の非圧縮状態から1/2インチ(1,27センチメードル)でもよい。第 4図に示されるように、2つの引っ張り手段があり、1つは周密対構造24の各 端に位置している。実際上は、各引っ張り手段と共働しているナツト57が締付 けられてばねの均等な圧縮を生む。
第7図のボルト59及び60は、3対のファスナのうちの1対であり、ハウジン グ部分38及び39に接続されたフランジ61に端プレート52を固定する機能 を果すボルトであり、第8図中に59.62及び63で示されている。
又第8図には、外被筒15に接する端密封プレート26Aが示されている。
密封材35は一般に可撓性を有し、変形するようになっており、何かが外被筒1 5のエレベーション36上に沈積した場合でも外被筒15がフード14の密封構 造について回転するようになっている。このようにして、端密封プレートの場合 と比較して、密封材35とエレベーション36との間にわずかな沈積はあるもの の、比較的上等の密封が行なわれる。しかしながら、さらされた表面に沈積する 物質の粒子を含むことがある高温排気ガスに密封材35がさらされ得る場合、密 封材35はエレベーション36の作動区域を覆う役目を果たすため、わずかの沈 積さえ起こりそうにない。
第9図及び10図は、フード14と共に使用することができる第2の周密封部材 を示す。可撓性を有する鋼ケーブル6zはハウジング37に沿って一部はハウジ ングの内側に、一部はハウジングの外側に延びる。そして、前記ケーブルは、外 被筒15、特にそのエレベーション36と摩擦的に係合する。ケーブル62はコ ース・メタル・ワイヤで織られ、1と172インチから2インチの直径を有する 。第10図に示されるように、ケーブル62の第1の周端は、引っ張り手段25 に接続されている。特に、前記ケーブル端は引っ張り手段の細長部材51に直接 溶着される。ケーブル62の第2の周端(図面には示されていない)は、上記引 っ張り手段25aに同じように接続されている。引っ張り手段25及び25aは 、エレベーション36に適合する強い圧力下にケーブル62を傾けさせる。
ケーブル62が引っ張り手段の細長部材51に直接接続されているため1周密封 部材のこの実施例は第7図に示されている、様々なバンド及びクリップ46.4 7及び50を必要としない。その結果、第7図に示される周密封部材に比較して 1周密封部材60の構造及び操作はより簡単で費用がかからない。
ケーブル62は、ハウジング37の上部水平部64から間隙を置いて設けられて おり、前記ケーブルの直径は。
ハウジング37の内側の広さより小さい、このようにして、ケーブル62はハウ ジング37内にゆるく延びて適合する。又前記ケーブル62は、ハウジング37 内を上下に移動することができ、その結果外被筒15がフード14の下で回転す るとき、エレベーション36の表面上のどんな粒子又は異物上でも動くことがで きる。ハウジング37の上部64から間隔を置いて配置されたケーブル62によ り、前記ケーブル及び前記ハウジングの上部は、エレベーション36の上部に沿 って又はその上に異なった湾曲をなすことができる。
特に、前記ケーブルは、例えエレベーション36の外側面の湾曲がハウジング3 7の上部64の湾曲と異なることがあっても、前記面の湾曲に一致することがで きる。
即ち、前記ケーブルの全長を通して前記面に対して適合することができる。例え ば、第10図の平面のように外被筒15の長手方向の軸に垂直な放射状平面は1 円の弧に沿って湾曲できる。一方、エレベーション36の上部平面は、多少長円 の又は偏心円の湾曲に沿って延びることができる。ハウジング37の上部64及 びケーブル62との間の空間により、前記ケーブルはハウジング内を延長でき、 同時に、前記エレベーションの湾曲とハウジングの上部の湾曲との相違にも係ら ず、エレベーション36の上部表面の上及び直接液して延びることができる。
第11図及び第12図は、第3の周密封部材70を説明する。周密封部材に関す るこの実施例は、第9図及び第10図に示される実施例に類似しており、ハウジ ング37及びケーブル62を含む。周密封部材70は、外被筒15のエレベーシ ョンを係合するさや72をも含み、ケーブル62の下部を覆う。更に詳しく説明 すると、この部材において、さや72はエレベーション36から上方に延びハウ ジング37の中へ入る。このさやは、周状に延びるこのチャネル74を形成し、 この周状に延びるチャネル74の中にはケーブル62が延びている。引っ張り手 段25及び25aは、周密封部材60に関して上述したのと同じ方法で、ケーブ ル62の端に接続される。引っ張り手段25及び25aは、ケーブル62をさや 72の底に適合する強い圧力下に引っ張り込み、さやの底を、強制的に外被筒1 5のエレベーション36に係合する強い圧力下に置く。
上述したように、さや72を使うことは、ケーブル62及びハウジング37の側 面76との間に多少の空間がある場合には、有利である。ケーブル62の直径が ハウジング37の幅より多少水さい場合、又はハウジング内に延びるケーブル部 がハウジングの幅を完全に横切って延びることかない場合には、この空間が存在 できる。両者の場合、さや72は少なくともケーブル62及びハウジング37と の間の空間又は間隔の部分をふさぎ、空気がケーブル及びハウジング間の空間又 は間隔を通ってフード14の内部へ侵入するのを少なくする。
第11図に示されているように、さや72は、周状に延びる連鎖状に配列された 複数の独立しださやセグメント78から成る。各さやセグメント78は、第12 図に示されるように、U形断面を有する。ケーブル62を包む又は覆うために、 複数の独立したセグメント78を使うことは有益である。何故ならば、このこと により、ケーブルさやの全長に沿ってさや7z及び外被筒15との間の実質的な 面と面との接触を維持することが容易になるからである。苦心するのは、通常の 状況では、外被筒15は真円ではなくむしろ少し長円形の断面を有するからであ るが、ケーブル62をさやで囲むため複数の独立したセグメント78を使用する ことにより、外被筒がそれ自体の軸について回転するとき、さやセグメントの周 状の連鎖を、外被筒15の形状に一致させることができる。
第12図において、さやセグメント78はケーブル62の側面に対しきつく適合 するが、ハウジング37内ではゆるく適合する。この調整が密封部材70の組み 立てを容易にする。詳しく説明すると、密封構造を組立てるためには、さやセグ メントがケーブルの上にあるケーブル62及びさやセグメント78との間の摩擦 を伴って、さやセグメント78がケーブル62の上に置かれる。その後、さやセ グメント78及びケーブル62の一部が、第11図及び第12図によって示され る位置、即ちハウジング37の内側へ挿入される。さやセグメント78とのハウ ジング37との間のゆるい適合は又、外被筒15がハウジングの下方で回転する ときに起こる。さやセグメント及びハウジングとの間の相対的な動きを容易にす る。
更に、さやセグメント78は銅で作られるということを指摘しなくてはならない 。銅が望ましいのは、第1に、銅は華氏1500度までの作動温度によく耐える からであり、第2に、銅は一般的に入手可能であるからであり、第3に、銅は比 較的柔らかくてハウジング37又は外被筒15のエレベーション36の重大な疲 弊を引き起こさないからである。
ここで示され且つ説明された態様に加えて、前述の記載と添付図面とから、本発 明の様々な態様が当業者に明らかになるだろう。
FIG、 9 FIG、 12

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.ほぼ円筒状の本体が回転するとき、ぼぼ円筒のの本体中の開口からの高温ガ スを収集するためのほぼ円筒状本体及びフードと共に使用する周密封部材におい て、下記のものを含んで成る周密封部材。 a)周状に延びるハウジング、 b)フードの周状延長区域にハウジングを接続する手段、 c)ハウジングに沿って、又少なくとも一部はハウジングの外側に延び、且つ本 体の周状延長区域に摩擦して接するケーブル、及び d)ハウジングとケーブルとの間に直接接続され、ケーブルきつく、且つ本体適 合する強い圧力下の状態に引っ張り込む引っ張り手段。
  2. 2.ハウジング内でのケーブルの動きを容易にするため、ケーブルがハウジング 内にゆるく延びている請求の範囲第1項記載の周密封部材。
  3. 3.引っ張り手段が、 a)ケーブルの周端にしっかり固定された第1の部分を有する細長部材、及び b)ハウジングに接続された傾け手段を含み、細長部材の第2の部分を係合し、 ケーブルの前記周端から細長部材の第2の部分を急激に離させる請求の範囲第2 項記載の周密封部材。
  4. 4.a)ハウジングがU形断面を有し、b)ハウジングの開いた側が本体と向き 合うよう位置し、且つ c)ケーブルがハウジングの開いた側に沿って延びている請求の範囲第3項記載 の周密封部材。
  5. 5.ほぼ円筒状の本体が回転するとき、ほぼ円筒状の本体中の開口からの高温ガ スを収集するためのほぼ円筒状本体及びフードと共に使用する周密封部材におい て、 a)周状に延びるハウジング、 b)フードの周状延長区域にハウジングを接続するための手段、 c)ハウジングに沿って、又少なくとも一部はハウジングの外側に延びるケーブ ル、 d)i)ケーブルの一部を収容し、且つii)ハウジングに沿って周状に、又少 なくとも一部はハウジングの外側に延び、本体の周状に延びる区域を摩擦的に係 合するさや、及び e)ハウジングとケーブルとの間に接続され、ケーブルをきつく、且つさやに適 合する強い圧力下に引っ張り込む引っ張り手段とから成り、 f)これにより、ケーブルがさやを本体に適合する強い圧力下に引っ張り込む周 密封部材。
  6. 6.さやが、周状に延びる連鎖状に配列された複数の独立したさやセグメントを 含む請求の範囲第5項記載の周密封部材。
  7. 7.各さやセグメントがU形の断面を有する請求の範囲第6項記載の周密封部材 。
  8. 8.各さやセグメントが a)ケーブルの反対側にきつく適合し、又b)ハウジングの中をゆるく延びる請 求の範囲第7項記載の周密封部材。
  9. 9.さやセグメントが銅から作られている請求の範囲第6項記載の周密封部材。
  10. 10.ケーブルがコース・メタル・ワイヤで繊られている請求の範囲第9項記載 の周密封部材。
  11. 11.ケーブルがコース・メタル・ワイヤで織られている請求の範囲第4項記載 の同密封部材。
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