JPS6148656A - 可変vプ−リ−式無段変速機 - Google Patents
可変vプ−リ−式無段変速機Info
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- JPS6148656A JPS6148656A JP16966684A JP16966684A JPS6148656A JP S6148656 A JPS6148656 A JP S6148656A JP 16966684 A JP16966684 A JP 16966684A JP 16966684 A JP16966684 A JP 16966684A JP S6148656 A JPS6148656 A JP S6148656A
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- JP
- Japan
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- groove
- variable
- pulley
- belt
- groove configuration
- Prior art date
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- Granted
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H9/00—Gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio, or for reversing rotary motion, by endless flexible members
- F16H9/02—Gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio, or for reversing rotary motion, by endless flexible members without members having orbital motion
- F16H9/04—Gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio, or for reversing rotary motion, by endless flexible members without members having orbital motion using belts, V-belts, or ropes
- F16H9/12—Gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio, or for reversing rotary motion, by endless flexible members without members having orbital motion using belts, V-belts, or ropes engaging a pulley built-up out of relatively axially-adjustable parts in which the belt engages the opposite flanges of the pulley directly without interposed belt-supporting members
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Pulleys (AREA)
- Transmissions By Endless Flexible Members (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、可変■プーリー式無段変速機に関するもの
である。
である。
可変■プーリー式無段変速機は、無端状の■ベルトが掛
け渡される一対のVプーリーのうち、少なくとも一方の
ものには■ベルトの巻き付く径を無段階に変え得る可変
Vプーリーを使用して、この可変Vプーリーにおける■
ベルトの巻き付く径の変化によって無段階に変速を行う
もので、比較的簡単な構造で無段変速が行えるため、特
開昭58−137663号公報にも記載のように、エン
ジン出力が小さい自動二輪車環の変速機として極めて有
効である。
け渡される一対のVプーリーのうち、少なくとも一方の
ものには■ベルトの巻き付く径を無段階に変え得る可変
Vプーリーを使用して、この可変Vプーリーにおける■
ベルトの巻き付く径の変化によって無段階に変速を行う
もので、比較的簡単な構造で無段変速が行えるため、特
開昭58−137663号公報にも記載のように、エン
ジン出力が小さい自動二輪車環の変速機として極めて有
効である。
第1図は、このような可変■プーリー式無段変速機の一
従来例を示している。
従来例を示している。
この無段変速機は、変速比の設定範囲を広くするために
、入力側と出力側との双方に可変VブーIJ−1,2を
使用したもので、これらの可変Vプーリー1,2にチェ
ーン式Vベルト3を掛け渡している。
、入力側と出力側との双方に可変VブーIJ−1,2を
使用したもので、これらの可変Vプーリー1,2にチェ
ーン式Vベルト3を掛け渡している。
このチェーン式Vベルト3杜、第2図および第3図にも
示したように、2種類のリンクプレート4.5を連結ビ
ン6およびプツシニアによってチェーンの如く無端状に
連結するとともに、各リンクプレート4.5に各プーリ
ー1,2のV溝に係合する駆動ブロック8,9を設けた
もので、これらの駆動ブロック8,9によ)Vベルトと
しての機能を得ている。
示したように、2種類のリンクプレート4.5を連結ビ
ン6およびプツシニアによってチェーンの如く無端状に
連結するとともに、各リンクプレート4.5に各プーリ
ー1,2のV溝に係合する駆動ブロック8,9を設けた
もので、これらの駆動ブロック8,9によ)Vベルトと
しての機能を得ている。
前記可変プーリー1,2は、第4図に示すように、軸A
に固定される固定側V溝構成盤Bと、この固定側■溝構
成盤Bに対向するとともに、このイ 固定側V溝構成盤Bに対して軸線方向にのみ移動自在に
設けられて固定側V@構成盤Bと協働してV@Oを形成
する可動側■溝構成盤りと、この可動側VS*成盤りを
固定側V溝構成盤Bに向けて付勢してV溝0とVベルト
3との間に摩擦力を生せしめる付勢手段(図示時)とを
俸えた構成とされておシ、前記可動av溝構成盤りの軸
線方向の移動によってVベルト3の巻き付く径を変える
。
に固定される固定側V溝構成盤Bと、この固定側■溝構
成盤Bに対向するとともに、このイ 固定側V溝構成盤Bに対して軸線方向にのみ移動自在に
設けられて固定側V@構成盤Bと協働してV@Oを形成
する可動側■溝構成盤りと、この可動側VS*成盤りを
固定側V溝構成盤Bに向けて付勢してV溝0とVベルト
3との間に摩擦力を生せしめる付勢手段(図示時)とを
俸えた構成とされておシ、前記可動av溝構成盤りの軸
線方向の移動によってVベルト3の巻き付く径を変える
。
前記■濤0を形成する各■溝構成盤B、Dの傾斜面E、
Fは、全域にわたって略均−に仕上けられて所定の摩擦
係数が与えられている。
Fは、全域にわたって略均−に仕上けられて所定の摩擦
係数が与えられている。
前述の可変■プーリー1.2は、可動1Illv溝構成
盤りを付勢する付勢手段によってV溝CとVベルト3と
の間に摩擦力を生ぜしめ、この摩擦力によって■プーリ
ー1からVベルト3へ、そしてVベルト3から■プーリ
ー2へと順次動力を伝達するのであるが、Vベルト3の
巻き付く径が変化して変速比が変化する場合には、■ベ
ルト30巻き付く径の増減に対応してV溝CとVベルト
3との間の接触面積も増減するため、前記付勢手段に可
動側■溝構成盤りを付勢する力が略一定となる単純な弾
発部材を使用すると、動力伝達に関係する摩擦力自体が
変速比の変化に伴りて増減することになって不都合な問
題が生じてしまう。
盤りを付勢する付勢手段によってV溝CとVベルト3と
の間に摩擦力を生ぜしめ、この摩擦力によって■プーリ
ー1からVベルト3へ、そしてVベルト3から■プーリ
ー2へと順次動力を伝達するのであるが、Vベルト3の
巻き付く径が変化して変速比が変化する場合には、■ベ
ルト30巻き付く径の増減に対応してV溝CとVベルト
3との間の接触面積も増減するため、前記付勢手段に可
動側■溝構成盤りを付勢する力が略一定となる単純な弾
発部材を使用すると、動力伝達に関係する摩擦力自体が
変速比の変化に伴りて増減することになって不都合な問
題が生じてしまう。
例えば、入力側の■プーリー1では、大きなトルクを伝
達しなければならない場合に、■ベルト30巻き付く径
を小さくして変速比を大きくするが、との■ベルト30
巻き付く径の縮小によOてV@OとVベルト3との接触
面積が小さくなり、これによってVベルト3と■溝Cと
の間に生じる摩擦力が相対的に以前の状態よシ小さくな
って最大許容伝達トルクが低下してしまうという問題が
生じる。
達しなければならない場合に、■ベルト30巻き付く径
を小さくして変速比を大きくするが、との■ベルト30
巻き付く径の縮小によOてV@OとVベルト3との接触
面積が小さくなり、これによってVベルト3と■溝Cと
の間に生じる摩擦力が相対的に以前の状態よシ小さくな
って最大許容伝達トルクが低下してしまうという問題が
生じる。
この発明は、このような問題を解決すべく提案されたも
ので、可変■プーリーの可動側■溝構成盤を付勢する付
勢手段として付勢する力がt丘ぼ一定の単純な弾発部材
を使用したとしても、動力伝達に関係するVベルトとV
溝との間の摩擦力が変速比の変化に伴って増減するよう
なことがない可変■プーリー式無段変速機を得ること、
すなわち、変速範囲の全域にわたって許容伝達トルクを
高く維持でき、しかも部品が安価で済む可変Vプーリー
式無段変速機を得ることを目的とする。
ので、可変■プーリーの可動側■溝構成盤を付勢する付
勢手段として付勢する力がt丘ぼ一定の単純な弾発部材
を使用したとしても、動力伝達に関係するVベルトとV
溝との間の摩擦力が変速比の変化に伴って増減するよう
なことがない可変■プーリー式無段変速機を得ること、
すなわち、変速範囲の全域にわたって許容伝達トルクを
高く維持でき、しかも部品が安価で済む可変Vプーリー
式無段変速機を得ることを目的とする。
この発明の可変■プーリー式無段変速機は、前述の問題
を解決する手段として、可変Vプーリーを構成する固定
側と可動側との各■溝構成盤祉、■溝を形成する傾斜面
の摩擦係数を、傾斜面の径が小さくなるに従って大きく
した。
を解決する手段として、可変Vプーリーを構成する固定
側と可動側との各■溝構成盤祉、■溝を形成する傾斜面
の摩擦係数を、傾斜面の径が小さくなるに従って大きく
した。
このように、■溝を形成する傾斜面の摩擦、係数を傾斜
面の径が小さくなるに従って大きくすると、Vベルトの
巻き付く径が小さくなってVベルトとV溝との接触面積
が減少しても、この接触面積の減少によって減る摩擦力
を、増大した摩擦係数によって増加する摩擦力で補償す
ることができる。
面の径が小さくなるに従って大きくすると、Vベルトの
巻き付く径が小さくなってVベルトとV溝との接触面積
が減少しても、この接触面積の減少によって減る摩擦力
を、増大した摩擦係数によって増加する摩擦力で補償す
ることができる。
したがりて、可変■プーリーの可動側■溝構成盤を付勢
する付勢手段として、付勢する力が略一定の単純な弾発
部材を使用したとしても、VベルトとV溝との間に生じ
る摩擦力が変速比の変化に伴って増減するような不都合
は生じなくなる。
する付勢手段として、付勢する力が略一定の単純な弾発
部材を使用したとしても、VベルトとV溝との間に生じ
る摩擦力が変速比の変化に伴って増減するような不都合
は生じなくなる。
第5図れ、本発明を適用したスクータ型自動二輪車の要
部の断面図である。
部の断面図である。
11において、10はエンジン、11はケーステあり、
こ0ケース11の後部に後輪12の回転軸となるファイ
ナルシャフト13が支持されている。
こ0ケース11の後部に後輪12の回転軸となるファイ
ナルシャフト13が支持されている。
ケース11は、エンジン10側に変速機室14を画成し
、かつファイナルシャフト131111に減速機室15
を画成−している。そして変速機室14内には本発明に
葆る無段変速機16が内装され、減速機室15にはクラ
ッチ機構17を介して前記無段変速機16から回転力を
受けるドリブンシャフト18や該シャフト1Bの回転を
前記ファイナルシャフト13に伝達する歯車19.20
.21が内装されている。
、かつファイナルシャフト131111に減速機室15
を画成−している。そして変速機室14内には本発明に
葆る無段変速機16が内装され、減速機室15にはクラ
ッチ機構17を介して前記無段変速機16から回転力を
受けるドリブンシャフト18や該シャフト1Bの回転を
前記ファイナルシャフト13に伝達する歯車19.20
.21が内装されている。
前記無段変速機16は、前記エンジン10のクランクシ
ャ7)10aを入力軸とし、かつ前記ドリブンシャフト
18上にベアリング22.23を介して回転自在に外嵌
された円筒状のドリブンフェースボス24を出力軸とし
、この入力軸(クランクシャフト10a)と出力@(ド
IJ )77エースボス24)との双方に可変■プーリ
ー25.26を設けるとともに、これらの可変■プーリ
ー25゜26に無端状のチェーン式Vベルト3を掛け渡
して成る、いりゆる可変Vプーリー式のもので、該変速
機16によってクランクシャフト10aの回転力がドリ
ブンフェースボス24に伝達され、該ドリブンフェース
ボッ240回転力が前記クラッチ機構17のクラッチア
クタ17aを介してドリブンシャフト18に伝達される
。
ャ7)10aを入力軸とし、かつ前記ドリブンシャフト
18上にベアリング22.23を介して回転自在に外嵌
された円筒状のドリブンフェースボス24を出力軸とし
、この入力軸(クランクシャフト10a)と出力@(ド
IJ )77エースボス24)との双方に可変■プーリ
ー25.26を設けるとともに、これらの可変■プーリ
ー25゜26に無端状のチェーン式Vベルト3を掛け渡
して成る、いりゆる可変Vプーリー式のもので、該変速
機16によってクランクシャフト10aの回転力がドリ
ブンフェースボス24に伝達され、該ドリブンフェース
ボッ240回転力が前記クラッチ機構17のクラッチア
クタ17aを介してドリブンシャフト18に伝達される
。
それぞれの可変VブーIJ−25,26は、前述したよ
うに、軸に固定された固定側V溝構成盤25a+26a
と、該固定側■溝構成盤25a、26aに対向して同軸
上に設けられるとともに該固定側V溝構成盤25a、2
6aに対して軸線方向にのみ移動自在に支持された可動
側V溝構成盤25b。
うに、軸に固定された固定側V溝構成盤25a+26a
と、該固定側■溝構成盤25a、26aに対向して同軸
上に設けられるとともに該固定側V溝構成盤25a、2
6aに対して軸線方向にのみ移動自在に支持された可動
側V溝構成盤25b。
26bとを備えており、これらの両■s構成盤によりて
Vベルト3を巻き掛けるV#25c、26cが形成され
ている。
Vベルト3を巻き掛けるV#25c、26cが形成され
ている。
各可変■ブー9−25.26は、それぞれの可動側V溝
構成盤25b 、26bを固定側■溝構成fi25a、
26aに向けて付勢してV溝25C926cとVベルト
3との間に摩擦力を生せしめる付勢手段27.28を偏
えている。
構成盤25b 、26bを固定側■溝構成fi25a、
26aに向けて付勢してV溝25C926cとVベルト
3との間に摩擦力を生せしめる付勢手段27.28を偏
えている。
可変Vプーリー250付勢手段27は、前記可動側■溝
構成盤25aの背後に配置されるとともに@線方向の動
きが拘束されて、V溝枠ie盤25aの背面との間にク
ランクシャフト10aの軸中心から離れるにしたがって
幅狭になる空所29を形成したランププレート30と、
空所29内に収容されてクランクシャフト10aの回転
によって生じる遠心力で外側に移動するウェイトローラ
31とを備え、該ウェイトローラ31が遠心力を受けて
外側に移動するときその遠心力によって■壽構成盤25
aを付勢して釣合う位置まで■溝構成盤25aを移動さ
せる。
構成盤25aの背後に配置されるとともに@線方向の動
きが拘束されて、V溝枠ie盤25aの背面との間にク
ランクシャフト10aの軸中心から離れるにしたがって
幅狭になる空所29を形成したランププレート30と、
空所29内に収容されてクランクシャフト10aの回転
によって生じる遠心力で外側に移動するウェイトローラ
31とを備え、該ウェイトローラ31が遠心力を受けて
外側に移動するときその遠心力によって■壽構成盤25
aを付勢して釣合う位置まで■溝構成盤25aを移動さ
せる。
可変Vブー3−26の付勢手段28は、圧縮コイルはね
て1.この圧縮コイルはね28はドリブンフェースボス
24の端部に固定されたクラッチプレート32と可動側
■溝構成盤26bとの間に圧縮状態で装着されてはは一
定の力でV溝構成盤26bを付勢している。
て1.この圧縮コイルはね28はドリブンフェースボス
24の端部に固定されたクラッチプレート32と可動側
■溝構成盤26bとの間に圧縮状態で装着されてはは一
定の力でV溝構成盤26bを付勢している。
以上説明した可変■プーリー25.26は、それぞれ動
力伝達効率を改善することからV溝25C926cを構
成する各V溝構成盤の傾斜面に工夫が凝らしである。こ
の点について、可変プーリー26を例にとって説明する
。
力伝達効率を改善することからV溝25C926cを構
成する各V溝構成盤の傾斜面に工夫が凝らしである。こ
の点について、可変プーリー26を例にとって説明する
。
可変■プーリー26の各■溝構成盤26a 、 26b
は、第6図に示すように、V溝26cを構成する傾斜面
Sが、溶着層33によって与えられている。
は、第6図に示すように、V溝26cを構成する傾斜面
Sが、溶着層33によって与えられている。
この溶着層33は、各V溝構成盤26a、26bの地金
25d 、26e上に微細な金属つぶを溶着させたもの
で、金属つぶの大小等の設定によって、径が小さくなる
に従って摩擦係数が大きくなるように配慮されている。
25d 、26e上に微細な金属つぶを溶着させたもの
で、金属つぶの大小等の設定によって、径が小さくなる
に従って摩擦係数が大きくなるように配慮されている。
このように、V*26cを形成する傾斜面8の摩擦係数
を傾斜面Sの径が小さくなるに従って大きくすると、V
ベルト3の巻き付く径が小さくなってVベルト3とV溝
26Cとの接触面積が減少しても、この接触面積の減少
によって減る摩擦力を、増大した摩擦係数によって増加
する摩擦力で補償することができる。したがって、可変
■プーリー26の可動側■溝構成盤26bを付勢する付
勢手段28として、前述の圧縮コイルばねの如く付勢す
る力が略一定の単純な弾発部材を使用したとしても、V
ベルト3とV#1126cとの間に生じる摩擦力が変速
比の変化に伴って増減するような不都合は生じなくなる
。そのため、変速範囲の全域にわたって許容伝達トルク
を高く維持でき、しかも部品を安価にすることによって
コスト低減を図ることも可能になる。
を傾斜面Sの径が小さくなるに従って大きくすると、V
ベルト3の巻き付く径が小さくなってVベルト3とV溝
26Cとの接触面積が減少しても、この接触面積の減少
によって減る摩擦力を、増大した摩擦係数によって増加
する摩擦力で補償することができる。したがって、可変
■プーリー26の可動側■溝構成盤26bを付勢する付
勢手段28として、前述の圧縮コイルばねの如く付勢す
る力が略一定の単純な弾発部材を使用したとしても、V
ベルト3とV#1126cとの間に生じる摩擦力が変速
比の変化に伴って増減するような不都合は生じなくなる
。そのため、変速範囲の全域にわたって許容伝達トルク
を高く維持でき、しかも部品を安価にすることによって
コスト低減を図ることも可能になる。
なお、前記一実施例においては、傾斜面Sを全て溶着層
33によって得ることとしたが、傾斜面Sの構造はこれ
に限らない。例えば、第7図に示すように、傾斜面Sを
径の大きい側の第1の層34と径の小さい側の第2の層
35との2つの層によって構成し、第1の層34は前述
の金属つぶを溶1 着させたもの、第
2の層35はゴム材やセラミックを使用したものとする
こともでき、さらに多数の層によって構成することもで
きる。ゴム材やセラミックで形成した傾斜面は、この実
施例のチェーン式Vベルト3のようにV 溝26 c
KPMする ゛部分が金属である場合に適して
いる。
33によって得ることとしたが、傾斜面Sの構造はこれ
に限らない。例えば、第7図に示すように、傾斜面Sを
径の大きい側の第1の層34と径の小さい側の第2の層
35との2つの層によって構成し、第1の層34は前述
の金属つぶを溶1 着させたもの、第
2の層35はゴム材やセラミックを使用したものとする
こともでき、さらに多数の層によって構成することもで
きる。ゴム材やセラミックで形成した傾斜面は、この実
施例のチェーン式Vベルト3のようにV 溝26 c
KPMする ゛部分が金属である場合に適して
いる。
以上説明したように、この発明の可変■プーリー式無段
変速機は、V@を形成する各■溝構成盤の傾斜面の摩擦
係数を、傾斜面の径が小さくなるに従りて大−きくして
いる。そのため、可動側■溝構成盤の移動によってVベ
ルトの巻き付く径が小さくな゛ってVベルトとV溝との
接触面積が減少しても、この接触面積の減少によって減
る摩擦力は、増大した摩擦係数によって増加する摩擦力
で補償してやることができる。したがって、可変■プー
リーの可動側V@構成盤を付勢する付勢手段として、付
勢する力がほぼ一定の単純な模造の弾発部材を使用した
としても、Vベルトと■溝との間に生じる摩擦力が変速
比の変化に伴って増減するような不都合は生じなくなる
。換言すると、変速範囲の全域にわたって許容伝達トル
クを高く維持でき、しかも部品の価格も安価にすること
ができるようになった。
変速機は、V@を形成する各■溝構成盤の傾斜面の摩擦
係数を、傾斜面の径が小さくなるに従りて大−きくして
いる。そのため、可動側■溝構成盤の移動によってVベ
ルトの巻き付く径が小さくな゛ってVベルトとV溝との
接触面積が減少しても、この接触面積の減少によって減
る摩擦力は、増大した摩擦係数によって増加する摩擦力
で補償してやることができる。したがって、可変■プー
リーの可動側V@構成盤を付勢する付勢手段として、付
勢する力がほぼ一定の単純な模造の弾発部材を使用した
としても、Vベルトと■溝との間に生じる摩擦力が変速
比の変化に伴って増減するような不都合は生じなくなる
。換言すると、変速範囲の全域にわたって許容伝達トル
クを高く維持でき、しかも部品の価格も安価にすること
ができるようになった。
第1図は従来の可変■クーリ一式無段変速機の説明図、
第2図および第3図は第1図に使用されているチェーン
式Vベルトを拡大して示したもので、第2図は正面図、
第3図は平面図、第4図は従来の可変■プーリーの断面
図、第5図は本発明が適用された自動二輪車の要部の断
面図、第6図は本発明の一実施例の要部の拡大断面図、
第7図は本発明の他の実施例の要部の拡大断面図である
。 10a・・・・・・クランクシャフト、16・・・・・
・無段変速機、24・・・・・・ドリブンフェースボス
、25.26・・・・・・可変■プーリー、25a、2
6a・・・・・・固定側■溝構成盤、25b、26b・
・・・・・可動側■溝構成盤、25 c 、 26 c
−・・・・V溝、26d、26e・−・・・地金、27
.28・・・・・・付勢手段、S・旧・・傾斜面、33
・・・・・・溶着層、34・・・・・・第1の層、35
・・・・・・第20層。 第1図 第4図
第2図および第3図は第1図に使用されているチェーン
式Vベルトを拡大して示したもので、第2図は正面図、
第3図は平面図、第4図は従来の可変■プーリーの断面
図、第5図は本発明が適用された自動二輪車の要部の断
面図、第6図は本発明の一実施例の要部の拡大断面図、
第7図は本発明の他の実施例の要部の拡大断面図である
。 10a・・・・・・クランクシャフト、16・・・・・
・無段変速機、24・・・・・・ドリブンフェースボス
、25.26・・・・・・可変■プーリー、25a、2
6a・・・・・・固定側■溝構成盤、25b、26b・
・・・・・可動側■溝構成盤、25 c 、 26 c
−・・・・V溝、26d、26e・−・・・地金、27
.28・・・・・・付勢手段、S・旧・・傾斜面、33
・・・・・・溶着層、34・・・・・・第1の層、35
・・・・・・第20層。 第1図 第4図
Claims (1)
- 入力軸および出力軸となる一対の軸と、これらの軸に取
り付けられた一対のVプーリーと、これら一対のVプー
リーのV溝に掛け渡される無端状のVベルトとを備え、
かつ前記一対のVプーリーのうち少なくとも一方のもの
には、軸に固定される固定側V溝構成盤と、該固定側V
溝構成盤に対向するとともに該固定側V溝構成盤に対し
て軸線方向にのみ移動自在に設けられて、固定側V溝構
成盤と協働して前記V溝を形成する可動側V溝構成盤と
、この可動側V溝構成盤を固定側V溝構成盤に向けて付
勢してV溝とVベルトとの間に摩擦力を生ぜしめる付勢
手段とを備えた構成の可変Vプーリーが使用され、この
可変Vプーリーの可動側V溝構成盤の軸線方向への移動
によってVベルトの巻き付く径を変えて所望の変速比を
得る可変Vプーリー式無段変速機において、前記可変V
プーリーの各V溝構成盤は、V溝を形成する傾斜面の摩
擦係数が、径が小さくなるに従って大きく設定されてい
ることを特徴とする可変プーリー式無段変速機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16966684A JPS6148656A (ja) | 1984-08-14 | 1984-08-14 | 可変vプ−リ−式無段変速機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16966684A JPS6148656A (ja) | 1984-08-14 | 1984-08-14 | 可変vプ−リ−式無段変速機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6148656A true JPS6148656A (ja) | 1986-03-10 |
JPH0444136B2 JPH0444136B2 (ja) | 1992-07-20 |
Family
ID=15890668
Family Applications (1)
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JP (1) | JPS6148656A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004076889A1 (ja) * | 2003-02-28 | 2004-09-10 | Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha | ベルト式連続無段変速装置 |
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-
1984
- 1984-08-14 JP JP16966684A patent/JPS6148656A/ja active Granted
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004076889A1 (ja) * | 2003-02-28 | 2004-09-10 | Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha | ベルト式連続無段変速装置 |
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EP1605187A4 (en) * | 2003-02-28 | 2009-03-04 | Yamaha Motor Co Ltd | BELT TYPE CONTINUOUS SPEED VARIATOR |
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Also Published As
Publication number | Publication date |
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JPH0444136B2 (ja) | 1992-07-20 |
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