JPS6147258A - 熱可塑性樹脂被覆金属板接合方法 - Google Patents

熱可塑性樹脂被覆金属板接合方法

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JPS6147258A
JPS6147258A JP59169269A JP16926984A JPS6147258A JP S6147258 A JPS6147258 A JP S6147258A JP 59169269 A JP59169269 A JP 59169269A JP 16926984 A JP16926984 A JP 16926984A JP S6147258 A JPS6147258 A JP S6147258A
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JP
Japan
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thermoplastic resin
coated
resin
metal
joining
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JP59169269A
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清水 尚徳
進藤 尚徳
正之 鶴田
浩二 明星
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TAIYO SEIKOU KK
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TAIYO SEIKOU KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 木発すJは金属板の接合方法、さらに詳しくは表面に熱
可塑性樹脂を被覆したプレコート金属板の接合方法に関
するものである。
従来の技術 近年美麗な色彩、外観を有し且つ耐食性のある素材とし
て合成樹脂を被覆した各種の金属板が開発され、建築、
自動車、家庭電器、家具調度品などに広く使われるよう
になった。
これら素材を上記用途に使用する場合に、接合する技術
は不可欠のものである。
従来金属を接合する方法としては、鋲やボルトで締めつ
けたり、折り込みΦ巻しめたりする機械的接合法および
ガス溶接、アーク溶接、ハンダ付は等のように金属を溶
かして接触させ金属原子間の結合力を利用する冶金的接
合法、スポット溶接などの抵抗溶接があるが、合成樹脂
を被覆した金属板については以下の問題点がある。
発明が解決しようとする問題点 合成樹脂被覆金属板に機械的接合法を適用すれば、孔開
け、折り曲げ等の加工が必要となり、樹脂と金属との被
覆が部分的に損われたり、切口部の金属板が露出し、耐
食性を劣化させる恐れがある。さらに接合する折曲げ加
工では複雑な加工が多く、金属板上の合成樹脂が割れた
り、はがれたりして、性能が著しくおとる。
また冶金的接合法を適用しようとすれば、予め樹脂被覆
を何等かの手段で取り除き、金属同志の結合ができるよ
うにする必要があり、煩雑な上に、高電圧を必要とする
ため設備費もかかり、1a合後溶接部を例えば塗装等の
手段により樹脂の再被覆を行わなければ、外観上また耐
食性の面からも問題が生じ、さらに、プレコート金属板
を使用したメリットが作業性の悪さにより、失なわれて
しまう。
本発明は、プレコート金属板の接合方法に関するもので
あり、上記問題点のない金属板の接合方法を提供するも
のである。
問題点を解決するための手段・作用 本発明の構成は、表面に熱可塑性樹脂を被覆した金属板
同志を、互いに押し付け、圧接部を加熱することを特徴
とする金属板接合方法である。
表面被覆金属板は、前述の如き用途に利用されるため、
基材である金属は一般に厚みが薄く、シたがって接合強
度も必らずしも基材金属と同等である必要はなく、接合
部が容易には剥離しない程度で充分な場合が多い。
これらの事情に鑑み、被覆した樹脂を熱接着する方法を
種々検討した。
熱接着については、すでに熱[14性プラスチツク同志
の接着に実用化され、プラスチックがフィルム状の場合
、熱板を一方に当てプラスチックを溶かして溶着する方
法がとられている。しかしながらこの方法では、比熱が
小さく、熱伝導率の大きい基材金属を被覆しているプラ
スチックにおいては極めて効率が悪い、また金属とプラ
スチックの熱膨張係数の相異から、このような加熱方法
は、特に被覆膜の薄い場合、単に金属と被覆したプラス
チックを剥離させる結果になりかねない。
本発明者は1表面に熱可塑性樹脂を被覆した金属板同志
を、互いに押し付けてできるだけ熱の伝導を良くした状
態とし、接触面とは反対側の両金属面側から、例えば電
熱により加熱した熱板を裏てて加熱し、その圧接面に熱
を伝えることにより、接触面の熱可塑性樹脂を溶融し、
且つ圧接によって接合部分以外の被覆面を傷付けること
なく、充分に接合の目的を達するとの知見を得た。
接合の目的を達するための圧接面の温度は、被覆された
熱可塑性樹脂の種類により異り、例えばポリエチレンの
場合120℃以上である。
また加熱方法としては、熱可塑性樹脂がポリ塩化ビニル
樹脂、ポリアミド樹脂などのように、分子構造の中に極
性のある基を持つ樹脂にあっては、高周波による加熱も
採用できる。
熱可個性樹脂被覆金属板の接合方法としては、例えばス
ポット接合の場合、第1図のごとく120℃以上に加熱
された上・下のチップで圧着することにより金属板上の
熱可塑性樹脂が溶融し接着する。
また連続接合の場合、第2図のごとく、熱可恒性樹脂被
覆金属板を120℃以上に加熱された上・下ロール間で
圧着通板することにより容易に接着する。
本発明の熱可塑性樹脂被覆金属板接合方法によれば、設
備は簡単な加熱装置と圧着装置だけで良く、作業が単純
、設備が安価、安定した接着力などの特長がある。
本出願人は、金属板の熱可塑性樹脂による表面処理につ
いて1種々検討を行い、押出機で溶融混練された熱可塑
性樹脂を、Tダイからフィルム状に押出し、予熱してあ
る金属基板上に、溶融状態で直接連続的に被覆して得ら
れた表面処理金属板が、従来の熱硬化アクリル樹脂塗料
や熱硬化ポリエステル樹脂塗料を塗布して得たカラー鋼
板や、樹脂フィルムをラミネートしたラミネート鋼板よ
りはるかに密着性のよいことを開示した(特開昭57−
203545号)。
該方法による被覆金属板用の樹脂としては、密着性以外
の表面処理金属板としての特性すなわち耐食性、耐候性
、加工性をも考慮するとポリエチレンが優れていること
も明らかにされているが、後述の実施例に示すように、
本発明による接合性もよいことがわかった。この理由と
して、金属と樹脂との被覆密着性が良いことのほかに、
樹脂自体の熱伝導度も大であることが考えられる。した
かって、ポリエチレンを前記公報記載の方法により、金
属板に被覆した表面処理金属板に水沫を適用すれば最も
効果的である。
実施例 金属基板として、 0.4+u+の亜鉛メッキ鋼板の上
にリン酸亜鉛またはクロム故なとの化成処理を行ったも
のを用い、この上に第1表に示す樹脂を押出機のTダイ
から溶融状態で直接被覆して得た金属板について、第1
表に示す条件で接合し、放冷後、円板を鉛直方向に50
+sm/winで剥離し、剥離面を観察した。
又、市販の塩ビ被覆ラミネート鋼板を用い、同様の観察
を行った。
又、重数の塩ビゾル塗装鋼板を用い、同様の観察を行っ
た。
発明の効果 本発明の方法によれば、熱可塑性樹脂を被覆した金属板
を、従来の溶接作業よりはるかに安全且つ簡易な作業に
より、しかも高度な技術を要することなく被膜が接着剤
となり、接合することができる。したがって、カラー鋼
板の如き表面処理金属板の加工上極めて有益な方法を提
供するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明方法の説明図である。 ■・・・熱可塑性樹脂、2・・・金属板、3・・・加!
9置、4・meチップ、5−@嗜ロール。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)表面に熱可塑性樹脂を被覆した金属板同志を、互
    いに押し付け、圧接部を加熱することを特徴とする金属
    板接合方法。
  2. (2)熱可塑性樹脂を被覆した金属板が、押出機で溶融
    混練されTダイからフィルム状に押出された樹脂を、予
    熱してある金属基板上に、溶融状態で直接連続的に被覆
    して得られた表面処理金属板である特許請求の範囲第(
    1)項記載の方法。
  3. (3)熱可塑性樹脂がポリエチレンである特許請求の範
    囲第(1)項記載の方法。
JP59169269A 1984-08-15 1984-08-15 熱可塑性樹脂被覆金属板接合方法 Granted JPS6147258A (ja)

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JPS6147258A true JPS6147258A (ja) 1986-03-07
JPH0519453B2 JPH0519453B2 (ja) 1993-03-16

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58163646A (ja) * 1982-03-24 1983-09-28 日新製鋼株式会社 積層金属板の製造方法

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS58163646A (ja) * 1982-03-24 1983-09-28 日新製鋼株式会社 積層金属板の製造方法

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JPH0519453B2 (ja) 1993-03-16

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