JPS6145967B2 - - Google Patents

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JPS6145967B2
JPS6145967B2 JP53131471A JP13147178A JPS6145967B2 JP S6145967 B2 JPS6145967 B2 JP S6145967B2 JP 53131471 A JP53131471 A JP 53131471A JP 13147178 A JP13147178 A JP 13147178A JP S6145967 B2 JPS6145967 B2 JP S6145967B2
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bicarbonate
alcohol
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Uiriamu Maashunaa Furanku
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Colgate Palmolive Co
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Publication date
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Publication of JPS6145967B2 publication Critical patent/JPS6145967B2/ja
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  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
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  • Inorganic Chemistry (AREA)
  • Emergency Medicine (AREA)
  • Cosmetics (AREA)
  • Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、必須消臭剤としてアルカリ金属重炭
酸塩を含む、安定な飽和脂肪酸石ケンベース消臭
ステイツクと、該重炭酸塩含有消臭ステイツクと
に関する。 発汗防止及び/又は消臭効果を持ち、アルコー
ル石ケンゲル及び/又はプロピレングリコール石
ケンゲルをベースとする化粧用ステイツクは従来
知られており、アメリカ特許2900306、2857315、
2933433、3259545、2970083号、カナダ特許
567499号、イギリス特許795773号の各明細書に記
載されている。該石ケンゲルに従来配合されてい
た消臭剤は、アメリカ特許2900306、2970083号明
細書に開示されている様なハロゲン化ジヒドロキ
シジフエニルメタン、特にヘキサクロルフエノン
等である。 前記消臭剤に加えて、又はその代わりに、ナト
リウムジルコニウムラクテート、アルミニウムヒ
ドロキシドゲル、アルミニウムクロロヒドロキシ
錯体、アルミニウムヒドロキシクロリド、ナトリ
ウムアルミニウムクロルヒドロキシラクテート錯
体又はそれらの混合物の様な発汗防止剤を、アメ
リカ特許2857315、2933433、3259545、2970083号
明細書に開示されている様な該プロピレングリコ
ール石ケンゲルステイツクに添加する。 発汗防止剤はAl塩、Zn塩の様な収れん剤の作
用を通じて発汗を阻止することによりわき下臭を
なくすが、かなりの使用者によつて刺激的である
ことがある。一方、消臭剤は、化学的、微生物的
攻撃による汗成分の悪臭脂肪酸への分解により生
ずる不快臭を消す。消臭剤は発汗は阻止せず、そ
れ自身の臭い特性によるか、汗残存部の脂肪に対
する微生物の分解作用を阻止するか、悪臭脂肪酸
との反応によるか、これら機構のいづれかの組合
せにより汗の有臭分解生成物の臭いを消す。従つ
てそれらは発汗防止剤程に刺激性でない。 重炭酸ナトリウムはかなり前からその消臭特性
が認められており、冷蔵庫の消臭剤として普通に
使用されている。加えて、徹底的に粉末化された
重炭酸ナトリウム或はタルク、コーンスターチ、
米粉その他の充填剤で希釈された重炭酸ナトリウ
ムが“Journal of Investigative Dermatology”
71946巻、131〜133頁、アメリカ特許279195、
1558405号明細書に開示されている様にわき下防
臭剤として使用されている。 しかし、消費者に受け入れられ得るステイツク
体の実用的かつ有効な消臭組成物の開発にはユニ
ークな多くの問題がある。即ち、重炭酸ナトリウ
ム、重炭酸カリウムは水、アルコールその他の溶
媒にわずかしか溶解しないのでステイツク体中に
配合するのに適した組成物の製造は極度に困難か
つ複雑な問題である。重炭酸ナトリウムは溶解性
が低いという問題に加え、通常のステイツク組成
物の他成分との配合性、その審美的外観、肌への
感触が許容される重炭酸ナトリウム含有消臭ステ
イツクの製造で出会う2〜3の別の問題である。 従つて、本発明の主目的は、活性消臭剤として
の有効量のアルカリ金属重炭酸を含む、非収縮
性、非刺激性のステアリン酸塩石ケンベース消臭
ステイツク(重炭酸塩が消臭剤として、静菌剤の
必要性をなくしている)を提供することである。 本発明により、水性又は無水の多価アルコール
自体、又は一価アルコールとの混合物中に分散な
いし溶解された重量で、少くとも0.1〜3%、好
ましくは少くとも1〜3%、そして70%まで、好
ましくは50%までのアルカリ金属重炭酸塩からな
り、小量のステアリン酸ナトリウム又はステアリ
ン酸ナトリウムとステアリン酸カリウムとの混合
物により固化されている消臭ステイツクが特定の
望ましい特性を示すことが発見された。 更に特定すれば、本発明は、多量の水性又は無
水の多価アルコール又は多価アルコールと一価ア
ルコールとの混合物からなり、少量のC14〜20
肪酸アルカリ金属塩によりゲル化されている石ケ
ンベースゲル中に分散されている、少くとも約
0.1〜3%、そして約70%までのアルカリ金属重
炭酸塩と約0〜10%の懸濁剤とから本質的になる
化粧用消臭ステイツクに関する。 この脂肪酸石ケンベース中に配合されるアルカ
リ金属重炭酸塩は一般に重炭酸塩ナトリウムか重
炭酸カリウムである。透明なステイツクの製造に
おいては低量(約3%までの)の重炭酸塩を水溶
液中に容易に溶解できることが発見された。約8
%という多量の重炭酸カリウムも固体消臭ステイ
ツクの製造で使用できる。しかし、その溶解度域
を越えた多量の重炭酸ナトリウム又は重炭酸カリ
ウムも懸濁剤、粒径が約5〜100ミクロン、好ま
しくは10〜25ミクロンの微粉細重炭酸ナトリウム
又はカリウム粉末の使用により該ステイツク中に
配合できる。粒子が小さい程に石ケンゲルへの懸
濁が容易であり、得られるステイツクは肌に塗付
すると非砂粒性でなめらかな感触を与える。 従つて、適当な懸濁剤(“Cab−O−Sil”の様
なコロイドシリカの様な既知バルキング剤である
適当な懸濁剤;イギリス特許987301号明細書に開
示されている様な約0.001〜0.03ミクロンの粒径
を持つ熱分解法シリカ;コロイド(溶融)アルミ
ナ;ベントナイト、ヘクトライトの様な粘土の反
応生成物の様な疎水処理された微細粘土、例えば
ジメチルジステアリルアンモニウムクロリド;コ
ロイドマグネシウムアルミニウムシリケート;他
モンモリロナイト粘土;及び疎水処理されたモン
モリロナイト粘土;を加えることによつて超濃
度、即ち3%より多い重炭酸塩を含む消臭ステイ
ツクも処方できる。 好ましい懸濁剤は商標“ベントン
(Bentone)”を目印に入手できる、疎水処理され
たモンモリロナイト又はヘクトライト粘土であ
り、これらは、イオン交換装置内でベントナイト
又はヘクトライトの様な粘土を様々なアミンと反
応させて製造される。様々なアミンを反応させ
て、SiO2、MgO、Al2O3の割合が異なる様々なベ
ントン懸濁剤を得る。これらは全て約5ミクロン
より小さい粒径を持ち、NLインダストリーイン
ク(Industry Inc.)から市販されている。この
懸濁剤は全組成の重量で約0.1〜10%、好ましく
は0.5〜2%の量で用いられる。 重炭酸塩ステイツクの透明度は石ケンゲルへの
重炭酸塩の溶解度が低下するにつれて低下する。
重炭酸塩の一部が懸濁して不透明ステイツクが生
ずるからである。70%までの、好ましくは50%ま
での重炭酸塩を含むこれら不透明ステイツクは非
常に有効なステイツク状消臭剤であり、肌に塗付
する時はクリームの様な感触を与え、又、ステイ
ツクの硬さ特性には影響しない。重炭酸塩の一部
をタルクで置換するとかかるステイツクの後感触
が更に改良される。 更に、重炭酸塩の一部を、タルク、コーンスタ
ーチの様な微細粒状形の吸水性不溶性充填材で置
換(但し、該充填材の量が重炭酸塩の量を越える
ことはない)して石ケンベースゲルに配合しても
製品になめらかな感触及び/又は吸水特性を与え
ることができることが発見された。かかる物質は
わきの下の汗を吸収する作用をし、正常発汗をか
えることなく乾燥感を確保する。 重炭酸ナトリウム、重炭酸カリウムは石ケンベ
ースステイツク状消臭剤のPHをそれぞれ約10ない
し約8.5〜9、10.5〜9.5に緩衝かつ下げ、これに
より、ステイツクの必要とされる硬さ特性に悪影
響することなく肌への刺激性を下げている。 重炭酸塩の水溶液又は水性サスペンシヨンが配
合されているNa又はK石ケンベースゲルは多価
アルコール又は、多価アルコールと一価アルコー
ルとの混合物からなり、約14〜20個の炭素原子を
有する飽和脂肪酸のアルカリ金属塩で固化即ちゲ
ル化されている。適当な多価アルコールはグリセ
リン、室温で液体である低分子量低級アルキレン
グリコール、例えばエチレングリコール、ジエチ
レングリコール、ブチレングリコール、好ましく
はプロピレングリコール、等である。アルコール
は多価アルコールと一価アルコール(存在させる
場合)を含めて、本発明の組成物の主要液体成分
であり、その含量は全組成の約20〜90重量%であ
る。 エタノール、イソプロピルアルコールの様な低
級アルカノールである一価アルコールを多価アル
コールのほんの一部のかわりに使用できる(使用
量は多価アルコール量の2.5倍を越えず、好まし
くは等量を越えない)。これら混合アルコール含
有ステイツクも消臭ステイツクとして有効であ
る。しかし、アルコール含有ステイツクの透明度
はかなり低く、即ち該ステイツクは不透明であ
り、透明ないし半透明でない。エタノールを唯一
のアルコールベースとして使用することはそのド
ライアウト特性即ちシネレシスの故に望ましくな
いことが発見された。 多価アルコール又は、エタノールと多価アルコ
ール(特にプロピレングリコール)との混合物を
既知方法で懸濁剤成分を使つてゲルにかえて固体
化粧製品を形成する。特に、ステアリン酸石ケン
をゲル化剤として用いることが好ましく、これは
NaOH又はKOHの様なアルカリの水溶液を、ス
テアリン酸のプロピレングリコール中又はプロピ
レングリコールとエタノールとの混合物中温溶液
と混合してその場で形成するのが好ましい。生成
混合物は冷却により固化してゲルになる。いかな
るタイプの高分子量飽和脂肪酸も使用できるが、
ステアリン酸とパルミチン酸との混合物から本質
的になる市販ステアリン酸を用いるのが好まし
い。固化剤は重量で約2〜15%、好ましくは約4
〜8%という小量で使用する。ナトリウム、カリ
ウム、ナトリウム−カリウムのステアリン酸塩を
ゲル化剤として使用できるが、ステアリン酸ナト
リウムが好ましい。 本組成物の必須成分に加えて、小量の香料、着
色剤、紫外線吸収剤等の成分を含めて色等を強め
て、審美的価値と消費者の受けをよくすることが
できる。 他の任意成分を小量、本組成物中に配合しても
その有益な特性に悪影響を与えない。例えばK石
ケン、Al石ケン、アミン石ケン;エモリエント
及び乳化剤、例えばシリコン、脂肪族エステル、
脂肪族アミド、脂肪族アルコール、エトキシル化
脂肪族アルコール、エトキシル化脂肪酸。これら
乳化剤は、肌との接触により組成物層が肌に付着
する様に、ステイツクを溶融ステイツクにするの
を容易にする。好ましい乳化剤は、20モルのエチ
レンオキシドを有するセチルアルコールの縮合物
のポリプロピレングリコール、オレイルアルコー
ル、エトキシル化ラノリン、特にラノリンアルコ
ールのポリエチレングリコールエーテルであるソ
ルロン(Solulon)(平均エチレンオキサイド含
量;16モル)等である。 本消臭ステイツクに有益効果を持つもう1つの
任意成分は濃稠化剤即ち増粘剤であり、これは単
独ないし懸濁剤との組合せによりゲル固化前の物
質の沈殿を遅らせる、特に有用な濃稠化剤はセル
ロース誘導体、例えばヒドロキシエチルセルロー
ス、ヒドロキシプロピルセルロース、ナトリウム
カルボキシメチルセルロース(CMC)、メトセル
(約23〜32%のヒドロキシプロピル基、約16.5〜
20%のメチル基、約5%のNaclを有し、約4000
〜6000opsの粘度を持つヒドロキシプロピルメチ
ルセルロースである)等である。 既知静菌剤も添加できるが、重炭酸塩含有ステ
イツク自体は静菌剤を添加せずとも消臭剤として
有効である。 本発明の重炭酸塩含有消臭ステイツクの製造方
法は一般に、重炭酸塩+懸濁剤(使用するなら
ば)の水性分散液又は水溶液を多価アルコール、
ステアリン酸及びアルカリ金属水酸化物の熱即ち
被加熱溶液と好ましくは約160〓で混合し;つい
で香料、着色剤その他の任意成分を加えて均質液
体生成物を形成し;温液体を金型に注入し、室温
にまで冷却する;ことからなる。冷却期間中にゲ
ル化が生じ、生成された製品は硬質体をしてお
り、これはやさしくこすりつけることにより肌に
塗付でき、これにより該組成物の薄膜が肌の所望
部位に付着する。生成された硬質ステイツクは透
明か不透明であり、これは重炭酸塩の添加量と、
用いられる個々の成分とに依存する。このステイ
ツクは安定であり、即ち特定成分の分離はなく、
又、良好な貯蔵寿命を有し、即ち、シネレシス即
ち収縮は生じない。 本発明の水性重炭酸塩含有ステイツクの別の製
法は、粉末化した重炭酸塩と、タルク等の充填材
(所望ならば)とを撹拌しながら熱液体石ケンベ
ースに直接添加し、温流動性混合物を容器に注入
して硬化させて消臭ステイツクとすることからな
る。 該重炭酸含有ステイツクの好ましい製法では、
ステアリン酸を炭酸ナトリウム又は炭酸カリウム
と結合させてNa又はK石ケン及び、重炭酸ナト
リウム又は重炭酸カリウムをその場で形成する。
この反応は次式で示される(式中、Rはステアリ
ル基である) 無水石ケンベースステイツクの製法は、懸濁剤
を含有する熱多価アルコールにステアリン酸等の
アルカリ金属石ケンを溶解し;撹拌しながら重炭
酸塩を加え;ついで吸水材、香料、着色剤等を加
え;生成混合物を容器に注入して冷却、固化す
る;ことからなる。 以下の実施例は本発明の例示である。本発明は
これらに限定されないことを理解されたい。様々
な成分の量は特記ない限り全て重量による。
【表】 ステアリン酸とプロピレングリコールを混合
し、加熱して160〓にし、ついでカ性ソーダを加
えた。 急速及び/又は剪断撹拌しながらベントンを
水に徐々に加え、ついで重炭酸ナトリウムを加え
た。 2つの溶液を一緒に混合し、冷却して125〜130
〓にした。香料、静菌剤、ユビヌルを混合して上
記混合物に加え、ついで着色剤を加えた。 全混合物を金型に注入し、冷却固化して安定な
消臭ステイツクとした。 これら実施例は明らかに、0.1〜3%という重
炭酸塩濃度での重炭酸ナトリウムの緩衝効果、ス
テイツクの改良された透明性を示している。 PH測定は、10gのステイツク状消臭剤を90gの
脱イオン水に加熱溶解し、ついで、読みを取る前
に室温にまで冷却することにより行なつた。
【表】
【表】 実施例1〜5と同一の方法をくり返した。 これら実施例も又、エタノールとプロピレング
リコールとの混合物の存在下での重炭酸塩の緩衝
作用を示している。
【表】 (1)を、TCCとステアリン酸とをプロピレング
リコール中に160〓で加熱、溶解することにより
調製した。 (2)を、炭酸ナトリウム及び/又は重炭酸ナトリ
ウムを撹拌し、160〓にまで加熱して水に溶解す
ることにより調製した。急速撹拌しながらメトセ
ルを徐々に加え、ついでベントンを徐々に加え
た。 (1)を(2)に徐々に加え、約130〓にまで冷却し
た。 (3)成分を混合し、上記液体混合物に加え、つい
で着色剤を加えた。この均質混合物を金型に注入
し、冷却した。 これら実施例は、ステアリン酸を炭酸ナトリウ
ムに添加することにより重炭酸ナトリウムをその
場で形成するのに好ましい方法の特定例である。
3%未満の重炭酸塩を含むステイツクは透明であ
り、一方、それより多量の重炭酸塩を含むと不透
明ステイツクになる。 実施例9では形成された重炭酸ナトリウムの全
量が系中の溶解度を越えたので過剰量はベントン
(懸濁剤)上に細粒子として析出した。
【表】 有意なことには実施例12は実施励10、11より透
明であり、その透明性をフリーザー中で0゜で20
分間経過後も保持しており、一方、他ステイツク
は凍結後はわずかに懸濁し、従つて、重炭酸塩含
有ステイツクの優れた安定性が実証された。加え
て、実施例12は一夜放置後もその透明性を保持
し、一方、他ステイツクの透明度は低下した。
【表】 するセチルアルコールとポリプロピ
レングリコール(5モル)との縮合物
(1)成分を混合し、160〓にまで加熱し、(2)の水
溶液に160〓で加えた。混合物を140〓にまで冷却
し、(3)成分の混合物を撹拌しながら加えてクリー
ムステイツクベースを形成した。 微粉化ベーキングソーダをそれだけで、或はタ
ルク粉末と共に少くとも125〓の温度で熱液体ク
リームベースと混合した。温流特性混合物を容器
に注入し、冷却して固形ステイツクを形成した。
このタルク−ベーキングソーダ含有ステイツクは
肌にこすりつけられた時に特になめらかな感触を
与えた。
【表】 ステアリン酸ナトリウムとプロセチルAWSと
を約180〓の熱プロピレングリコールに溶解し
た。重炭酸カリウムを温脱イオン水に溶解した。
(2)を(1)に撹拌しながら加え、(3)成分を混合した。 結果は、8%濃度での重炭酸カリウムの緩衝効
果とその有用性とを示す。
【表】
【表】 外 観 緑がかつた不透明
(良好な審美性を
有する)
急速撹拌しながらベントンLTをプロピレング
リコール/プロセチルAWS溶液に分散した。ス
テアリン酸ナトリウムを約185〓の混合物に溶解
した。温度を160〓に下げ、重炭酸ナトリウム粉
末を混入し、ついで香料と着色剤を加えた。混合
物を容器に注入し、冷却して固形ステイツクを形
成した。
【表】
【表】 外 観 透明
(1)を、ステアリン酸を160〓のグリセリンに溶
解することにより調製した。 (2)を、ソーダ灰を160〓の脱イオン水に溶解す
ることにより調製した。 (1)を、撹拌しながら(2)に徐々に加え、145〓に
まで冷却した。 (3)成分を混合し、溶液を容器に注入し、冷却し
て固形ステイツクを形成した。 上記実施例においてプロピレングリコールの一
部又は全部の代わりに他の多価アルコール、例え
ばエチレングリコール、ブチレングリコール等、
を使用できた。同様に、エタノールの代わりにイ
ソプロピルアルコールの様な他一価アルコールを
使用できた。同様に、他の脂肪酸石ケンをステア
リン酸塩石ケンに代わりに使用できた。 重炭酸塩を含むステイツクの全てが、静菌剤を
使用しなくても高度に有効で、安定で、非刺激性
で、非収縮性の消臭剤であることが判明した。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 化粧用消臭ステイツクにおいて、該消臭ステ
    イツクの全重量に基づいて0.1〜70重量%のアル
    カリ金属重炭酸塩と約0〜10重量%の懸濁剤とか
    ら本質的になり: 多価アルコール又は多価アルコールと一価アル
    コールとの混合物からなる石ケンベースゲル中に
    分散されており、14〜20個の炭素原子を有する飽
    和脂肪酸のアルカリ金属塩の少量でゲル化されて
    いる、該化粧用消臭ステイツク。 2 石ケンベースゲルが該多価アルコールの量の
    2.5倍を越えない量の一価アルコールを含む、特
    許請求の範囲第1項記載の化粧用消臭ステイツ
    ク。 3 多価アルコールがグリセリンと、室温で液体
    である低分子量低級アルキレングリコールとから
    なる群から選択され、一価アルコールが低級アル
    カノールであり、全アルコール量が約20〜90重量
    %を占める、特許請求の範囲第1項又は第2項記
    載の化粧用消臭ステイツク。 4 多価アルコールがプロピレングリコールであ
    り、一価アルコールがエタノールである、特許請
    求の範囲第1〜3項のいづれかの項に記載の化粧
    用消臭ステイツク。 5 ゲル化剤がステアリン酸ナトリウムであり、
    約2〜15重量%を占める、特許請求の範囲第1〜
    4項のいづれかの項に記載の化粧用消臭ステイツ
    ク。 6 多価アルコールの20〜90重量%がプロピレン
    グリコールであり、ゲル化剤が約2〜15重量%を
    占める、特許請求の範囲第1〜5項のいづれかの
    項に記載の化粧用消臭ステイツク。 7 約5〜100ミクロンの粒径のアルカリ金属重
    炭酸塩粉末と、コロイドシリカ、コロイドアルミ
    ナ、コロイドアルミノケイ酸マグネシウム、微細
    疎粘土からなる群から選択される約0.1〜10重量
    %の懸濁剤とを含む、特許請求の範囲第1〜6項
    のいづれかの項に記載の化粧用消臭ステイツク。 8 該粘土が、ベントナイト又はヘクトライトの
    疎水処理された反応生成物からなる群から選択さ
    れる、特許請求の範囲第7項記載の化粧用消臭ス
    テイツク。 9 微細粒状吸水性充填材を本質的に無水の石ケ
    ンゲル中に該重炭酸塩粉末と組み合せて含む、特
    許請求の範囲第1〜8項のいずれかの項に記載の
    化粧用消臭ステイツク。 10 該充填材がタルク又はコーンスターチであ
    る、特許請求の範囲第9項記載の化粧用消臭ステ
    イツク。 11 アルカリ金属重炭酸塩がステアリン酸とア
    ルカリ金属炭酸塩との反応によりアルカリ金属ス
    テアリン酸塩石ケンと同時にその場で形成され
    る、特許請求の範囲第1〜10項のいづれかの項
    に記載の化粧用消臭ステイツク。
JP13147178A 1977-10-25 1978-10-25 Deodorizing stick for cosmetics Granted JPS5486631A (en)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US84550377A 1977-10-25 1977-10-25

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5486631A JPS5486631A (en) 1979-07-10
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