JPS61500160A - マニピュレ−タの可動工具に対する供給ラインを外側で保持してガイドする装置 - Google Patents

マニピュレ−タの可動工具に対する供給ラインを外側で保持してガイドする装置

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JPS61500160A
JPS61500160A JP50387384A JP50387384A JPS61500160A JP S61500160 A JPS61500160 A JP S61500160A JP 50387384 A JP50387384 A JP 50387384A JP 50387384 A JP50387384 A JP 50387384A JP S61500160 A JPS61500160 A JP S61500160A
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クカ シユヴアイスアンラ−ゲン ウント ロボ−タ− ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング
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(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 マニピュレータの可動工具に対する供給ラインを外側で保持してガイドする装置 本発明は、独立請求項の上位概念に基づく装置に関する。
マニピュレータの可動工具にはエネルギ、電流、冷却媒体、圧力媒体などが供給 されねばならない。この供給は、給電線、ホース、圧力管などとして構成される 複数本のラインを介して行われる。
マニピュレータでは、工具が空間内て任意の運動を行う場合でも前記の供給をい かにして保証しうるかという一般的な問題がある。これまでこの問題は、例えば ドイツ連邦共和国特許出願公開第2227288号明細書に開示されているよう に、複数の供給ラインを1つの固定点から自由M垂させて大きなループを形成し つつ工具に直接導くことによって解決されている。
しかしながらこのガイド方式は、供給ラインが工具と共に三次元運動せしめられ 、その際に著しい捩り負荷と曲げ負荷を受けるという欠点を有している。それの みならず、このような供給ラインガイド方式はせいせいのところ、作業範囲の小 さなロボット又はマニピュレータに使用できるにすぎない。しかしながらマニピ ュレータがそのジブアームを上向き旋回さぜるような場合は供給ラインのループ を必然的に大きくせざろを得す、その結果該ループは、何処かに引懸かったり、 挾まったりして圧潰される危険に常に曝されてし・る。
そこで本発明の課題は、マニピュレータの工具に達する供給ラインを外側で保持 してガイドする装置を開発・改良して、供給ラインの損傷を防止しかつ工具の任 意の三次元運動に供給ラインを支障な(追従させうるようにすることである。
本発明はこの課題を独立請求項の特徴部分に記載した手段によって解決するもの である。従来のように供給ラインを空間内を自由にガイドするのではなくて、今 や、1つの束に纒められた供給ラインは、保持器と保持器との間の比較的短いラ イン部分で以てマニピュレータの構成群に沿ってガイドされる。本発明によって ガイドされる供給ラインガイド装置は、定置のベース架台から、すべての可動構 成群を経て工具にまで及んでいるが、しかし又、成る1つの構成群例えばジブを 起点とすることもできる。
各可動構成群に保持器を配置したことによって供給ラインは比較的小さなループ でしか懸垂せず、従って重量負荷も僅かになる。またマニピュレータの動荷重も 減少される。マニピュレータ軸線範囲に保持器を回動可能に装着することは、こ のマニピュレータ軸線範囲の部位が、隣接した構成群の相対運動に対して相対的 に静止していると(・う利点を有している。従って、動かされる構成群とこれに 隣接した構成群との間に位置している供給ライン部分だけが一緒に運動させられ るにすぎない。残余の供給ライン部分は相対的に静止したままであり、せいぜい の所、保持器の小さな回動によって追従せしめられるにすぎない。本発明の供給 ラインガイド装置によって今やノブのオーバーへツー旋回運動も可能であり、そ の場合供給ラインが挾み込まれたり何らかの損傷を受けたりすることはない。そ の結果(供給ラインがもはや危険源を形成しない点は全(無視するとしても)供 給ラインの耐用寿命が著しく高められる。
保持器は種々異なった形式で例えば分離条片などとして構成することができる。
しかし本発明の保持器は管状ケーシングとして構成されるのが特に有利であり、 該管状ケーシング内では、供給ラインを纒めて保持する挿入体がガイドされてい る。この保持器は、他の形式のラインガイド装置でも有利に使用することができ る。つまり前記保持器は、供給ラインを損傷しないようにガイドする以外に、個 々の供給ライン又は全供給ライン束の迅速な交換を可能にする。
このことは、小シリーズ生産及び短期間のうちに絶えず変化する任務範囲のため に益々使用されるようになった産業用ロヂット又はマニピュレータニドって特に 意義がある。つまり工具及びこれに恩着している供給ラインの交換頻度も益々高 (なっているが、供給ラインをガイドするために多数の保持器が設けられてい’  78R[]]U61−500160(3)る場合には、古い供給ラインを取外 して新たな供給ラインを再び装着するのが著しく煩雑である。また異なった工具 は異なった数の、しかも異なった直径の供給ラインを必要とする。殊に予備スト ロークを有する溶接工具にとって例えば10本のラインから成る供給ライン束は 稀れなことではない。
本発明はこの問題を保持器の交換可能な挿入体と開閉可能なケーシングとによっ て解決するのであり、該ケーシングの部分は急速緊締器によって再び互に結合さ れる。
従って挿入体は供給ラインと結合されたままであり、かつ固有の挿入体に装着さ れた新たな供給ラインとそつ(り交換することができる。
交換毎に、予め準備されて(・た供給ライン束も迅速に交換される。保持器の挿 入体と供給ラインとは前取て組立てられている。
挿入体自体は保持器内では供給ライン方向に摩擦接続式及び(又は)嵌合式にガ イドされている。これに対して周方向ガイドは固定的であってもルーズであって もよい。ルーズなガイドの場合は挿入体及び保持器ケーシングが円形であること と相俟って挿入体は供給ラインの軸線を中心として保持器内で回動することがで きる。こうして供給ライン束はマニピュレータのハンドのそれ相応の回動運動に 無理な(追従することができる。この場合ルーズなガイドは、保持器と挿入体と の間に適当な遊びを設けることによって、又は特殊な支承機構例えば滑りリング によって実現することができる。
工具交換時に供給ラインが比較的多数の場合、挿入体を供給ライン束に残したま まにし、かつ該供給ライン束を挿入体と一緒に別の供給ライン束とそっ(り交換 するのが有利である。この場合、挿入体は、供給ラインを受容する簡単な貫通孔 を有していればよい。その場合挿入体の貫通孔に供給ラインを挿し通して挿入体 は該供給ラインと結合される。
しかし本発明では、迅速な工具交換を可能にするという課題を解決するために挿 入体は特別の形状に成形され、該挿入体の孔又は切欠部は、供給ラインの迅速な 嵌込みのために外周側から接近可能にした。このようにすれば、挿入体内へ供給 ラインを挿し通す必要はなくなる。むしろ挿入体は、形状に応じて、外周側の開 いた、しかも挾み込み部として構成された孔を有しているか、あるいは分割可能 又は開旋回可能に構成されている。これにより個々の例えば破損した供給ライン は迅速に交換でき、あるいは新たな補充供給ラインは、その他の供給ライン束に は関わりな(挿入体に装着することができる。
挿入体自体は、供給ライン種に応じて異なっていてもよく、例えば円形ディスク として、長い管体として、あるいはガイドソケットを有するディスク状付加部と して構成することができる。
ディスク状の挿入体は個々の供給ラインを受容することを想定し、かつ、全周に わたって分配されていて外周側から接近可能なりリップ状の入口をもった孔を有 している。
ディスク状の挿入体内では個々の供給ラインはコン・ξクトな束を成してガイド されており、従って中立軸線に密に接近している。このことは、多数本の供給ラ インから成る束の場合特に効果的であり、供給ライン束かどのような方向に曲が る場合でもすべての供給ラインか常にほぼ等しい撓み角を有することになる。こ れによって、供給ラインが中立軸線から過度に離れている場合に生じるような供 給ラインの折曲も避けられろ。
殊に多数本の供給ラインから成る供給ライン束をできるだけ密にパックしうるよ うにするために本発明では保持器のディスク状挿入体は多部分から構成されてい る。これらの挿入体部分は、やはり外周側から接近可能な孔又は切欠部を有し、 これらの孔又は切欠部内へ個々の供給ラインが装嵌され、殊に有利には挾み込ま れろ。前記挿入体部分は嵌合式に組立てられ、かつスナップリングやクリップ継 手などによって互に結合されるので、1つのディスク状ユニットを形成する。
これとは異なった態様ではディスク状の挿入体は一体に構成されていてもよく、 この場合は弾性材料、殊にプラスチックから成りかつ切れ目を有しており、該切 れ目に活ってディスク状の挿入体は曲げ開くことができ、これによって内方寄り に位置する孔にも外側から接近可能である。
アーク溶接のためには比較的柔軟な供給ラインが使用され、このためには管状挿 入体が特に適している。
供給ラインは結束され、コンパクトに被覆されたホース束として、可撓性の管状 挿入体内へ導入され、該管状挿入体はそのガイド長さによって、柔軟なホースに とって特に危険な鋭い折曲を防止する。別の目的のためにはこの管状挿入体は比 較的剛性の材料から成っていてもよい。
ディスク状付加部はガイドソケットと相俟って、供給ライン束又はホース束の受 容以外に、前記ディスク状付加部の外周側から接近可能な孔内に挾み込まれる個 々の供給ラインを付加的に装着することを可能にする。
2種の管状挿1人体は、供給ライン束又はホース束を迅速に受容するために、長 手方向に延びる切れ目を有し、該切れ目によって管状挿入体は曲げ開くこと又は 拡開することが可能になる。管状挿入体は締付バンド又は接着によって再び閉鎖 される。
本発明の有利な実施態様は請求の範囲の従属請求項に記載した通りである。
図面は本発明の実施例を概略的に示すものであって、持表昭11i1−5001 [10(4)第1図はマニピュレータの構成群及び所属の供給ラインの側面図、 第2図は供給ライン束を受容する管状ケーシングの縦断面図、第3図は管状ケー シングによって締込まれたディスク状の挿入体の側面図、第4図は第3図のIV −IV線に治った挿入体の縦断面図、第5図は可撓性のアームに配置された管状 ケーシングの側面図、第6図は多部分から成るディスク状の挿入体の側面図、第 7図は第6図に示した挿入体の変化態様を示す図、第8図は第7図の■−■線に 沿った多部構成の挿入体の縦断面図、第9図は管状挿入体を有する保持器の縦断 面図、第10図は第9図のX−X線に?Ejつた管状挿入体の横断面図、第11 図は第9図及び第10図とは異なった態様の管状挿入体を有する保持器の縦断面 図、第12図は第11図の■−■線に治った管状挿入体の横断面図、第13図は 第6図とは異なった態様のディスク状挿入体の側面図である。
第1図の実施例ではマニピュレータ1が側面図で示されている。このようなマニ ピュレータ1は、相対運動可能な種々異なった構成群を有している。図示の実施 例は6軸式マニピュレータであり、定位のベース架台2と、該ベース架台に配置 されていて垂直軸線7を中心として回動可能な回転台6と、該回転台に配置され ていて水平軸線34を中心として旋回可能な揺動体3と、該揺動体に配置されて いて水平軸線8を中心として旋回可能なジブ4と、該ジブ4の端部に種々の形式 で関節的に配置されたハンド5とから成っている。
該ハンド5は工具39を保持し、該工具は本実施例では溶接工具として構成され ている。該溶接工具の代りに別の工具例えば水中切断器、スプレーガン、ドライ バを有するホイールグリッパ、穴あけ装置などをハンド5に装着することも可能 である。図示の実施例ではハンド5は、ジブ4の長手方向に延びる軸線9を中心 として回動し、かつ該軸線に対して直角な横方向に延びる軸線35を中心として 旋回することができる。工具39はハンド5に対して別の軸線36を中心として 相対回動可能に配置されている。工具の形式に応じてその他の運動可能性を賦与 することも可能である。
溶接工具はエネルギ及び種々異なった形式の使用媒体の供給、つまり、先ず何よ りも電流、冷却媒体、圧力媒体などの供給を必要としている。工具が固有の運動 性とそれ相応の駆動装置を有している場合には、該駆動装置には所要のエネルギ と使用媒体が供給されねばならない。溶接工具の代りに別の工具を年月する限り 、所要のエネルギ及び使用媒体もそれ相応に変化する。
第1図の例では工具39へのエネルギの供給は供給ライン束10を介して行われ 、該供給ライン束はマニピュレータ1の外側に配置されている。このような供給 ライン束10から当然期待されることは、該供給ライン束がマニピュレータ構成 群2〜6の多種多様の運動を妨げないようにすることであり、それゆえに供給ラ イン束10は複数の保持器11でガイドされかつ保持器11間ではループ12を 形成している。該ループ12社、供給ライン束10が前記マニピュレータ構成群 の各個運動に追従できるようにするためのものである。
保持器11自体はマニピュレータ軸線範囲で構成群に回動可能に支承されている 。第1図の実施例では保持器11は、回転台6、揺動体3及びハンド5の軸受ブ ラケットにか又はその他の相対的に静止した部分に配置されており、しかも保持 器110回転軸線をマニピュレータ軸線35,8及び34と合致させるように配 置されている。保持器は、他のマニピュレータの機械的事情に応じて前記軸線か ら幾分離隔して配置されていてもよい。
次に工具保持機構の作用例を簡単に説明する。
工具39を、第1図に示した位置から垂直上方へ旋回させようとする場合、ジブ 4が揺動体3に対して水平軸線8を中心として相対的に旋回される。この旋回運 動には、ジブ4とハンド5に泊ってループ12も追従する。該ループ12の長さ は、この場合変化することはないが、ただ保持器11が一緒に幾分回動するだけ であり、これによって、供給ライン束10は折曲が防止されるばかりでな(、マ ニピュレータ構成群2〜6に泊って負荷の少ない円弧ラインを形成して延びるこ とになる。
またループ12は、例えばハンド5が軸線9を中心として回動することができ、 かつ供給ライン束10が前記回転運動に追従できるようにするための役目を有し ている。
また垂直軸線7、軸線9及び36に関しても、保持器11がこれらの軸線にでき るだけ近く位置しているのが有利である。それというのは、これらの軸線を中心 とする回動時に保持器の旋回距離も小さくなり、ひいてはループ12の長さも短 くすることができるからである。供給ライン束10は回転台6に、やはり回転運 動を許すループを形成して外側から導かれる。
第2図に示した実施例によれば供給ライン束10用の各保持器11は管状ケーシ ング13から成り、該管状ケーシングは、固定部分14と少なくとも1つの可動 部分15とを有し、固定部分と可動部分は分割線16によって互に分割されてい る。両部会14.15は漏斗状の拡張部17と嵌め枠部18を有し、該嵌め枠部 内に挿入体19が締込まれる。この挿入体の立体形状の種々異なった態様は第3 図、第4図及び第6図〜第13図から明らかである。第2図の実施態様にとって 決定的な点は、挿入体19が管状ケーシング13内に交換可能に締込まれること である。挿入体19は孔の数及び孔の直径の点で変化することができる。本実施 例では管状ケーシング13の固定部分14は付加部20特表昭G1−5001G O(5) と固定結合されている。該付加部20はフランジ21と軸受31(殊に有利には 単純な玉軸受)を介して、第1図に示した構成群2〜6と夫々回動可能に連結さ れる。
挿入体19は、供給ライン束1oの個々のラインを定位にかつ互に平行に受容し 、ひいては供給ライン束10の成る程度の心定めを生せしめるために使用される 。供給ライン束10は、構成群2〜6の相対運動に基づいて成る程度の固有運動 性を有しても・なければならないので、第2図に示したように管状ケーシング1 3は両側に漏斗状の拡張部17を有し、該拡張部は、供給ライン束10の屈曲時 に該供給ライン束を緩やかな湾曲線を描かせて折曲を阻止する(第1図参照)。
管状ケーシング13内に該ケーシングの縦軸線に対して直角に締込まれる第3図 、第4図、第6図、第7図、第8図及び第13図に示したディスク状の挿入体1 9は、孔22又は切欠部などを有し、これらは主として外周に配設されている。
孔22の両端面は斜め面取り部23を有している(第4図参照)。孔22は供給 ライン束100個々のラインを心定めして受容するためのものである。
第3図の例で示したように孔22は外周に配設されている。これは、個々のライ ンを外側から孔22内へ差込めるようにするために半径方向の入口24を設けね ばならないことを前提としている。供給ラインはその使用目的に応じて異なった 太さを有しているので、孔22も種々異なった直径を有している。各工具毎に所 要供給ラインの数及び太さは変化されてもよい。個々のラインが工具の何処に接 続されているかに応じて、供給ライン束中のライン分配も変化することができる 。
個々の供給ラインを挿入体19内に保持するために、孔22は、せばめられた入 口24を有している。これにより、少なくとも弾性材料で被覆された供給ライン と相俟って、供給ラインの不慮の脱落を防止する挾み込み継手が生じる。第2図 及び第4図から判るように挿入体19は周方向に段状の凸段部46を有し、該凸 段部を介して管状ケーシング13の嵌め枠部18内で嵌合式にガイドされている 。
第3図に示した挿入体19′vrCよる供給ライン束10のバック密度は限られ ている。挿入体の中心に設けられた孔には、別の供給ラインを、挿入体19を貫 通して引込むことができる。
第6図〜第8図の実施例は、挿入体と供給ラインとの迅速な結合可能性(つまり 外周範囲の孔)を断念することなくパック密度を高めるための可能性を示すもの である。第6図ではディスク状の挿入体19は、組合せた状態で分割線38に沿 って互にぴったり突合される2つの部分32.33から成っている。分離した状 態では各挿入体部分32.33にとって分割線38は、別の孔22を設けるため の新たな外周域を形成している。供給ラインを孔22内に挾み込んだのち両挿入 体部分32.33は、組合される。互に突合されて1つのディスクの形状を形成 するために挿入体部分32.33は外側からスナップリング37などによって纒 められる。この場合、該スナップリング37は、ディスク外周に旋削された溝内 に嵌設されていてもよい。
分割線38に活って両挿入体部分32’ 、 33の孔22は互に対向すること もできる。
第7図にはディスク状の挿入体19の別の変化態様が示されており、この場合の 挿入体は全部で3つの部分から成っている。挿入体部分32は2分割されており 、しかも該挿入体部分の両半割部は、中央に配置された別の挿入体部分33を内 包して嵌合式に結合している。本実施例では挿入体部分330円周は分割線38 を形成している。該挿入体部分33はその外周範囲に複数の孔22を有している 。図示の実施例とは異なって挿入体部分32は分割線38の範囲に複数の孔22 を有していてもよい。挿入体部分32.33は第6図の場合のようにスナップリ ング又は別の外周緊締部材によって纒めてお(ことができる。また同様に、挿入 体部分320両半割部をその分割線38に沿ってスナップ継手によって纒めるこ とも可能である。
第8図には、周方向の溝内に嵌設されたスナップリング37と挿入体部分32と 33の嵌合式継手41が示されている。
第13図には第6図の場合の変化態様が示されている。この場合ディスク状の挿 入体19は、やはり内寄りに位置する複数の孔22を有し、該孔はディスク外周 から造作なく接近することはできない。本実施例ではディスク状の挿入体19は 弾性材料、殊にプラスチックから成り、かつ、ディスク円周から内方へ向って延 びる2本の切れ口47を有し、該切れ目に沿って前記内寄りの孔22が形成され ている。前記切れ口47に活ってディスク状の挿入体19は曲げ開(ことができ 、これによって供給ラインを挾み込むために内寄りの孔22に接近することが可 能になる。材料の弾性特性によって切れ目47は自動的に閉じる。更に又、保持 器11の管状ケーシング13内に組込んだ状態ではディスク状の挿入体19は嵌 め枠部18によって周方向で保持される。
複数の保持器11内における供給ライン束10のガイド(第1図参照)は、工具 及び(又は)供給ライン束の交換時に供給ライン束10を保持器11から迅速に 取出す場合にだけ重要である。この目的のために本発明では管状ケーシング13 は多部分から構成され、かつ管状ケーシングの固定部分14と可動部分15は急 速緊締器25と市販のヒンジ53とを介して互に結合される(第5図参照)。前 記の急速緊締器25は例えば慣用のトグル締め具から成っていてもよい。管状ケ ーシング13を開いた上で供給ライン束10はその固有の挿入体19と一緒に取 出され、かつ、新たな固有の挿入体に挾み込まれた別の供給ライン束と交換され る。挾み込み継手により、各挿入体を所属の供給ライン束に残したままにしてお くことが可能になる。
保持器11はマニピュレータ構成群2〜6の1つ又は若干に配置することができ るが、各構成群にはその都度ただ1つの保持器を設けることが望ましいのは勿論 である。また構成群に直接固定する以外に本発明では、第1図及び第5図の実施 例に示したように保持器11は弾性アーム27に回動可能に配置される。弾性ア ーム27自体は1つの構成群(この場合はジブ4)に固定されており、かつルー プ12を離間して保ち軸線9を中心とするハンド50回動時に追従させるための ものである。
第5図の実施例でも保持器11は、第2図に示した軸受31を介して回動可能に 弾性アーム27のフランジ21と結合されている。これによって保持器11はル ープ12又は供給ライン束10の理想的な、負荷の少ない円弧線に適合すること ができる。弾性アーム27は図示の実施例では2つのコイルばね28.29によ って形成され、該ばねは、ジブ4又は他のマニピュレータ構成群を固定的に取囲 む締付ケーシング30と結合されている。内外に配置された両コイルばね28゜ 29は、保持器11ひいては供給ライン束10を安定的かつ撓み可能にガイドす るためのものである。この場合保持器11は締付ケーシング30に対して弾性ア ーム27の軸線を中心として相対回動可能である。外側のコイルばね29は、締 付ケーシング30及びフランジ26の付加部40の対応した雄ねじ山に螺合され ている。前記付加部40は中空でありかつ内部で内側のコイルばね28をガイド し、該内側コイルばねは長手方向では、螺入されたねじによって保持されている 。
弾性アーム27の弾性特性を各供給ライン束に調和させるために、弾性アーム2 7を内側のコイルばね28なしに構成することも可能である。本発明によれば保 持器11を別の形式でマニピュレータの相応した構成群と相対運動可能に結合す ることもできるのは明かである。
第9図には別の挿入体42を有する保持器11が縦断面図で示されている。該挿 入体42は管体43として構成されておりかつ供給ライン束10又は殊にアーク 溶接工具で使用されるようなホース束48を内包している。柔軟なホースから成 るホース束48は1つの外被によって纒められている。管体43はホース束48 の折曲損傷を受け易い度合に相応して大きなガイド長さを有し、かつ保持器11 の雪状ケーシング13から前後で突出している。管体43は弾性材料例えばプラ スチック又はゴムから成り、かつ両端から中央へ向って円錐状に上り勾配を成す 形状を有している。負荷を受けた場合、管状43は、損傷し易いホース束48を 防護する弱い円弧を描く。管体43は中央の外周に段状凸段部46を有し、該段 状1凸設部によって管状ケーシング13の嵌め枠部1.8内でホース方向で嵌合 式にガイドされている。
異なった挿入体の段状凸段部46は周方向では摩擦接続式に嵌め枠部18内でガ イドされているので、管状ケーシング13内に締込まれた挿入体はすべての方向 に向って固定的にガイドされている。それ以外に又、管状ケーシング13内で挿 入体を周方向ではルーズにガイドして、供給ライン束と共に管状ケーシング13 に対してライン縦軸線を中心にして相対回動できるようにすることも可能である 。このために段状凸段部46は周方向では遊びを以て嵌め枠部18内でガイドさ れている。これとは異なった態様では段状凸段部46と嵌め枠部18との間に例 えば滑りリングの形の特殊な支承機構を設けることも可能である。このための前 提条件は、実施例に相応して段状凸段部46と嵌め枠部18とが円環形状を有し ていることである。しかし又、管状ケーシング13、嵌め枠部]8、挿入体19 ,42.49並びに段状凸段部46は任意の別の断面形状を有していてもよい。
第10図によれば管体43は1つの切れ目47によって縦割すされており、かつ その弾性だ基づいてホース束48の交換のために開(ことができる。また管体4 3は多分割されヒンジを有していてもよい。稼働時には管体43は締付バンド、 リング45などによって纒められ、該リングは管体の各端面寄りの環状溝44内 に装嵌されている。
第11図及び第12図には、第9図及び第10図の実施例とは異なった態様の管 状の挿入体49が示されている。該挿入体49は1つのディスク状付加部51と 、該付加部に接した2つのガイドソケット52とから成っている。ディスク状付 加部51は肩部46を介して管状ケーシング13の嵌め枠部18内で嵌合式にガ イドされている。ガイドソケット52はディスク状付加部51と結合されている 。この場合挿入体49は一体構成(第11図の右半部)であっても、あるいは多 部構成であってもよい。多部構成の場合ガイドソケット52は(第11図の左半 部に示した)嵌合継手54を介してディスク状付加部51に保持されている。
第11図によればガイドソケット52は、真中に環状溝を有する1つの部材とし て構成されている。ディスク状付加部51は第7図の挿入体部分32に相応して 構成されておりかつ半分だけ又は完全に分割されている。ガイドソケット52は 溝でもってディスク状付加・部51の中心孔内へ嵌込まれるか又は挾み込まれる 。
しかし又、ガイドソケット52は単個部材としてディスク状付加部51と係合接 続されてもよい。
挿入体49の真中には供給ライン束10又はホース束48−がガイドされている 。ディスク状付加部51は− 待人’ill G1−5001GO(7)外周範 囲に、挾み込み部として構成されて別の供給ラインを受容する、外側から接近可 能な孔22を付加的に有している。該供給ラインは例えば1つの供給部から最初 は自由にガイドされ後に再びホース束48内へ導入されている。
ガイドソケット52は、弾性特性を高めるために交互に周方向にずらして設けら れた公知の複数の切欠部50を有している。その限りではガイドソケット52は 管体43と同じ役目を有している。
ホース束48を挿入するために挿入体49は長手方向に延びる切れ目47を有し ている。第12図に示した実施例では挿入体49は一体構成でありかつ弾性材料 から成っている。この場合切れ口47は片側で挿入体49の中心までしか達して いす、該挿入体を弾性的に曲げ開くことを可能にする。また挿入体49は第9図 及び第10図の実施例に相応して完全に分割されていてもよい。挿入体49を多 部構成する場合には、第6図〜第8図の実施例から判るような、ディスク状付加 部51の適当な成形可能性が生じる。ガイドソケット52は第11図の実施例に 相応して切れ目47のと、ころで締付バンド45によって緊締して保持される。
これとは異なってガイドソケットは互に接着されていてもよい。
第7閃 絶8図 国際調査報告 2゜TIEP84.。。3(14

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.供給ライン(10)がマニピユレータ(1)の少なくとも1つの可動構成群 (2,3,4,5,6)に沿つて単数又は複数の保持器(11)内で集束してガ イドされており、しかも前記保持器(11)が夫々、マニピユレータ軸線(7, 8,9,34,35,36)の範囲で回動可能にマニピユレータ(1)に装着さ れていることを特徴とする、マニピユレータの可動工具に対する供給ラインを外 側で保持してガイドする装置。
  2. 2.供給ライン(10)が、べース架台(2)から回転台(6)、揺動体(3) 、ジブ(4)及びハンド(5)を経て工具(39)へガイドされている、請求の 範囲第1項記載の装置。
  3. 3.保持器(11)が夫々、少なくとも2部構成の管状ケーシング(13)から 成り、該管状ケーシング内では、個々の供給ライン(10,48)を保持してガ イドする挿入体(19,42,49)がガイドされている、請求の範囲第1項記 載の装置。
  4. 4.管状ケーシング(13)が嵌め枠部(18)を有し、該嵌め枠部内に、挿入 体(19,42,49)がその周縁範囲で以て供給ライン方向で嵌合式及び(又 は)摩擦接続式に保持されている、請求の範囲第3項記載の装置。
  5. 5.挿入体(19,42,49)が外側に、嵌め枠部(18)に適合した周方向 に延在する段状凸設部(46)を有している、請求の範囲第4項記載の装置。
  6. 6.管状ケーシング(13)が、互にヒンジ結合されて急速緊締器(25)を有 する2つの部分(14,15)から成つている、請求の範囲第3項記載の装置。
  7. 7.管状ケーシング(13)が両端部で、漏斗状(17)に拡張するように構成 されている、請求の範囲第3項記載の装置。
  8. 8.管状ケーシング(13)が玉軸受(31)を介して構成群(2,3,4,5 ,6)にか又は、構成群(3,4,5)と結合された可縮性のアーム(27)に フランジ締結されている、請求の範囲第3項記載の装置。
  9. 9.アーム(27)がコイルばねユニツト(28,29)として構成されている 、請求の範囲第8項記載の装置。
  10. 10.挿入体(19,42,49)が、個々の供給ライン(10)の直径に適合 した単数又は複数の孔(22)又は切欠部を有している、請求の範囲第3項から 第5項までのいずれか1項記載の装置。
  11. 11.挿入体(42)が、分割可能な長い管体(43)として構成されており、 該管体内で、供給ライン(10)が供給ライン束又はホース束(48)としてガ イドされている、請求の範囲第10項記載の装置。
  12. 12.管体(43)が、1本の母線に沿つて1つの切れ目(47)を有する弾性 材料から成りかつ各端面寄り端部に、締付バンド(45)を装嵌するための環状 溝(44)を有している、請求の範囲第11項記載の装置。
  13. 13.挿入体(19)が円形デイスクとして構成されておりかつ単数又は複数の 部分(32,33)から成り、該部分が夫々外周範囲に、外周側から接近可能な 複数の孔(22)又は切欠部を有している、請求の範囲第10項記載の装置。
  14. 14.孔(22)又は切欠部の入口開口(24)が、前記孔又は切欠部の直径よ り小である、請求の範囲第10項又は第13項記載の装置。
  15. 15.挿入体部分(32と33)が互に内外で嵌合(41)してガイドされてお り、かつスナツプリング(37)などによつて嵌合形状が保持されている、請求 の範囲第13項記載の装置。
  16. 16.挿入体(19)が弾性材料から成りかつ単数又は複数の切れ目(47)と 、該切れ目に接する内寄りの孔(22)を有しており、しかも挿入体(19)が 前記切れ目(47)に沿つて曲げ開き可能であり、かつ前記内寄りの孔(22) が外側から接近可能である、請求の範囲第13項又は第14項記載の装置。
  17. 17.挿入体(49)が1つのデイスク状付加部(51)と2つのガイドソケツ ト(52)とから成り、しかもデイスク状付加部(51)及びガイドソケツト( 52)内でホース束(48)がガイドされており、かつ前記デイスク状付加部( 51)が外周範囲に、付加的な供給ライン(10)をガイドするための、外周側 から接近可能な少なくとも1つの孔(22)を有している、請求の範囲第10項 記載の装置。
  18. 18.挿入体(49)が一体に構成されて弾性材料から成り、かつ長手方向に延 びる1つの切れ目(47)を有し、該切れ目に沿つて挿入体(49)が拡開可能 である、請求の範囲第17項記載の装置。
  19. 19.挿入体(49)が多部分から構成されており、しかもガイドソケツト(5 2)がデイスク状付加部(51)内で嵌合式にガイドされている、請求の範囲第 17項記載の装置。
JP50387384A 1983-10-19 1984-10-04 マニピュレ−タの可動工具に対する供給ラインを外側で保持してガイドする装置 Pending JPS61500160A (ja)

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DE3337948 1983-10-19
DE3434899.9 1984-09-22
DE3337948.3 1984-09-22

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JP50387384A Pending JPS61500160A (ja) 1983-10-19 1984-10-04 マニピュレ−タの可動工具に対する供給ラインを外側で保持してガイドする装置

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009142918A (ja) * 2007-12-12 2009-07-02 Kwang-Sul Choi 産業用ロボットのケーブルガイド装置
JP2015116661A (ja) * 2013-12-18 2015-06-25 現代自動車株式会社 ロボットアームおよびこれを含むロボット
JP2016055356A (ja) * 2014-09-05 2016-04-21 ファナック株式会社 弾性体を介して線条体を固定する線条体固定装置
JP2019093546A (ja) * 2019-03-27 2019-06-20 ファナック株式会社 弾性体を介して線条体を固定する線条体固定装置

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