JPS6149274B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6149274B2
JPS6149274B2 JP18550281A JP18550281A JPS6149274B2 JP S6149274 B2 JPS6149274 B2 JP S6149274B2 JP 18550281 A JP18550281 A JP 18550281A JP 18550281 A JP18550281 A JP 18550281A JP S6149274 B2 JPS6149274 B2 JP S6149274B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
thread
combustible
holes
diameter
manufacturing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP18550281A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5888154A (ja
Inventor
Shoichi Takahashi
Toshio Kawamura
Sho Sano
Hidenori Yamada
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Coorstek KK
Original Assignee
Toshiba Ceramics Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Ceramics Co Ltd filed Critical Toshiba Ceramics Co Ltd
Priority to JP18550281A priority Critical patent/JPS5888154A/ja
Publication of JPS5888154A publication Critical patent/JPS5888154A/ja
Publication of JPS6149274B2 publication Critical patent/JPS6149274B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Porous Artificial Stone Or Porous Ceramic Products (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ガスを吹込むために多数の貫通孔を
有するガス吹込み用煉瓦の製造方法に関するもの
である。
従来は、あらかじめ成形された煉瓦にドリルあ
るいは超音波によつて貫通孔を一本一本あけてい
た。このため、貫通孔の長さはドリル長さによつ
て制限されていた。また、直径が0.5mmより細い
貫通孔をあけることができなかつた。さらに、貫
通孔をあけるのに時間がかかつていた。
スリツプに浸した布を巻きとり、焼成によつて
多数の貫通孔を設ける方法もあるが、乾操及び焼
成の際の収縮が大きい欠点がある。
所定太さの針金あるいは糸を張つておき、スリ
ツプ、キヤスタブル等を鋳込んで貫通孔を形成す
る方法もあるが、製造が繁雑で大量生産ができな
かつた。
また、過去に直径0.8mmのピアノ線を立てて鋳
込み成形を行い、脱型後にピアノ線を抜きとるこ
とによつて、貫通孔を有する取鍋底吹き煉瓦を製
造したこともあるが、貫通孔の直径が0.8mmと大
きかつたために、溶鋼が侵入凝固し、ガスバブリ
ングができなかつた。また、貫通孔の数が10本と
非常に少なかつたため、バブリングの目的の1つ
である精練効果が低かつた。
このため、従来は微細な貫通孔を多数有する大
型煉瓦を製造することが難しかつた。
本発明の目的は、上記の従来技術の欠点を解消
して、溶鋼の侵入しない微細な貫通孔を多数有す
るガス吹込み用煉瓦の製造方法を提供することに
ある。
本発明によるガス吹込み用煉瓦の製造方法は、
所定の直径の可燃糸を所定の間隔で糸巻部材に巻
き、あるいは前記可燃糸が所定の間隔で織り込ま
れている織布を前記糸巻部材に巻き、この糸巻部
材をキヤスタブルにて鋳込み成型し、さらに焼成
することによつて前記可燃糸を燃焼除去する点に
特徴がある。
以下、図面を参照し、本発明の製造方法を実施
例に基づき説明する。
第1図は、本発明の製造方法で使用する糸巻機
1を示す概略図である。
糸巻部材2として幅50mm、長さ150mm及び厚さ
4mmのアルミナ質の耐火板を用い、これを糸巻機
1にセツトする。糸巻機1の回転軸3にはピツチ
0.5mmのねじが切つてあり、糸巻部材2は1回転
するごとに0.5mmずつ矢印Aの方向に移動する。
従つて、糸巻材2が回転するに伴い、可燃糸4が
糸巻部材2に所定の間隔で巻かれていく。この実
施例では可燃糸4として直径90μmのナイロン糸
を用いた。しかし、これに限定するものではな
く、目的に応じて任意の太さのものを用いること
ができる。ガスの通気量は孔の直径と個数によつ
て決定される。可燃糸4の直径か、あけようとす
る貫通孔の直径と同じにする。可燃糸4の開隔は
回転軸のピツチによるが、本実施例では0.41mmと
なつた。
第2図は、可燃糸4を巻き終えた糸巻部材2を
示す斜視図である。
この糸巻部材2を所定の枚数金型中にセツト
し、キヤスタブルを鋳込む。キヤスタブルを脱型
乾燥後、1000℃で焼成する。すると、可燃糸4は
燃え尽きて、あとに貫通孔だけが残る。金型には
直径80mm、高さ150mmのものを用いた。
第3図は、本発明の製造方法で製造された多数
の貫通孔を有するガス吹込み用煉瓦を示す斜視図
である。
本実施例においては、糸巻部材2を7枚金型中
にセツトした。その結果、ガス吹込み用煉瓦には
直径90μmの貫通孔5が200個/1枚×7枚=
1400個形成された。
可燃糸4はできるだけ燃焼しやすい材質又は加
熱により溶解揮発する材質が好ましい。また、耐
火材を被覆した可燃糸4でもかまわない。この場
合、貫通孔5の間隔は、被覆の厚みによつて調整
することができる。
糸巻部材2の形状は限定されない。第4図及び
第5図は、本発明で用いる糸巻部材2の他の例を
示すものである。
第4図は、糸巻部材2′が円柱状をしているも
ので、この糸巻部材2′に可燃糸4が巻かれてい
る。
第5図は、糸巻部材2″として金属製あるいは
木製の枠を用いたものである。糸巻部材2″が枠
の場合はキヤスタブル鋳込み後に枠をはずすよう
にしてもよい。
可燃糸4のかわりにガスの通気方向に、所定の
直径の可燃糸4が所定の本数織り込まれた織布6
を使用してもよい。
第6図は、織布6を用いた場合の糸巻部材2と
織布6の関係を示した斜視図である。
キヤスタブル材質は、どんなものでもよいが、
糸巻部材2と同材質で線膨張率の近いものが好ま
しい。
本発明の製造方法で製造されたガス吹込み用煉
瓦を用いて、水モデル試験を行なつた。その結
果、すべての貫通孔から均一な気泡が発生するこ
とが確認された。また、実用試験では、貫通孔へ
の溶鋼の侵入は認められなかつた。
従つて、本発明の製造方法によれば、溶鋼の侵
入しない貫通孔を多数有する大型のガス吹込み用
煉瓦を製造することができる。また、本発明によ
るガス吹込み用煉瓦にると、気泡が多く発生する
ので溶鋼が撹拌され温度調整に効果がある。さら
に、気泡が小さいため非金属介在物の除去にも大
きな効果があることが確認された。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の製造方法で使用する糸巻機1
を示す概略図、第2図は可燃糸4を巻き終えた糸
巻部材2を示す斜視図、第3図は本発明の製造方
法で製造された多数の貫通孔5を有するガス吹込
み用煉瓦を示す斜視図、第4図及び第5図は本発
明で用いる糸巻部材2の他の例を示す斜視図及び
平面図、第6図は織布6を用いた場合の糸巻部材
2と織布6の関係を示した斜視図である。 1……糸巻機、2……糸巻部材、3……回転
軸、4……可燃糸、5……貫通孔、6……織布。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 所定の直径の可燃糸を所定の間隔で糸巻部材
    に巻き、あるいは前記可燃糸が所定の間隔で織り
    込まれている織布を前記糸巻部材に巻き、この糸
    巻部材をキヤスタブルにて鋳込み成形し、さらに
    焼成することによつて前記可燃糸を燃焼除去して
    所望の貫通孔を有する煉瓦を作ることを特徴とす
    るガス吹込み用煉瓦の製造方法。
JP18550281A 1981-11-20 1981-11-20 ガス吹込み用煉瓦の製造方法 Granted JPS5888154A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18550281A JPS5888154A (ja) 1981-11-20 1981-11-20 ガス吹込み用煉瓦の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18550281A JPS5888154A (ja) 1981-11-20 1981-11-20 ガス吹込み用煉瓦の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5888154A JPS5888154A (ja) 1983-05-26
JPS6149274B2 true JPS6149274B2 (ja) 1986-10-28

Family

ID=16171891

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18550281A Granted JPS5888154A (ja) 1981-11-20 1981-11-20 ガス吹込み用煉瓦の製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6021850A (ja) * 1983-07-12 1985-02-04 合名会社秘色焼製陶所 多数の連通細孔を有する陶磁器体の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5888154A (ja) 1983-05-26

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