JPS6149588B2 - - Google Patents

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JPS6149588B2
JPS6149588B2 JP18754380A JP18754380A JPS6149588B2 JP S6149588 B2 JPS6149588 B2 JP S6149588B2 JP 18754380 A JP18754380 A JP 18754380A JP 18754380 A JP18754380 A JP 18754380A JP S6149588 B2 JPS6149588 B2 JP S6149588B2
Authority
JP
Japan
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refrigerant
pump
solution
storage chamber
evaporator
Prior art date
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Expired
Application number
JP18754380A
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English (en)
Other versions
JPS57108560A (en
Inventor
Osayuki Inoe
Izumi Hashimoto
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ebara Corp
Original Assignee
Ebara Corp
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、冷媒液及び吸収溶液を用いて吸収冷
凍サイクルを行なう吸収冷凍機の溶液濃度調整装
置に関するものである。
従来の溶液濃度調整装置の一例を第1図に示
す。1は蒸発器、2は吸収器、3は凝縮器、4は
発生器、5は熱交換器、6は溶液ポンプ、7は冷
媒ポンプである。溶液濃度の変化を蒸発器1に設
けた液面検出器8で検出し、電磁弁9を開閉する
ことにより冷媒を溶液側に移し、溶液濃度を調節
するものである。
第2図は、他の従来例で、運転中の冷凍サイク
ルに不用な冷媒を蓄える貯液溜13を設け、溶液
濃度を蒸発器1に設けた液面検出器8で検出し、
貯液溜13への冷媒貯留、貯液溜13から蒸発器
1への冷媒放出および貯液溜13から吸収溶液サ
イクルへの冷媒混入を電磁弁10,11,12を
調節して制御するものである。
上記の例にも見られるように、従来の溶液濃度
調整装置にあつては、液面検出器と、電磁弁のよ
うな外部からの信号により作動する開閉弁が必要
不可欠であつた。
この為、これら液面検出器、開閉弁などを制御
する制御回路が複雑なる一方、異物混入などによ
る作動不良に対しても、配慮しなければならなか
つた。
また、従来の例として、例えば特開昭55―
118559号公報に示されたものが見られるが、この
例のものは再起動時には先ずタンクに冷媒液が貯
留され、タンクが満杯になつてはじめて加圧液に
よるスプレイが行われるので、起動が遅く、ま
た、蒸発器内の貯留冷媒液量が不足して、冷媒ポ
ンプのキヤビテーシヨンを招くおそれのあるもの
であつた。
本発明は、従来のものの上記の欠点を除き、開
閉弁などの複雑な制御手段を用いずに濃度調整を
行なうことができる吸収冷凍機の溶液濃度調整装
置を提供することを目的とするものである。
本発明は、吸収器、蒸発器、発生器、凝縮器、
熱交換器およびこれらを接続する冷媒、溶液経路
から構成される吸収冷凍機の溶液濃度調整装置に
おいて、 前記凝縮器と連通し、該凝縮器からの冷媒を蓄
えうる冷媒貯室を設けるとともに、冷媒ポンプの
吐出側と前記冷媒貯室とをチエツキ弁を介して接
続し、該チエツキ弁は、前記冷媒ポンプの運転中
は前記冷媒ポンプの吐出圧を利用して閉じ、前記
冷媒貯室から前記冷媒ポンプ吐出経路への冷媒の
流出を阻止し、前記冷媒ポンプの運転停止時に
は、該冷媒ポンプの吐出圧がなくなることにより
開き、前記冷媒貯室の冷媒が前記冷媒ポンプ吐出
経路の一部を経て、前記蒸発器内へ流入するよう
に配備されたチエツキ弁であることを特徴とする
吸収冷凍機の溶液濃度調整装置である。
本発明を実施例につき図面を用いて説明する。
第3図において、吸収器2から溶液ポンプ6によ
り熱交換器5を経由して発生器4に送られた溶液
は、ガス、蒸気などの加熱源により加熱され、冷
媒を放出し濃縮する。濃度の上昇した溶液は、熱
交換器5を通り吸収器2内部にスプレーされ、蒸
発器1からの冷媒蒸気を吸収し濃度を下げる。
一方、発生器4で溶液から分離した冷媒は凝縮
器3で凝縮する。凝縮した冷媒液は冷媒貯室15
に流入した後、オーバーフローせき21を経て配
管16を通り蒸発器1に流入する。冷媒受皿20
内の冷媒は冷媒ポンプ7により蒸発器1内にスプ
レーされ蒸発する。
又、冷媒ポンプ7の吐出側から冷媒貯室15へ
チエツキ弁18を介して配管17,19が接続さ
れている。チエツキ弁18の流れ方向は、配管1
9→配管17の方向で冷媒ポンプ7が運転中はそ
の吐出圧により弁は全閉となつている。
溶液の結晶防止のための溶液濃度限界点を溶液
サイクルの平均濃度でζmax%、運転停止した場
合の希釈終了時における溶液サイクルの平均濃度
をξdil%、又冷凍機への当初の溶液抽入量をξ
%でWKgとすると、冷媒貯室15の容積は溶液
の平均濃度をξmax%からξdil%にするために
必要な冷媒を蓄えうる容積 すなわち V1=(100/ξdil−100/ξmax)×W
×ξ/100 又、溶液濃度がうすくなつても、冷媒ポンプ7
がキヤビテーシヨンを起こさず円滑に運転できる
溶液サイクルの平均濃度限界をξmin%とした場
合、冷媒受皿20の容積は溶液の平均濃度をξ
max%からξmin%まで希釈するのに必要な冷媒
を蓄えうる容積、すなわち、 V2=(100/ξmin−100/ξmax)×W
×ξ/100 とする。
冷媒貯室15および冷媒受皿20を上記の容積
としておけば、凝縮器3からの凝縮冷媒は冷媒貯
室15に流入した後オーバーフローして蒸発器1
に送られる一方、冷媒貯室15に設けられた冷媒
ポンプ7からの冷媒経路は、冷媒ポンプ7の運転
中はチエツキ弁18が吐出圧により全閉となつて
いるので運転中、冷媒貯室15にはV1の冷媒量
が常時確保されている。
更に、冷媒貯室15が満液の状態で、溶液サイ
クルの平均濃度がξmax%を越えると冷媒受皿2
0内の冷媒はオーバーフローして吸収器2側へ流
入し、溶液の結晶を未然に防止する。
又、冷媒受皿20には冷却水温度が低下して、
溶液濃度がうすくなつても、冷媒ポンプ7がキヤ
ビテーシヨンを起さないだけの冷媒が保有されて
いるので冷媒ポンプを発停させる必要がない。
冷凍機が停止すると、冷媒ポンプ7が止まり運
転中全閉となつていたチエツキ弁18が開き、冷
媒貯室15内の冷媒は冷媒受皿20に流入し、冷
媒貯室15に蓄えられていた冷媒の全量あるいは
その一部に相当する冷媒が冷媒受皿20からオー
バーフローして吸収器2に流入し、溶液の希釈を
行なう。
冷媒貯室15、冷媒受皿における冷媒の保有量
をV1,V2としておけば、運転停止前の溶液サイ
クルの平均濃度がξdil%以上の場合、運転状態
のいかんにかかわらず希釈終了時の溶液サイクル
の平均濃度はξdil%となる。
従つて、希釈終了時の濃度ξdil%を必要最小
限に希釈濃度となるよう、冷媒貯室15の容積を
決めておけば停止時の過剰希釈を防ぐことがで
き、再度冷凍機を起動させる際のスタートアツプ
時間の短縮、効率改善を計ることができる。
第4図に示すように冷媒貯室15は凝縮器3の
外部に設けてもよく、又、凝縮器3からの冷媒を
冷媒貯室15とオーバーフロー後の経路へ分岐し
て流してもよい。
第5図に示すように、冷媒受皿20に液面検出
器22を設け冷媒受皿20の冷媒液面位置により
冷媒ポンプ7を発停させ、運転中の溶液濃度調整
用に冷媒貯室15に蓄えられた冷媒を使うように
してもよい。即ち、冷媒受皿20の冷媒液面低下
を液面検出器22が検出し、冷媒ポンプ7が停止
すると冷媒貯室15に蓄えられた冷媒が冷媒受皿
20内に流入し、常時適量の冷媒が冷媒受皿20
に保有されるよう制御する。
この場合冷媒受皿の容積は(V2―V1)で済み小
形化が計れる。
なお、本案は二重効用吸収冷凍機にも適用でき
るものであり、冷媒貯室には低温発生器で発生
し、凝縮器で冷却された冷媒、高温発生器で発生
し、低温発生器で冷却された冷媒のどちらか一方
又はどちらをも貯えるようにする。
本発明により、液面検出器、開閉弁などの制御
装置を必要とせず簡単な構造となり、かつ起動時
に直ちに高圧液による所定量のスプレイが行えて
起動時間が短く、かつ蒸発器内の冷媒液貯留量が
直ちに確保され、冷媒ポンプのキヤビテーシヨン
を防ぐことができる溶液濃度調整装置を提供する
ことができ、実用上極めて大なる効果を有するも
のである。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は従来例のフロー図、第3図
ないし第5図は本発明のそれぞれ異なる実施例の
フロー図である。 1…蒸発器、2…吸収器、3…凝縮器、4…発
生器、5…熱交換器、6…溶液ポンプ、7…冷媒
ポンプ、8…液面検出器、9,10,11,12
…電磁弁、13…貯液溜、15…冷媒貯室、1
6,17…配管、18…チエツキ弁、19…配
管、20…冷媒受皿、21…オーバーフローせ
き、22…液面検出器。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 吸収器、蒸発器、発生器、凝縮器、熱交換器
    およびこれらを接続する冷媒、溶液経路から構成
    される吸収冷凍機の溶液濃度調整装置において、 前記凝縮器と連通し、該凝縮器からの冷媒を蓄
    えうる冷媒貯室を設けるとともに、冷媒ポンプの
    吐出側と前記冷媒貯室とをチエツキ弁を介して接
    続し、該チエツキ弁は、前記冷媒ポンプの運転中
    は前記冷媒ポンプの吐出圧を利用して閉じ、前記
    冷媒貯室から前記冷媒ポンプ吐出経路への冷媒の
    流出を阻止し、前記冷媒ポンプの運転停止時に
    は、該冷媒ポンプの吐出圧がなくなることにより
    開き、前記冷媒貯室の冷媒が前記冷媒ポンプ吐出
    経路の一部を経て、前記蒸発器内へ流入するよう
    に配備されたチエツキ弁であることを特徴とする
    吸収冷凍機の溶液濃度調整装置。 2 前記蒸発器内に濃度調整のための濃度検出器
    として設けた冷媒液面検出器で、前記冷媒ポンプ
    の発停を行う特許請求の範囲第1項記載の吸収冷
    凍機の溶液濃度調整装置。
JP18754380A 1980-12-26 1980-12-26 Solution density adjustor for absorption refrigerating machine Granted JPS57108560A (en)

Priority Applications (1)

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JP18754380A JPS57108560A (en) 1980-12-26 1980-12-26 Solution density adjustor for absorption refrigerating machine

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JP18754380A JPS57108560A (en) 1980-12-26 1980-12-26 Solution density adjustor for absorption refrigerating machine

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JPS57108560A JPS57108560A (en) 1982-07-06
JPS6149588B2 true JPS6149588B2 (ja) 1986-10-30

Family

ID=16207919

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JP18754380A Granted JPS57108560A (en) 1980-12-26 1980-12-26 Solution density adjustor for absorption refrigerating machine

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JPS57108560A (en) 1982-07-06

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