JPH0515548Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0515548Y2 JPH0515548Y2 JP1987140993U JP14099387U JPH0515548Y2 JP H0515548 Y2 JPH0515548 Y2 JP H0515548Y2 JP 1987140993 U JP1987140993 U JP 1987140993U JP 14099387 U JP14099387 U JP 14099387U JP H0515548 Y2 JPH0515548 Y2 JP H0515548Y2
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- JP
- Japan
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- pot
- valve
- vtv
- dart
- slit
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- Expired - Lifetime
Links
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 claims description 5
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 description 12
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 7
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 5
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 3
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 244000309464 bull Species 0.000 description 1
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 230000007613 environmental effect Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
この考案は、内燃機関のスロツトルバルブの急
激な閉鎖を防止するダツシユポツトに関するもの
である。
激な閉鎖を防止するダツシユポツトに関するもの
である。
[従来の技術]
従来、内燃機関のスロツトルバルブの急激な閉
鎖が原因となり排気ガス中に未燃焼ガスが放出さ
れたり、あるいはエンジンの振動により運転フイ
ーリングが悪化するのを防止する目的でダツシユ
ポツトによるスロツトルバルブを除々に閉鎖する
ようになされていた。そして、そのダツシユポツ
トはスロツトルレバー側の取付方法により2つの
方式をとつている。すなわちスロツトルレバーの
閉鎖方向がダツシユポツトのシヤフトを押し込む
方向(プツシユタイプ)とスロツトルレバーの閉
鎖方向がダツシユポツトのシヤフトを引つ張る方
向(プルタイプ)がある。
鎖が原因となり排気ガス中に未燃焼ガスが放出さ
れたり、あるいはエンジンの振動により運転フイ
ーリングが悪化するのを防止する目的でダツシユ
ポツトによるスロツトルバルブを除々に閉鎖する
ようになされていた。そして、そのダツシユポツ
トはスロツトルレバー側の取付方法により2つの
方式をとつている。すなわちスロツトルレバーの
閉鎖方向がダツシユポツトのシヤフトを押し込む
方向(プツシユタイプ)とスロツトルレバーの閉
鎖方向がダツシユポツトのシヤフトを引つ張る方
向(プルタイプ)がある。
そして、ダツシユポツト効果を発生させるため
のアンブレーラバルブとスリツト又はオリフイス
とからなるバキユームトランスミツテングバルブ
(以下、VTVという)は、前記プツシユタイプで
はダツシユポツトの圧力室内壁を利用してVTV
を組み立てるか、ダイヤフラムの上にVTV取付
装置を設けて該装置内でVTVを組み立てるかに
よつてダツシユポツト内に設置されていた。また
前記プルタイプにおいては、ダツシユポツト室と
は別にVTV設置専用の室を形成し、両室を管で
連結するものが普通であつた。
のアンブレーラバルブとスリツト又はオリフイス
とからなるバキユームトランスミツテングバルブ
(以下、VTVという)は、前記プツシユタイプで
はダツシユポツトの圧力室内壁を利用してVTV
を組み立てるか、ダイヤフラムの上にVTV取付
装置を設けて該装置内でVTVを組み立てるかに
よつてダツシユポツト内に設置されていた。また
前記プルタイプにおいては、ダツシユポツト室と
は別にVTV設置専用の室を形成し、両室を管で
連結するものが普通であつた。
また、前記スリツト又はオリフイスはアンブレ
ーラバルブとは離れて位置に穿設されるのが普通
であつた。
ーラバルブとは離れて位置に穿設されるのが普通
であつた。
[考案が解決しようとする課題]
上述の如く、ダツシユポツトに2つのタイプが
あり、アンブレーラバルブの取付位置が逆となる
ため、VTVの部品構成は同一でありながらVTV
はその設置場所にそれぞれ組み立てられていてそ
の組立作業が面倒であると共に多量生産あるいは
VTVの共用化ができずコスト高となるものであ
つた。
あり、アンブレーラバルブの取付位置が逆となる
ため、VTVの部品構成は同一でありながらVTV
はその設置場所にそれぞれ組み立てられていてそ
の組立作業が面倒であると共に多量生産あるいは
VTVの共用化ができずコスト高となるものであ
つた。
また、スリツト又はオリフイスがアンブレーラ
バルブとは離れて位置に穿設されるため、VTV
が大型となる、という問題もあつた。
バルブとは離れて位置に穿設されるため、VTV
が大型となる、という問題もあつた。
この考案は、従来の技術の有するこのような問
題点に鑑みてなされたものであり、その目的とす
るところは、前記プツシユタイプおよびブルタイ
プに共用できる小型化されカートリツジ化された
VTVを用いダツシユポツトの製造・組み立てを
容易にすると共にコストの低減を図つたダツシユ
ポツトを提供しようとするものである。
題点に鑑みてなされたものであり、その目的とす
るところは、前記プツシユタイプおよびブルタイ
プに共用できる小型化されカートリツジ化された
VTVを用いダツシユポツトの製造・組み立てを
容易にすると共にコストの低減を図つたダツシユ
ポツトを提供しようとするものである。
[課題を解決するための手段]
上記目的を達成するために、この考案における
ダツシユポツトは、内燃機関のスロツトルバルブ
の急激な閉鎖を防止するダツシユポツトにおい
て、断面H状のバルブテーナの中心部にアンブレ
ーラバルブを取付け、該アンブレーラバルブが接
する弁座面にスリツトを形成し、該スリツトをア
ンブレーラバルブ用の通気路に連絡させてなるバ
キユームトランスミツテングバルブをカートリツ
ジ化してダツシユポツトに内蔵したことを特徴と
するものである。
ダツシユポツトは、内燃機関のスロツトルバルブ
の急激な閉鎖を防止するダツシユポツトにおい
て、断面H状のバルブテーナの中心部にアンブレ
ーラバルブを取付け、該アンブレーラバルブが接
する弁座面にスリツトを形成し、該スリツトをア
ンブレーラバルブ用の通気路に連絡させてなるバ
キユームトランスミツテングバルブをカートリツ
ジ化してダツシユポツトに内蔵したことを特徴と
するものである。
[作用]
内燃機関のスロツトルバルブが急激に閉鎖され
ようとする際は、ダツシユポツト圧力室内の空気
はスリツト又はオリフイスから徐々に排出され
て、スロツトルバルブの急激な閉鎖が防止され
る。
ようとする際は、ダツシユポツト圧力室内の空気
はスリツト又はオリフイスから徐々に排出され
て、スロツトルバルブの急激な閉鎖が防止され
る。
スロツトルバルブが開かれる際は、大気がアン
ブレーラバルブを介して自由に前記圧力室内に供
給されダツシユポツトは初期セツト位置に戻るの
で、スロツトルバルブの開放に格別の抵抗を生じ
させない。
ブレーラバルブを介して自由に前記圧力室内に供
給されダツシユポツトは初期セツト位置に戻るの
で、スロツトルバルブの開放に格別の抵抗を生じ
させない。
そして、ダツシユポツト内のVTVはカートリ
ツジ化されているので、プツシユタイプにこの
VTVを使用する場合とプルタイプに使用する場
合とではVTVの方向を逆にして設置すればよい。
ツジ化されているので、プツシユタイプにこの
VTVを使用する場合とプルタイプに使用する場
合とではVTVの方向を逆にして設置すればよい。
また、VTVはアンブレーラバルブが接する弁
座面にスリツトを形成し、該スリツトをアンブレ
ーラバルブ用の通気路に連絡させたものからなる
ので、通気の往復がアンブレーラバルブの範囲内
に集約できて該VTVを小型化することができる。
座面にスリツトを形成し、該スリツトをアンブレ
ーラバルブ用の通気路に連絡させたものからなる
ので、通気の往復がアンブレーラバルブの範囲内
に集約できて該VTVを小型化することができる。
[実施例]
第1図ないし第4図を参照してこの考案の実施
例について以下説明をする。
例について以下説明をする。
第1図に示すものはプツシユタイプのダツシユ
ポツトであり、そのカバー凹所内にVTVを設置
したものである。
ポツトであり、そのカバー凹所内にVTVを設置
したものである。
VTVはアンブレーラバルブ1と該アンブレー
ラバルブ1を保持するバルブリテーナ2とアンブ
レーラバルブ1を挟み該バルブリテーナ2の両端
に設置されたフイルター3とアンブレーラバルブ
1のシール面に設けられたスリツト4と該スリツ
ト4が連絡されるアンブレーラバルブ用の通気路
21とカバー5に接するバルブリテーナ2の気密
を保持するためのOリング6とからなり、これら
は1つの部品としてカートリツジ化されている。
ラバルブ1を保持するバルブリテーナ2とアンブ
レーラバルブ1を挟み該バルブリテーナ2の両端
に設置されたフイルター3とアンブレーラバルブ
1のシール面に設けられたスリツト4と該スリツ
ト4が連絡されるアンブレーラバルブ用の通気路
21とカバー5に接するバルブリテーナ2の気密
を保持するためのOリング6とからなり、これら
は1つの部品としてカートリツジ化されている。
なおこのVTVは気密性を保持するための前記
Oリング6を設けることなくカートリツジ化され
たものを前記カバー5等に圧入または超音波溶着
等の手段により設置してもよく、また前記フイル
ター3も環境条件、使用頻度等を考慮して設けな
くてもよい。
Oリング6を設けることなくカートリツジ化され
たものを前記カバー5等に圧入または超音波溶着
等の手段により設置してもよく、また前記フイル
ター3も環境条件、使用頻度等を考慮して設けな
くてもよい。
このダツシユポツトはダイヤフラム7に固定さ
れスロツトルレバー8に当接するシヤフト9と前
記カバー5内面に上端が当接し前記ダイヤフラム
7に下端が当接して圧力室10内にあるスプリン
グ11を具有し、前記VTVは該カバー5の一隅
凹所12に設置されている。また該凹所12の上
方のカバー部は空気出入用の孔13が形成された
突部14となつており、該突部14は複数のスリ
ツト15を有するキヤツプ16で覆われている。
れスロツトルレバー8に当接するシヤフト9と前
記カバー5内面に上端が当接し前記ダイヤフラム
7に下端が当接して圧力室10内にあるスプリン
グ11を具有し、前記VTVは該カバー5の一隅
凹所12に設置されている。また該凹所12の上
方のカバー部は空気出入用の孔13が形成された
突部14となつており、該突部14は複数のスリ
ツト15を有するキヤツプ16で覆われている。
車の走行中、減速時にアクセルをOFFにする
ことによつてスロツトルレバー8が閉鎖方向にス
トロークすればスロツトルレバー8のスプリング
力がダツシユポツト内部のスプリング11力に打
勝つてダツシユポツトのシヤフト9をプツシユ方
向に強制的にストロークさせようとするが、前記
VTV部のアンブレーラバルブ1のシール面に設
けられたスリツト4により圧力室10内の空気は
スリツト4、通気路21を介して徐々に排出され
るので、ダツシユポツトのシヤフト9およびこれ
に連動するスロツトルレバー8は徐々にストロー
クし、結局スロツトルバルブ17は徐々に閉鎖
し、ダツシユポツト効果を発生する。
ことによつてスロツトルレバー8が閉鎖方向にス
トロークすればスロツトルレバー8のスプリング
力がダツシユポツト内部のスプリング11力に打
勝つてダツシユポツトのシヤフト9をプツシユ方
向に強制的にストロークさせようとするが、前記
VTV部のアンブレーラバルブ1のシール面に設
けられたスリツト4により圧力室10内の空気は
スリツト4、通気路21を介して徐々に排出され
るので、ダツシユポツトのシヤフト9およびこれ
に連動するスロツトルレバー8は徐々にストロー
クし、結局スロツトルバルブ17は徐々に閉鎖
し、ダツシユポツト効果を発生する。
逆にアクセルをONにしてスロツトルレバー8
がシヤフト9を離れる方向にストロークすると、
ダツシユポツトは内部のスプリング11力によ
り、およびアンブレーラバルブ1が通気路21を
介して大気に自由に流すように開弁することによ
り自動的に速やかに初期セツト位置に戻る。
がシヤフト9を離れる方向にストロークすると、
ダツシユポツトは内部のスプリング11力によ
り、およびアンブレーラバルブ1が通気路21を
介して大気に自由に流すように開弁することによ
り自動的に速やかに初期セツト位置に戻る。
第2図に示すものはプルタイプのダツシユポツ
トであり、そのカバー凹所内にVTVを設置した
ものである。
トであり、そのカバー凹所内にVTVを設置した
ものである。
VTV、カバー、キヤツプ等は前記第1図に示
したものと略同じであり、単にVTVの設置方向
を逆にしたものである。そして、第1図と同じ部
品には同じ符号を付した。
したものと略同じであり、単にVTVの設置方向
を逆にしたものである。そして、第1図と同じ部
品には同じ符号を付した。
このプルタイプではダイヤフラム7の下方にス
プリング11は設置される。
プリング11は設置される。
プルタイプの場合、アクセルをOFFにするこ
とによつてスロツトルレバー8が閉鎖方向にスト
ロークすればスロツトルレバー8のスプリング力
がダツシユポツト内部のスプリング11力に打勝
つてダツシユポツトのシヤフト9をプル方向に強
制的にストロークさせようとするが、前記VTV
部のアンブレーラバルブ1のシール面に設けられ
たスリツト4及び通気路21により大気が徐々に
圧力室10内に入るので、ダツシユポツトのシヤ
フト9およびこれに連動するスロツトルレバー8
は徐々にストロークし、結局スロツトルバルブ1
7は徐々に閉鎖し、ダツシユポツト効果を発生す
る。
とによつてスロツトルレバー8が閉鎖方向にスト
ロークすればスロツトルレバー8のスプリング力
がダツシユポツト内部のスプリング11力に打勝
つてダツシユポツトのシヤフト9をプル方向に強
制的にストロークさせようとするが、前記VTV
部のアンブレーラバルブ1のシール面に設けられ
たスリツト4及び通気路21により大気が徐々に
圧力室10内に入るので、ダツシユポツトのシヤ
フト9およびこれに連動するスロツトルレバー8
は徐々にストロークし、結局スロツトルバルブ1
7は徐々に閉鎖し、ダツシユポツト効果を発生す
る。
逆にアクセルをONにしてスロツトルレバー8
がシヤフト9を離れる方向にストロークすると、
ダツシユポツトは内部のスプリング11力によ
り、およびアンブレーラバルブ1が通気路21を
介して大気を自由に流すように開弁することによ
り自動的に速やかに初期セツト位置に戻る。
がシヤフト9を離れる方向にストロークすると、
ダツシユポツトは内部のスプリング11力によ
り、およびアンブレーラバルブ1が通気路21を
介して大気を自由に流すように開弁することによ
り自動的に速やかに初期セツト位置に戻る。
第3図に示すものはプツシユタイプのダツシユ
ポツトであり、そのダイヤフラムの上にVTV取
付装置を設けて該装置内にVTVを設置したもの
である。
ポツトであり、そのダイヤフラムの上にVTV取
付装置を設けて該装置内にVTVを設置したもの
である。
そして、VTVは前記第1図に示したものと同
じであり、その設置方向も第1図のものと同じで
ある。また第1図と同じ部品には同じ符号を付し
た。
じであり、その設置方向も第1図のものと同じで
ある。また第1図と同じ部品には同じ符号を付し
た。
この実施例の場合、カバー5内の圧力室にはス
プリング11を設置せず、ダツシユポツト本体下
端とシヤフト9に形成したフランジ18との間に
スプリング11が設置され、カートリツジ化され
たVTVはダイヤフラム7の上に設けたVTV取付
装置19内に設置される。またカバー5の上面は
大気に開放することなく、VTVの大気側がシヤ
フト9に設けた連通孔20介して大気に連通して
いる。
プリング11を設置せず、ダツシユポツト本体下
端とシヤフト9に形成したフランジ18との間に
スプリング11が設置され、カートリツジ化され
たVTVはダイヤフラム7の上に設けたVTV取付
装置19内に設置される。またカバー5の上面は
大気に開放することなく、VTVの大気側がシヤ
フト9に設けた連通孔20介して大気に連通して
いる。
アクセルをOFFにすることによつてスロツト
ルレバーが閉鎖方向にストロークすればスロツト
ルレバーのスプリング力がダツシユポツトのスプ
リング11力に打勝つてダツシユポツトのシヤフ
ト9をプツシユ方向に強制的にストロークさせよ
うとするが、前記VTV部のアンブレーラバルブ
1のシール面に設けられたスリツト4により圧力
室10内の空気はスリツト4、通気路21を介し
て徐々に排出されるので、ダツシユポツトのシヤ
フト9およびこれに連動するスロツトルレバーは
徐々にストロークし、結局スロツトルバルブは
徐々に閉鎖し、ダツシユポツト効果を発生する。
ルレバーが閉鎖方向にストロークすればスロツト
ルレバーのスプリング力がダツシユポツトのスプ
リング11力に打勝つてダツシユポツトのシヤフ
ト9をプツシユ方向に強制的にストロークさせよ
うとするが、前記VTV部のアンブレーラバルブ
1のシール面に設けられたスリツト4により圧力
室10内の空気はスリツト4、通気路21を介し
て徐々に排出されるので、ダツシユポツトのシヤ
フト9およびこれに連動するスロツトルレバーは
徐々にストロークし、結局スロツトルバルブは
徐々に閉鎖し、ダツシユポツト効果を発生する。
逆にアクセルをONにしてスロツトルレバーが
シヤフト9を離れる方向にストロークすると、ダ
ツシユポツトはスプリング11力により、および
アンブレーラバルブ1が通気路21を介して大気
を自由に流すように開弁することにより自動的に
速やかに初期セツト位置に戻る。
シヤフト9を離れる方向にストロークすると、ダ
ツシユポツトはスプリング11力により、および
アンブレーラバルブ1が通気路21を介して大気
を自由に流すように開弁することにより自動的に
速やかに初期セツト位置に戻る。
従つて、ダツシユポツト全体の作動は第1図の
ものと略同じである。
ものと略同じである。
第4図に示すものはプルタイプのダツシユポツ
トであり、そのダイヤフラムの上にVTV取付装
置を設けて該装置内にVTVを設置したものであ
る。
トであり、そのダイヤフラムの上にVTV取付装
置を設けて該装置内にVTVを設置したものであ
る。
VTV、カバー等は前記第3図に示したものと
略同じであり、単にVTVの設置方向を逆にした
ものである。そして、第1図および第3図と同じ
部品には同じ符号を付した。
略同じであり、単にVTVの設置方向を逆にした
ものである。そして、第1図および第3図と同じ
部品には同じ符号を付した。
このプルタイプではダイヤフラム7の下方にス
プリング11が設置される。
プリング11が設置される。
アクセルをOFFにすることによつてスロツト
ルレバーが閉鎖方向にストロークすればスロツト
ルレバーのスプリング力がダツシユポツト内部の
スプリング11力に打勝つてダツシユポツトのシ
ヤフト9をプル方向に強制的にストロークさせよ
うとするが、前記VTV部のアンブレーラバルブ
1のシール面に設けられたスリツト4、通気路2
1により大気が徐々に圧力室10内に入るので、
ダツシユポツトのシヤフト9およびこれに連動す
るスロツトルレバーは徐々にストロークし、結局
スロツトルバルブは徐々に閉鎖し、ダツシユポツ
ト効果を発生する。
ルレバーが閉鎖方向にストロークすればスロツト
ルレバーのスプリング力がダツシユポツト内部の
スプリング11力に打勝つてダツシユポツトのシ
ヤフト9をプル方向に強制的にストロークさせよ
うとするが、前記VTV部のアンブレーラバルブ
1のシール面に設けられたスリツト4、通気路2
1により大気が徐々に圧力室10内に入るので、
ダツシユポツトのシヤフト9およびこれに連動す
るスロツトルレバーは徐々にストロークし、結局
スロツトルバルブは徐々に閉鎖し、ダツシユポツ
ト効果を発生する。
逆にアクセルをONにしてスロツトルレバーが
シヤフト9を離れる方向にストロークすると、ダ
ツシユポツトは内部のスプリング11力により、
およびアンブレーラバルブ1が通気路21を介し
て大気を自由に流すように開弁することにより自
動的に速やかに初期セツト位置に戻る。
シヤフト9を離れる方向にストロークすると、ダ
ツシユポツトは内部のスプリング11力により、
およびアンブレーラバルブ1が通気路21を介し
て大気を自由に流すように開弁することにより自
動的に速やかに初期セツト位置に戻る。
従つて、ダツシユポツト全体の作動は第2図の
ものと略同じである。
ものと略同じである。
このように、カートリツジ化されたVTVをダ
ツシユポツト内でその設置方向を単に逆にするだ
けで、プツシユタイプ、プルタイプのいずれのダ
ツシユポツトにも簡単に適用できるものである。
ツシユポツト内でその設置方向を単に逆にするだ
けで、プツシユタイプ、プルタイプのいずれのダ
ツシユポツトにも簡単に適用できるものである。
そして、VTVはアンブレーラバルブ1が接す
る弁座面にスリツト4を形成し、該スリツト4を
アンブレーラバルブ用の通気路21に連絡させた
ものからなるので、通気の往復がアンブレーラバ
ルブの範囲内に集約できて該VTVを小型化する
ことができる。
る弁座面にスリツト4を形成し、該スリツト4を
アンブレーラバルブ用の通気路21に連絡させた
ものからなるので、通気の往復がアンブレーラバ
ルブの範囲内に集約できて該VTVを小型化する
ことができる。
[考案の効果]
この考案は、ダツシユポツト効果を得るための
VTVをカートリツジ化してダツシユポツトに内
蔵したものであるから、VTVの多量生産が可能
となり、プツシユタイプあるいはプルタイプのい
ずれのダツシユポツトにもVTVを共用化するこ
とができ、2つのタイプのダツシユポツトを安価
に生産することができる。またVTV以外のもの
についてもかなりの部品が共用化が容易であるの
で、VTVをダツシユポツトに順次組み込んだも
のに比してコスト的にも有利である。
VTVをカートリツジ化してダツシユポツトに内
蔵したものであるから、VTVの多量生産が可能
となり、プツシユタイプあるいはプルタイプのい
ずれのダツシユポツトにもVTVを共用化するこ
とができ、2つのタイプのダツシユポツトを安価
に生産することができる。またVTV以外のもの
についてもかなりの部品が共用化が容易であるの
で、VTVをダツシユポツトに順次組み込んだも
のに比してコスト的にも有利である。
またプルタイプのものもVTVをダツシユポツ
トに内蔵するようにしたので、2つのタイプを選
択可能となることからエンジン搭載時の自由度が
増すという利点もある。
トに内蔵するようにしたので、2つのタイプを選
択可能となることからエンジン搭載時の自由度が
増すという利点もある。
さらに、VTVはアンブレーラバルブが接する
弁座面にスリツトを形成し、該スリツトをアンブ
レーラバルブ用の通気路に連絡させたものからな
るので、通気の往復がアンブレーラバルブの範囲
内に集約できて該VTVを小型化することもでき
る。
弁座面にスリツトを形成し、該スリツトをアンブ
レーラバルブ用の通気路に連絡させたものからな
るので、通気の往復がアンブレーラバルブの範囲
内に集約できて該VTVを小型化することもでき
る。
第1図はこの考案に係るカートリツジ化された
VTVをプツシユタイプに適用した一実施例の断
面図、第2図はカートリツジ化されたVTVをプ
ルタイプに適用した一実施例の断面図、第3図は
カートリツジ化されたVTVをプツシユタイプに
適用した他の実施例の断面図、第4図はカートリ
ツジ化されたVTVをプルタイプに適用した他の
実施例の断面図である。 1……アンブレーラバルブ、2……バルブリテ
ーナ、4……スリツト、17……スロツトルバル
ブ、21……アンブレーラバルブ用の通気路。
VTVをプツシユタイプに適用した一実施例の断
面図、第2図はカートリツジ化されたVTVをプ
ルタイプに適用した一実施例の断面図、第3図は
カートリツジ化されたVTVをプツシユタイプに
適用した他の実施例の断面図、第4図はカートリ
ツジ化されたVTVをプルタイプに適用した他の
実施例の断面図である。 1……アンブレーラバルブ、2……バルブリテ
ーナ、4……スリツト、17……スロツトルバル
ブ、21……アンブレーラバルブ用の通気路。
Claims (1)
- 内燃機関のスロツトルバルブの急激な閉鎖を防
止するダツシユポツトにおいて、断面H状のバル
ブリテーナの中心部にアンブレーラバルブを取付
け、該アンブレーラバルブが接する弁座面にスリ
ツトを形成し、該スリツトをアンブレーラバルブ
用の通気路に連絡させてなるバキユームトランス
ミツテングバルブをカートリツジ化してダツシユ
ポツトに内蔵したことを特徴とするダツシユポツ
ト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987140993U JPH0515548Y2 (ja) | 1987-09-17 | 1987-09-17 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987140993U JPH0515548Y2 (ja) | 1987-09-17 | 1987-09-17 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6446441U JPS6446441U (ja) | 1989-03-22 |
JPH0515548Y2 true JPH0515548Y2 (ja) | 1993-04-23 |
Family
ID=31405663
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987140993U Expired - Lifetime JPH0515548Y2 (ja) | 1987-09-17 | 1987-09-17 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0515548Y2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5141131A (ja) * | 1974-10-02 | 1976-04-06 | Nissan Motor | Nidanshikidatsushuhotsuto |
JPS51133631A (en) * | 1975-05-16 | 1976-11-19 | Hitachi Ltd | Dash pot |
-
1987
- 1987-09-17 JP JP1987140993U patent/JPH0515548Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5141131A (ja) * | 1974-10-02 | 1976-04-06 | Nissan Motor | Nidanshikidatsushuhotsuto |
JPS51133631A (en) * | 1975-05-16 | 1976-11-19 | Hitachi Ltd | Dash pot |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6446441U (ja) | 1989-03-22 |
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