JPS5888154A - ガス吹込み用煉瓦の製造方法 - Google Patents
ガス吹込み用煉瓦の製造方法Info
- Publication number
- JPS5888154A JPS5888154A JP18550281A JP18550281A JPS5888154A JP S5888154 A JPS5888154 A JP S5888154A JP 18550281 A JP18550281 A JP 18550281A JP 18550281 A JP18550281 A JP 18550281A JP S5888154 A JPS5888154 A JP S5888154A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- thread
- brick
- holes
- twisted yarn
- thread winding
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- Granted
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- Porous Artificial Stone Or Porous Ceramic Products (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、ガスを吹込むために多数の貫通孔を有するガ
ス吹込み用煉瓦の製造方法に関するものである。
ス吹込み用煉瓦の製造方法に関するものである。
従来は、あらかじめ成形された煉瓦にドリルあるいは超
音波によって貫通孔を一本一本あけていた。このため、
真通孔の長さはドリル長さによって制＃ｌされていた。
音波によって貫通孔を一本一本あけていた。このため、
真通孔の長さはドリル長さによって制＃ｌされていた。
また、直径が０．５−より細い貫通孔はあけることがで
きなかった。さらに、貫通孔をあけるのに時間がかかつ
ていた。
きなかった。さらに、貫通孔をあけるのに時間がかかつ
ていた。
スリップに浸した布を巻きとり、焼成によって多数の貫
通孔を設ける方法もあるが、乾燥及び焼成の際の収縮が
大きい欠点がある。
通孔を設ける方法もあるが、乾燥及び焼成の際の収縮が
大きい欠点がある。
所定太さの針金あるいは糸を張っておき、スリップ、キ
ャスタブル等を鋳込んで貫通孔を形成する方法もあるが
、製造が繁雑で大量生産ができなかった。
ャスタブル等を鋳込んで貫通孔を形成する方法もあるが
、製造が繁雑で大量生産ができなかった。
また、過去に直径０．８−一のピアノ線を立てて鋳込み
成形を行い、脱型後にピアノ線を抜きとることによって
、貫通孔を有する取鍋底吹き煉瓦を製造したこともある
が、貫通孔の直径が０．８ｍ−と大きかったために、溶
鋼が侵入凝固し、ガスバブリングができなかった。また
、貫通孔の数が１０本と非常に少なかったため、バブリ
ングの目的の１つである精練効果が低かった。
成形を行い、脱型後にピアノ線を抜きとることによって
、貫通孔を有する取鍋底吹き煉瓦を製造したこともある
が、貫通孔の直径が０．８ｍ−と大きかったために、溶
鋼が侵入凝固し、ガスバブリングができなかった。また
、貫通孔の数が１０本と非常に少なかったため、バブリ
ングの目的の１つである精練効果が低かった。
このため、従来は微細な貫通孔を多数有する大型煉瓦を
製造することが難しかった。
製造することが難しかった。
本発明の目的は、上記の従来技術の欠点を解消して、溶
鋼の侵入しない微細ｔＫＩＩ通孔を多数有するガス吹込
み用煉瓦の製造方法を提供することにある。
鋼の侵入しない微細ｔＫＩＩ通孔を多数有するガス吹込
み用煉瓦の製造方法を提供することにある。
本発明によるガス吹込み用煉瓦の製造方法は、所定の直
径の可撚糸を所定の間隔で糸巻部材に巻き、あるいは前
記可撚糸が所定の間隔で織り込まれている織布を前記糸
巻部材に巻き、この糸巻部材をキャスタブルにて鋳込み
成型し、さらに焼成することによって前記可撚糸を燃燐
除去する点に特徴がある。
径の可撚糸を所定の間隔で糸巻部材に巻き、あるいは前
記可撚糸が所定の間隔で織り込まれている織布を前記糸
巻部材に巻き、この糸巻部材をキャスタブルにて鋳込み
成型し、さらに焼成することによって前記可撚糸を燃燐
除去する点に特徴がある。
以下、図面を参照し、本発明の製造方法を実施例に基づ
き説明する。
き説明する。
第１図は、本発明の製造方法で使用する糸巻機１を示す
概略図である。
概略図である。
糸巻部材２として幅５０−一、長さ１５０ｍｍ及び厚さ
４−一のアルミナ質の耐火板を用い、これを糸巻機１に
セットする。糸巻機１の回転軸３にはピッチ０．５−一
のねじが切ってあり、糸巻部材２は１回転するごとに０
．５−一ずつ矢印Ａの方向に移動する。従って、糸巻部
材２が回転するに伴い、可撚糸４が糸巻部材２に所定の
間隔で巻かれていく。この実施例では可撚糸４として直
４！９０μ−のナイロン糸を用いた。しかし、これに限
定するものではなく、目的に応じて任意の太さのものを
用いることができる。ガスの通気量は孔の直径と個数に
よって決定される。可撚糸４の直径は、あけようとする
貫通孔の直径と同じにする。可撚糸４の間隔は回転軸の
ピッチによるが、本実施例では０．４１ｍ−となった。
４−一のアルミナ質の耐火板を用い、これを糸巻機１に
セットする。糸巻機１の回転軸３にはピッチ０．５−一
のねじが切ってあり、糸巻部材２は１回転するごとに０
．５−一ずつ矢印Ａの方向に移動する。従って、糸巻部
材２が回転するに伴い、可撚糸４が糸巻部材２に所定の
間隔で巻かれていく。この実施例では可撚糸４として直
４！９０μ−のナイロン糸を用いた。しかし、これに限
定するものではなく、目的に応じて任意の太さのものを
用いることができる。ガスの通気量は孔の直径と個数に
よって決定される。可撚糸４の直径は、あけようとする
貫通孔の直径と同じにする。可撚糸４の間隔は回転軸の
ピッチによるが、本実施例では０．４１ｍ−となった。
第２図は、可撚糸４を巻き終えた糸巻部材２を示す斜視
図である。
図である。
この糸巻部材２を所定の枚数金型中にセットし、キャス
タブルを鋳込む。キャスタブルを脱型乾燥後、１０００
℃で焼成する。すると、可撚糸４は燃え尽きて、あとに
貫通孔だけが残る。金型には、直径８０−１高さ１５０
−一のものを用いた。
タブルを鋳込む。キャスタブルを脱型乾燥後、１０００
℃で焼成する。すると、可撚糸４は燃え尽きて、あとに
貫通孔だけが残る。金型には、直径８０−１高さ１５０
−一のものを用いた。
第３図は、本発明の製造方法で製造された多数の貫通孔
を有するガス吹込み用煉瓦を示す斜視図である。
を有するガス吹込み用煉瓦を示す斜視図である。
本実施例においては、糸巻部材２を７枚金型中にセット
した。その結果、ガス吹込み用煉瓦には直４！９０μｍ
の貫通孔５が ２００個／１枚×７枚−１４００個形成された。
した。その結果、ガス吹込み用煉瓦には直４！９０μｍ
の貫通孔５が ２００個／１枚×７枚−１４００個形成された。
可撚糸４はできるだけ燃焼しやすい材質又は加熱により
溶解揮発する材質が好ましい。
溶解揮発する材質が好ましい。
また、耐火材を被覆した可撚糸４でもかまわない。この
場合、貫通孔５の間隔は、被覆の厚みによって調整する
ことができる。
場合、貫通孔５の間隔は、被覆の厚みによって調整する
ことができる。
糸巻部材２の形状は限定されない。第４図及び第５図は
、本発明で用いる糸巻部材２の他の例を示すものである
。
、本発明で用いる糸巻部材２の他の例を示すものである
。
第４図は、糸巻部材２′が円柱状をしているもので、こ
の糸巻部材２′に可撚糸４が巻かれている 第５図は、糸巻部材２″として金属製あるいは木製の枠
を用いたものである。糸巻部材２″が枠の場合はキャス
タブル鋳込み後に枠をはずすようにしてもよい。
の糸巻部材２′に可撚糸４が巻かれている 第５図は、糸巻部材２″として金属製あるいは木製の枠
を用いたものである。糸巻部材２″が枠の場合はキャス
タブル鋳込み後に枠をはずすようにしてもよい。
可撚糸４のかわりにガスの通気方向に、所定の直径の可
撚糸４が所定の本数織り込まれた織布６を使用してもよ
い。
撚糸４が所定の本数織り込まれた織布６を使用してもよ
い。
第６図は、織布６を用いた場合の糸巻部材２と織布６の
関係を示した斜視図である。
関係を示した斜視図である。
キャスタブル材質は、どんなものでもよいが、糸巻部材
２と同材質で線膨張率の近いものが好ましい。
２と同材質で線膨張率の近いものが好ましい。
本発明の製造方法で一造されたガス吹込み用煉瓦を用い
て、水モデル試験を行なった。
て、水モデル試験を行なった。
その結果、すべての貫通孔から均一な気泡が発生するこ
とが確認された。また、実用試験では、貫通孔への溶鋼
の侵入は認められなかった。
とが確認された。また、実用試験では、貫通孔への溶鋼
の侵入は認められなかった。
従って、本発明の製造方法によれば、溶鋼の侵入しない
貫通孔を多数有する大型のガス吹込み用煉瓦を製造する
ことができる。また、本発明によるガス吹込み用煉瓦に
よると、気泡が多く発生するので溶精が撹拌され湯度調
整に効果がある。さらに、気泡が小さいため非金属介在
物の除去にも大きな効果があることが確認された。
貫通孔を多数有する大型のガス吹込み用煉瓦を製造する
ことができる。また、本発明によるガス吹込み用煉瓦に
よると、気泡が多く発生するので溶精が撹拌され湯度調
整に効果がある。さらに、気泡が小さいため非金属介在
物の除去にも大きな効果があることが確認された。
第１図は本発明の製造方法で使用する糸巻機１を示す概
略図、第２図は可撚糸４を巻き終えた糸巻部材２を示す
斜視図、第３図は本発明の製造方法で製造された多数の
貫通孔５を有するガス吹込み用煉瓦を示す斜視図、第４
図及び第５図は本発明で用いる糸巻部材２の他の例を示
す斜視図及び平面図、第６図は織布６を用いた場合の糸
巻部材２と織布６の関係を示した斜視図である。 １・・・・・糸巻機 ２・・・・・糸巻部材 ３・・・・・回転軸 ４・・・・・可撚糸 ５・・・・・貫通孔 ６・・・・・織布 特許出願人 東芝セラミックス株式会社第１図 第３図 第６図 第２図 第４図 第５図
略図、第２図は可撚糸４を巻き終えた糸巻部材２を示す
斜視図、第３図は本発明の製造方法で製造された多数の
貫通孔５を有するガス吹込み用煉瓦を示す斜視図、第４
図及び第５図は本発明で用いる糸巻部材２の他の例を示
す斜視図及び平面図、第６図は織布６を用いた場合の糸
巻部材２と織布６の関係を示した斜視図である。 １・・・・・糸巻機 ２・・・・・糸巻部材 ３・・・・・回転軸 ４・・・・・可撚糸 ５・・・・・貫通孔 ６・・・・・織布 特許出願人 東芝セラミックス株式会社第１図 第３図 第６図 第２図 第４図 第５図
Claims (1)
- 所定の直径の可撚糸を所定の間隔で糸巻部材に巻き、あ
るいは前記可撚糸が所定の間隔で織り込まれている織布
を前記糸巻部材に巻き、この糸巻部材をキャスタブルに
て鋳込み成形し、ざらに焼成することによって前記可撚
糸を燃焼除去して所望の貫通孔を有プる煉瓦を作ること
を特徴とするガス吹込み用煉瓦の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18550281A JPS5888154A (ja) | 1981-11-20 | 1981-11-20 | ガス吹込み用煉瓦の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18550281A JPS5888154A (ja) | 1981-11-20 | 1981-11-20 | ガス吹込み用煉瓦の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5888154A true JPS5888154A (ja) | 1983-05-26 |
| JPS6149274B2 JPS6149274B2 (ja) | 1986-10-28 |
Family
ID=16171891
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18550281A Granted JPS5888154A (ja) | 1981-11-20 | 1981-11-20 | ガス吹込み用煉瓦の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5888154A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6021850A (ja) * | 1983-07-12 | 1985-02-04 | 合名会社秘色焼製陶所 | 多数の連通細孔を有する陶磁器体の製造方法 |
-
1981
- 1981-11-20 JP JP18550281A patent/JPS5888154A/ja active Granted
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6021850A (ja) * | 1983-07-12 | 1985-02-04 | 合名会社秘色焼製陶所 | 多数の連通細孔を有する陶磁器体の製造方法 |
| JPS638065B2 (ja) * | 1983-07-12 | 1988-02-19 | Hishikyaki Seitosho Gomei |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6149274B2 (ja) | 1986-10-28 |
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