JPS614746A - 塩素含有樹脂組成物 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、耐候性の優れた塩素含有樹脂組成物に関する
。

塩化ビニル樹脂に代表される塩素含有樹脂は、透明性、
強度、経済性等にすぐれる為、フィルムやジ−ドアホー
ス等に多量に使用されている。しかしながら、これらの
塩素含有樹脂製品は、屋外などでの使用において、太陽
光線やほこり、酸素等の影響により、硬化や褐色劣化等
のいわゆる耐候劣化を起こすことが知られている。

従来よりこのような耐候性の改良剤として、有機酸の金
属塩、紫外線吸収剤、酸化防止剤、有機面リン酸エステ
ル等が使用′されているが、これらの化合物ではいまだ
に十分てはなく、より効果的な耐候性改良剤が熱望され
ていた。本発明者らは、かかる問題にかんがみ種々検討
の結果、耐候性の改良効果が著しく優れた塩素含有樹脂
組成物を見出すに至った。

すなわち本発明は、塩素含有樹脂に ＯＨ ｏ　＝　ｐ　−ＯＲ。

（ただし、Ｒ１はアルキル基！アリール基！アルケニル
基・アルキルアリール基・アリールアルキル基を示し、
）馬はアルキル基７アルケニル基！−〜−ＯＨ／ＲｐＣ
ＯＯ〜寿示し、Ｒ８，５はアルキレン基を示し、Ｒ，Ｎ
よアルキル基を示す。）で表される化合物を含有させる
ことを特徴とする、塩素含有樹脂組成物を提供するもの
である。

本発明の塩素含有樹脂とは、塩化ビニル単独重合体また
は塩化ビニルを主体とした樹脂であって、ｉすえば、塩
化ビニルと酢酸ビニル！塩化ビニリデンノエチレン７プ
ロピレン２メタアクリル酸エステル！ウレタン樹脂等と
の共重合体やグラフト重合体ｌあるいはこれら樹脂との
ブレンド物等である。

次に本発明で使用される ＯＨ ０＝　Ｐ　−ＯＲ１ （ただし、Ｒ１はアルキル基７アリール基！アルケニル
基１アルキルアリール基ｌアリールアルキル基を示し、
＆はアルキル基！アルケニル基７−Ｒ３−０Ｈｔ％ＣＯ
ＯＩ％ｔ２示し、Ｒ３１Ｒ’ｌはアルキレン基を示し、
Ｒ１はアルキル基をしめす。）で表される化合物として
は、例えば次のような化合物が挙げ゛られる。

化合物　Ｎα１　　　　　　　　　０Ｈ０＝　Ｐ　−Ｏ
ｃＰ）（１７ Ｃｇ　Ｈ，，７ 化合物　Ｎ１１２０Ｈ 化合物　Ｎａ３　　　　　　　　　０Ｈ■ ＯＨ２０Ｈ ＣＨ２ＣＨ，Ｃ００Ｃ，ＬＨｔ； ＣｌＰＨ３？ Ｃ−ザ ＣＨ２Ｃ００Ｃ２Ｈ，Ｉ Ｃ４？Ｈａｋ Ｃ，Ｈｒ ＯＨ２０Ｈ これらの化合物は通常、塩素含有樹脂に対して０．０１
〜１０重量部で用いられることが好ましく、単独での使
用のほか、これらどうしの併用、あるいは従来の耐候性
改良剤と併用してもさしつかえない。

また、本発明において成型加工上あるいは使用上におけ
る基本的な性能を満たす為に、可塑剤！強化剤）熱安定
剤？金属石ケンＩ滑剤Ｉブロッキング防止剤７有機亜リ
ン酸エステル！有機リン酸エステルを酸性リン酸エステ
ル又はその金属塩７゛顔料Ｉ界面活性剤？紫外線吸収剤
フ酸化防止剤？着色防止剤ｌエポキシ化合物等を使用し
てよいことはいうまでない。以下実施例により具体的に
説明する。

実施例１ 表１の配合物を１８０°Ｃのロールにて混練し、厚さく
１．２　ｍｍのフィルムとした。得られたフィルムを屋
外にて曝路試験を行い、肉眼にて観察評価した。

なお、耐候性の評価は次の通りである。

○：変化なし △：変色有り △：変色力を著しい ×：褐変変色し、硬化が激しい 実施例２ 表２の配合物を１８０℃のロールにて混練し、厚さ０．
１ｍｍのフィルムとした。得られたフィルムを屋外にて
曝路試験を行い、肉眼にて観察評価した。

※　堺化学工業（株）製　Ｂａ−Ｚｎ−Ｐ系液状安定剤
なお、耐候性の評価は次の通りである。

Ｏ：変化なし ＠：わずかに褐変 △：褐変部あり Ａ：褐変部多し ×：全面褐変 ベニ全面褐変し、硬化が激しい

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 塩素含有樹脂に下記式で表わされる化合物を含有させる
   ことを、特徴とする塩素含有樹脂組成物。 ▲数式、化学式、表等があります▼ （ただし、Ｒ＿１はアルキル基、アリール基、アルケニ
   ル基、アルキルアリール基、アリールアルキル基を示し
   、Ｒ＿２はアルキル基、アルケニル基、−Ｒ＿３−ＯＨ
   、−Ｒ＿４−ＣＯＯＲ＿５を示し、Ｒ＿３、Ｒ＿４はア
   ルキレン基を示し、Ｒ＿５は、アルキル基を示す。）