JPS6146313Y2 - - Google Patents

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JPS6146313Y2
JPS6146313Y2 JP1982008060U JP806082U JPS6146313Y2 JP S6146313 Y2 JPS6146313 Y2 JP S6146313Y2 JP 1982008060 U JP1982008060 U JP 1982008060U JP 806082 U JP806082 U JP 806082U JP S6146313 Y2 JPS6146313 Y2 JP S6146313Y2
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JP
Japan
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valve
valve body
intake port
valve seat
port
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JP1982008060U
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JPS58111491U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、真空蒸着装置等、各種の真空装置に
おいて、被排気空間と該空間内の気体を排気する
ための真空ポンプとの間に介在させて使用される
真空バルブに関するものである。
この種の真空バルブは、例えば、第1図に示す
ように、被排気空間に接続すべき吸気口aと真空
ポンプに接続すべき排気口bとを有した弁箱c内
に弁体dを収容し、この弁体dを弁箱c外に配設
したアクチユエータにより前記排気口bの内側開
口端に設けた弁座e方向に進退させることによつ
て前記排気口bを開閉させるようにしたものが一
般的である。ところが、従来のものは、吸気口a
の開口形状が円形であるため、前記弁体dを弁座
eから離間させて排気口bを開口させた場合に前
記弁体dが第2図に示すように前記吸気口aから
前記排気口bに向う被排気気体Aの流れを阻害す
る位置に保持されるのが常態となり易い。そのた
め、弁箱c内の流れが複雑になつてバルブのコン
ダクタンスが小さくなり真空ポンプの有効排気速
度が低くなるという不都合がある。なお、前記弁
体dのストロークを大きくして該弁体dを通気の
邪魔にならない位置にまで退避させ得るようにし
たり前記吸気口aを大口径のものにすれば前述し
た不都合を一応なくすことができるが、このよう
にすれば、バルブ全体が嵩の高いものになるだけ
でなく、前記弁体dを駆動するためのアクチユエ
ータも大形化してしまうという問題がある。
本考案はこのような事情に着目してなされたも
ので、被排気空間に接続すべき吸気口と真空ポン
プに接続すべき排気口とを有した弁箱内に弁座を
設けるとともに、この弁座よりも吸気口寄りに弁
体を配設してなる真空バルブにおいて、前記弁体
を、反弁座側に位置させたロツドによつて前記弁
座と平行な姿勢を保つたまま前記吸気口を全開に
する開成位置と前記弁座に着座する閉成位置との
間で進退し得るように支承するとともに、前記吸
気口の開口形状を前記弁体の進退方向と直交する
方向に偏平な長方形とすることによつて前述した
不都合を解消することができるようにした真空バ
ルブを提供するものである。
以下、本考案の一実施例を第3図〜第5図を参
照して説明する。
被排気空間、例えば、真空蒸着装置の蒸着室等
に接続すべき吸気口1と真空ポンプに接続すべき
排気口2とを有した弁箱3内に弁体4を収容し、
この弁体4を前記弁箱3外に設けたエアシリンダ
5により前記排気口2の内側開口端に設けた弁座
6方向に進退させることによつて前記排気口2を
開閉させるようにしている。つまり、前記吸気口
1と前記排気口2との間に弁座6が設けられてお
り、この弁座6よりも吸気口1寄りに弁体4が配
設されている。そして、この弁体4を、前記弁座
6と平行な姿勢を保つたまま該弁座6方向に進退
し得るように支承している。詳述すれば、弁箱3
は、天壁3aと底壁3bとを近接させた偏平なも
ので、その周壁3c部に前記吸気口1が設けてあ
るとともに底壁3bに前記排気口2が設けてあ
る。そして、前記吸気口1の開口形状を第4図に
示すように弁体4の進退方向と直交する方向に偏
平な長方形にするとともに前記排気口2の開口形
状を第5図に示すように円形にしている。一方、
前記弁体4は、前記排気口2の開口形状に対応す
る円板状のもので、前記弁座6に当接する部位に
は環状のシール部材7が設けてある。そして、こ
の弁体4を、反弁座側に位置させたロツド、すな
わち、前記エアシリンダ5のピストンロツド5a
の先端に支持させて昇降させるようにしている。
なお、前記弁箱3の天壁3a部には上昇した弁体
4を収容するための円筒状の収納空間8が設けて
あり、これによつて、前記弁体4を、前記吸気口
1が全開になる位置にまで開成させ得るようにし
ている。
しかして、このように、弁体4を弁座6と平行
な姿勢を保つたまま吸気口1側へ開成させ得るよ
うにするとともに、吸気口1の開口形状を弁体4
の進退方向と直交する方向に偏平な長方形にすれ
ば、弁箱3の大形化を招くことなしに前記吸気口
1の開口面積を大きくできる上に、弁体4を閉成
位置(第3図における実線参照)からすこし上昇
移動させる(第3図における想像線参照)だけで
該弁体4を前記吸気口1から前記排気口2に向う
被排気気体Aの流れを阻害しない開成位置にまで
退避させることができる。そのため、バルブの大
形化を招くことなしに通気に対するコンダクタン
スを大きくすることがで可能であり、該バルブに
接続される真空ポンプの有効排気速度を向上させ
ることができるものである。また、弁体4のスト
ロークlが小さいと、該弁体4を駆動するための
エアシリンダ5等の短寸化をも図ることがきるの
で、装置全体の弁体進退方向の寸法(図示実施例
では高さ寸法)を従来のものに比べて大幅に短く
することができるものである。さらに、前記吸気
口1を長方形にすると、弁箱3の壁面が平面部の
多いものになるため、導入端子ポート等の取付け
が容易となり、また、取付け場所の自由度が大き
くなるという利点もある。
しかも、このものは、前記弁体4を反弁座側に
位置させたロツド5aによつて支持しているの
で、この弁体4を吸気口1が全開になる開成位置
にまで開成させた状態では、前記吸気口1と前記
排気口2との間には障害物が一切介在しなくな
る。そのため、例えば、真空バルブ以外のバルブ
でよく見受けられるように弁座側に挿通させた支
軸等により弁体を支持するようにした構造をその
まま採用したものに比べて、分子流を乱すという
不具合を大幅に抑制することが可能である。した
がつて、この点からも通気に対するコンダクタン
スを大きくすることができ、該バルブに接続され
る真空ポンプの有効排気速度を無理なく効果的に
向上させることができるものである。
ところで、吸気口を方形にしたものとして、例
えば、実開昭50−93444号公報に示されるような
ダクト方式のものが一般に知られている。すなわ
ち、このものは、吸気口と排気口を有した弁箱
(ダクト)内に弁座を設けるとともに、この弁座
よりも排気口寄りに片開式の弁体を配設してい
る。ところが、このように弁体を排気口側に開く
ようにしたものは、真空バルブとして使用すると
閉止時に弁体を開成させようとする力が作用する
ため密閉が難かしく、実用的でない。かといつ
て、片開式の弁体を吸気口側に開くようにして使
用すると、真空度が高まつてガスの流れが分子流
になつた場合に、抵抗が増大するという問題が生
じる。すなわち、分子流は、弁箱の内面や弁体に
衝突しはね返りながら進むものであるため、片開
式の弁体を吸気口側に配置した場合には、弁体が
開いた際に該弁体の背面側に回りこんだ分子が排
気口側へ導かれ難くなり、バルブのコンダクタン
スが大幅に低下してしまうという不都合を招く。
それに対して、この考案のバルブは、弁体4が開
成した際に弁座6の全周が開放されてガスが流入
し易くなるため、前記のような不具合は生じな
い。すなわち、この考案の真空バルブは、弁体4
を弁座6と平行な姿勢のままで吸気口1が全開に
なる位置にまで開成させ得るようにしている点
と、吸気口1をこの弁体4の進退方向と直交する
方向に偏平な長方形としている点と、弁体4を反
弁座側に位置させたロツド5aにより支持してい
るという点とが相まつて、コンダクタンスを有効
に向上させることができるものであり、前述した
ダクト方式のものとは全く別異の作用効果を奏し
得るものである。
なお、弁体を駆動するためのアクチユエータは
エアシリンダに限られないのは勿論であり、例え
ば、油圧式あるいは電動式のもの等であつてもよ
い。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例を示す正断面図、第2図は第1
図における−線矢視図である。第3図〜第5
図は本考案の一実施例を示し、第3図は正断面
図、第4図は第3図における−線矢視図、第
5図は底面図である。 1……吸気口、2……排気口、3……弁箱、4
……弁体、5a……ロツド(ピストンロツド)、
6……弁座。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 被排気空間に接続すべき吸気口と真空ポンプに
    接続すべき排気口とを有した弁箱内に弁座を設け
    るとともに、この弁座よりも吸気口寄りに弁体を
    配設してなる真空バルブであつて、前記弁体を、
    反弁座側に位置させたロツドによつて前記弁座と
    平行な姿勢を保つたまま前記吸気口を全開にする
    開成位置と前記弁座に着座する閉成位置との間で
    進退し得るように支承するとともに、前記吸気口
    の開口形状を前記弁体の進退方向と直交する方向
    に偏平な長方形としたことを特徴とする真空バル
    ブ。
JP806082U 1982-01-23 1982-01-23 真空バルブ Granted JPS58111491U (ja)

Priority Applications (1)

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JP806082U JPS58111491U (ja) 1982-01-23 1982-01-23 真空バルブ

Applications Claiming Priority (1)

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JP806082U JPS58111491U (ja) 1982-01-23 1982-01-23 真空バルブ

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JPS58111491U JPS58111491U (ja) 1983-07-29
JPS6146313Y2 true JPS6146313Y2 (ja) 1986-12-26

Family

ID=30020779

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JP806082U Granted JPS58111491U (ja) 1982-01-23 1982-01-23 真空バルブ

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JP5602493B2 (ja) * 2010-05-19 2014-10-08 Ckd株式会社 真空弁

Citations (1)

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JPS447979Y1 (ja) * 1965-10-29 1969-03-27

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JPS58111491U (ja) 1983-07-29

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