JPS606405A - 多数の微細孔を有するセラミツク成形体の成形方法 - Google Patents
多数の微細孔を有するセラミツク成形体の成形方法Info
- Publication number
- JPS606405A JPS606405A JP11479483A JP11479483A JPS606405A JP S606405 A JPS606405 A JP S606405A JP 11479483 A JP11479483 A JP 11479483A JP 11479483 A JP11479483 A JP 11479483A JP S606405 A JPS606405 A JP S606405A
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- Japan
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- molded product
- core wire
- molding
- flat
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は直線状の微細孔を多数本有するセラミック成形
体の成形方法に関する。
体の成形方法に関する。
今日、所望のキャピラリー(微細孔)を持つセラミック
成形体が、あらゆる技術分野において嘱望されている。
成形体が、あらゆる技術分野において嘱望されている。
そして斯るセラミック成形体を成形するに際して在来は
粉体を固めて成形した成形品を焼成過程で所望の気孔率
付近で焼成を中止してキャビタリーを有するセラミック
成形体を成形している。
粉体を固めて成形した成形品を焼成過程で所望の気孔率
付近で焼成を中止してキャビタリーを有するセラミック
成形体を成形している。
ところが、焼成を中止してキャビタリーを得る在来方法
では所望の気孔率の再現性が困難で、希望しない箇所に
も気孔の存在を許容しなければならず、しかも焼成過程
で焼成を中止した状態であるので、セラミックの特性、
例えば機械的強度、硬さ、耐摩耗性、耐薬品性等に劣化
を及ぼし、使用目的によっては使用に供することができ
ない不具合を有する。
では所望の気孔率の再現性が困難で、希望しない箇所に
も気孔の存在を許容しなければならず、しかも焼成過程
で焼成を中止した状態であるので、セラミックの特性、
例えば機械的強度、硬さ、耐摩耗性、耐薬品性等に劣化
を及ぼし、使用目的によっては使用に供することができ
ない不具合を有する。
本発明は、上記従来事情に鑑みてなされたもので、その
目的とする処は、ピンチが一定で直径が数ミクロン乃至
100ミクロンオーダーとする多数本の微細孔を有する
セラミック成形体を節単に成形でき、しかも希望しない
箇所に微細孔が発生ずることのない多数の微細孔を有す
るセラミック成形体の成形方法を提供せんとするもので
ある。
目的とする処は、ピンチが一定で直径が数ミクロン乃至
100ミクロンオーダーとする多数本の微細孔を有する
セラミック成形体を節単に成形でき、しかも希望しない
箇所に微細孔が発生ずることのない多数の微細孔を有す
るセラミック成形体の成形方法を提供せんとするもので
ある。
その目的を達成するための基本的な方法は鋳込成形、押
圧成形、ロール成形、テープ成形、のいずれかによって
生素地段階の平板状成形品を多数枚賦形せしめ、これ等
多数枚の成形品を重ね合せ、又は並列せしめ、その間に
一定のピッチ又は所望のピンチをもって可燃性芯線を所
望の方向に張設した状態で挿通せしめ、然る後焼成する
ものである。
圧成形、ロール成形、テープ成形、のいずれかによって
生素地段階の平板状成形品を多数枚賦形せしめ、これ等
多数枚の成形品を重ね合せ、又は並列せしめ、その間に
一定のピッチ又は所望のピンチをもって可燃性芯線を所
望の方向に張設した状態で挿通せしめ、然る後焼成する
ものである。
以下、本発明の実施例を図面に基いて説明する。
第1工程は、生素地段階の平板状成形品(A)を多数枚
賦形せしめるものであって周知のセラミックスの泥漿、
即ちアルミナ等のセラミック粉末に可塑材として粘土、
有機バインダー及び水等を配合したスラリーを用いて従
来周知な鋳込成形、押出成形、テープ成形、ロール成形
等の成形方法によって生素地段階の平板状成形品(A)
を多数枚成形する。
賦形せしめるものであって周知のセラミックスの泥漿、
即ちアルミナ等のセラミック粉末に可塑材として粘土、
有機バインダー及び水等を配合したスラリーを用いて従
来周知な鋳込成形、押出成形、テープ成形、ロール成形
等の成形方法によって生素地段階の平板状成形品(A)
を多数枚成形する。
この平板状成形品(A)は、長尺、短尺を問わず上下面
をフラットとするものである。
をフラットとするものである。
第2工程は、成形された平板状成形品(A)を多数枚積
み重ね又は並列せしめそれらの間に一定のピンチをもっ
て可燃性芯線(B)を張設した状態で挿通せしめるもの
で、先づ最下位の平板状成形品(A)上面に横方向又は
縦方向もしくは斜方向並びに任意方向に一定のピンチ又
は所望のピンチをもって可燃性芯線(B)を並行に多数
本載置した後上位の平板状成形品(A>を載置し、可燃
性芯線(B)を同様にその上位の成形品(A)上面上に
並行に載置し、この作業を順次繰り返して多数枚の平板
状成形品を積層し、可燃性芯線(B)を張設した所望厚
さの平板状成形品群(C)を形成する。この時、平板状
成形品群(C)内には上下関係及び左右関係において同
一ピンチ(tl )(tl)又は所望のピンチで所望の
方向に芯線(B)が配設される。
み重ね又は並列せしめそれらの間に一定のピンチをもっ
て可燃性芯線(B)を張設した状態で挿通せしめるもの
で、先づ最下位の平板状成形品(A)上面に横方向又は
縦方向もしくは斜方向並びに任意方向に一定のピンチ又
は所望のピンチをもって可燃性芯線(B)を並行に多数
本載置した後上位の平板状成形品(A>を載置し、可燃
性芯線(B)を同様にその上位の成形品(A)上面上に
並行に載置し、この作業を順次繰り返して多数枚の平板
状成形品を積層し、可燃性芯線(B)を張設した所望厚
さの平板状成形品群(C)を形成する。この時、平板状
成形品群(C)内には上下関係及び左右関係において同
一ピンチ(tl )(tl)又は所望のピンチで所望の
方向に芯線(B)が配設される。
面、可燃性芯線(B)を張設させるに際しては一本個々
に人為的に張設した状態で載置する方法、又は平行杆を
2本並設し、この平行杆に渉って一定ピッチでもって芯
線(B)を架設して治具を形成し、これを利用して芯線
(B)を成形品(A)、間に多数本一括して挿通せしめ
る方法、並びに一枚の成形品(A)の表裏両面に張設し
その表裏面に上位及び下位成形品<A)をa置せしめる
方法等適宜手段を用いることとする。
に人為的に張設した状態で載置する方法、又は平行杆を
2本並設し、この平行杆に渉って一定ピッチでもって芯
線(B)を架設して治具を形成し、これを利用して芯線
(B)を成形品(A)、間に多数本一括して挿通せしめ
る方法、並びに一枚の成形品(A)の表裏両面に張設し
その表裏面に上位及び下位成形品<A)をa置せしめる
方法等適宜手段を用いることとする。
又可燃性芯線(B)としては微小径な、例えば数μm乃
至100ミクロンオーダーの芯径を有するナイロン釣糸
等の市販されているものを用いる。
至100ミクロンオーダーの芯径を有するナイロン釣糸
等の市販されているものを用いる。
第3工程は、芯線(B)を挿通せしめた平板状成形品群
(C)を焼成せしめて芯線(B)を燃焼させるもので、
必要に応じて平板状成形品群(C)を所望の形状又は大
きさにカントし、酸化又は不活性雰囲気下で焼成して芯
線(B)を燃焼せしめる。
(C)を焼成せしめて芯線(B)を燃焼させるもので、
必要に応じて平板状成形品群(C)を所望の形状又は大
きさにカントし、酸化又は不活性雰囲気下で焼成して芯
線(B)を燃焼せしめる。
斯して一定ピンチ又は所望のピンチを有する多数の直線
状の微細孔(d)を有するセラミック成形品(D)が得
られ、機械加工を加えてラッピング定盤や三次元測定器
用のエアースライダー等を含むあらゆる技術分野におい
て使用される。
状の微細孔(d)を有するセラミック成形品(D)が得
られ、機械加工を加えてラッピング定盤や三次元測定器
用のエアースライダー等を含むあらゆる技術分野におい
て使用される。
本発明は以上のように鋳込成形、押出成形、ロール成形
、テープ成形、のいずれかによって生素地段階の平板状
成形品を多数枚賦形せしめ、これ等の成形品間に一定の
ピンチ又は所望ピンチをもって可燃性芯線を所望の方向
に張設した状態で挿通せしめ、然る後焼成するので、ピ
ッチが一定で直径を微小径とする多数本の微細孔を有す
るセラミック成形品を容易且つ簡単に成形できる。しか
もセラミックの特性である機械的強度、硬さ、耐摩耗性
、耐薬品性等に劣化を及ぼず心配もなく安心して使用で
きるセラミック成形体を成形できる。
、テープ成形、のいずれかによって生素地段階の平板状
成形品を多数枚賦形せしめ、これ等の成形品間に一定の
ピンチ又は所望ピンチをもって可燃性芯線を所望の方向
に張設した状態で挿通せしめ、然る後焼成するので、ピ
ッチが一定で直径を微小径とする多数本の微細孔を有す
るセラミック成形品を容易且つ簡単に成形できる。しか
もセラミックの特性である機械的強度、硬さ、耐摩耗性
、耐薬品性等に劣化を及ぼず心配もなく安心して使用で
きるセラミック成形体を成形できる。
依って所期の目的を達成できる。
図面は本発明成形方法の実施例を示し、第1図は平板状
成形品上に可燃性芯線を並行に敷設した状態の平面図、
第2図は平板状成形品群の正面図、第3図は同平面部で
一部切欠して示す、第4図は成形されたセラミック成形
品の斜視図で切欠してしめす。 尚図中、 (A):平板状成形品、 (B):可燃性芯線、 (C):平板状成形品群、 (D):セラミソク成形品 特許出願人 東陶機器株式会社
成形品上に可燃性芯線を並行に敷設した状態の平面図、
第2図は平板状成形品群の正面図、第3図は同平面部で
一部切欠して示す、第4図は成形されたセラミック成形
品の斜視図で切欠してしめす。 尚図中、 (A):平板状成形品、 (B):可燃性芯線、 (C):平板状成形品群、 (D):セラミソク成形品 特許出願人 東陶機器株式会社
Claims (1)
- 生素地段階の平板状成形品を多数枚賦形せしめ、これ等
の成形品間に一定のピンチ又は所望のピッチをもって微
小径な可燃性芯線を張設した状態で挿通せしめ、然る後
焼成することを特徴とする多数の微細孔を有するセラミ
ック成形体の成形方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11479483A JPS606405A (ja) | 1983-06-24 | 1983-06-24 | 多数の微細孔を有するセラミツク成形体の成形方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11479483A JPS606405A (ja) | 1983-06-24 | 1983-06-24 | 多数の微細孔を有するセラミツク成形体の成形方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS606405A true JPS606405A (ja) | 1985-01-14 |
Family
ID=14646849
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11479483A Pending JPS606405A (ja) | 1983-06-24 | 1983-06-24 | 多数の微細孔を有するセラミツク成形体の成形方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS606405A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6231111U (ja) * | 1985-08-06 | 1987-02-24 | ||
JPH03176502A (ja) * | 1989-12-02 | 1991-07-31 | Maruyama Mfg Co Ltd | 舗装道路用冷却車 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4859107A (ja) * | 1971-11-29 | 1973-08-18 | ||
JPS4868607A (ja) * | 1971-12-21 | 1973-09-19 | ||
JPS51103910A (ja) * | 1975-03-10 | 1976-09-14 | Ngk Spark Plug Co | Seramitsukusekisotainoseizoho |
JPS5294308A (en) * | 1976-02-04 | 1977-08-08 | Harima Refractories Co Ltd | Manufacture of refractory bricks having sameedirection vents |
-
1983
- 1983-06-24 JP JP11479483A patent/JPS606405A/ja active Pending
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4859107A (ja) * | 1971-11-29 | 1973-08-18 | ||
JPS4868607A (ja) * | 1971-12-21 | 1973-09-19 | ||
JPS51103910A (ja) * | 1975-03-10 | 1976-09-14 | Ngk Spark Plug Co | Seramitsukusekisotainoseizoho |
JPS5294308A (en) * | 1976-02-04 | 1977-08-08 | Harima Refractories Co Ltd | Manufacture of refractory bricks having sameedirection vents |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6231111U (ja) * | 1985-08-06 | 1987-02-24 | ||
JPH03176502A (ja) * | 1989-12-02 | 1991-07-31 | Maruyama Mfg Co Ltd | 舗装道路用冷却車 |
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