JPS6147955B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6147955B2
JPS6147955B2 JP13451079A JP13451079A JPS6147955B2 JP S6147955 B2 JPS6147955 B2 JP S6147955B2 JP 13451079 A JP13451079 A JP 13451079A JP 13451079 A JP13451079 A JP 13451079A JP S6147955 B2 JPS6147955 B2 JP S6147955B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
boom
booms
drilling
drilling machine
angle
Prior art date
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Expired
Application number
JP13451079A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5659996A (en
Inventor
Masayoshi Ito
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Furukawa Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Kogyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Furukawa Kogyo Co Ltd filed Critical Furukawa Kogyo Co Ltd
Priority to JP13451079A priority Critical patent/JPS5659996A/ja
Publication of JPS5659996A publication Critical patent/JPS5659996A/ja
Publication of JPS6147955B2 publication Critical patent/JPS6147955B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Drilling And Exploitation, And Mining Machines And Methods (AREA)
  • Earth Drilling (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、穿孔機を備えたブームの運動を制
御する装置に関し、特に、複数本のブームを装備
した穿孔機械において、各ブーム毎に検出器を設
けて、それらの俯抑角、旋回角及びブーム長さを
検出し、その検出値を演算器及び比較器を介して
駆動装置に与え、ブームの相対距離が設定値以内
に近接して干渉損傷することを防止する。
一般に、トンネル掘削作業を行なうには、いわ
ゆるトンネルジヤンボと称せられる穿孔機械を使
用し、この機械には、作業台車上に2基以上の穿
孔機ブームを装備しており、同時に複数の穿孔が
できるようになつている。
この場合、各ブームの先端に備えた穿孔機を稼
動して、予定した穿孔パターンに従い位置決めし
てさく岩を行なうが、トンネル現場の環境によ
り、また、岩質等の諸条件の差により、夫々の穿
孔作業が全く同一の作業速度で進行するわけでは
ない。
従つて、穿孔能率を確保するために一つの穿孔
機が隣接穿孔機の補助作業を行なつたりすると
き、又は作業者の操作未熟のための誤操作等によ
り、隣接のブームと相互の接触を起こすと、穿孔
機ブームのガイドシエルや油圧ホース等の損傷事
故を起こすことがあつた。
もし事故を起こすと、その復旧のために、穿孔
作業の能率を大きく低下させることが多い。
従来、これらブームの干渉衝突は、運転上の注
意及び訓練によつて防止に努めていが、これだけ
では前記ブームの接触による損傷事故をなくすこ
とはできない。トンネル現場の作業環境からブー
ムの不規則な作動は必要であるから作業者の疲労
を倍加さることになり、能率が低下するばかりで
なく、保安上からも好ましくなかつた。
この発明は、特に、大型穿孔機のかかる諸問題
を解決するものである。
而してこの発明の目的は、2基以上の穿孔機ブ
ームが互いに干渉損傷することを防止する装置を
提供するにあり、またこの発明の目的は、作業者
の疲労を軽減し、誤操作による機械の損傷をなく
すことにあり、更にこの発明の目的は、穿孔作業
の総合的な能率を向上することができる装置を提
供するにある。
即ちこの発明は、図示する実施例の如く、先端
に穿孔機5,6を有する複数のブーム9,10を
作業台車4上に装備した穿孔機械において、各ブ
ーム9,10毎に俯仰角、旋回角及びブーム長さ
を夫々検出する検出器15,16,17,18,
19,20を設け、且つそれらの検出信号により
ブームの相対位置関係を判定するために演算器2
1及び比較器22を介してブーム駆動装置23に
接続し、ブーム相互間の距離が設定値以内に近接
することを規制した制御構成を有することを特徴
とする穿孔機のブーム制御装置に係る。
この発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図は、トンネル掘削に使用するトンネルジヤ
ンボ1の側面を示し、4個の車輪2と4個のアウ
トリガ3とを備えて走行可能な作業台車4上に穿
孔機5,6が装備される。穿孔機5,6は何れも
ロツドを担持して夫々トリガシエル7,8上に乗
駕し、ガイドシエル7,8に沿つて前進して岩盤
に穿孔を行なう。
ガイドシエル7,8は夫々ブーム9,10の先
端に枢着され、ブーム9,10の基端は夫々作業
台車4上のブーム支持腕11に対して俯仰できる
よう枢着され、支持腕11とブーム9,10との
間には夫々俯仰用油圧シリンダ12,13を渡し
て枢着され、俯仰できるようになつている。
また、ブーム支持腕11は作業台車4上の取付
フレーム14に対して縦軸を中心として旋回でき
るように枢着され、旋回用油圧シリンダ(図示せ
ず)によつて旋回可能になつている。
第2図は、そのトンネルジヤンボ1の正面を示
し、Aはブーム9の穿孔範囲、Bはブーム10の
穿孔範囲を示し、ブーム9と10とは、取付間隔
Cで作業台車4上に取付けられていることを表わ
している。穿孔機5,6を考慮に入れた夫々のブ
ーム9,10系の穿孔範囲A,Bの夫々の中心を
a,Obで示すものとする。
第3図は夫々のブーム9,10系の動作状況の
概略を表わす立体図を示す。ブーム9,10の先
端部を夫々A1,B1とすれば、穿孔機5,6の中
心A′1,B′1は、ブームの先端部A1,B1よりもHp
だけ高い距離に存在して動作するので(第1図参
照)、説明を簡単にするため、この実施例では高
さHpは常に垂直に保持している構造とする。
a 1=Laはブーム9のブーム長さを示し、 b 1=Lbはブーム10のブーム長さを示して
おり、これらを第5図のブーム長さ検出器15,
16にて検出する。夫々のブーム9,10は、俯
仰、旋回によりブーム長さを伸縮させ、穿孔範囲
を大きくとることができる。
ブーム9,10の旋回角を夫々θa、θbとし、
及び俯仰角を夫々αa、αbとし、前記旋回角及び
俯仰角の検出のためにシンクロ発信器等適当な角
度検出器により検出されるものとする。
第4図は、ブーム9,10の先端部A1,B1
y−z面の平面図が示されていて、ブーム先端部
A1,B1から夫々相手のブームへの鉛直距離をH
a、Hbとすれば、下記の式が成立つ。
y−z面上の投影長さ1 3 =L′a =La・sinαa√1+2 a 2 a……(1)1 3 =L′b =Lb・sinαb√1+2 b 2 b……(2) y−z面上の投影角度 ∠A1A3A2=βa=tan-1tanα/cosθ……(3) ∠B1B3B2=βb=tan-1tanα/cosθ ……(4) 上式を用いて前記のHa、Hbを表わすと次の(5)
(6)式が得られる。
a=|L′asinβa−(C−L′acosβa)tanβb+Hp|cosβb =|L′asin(βa+βb)−Csinβb+Hpcosβb| ……(5) Hb=|L′bsinβb−(C−L′bcosβb)tanβa−Hp|cosβa =|L′bsin(βa+βb)−Csinβa−Hpcosβa| ……(6) 上記の演算をもとに旋回角、俯仰角の角度検出
器17,18,19,20及びブーム長さ検出器
15,16よりの検出信号により演算器21の演
算結果が比較器22によつて下記の条件を満足し
ているか否かを比較判定し、その判定出力により
駆動装置23を介してブーム9,10の作動が選
択される。
(1) ブーム9,10の干渉の危険性があると思わ
れる設定値K以内に達した場合、即ち Ha≦K又はHb≦K の場合は、ブームの作動を停止し、前記の条件
により退避させる。
(2) 但し C−(L′acosβa+L′bcosβb)>K の場合は、ブームは自在に作動するが、 C−(L′acosβa+L′bcosβb)<K の場合は、演算器21、比較器22により判定さ
れ、規制される。
なお、上述の説明は、一般的ブーム形式につい
て記述したが、ロータリブーム等他のブーム形式
についても三角法の原理を応用して演算を行な
い、制御することができる。
以上に説明した如く、この発明によれば、穿孔
機のブーム相互間の干渉の有無を正確に判定し、
安全な穿孔作業を行なうことができる。また、ブ
ーム相互の干渉が自動的に防止されることによ
り、作業者の疲労を軽減し、また、1人の作業者
が2基以上のブームを操作して穿孔作業を行なう
ことが容易となる等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はトンネルジヤンボの側面図、第2図は
第1図を正面から見た図、第3図はブーム系を示
す立体図、第4図は第3図のy−z面に対する平
面図、第5図は制御系統を示すブロツク図であ
る。 図中、4は作業台車、5,6は穿孔機、9,1
0はブーム、15,16はブーム長さ検出器、1
7,18,19,20は角度検出器、21は演算
器、22は比較器、23はブーム駆動装置であ
る。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 先端に穿孔機を有する複数のブームを作業台
    車上に装備した穿孔機械において、各ブーム毎に
    俯仰角、旋回角及びブーム長さを夫々検出する検
    出器を設け、且つそれらの検出信号によりブーム
    の相対位置関係を判定するために演算器及び比較
    器を介してブーム駆動装置に接続し、ブーム相互
    間の距離が設定値以内に近接することを規制した
    制御構成を有することを特徴とする穿孔機のブー
    ム制御装置。
JP13451079A 1979-10-18 1979-10-18 Boom controller for drill Granted JPS5659996A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13451079A JPS5659996A (en) 1979-10-18 1979-10-18 Boom controller for drill

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13451079A JPS5659996A (en) 1979-10-18 1979-10-18 Boom controller for drill

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5659996A JPS5659996A (en) 1981-05-23
JPS6147955B2 true JPS6147955B2 (ja) 1986-10-22

Family

ID=15130004

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13451079A Granted JPS5659996A (en) 1979-10-18 1979-10-18 Boom controller for drill

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Country Link
JP (1) JPS5659996A (ja)

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Publication number Publication date
JPS5659996A (en) 1981-05-23

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