JPS6147419A - 尿路感染症のための合成ワクチン - Google Patents

尿路感染症のための合成ワクチン

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JPS6147419A
JPS6147419A JP60169659A JP16965985A JPS6147419A JP S6147419 A JPS6147419 A JP S6147419A JP 60169659 A JP60169659 A JP 60169659A JP 16965985 A JP16965985 A JP 16965985A JP S6147419 A JPS6147419 A JP S6147419A
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gly
peptide
vaccine
amino acid
urinary tract
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JP60169659A
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エム・アレキサンダー・シユミツト
ピーター・オアンレー
ゲイリー・ケイ・スクールニク
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Leland Stanford Junior University
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    • C07K14/24Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof from bacteria from Enterobacteriaceae (F), e.g. Citrobacter, Serratia, Proteus, Providencia, Morganella, Yersinia
    • C07K14/245Escherichia (G)
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ヒトまたは動物を、尿路感染症に対して免疫
する方法に関するものである。更に詳しくは、本発明は
、ヒトまたは動物に、担体と結合させた短いアミノ酸配
列を予防接種することに関するものである。これらの配
列は、病原体の線毛(ピリ)構造に係るタンパク質の一
部分に対応するものである。
技術背景 尿路感染症はアメリカ国内でかなり深刻な問題となって
いるが、この問題はさらに世界各国に広がってきている
。米国民のt′J1〜5%が再発性尿路感染症に罹゛患
している。これらの症例巾約0.1饅は腎孟腎炎を併発
している。上記の人数よりも実質上多数の人々が、たと
え、今回発性の感染症にかかつていなくとも、自身の有
する医学上の状況により%1回限りの腎孟腎炎の発症に
よっても重篤な合併症を引き起こしかねない様な危険に
さらされている。この様な危険な状態にある人々には、
糖尿病患者(米国内に約−千万人存在)、高齢者、腎不
全症患者、鎮痛剤を過剰に使用している人々、および免
疫系が抑制されている人々(例えば新生物に対する化学
療法で加療中の人々)等が含まれる。これらの人々は全
て1重篤な合併症。
恒久的な無能化、さらには尿路感染症による死、に至る
種々の危険にさらされている。
相当数の人々を尿路感染症から保護するのに有効なワク
チンを得ることができれば有益である。
このことは、現時点で、急性感染症に感染するこ令  
    とに伴う苦痛や衰弱を防止し得るだけでなく、
この感染症の治療を目的とする抗生物質の投与量を明確
に減少させることにもなる。その様な抗生物質使用の回
避により、抗生物質の過剰使用による感染性生物猾に対
する選択圧が減少し、耐性株の出現を遅延させることが
できる。
本発明で対象としているこの感染症は、一般に差し迫っ
た生命の危険を伴なわないと考えられており、従って、
殆んど、あるいは全く危険性を有していないワクチンを
用いる必要がある。その様なワクチンの活性成分として
これまでに入手し得た物質は□1弱毒化された病原性徴
生物、および不純物を含むタンパク質製剤であって、こ
れらは望ましくない免疫応答を引き起こし、ざらに/ま
たは不都合な副作用をもたらした。米国特許番号605
.287(1984年4月30日出願)にはHUB49
  ピリン(下記参照)内の特定の配列を含有する化学
的に規定(明らかに)されたタンパク質からなるワクチ
ンであって、それ故に非感染性であり、かつ感染の第1
段階であると思われている尿路のコo=−化(colo
nization F与する大腸菌(E、coli )
尿路病原体(つpパトゲン)の機能質に対する特異抗体
を惹起する作用を有するワクチンが開示されている。本
発明はこの種ワクチンの仲間に、上記の様な利点を有す
る。入手可能な免疫原をさらに追加すると共に、非常に
短く1合成容易な配列からむ保護作用を′惹起させるこ
とのでき右方法を提供するものである。゛発明の開示 大部分の尿路病原体大腸菌が有する特殊な型の線毛から
導かれるペプチドのある部分とホモローガスな、新らし
いアミノ酸配列フ□ラグメントが。
ヒトにおける尿路感染症に対するワクチンの活性  □
成分として用いる上で好ましい性質を有しそいることを
発見した。大、S菌の尿路病原泳株が有する’ にya
 l −Ga I ’線毛は、その媛象となる感染症と
高度の関連性を示す。しかし、他の線毛サブタイプはこ
の様な関連性を示さない。すなわち、Ga1−Gal 
 線毛タンパク質のこれらの追加の抗原性領域は、尿路
感染症の病原体に対する技法の産生に櫨めて有効かつ特
異的であり、しかも、その性質が明らかでありサイズが
比較的小さいことから。
実用的な量を純粋な形で得ることができる。特に。
本発明の活性ペプチドを含んでいるGa1−Gadピリ
ン(pilin)は、 Gal−Gag線毛のための遺
伝子のみを発現する形質転換組換え大腸菌である%HU
849(ハル(Hull)らにより調製された。インフ
エクション・アンド・イムニアイ(InfectIrr
tnun)(1981)31933゜〕iこ由来するも
のであ机 従って1本発明は、ヒトを尿路病原体による感染力)ら
予防するのに有効なワクチンであって、実質上、抗原的
に中性な担体と結合している、HU849ピリンのアミ
ノ酸5−12またはアミノ酸65−75と★質的に同等
なアミノ酸配列を含有しているワクチンを提供するもの
である。このワクチンに含まれるアミノ酸配列は、HI
J849ビリンのアミノ酸53−163と実質的に同等
な配列で挑っでもよく、この場合には担体を必要としな
い、また本発明は、精製されたこれらのアミノ酸配列を
提供するものでもある。更に本発明は。
上蒜己のワクチンをヒトに投与することにより゛、尿路
感染症からヒトを保護する方法を提供するものでもある
第19ハHU849  (7)Gal−GaJ線毛タン
パク質のアミノ酸配列、並びに本発明に係る、感染から
保護するために用いられる配列の模式肉である。
A、定義 本明細書中、ペプチド配列を特徴付ける際に用いるゞ実
質的に同等な′という語句は、その実質的に同等な配列
が引用している配列と同じ抗原性機能を有し、また免疫
機能を媒介することができる、ということを意味する。
一般に、実質的に同等なペプチドと引用配列のアミノ酸
配列とは同一であるが、得られたポリペプチドの効力に
、識別し得る程の影響を及ぼすことのない、少数の残基
の置換または修飾がなされたペプチドであってもよい、
ということは容易に理解されることである。
個々のアミノ酸残基を直接、またはその暗号配列を改変
することにより、配列に欠失、付770または修飾を施
す方法は当業者によく理解されている。
同等の作用を示すポリペプチド配列を形成する様になさ
れた修飾により、′″実質的に同等な′ペプチドが得ら
れる。
ゞペプチド′、′ポリペプチド′およびゞタンパク質′
という語句は相互変換的に用いられ、これらの語句は、
中性(非荷電)形または塩の形。
あるいは、グリコジル化、側鎖の酸化、またはりん酸化
等で修飾されている、または修飾されていない、様々な
長さのアミノ酸配列を指す。アミノ酸配列は酸性基と塩
基性基の両方を含有しており。
ペプチドが示す特定のイオン状態は、該ペプチドが溶液
状態にあるときにはその溶媒のpHにより、また該ペプ
チドが固体状態にあるときには、それが得られた媒質の
pHに依存する。また、アミノ酸側鎖にグリコジル単位
、脂質またはホスフェートの様な無機イオン等の置換基
が付加することにより修飾されているタンパク質や、メ
ルカプト基の酸化の如く、鎖の化学的な変換に関連した
修飾が施されているタンパク質も上記の定義に含まれる
。この様に%′ペプチド′ またはそれと同等の語句は
、免疫原性を破壊しない上記の修飾に委ねられた適当な
アミノ酸配列を含むものとする。
ゝ実質上、抗原的に中性な担体′という語句は。
本発明のペプチドに結合することにより、このペプチド
に免疫原性を付与する様な物質であるが。
それ自身は宿主にとって有害な抗体、あるいは本発明の
ペプチドの抗原性機能を妨害する様な抗原性部位を有し
ている抗体を惹起することのない物質を指す。以下の例
では抗体供給源としてウサギを用いているが、ウシ血清
アルブミン(USA)を用いることもできる。しかしな
がら、ヒトに対して用いるためには、担体は、ヒトが日
常的に、そして非−病原的に出会う物質に対して、抗体
を惹起させることのないタンパク質に限定される。
例えば、淋菌自身の体細胞や破傷風トキソイドタンパク
質を用いることができる。他の担体の使用が除外される
訳ではないが、これらが血清学的に適合し得る担体とし
て最も便利な形であり、今日。
このクラスを代表する、最も使用し易いものである。
B0発明および好ましい態様についての一般的な説明 B、1  線毛タンパク質の性質およびその感染との関
係 感染に関連した。菌力の基本的な有害因子は。
感染菌の標的組織への付着能力にある。この付着能力は
細菌表面の、タンパク質に富む糸状体(フィラメント)
構造と関連している。これらの糸状体は、適度な配列長
さの同一のサブユニット(ビリン)の凝集体である。尿
路病原性感染症と関係すると考えられている大腸菌は、
染色体にコードされている少くとも3つの型の線毛、即
ちゞ通常(コモン)  ’または’ MS ” ; ’
 Ga1−Gal ’;  オよび′X′を有している
。これらは、その結合特異性に基いて分類されている。
通常型(またはタイプ■、マンノース結合、あるいはM
S)線毛はモルモットの赤血球および酵母細胞を凝集し
、 Tamm−Horsfall  ウo ム:14 
F(uromucoid)と結合することができ、あら
ゆる胎盤性哺乳類の腎臓から分泌される。高度にマンノ
シル化された糖タンパクである。マンノースそのもの、
メチルマンノジッドおよび酵母マンナンの様に、マンノ
ースを含む糖類によって、その結合は阻害される。MS
線毛は、起源と無関係に、全人、陽菌株の85%に見出
される。
Ga1−GaJ @毛はD −77/ −ス(’)存在
下で。
ヒト赤血球の凝集を媒介し、空の尿路−F皮細胞に結合
する。これらの菌株の大部分は、構造上、互に関連した
2つの中性なグリコスフィンゴリビッドであるグロポテ
トラオシ」し・セラミツドおよびトリへキソシル・セラ
ミツド〔これらは通常、ヒト赤血球オヨび尿路上皮(u
raepi chel ial )細胞−ヒに存在して
いる〕と結合する。この様な線毛は、真性大腸菌の約3
0%に見出されているが、急性の小児での非−閉塞性腎
孟腎炎患者、あるいは健常な成人女性の尿路から単離さ
れる菌株中90〜100%に存在していることが分って
いる。二糖“   @a−Gal(1−4)、/9−G
a1(Gal−63,)1よ、これらの腺毛によって認
識され得る、最小の活性な受容体であることが示された
X型の線毛タンパク質は上記のいずれのグループにも属
さない残余タンパク質であるが、それらの受容体の性質
は未だ知られていない。
多くの大腸菌株が前記の全ての型の線毛を含有している
。例えば、ヒト腎孟腎炎患者から単離された大腸菌J9
6株は、線毛をコードしている。
2つの明瞭な染色体遺伝子を含有している。これら遺伝
子の配列は、制限消化および単離により、決定された。
1方の遺伝子はMS線毛を、他の遺伝子はGa l −
Ga I線毛をコードしている。これらのフラグメント
を用いて、ハル(Hul l )らはMS線毛のみを発
現する形質転換組換え細胞(SH48)および、 Ga
1−Gal線毛のみを発現する形質転換組換え細胞(H
U849)を調製した(インフエクションーアンド・イ
ムニテイ(1981)33:933)、12L下の実施
例では、これらの株を線毛タンパク質の供給源として用
いる。しかしながら。
同様の方法を用いて他の適当な組換え株を調製し。
線毛の供給源として使用することもでき;また。
実際、所望の線毛を生産するならば、非−組換え野生型
株や突然変異株をも使用することができる。
米国特許番号第605287号(前出)、には、典型的
な尿路病原体に伴なったHO249線毛タンパク質の精
製および配列決定に関する記載があり、第1図に示す結
果が開示されている。このピリンは、163アミノ酸を
含有している。本発明から分る様に、このピリンには少
なく表も3つの。
これまで知られていなかった抗原決定領域が含まれてい
る。これらの領域の内2つは小さく、免疫原性を獲得す
るためには、担体タンパク質と結合させる必要がある:
これらの領域は、1”lU349ピリンのアミノ酸5−
12および65−75と実質的に同等な配列である。第
3の領域はアミノ酸53−163のCNBr  開裂フ
ラグメントに相当し。
単独で免疫原性を示す。
前記のフラグメントを表す配列は、その大きさによって
、精製タンパク質の消化物から単離するのが最も好都合
であるが、組換え法または化学合成性により製造するこ
ともできる。本明細書中で参照のために示している配列
は問題の領域と略対応させる様に意図されているが、免
疫原性が保持される限り、余分のアミノ酸を含むが、1
′たはアミノ酸を欠如しているものであってもよい。゛
これらのペプチド配列(短かい2つの配列の場゛合は。
担体と結合させて)を、その個々のものを活性成分とし
、あるいは他の免疫原性物質と併用して用い、ワクチン
を調製する。本発明のワクチンに応答して形成された抗
体は、それ以後、尿路感染症を引き起こす大腸菌による
感染から対象を保護する。
B、3  ポリペプ゛チド活性成分の調製本発明ワクチ
ンの活性成分である所望のポリペブチ゛ドは、その失き
さにより、以下の3つの基本的な製造方法の内のどれか
を用いることによって最も都合良く調製することができ
る。
所望の配列が短かい場合(例えば大腸菌rrTj8′4
9ピリンの5−12または65−75位を構成するアミ
ノ酸配列に相当する配列、即ち、配列中にアミノ酸を8
および11個しか含有していないポリペプチドの適合)
には、現在、当業Wで標準的な方法に従い、化学合成す
るのが適当である。
その様な方法の総説は、例えは、マーボリン、A。
(Margol in 、 A、)  らlこまって与
えられている〔アニュアル・レビュース・オブやバイオ
ケミ(Ann。
Rev、 J3jochem )(1970)39 :
 841)。
これらの方法の大多数は、C末端アミノ酸を固体支持体
に結合させておき、隣接するアミノ酸(自己縮合を避け
るために予めアミノ基が保護されたもの)を順次反応さ
せることからなる。最初のカップリング(結合)の後、
このNH2床護基を除き、次の位置のアミノ酸とのカッ
プリングを繰り返し行う。この方法により%相当な長さ
の鎖を有するポリペプチドを合成することができる。唯
一の必要条件は、合成すべき所望のポリペプチドのアミ
ノ酸配列が既知であることである。
本発明のポリペプチドは線毛中の、より長い配列の一部
、あるいは細菌の線毛タンパク質として生産されるもの
であるため、発酵培養から定量的に得ろことができる。
本発明のポリペプチドは。
線毛タンパク質を精製した後1種々の方法を用いて所望
のフラグメントを生成させ、この所望のフラグメントを
精製することにより、調製し得る。
配列が長くなる程、この方法がより実用的になる。
線毛タンパク質の精製、加水分解およびフラグメントの
精製は常法通りに行われるが、この方法は。
タンパク質のCNRr  消化産物であるアミノ酸53
−163に相当するフラグメント(CNBr−ITと命
名)の調!痩に7噸する。
また、所望のペプチドの合成法として組換えDNA法が
ある。本発明に係る3つの配列は全てこの方法を用いて
調製することができる。所望のペプチドまたはタンパク
質のDNA暗号配列を受容体菌株の形質転換に適した発
現ベクターにライゲーし、それによって遺伝子を発現さ
せ、目的のタンパク質を生産させる。上記のDNA暗号
配列は短かく、当業者既知の方法で充分1合成すること
ができる。あるいは、cDNA  iたはゲノム消化を
利用してもよい。アミノ酸配列が既知であるため、 G
a J −Ga J  線毛タンパク質−産生株からの
m RN A を用いて調製され7’(cDNA  ラ
イブラリィをプローブするのに適した一本鎖DNAプロ
ーブを組立てることができる。別法として、GaJ−’
    Gal  線毛タンパク質生産性大腸菌から得
た染色体を制限酵素消化してゲノムライブラリィを調製
し、これをcDNA  のプローブに用いたと同様の方
法でプローブすることもでき、あるいは、このフラグメ
ントを直接発現ベクターに挿入し、これを用いて受容株
を形質転換し、成功した形質転換体を、Ga1−Gal
受容体と結合するタンパク質の産生に関してスクリーン
することもできる。この方法はT(U849  株の調
製に際してハル(T−1ull)ら(前出)が実際に用
いた方法である。
この暗号配列は、それがゲノムまたはcDNAライブラ
リィから導かれたか、あるいは、化学的手法を用いてオ
リゴヌクレオチド合成されたか、のいずれにせよ、所望
の暗号配列の挿入に好都合な制限部位を含有しているプ
ラスミド内において、細菌宿主と適合し得る70モ一タ
ー配列のコントロール下に置かれる。その様なプラスミ
ドの代表例として、メツシング、 、■、(M’ess
 ing 、Jo、ミネソタ大学)から入手し得るPU
(:8およびpUc13(例、えばメツシングら、ヌク
レイツク・アシツズ・リサーチ(Nucleic、Ac
1ds 、Res )(1981)9 : 309参照
〕、またはニューイングランド・バイオラボラトリイズ
(New Engl andBiolabs )から入
手し得るpBR322を挙げることができる。適当なプ
ロモーターには1例えばβ−ラクタマーゼ(ペニシリナ
ーゼ)およびラクトース(Iac)プI) モーター系
〔チャン(Chang)ら、ネイチャー(Nature
 )(1977)198i1056〕 およびトリプト
ファン(trp)プロモーター系〔ゲッタ/L/ 、 
r) 、 (:Gocddel  、 I) 、)ら。
ヌクレイツク・アシツズ・リサーチ(1930)8:4
057)が含まれろ。得られた発現ベクターは、コーエ
、/ 、 S、N、(Cohen、S、N、)らの塩化
カルシウム法〔プロシーデイングスーオブ・ザ・ナショ
ナル・γカデミイ・オブサイエンスイズ(Proc  
Natl  Acad  Sci ) (USA)(1
972)69:2110)に従って適当な細菌性宿主に
導入(トランスフオーム)することができる。成功した
形質転換体は、普通にGa1−Gal線毛を生産する組
換えまたは天然菌株中に見出されるよりも高レベルに所
望のポリペプチドフラグメントを生産する。別法として
、これらのペプチドを、適当なコントロール配列、ベク
ターおよび形質転換を用い、非−細菌性組換え宿主中で
生産させてもよい。
R,4リンカ−類 アミノ酸5−12および65−75で示さレルペプチド
配列は免疫原性を現わすには短かすぎると思われるので
、免疫原性を付与するために、担体物質と結合させる。
当業者にとって既知の、その様な結合の生成法は全て採
用し得る。
様々な方法で結合を得ることができる。例えば。
1つの機能的な基の末端でジスルフィド結合を生警  
    成させ、他方でペプチド結合を形成させる様な
数多く、の外来性の三機能性試薬が知られており、これ
らを広範囲に利用することができる。それらの内、最も
一般的な試薬はN−サクシドイミジル−3−(2−ピリ
ジルジチオ)プロピリオネート(SPDP)である。こ
の物質は自身と1つのタンパク質内のシスティン残基と
の間にジスルフィド結合を形成し、リジンのアミノ基、
あるいは他のものに含まれる遊離アミノ基との間にアミ
ド結合を形成スる。その様なジスルフィド/アミド結合
形成性試薬は種々知られている〔イムノロジカル・レビ
ューズ(Immun、 Rev、)(1982)62+
iss@照〕。他の二機能性カップリング剤はジスルフ
ィド結合ですく、チオエーテルを形成する。
この様なチオエーテル形成性試薬の多数が市販されてお
り、それらには6−マレイミドカプロン酸、2−ブロモ
酢酸、2−ヨード酢酸、4−(N−マレイミド−メチル
)シクロヘキサン−1−カルボン酸等の反応性のエステ
ルが含まれる。これらのカルボキシル基は、サクシンイ
ミドまたは1−ヒドロキシ−2−ニトロ−4−スルホン
酸、ナトリウム塩と混合することにより、活性化される
。本発明方法において特に好ましいカップリング剤はサ
クシンイミジル 4−(N−マレイミド−メチル)シク
ロヘキサン−1−カルホキシレー)(SMCC)〔ピア
ス・カンパニイ(Pierce  Company) 
ロックフォード、イリノイスから入手〕である。
上記の化合物リストは決して排他的なものでなく。
これら化合物を修飾したもの訃用い得ることは明、らか
である。ペプチド中に好都合にシスティンが含まれてい
ない場合には、このペプチドの調製時にいずれかの末端
にシスティン残基を付加する。
担体と結合させる必要があるのは短かいペプチドのみで
あるから、化学合成を行う際にこれらの残基を都合良く
含有させることができる。
活性成分としてペプチド配列を含有するワクチン製剤は
当該技術分野でよく知られている。通常。
その様なワクチン類は溶液または懸濁液の如き注射用の
剤形に製剤化されているが、注射に際して溶液または懸
濁液を調製するのに適した固形状に製剤化されていても
よい。製剤は乳剤であってもよい。活性な免疫原成分を
、薬学的に許容し得ると共に該活性成分と適合し得る賦
形剤と混合することが多い。適当な賦形剤の例として、
水、食塩水、デキストロース、グリセリンまたはエタノ
ール、あるいはこれらの混合物を挙げることができる。
更に、所望により、ワクチンには湿潤剤または乳化剤、
pHJil衝剤等の補助物質、あるいは該ワクチンの効
果を高めるためのアジュバント類を少量含有させてもよ
い。このワクチンは注射2例えば皮下または筋肉内注射
により、非経口的に投与することが好ましい。その他の
投与方法に適した剤形には、坐薬並びに、時には経口用
製剤が含まれる。坐薬は、例えばポリアルカレンゲリコ
ール類やトリグリセライド類の如き通常の結合剤および
担体を含有している。その様な坐薬は、活性成分を0,
5〜10俤、好ましくは1〜2%の割合で含む混合物か
ら製造される。経口用製剤は、通常使用される賦形剤1
例えば製薬等級のマンニトール、乳糖、でんぷん、ステ
アリン酸マグネシウム、サッカリンナトリウム、セルロ
ースおよび炭酸マグネシウム等を含有する。これらの組
成物は液剤、懸濁剤1錠剤、九剤、カプセル剤、徐放性
製剤または粉剤等の剤形であり、活性成分を10〜95
%、好ましくは25〜70ダ含有している。
薬学的に許容し得る塩、当業者には理解されることだが
1本発明のタンパク質は溶媒またはそれが析出した溶媒
のpHによって、中性、または塩の間に形成される)1
例えば、塩酸またはりん酸等する。遊離のカルボン酸と
の塩は1例えばナトリウム、カリウム、アンモニウム、
カルシ1クムマタは水酸化鉄の如き無機塩基、あるいは
イソプロピルアミン、トリメチルアミン、2−エチルア
ミノエタノール、ヒスチジンまたはプロカイン等の有機
塩基から導かれる。
本発明のワクチンは投与剤形に適した方法により、その
治療上有効かつ免疫原的に有効な置を投与される。投与
量は処置対象、対象者の免疫系の抗体産生能力、並びに
必要とされる保護の度合により、左右される。活性成分
の正確な投与要求量は医師の判断に委ねられており、各
人に特有の値となる。しかしながら、皮下または筋肉内
注入のしtめの適当な用衛域は、1人当りの活性成分歌
が50〜500μg程度の範囲内であろう。種々の適当
な、初回投与と促進投与(ブースター・ショット)の投
与計画をたて得るが、初回投与から1〜2週間の間隔を
あけて次の注射または他の方法での投与を行うのが一般
的である。
C0実施例 以下に実施例を挙げて本発明を説明するが、これらの実
施例は制限的なものではない。
実質上、プリン) ン、 C,(Rrinton、 C
,)らの方法〔トランス・エヌ・ワイ・アカド・サイ(
Trans  NY  Acad Sci )  (1
965)27:1003)に従い%TSA上で、37℃
において18時間増殖させた生物から、HU849  
由来の線毛を精製した。簡単に述べると、細胞を水冷下
、0.005Mトリス・バッフγ−(T−バッファー、
pT−1s、 3 )ニ収獲した。ツルバール・オムニ
ミキt −(5orva IQ、nr+1m1xer 
)中で細菌表面から線毛を刈り取り(4000rpm 
 30分、4℃)、脱線上生物と崩壊物とを遠心して除
去した。0.5M)IJス・バラy 7−オヨヒ0.1
5 MNaC(! (PH7,0)中でMgCl2を0
.1Mになる様に加えることにより(TSMバッファー
)、線毛を沈殿させた。次いで。
遠心して凝集している腺毛フラグメントを集め、得られ
たペレットをT−バッファーに溶がし、不溶性不純物を
遠心して除いた。
線毛をTSMバッファーに再懸濁し、遠心して可溶性不
純物を除去した。TSMバッファーおよびTバッファー
の各々による沈殿化、可溶化の工程を6回繰返して行っ
た後、得られたピリン製品を二回蒸留脱イオン水に対し
て広範囲に透析した。
得られたタンパク質の純度を電気顕微鏡、5DS−PA
GE、アミノ末端配列決定、および汚染物質であるリポ
多糖類(L P S )レベルの評価に基いて確認した
電顕用標本は、フオームバー(Formvar )  
およびカーボンで被覆した銅製グリッド上で、2%(W
/v)の酢酸ウラニルを用いて負染色することにより、
調製した。
5DS−PAGEはレムリ(La emml i )ノ
ア法〔ネイチャー(1970)227:680〕に従っ
た。
タンパク質を検出するために、クーマシイー(CO(2
)ccie )ブリリアント・ブルーR250[シグマ
(Sigma)ケミカルCO6,セントルイス、MO]
または銀〔モリツセイ、 J 、 (Morrisse
y、 J、)。
アナリテイカル・バイオケミストリイ(AnalBio
chem )(1982)117 307’:J  を
用いてゲルを染色し;また、不純物LPSを検出するた
めに過沃素酸で酸化した後、銀で染色(−た〔ツアイ、
 G9M、(Tsai 、 G 、 M 、)ら、アナ
リテイカル・バイオケミストリイ(1982)119 
:115)。
LPSはまた。ワラデカ−、V 、 (Waravde
kar。
■、)らの方法〔ジャーナル・オブ・バイオロジカル・
ケミストリイ(1959)234:1945)に従い、
500〜1000μgの試料中の2−ケト−3−デオキ
シ−〇−マンノーオクタネート含阻を、試料の548n
mにおける光学密度と、ウエストファル、 0.(We
stphal、 O,)ら9フエノール抽出法〔メン・
カルボヒト・ケミ(MethCarbohyd  Ch
em ) (1965)5 :80”にC従って大腸菌
HB 101株およびJ96株から調製17たLPSで
作成した標準曲線とを比較して求めることによっても評
価することができる。
N−末端配列決定は、ベックマン890C液f目配列決
定装置(Reckman  89 Q C目quidp
hase  5equencer )[、−<ツタ??
/インストルメ:i”y (Beckman  Ins
truments )パロeアルド。
CA)により、O,1Mり7 F o −ル(Quad
rol  )プログラムを使用した自動エドマン(Ed
man)分解法に従って行った。各アミノ酸のフェニル
チオヒダントイン(PTI−1)%導体を逆相高速液体
クロマトグラフィーで同定し、気−液クロマトグラフ警
    4−1′/ ’1 fc Di @ J@ l
 C−7”fy7に一1cJ。
す、確認した。
精製した線毛タンパク質製品はRNAおよびr)NAの
両者を含まず、5DS−AGE  に基き97−99%
ホモジーニアスであることが分った。これらの製品は電
顕により、非−系状体構造の殆どないホモローガスな糸
状体で構成されていることが示ぎれた。LPS含有看は
、2−ケト−3−デオキシ−D−マンノーオクトネー)
(KDO)アッセイによる測定によれば0.1%より少
く、銀染色の際のゲル上のLPS相当部位の染色欠如に
基く評価では0,01%より少なかった。
精製線毛タンパク質を常法に従ってCN B r処理に
付し、得られたフラグメントをC−18逆相HP L 
Cカラムにかけ、0−SO%アセトニトリル線状グラデ
ィエンドを用いた0、1%トリフルオロ酢酸バッファー
で溶離することにより、精製した。更に、ピリジン/酢
酸バッファー(pH6,4)中で高電圧沖紙電気泳動に
かけ、タンパク質含有画分を精製した〇 前記の方法に従って得られたアミノ酸53−163に対
応するCNBrフラグメントの抗原決定基としての作用
を、  ) −ヒン、 H(Towbin、 H、)ら
〔プロシーディンゲス・オブ・ザ・ナショナル・アカデ
ミイ・オブ・サイエンスイズ(USA)(1979)7
6:4350〕またはスワン゛イン、J、(Swans
on、 J 、 )  ら〔インフエクションeアンド
・イムニディ(1982)38:6.68)の方法に従
い、HU849ピリン に対すtウサギ抗血清を使用し
てウェスタン・ブpット法により、N認した。
0・2yμj二」」」すμ8ヨヒゴしト髪l覧、配列:
 Pro−Gl n−G1 y−Gl n−G1 y−
Ly、5−Val−Thrで示されるペプチドをや市販
のベックマン・モデル990Bペプチ)−合成装置(P
eptide  Syn、the−gizer )によ
り、市販の了ミイ酸ポリスチレン樹脂と、以下の側鎖保
護基を有するt −Boc  保護アミノ酸〔ペニンス
ラ・ラボラトリイズ(PenninsulaLabor
atories )ベルモント、カリフォルニア〕を用
イテ合成した:保護基; Asp 、 Gl u、 T
hrおよヒSerニハO−ベンジルエステルiArgお
よヒHisにはトシル;CysにはP−メトキシベンジ
ルHLysには0−クロロベンジルオキシカルボニル;
そしてTyr  には2,6−ジクロルベンジルの各基
。樹脂と結合したアミノ酸に対し、2.5モル過剰、量
のE 7 BOCアミノ酸とジシクロへキシルカーポジ
イミド(DCC)を用いてカップリングさせた。Asn
およびGlnの場合には、2.5モル過剰量のアミノ酸
、DCC,、およびN−ヒドロキシトリアゾールを用い
た。樹脂のニンヒドリン反応で測定したところ、全ての
カップリング反応が99外以上の完成率を示した。アニ
ソール、ジメチルスルフィド。
およびインドールの存在下、無水HFで処理することに
より、ペプチドを脱保護すると同時に樹脂から離した。
エーテル抽出してペプチドを様々な有機副産物から分離
し、5%酢酸で抽出して樹脂から単離した後、凍結乾燥
した。この粗生成物の純度fC−18逆相カラム〔メル
ク(Merck) 。
ダルムスタット、ドイツ〕によるHPLC,およびアミ
ノ酸分析に基いて測定した。その結果、該ペプチドの純
度は90饅以−りであると断定された。
同様にして、以下に示すペプチドを調製した:P r 
o−Gl n−C,I y−Gl n−GJ y−Ly
 s −Va I −Th r−Cy s 。
Al a−Phe−Lys−Gl y−Gl y−As
n−Gl y−Al a −Ly s −Lys−Gl
yおよびA I a−Ph e−Ly s−にl y−
Gl y−As n−G1 y −A I a−Ly 
s −Ly 5−Gl y −Cy s 0C,a  
jfi体タンパク質との結合0.2  で得たC−末端
にCysを有するペプチドをフンタケ、 S (Yos
hitake 、S、)らの記載〔ヨーロピアン・ジャ
ーナル・オブ・バイオケミストリ((Eur、 J、B
iocllem、) (1979)101 :395)
  に従い、サクシンイミジル 4−(N−マレイミド
メチル)シクロヘキサン−1−カルボキシレート(SM
CC)(ピアース、ロックフォード。
イリノイス)を用いてウシ血清アルブミンと結合させた
。簡単に述べると、B5Al0〜をりん酸緩衝化食塩水
(P B S、 pr(7,4) 2mlに溶かし。
これを、ジメチルホルムアミド0.5 xl中のSM(
1:C5〜と混合した。室温で1時間経過した後、0.
1Mホスフェート(pH6,0)中でG−25によりゲ
ル沖過し、コンジュゲート(結合、conjugate
 )産物と未反応のSMCCとを分離した。
配列: Pro−Gl n−G1 y−Gl n−G1
 y−Ly s −Va I−Thr−Cysで示され
るペプチドを0.1 Mホウ酸塩(PH9,1)に溶か
し、 NaBH4(0,1” ス) ツタ液0.1d)
で還元した。5分後にホウ酸塩溶液のpHをIMH(:
Jl!  で1に下げて過剰量のN a RH4を除き
次いでIMNaOHにより、pHを6に上げ、リンカー
−BSA  フンシュゲート産物と一緒にした口さらに
IVj間室温でインキュベートした後、ペプチド−リン
カー−BSAコンジュゲート産物ko、1MNH4)(
Co3中でG−25カラムにかけ、脱塩処理した。コン
ジュゲーシヨンの程度を、ペプチドと反応する前後のB
SAのアミノ酸&Fi 成の比Mに基いて定渚した。こ
のコンジュゲート産物は、BSA1分)当り、約15−
25のペプチドが結合したものであった。
同様にして、0.2  で得た他のC−末端Cys含有
ペプチドとUSAとをコンジュゲートさせた。
C,4腎孟腎炎のためのBa1b/Cモデルおよび免疫
化分析 一般に、尿路感染症は腎孟腎炎で代表される。
この疾患の発病過程は、細菌が尿路に侵入し、粘膜に付
着してコロニー化し、終には宿主を感染さく31) 仕ることからなる。
ヒト対象でのこの疾患のパラメーターを調べる上で有用
な Ba1b/Cマウスにおける該疾、但の確立された
〔米国特許第605.287号(前出)〕。
尿道カテーテルを介して大腸菌J96の108 コロニ
ー形成単位(CFU)を投与することにより。
チャレンジ試験を行なった。感染の進行(またはその欠
如)を、以下のグ■くにして尿中並びに腎臓内増殖を調
べることにより、監視したSチャレンジの2日後、長時
間エーテル麻酔によってマウスを殺し、尿および腎臓組
織における細菌増殖を調べた。尿の分析は、膀胱周囲を
マツサージして尿を押し出し、滅菌した10μeのルー
プ(白金耳)を用いて0.5 C4のトリブチカーゼ・
ソイ・アガー(TSA)または抗生物質を補充したTS
A平板に接種することにより1行った。平板を37℃で
18−24時間インキユベートシ。
観察し得る増殖を等吸付けて読み取った。TSA平板上
で増殖した微生物がダラム陰性優性であり、スライド凝
集アッセイにおいてウサギ抗J−960血清(PBS中
で181000に希釈)を凝集すれば、この大腸菌79
6であると観察された増殖は、被投与株と同一であるこ
とが証明されたことになる。
無菌的方法で腎臓を摘出し、骨盤中央を通って矢状に切
開し、切開面をTSAまたは抗生物質添加TSA上に画
線接種した。その他の分析手法は前述した尿標本に関す
る方法と同様である。
C15本発明のペプチドによる保護 被検ワクチンには、6.3 で調製した。実質上抗原的
に中性な担体とコンジュゲートさせた。アミノ酸5−1
2または65−75に対応するペプチド、あるいはC8
1記載の、精製HU849ピリンかう得たCNBr[フ
ラグメントを含有させた。
対照ワクチンはHU849@毛、および、担体に結合さ
せた他の合成ペプチドを用いて調製した。バッファ一対
照も用いた。
ワクチンは、 P RS (pH7,4) 1ゴ中の1
活性成分′であるタンパク質50μgを使用し、完全フ
ロイント・アジュバント1ゴで乳化することにより、調
製した。得られた2Wlのワクチンを重複皮下注入、お
よび筋肉内注入法で投与した。
2週間後、C04で述べた11n<、動物に尿道カテー
テルを介して108CFUの大腸菌196(100μl
)を投与し、チャレンジさせた。2日後に瀉血して抗体
力価測定用の血清を採取し、腎臓を摘出して前述の如く
中央部分を通して矢状に切開しJ96コロニー化を詳細
に評価した。
結果を次の表■に示す。この表には、J96コロニー化
陽性、または侵入の陽性を示したマウス数の全動物中の
割合が示されている。
表■ 大腸菌性腎孟腎炎予防における1種々の免疫原を
用いたワクチン接種試験 J96  コルニー化 仝      ″“′ファ一対照     8/8  
 4.8  8/8  3.3HU849線毛    
 3/19  0.3 1/19  0.ICNBr1
l(63−153)   0/7  0.O’・0/7
  0.0アミノ酸131−143tlt103−11
6に相当する対照配列をワクチン接種し、J96感染に
対するチャレンジにおいてマウスを保護しようとする試
みは、全ての試験基準で失敗に終った。
担体と結合させた5−12および65−75  ペプチ
ド、並びにCNBr−■フラグメントから調製したワク
チンは有効であった。
【図面の簡単な説明】
第1図はHU849ピリンタンパク質の一次構造を示す
模式図である。 特許出願人 ザ・ボード・オブ・トラスティーズ・オヴ
・ザ・レランド・スタン Pr、o CfB Ser Ile Ser Gin 
LyB Ser Ala AspSer Phe Le
u Glu Ala Gly Gly Val Ser
 Lys PC<Cys Asp Ile Thr A
la P、he Lys 、Gly Gly Asn 
Gl:b ’rhr ’ryr Gin

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、哺乳類における尿路感染症予防のためのワクチンで
    あつて、実質上、抗原的に中性な担体と結合している、
    配列:Pro−Gln−Gly−Gln−Gly−Ly
    s−Val−ThrまたはAla−Phe−Lys−G
    ly−Gly−Asn−Gly−Ala−Lys−Ly
    s−Glyと実質的に同等なアミノ酸配列を持つている
    ペプチドの保護有効量を含有しているワクチン。 2、ペプチドが、いずれか1方の末端に更にCys残基
    を有するものである第1項に記載のワクチン。 3、哺乳類における尿路感染症予防のためのワクチンで
    あつて、HU849ピリンのアミノ酸63−153と実
    質的に同等なアミノ酸配列を有するペプチドの保護有効
    量を含有しているワクチン。 4、哺乳類における尿路感染症予防のためのワクチンで
    あつて、HU849ピリンのCNBrIIフラグメントと
    実質的に同等なアミノ酸配列を有するペプチドの保護有
    効量を含有しているワクチン。 5、配列:Pro−Gln−Gly−Gln−Gly−
    Lys−Val−ThrまたはAla−Phe−Lys
    −Gly−Gly−Asn−Gly−Ala−Lys−
    Lys−Glyで示され、いずれか1方の末端にCys
    を有することもある、実質上純粋なペプチド。
JP60169659A 1984-07-30 1985-07-30 尿路感染症のための合成ワクチン Pending JPS6147419A (ja)

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