JPH0113894Y2 - - Google Patents

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JPH0113894Y2
JPH0113894Y2 JP1981140789U JP14078981U JPH0113894Y2 JP H0113894 Y2 JPH0113894 Y2 JP H0113894Y2 JP 1981140789 U JP1981140789 U JP 1981140789U JP 14078981 U JP14078981 U JP 14078981U JP H0113894 Y2 JPH0113894 Y2 JP H0113894Y2
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JP
Japan
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valve
chamber
diaphragm
fluid passage
valve seat
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JP1981140789U
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JPS5845477U (ja
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  • Exhaust-Gas Circulating Devices (AREA)
  • Fluid-Driven Valves (AREA)
  • Fluid-Pressure Circuits (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は流体制御装置に関するものであり、内
燃機関の排気ガス対策用に用いて有用な流体制御
装置を提供するものである。
従来、特開昭52−76528号に示される様な流体
制御装置が知られている。
第1図において、インテイクマニホールド21
により発生した負圧を、ソレノイドバルブ23に
より周期的に連通遮断することにより生起した脈
圧を、ダイアフラムバルブ25のダイアフラム室
27内に導入することにより流体通路29内の流
体を制御する構成となつている。
上記した従来装置においては、一定の負圧より
脈圧を生起させるためにソレノイドバルブを使用
しているため構造が複雑で高価にならざるをえな
かつた。
本考案はソレノイドバルブの様な電気的発信器
を使用することなく、構造が簡単で安価な流体制
御装置を提供するものである。
本考案は、弁座部によつて仕切られた空室及び
大気室並びに前記大気室に対し、反対側端部に形
成された流体通路を備えている本体内に、外周部
を前記本体側に保持されて前記空室を第1の室と
第2の室とに仕切るダイアフラム、前記ダイアフ
ラムに固着されて軸方向両側へ伸びた弁棒、ゴム
状弾性材をもつて略傘形状に成形され、前記弁棒
の前記大気室側の端部に結合され、前記弁棒のス
トロークに伴い、弾性変形して前記弁座部の前記
大気室側に対する接触を持続し、次いで、前記弁
座部に対する接触を解除する弁部材、前記弁棒の
前記流体通路側の端部に付されて前記流体通路を
連通・遮断するバルブ手段、前記第1の室に連通
し、絞り手段を備えた圧力通路、ゴム状弾性材を
もつて略傘形状に成形され、前記弁棒の前記バル
ブ手段側に結合されて前記弁棒のストローク位置
に関係なく前記第2の室と前記流体通路とを遮断
する傘シール及び前記弁部材を前記弁座部へ付勢
するバネ手段を配置し、前記圧力通路側からの減
圧作用によつて前記第1の室内を減圧させ、前記
ダイアフラムに対する押圧力が前記バネ手段の付
勢力を超えた時に、前記ダイアフラム及び弁棒の
ストロークが開始されて前記バルブ手段が開放さ
れ、前記傘形状の弁部材は弾性変形量を減少させ
て前記弁座部に対する接触を持続し、ストローク
の進行に伴う弾性変形量減少の終了時に開放さ
れ、前記第1の室及び大気室を連通させ、その連
通に伴う前記第1の室内の圧力上昇により前記ダ
イアフラム及び弁棒が逆方向に移動して前記弁部
材及びバルブ手段を閉塞させるようになすもので
ある。
ついで、本考案の一実施例を第2図にもとづい
て説明する。
本体1内には空室3が形成されており、この空
室3内はゴム状弾性材製ダイアフラム7により第
1の室4と第2の室5とに仕切られている。ダイ
ヤフラム7には弁棒9が固着されている。弁棒9
の一端は本体1の壁をつき抜けて、本体1に一体
的に設けた大気室6内に伸びており、ゴム状弾性
材製で傘形状の弁部材10が弾性的に曲げ変形さ
れた状態で固着されている。
弁部材10は本体1側に設けた弁座部2と協働
して大気室6側と第1の室4側との間を連通遮断
している。大気室6内にはフイルター15と、絞
り部15を設けた仕切板16とが配置されてい
る。一方、弁棒9の他端には、バルブ手段11が
設けられており、該バルブ手段11により流体通
路18が連通遮断され、又、第2の室5と流体通
路18との間の通通を遮断するためにゴム状弾性
材製の傘シール17が保持されている。第2の室
5は大気に連通している。第1の室4は絞り手段
14を設けた圧力通路13により図示しない負圧
源に連通されている。更に、ダイヤフラム7と本
体1との間に配置したつる巻状のバネ手段8によ
り弁部材10は弁座部2に向つて押圧されてい
る。
この様な構成の流体制御装置は以下の様に作用
する。
図示の状態において、第1の室4内が圧力通路
13を介して減圧され、ダイアフラム7に対する
流体の押圧力がバネ手段8の付勢力を超えると、
弁棒9が移動しでバルブ手段11が流体通路18
を連通させるが、弁部材10は弾性的な曲げ変形
を保つて弁座部2に対する接触状態を持続し、第
1の室4内の減圧が更に進行すると、弁部材10
が開放されて同時に第1の室4内の圧力が上昇
し、ダイアフラム7及び弁棒9の逆向きのストロ
ークによつて弁部材10及びバルブ手段11が閉
塞される。
上記した流体制御装置の作動は、第3図に例示
するような線図によつて表示される。
線Aに沿つて進行した第1の室4内の減圧がa
点に達すると、下図に示すように、バルブ手段1
1が開放されるが、弁部材10は閉塞状態を持続
し、減圧が進行してb点に達すると弁部材10も
開放され、それと同時に第1の室4内の圧力が線
Bに沿つて上昇するので、弁部材10及びバルブ
手段11が閉塞される。
本考案は上述した構成を有する結果以下に述べ
る様な効果を有する。
ソレノイドバルブの様な電気的手段を用いて
いないので引火性流体の制御にも安全である。
絞り手段の絞り量をかえることにより任意の
脈圧を得ることができる。
構造が簡単で安価に制作できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来技術に係る流体制御装置の図、第
2図は本考案に係る流体制御装置の断面図であ
り、第3図はその作動図である。 1……本体、2……弁座部、3……空室、4…
…第1の室、5……第2の室、6……大気室、7
……ダイヤフラム、8……バネ手段、9……弁
棒、10……弁部材、11……バルブ手段、12
……絞り部、13……圧力通路、14……絞り手
段、15……フイルター、16……仕切板、17
……傘シール、18……流体通路、21……イン
テイクマニホールド、23……ソレノイドバル
ブ、25……ダイヤフラムバルブ、27……ダイ
ヤフラム室、29……流体通路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 弁座部2によつて仕切られた空室3及び大気室
    6並びに前記大気室6に対し、反対側端部に形成
    された流体通路18を備えている本体1、外周部
    を前記本体1側に保持されて前記空室3を第1の
    室4と第2の室5とに仕切つているダイアフラム
    7、前記ダイアフラム7に固着されて軸方向両側
    へ伸びた弁棒9、ゴム状弾性材をもつて略傘形状
    に成形され、前記弁棒9の前記大気室6側の端部
    に結合され、前記弁棒9のストロークに伴い、弾
    性変形して前記弁座部2の前記大気室6側に対す
    る接触を持続し、次いで、前記弁座部2に対する
    接触を解除する弁部材10、前記弁棒9の前記流
    体通路18側の端部に付されて前記流体通路18
    を連通・遮断するバルブ手段11、前記第1の室
    4に連通し、絞り手段14を備えた圧力通路1
    3、ゴム状弾性材をもつて略傘形状に成形され、
    前記弁棒9の前記バルブ手段11側に結合されて
    前記弁棒9のストローク位置に関係なく前記第2
    の室5と前記流体通路18とを遮断する傘シール
    17及び前記弁部材10を前記弁座部2へ付勢す
    るバネ手段18を有する流体制御装置。
JP14078981U 1981-09-21 1981-09-21 流体制御装置 Granted JPS5845477U (ja)

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JP14078981U JPS5845477U (ja) 1981-09-21 1981-09-21 流体制御装置

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JP14078981U JPS5845477U (ja) 1981-09-21 1981-09-21 流体制御装置

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Publication Number Publication Date
JPS5845477U JPS5845477U (ja) 1983-03-26
JPH0113894Y2 true JPH0113894Y2 (ja) 1989-04-24

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ID=29933932

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JP14078981U Granted JPS5845477U (ja) 1981-09-21 1981-09-21 流体制御装置

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51109520A (ja) * 1975-03-24 1976-09-28 Hitachi Ltd Kitaishindoben

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS51109520A (ja) * 1975-03-24 1976-09-28 Hitachi Ltd Kitaishindoben

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JPS5845477U (ja) 1983-03-26

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