JPH012760A - 消失中子 - Google Patents

消失中子

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Publication number
JPH012760A
JPH012760A JP62-157507A JP15750787A JPH012760A JP H012760 A JPH012760 A JP H012760A JP 15750787 A JP15750787 A JP 15750787A JP H012760 A JPH012760 A JP H012760A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
core
main body
mold
molten metal
casting
Prior art date
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Pending
Application number
JP62-157507A
Other languages
English (en)
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JPS642760A (en
Inventor
伊藤 廣行
Original Assignee
杉谷金属工業株式会社
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Publication date
Application filed by 杉谷金属工業株式会社 filed Critical 杉谷金属工業株式会社
Priority to JP62-157507A priority Critical patent/JPH012760A/ja
Publication of JPS642760A publication Critical patent/JPS642760A/ja
Publication of JPH012760A publication Critical patent/JPH012760A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、鋳物の中空部を形成するために使用される中
子に関するものである。
(従来の技術) 一般の消失型でない中子は、例えば珪砂を熱可塑性樹脂
(殆どはフェノール樹脂)で被覆したものを、約200
 ’Cで加熱した金型の中に吹き込み硬化したものであ
る。ところがアルミニ1−ムのように溶湯温度の低い、
例えば650〜750 ”Cでは、中子は熱分解されな
いため、中子の除去には、中子の入った鋳物を400〜
500’Cで数時間加熱し、樹脂分を分解させてから振
動、エアブ[1−を加えて中子を分解することが行なわ
れている。しかし珪砂に種々の粘結剤を用いて成形した
中子は、溶湯との接触時に、この粘結剤がガス化してブ
ローホールなどのvi造不良の要因となっIこ。
またフルモールド法、ロストフオーム法、キャビティ法
など各メーカによって独自に称呼されている消失模型v
f造法が開発された。これは鋳物形状そのものを発泡ポ
リスチレンで成形し、こFlを砂の中に埋め、この発泡
ポリスヂレン部に直接溶湯を注入して鋳物を作る方法で
ある。
(発明が解決しようとする問題点) この浦失模型鋳造法でも、凹部のある鋳物をシリ造する
ことが難しいこと、発泡模型は酷使に(」、沿えられな
いこと、肉厚、予備発泡前の原料の峰時や成形方法、形
成した模型の密度に依存すること、模型は使用するIn
、30日間貯蔵することかのぞましいことなどの問題が
めった。
そこで本発明の目的は、前記の非消失型の中子でもなく
、前記の消失模型鋳造法でもなく、そしてブローホール
などの鋳造不良を低減し、鋳物の中空部面粗度が非常に
良好な消失中子を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するため本発明の中子2の特徴は、水体
21は熱可塑性合成樹脂発泡体例えば発泡ポリスチレン
によって鋳物の中空部に一致する所定形状に形成しであ
るもので、上記本体内には、ガス後き用の中空部22を
形成し、上記本体の外周を耐熱コーティング部23で被
覆したところにある。
(作用) したがって鋳型のキャビティ内に中子2をセットし、湯
口から溶融金属を注入すると、溶湯はキャビティ部11
内に流入するが、流入にしたがって中子2は、溶湯から
の熱はを受りる。そのため中子2内の本体211よ、燃
焼を開始し、揮発し、ガスとなって中子の中空部228
通って、鋳型の外に放出される。
このようにして溶湯の充填に伴って、本体21の減少が
進行し、中子2の中空化が行なわれる。
そのため、Vi道完了後は、製品内部に簿い耐熱]−デ
ィング層23が付着しているが、この層は微弱な1辰動
とエアーブローによって容易に除去が可能である。
(実施例) 以下図面を参照して本発明の詳細な説明する。
第1図において、鋳型1内には、製品を形成するキャビ
デイ部11が形成してあり、このキX・ビティ部の中央
部には、本発明にかかる中子2が設置しておる。キャビ
ティ部11には、その上面と底部に中子2を所定位置に
設置するための位置決め用の凹部1aおよび)14部1
bが形成してあり、また湯道12がセキ13・・・を介
して連通しており、この湯道の上端は、湯口14となっ
ている。
ところで中子2の414造は、本体21を熱可塑性合成
樹脂発泡′体例えば発泡ポリスチレン、発泡ポリウレタ
ン、グラスウール、炭化コルク、フェノール・フオーム
などによって、鋳物の中空部の所定形状に形成してあり
、またこの本体内には、ガス後き用の中空部22が形成
してあり、ざらに本体の外周を耐熱コーティング部23
で′et覆したものである。
そして鋳型1にお(Jる中子2の中空部22の上方には
、ガス412き穴15が開設しである。なおキャビティ
部1]の上部は、押湯3を示している。
次に本発明による鋳物の製法について説明する。
第1図示のように鋳型1内に中子2をセットし、)易口
14から溶融金属を注入すると、溶湯は湯道12、セキ
13を通ってキャビティ部11内に流入1゛るが、流入
にしたがって中子2は、溶湯がらの熱量を受ける。その
ため第2図示のように、中子2内の本体21は、燃焼を
開始し、揮発し、ガスとなって中子の中空部22を通っ
て、ガスt&き穴15から鋳型1の外に放出される。
このようにして溶湯の充填に伴って本体21の減少が進
行し、中子2の中空化が行なわれる。そのため鋳造完了
後は、製品内部に薄い耐熱]−ティング部23の層が付
着しているが、この層は微弱な撮動とエアーブローによ
って容易に除去が可能である。
(発明の効果) 本発明は、以上の構成を右するものであるため、本体の
燃焼によるガスは溶湯と接触しないで中空部から放出さ
れるため鋳造不良の低減効果があり、また本体の表面は
、非常に平滑であるためこの表面に耐熱コーティングを
施した中子表面も非常に平滑となり、この中子を使用し
た鋳物の中空部面粗度は、非常に良好である。また本体
成形用の金型は、形成温度が低く、そのため金型側71
はアルミニュームなどが使用でき、その装造]ス1〜t
)安価となり、この金型の繰り返し使用による熱変形し
少なく、パリの発生は最小限にとどめることができる。
また従来の中子のように砂を使用しないため、金型内へ
の吹き込みによる金型の摩耗が無く、金型の寿命は無制
限となる。ざらに本体成形時間がみじかく、大幅な生産
性の向上をもたらすなどの優れた効果を有するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は断面図、第2図は要部の拡大断面図である。 2・・・中子、 21・・・本体、 22・・・中空部、 23・・・耐熱]−ティング部。 以上 特許出願人   杉谷金属工業株式会社第1図 zz〒25〆

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 熱可塑性合成樹脂発泡体によつて所定形状に形成された
    本体(21)と、 上記本体内に形成されたガス抜き用の中空部(22)と
    、 上記本体の外周を被覆してなる耐熱コーティング部(2
    3)と より構成された消失中子。
JP62-157507A 1987-06-26 消失中子 Pending JPH012760A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62-157507A JPH012760A (ja) 1987-06-26 消失中子

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62-157507A JPH012760A (ja) 1987-06-26 消失中子

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS642760A JPS642760A (en) 1989-01-06
JPH012760A true JPH012760A (ja) 1989-01-06

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