JPS6147620B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6147620B2
JPS6147620B2 JP596978A JP596978A JPS6147620B2 JP S6147620 B2 JPS6147620 B2 JP S6147620B2 JP 596978 A JP596978 A JP 596978A JP 596978 A JP596978 A JP 596978A JP S6147620 B2 JPS6147620 B2 JP S6147620B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
master model
contour
thin plate
dimensional
slice
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP596978A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5499038A (en
Inventor
Moritaka Azeyanagi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aida Engineering Ltd
Original Assignee
Aida Engineering Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aida Engineering Ltd filed Critical Aida Engineering Ltd
Priority to JP596978A priority Critical patent/JPS5499038A/ja
Publication of JPS5499038A publication Critical patent/JPS5499038A/ja
Publication of JPS6147620B2 publication Critical patent/JPS6147620B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Molds, Cores, And Manufacturing Methods Thereof (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔利用分野〕 本発明は3次元形状のマスターモデルの簡易製
作方法に関するものである。
〔従来の技術〕
従来からマスターモデル、木型及び金型を製作
する工程において、それらの形状は先ず3面図に
より定義され表現される。その3面図に基にして
3次元形状のマスターモデル等を製作することに
なるが、その形状には通常自由曲線や自由曲面が
含まれているので、図面作りに始まるマスターモ
デル等の製作工程にはかなりの熟練度が必要とさ
れていた。
近時コンピユータの性能向上とコスト低下と共
に、コンピユータを利用して3次元の点の座標か
らベジエ式やBスプライン式の手法を用い3次元
の滑らかな曲線及び曲面が創成され、3次元NC
マシンに使用される3次元NC加工データが作り
出されている。したがつてマスターモデル等の製
作工程は以前よりは著しく簡単化されるに至つて
いる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
前記の3次元NC加工データを用いて3次元NC
マシンによつてマスターモデルを加工するとき
は、直方形の素材から切削加工することになるの
で切削量が多く、長時間を要し、コストの上昇を
余儀なくされる問題点を有している。
〔発明の概要〕
本発明はこれらの問題点を解決し、簡易にマス
ターモデルを製作する方法を提供しようとするも
のであつて、要約すれば薄板の輪郭を平面的に加
工し、輪郭の異つた薄板を積層することにより3
次元形状を創成しようとするものである。
〔発明の内容〕
以下本発明の実施例の内容を第1図、第2図、
第3図に基づき詳細に説明する。
本発明の内容説明は、すでに従来技術によりコ
ンピユータのメモリ内に3次元の点の座標から第
1図に示すマスターモデルの3次元形状データが
創成されている所から説明する。
本発明を理解しやすくするため第1図の3次元
図形にはX、Y、Zの各座標軸方向に断層的に切
断(以下スライスと称する)された線を付加して
図示している。
Z軸方向はスライスピツチをtにとつてスライ
スされ、X軸及びY軸方向は通常の座標単位に基
づいて縦横にスライスされている。
第2図は第1図の3次元図形のY軸方向にスラ
イスされた断面図形であつて、Z軸方向にピツチ
tのスライス線のみが図示されている。第2図に
おいてはマスターモデル1の輪郭はX軸とZ軸の
座標系によつて図示されていることになる。
第4図は第2図のZ軸方向にスライスされた部
分2の側面Jの部分を、第3図には第2図のスラ
イス部分2を特に取出し図示したものである。ス
ライス部分2は第3図のような輪郭曲面をもつた
板厚tの薄板と考えることができる。第4図にお
いて2aはスライス部分の上面を示し、2bは下
面を示す。点Aはスライス部分2の側面輪郭Dの
上限座標点を示し、点Bは下限座標点を示す。点
Aと点Bを結ぶ輪郭曲線Dは前記のごとくコンピ
ユータを用いベジエ式やBスプライン式手法によ
り創成された膨らみをもつ曲線である。同様にX
軸及びY軸方向の各スライス線毎のそれぞれの断
面図形についても、点A、点Bと輪郭曲線Dを前
記メモリから出力することができる。それぞれの
点A、点B及び輪郭曲線Dは平面方向に連続して
スライス部分2の輪郭曲面を創成することにな
る。したがつてスライス部分2は第3図のごとく
板厚tの薄板からX軸とY軸の座標系のみで創成
することが可能である。
本発明のマスターモデルの製作においては、先
ずZ軸方向のスライスピツチtを使用薄板の厚み
に合せて設定する。前記メモリに入力されている
マスターモデル1の3次元形状のデータを板厚の
ピツチtでスライスし、前記のごとくコンピユー
タを用い各スライス部分について点A、点B及び
輪郭曲線Dの輪郭データを出力する。
次に使用する板厚tの薄板をレーザー又はウオ
ータージエツト加工機のテーブル上にセツトす
る。レーザー又はウオータージエツト加工機には
発射装置Cが設けられ、その先端の発射ノズルか
ら直径Gのレーザビーム又はジエツト噴流が発射
されて薄板を加工する。発射装置Cは加工機のテ
ーブルに対して鉛直方向に設けられ、かつ移動機
構(図示せず)をも備えテーブル上をX軸及びY
軸方向に移動自在となつている。また発射装置C
は角度調整機構(図示せず)を有しているので、
加工機のテーブルに対し前記の鉛直方向から斜傾
方向に傾動自在となつている。第4図では発射装
置Cが角度θ傾動した状態を図示している。
加工機上における薄板の加工は次の順序により
行なわれる。コンピユータから出力されるスライ
ス部分の輪郭データに基づき、先ず発射装置Cを
鉛直状態にして点Bの輪郭部を加工し、次に発射
装置Cを斜傾状態にして点Bから点Aに至る輪郭
曲線Dを加工する。第4図は輪郭曲線Dの一部の
加工状態図である。コンピユータからのスライス
部分の輪郭データにより、点Aと点Bを結ぶ直線
Eに平行で該直線EからFの距離の曲線Dに接す
る接線H上のW部分の加工であるが、発射装置C
のノズル方向を接線Hに平行に設定されると共
に、発射ノズルの中心線位置は前記直線Eから接
線Hまでの距離Fの他にノズルから発射されるレ
ーザービーム又はウオータージエツト噴流の切断
径Gの半径分寸法を加算した位置までシフトされ
て発射加工する。なお発射装置Cの設定は、前記
の接線Hを基準とする設定に代り斜傾の角度θに
換算して設定してもよい。
次に輪郭曲線Dの全曲線部分について加工を行
なう。輪郭曲線Dは薄板の薄い板厚範囲では通常
数本の接線の集合で加工が完了する単純な形状で
あるが、かなり細分化された接線の集合の場合は
点Bから点Aに至る間をZ軸方向に更に細分して
スライスし、曲線D上の各細分スライス点におけ
る接線方向に平行に発射装置Cの方向をシフトし
て設定し、全曲線の加工を完了する。
同様にして、第3図のX軸及びY軸上の座標点
Bをスライス部分2の下面の輪郭線上の相当座標
点上にくまなく設定し、それぞれについて点Bか
ら点Aまで加工することによりスライス部分の輪
郭曲面が加工される。以下同様にしてZ軸方向の
上から下までの全スライス部分に対応した数の全
薄板の輪郭曲面が加工される。なお輪郭曲面の加
工については、先に点Bの加工をスライス部分2
の全輪郭について加工した後に、点Bから点Aに
至る全輪郭曲面を順次加工するようにしても差支
えない。また加工薄板に対し発射装置Cを移動す
る代りに、加工薄板を移動するようにしても差支
えない。
次に各スライス部分に対応した輪郭曲面が加工
された全薄板は積層され、積層面に接着剤が塗布
され、クランプ用治具(図示せず)により空隙な
く接着され、3次元形状のマスターモデルが組立
られる。通常、接着剤としては樹脂系が使用され
るが、接着剤層の厚みを30μm以下とすると、加
工薄板の1mm前後の板厚に対して微小であり、マ
スターモデルの形状上も用途上も支障がない。ま
た第1図のマスターモデルを雄型とするとき雌型
のマスターモデルを製作する場合は、前記コンピ
ユータのメモリに記憶された3次元図形の加工デ
ータを加工薄板の穴の輪郭加工に使用すること
と、雌雄型のクリアランスを必要とするときはク
リアランス量だけ発射ノズルを更にシフトするこ
とを考えればよい。また加工機として放電加工機
を利用する場合も本発明の製作方法はそのまま利
用できる。
使用薄板の材料としては一般に加工及び接着容
易な木、プラスチツク又は紙が使用される。また
薄板材料として金型に適した硬質材を選ぶとき
は、做い加工用マスターモデルとしてではなく直
接に一品金型の製作に利用することもできる。
〔発明の効果〕
以上の本発明の製作方法によりマスターモデル
を製作するときは、従来のごとく一体型のものを
長時間かけてNCマシンで加工する場合に較べ短
時間で作り出せることが可能となる。また本発明
によるときは従来の様な熟練作業者の手を借りる
必要がなくなり、コンピユータとレーザ等の切断
加工機と3次元形状の座標データがあれば、誰で
も容易に3次元形状のマスターモデルを作り出す
ことができる。
又薄板材料として多種類のものから木型、做い
型彫機、摺合せ用及びガバリ用等のそれぞれの用
途によつて自由に選択できる。特に加工及び接着
の容易な材料を選ぶときは著しいコストの減小が
期待できる。
又一般にNCマシンにより直接に金型を加工す
る前にマスターモデルを製作して、金型の3次元
形状の検討を行なう工程が必要とされているが、
本発明によつてマスターモデルを簡単に製作でき
るから、金型製造工程の合理化に直接寄与すると
ころ大である。
【図面の簡単な説明】
第1図はコンピユータのメモリー内に創成され
たマスターモデルの3次元図形の説明図、第2図
は第1図の3次元図形のY軸方向の断面図形、第
3図は第1図の3次元図形のスライス部分を取出
した説明図、第4図は第2図のJ部詳細と加工機
の発射装置との関係図である。 1はコンピユータのメモリに記憶されたマスタ
ーモデル、2はマスターモデルのスライス部分、
2aはスライス部分の上面、2bはスライス部分
の下面である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 複数の等厚の薄板材料を用い、コンピユータ
    のメモリに入力されているマスターモデルの3次
    元形状データから前記薄板材料の板厚の寸法ピツ
    チでもつて複数の断面部分にスライスして各スラ
    イス部分の輪郭データを出力する工程と、前記の
    各スライス部分の輪郭データに基づきそれぞれの
    薄板材料を各スライス部分に対応する輪郭形状に
    レーザ加工機等を用いて加工する工程と、前記の
    各スライス部分の輪郭形状に加工された薄板を積
    層して接着する組立工程を経て、3次元形状デー
    タのマスターモデルを製作することを特徴とした
    マスターモデルの簡易製作法。
JP596978A 1978-01-23 1978-01-23 Simple fabrication of master model Granted JPS5499038A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP596978A JPS5499038A (en) 1978-01-23 1978-01-23 Simple fabrication of master model

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP596978A JPS5499038A (en) 1978-01-23 1978-01-23 Simple fabrication of master model

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5499038A JPS5499038A (en) 1979-08-04
JPS6147620B2 true JPS6147620B2 (ja) 1986-10-20

Family

ID=11625685

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JP596978A Granted JPS5499038A (en) 1978-01-23 1978-01-23 Simple fabrication of master model

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5779039A (en) * 1980-11-04 1982-05-18 Toshihiro Mukoyama Method for manufacturing master pattern of duplicating casting
JPS606812A (ja) * 1983-06-24 1985-01-14 Hisaya:Kk 物体の復元法及び展開図作成法
JPH068727B2 (ja) * 1984-11-30 1994-02-02 川崎重工業株式会社 立体形状の形成方法及び形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5499038A (en) 1979-08-04

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