JPS5832829Y2 - 押湯保温鋳枠 - Google Patents
押湯保温鋳枠Info
- Publication number
- JPS5832829Y2 JPS5832829Y2 JP12692479U JP12692479U JPS5832829Y2 JP S5832829 Y2 JPS5832829 Y2 JP S5832829Y2 JP 12692479 U JP12692479 U JP 12692479U JP 12692479 U JP12692479 U JP 12692479U JP S5832829 Y2 JPS5832829 Y2 JP S5832829Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sand mold
- flask
- casting
- heat retention
- feeder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Molds, Cores, And Manufacturing Methods Thereof (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、鋳物鋳造時における押湯部の保温鋳枠に関す
る。
る。
一般に、鋳物の押湯は、鋳物の凝固収縮に対して溶湯の
補給の役目をする付属物であるから、鋳物本体(製品)
よりも長く溶融状態を保って釦かねばならない。
補給の役目をする付属物であるから、鋳物本体(製品)
よりも長く溶融状態を保って釦かねばならない。
舶用スクリュープロペラの鋳造を例にとって説明すると
、第1図に示す様に押湯部は砂型1で成型し、更に保温
性を良くして押湯2の効果を大きくするために、図示の
如く断熱材3を張りつけ注湯後はそのつど解体していた
。
、第1図に示す様に押湯部は砂型1で成型し、更に保温
性を良くして押湯2の効果を大きくするために、図示の
如く断熱材3を張りつけ注湯後はそのつど解体していた
。
上記従来の方式では、つぎのような欠点があった。
(i)押湯部を砂型でそのつど成型しなければならない
。
。
(11)断熱板の張りつけ工数(釘で砂型に張りつける
)が大きく、多くの手間がか\る。
)が大きく、多くの手間がか\る。
(110断熱板は高価であり、更に使い捨てであるため
、全体としてコストアップを招く。
、全体としてコストアップを招く。
本考案は、上記従来方式の欠点を解消した押湯保温鋳枠
を提供することを目的として提案されたもので、適当な
大きさの内径をもつ金属板製鋳枠本体、同鋳枠本体内に
、同心的に内張すされた複数層の耐火断熱円筒、それら
円筒の最内側円筒に同心的に内張された円筒状砂型を具
備することを特徴とする押湯保温鋳枠に係るものである
。
を提供することを目的として提案されたもので、適当な
大きさの内径をもつ金属板製鋳枠本体、同鋳枠本体内に
、同心的に内張すされた複数層の耐火断熱円筒、それら
円筒の最内側円筒に同心的に内張された円筒状砂型を具
備することを特徴とする押湯保温鋳枠に係るものである
。
以下、第2図釦よび第3図に示す実施例により本考案に
つき具体的に説明するが、図示例は、本考案の押湯保温
鋳枠を、舶用スクリュープロペラ鋳造用砂型の押湯部に
適用した例を示す。
つき具体的に説明するが、図示例は、本考案の押湯保温
鋳枠を、舶用スクリュープロペラ鋳造用砂型の押湯部に
適用した例を示す。
それらの図で2は舶用スクリュープロペラ鋳造用砂型1
の押湯部、(上記従来方式と均等部分で、同一符号を用
いている。
の押湯部、(上記従来方式と均等部分で、同一符号を用
いている。
)4は鉄板等で短円筒状に形成された鋳枠本体で、同鋳
枠本体4の内側には、外側から順に円筒状シリカボード
5、B類耐火断熱線瓦円筒6、C類耐火断熱線瓦円筒7
が同心的に内張り固定されている。
枠本体4の内側には、外側から順に円筒状シリカボード
5、B類耐火断熱線瓦円筒6、C類耐火断熱線瓦円筒7
が同心的に内張り固定されている。
8は上記耐火断熱棟瓦円筒7の内側に、これと同心的に
内張形成された円筒状砂型で、同砂型8の内径は、押湯
部2の寸法に応じて適宜設定され、オたその内周面には
塗型剤が塗布される。
内張形成された円筒状砂型で、同砂型8の内径は、押湯
部2の寸法に応じて適宜設定され、オたその内周面には
塗型剤が塗布される。
なお図中Aは製品(鋳物、本例の場合は舶用スクリュー
プロペラの温度測定位置を、または押湯の温度測定位置
をそれぞれ示す。
プロペラの温度測定位置を、または押湯の温度測定位置
をそれぞれ示す。
本考案の一実施例は、上記のように構成されてお・す、
本押湯保温鋳枠を、第4図に示す如く砂型1の押湯部2
にセントし鋳造を行なうと、該押湯部2内の溶湯は、鋳
枠本体4の内側に保持された円筒状シリカボード5、B
類耐火断熱線瓦円筒6、C類耐火断熱線瓦円筒7等によ
り十分に保温され、製品部の溶湯よりも長く溶融状態に
保持される。
本押湯保温鋳枠を、第4図に示す如く砂型1の押湯部2
にセントし鋳造を行なうと、該押湯部2内の溶湯は、鋳
枠本体4の内側に保持された円筒状シリカボード5、B
類耐火断熱線瓦円筒6、C類耐火断熱線瓦円筒7等によ
り十分に保温され、製品部の溶湯よりも長く溶融状態に
保持される。
この場合5押湯部の溶湯は円筒状砂型8を介して保温さ
れる。
れる。
そして該円筒状砂型8の部分だけが取り除かれ、本押湯
保温鋳枠を再使用する場合には、C類耐火断熱線瓦円筒
7の内側に新しい円筒状砂型8を内張すするが、被断し
い円筒状砂型8の内径を、押湯部2のサイズに対応して
適宜変えることにより、本押湯保温鋳枠の汎用性を拡大
することができる。
保温鋳枠を再使用する場合には、C類耐火断熱線瓦円筒
7の内側に新しい円筒状砂型8を内張すするが、被断し
い円筒状砂型8の内径を、押湯部2のサイズに対応して
適宜変えることにより、本押湯保温鋳枠の汎用性を拡大
することができる。
本考案の押湯保温鋳枠は、上記のよ5々構成、作用を具
有するものであるから、本考案によれば、単に円筒状砂
型8を交換するだけで、押湯部2の保温に何回でも使用
でき、また円筒状砂型の内径を適宜変えることにより、
押湯部2のサイズに応じて該押湯部2内の溶湯を適当に
保温でき、また、従来の如く、砂型をその都度成型する
要がなく、しかも従来使用していた高価な断熱板も不要
となり、コストダウンを計れるという実用的効果を挙げ
ることができる。
有するものであるから、本考案によれば、単に円筒状砂
型8を交換するだけで、押湯部2の保温に何回でも使用
でき、また円筒状砂型の内径を適宜変えることにより、
押湯部2のサイズに応じて該押湯部2内の溶湯を適当に
保温でき、また、従来の如く、砂型をその都度成型する
要がなく、しかも従来使用していた高価な断熱板も不要
となり、コストダウンを計れるという実用的効果を挙げ
ることができる。
第1図イ2口は従来方式の暗示的説明図で、第1図イは
平面図、第1図口は縦断面図、第2図および第3図は本
考案の一実施例の概略説明図で、第2図は平面図、第3
図は縦断面図である。 第2図、第3図にむいて、1・・・砂型、2・・・押湯
部、4・・・鋳枠本体、5・・・円筒状シリカボード、
6・・・B類耐火断熱線瓦円筒、I・・・C類耐火断熱
線瓦円筒、8・・・円筒状砂型。
平面図、第1図口は縦断面図、第2図および第3図は本
考案の一実施例の概略説明図で、第2図は平面図、第3
図は縦断面図である。 第2図、第3図にむいて、1・・・砂型、2・・・押湯
部、4・・・鋳枠本体、5・・・円筒状シリカボード、
6・・・B類耐火断熱線瓦円筒、I・・・C類耐火断熱
線瓦円筒、8・・・円筒状砂型。
Claims (1)
- 適当な大きさの内径をもつ金属板製鋳枠本体、同鋳枠本
体内に、同心的に内張すされた複数層の耐火断熱円筒、
それら円筒の最内側円筒に同心的に内張された円筒状砂
型を具備することを特徴とする押湯保温鋳枠。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12692479U JPS5832829Y2 (ja) | 1979-09-17 | 1979-09-17 | 押湯保温鋳枠 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12692479U JPS5832829Y2 (ja) | 1979-09-17 | 1979-09-17 | 押湯保温鋳枠 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5645551U JPS5645551U (ja) | 1981-04-23 |
JPS5832829Y2 true JPS5832829Y2 (ja) | 1983-07-21 |
Family
ID=29358804
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12692479U Expired JPS5832829Y2 (ja) | 1979-09-17 | 1979-09-17 | 押湯保温鋳枠 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5832829Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-09-17 JP JP12692479U patent/JPS5832829Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5645551U (ja) | 1981-04-23 |
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