JPH08290347A - 切削による積層造形方法及び装置 - Google Patents

切削による積層造形方法及び装置

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JPH08290347A
JPH08290347A JP7120613A JP12061395A JPH08290347A JP H08290347 A JPH08290347 A JP H08290347A JP 7120613 A JP7120613 A JP 7120613A JP 12061395 A JP12061395 A JP 12061395A JP H08290347 A JPH08290347 A JP H08290347A
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JP
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plate
dimensional
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JP7120613A
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English (en)
Inventor
Mitsuru Okamoto
満 岡本
Hisayoshi Honda
尚義 本田
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Osaka Kiko Co Ltd
Original Assignee
Osaka Kiko Co Ltd
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C64/00Additive manufacturing, i.e. manufacturing of three-dimensional [3D] objects by additive deposition, additive agglomeration or additive layering, e.g. by 3D printing, stereolithography or selective laser sintering
    • B29C64/10Processes of additive manufacturing
    • B29C64/141Processes of additive manufacturing using only solid materials
    • B29C64/147Processes of additive manufacturing using only solid materials using sheet material, e.g. laminated object manufacturing [LOM] or laminating sheet material precut to local cross sections of the 3D object

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 切削工具などの工具により三次元形状に成形
加工したプレート材を積層造形することにより、短時間
で高精度の三次元形状物を成形する。 【構成】 図面又はCADにより作成した三次元の数値
データに基づいて、三次元形状を複数の階層に分割し、
各階層ごとに三次元曲面加工データを求め、切削条件、
補助指令を加えた各階層ごとの三次元加工プログラムを
作成し、この加工プログラムに従い各プレート材を切削
工具等によりの三次元形状に加工する成形加工と、これ
らを順次積層する積層工程とを交互に繰り返すことによ
り三次元形状物を成形する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、三次元形状を複数の階
層に分割し、各階層の積層工程及び三次元曲面の成形加
工を繰り返すことにより三次元形状物を造形する方法及
び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】合成樹脂による三次元形状物の製作には
従来から金属材料を切削及び研削加工した金型による金
型成形方法が用いられている。しかし、機能やデザイン
の確認を目的とする場合には、金型を製作する代わりに
樹脂材料を直接加工する方法も行われている。これらの
方法では、倣い装置を有する工作機械により立体モデル
を倣いながら加工するものや、図面又はCAD(Con
puter AidedDesine)により作成した
三次元の数値データから数値制御工作機械で素材から削
り出すなどして所定の三次元形状物を得ている。
【0003】一方、特開平3−244510公報や特開
平5−313584号に開示されているように、目標成
形物の各層の二次元形状データに基づきシート状部材を
裁断し、これを順次積層することにより三次元形状物を
二次元半形状に積層造形する方法が提案されている。
【0004】また、特開昭62−35966号公報や特
開平4−103339号公報等に開示されているよう
に、液状の光硬化性樹脂の表面に光ビームを照射し、所
定形状の硬化層を形成し、この硬化層の上にさらに未硬
化の液状光硬化性樹脂を供給し、再び光ビームを照射し
て硬化層を形成し、先の硬化層の上に積層するという工
程を繰り返して三次元形状物を二次元半形状に積層造形
する方法も提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記に述べた従来の技
術のうち、金型成形方法や樹脂材料を直接加工する方法
では精度の高い三次元形状物を製作することができる
が、素材から削り出すため荒加工と仕上げ加工の少なく
とも2つの工程により不要部分をすべて除去しなければ
ならず、製作に多額の時間と費用を要していた。また、
切削工具の軸心方向と平行な面内に凹部が存するいわゆ
るアンダーカット部を有する三次元形状物に対しては、
段取り替えを行って再び加工を始めなければならない。
さらに、中空部を有する三次元形状物の場合には金型や
樹脂加工物を分割するなど複雑な工程が必要であった。
【0006】一方、裁断されたシート材を積層造形する
方法では、アンダーカット部を有する三次元形状物や中
空の三次元形状物の製作も比較的に容易に製作すること
ができるが裁断方向はシート材に直交する方向であるた
め、積層造形された三次元形状物の表面は二次元半形状
つまり階段上になり、形状精度の高いものは得られな
い。形状精度を高めるため、各層の厚みを小さくするこ
とも行われるが、シート材の材質上の制限や裁断条件の
制約によりその厚みには限度がある。しかも、各層の厚
みを小さくするに従い、三次元形状物を構成する層の数
が多く必要になり、製作費用及び時間が増大する。ま
た、表面の面積に比較して厚みの小さな三次元形状物の
場合、シート材の特性によっては歪が生じたり、容易に
変形するという問題がある。
【0007】さらに、光硬化性樹脂を積層造形する方法
においても、光ビームは、通常、光硬化性樹脂表面に直
交する方向に照射されるため、積層造形された三次元形
状物の表面は二次元半形状つまり階段上になり、シート
材の積層方法と同様に形状精度の高いものは得られな
い。各層の厚みを小さくする場合でも、現在のところ、
その厚みは0.05mmが限界である。
【0008】本発明は、このような従来技術の問題点を
解決するため創案されたもので、製作時間を短縮すると
ともに、成形品の形状精度を大きく向上させることを課
題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の問題を解決するた
めの本発明の請求項1記載の積層造形方法は、三次元形
状を複数の階層に分割し、各階層ごとに成形し順次これ
らを積層することにより三次元形状物を造形する方法に
おいて、三次元の数値データに基づいて各階層ごとに作
成した三次元加工プログラムに従いプレート材を切削工
具又は研削工具等の工具により三次元曲面形状に成形加
工し、この加工済みプレート材に未加工のプレート材を
積層し、再び前記工具により未加工のプレート材を成形
加工するという工程を繰り返すことにより三次元形状物
を成形することを特徴とする。
【0010】本発明の請求項2記載の積層造形方法は、
請求項1記載の積層造形方法においてプレート材の加工
対象2面の内、片面を工具により成形加工後、このプレ
ート材を180度反転して加工した面を加工済みのプレ
ート材側に向けて積層した後、未加工の反対面を成形加
工することを特徴とする。
【0011】本発明の請求項3記載の積層造形装置は、
マシニングセンンタ等の加工機に以下の各要素を付加
し、請求項1記載の積層造形方法を使用することにより
三次元形状物を成形することを特徴とする。 (イ)未加工のプレート材を整列収納するとともに上下
移動するプレートストッカ (ロ)前記プレートストッカからプレート材を取り出
し、プレートストッカとの受渡し位置とテーブルとの受
渡し位置との間でプレート材を搬送するプレートキャリ
ア (ハ)搬送中のプレート材に接着剤を塗布する接着剤塗
布装置
【0012】本発明の請求項4記載の積層造形装置は、
マシニングセンンタ等の加工機に以下の各要素を付加
し、請求項2記載の積層造形方法を使用することにより
三次元形状物を成形することを特徴とする。 (イ)未加工のプレート材を整列収納するとともに上下
移動するプレートストッカ (ロ)前記プレートストッカからプレート材を取り出
し、プレートストッカとの受渡し位置とテーブルとの受
渡し位置との間でプレート材を搬送するとともにプレー
ト材を180度反転する反転装置を有する第1のプレー
トキャリア (ハ)プレートストッカとの受渡し位置とテーブルとの
受渡し位置との間でプレート材を搬送する第2プレート
キャリア (ニ)テーブルに取り付け、プレート材をクランプする
おもて面加工用自動クランプ装置と裏面加工用自動クラ
ンプ装置 (ホ)搬送中のプレート材に接着剤を塗布する接着剤塗
布装置
【0013】
【作用】本発明の積層造形方法は図面又はCADにより
作成した三次元の数値データに基づいて、三次元形状を
複数の階層に分割し、各階層ごとに作成した三次元加工
プログラムに従い、各プレート材を切削工具等により三
次元曲面形状に成形加工し、これを順次積層しているた
め積層された三次元形状物の表面は階段状にはならず、
滑らかな表面が得られる。また、各階層ごとに作成する
三次元加工プログラムにおいて工具の通過ピッチを定め
るピックフィード量を小さく設定することにより、さら
に滑らかな表面にするとともに形状精度を高めることが
できる。また、本発明の積層造形方法は、各階層を切削
又は研削により成形するため、プレート材の材質は切削
又は研削できるものであればよく金属、樹脂等、その応
用範囲は広い。
【0014】本発明の積層造形装置は、マシニングセン
タにプレートストッカ、プレートキャリア及び接着剤塗
布装置を付加することにより、各プレート材を自動的に
積層するとともに各プレート材を切削又は研削により自
動的に成形加工する工程を交互に繰り返して積層造形す
るもので、三次元形状物を自動的に成形することができ
る。
【0015】
【実施例】本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
図1はCAD又は図面から積層造形加工プログラムを作
成する順序を示すフロー図である。図1においてCAD
又は図面により作図した三次元形状に対して、使用工具
の半径分だけオフセットした工具中心の通過経路を示す
工具オフセット形状を作成する。次に三次元形状物の形
状の複雑さや使用するプレート材の厚さを考慮して各階
層の高さを決定し、三次元形状を複数の階層に分割し、
さらに各階層ごとにピックフィード量を設定し、各階層
の厚みをピックフィード量で分割した複数の三次元曲面
加工データを作成する。次に各階層ごとの複数の三次元
曲面加工データに工具回転数、送り速度等の切削条件及
び工具の選択指令、プレート材の搬送、固定、接着剤塗
布等の補助指令を加えた各階層ごとの三次元加工プログ
ラムを作成する。このようにして作成した各階層の三次
元加工プログラムを加工順に並び換えて積層造形加工プ
ログラムを作成する。
【0016】図2から図9は図1のフロー図に示した順
序で作成された積層造形加工プログラムに従い、中実の
三次元形状物をボールエンドミルで成形する第1の実施
例を示す工程図である。図10、図11は三次元形状物
を積層造形する積層造形装置1で、図10はその平面図
で、図11はその正面図である。
【0017】図10及び図11において、積層造形装置
1は、以下の(イ)から(ト)により構成されるマシニ
ングセンタと、(チ)から(ヌ)までの各要素とから構
成される。 (イ)X軸駆動モータ(101)、X軸ガイド(10
2)及びX軸ボールスクリュー(103)等からなるX
軸送り装置(104) (ロ)Y軸駆動モータ(105)、Y軸ガイド(10
6)及びY軸ボールスクリュー(107)等からなるY
軸送り装置(108) (ハ)Z軸駆動モータ(109)、Z軸ガイド(11
0)及びZ軸ボールスクリュー(111)等からなるZ
軸送り装置(112) (ニ)X軸送り装置(104)及びY軸送り装置(10
8)によりXY平面内で移動する主軸ヘッド(113) (ホ)Z軸送り装置(112)によりZ軸方向に移動す
るテーブル(114) (ヘ)正面フライスカッタや予備工具を整列収納する工
具マガジン(115) (ト)数値制御装置(116) (チ)未加工のプレート材(117)を整列収納すると
ともに上下移動するプレートストッカ(118) (リ)プレートストッカ(118)から未加工のプレー
ト材(117)を取り出し、プレートストッカ(11
8)との受渡し位置とテーブル(114)との受渡し位
置との間でプレート材を搬送するプレートキャリア(1
19) (ヌ)搬送中のプレート材に接着剤を塗布する接着剤塗
布装置(120)
【0018】以下、図2から図9の工程図及び図10、
図11の積層造形装置1に従い中実の三次元形状物を成
形する工程を説明する。図2に示すように、まず、加工
に先立ちテーブル(114)上にバックアッププレート
(1)及び第1段プレート材(2)を取り付ける。
【0019】図3は第1段プレート材(2)の加工状態
を示す平面図で、図4はそのA−A断面図である。自動
運転の起動により、第1段プレート材(2)に対応する
階層の三次元加工プログラムが呼び出され、加工を開始
する。不要部分は加工除去する必要はなく、削り残し部
(4)を設けておくことにより加工時間を短縮できる。
第1段プレート材(2)の三次元加工プログラムには、
第1段プレート材(2)の形状を構成する部分、すなわ
ち第1段構成部(3)と削り残し部(4)が分離しない
ように、第1段構成部(3)と削り残し部(4)とをつ
なぐためのサポート部(5)が数カ所設けられるように
しておく。なお、このサポート部(5)の数及び大きさ
は三次元形状物の形状に応じて適宜決定される。又、バ
ックアッププレート(1)は三次元形状物を構成するも
のではないが、第1段プレート材(2)の側面下部を加
工する際にボールエンドミル(6)の先端が第1段プレ
ート材(2)下面から突き出てテーブル(114)の上
面に傷をつけることを防止するためのものである。
【0020】第1段プレート材(2)の加工が終了する
と、図11に示したプレートストッカ上下移動用シリン
ダー(121)により、プレートストッカ(118)が
上昇し、プレートストッカ(118)上部の第2段プレ
ート材(7)をプレートキャリア(119)下面に設け
た吸着パッド(122)により吸引把持する。第2段プ
レート材(7)を把持したプレートキャリア(119)
は、プレートストッカ(118)との受渡し位置からプ
レートキャリア搬送シリンダー(123)によりX軸ガ
イドに沿ってテーブル(114)との受渡し位置まで移
動する。このとき、図5に示すように、搬送途中に配置
された接着剤塗布装置(120)により第2段プレート
材(7)の下面に接着剤(8)が塗布される。次にテー
ブル(114)がZ軸駆動送り装置により上昇し、第2
段プレート材(7)の下面に第1段プレート材(2)の
上面を押し付けると、第2段プレート材(7)下面に塗
布された接着剤(8)により第2段プレート材(7)と
テーブル(114)上面の加工済みの第1段プレート材
(2)とが一体的に積層される。次に吸着パッド(12
2)の吸引力が解除され、テーブル(114)が下降端
まで下降すると、プレートキャリア(119)はプレー
トストッカ(118)との受渡し位置まで移動し、引き
続いて第2段プレート材(7)に対応する階層の三次元
加工プログラムに従い、第2段プレート材(7)を加工
する。
【0021】図6は第2段プレート材(7)を加工して
いる状態を示す。第2段プレート材(7)はその下面に
塗布した接着剤(8)により第1段プレート材(2)と
一体的に積層されているため、第1段プレート材(2)
に設けたサポート部(5)は不要である。以下、同様に
して各プレート材をそれぞれに対応する各階層ごとの三
次元加工プログラムにより成形加工し、順次積層する。
図7は最終プレート材の加工が終了した状態を示す。
【0022】図8は、プレート材上面をフライス加工し
ている状態を示す図である。フライス加工用の正面フラ
イスカッタ(9)は、工具マガジン(115)に収納さ
れていてフライス加工用プログラムの指令に従い、主軸
ヘッド(113)の移動及び工具マガジン(115)の
上下移動により主軸ヘッド(113)に装着されている
工具と交換される。これは、ある階層のプレート材の加
工が終了したときにプレート材の材質により生じる加工
時のかえりを除去したり、あるいはそれまでに加工した
三次元形状構成部の高さを調整するために必要に応じて
加工済みプレート材の上面を平面に仕上げるためであ
る。
【0023】図9は加工が終了した積層プレート材(1
0)から三次元形状物を取り出した状態を示す。加工が
終了すると、バックアッププレート(1)より、第1段
プレート材(2)から最終段プレート材までが一体とな
った積層プレート材(10)を取り外す。積層プレート
材(10)には三次元形状構成部(11)と削り残し部
(12)とがサポート部(5)のみでつながっているか
らこれを切除し、三次元形状物である三次元形状構成部
(11)を取り出す。
【0024】本発明の第2実施例を図面に基づいて説明
する。図12から図17は両端に外部と通じる中空部分
を有する三次元形状物を成形する工程を示したものであ
る。加工プログラムの作成順序は第1実施例と同様であ
るが、後述するように切削条件及び補助指令として第1
実施例で使用したボールエンドミル(6)、正面フライ
スの他に図14に示すR付サイドカッタを使用する点で
相違する。
【0025】図12は第1段プレート材(15)の加工
状態を示す平面図で、図13はそのA−A断面図であ
る。図12及び図13に示すように、加工に先立ちテー
ブル(114)上にバックアッププレート(14)及び
第1段プレート材(1)5を取り付ける。次に、図13
に示すようにボールエンドミル(6)で中空部となる部
分(16)を加工し、次に図10及び図11に示す主軸
ヘッド(113)のXY方向の移動と工具マガジン(1
15)の上下移動により工具マガジン内のR付サイドカ
ッタ(13)と主軸ヘッド(113)に装着したボール
エンドミル(6)とを交換する。このR付サイドカッタ
(13)で図14に示すようにボールエンドミル(6)
で削り残されたアンダーカット部(17)を除去する。
このとき、中空部をすべて除去する必要はなく、棒状の
中空部削り残し部(18)を設けることにより加工時間
を短縮できる。さらに、図15に示すように工具をボー
ルエンドミル(6)に交換して外形部(19)を加工す
る。なお、第1実施例と同様にサポート部を数カ所設け
ておく。本実施例の場合、第1段プレート材(15)に
は外形部削り残し部(20)、中空部削り残し部(1
8)及び三次元形状物の構成部(21)とを相互につな
ぐために外形部用サポート部(22)及び中空部用サポ
ート部(23)とを設けておく。
【0026】次に第1実施例と同様にして、第2段プレ
ート材と加工済みの第1段プレート材(15)とを一体
的に積層し、第2段プレート材を加工する(図示せ
ず)。以下、同様の工程を繰り返して所定の枚数のプレ
ート材を加工する。
【0027】図16に最終プレート材の加工が終了した
状態を示す。図17に積層プレート材(24)から外形
部削り残し部(25)、中空部削り残し部(26)及び
三次元形状構成部(27)とを分離した状態を示す。
【0028】本発明の第3実施例を図面に基づいて説明
する。図18から図28は中空の球体の形状物を成形す
る工程を示したもので、加工プログラムの作成順序は実
施例1と同様であるが、後述するように本実施例ではプ
レート材のおもて面及び裏面を成形加工するため、これ
に関連する動作が付加される点で相違する。図29から
図32は、中空の三次元形状物を成形するための積層造
形装置2で、図29はその平面図、図30はその正面
図、図31はその右側面図、図32はその左側面図であ
る。
【0029】積層造形装置2は、以下の(イ)から
(ト)により構成されるマシニングセンタと(チ)から
(オ)までの各要素とから構成される。 (イ)X軸駆動モータ(201)、X軸ガイド(20
2)及びX軸ボールスクリュー(203)等からなるX
軸送り装置(204) (ロ)Y軸駆動モータ(205)、Y軸ガイド(20
6)及びY軸ボールスクリュー(207)等からなるY
軸送り装置(208) (ハ)Z軸駆動モータ(209)、Z軸ガイド(21
0)及びZ軸ボールスクリュー(211)等からなるZ
軸送り装置(212) (ニ)X軸送り装置(204)及びY軸送り装置(20
8)によりXY平面内で移動する主軸ヘッド(213) (ホ)Z軸送り装置(212)によりZ軸方向に移動す
るテーブル(214) (ヘ)正面フライスカッタ(9)や予備工具を整列収納
する工具マガジン(215) (ト)制御装置(216) (チ)未加工のプレート材(217)を整列収納すると
ともに上下移動するプレートストッカ(218) (リ)プレートストッカ(218)からプレート材を取
り出し、プレートストッカ(218)との受渡し位置と
テーブル(214)との受渡し位置との間でプレート材
を搬送するとともにプレート材を180度反転する反転
装置を有する第1プレートキャリア(219) (ヌ)プレートストッカ(218)との受渡し位置とテ
ーブル(214)との受渡し位置との間でプレート材を
搬送する第2プレートキャリア(224) (ル)テーブル(214)に取り付け、プレート材をク
ランプするおもて面加工用の第1自動クランプ装置(2
25)と裏面加工用の第2自動クランプ装置(226) (オ)搬送中のプレート材に接着剤(8)を塗布する接
着剤塗布装置(220) なお、この積層造形装置2は第1実施例及び第2実施例
に示した中実の三次元形状物や両端に外部と通じる中空
部分を有する三次元形状物を成形する場合にも使用する
ことができる。
【0030】以下、図18から図28に示す工程図及び
図29から図32に示す積層造形装置2に従い中空の三
次元形状物を成形する工程を説明する。まず、図29及
び図30に示すように、プレートストッカ(218)と
の受渡し位置にて第1プレートキャリア(219)に揺
動可能に取り付けたプレートホルダ(227)下面の吸
着パッド(222)により、第1段プレート材おもて面
(28a)をプレートストッカ上下用シリンダー(22
1)により上昇しているプレートストッカ(218)か
ら吸引把持し、第1プレートキャリア搬送シリンダー
(223)によりテーブル(214)との受渡し位置へ
搬送する。テーブル(214)との受渡し位置ではZ軸
送り装置(212)によりテーブル(214)が上昇
し、図18に示すように、テーブル(214)に取り付
けた第1自動クランプ装置(225)により第1段プレ
ート材(28)を把持する。次にプレートホルダ(22
7)下面の吸着パッド(222)の吸引力が解除され、
第1プレートキャリア(219)はプレートストッカ
(218)との受渡し位置へ戻り、テーブル(214)
は最下端まで下降する。次に第1段プレート材(28)
に対応する階層の三次元加工プログラムに従い、図18
に示すように第1段プレート材おもて面(28a)に三
次元形状物の外側(29)を加工する。
【0031】第1段プレート材おもて面(28a)の加
工が終了すると、第1プレートキャリア(219)をテ
ーブル(214)との受渡し位置へ移動させておき、次
にテーブル(214)が上昇し、同時に第1自動クラン
プ装置(225)の把持が解除され、待機していた第1
プレートキャリア(219)のプレートホルダ(22
7)下面の吸着パッド(222)により第1段プレート
材おもて面(28a)を吸引把持する。次に第1プレー
トキャリア(219)により第1段プレート材(28)
を反転位置(本実施例では反転位置とプレートストッカ
(218)との受渡し位置は同一位置となっている。)
へ搬送する。反転位置で、図19に示すように第1プレ
ートキャリア(219)のプレートホルダ(227)は
第1段プレート材おもて面(28a)を吸引把持したま
ま、第1プレートキャリア(219)に取り付けた反転
用揺動モータ(228)により180度旋回し、待機し
ていた第2プレートキャリア(224)の下面に取り付
けた吸着パッド(229)により第1段プレート材裏面
(28b)が吸引把持され、次に第1プレートキャリア
(219)のプレートホルダ(227)下面の吸着パッ
ド(222)の吸引力が解除される。
【0032】第1段プレート材裏面(28b)を吸引把
持した第2プレートキャリア(224)は、第2プレー
トキャリア搬送シリンダー(230)によりテーブル
(214)との受渡し位置へ搬送する。テーブル(21
4)との受渡し位置ではテーブル(214)が上昇し、
図20に示すように、テーブル(214)に取り付けた
第2自動クランプ装置(226)により第1段プレート
材(28)を把持する。次に第2プレートキャリア(2
24)の吸着パッド(229)の吸引力が解除され、第
2プレートキャリア(224)が反転位置へ戻り、テー
ブル(214)は最下端まで下降する。次に、加工プロ
グラムの補助指令により、主軸ヘッド(213)に装着
したボールエンドミル(6)と工具マガジン(215)
に装着された正面フライスカッタ(9)との工具交換を
行い、所定の厚みになるまで第1段プレート材裏面(2
8b)をフライス加工する。再び主軸ヘッド(213)
に装着した正面フライスカッタ(9)と工具マガジン
(215)のボールエンドミル(6)との工具交換を行
い、図21に示すように三次元形状物の中空部となる部
分(30)を加工する。
【0033】第1段プレート材裏面(28b)の加工が
終了すると、図22に示すように、第1プレートキャリ
ア(219)によりプレートストッカ(218)から搬
送してきた第2段プレート材(31)をテーブル(21
4)上の第1自動クランプ装置(225)で把持し、第
2段プレート材(31)に対応する階層の三次元加工プ
ログラムに従い、第2段プレート材おもて面(31a)
に三次元形状物の外側を加工する。第2段プレート材お
もて面(31a)の加工が終了すると、第1プレートキ
ャリア(219)により反転位置まで第2段プレート材
(31)を搬送する。
【0034】反転位置で、図23に示すように第2段プ
レート材(31)を反転し、第2プレートキャリア(2
24)により第2段プレート材裏面(31b)を吸引把
持してテーブル(214)との受渡し位置まで搬送す
る。このとき、図24及び図30に示すように搬送途中
に設けた接着剤塗布装置(220)により第2段プレー
ト材おもて面(31a)に接着剤(8)を塗布する。テ
ーブル(214)との受渡し位置で、テーブル(21
4)が上昇し、第2段プレート材おもて面(31a)に
第1段プレート材裏面(28b)を押し付け、これらが
一体的に積層された後、吸着パッド(229)の吸引力
が解除されるとともに、テーブル(214)が下降す
る。
【0035】次に図25に示すように、第1段プレート
材(28)と一体的に積層された第2プレート材裏面
(31b)を第1段プレート材(28)と同様にフライ
ス加工した後、図26に示すように三次元形状物の中空
部となる部分をボールエンドミル(6)により加工す
る。
【0036】以下、同様にして各プレート材をそれぞれ
に対応する各階層ごとの三次元加工プログラムにより成
形加工し、これらを順次積層する。図27に最終プレー
ト材の加工が終了した状態を示す。図28に積層プレー
ト材(32)から外形部削り残し部(33)と三次元形
状構成部(34)とを分離した状態を示す。
【0037】
【発明の効果】本発明の積層造形方法によれば以下の効
果を得ることができる。 (イ)各階層ごとに作成した三次元加工プログラムに従
い、プレート材を切削工具等により三次元形状に成形加
工し、この加工済みプレート材に未加工のプレート材を
積層し、再び前記工具により未加工のプレート材を三次
元曲面形状に成形加工するという工程を繰り返すことに
より三次元形状物を成形しているため積層された各階層
は階段状にはならず、精度の高い滑らかな表面の三次元
形状物が得られる。 (ロ)各階層ごとに作成する三次元加工プログラムにお
いてピックフィード量を小さく設定することにより、さ
らに滑らかな表面にするとともに形状精度を高めること
ができる。 (ハ)切削又は研削により成形加工するため、プレート
材の材質は切削又は研削できるものであればよく金属、
樹脂等、その応用範囲は広い。 (ニ)不要部をすべて除去する必要がなく、荒加工が不
要であるため、加工時間を短縮することができる。 (ニ)中空の形状物を一連の連続工程で成形できるた
め、形状を分割する等の複雑な工程が不要になり加工時
間が短縮できる。
【0038】本発明の積層造形装置は、マシニングセン
タ等の加工機にプレートストッカ、プレートキャリア及
び接着剤塗布装置等を付加し、各プレート材を自動的に
積層するとともに各プレート材を切削又は研削により自
動的に成形加工する工程を交互に繰り返して積層造形す
るもので、任意の三次元形状物を自動的に成形すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】積層造形加工プログラムの作成順序を示すフロ
ー図である。
【図2】テーブル上にバックアッププレート及び第1段
プレート材を取り付けた状態を示す。
【図3】第1段プレート材の加工状態を示す平面図であ
る。
【図4】図3のA−A断面図である。
【図5】第1段プレート材と加工済みの第1段プレート
材とが一体的に積層される状態を示す。
【図6】第2段プレート材を加工している状態を示す。
【図7】最終プレート材の加工が終了した状態を示す。
【図8】プレート材上面をフライス加工している状態を
示す。
【図9】積層プレート材から三次元形状物を取り出した
状態を示す。
【図10】積層造形装置1の平面図である。
【図11】積層造形装置1の正面図である。
【図11】中空部を加工している状態を示す。
【図14】アンダーカット部を除去している状態を示
す。
【図15】ボールエンドミルで外形部を加工している状
態を示す。
【図16】最終プレート材の加工が終了した状態を示
す。
【図17】積層プレート材から外形部削り残し部、中空
部削り残し部及び三次元形状物とを分離した状態を示
す。
【図18】第1段プレート材おもて面を加工している状
態を示す。
【図19】第1段プレート材を180度旋回させている
状態を示す。
【図20】第1段プレート材の裏面をフライス加工して
いる状態を示す。
【図21】第1段プレート材の中空部を加工している状
態を示す。
【図22】第2段プレート材の外側を加工している状態
を示す。
【図23】第2段プレート材を180度旋回させている
状態を示す。
【図24】第2段プレート材に接着剤を塗布している状
態を示す。
【図25】第2段プレート材の裏面をフライス加工して
いる状態を示す。
【図26】第2段プレート材の中空部を加工している状
態を示す。
【図27】最終プレート材の加工が終了した状態を示
す。
【図28】積層プレート材から外形部削り残し部と中空
の三次元形状物とを分離した状態を示す。
【図29】積層造形装置2の平面図である。
【図30】積層造形装置2の正面図である。
【図31】積層造形装置2の右側面図である。
【図32】積層造形装置2の左側面図である。
【符号の説明】
2 第1段プレート材 5 サポート部 7 第2段プレート材 8 接着剤 10 積層プレート材 11 三次元形状構成部 13 R付サイドカッタ 17 アンダーカット部 21 三次元形状物の構成部 27 三次元形状構成部 34 三次元形状構成部 118 プレートストッカ 119 プレートキャリア 120 接着剤塗布装置 219 第1プレートキャリア 224 第2プレートキャリア 227 プレートホルダ 228 反転用揺動モータ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 三次元形状を複数の階層に分割し、各階
    層ごとに成形し、順次これらを積層することにより三次
    元形状物を造形する方法において、三次元の数値データ
    に基づいて各階層ごとに作成した三次元加工プログラム
    に従い、プレート材を切削工具又は研削工具等の工具に
    より三次元曲面形状に成形加工し、この加工済みプレー
    ト材に未加工のプレート材を積層し、再び前記工具によ
    り未加工のプレート材を三次元形状に成形加工するとい
    う工程を繰り返すことにより三次元形状物を成形するこ
    とを特徴とする積層造形方法。
  2. 【請求項2】 プレート材の加工対象2面の内、片面を
    工具により成形加工後、このプレート材を180度反転
    して加工した面を加工済みのプレート材側に向けて積層
    した後、未加工の反対面を成形加工することを特徴とす
    る請求項1記載の積層造形方法。
  3. 【請求項3】 マシニングセンタ等の加工機に以下の各
    要素を付加し、請求項1記載の積層造形方法を使用する
    ことにより三次元形状物を成形する積層造形装置。 (イ)未加工のプレート材を整列収納するとともに上下
    移動するプレートストッカ (ロ)前記プレートストッカからプレート材を取り出
    し、プレートストッカとの受渡し位置とテーブルとの受
    渡し位置との間でプレート材を搬送するプレートキャリ
    ア (ハ)搬送中のプレート材に接着剤を塗布する接着剤塗
    布装置
  4. 【請求項4】 マシニングセンタ等の加工機に以下の各
    要素を付加し、請求項2記載の積層造形方法を使用する
    ことにより三次元形状物を成形する積層造形装置。 (イ)未加工のプレート材を整列収納するとともに上下
    移動するプレートストッカ (ロ)前記プレートストッカからプレート材を取り出
    し、プレートストッカとの受渡し位置とテーブルとの受
    渡し位置との間でプレート材を搬送するとともにプレー
    ト材を180度反転する反転装置を有する第1プレート
    キャリア (ハ)プレートストッカとの受渡し位置とテーブルとの
    受渡し位置との間でプレート材を搬送する第2プレート
    キャリア (ニ)テーブルに取り付け、プレート材をクランプする
    おもて面加工用自動クランプ装置と裏面加工用自動クラ
    ンプ装置 (ホ)搬送中のプレート材に接着剤を塗布する接着剤塗
    布装置
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09206972A (ja) * 1996-01-31 1997-08-12 Toyota Motor Corp 立体モデルの造型方法
JPH11138388A (ja) * 1997-11-14 1999-05-25 Toyoda Mach Works Ltd 3次元造形装置
WO2008023462A1 (fr) 2006-08-21 2008-02-28 Next21 K.K. Moulage d'os, charge d'os et procédé de production d'une charge d'os
WO2008065738A1 (fr) 2006-11-11 2008-06-05 The University Of Tokyo Charge de compensation de défauts osseux, porteur à libération contrôlée et leurs méthodes de production

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