JPS6148392A - 電気カミソリの外刃 - Google Patents

電気カミソリの外刃

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Publication number
JPS6148392A
JPS6148392A JP17015184A JP17015184A JPS6148392A JP S6148392 A JPS6148392 A JP S6148392A JP 17015184 A JP17015184 A JP 17015184A JP 17015184 A JP17015184 A JP 17015184A JP S6148392 A JPS6148392 A JP S6148392A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
blade
crosspiece
cutter
hard coating
outer cutter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP17015184A
Other languages
English (en)
Inventor
大塚 陽孝
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP17015184A priority Critical patent/JPS6148392A/ja
Publication of JPS6148392A publication Critical patent/JPS6148392A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Dry Shavers And Clippers (AREA)
  • Physical Vapour Deposition (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (技術分野) 本発明は電気カミソリの外刃に関する。
(背景技術) 従来の電気カミソリの外刃においては、髭の導入率を良
くして短く剃るために、個々の刃穴を大きくして刃穴内
での肌の突出量を大きくする方法がとられていた。
しかし、このように刃穴を大きくすると髭剃り時の肌へ
の刺激が大きくなり、肌を傷付ける等の欠点があった。
ここで、従来の外刃の桟の拡大図を第11図に示す。図
において、外刃用材B′の外刃桟31は角度θを有する
テーパ状をなしており、これはプレス加工時のプレス型
により形成され、特に電気17i造においては、型から
取外しのために傾斜をつけておく必要に鑑みたものであ
る。なお、髭Hは刃穴32内に入って外刃桟31の刃先
31aと内刃33により切断される。
また、刃穴32の径Aを同一とした場合、第12図に示
すように外刃桟31の傾斜角θが小さいほど刃穴32が
ら肌Sの突出ff1dが少ないこと力(従来がら知られ
ている。
更に、電気カミソリ刃の材料としては、外刃は電気鋳造
によるニッケル合金やプレス加工などによる刃物鋼など
が主に使用され、一方向力は、一般的には刃物鋼が使用
される。しかしながら、たとえ刃物鋼であっても、長い
間の使用で摩耗し切味の低下や破損を生じるという問題
があり、特に非常に薄い溝造である外刃において摩耗に
よる破損は致命的な欠点であった。
(発明の目的) 本発明は上記の点に鑑み提案されたもので、その目的と
するところは髭の導入性が良いと共に、強度を向上せし
めて摩耗を少なくし、良好な切味をもたらす電気カミソ
リの外刃を提供することにある。
(発明の開示) 以下、図に沿って本発明を説明する。第1図ないし第4
図は本発明の第1実施例を示しており、第1図において
Bは外刃母材、1は外刃様、2は刃穴である。外刃様1
は断面はぼ凹状をデし、桟頂面1aの内外に設けられた
横側面1t+、Icはそれぞれテーバ面をなしている。
木光明においては、この外刃様1に、肌どの接触面方向
(図中、下方)からイオンブレーティングやスパッタリ
ング法により硬質皮膜3、例えば窒化チタン、炭化チタ
ン等を蒸着する点に特徴を有している。
第2図にイオンブレーティングの一例を示す。
図において、炉4の内部でグロー放電させると共にアル
ゴンガスをプラズマ化させると、電源7およびヒーター
5によりルツボ6がら気化した蒸着物質3°はイオン化
され、また外刃m材Bの近、〈でのグロー放電陰極暗部
で加速されて外刃様10表面に硬質皮膜3を形成する。
この際、ルツボ6側に面した外刃様1の桟頂面1a側で
は皮膜の生成速度が早いため、第1図に示すように硬質
皮膜3の膜厚が厚く、反対側の内刃との摺動面側には蒸
着物質3′が回り込んで薄い硬質皮j!i!3が形成さ
れる。また、テーパ状の横側面1b、 1cの表面にお
いては、桟頂面1aに近いほど膜厚が厚くなるため、垂
線に対する傾斜角θ1は横側面1b、 1cの傾斜角θ
2よりも小さくなる。
更に、外刃様1の刃先部同においては膜厚が薄く形成さ
れるため、エツジ3aに丸味がつくことがなく、切味の
悪化をIB <ことがない。
なd5、第3図は本発明にががる外刃を用いた往復式電
気カミソリの分解斜視図を示してJゴリ、図において1
Aは外刃、8は外刃フレーム、9は外刃1Aの内面を往
復周動する内刃ブレード、10は成形品からなる内刃基
台、11はカミソリ本体、12はスイッチ、13は駆動
子、14は外刃フレーム8に係合するフックを示す。ま
l;、第4図は同じく回転式の電気ノノミソリに通用し
た場合で、1Bは外刃、15は外刃1Bの内面を回転摺
動する内刃ブレード、16は内刃基台、17はカミソリ
本体、18はスイッチ、19は駆動軸をそれぞれ示して
いる。
次に、第5図ないし第9図は本発明の第2実施例を示ず
もので、この実施例は外刃の刃先部に形成されるカエリ
部を除去した1梨に再度、硬質皮膜を付召さけて尖鋭な
エツジを形成するようにしたものである。
すなわち、第5図に示すように形成された、カニり部1
eを有する外刃母材B+は第6図の如く砥石20等によ
り研削加工され、更に第1実施例と同様にイオンブレー
ティング等の方法により第7図に示すように表面に硬質
皮膜3が形成される。なお、この硬質皮膜3はカエリ部
1Cにも形成されるのは言うまでもない。
次にカエリ部1eを除去するには、例えば高圧の流体を
吹き付けて第8図に示す如くカエリ部1eと刃先部1d
との間にクラック21を入れてカエリ部1゜を分離させ
ればよい。なお、カエリ部1eの除去は研削工程の直後
に行なってもよいが、外刃母材81のままの状態ではカ
エリ部1eの弾性もあってなかなかこれを除去できない
。しかし、硬質皮膜3がコーティングされると、皮膜自
身が脆いので容易にクラック21が入り、カエリ部1e
の除去も容易に行なえるものである。
こうしてカエリ部1eを除去した後におい“(は、外刃
母材B1が一部露出して発錆や硬質皮膜3の剥離が生じ
たりするため、第9図に示すように外刃母材B、の表面
全体に再び硬質皮膜3をコーティングすることにより、
尖鋭なエツジ3aが形成されて切味の良い外刃が得られ
ることとなる。
次いで、第10図は本発明の第3実施例を示している。
この実施例は、外刃のみならず内刃にも硬質皮膜を形成
する一方、外刃の硬質皮膜の膜厚を内刃の硬質皮膜より
厚くするか、その硬度を高くする点に特徴がある。
まず、第10図に示ず外刃様1および内刃22について
イオンブレーティング等による硬質皮膜3のコーティン
グに先立って研削等によって尖鋭なエツジを形成してお
く。これは、コーティングを行う際にエツジに丸味があ
ると、この丸味が成長し、より大きくなって切味低下の
原因となるためであり、よってコーティングする硬質皮
膜3の厚みはなるべくン吟くすることが望ましい。
そして、第10図に示すように内刃22よりも外刃様1
の皮膜を厚くするか硬度を高くする(例えば外刃様1に
は炭化チタン、内刃22には窒化チタンをコーティング
する)ことにより硬質皮膜3は内刃22の方が先に摩耗
し、母材の表面が露出してくる。しがし、母材どうしに
比べると摩耗mははるかに少なく1/2がら1/′3程
度で切味の寿命も長く、また硬度も3倍以上あり切味も
よい。
また、この実施例のように内刃22の硬質皮膜3カ(先
に摩耗するように構成することにより、硬質皮膜3より
も一般に硬度の低い外刃様1の摩耗が進まず、外刃の破
損や肌の損傷を確実に防止できるものである。
なおこの実施例においても、第10図における刃穴2の
径Aのもとで、肌の突出量dを少なくでき、かつ髭Hの
導入率を高くできるのは言うまでもない。
(発明の効果) 以上のように本発明によれば、髭導入用の刃穴を包囲す
るように形成され、かつ桟頂面方向に向かって狭窄した
機側面を有する外刃様の表面に、前記桟頂面側の膜厚が
厚く、かつ裏面側の膜厚が薄くなるように硬質皮膜を形
成したから、外刃の頂面からテーパ状の側面にかけて硬
質皮膜が厚く形成されることとなり、外刃様の側面の傾
斜角を見がけ上小さくすることによって同じ肌の突出量
のままで刃穴を大きくすることができ、記の導入性を高
めて切味のよい、かつ肌を傷めず刺激の少ない電気ノ〕
ミソリの外刃を提供できる効果がある。
加えて、外刃が硬質皮膜で覆われているため1請耗も少
なく、切味も長い間確保できると共に摩耗による外刃の
破損も防止できる利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は本発明の第1実施例を示すので、
第1図は要部の断面図、第2図はイオンブレーティング
の説明図、第3図および第4図は電気カミソリの分解斜
視図、第5図ないし第9図は本発明の第2実施例を示す
ものでそれぞれ外刃の製造工程を示す要部の断面図、第
10図は本発明1・・・・外刃様、1a・・・・桟頂面
、1b、1c・・・・機側面、I八、 1B・・・・外
刃、1e・・・・カエリ部、2・・・・刃穴、3・・・
・硬質皮膜 ばか1名 第1図 第3図 第4 図 第 7 図 第8図 q 第9図

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)髭導入用の刃穴を包囲するように形成され、かつ
    桟頂面方向に向かつて狭窄した桟側面を有する外刃桟の
    表面に、前記桟頂面側の膜厚が厚く、かつ裏面側の膜厚
    が薄くなるように硬質皮膜を形成したことを特徴とする
    電気カミソリの外刃。
  2. (2)外刃桟の桟頂面方向から蒸着により硬質皮膜を外
    刃桟の表面に付着させてなる特許請求の範囲第1項記載
    の電気カミソリの外刃。
  3. (3)外刃桟の刃先部に生じるカエリ部を第1の硬質皮
    膜を形成した後に除去すると共に第2の硬質皮膜を重ね
    て形成してなる特許請求の範囲第1項記載の電気カミソ
    リの外刃。
  4. (4)外刃桟に形成された硬質皮膜が内刃表面に形成さ
    れた硬質皮膜よりも肉厚または高硬度である特許請求の
    範囲第1項記載の電気カミソリの外刃。
JP17015184A 1984-08-15 1984-08-15 電気カミソリの外刃 Pending JPS6148392A (ja)

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JP17015184A JPS6148392A (ja) 1984-08-15 1984-08-15 電気カミソリの外刃

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JP17015184A Pending JPS6148392A (ja) 1984-08-15 1984-08-15 電気カミソリの外刃

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59108573U (ja) * 1983-01-11 1984-07-21 九州日立マクセル株式会社 水洗い式電気かみそり
US6354008B1 (en) 1997-09-22 2002-03-12 Sanyo Electric Co., Inc. Sliding member, inner and outer blades of an electric shaver and film-forming method
US10351282B2 (en) 2016-10-05 2019-07-16 Fuji Impulse Co. Control valves for sealing device

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