JPS6148343B2 - - Google Patents

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JPS6148343B2
JPS6148343B2 JP13664778A JP13664778A JPS6148343B2 JP S6148343 B2 JPS6148343 B2 JP S6148343B2 JP 13664778 A JP13664778 A JP 13664778A JP 13664778 A JP13664778 A JP 13664778A JP S6148343 B2 JPS6148343 B2 JP S6148343B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic
pole
rotor
poles
stator
Prior art date
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Expired
Application number
JP13664778A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5563565A (en
Inventor
Shigeo Fukui
Kenji Inoe
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Shibaura Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
Priority to JP13664778A priority Critical patent/JPS5563565A/ja
Publication of JPS5563565A publication Critical patent/JPS5563565A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は回転子に永久磁石を用い、固定子に磁
極歯を配してパルスによつて間欠回転駆動される
パルスモータに関する。
従来のパルスモータは、第1図に示すように、
磁極歯1,2からなる固定子磁極3,4が2相巻
されている励磁コイル5を保持しフレーム6に固
定されている。固定子磁極3,4は第2図、第3
図に示す如く、それぞれ10本の磁極歯1,2から
構成されている。24極に着磁した永久磁石7は永
久磁石支え8を介して軸9に固定され、回転子1
0を構成し、回転子10は固定子磁極3,4に固
定されている軸受11,12によつて回転自在に
軸支されている。
この種の従来のパルスモータは、永久磁石の極
数を24極にした回転子と回転子に対して全磁極歯
数が20本から成る一対の固定子磁極とから構成さ
れている。この磁極歯の主極と補極とは同数本で
構成されている。このように構成したパルスモー
タであつては固定子の磁極歯が多い構造であるた
め複雑となるばかりでなく最大応答周波数も低く
なる。また磁極歯と永久磁石との磁気的吸引力が
強い為始動電圧が高くなる欠点があつた。
本発明は上述した従来の欠点を改良したもので
永久磁石の極数を12極程度とすることができ、ま
た固定子磁極の全磁極歯数を10本程度にすること
ができると共に磁極歯の配置角度を最適にするこ
とのできる主極と補極の本数比を7:3とするこ
とにより、固定子磁極歯数が少なくし、固定子磁
極の構造を簡単にし、最大応答周波数も高くでき
また磁極歯と永久磁石極との磁気的吸引力も弱ま
る為始動電圧が低くなるなどの優れた特性を有す
るパルスモータを提供することを目的とする。
本発明は永久磁石の回転子と、この回転子の周
囲に近接して磁極歯を配置してなる一対の固定子
磁極を有する固定子とからなり、この固定子の磁
極歯が、主極7本に対し補極が3本の割合とする
ことによつて、小型で製造し易く、かつ最大応答
周波数が高く、さらには始動電圧の低い扱い易い
パルスモータである。
以下本発明の実施例について詳細に説明する。
本発明によるパルスモータは、第4図に示すよ
うに、2相巻されている励磁コイル17を保持し
たフレーム18に固定されている磁極歯13,1
4を設けてなる固定子磁極15,16と、12極に
着磁された永久磁石19が永久磁石支え20を介
し軸21に固定されている回転子22とで構成さ
れている。回転子22は固定子磁極15,16に
固定されている軸受23,24により回転自在に
軸支されている。固定子磁極15の磁極歯13
は、第5図に磁極歯13の歯側より見た図を、第
6図に磁極歯14の歯側から見た図を示し、第7
図にこれらの磁極歯13,14の配置と永久磁石
(回転子の磁極)19の関係を示す側面展開図を
示す。これらの図に示す如く、回転子に回転トル
クを与えるように作用する主極歯13a,13
b,13c,13dと未励磁時に磁気的平衡状態
を得るための補極歯13e,13fとの6本から
成り、固定子磁極16の磁極歯14は第6図に示
す如く、主極歯14a,14b,14cと補極歯
14dとの4本から成つている。この場合永久磁
石19のN極とS極との相互の角度即ち磁極ピツ
チをPとし、全体では12Pとした時において、磁
極歯13の主極歯と補極歯との位置は、第7図に
示すように、主極歯13aと13bとは2Pで、
主極歯13bと補極歯13fとは11/4Pピツチ、
補極歯13fと主極歯13cとは5/4Pピツチ、
主極歯13cと主極歯13dとは2Pピツチ、主
極歯13dと補極歯13eとは11/4Pピツチで設
定し、磁極歯14の主極歯と補極歯との位置は、
主極歯14aと主極歯14cとは2Pピツチ、主
極歯14cと主極歯14bとは4Pピツチ、主極
歯14bと補極歯14dとは11/4Pピツチ、およ
び補極歯14dと主極歯14aとは13/4Pピツチ
で設定されている。更に磁極歯13の主極歯13
aと磁極歯14の主極歯14aとは1Pピツチで
設定し全体として円形状に配列され、主極歯13
a乃至13d及び14a乃至14c並びに補極歯
13e,13f及び14dは回転子22の外周囲
に近接するように成つている。
次にパルスモータの回転原理について第8図及
び第9図に従つて述べる。
第8図において第相コイルに与えられるパル
スP1及び第相コイルに与えられるパルスP2を示
し、第9図に説明の便宜上磁極歯13,14から
なる固定子磁極15,16と2相巻装されている
励磁コイル17及び回転子22を展開して示した
もので、回転子22の磁極19をN1,S1,N2
S2,N3……と示している。
而して、第相コイル及び第相コイルにいず
れもパルスが与えられておらずに回転子22が停
止している時には、第7図に示したように、例え
ば主極歯13a及び13bが回転子22の磁極1
9N2及びN3に対応し、補極歯13eが回転子2
2の磁極N1及びS2にまたがつて対応し、主極歯
14aが回転子22の磁極S3に対応し、補極歯1
4dが回転子22の磁極N1及びS1にまたがつて
対応し、磁気的平衡状態になつている。この第7
図の状態において、例えば第相コイルを第8図
に示すパルスP1で励磁すると第9図aに示すよう
に、その第相コイルに電流が流れて固定子
磁極15及び16内に磁束Φが発生し、これに
よつて固定子磁極15の主磁極歯13a,13
b,13c,13d並びに補極歯13e,13f
はN極に磁化され且つ固定子磁極16の主磁極1
4a,14b,14c及び補極歯14dはS極に
磁化される。従つて、主極歯13aと磁極N2
13bとN3,13cとN5,13dとN6との間に
は磁気的反発力が作用し、補極歯13eと磁極S2
との間には磁気的吸引力が磁極N1との間の反発
力より大きな力で作用すると同時に主極歯14a
と磁極S3との間には磁気的反発力が作用し、補極
歯14dと磁極N1との間には磁気的吸引力が磁
極S1との間の反発力より大きな力で作用し、回転
子22は時計方向たる矢印方向に第9図aの状態
より5/6Pだけ歩進回転即ちステツプ動作し、第
9図bの状態になる。この第9図bの状態になる
と、主極歯13a,13b,13c,13dは磁
極S3,S4,S6,S1を各々吸引し、主極歯14a,
14b,14cは磁極N3,N6,N4を各々吸引し
た状態となる。
この第9図bの状態において第相コイルに対
するパルスP1による励磁がなくなつて電流
流れなくなると、回転子22の各々の磁極と主磁
極13a,13b,13c,13d,14a,1
4b,14c及び補極歯13e,13f,14d
との磁気的作用が磁気的平衡状態となるように回
転子22が更に1/6Pだけ矢印方向にステツプ動
作し、第9図Cに示す状態になり、結果としてパ
ルスを入れることによつて回転子22は第9図a
から第9図cの状態に1ステツプ動作することに
なる。この1/6pの移動は主極の数に対する補極
の数で定まる量で、主極だけ定位置に停止する力
と、補極だけ定位置に停止しようとする力とが相
殺して平衡状態になる位置である。その後第相
コイルに第8図に示すパルスP2を与えた場合も同
様であり、回転子22が、第9図d乃至第9図f
に示すように、更に1ステツプ動作を行なうこと
になる。すなわち、第9図dの状態では、相の
励磁コイルへ第8図に示す電流を流した時の
磁気的作用を示し、上記の様な磁気的吸引・反発
力により更に左へ1ステツプ回転し、この繰り返
しにより回転子22は一方向へ回転する。
以上の如く、本発明は前項の欠点をなくす為永
久磁石の極数を12極にし、主極と補極との比を
7:3としたことにより、固定子磁極の構造が簡
単となる為安価に製造でき、また最大応答周波数
も従来のものにくらべ2倍程度高くなる。すなわ
ち固定子磁極の磁極歯の主極を4本、補極を2
本、他方の固定子磁極の磁極歯の主極3本、補極
を1本にし、全磁極歯の主極と補極との比を7:
3となるように磁極歯を配置したことにより、一
方向へ回転させる力が増し停止時の磁極歯と回転
子極との吸引力が弱くなる為始動電圧も従来のも
のにくらべ40〜45%低くなる。
尚上記実施例では磁極歯から成る一対の固定子
磁極内面にクマトリコイルを組込んでいないが、
これを用いることで更に性能の改善を計ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は従来のパルスモータを示す
図で第1図はその側断面図、第2図および第3図
はその磁極を示す平面図、第4図乃至第8図は本
発明によるパルスモータを示す図で、第4図はそ
の側断面図、第5図および第6図はその磁極の平
面図、第7図は展開図、第8図は動作説明図、第
9図は回転子と固定子の相関関係図である。 13…主極歯、14…補極歯、15,16…固
定子磁極、17…励磁コイル、19…回転子。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 複数のNおよびS極とが交互に等間隔で配置
    した永久磁石を周辺に配置してなる回転子と、こ
    の回転子の周囲に近接して前記回転子に回転トル
    クを与えるように作用する主極歯と未励磁時に磁
    気的平衡状態を得るための補極歯とを配置してな
    る一対の固定子磁極を有する固定子と、この固定
    子磁極を異なる磁極方向に交互に励磁する励磁コ
    イルとを具備してなるものにおいて、前記固定子
    磁極の主極歯を前記励磁コイルに電流を流して発
    生した磁極方向の磁極と前記永久磁石の磁極のう
    ちの同極とで磁気的反発力が働くように配置し、
    前記固定子磁極の補極歯を前記主極歯に磁気的反
    発力が働いている時に前記永久磁石の磁極と磁気
    的反発力と磁気的吸引力がそれぞれ同時にかつ異
    なる大きさで働き前記回転子を所定の回転方向に
    回転させるように配置し、かつ前記固定子磁極の
    主極歯と補極歯の本数の比を7:3としたことを
    特徴とするパルスモータ。
JP13664778A 1978-11-08 1978-11-08 Pulse motor Granted JPS5563565A (en)

Priority Applications (1)

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JP13664778A JPS5563565A (en) 1978-11-08 1978-11-08 Pulse motor

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JP13664778A JPS5563565A (en) 1978-11-08 1978-11-08 Pulse motor

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JPS5563565A JPS5563565A (en) 1980-05-13
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JP13664778A Granted JPS5563565A (en) 1978-11-08 1978-11-08 Pulse motor

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP5089117B2 (ja) * 2006-09-22 2012-12-05 日本電産サンキョー株式会社 ギアードモータ
CN107710234B (zh) 2015-06-26 2021-10-22 株式会社日立制作所 具有条形码的物品、数据处理装置、数据处理方法以及商品的品质管理方法

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JPS5563565A (en) 1980-05-13

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