JPH05170633A - 透明ゲル化粧品組成物とその製法 - Google Patents
透明ゲル化粧品組成物とその製法Info
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- JPH05170633A JPH05170633A JP15400392A JP15400392A JPH05170633A JP H05170633 A JPH05170633 A JP H05170633A JP 15400392 A JP15400392 A JP 15400392A JP 15400392 A JP15400392 A JP 15400392A JP H05170633 A JPH05170633 A JP H05170633A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 透明ゲル化剤のDBMSAを酸性領域での使
用を可能にし、透明かつ酸性のゲル状制汗消臭スティッ
ク用の化粧品組成物を得る。 【構成】 本品は制汗剤を含有し、炭素数3〜6のジヒ
ドロキシアルコールを溶媒とし、DBMSAでゲル化す
る。組成物中DBMSAは、安定化に十分な量の所定の
塩基を加えることで加水分解及びベンズアルデヒドの形
成から保護、安定化され、安定であって、実質的に無水
的、かつ低級モノヒドロキシアルコールが実質的に無い
状態で透明なゲル状化粧品組成物を得る。
用を可能にし、透明かつ酸性のゲル状制汗消臭スティッ
ク用の化粧品組成物を得る。 【構成】 本品は制汗剤を含有し、炭素数3〜6のジヒ
ドロキシアルコールを溶媒とし、DBMSAでゲル化す
る。組成物中DBMSAは、安定化に十分な量の所定の
塩基を加えることで加水分解及びベンズアルデヒドの形
成から保護、安定化され、安定であって、実質的に無水
的、かつ低級モノヒドロキシアルコールが実質的に無い
状態で透明なゲル状化粧品組成物を得る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は化粧品組成物に関し、特
に制汗スティック及び消臭スティック製造用に有用な化
粧品組成物に関する。
に制汗スティック及び消臭スティック製造用に有用な化
粧品組成物に関する。
【0002】
【従来の技術とその課題】透明な制汗スティック用の制
汗ゲルが知られている。典型的にはこれらは制汗剤、溶
剤及びゲル化剤から成り、香料、着色剤、抗菌剤、軟化
剤等の成分も含まれる。消臭ゲルには不透明制汗スティ
ック用にステアリン酸ナトリウムとプロピレングリコー
ルを使用したものが知られている。消臭スティックでは
一般にふたつの機能のひとつを示す。即ち汗を栄養培地
として増殖する細菌によって起きる体臭をマスクする香
料の様な強いフレグランスを含むかあるいは抗菌剤を含
み且つ強いアルカリ性にして細菌の成長に不利な環境を
作るもののいづれかである。
汗ゲルが知られている。典型的にはこれらは制汗剤、溶
剤及びゲル化剤から成り、香料、着色剤、抗菌剤、軟化
剤等の成分も含まれる。消臭ゲルには不透明制汗スティ
ック用にステアリン酸ナトリウムとプロピレングリコー
ルを使用したものが知られている。消臭スティックでは
一般にふたつの機能のひとつを示す。即ち汗を栄養培地
として増殖する細菌によって起きる体臭をマスクする香
料の様な強いフレグランスを含むかあるいは抗菌剤を含
み且つ強いアルカリ性にして細菌の成長に不利な環境を
作るもののいづれかである。
【0003】ステアリン酸ナトリウムとプロピレングリ
コールを使って酸性のゲルスティックを作るのは不可能
とされる。というのもこれらと酸性制汗剤塩は相溶性が
ないからである。ステアリン酸ナトリウムは、酸性領域
ではゲル化剤として機能することはできない。それ故に
不透明なものを除いては酸性の消臭スティックは市販さ
れていない。清澄透明な酸性消臭スティックは処方困難
の為使われない。
コールを使って酸性のゲルスティックを作るのは不可能
とされる。というのもこれらと酸性制汗剤塩は相溶性が
ないからである。ステアリン酸ナトリウムは、酸性領域
ではゲル化剤として機能することはできない。それ故に
不透明なものを除いては酸性の消臭スティックは市販さ
れていない。清澄透明な酸性消臭スティックは処方困難
の為使われない。
【0004】DBMSA(ジベンジリデンモノソルビト
ールアセタール)は特に透明ゲルスティックのゲル化剤
として好ましいものであるが、DBMSAは酸性下では
不安定で、加水分解してベンズアルデヒドになる。ベン
ズアルデヒドはアーモンド様の臭いを有し、それは必ず
しも不快なものではないけれど、DBMSAの加水分解
時通常退色と香りの不安定を伴うので好ましくない。
ールアセタール)は特に透明ゲルスティックのゲル化剤
として好ましいものであるが、DBMSAは酸性下では
不安定で、加水分解してベンズアルデヒドになる。ベン
ズアルデヒドはアーモンド様の臭いを有し、それは必ず
しも不快なものではないけれど、DBMSAの加水分解
時通常退色と香りの不安定を伴うので好ましくない。
【0005】制汗剤は収れん剤として、アルミニウム、
又はジルコニウムの化合物又は錯体、又はそれらの混合
物を含有している。通常、アルミニウム又はジルコニウ
ム化合物は収れん性を持つ塩(astringent
salt)の形を取る。これらの化合物はこの分野では
よく知られており、例えば、Millerand Ho
ag,Personal Cara Product
s,Handbook of Nonprescrip
tion Drugs,5th Ed.,Chapte
r 19,pages 397−417(Americ
an Pharmaceutical Associa
tion,1986)に述べられている。
又はジルコニウムの化合物又は錯体、又はそれらの混合
物を含有している。通常、アルミニウム又はジルコニウ
ム化合物は収れん性を持つ塩(astringent
salt)の形を取る。これらの化合物はこの分野では
よく知られており、例えば、Millerand Ho
ag,Personal Cara Product
s,Handbook of Nonprescrip
tion Drugs,5th Ed.,Chapte
r 19,pages 397−417(Americ
an Pharmaceutical Associa
tion,1986)に述べられている。
【0006】アルミニウム化合物の記載は米国特許第
3,887,692号、第3,904,741号、第
4,359,456号、また英国特許第2,048,2
29号と第1,347,950号に見られる。ジルコニ
ウム化合物の記載は米国特許の第3,679,068号
と第4,120,948号に見られる。制汗性組成物に
おいて普通に用いられる制汗活性塩はアンチパースピラ
ントOTCモノグラフ(Antiperspirant
OTC Monograph)に開示されていること
に注意が向けられよう。
3,887,692号、第3,904,741号、第
4,359,456号、また英国特許第2,048,2
29号と第1,347,950号に見られる。ジルコニ
ウム化合物の記載は米国特許の第3,679,068号
と第4,120,948号に見られる。制汗性組成物に
おいて普通に用いられる制汗活性塩はアンチパースピラ
ントOTCモノグラフ(Antiperspirant
OTC Monograph)に開示されていること
に注意が向けられよう。
【0007】普通に用いられるアルミニウム、ジルコニ
ウム塩は酸性であり、先に述べた様にDBMSAは酸性
組成物下で不安定である。これまで、酸性組成物下で
の、ベンズアルデヒドや他の生成物への加水分解に対し
DBMSAの安定化に多くの努力がなされてきた。米国
特許の第4,719,102号は様々な安定化剤の使用
について述べていて、例えばN−(2−ヒドロキシエチ
ル)脂肪酸(C8.〜C12)アミド、硫酸マグネシウ
ム、酢酸亜鉛、ヘキサメチレンテトラアミドがあげられ
ている。後半の3化合物は米国特許第4,518,58
2号と第4,720,381号でもあげられている。
ウム塩は酸性であり、先に述べた様にDBMSAは酸性
組成物下で不安定である。これまで、酸性組成物下で
の、ベンズアルデヒドや他の生成物への加水分解に対し
DBMSAの安定化に多くの努力がなされてきた。米国
特許の第4,719,102号は様々な安定化剤の使用
について述べていて、例えばN−(2−ヒドロキシエチ
ル)脂肪酸(C8.〜C12)アミド、硫酸マグネシウ
ム、酢酸亜鉛、ヘキサメチレンテトラアミドがあげられ
ている。後半の3化合物は米国特許第4,518,58
2号と第4,720,381号でもあげられている。
【0008】米国特許第4,725,430号ではN−
(2−ヒドロキシエチル)アセタミドを単独、あるいは
硫酸マグネシウム、酢酸亜鉛、N−(2−ヒドロキシエ
チル)コカミド、ヘキサメチレンテトラアミドからひと
つ又はそれ以上の混合物を、エタノール組成物下での安
定化剤として使用することが述べられている。
(2−ヒドロキシエチル)アセタミドを単独、あるいは
硫酸マグネシウム、酢酸亜鉛、N−(2−ヒドロキシエ
チル)コカミド、ヘキサメチレンテトラアミドからひと
つ又はそれ以上の混合物を、エタノール組成物下での安
定化剤として使用することが述べられている。
【0009】米国特許第4,722,835号では水酸
化カルシウム、炭酸カリウムの様な塩基性金属塩の制汗
スティック組成物への使用が述べられている。該特許中
の組成物は、小型の極性有機化合物または適合性のある
有機化合物、例えばモルフォリン、ピリジン、酢酸と同
様エタノール、プロパノール、ブタノールといったもの
1〜50%含んでいる。この組成物はイソプロパノー
ル、イソブタノールを、1,2−ブチレングリコールの
ような第2又は高級第1アルコールといった反応性の少
ないアルコールを含んでもよい。この組成物は不透明で
あると記載されている。
化カルシウム、炭酸カリウムの様な塩基性金属塩の制汗
スティック組成物への使用が述べられている。該特許中
の組成物は、小型の極性有機化合物または適合性のある
有機化合物、例えばモルフォリン、ピリジン、酢酸と同
様エタノール、プロパノール、ブタノールといったもの
1〜50%含んでいる。この組成物はイソプロパノー
ル、イソブタノールを、1,2−ブチレングリコールの
ような第2又は高級第1アルコールといった反応性の少
ないアルコールを含んでもよい。この組成物は不透明で
あると記載されている。
【0010】これまでに使われてきた安定化剤は、根本
的に退色又は清澄度の欠如、又はその両方の為に完全に
満足の行くものとして証明されていなかった。他にDB
MSAをゲル化安定剤として使用した米国特許には、第
4,137,306号;第4,154,816号;第
4,720,381号;第4,781,917号;第
4,346,079号;第4,822,602号;第
4,822,603号;及び第4,816,261号が
ある。同様の組成物に関する他国特許には尿素を抗ゲル
化剤として使った特公昭63−23170があり欧州特
許では第027291号と第0274267号がある。
的に退色又は清澄度の欠如、又はその両方の為に完全に
満足の行くものとして証明されていなかった。他にDB
MSAをゲル化安定剤として使用した米国特許には、第
4,137,306号;第4,154,816号;第
4,720,381号;第4,781,917号;第
4,346,079号;第4,822,602号;第
4,822,603号;及び第4,816,261号が
ある。同様の組成物に関する他国特許には尿素を抗ゲル
化剤として使った特公昭63−23170があり欧州特
許では第027291号と第0274267号がある。
【0011】これらの特許の多くは水とエタノールの様
な低級モノヒドリックアルコールを溶媒として用いてい
る。高濃度のアルコールを含むスティックはアルコール
の蒸発により縮んでしまう傾向がある為、こうした溶媒
はゲルスティック組成では避けるのが最もよいことであ
る。さらに、アルコール中でDBMSAを安定化させる
のに必要な高温度の為、清澄な制汗スティックの調製は
困難である。水とエチルアルコールはとても反応的でD
BMSAの加水分解速度を早め、アーモンド様臭を助長
するので、特に適さないものとなっている。これらはま
た、スティックの硬度を低下させ、粘性を増加させる。
な低級モノヒドリックアルコールを溶媒として用いてい
る。高濃度のアルコールを含むスティックはアルコール
の蒸発により縮んでしまう傾向がある為、こうした溶媒
はゲルスティック組成では避けるのが最もよいことであ
る。さらに、アルコール中でDBMSAを安定化させる
のに必要な高温度の為、清澄な制汗スティックの調製は
困難である。水とエチルアルコールはとても反応的でD
BMSAの加水分解速度を早め、アーモンド様臭を助長
するので、特に適さないものとなっている。これらはま
た、スティックの硬度を低下させ、粘性を増加させる。
【0012】後の説明で理解されるとおり、本発明によ
る組成物は実質的に無水でかつ実質的に低級脂肪族モノ
ヒドロキシアルコールを有さないものであるが、非常に
透明なものすなわち澄んだものである。本発明による組
成物には少量の水又はアルコール、あるいはその両方
を、安定性に悪影響なく加えることができる。しかしア
ルコールが存在すると、組成物の製造はますます困難に
なる。加えて過剰の水は清澄度の低下を招く。この様に
その操作性はあるけれども、本発明による組成物にアル
コールと水を混合させておくことは好ましくない。ここ
で水と低級脂肪族モノヒドロキシアルコールが「実質的
にない」とは組成物中に約5%以下、望ましくは0%を
意味する。その用語には結合している水(bound
water)は含まれない。
る組成物は実質的に無水でかつ実質的に低級脂肪族モノ
ヒドロキシアルコールを有さないものであるが、非常に
透明なものすなわち澄んだものである。本発明による組
成物には少量の水又はアルコール、あるいはその両方
を、安定性に悪影響なく加えることができる。しかしア
ルコールが存在すると、組成物の製造はますます困難に
なる。加えて過剰の水は清澄度の低下を招く。この様に
その操作性はあるけれども、本発明による組成物にアル
コールと水を混合させておくことは好ましくない。ここ
で水と低級脂肪族モノヒドロキシアルコールが「実質的
にない」とは組成物中に約5%以下、望ましくは0%を
意味する。その用語には結合している水(bound
water)は含まれない。
【0013】明細書中に於いて使われる「安定」とは、
スティック状の製品サンプルを104°F(40℃)で
1ケ月間保管した後、DBMSAの加水分解を示すベン
ズアルデヒドの著しい、又は不快な臭い、又は色の不安
定性が現れないこと、さらにスティックの透明性と形状
を保っていることである。「低級脂肪族モノヒドロキシ
アルコール」とはメタノールやエタノールの様な炭素数
6までのアルコールを意味する。
スティック状の製品サンプルを104°F(40℃)で
1ケ月間保管した後、DBMSAの加水分解を示すベン
ズアルデヒドの著しい、又は不快な臭い、又は色の不安
定性が現れないこと、さらにスティックの透明性と形状
を保っていることである。「低級脂肪族モノヒドロキシ
アルコール」とはメタノールやエタノールの様な炭素数
6までのアルコールを意味する。
【0014】本発明による組成物は透明で光を透過させ
る。透明とは本発明によるゲルスティックが十分な光を
透過させ、観察者がゲルスティックの向こうに直接置か
れた文字等の像を容易に識別できる状態を云う。本発明
による組成物はふたつの形態を取る。ひとつは制汗ステ
ィック用として有用なもので、他方は消臭スティック用
として有用なものである。前者用途では組成物中に溶解
しうる量の酸性制汗剤を含む点に主な特長を有する。後
者用途には約8%までの同様の制汗剤が、マスキング香
料及び/又は抗菌剤と共に含まれる。
る。透明とは本発明によるゲルスティックが十分な光を
透過させ、観察者がゲルスティックの向こうに直接置か
れた文字等の像を容易に識別できる状態を云う。本発明
による組成物はふたつの形態を取る。ひとつは制汗ステ
ィック用として有用なもので、他方は消臭スティック用
として有用なものである。前者用途では組成物中に溶解
しうる量の酸性制汗剤を含む点に主な特長を有する。後
者用途には約8%までの同様の制汗剤が、マスキング香
料及び/又は抗菌剤と共に含まれる。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明により安定で、実
質的に無水で(好ましくは無水)、かつ低級脂肪族モノ
ヒドロキシアルコールが実質的に無い状態(好ましくは
完全に無い状態)で透明なゲル状化粧品組成物が得られ
た。この組成物はDBMSAでゲル化され、制汗剤を含
みうると共に、炭素数3から6のジヒドロキシアルコー
ルを溶媒とする。組成物中DBMSAは安定化に十分な
量の特定の塩基存在下で加水分解及びベンズアルデアヒ
ドの形成に対して安定化される。組成物のpHは約3.
5から約4.9、好ましくは4.0から4.8である。
質的に無水で(好ましくは無水)、かつ低級脂肪族モノ
ヒドロキシアルコールが実質的に無い状態(好ましくは
完全に無い状態)で透明なゲル状化粧品組成物が得られ
た。この組成物はDBMSAでゲル化され、制汗剤を含
みうると共に、炭素数3から6のジヒドロキシアルコー
ルを溶媒とする。組成物中DBMSAは安定化に十分な
量の特定の塩基存在下で加水分解及びベンズアルデアヒ
ドの形成に対して安定化される。組成物のpHは約3.
5から約4.9、好ましくは4.0から4.8である。
【0016】本発明による組成物は他の同様の組成物と
同じ様に用いられる。例えばスティック状に成形し、腋
の下の制汗、防臭に適用できる。本明細書では、特にこ
とわらない限り、全ての濃度は総量に対する重量百分率
である。
同じ様に用いられる。例えばスティック状に成形し、腋
の下の制汗、防臭に適用できる。本明細書では、特にこ
とわらない限り、全ての濃度は総量に対する重量百分率
である。
【0017】本発明に用いる制汗剤、は使用される条件
下で組成物に可溶性である条件でこれら組成物に一般に
用いられる収れん性で、酸性の金属塩のいづれかであり
うる。好ましい生成物の例としてアルミニウムクロロヒ
ドロキサイド、塩化アルミニウム、セスキクロロヒドロ
キシアルミニウム、ジルコニウムヒドロクロライド、ア
ルミニウムクロロヒドロキサイドとプロピレングリコー
ルの複合体(ACH−プロピレングリコール複合体)を
例示しうる。最後のものは例えばRehydrol I
I(Reheis Chemical Compan
y)の名で商品化されている。好ましい制汗剤には特に
例えばグリシンと複合体形成している場合のアルミニウ
ムジルコニウムトリクロロヒドレート−グリシンや相当
するテトラヒドレート複合体がある。
下で組成物に可溶性である条件でこれら組成物に一般に
用いられる収れん性で、酸性の金属塩のいづれかであり
うる。好ましい生成物の例としてアルミニウムクロロヒ
ドロキサイド、塩化アルミニウム、セスキクロロヒドロ
キシアルミニウム、ジルコニウムヒドロクロライド、ア
ルミニウムクロロヒドロキサイドとプロピレングリコー
ルの複合体(ACH−プロピレングリコール複合体)を
例示しうる。最後のものは例えばRehydrol I
I(Reheis Chemical Compan
y)の名で商品化されている。好ましい制汗剤には特に
例えばグリシンと複合体形成している場合のアルミニウ
ムジルコニウムトリクロロヒドレート−グリシンや相当
するテトラヒドレート複合体がある。
【0018】制汗剤組成物で用いる制汗剤の量は通常の
制汗剤組成物と同じである。その量をここでは「制汗剤
量」に用いる。典型的には活性塩基に対し8%から25
%、好ましくは約10%から16%である。消臭剤組成
物では、制汗剤の量は8%以下である。本発明に用いる
制汗剤には例えば塩化アルミニウムやジルコニウムヒド
ロキシクロライドのように強酸性のものもあり、アルカ
リやグリシンのような緩衝剤の付加的使用によりpHを
所望の範囲まで上げて用いうる。
制汗剤組成物と同じである。その量をここでは「制汗剤
量」に用いる。典型的には活性塩基に対し8%から25
%、好ましくは約10%から16%である。消臭剤組成
物では、制汗剤の量は8%以下である。本発明に用いる
制汗剤には例えば塩化アルミニウムやジルコニウムヒド
ロキシクロライドのように強酸性のものもあり、アルカ
リやグリシンのような緩衝剤の付加的使用によりpHを
所望の範囲まで上げて用いうる。
【0019】本発明で組成物の調製に用いる典型的なア
ルミニウム塩は次の化学式で表わされる:
ルミニウム塩は次の化学式で表わされる:
【化1】 ここでnは0.2から2である。好ましくはnは1であ
る。このようなアルミニウム塩はReheis Che
mical Company から入手できる。
る。このようなアルミニウム塩はReheis Che
mical Company から入手できる。
【0020】先に述べたように、本発明中好ましい制汗
剤はアルミニウムジルコニウムポリクロロヒドレートの
グリシンとの複合体であるが、これは次の化学式で表わ
されうる。
剤はアルミニウムジルコニウムポリクロロヒドレートの
グリシンとの複合体であるが、これは次の化学式で表わ
されうる。
【化2】 ここで:(a)xは2から10の数字; (b)zは3から8の数字; (c)yは(3x+4)−z; (d)yとzの合計は10から34の数字; (e)mは0から12の数字; (f)nは0から3の数字 yは通常5から29までの値をとる。
【0021】化学式2から明らかな様に、グリシンは複
合体として結合しているか、あるいは存在しなくともよ
い。複合体中にグリシンのあるなしは、pHを所望のレ
ベルまで上げるために組成物中に加えられる非結合型の
グリシン又は他の緩衝剤の量によって決められるだろ
う。
合体として結合しているか、あるいは存在しなくともよ
い。複合体中にグリシンのあるなしは、pHを所望のレ
ベルまで上げるために組成物中に加えられる非結合型の
グリシン又は他の緩衝剤の量によって決められるだろ
う。
【0022】従来技術によるアルミニウムジルコニウム
ポリクロロヒドレート−グリシン複合体の多くが本目的
のために用いることができる。例として実験式に基づき
次に述べる。アルミニウムジルコニウムテトラクロロヒ
ドレート(Al4Zr(OH)12Cl4)、アルミニ
ウムジルコニウムテトラクロロヒドレート−グリシン
(Dow Corning AZG−369),(Al
4Zr(OH)12Cl4NH2CH2COOH)、ア
ルミニウムジルコニウムトリクロロヒドレート(Al4
Zr(OH)13Cl3)、アルミニウムジルコニウム
トリクロロヒドレート−グリシン(Al4(OH)13
Cl3NH2CH2COOH)、アルミニウムジルコニ
ウムペンタクロロヒドレート(Al10Zr(OH)
29Cl5)、アルミニウムジルコニウムペンタクロロ
ヒドレート−グリシン(Al10Zr(OH)29Cl
5NH2CH2COOH)、アルミニウムジルコニウム
オクトクロロヒドレート(Al16Zr(OH)14C
l8)、アルミニウムジルコニウムオクトクロロヒドレ
ート−グリシン(Al16Zr(OH)14Cl8NH
2CH2COOH)。アルミニウムジルコニウムポリク
ロロヒドレート複合体はそれぞれ、溶液中、粉末中、あ
るいは前述の様々な化合物中でACH(アルミニウムク
ロロヒドレート)と混合される。
ポリクロロヒドレート−グリシン複合体の多くが本目的
のために用いることができる。例として実験式に基づき
次に述べる。アルミニウムジルコニウムテトラクロロヒ
ドレート(Al4Zr(OH)12Cl4)、アルミニ
ウムジルコニウムテトラクロロヒドレート−グリシン
(Dow Corning AZG−369),(Al
4Zr(OH)12Cl4NH2CH2COOH)、ア
ルミニウムジルコニウムトリクロロヒドレート(Al4
Zr(OH)13Cl3)、アルミニウムジルコニウム
トリクロロヒドレート−グリシン(Al4(OH)13
Cl3NH2CH2COOH)、アルミニウムジルコニ
ウムペンタクロロヒドレート(Al10Zr(OH)
29Cl5)、アルミニウムジルコニウムペンタクロロ
ヒドレート−グリシン(Al10Zr(OH)29Cl
5NH2CH2COOH)、アルミニウムジルコニウム
オクトクロロヒドレート(Al16Zr(OH)14C
l8)、アルミニウムジルコニウムオクトクロロヒドレ
ート−グリシン(Al16Zr(OH)14Cl8NH
2CH2COOH)。アルミニウムジルコニウムポリク
ロロヒドレート複合体はそれぞれ、溶液中、粉末中、あ
るいは前述の様々な化合物中でACH(アルミニウムク
ロロヒドレート)と混合される。
【0023】米国FDAの制汗剤のOTCパネルには様
々なアルミニウムジルコニウムポリクロロヒドレートの
目録と効能が採用され、本発明に有用である。これを表
1にあげる。
々なアルミニウムジルコニウムポリクロロヒドレートの
目録と効能が採用され、本発明に有用である。これを表
1にあげる。
【表1】
【0024】本発明中で用いるアルミニウムジルコニウ
ムポリクロロヒドレート複合体の多くは商業的に入手可
能である。Reheis Chemical Comp
any社ではREZALTMの商品名で一連の化合物を
供給している。次の表にその製品と特性をあげる。
ムポリクロロヒドレート複合体の多くは商業的に入手可
能である。Reheis Chemical Comp
any社ではREZALTMの商品名で一連の化合物を
供給している。次の表にその製品と特性をあげる。
【表2】 同様の製品がDow Corning社、Westwo
od ChemicalCompany社から市場に出
されている。
od ChemicalCompany社から市場に出
されている。
【0025】DBMSAゲル化剤:DBMSAは商業的
にGell All−D(the New Japan
Chemical Co.Ltd.,大阪)やMill
ithix925(Milliken Chemica
l,Division of Milliken& C
ompany)として入手可能である。以下に述べる組
成物をゲル化するに十分な量が用いられる。ある特定の
組成物に対しゲル化に必要なDBMSAの量は適宜変え
ても構わないが、一般に約1.5%から5%、望ましく
は約1.8%から3.0%で十分である。
にGell All−D(the New Japan
Chemical Co.Ltd.,大阪)やMill
ithix925(Milliken Chemica
l,Division of Milliken& C
ompany)として入手可能である。以下に述べる組
成物をゲル化するに十分な量が用いられる。ある特定の
組成物に対しゲル化に必要なDBMSAの量は適宜変え
ても構わないが、一般に約1.5%から5%、望ましく
は約1.8%から3.0%で十分である。
【0026】溶媒:本発明の組成物には、透明ゲルを形
成させることのできる混和物を製造するためにゲル化
剤、油、界面活性剤その他の組成成分を可溶化させる溶
媒と共溶媒を使用する。これには炭素数3から5の脂肪
族ジヒドロキシアルコールが選ばれる。例えば1,3−
プロピレングリコール;1,2−プロピレングリコー
ル;1,3−ブチレングリコール;1,4−ブチレング
リコール;1,5−ジヒドロキシペンタンがある。本発
明で最も好ましいものは1,2−プロピレングリコール
である。用いる溶媒量は、組成物中の他成分存在下で制
汗剤を溶解するに必要な量とするが、後述する様に水や
低級モノヒドロキシアルカノール以外の補助的な溶媒や
共溶媒も用いられる。典型的には本発明の組成物は約4
1%から約75%、望ましくは約51%から約70%の
ジヒドロキシアルコール溶媒を含有する。
成させることのできる混和物を製造するためにゲル化
剤、油、界面活性剤その他の組成成分を可溶化させる溶
媒と共溶媒を使用する。これには炭素数3から5の脂肪
族ジヒドロキシアルコールが選ばれる。例えば1,3−
プロピレングリコール;1,2−プロピレングリコー
ル;1,3−ブチレングリコール;1,4−ブチレング
リコール;1,5−ジヒドロキシペンタンがある。本発
明で最も好ましいものは1,2−プロピレングリコール
である。用いる溶媒量は、組成物中の他成分存在下で制
汗剤を溶解するに必要な量とするが、後述する様に水や
低級モノヒドロキシアルカノール以外の補助的な溶媒や
共溶媒も用いられる。典型的には本発明の組成物は約4
1%から約75%、望ましくは約51%から約70%の
ジヒドロキシアルコール溶媒を含有する。
【0027】安定化剤:安定化剤は本発明の組成物に於
いて不可欠な成分である。意外にも本発明組成物がこの
必須の安定化剤を含まない場合はスティックを成形でき
ない。本発明の実施に用いる無機アルカリ試薬にはアル
カリ金属とアルカリ土類金属の酸化物、水酸化物、炭酸
塩又は重炭酸塩、及び水酸化アルミニウム又は水酸化マ
グネシウムアルミニウムといった3価金属水酸化物が包
含される。これらには例えばナトリウム、カリウムの水
酸化物、炭酸塩や重炭酸塩、さらにはカルシウム、マグ
ネシウムの酸化物、水酸化物、炭酸塩等があり、これら
は組成物を可溶化する限り用いうる。好ましい安定化剤
はナトリウム、カリウムの水酸化物及び重炭酸ナトリウ
ムで、安価で容易に手に入りしかもよく効力を発揮す
る。典型的には安定化剤は重量比で約0.1%から2.
0%、望ましくは0.4%から1.5%を用いる。ナト
リウムとカリウムの水酸化物の場合0.2%から1.9
%、好ましくは0.5%から1.0%、重炭酸ナトリウ
ムの場合、0.1%から2.0%、好ましくは0.5%
から1.8%である。無機塩基混合物も使用できる。
いて不可欠な成分である。意外にも本発明組成物がこの
必須の安定化剤を含まない場合はスティックを成形でき
ない。本発明の実施に用いる無機アルカリ試薬にはアル
カリ金属とアルカリ土類金属の酸化物、水酸化物、炭酸
塩又は重炭酸塩、及び水酸化アルミニウム又は水酸化マ
グネシウムアルミニウムといった3価金属水酸化物が包
含される。これらには例えばナトリウム、カリウムの水
酸化物、炭酸塩や重炭酸塩、さらにはカルシウム、マグ
ネシウムの酸化物、水酸化物、炭酸塩等があり、これら
は組成物を可溶化する限り用いうる。好ましい安定化剤
はナトリウム、カリウムの水酸化物及び重炭酸ナトリウ
ムで、安価で容易に手に入りしかもよく効力を発揮す
る。典型的には安定化剤は重量比で約0.1%から2.
0%、望ましくは0.4%から1.5%を用いる。ナト
リウムとカリウムの水酸化物の場合0.2%から1.9
%、好ましくは0.5%から1.0%、重炭酸ナトリウ
ムの場合、0.1%から2.0%、好ましくは0.5%
から1.8%である。無機塩基混合物も使用できる。
【0028】実施例に示す様に、安定化剤はDBMSA
に先立って混合する。この添加順序が清澄組成物の生成
を促進する。本発明の組成物中に使用する安定化剤の量
は制汗剤の酸性度と安定化剤の塩基性度に依存する。酸
性塩が強い程多くのアルカリ安定化剤を必要とする。多
くの塩基性安定化剤を使う程、同じ制汗剤塩の必要とす
る安定化剤の量は少なくて済む。安定化剤に対する制汗
剤塩の最適量は個々の処方毎に容易に決定しうる。
に先立って混合する。この添加順序が清澄組成物の生成
を促進する。本発明の組成物中に使用する安定化剤の量
は制汗剤の酸性度と安定化剤の塩基性度に依存する。酸
性塩が強い程多くのアルカリ安定化剤を必要とする。多
くの塩基性安定化剤を使う程、同じ制汗剤塩の必要とす
る安定化剤の量は少なくて済む。安定化剤に対する制汗
剤塩の最適量は個々の処方毎に容易に決定しうる。
【0029】共溶媒:共溶媒は本発明による組成物中の
成分の溶解を助けるために用いられる。共溶媒としては
断然ジプロピレングリコールが好ましいが、ジブチレン
グリコールのような炭素数6から10の脂肪族ジヒドロ
キシエーテルも使用可能である。共溶媒は本発明による
組成物に使われる油の可溶化、特に皮膚に炎症を起こす
可能性のある高濃度の界面活性剤を減らすことに有用で
ある。通常組成物中に1%以上の油を含む場合に共溶媒
を使用する。典型的には約0%から約40%、望ましく
は10%から25%使用する。
成分の溶解を助けるために用いられる。共溶媒としては
断然ジプロピレングリコールが好ましいが、ジブチレン
グリコールのような炭素数6から10の脂肪族ジヒドロ
キシエーテルも使用可能である。共溶媒は本発明による
組成物に使われる油の可溶化、特に皮膚に炎症を起こす
可能性のある高濃度の界面活性剤を減らすことに有用で
ある。通常組成物中に1%以上の油を含む場合に共溶媒
を使用する。典型的には約0%から約40%、望ましく
は10%から25%使用する。
【0030】清澄化剤と脱粘性剤:該組成物は、さらに
清澄度を増すための補助的溶媒や皮膚表面上で乾いた後
に組成物のべたつきを防ぐための脱粘性剤としてひと
つ、あるいはいくつかの軟化剤、界面活性剤、その他の
非水溶性成分を少量含んでもよい。軟化剤は組成物の感
触や使用時の簡便性を高める。油、潤かつ剤、その他の
材料を含む軟化剤は生成物の官能的性質を高めるのに使
用され、当該分野ではよく知られている。該組成物はさ
らにプロピレングリコールに可溶あるいは相溶性の半極
性生成物を含んでもよく、これは当業者に知られてお
り、本発明の実施にも用いることができる。清澄で液体
の半極性の軟化剤と界面活性剤は、全ての温度条件下で
清澄度を改善達成するため本発明では好んで用いうる。
清澄度を増すための補助的溶媒や皮膚表面上で乾いた後
に組成物のべたつきを防ぐための脱粘性剤としてひと
つ、あるいはいくつかの軟化剤、界面活性剤、その他の
非水溶性成分を少量含んでもよい。軟化剤は組成物の感
触や使用時の簡便性を高める。油、潤かつ剤、その他の
材料を含む軟化剤は生成物の官能的性質を高めるのに使
用され、当該分野ではよく知られている。該組成物はさ
らにプロピレングリコールに可溶あるいは相溶性の半極
性生成物を含んでもよく、これは当業者に知られてお
り、本発明の実施にも用いることができる。清澄で液体
の半極性の軟化剤と界面活性剤は、全ての温度条件下で
清澄度を改善達成するため本発明では好んで用いうる。
【0031】上記を満足する一連の化合物は米国特許第
4,759,924号に開示されている。これらのうち
のあるものは商業的にPPG−5−Ceteth20
(プロセチルAWSとして使用できる)、PPG−3−
Myreth−3、PEG−20−Laurate、P
oloxamer335の商品名で入手できる。
4,759,924号に開示されている。これらのうち
のあるものは商業的にPPG−5−Ceteth20
(プロセチルAWSとして使用できる)、PPG−3−
Myreth−3、PEG−20−Laurate、P
oloxamer335の商品名で入手できる。
【0032】次の表3に使用できる他の半極性材料を示
す。これらは商品名、CTFAディクショナリー名と製
造元とで識別されている。
す。これらは商品名、CTFAディクショナリー名と製
造元とで識別されている。
【表3】
【0033】本発明に使用できる他の有用な所望の性質
を持つ材料には、ジイソプロピルセバシン酸塩、ミリス
チル乳酸塩、イソプロピルミリスチン酸塩がある。これ
らを使用する場合、典型的には約12%まで、望ましく
は1.5%から8%を用いる。所望により、セチルアル
コールの添加によりスティックの硬度を改善することが
できる。使用する場合透明度に悪影響を与えないように
1%を越えない量とすべきである。セチルアルコールを
使用するなら約1.0%まで、望ましくは0.3%から
0.7%を用いる。
を持つ材料には、ジイソプロピルセバシン酸塩、ミリス
チル乳酸塩、イソプロピルミリスチン酸塩がある。これ
らを使用する場合、典型的には約12%まで、望ましく
は1.5%から8%を用いる。所望により、セチルアル
コールの添加によりスティックの硬度を改善することが
できる。使用する場合透明度に悪影響を与えないように
1%を越えない量とすべきである。セチルアルコールを
使用するなら約1.0%まで、望ましくは0.3%から
0.7%を用いる。
【0034】この組成物には任意に少量の非極性軟化剤
を含んでもよい。適当な非極性軟化剤には脂肪酸のエス
テル又はジエステル、揮発性シリコーン(シクロメチコ
ン)、ジメチコン、ビタミンE、天然油及びイソデカン
の様な炭化水素が含まれる。もし非極性軟化剤を使用す
るならば約10%までとする。これ以上の濃度では、ス
ティックの清澄度に悪影響が出る可能性がある。典型的
なこの種の有用な軟化剤が米国特許第4,781,91
7号に開示されている。
を含んでもよい。適当な非極性軟化剤には脂肪酸のエス
テル又はジエステル、揮発性シリコーン(シクロメチコ
ン)、ジメチコン、ビタミンE、天然油及びイソデカン
の様な炭化水素が含まれる。もし非極性軟化剤を使用す
るならば約10%までとする。これ以上の濃度では、ス
ティックの清澄度に悪影響が出る可能性がある。典型的
なこの種の有用な軟化剤が米国特許第4,781,91
7号に開示されている。
【0035】ベンズアルデヒド除去剤:先に述べた様に
DBMSAは酸性溶液中で分解し不快な臭いや色を与え
るベンズアルデヒドを生成する。こうした分解はアルカ
リ安定化剤を増量し、組成物の塩基性度を増すことによ
って阻害されるであろう。これは望ましい工程である。
しかしベンズアルデヒドと反応し、無色で、勿論実質的
に無臭の物質を生成する化合物を少量添加することも有
用である。その様なものに炭素数3から6のポリヒドロ
キシ脂肪族多価アルコールがある。これらはベンズアル
デヒドと反応してアセタールを形成する。好まれる反応
物質はグリセリンである。別にソルビトールも有用であ
る。使用する場合、ベンズアルデヒド除去剤の濃度は約
10%までであろう。望ましい範囲は0.2%から5%
である。「ポリヒドロキシ」の用語はここでは炭素数3
から6の少なくとも3ケ以上の水酸基を有する脂肪族ア
ルコールと定義する。この用語は溶媒、共溶媒と除去剤
を区別することに使う。
DBMSAは酸性溶液中で分解し不快な臭いや色を与え
るベンズアルデヒドを生成する。こうした分解はアルカ
リ安定化剤を増量し、組成物の塩基性度を増すことによ
って阻害されるであろう。これは望ましい工程である。
しかしベンズアルデヒドと反応し、無色で、勿論実質的
に無臭の物質を生成する化合物を少量添加することも有
用である。その様なものに炭素数3から6のポリヒドロ
キシ脂肪族多価アルコールがある。これらはベンズアル
デヒドと反応してアセタールを形成する。好まれる反応
物質はグリセリンである。別にソルビトールも有用であ
る。使用する場合、ベンズアルデヒド除去剤の濃度は約
10%までであろう。望ましい範囲は0.2%から5%
である。「ポリヒドロキシ」の用語はここでは炭素数3
から6の少なくとも3ケ以上の水酸基を有する脂肪族ア
ルコールと定義する。この用語は溶媒、共溶媒と除去剤
を区別することに使う。
【0036】香料:所望により本発明と同種の化粧品組
成物に普通に使用されている香料をここでも使用でき
る。典型的な香料を実施例中に示してある。香料の濃度
は典型的には約2%まで、望ましくは約0.5%から2
%である。
成物に普通に使用されている香料をここでも使用でき
る。典型的な香料を実施例中に示してある。香料の濃度
は典型的には約2%まで、望ましくは約0.5%から2
%である。
【0037】抗菌剤:所望により、本発明の実施にあた
って同種の組成物で通常使用される抗菌剤を使用しても
よい。これらには例えばトリクロサン、ベンゼトニウム
クロライド、フェノールスルホネート亜鉛がある。典型
的には抗菌剤の濃度は組成物中約2%まで、望ましくは
約0.1%から1.5%である。該組成物はさらに、組
成物中他の成分と相溶性がある限り、着色剤、生薬その
他、この様な組成物に普通に使われる成分を含んでもよ
い。
って同種の組成物で通常使用される抗菌剤を使用しても
よい。これらには例えばトリクロサン、ベンゼトニウム
クロライド、フェノールスルホネート亜鉛がある。典型
的には抗菌剤の濃度は組成物中約2%まで、望ましくは
約0.1%から1.5%である。該組成物はさらに、組
成物中他の成分と相溶性がある限り、着色剤、生薬その
他、この様な組成物に普通に使われる成分を含んでもよ
い。
【0038】本発明による製品の安定性と清澄度につい
て重要な因子は種々の成分の融和性である。それゆえ最
終組成物に制汗剤が溶解することが重要である。制汗剤
を溶液状にするにはいくつかの方法がある。本発明に好
ましく使用できる制汗剤、すなわち商業的にRezal
36GPGとして入手可能なアルミニウムジルコニウ
ムテトラクロロヒドレートグリシン−プロピレングリコ
ールを例に説明する。
て重要な因子は種々の成分の融和性である。それゆえ最
終組成物に制汗剤が溶解することが重要である。制汗剤
を溶液状にするにはいくつかの方法がある。本発明に好
ましく使用できる制汗剤、すなわち商業的にRezal
36GPGとして入手可能なアルミニウムジルコニウ
ムテトラクロロヒドレートグリシン−プロピレングリコ
ールを例に説明する。
【0039】Rezal 36GPGは熱したプロピレ
ングリコールに溶かすことができ20%から25%の溶
液を得られる。この溶液を適当量用いて最終組成物を得
る。通常のアルミニウムジルコニウムテトラクロロヒド
レート−グリシン粉末(Rezal 36GP)、及び
その他同様の物質は普通にはプロピレングリコール(例
えばDow Corning AZG369やWest
chlorZR35B)に溶けない。しかしポリクロロ
ヒドライドジルコニウムアルミニウム又はグリシン複合
体の約35%から60%水溶液がプロピレングリコール
に溶解し最終組成物へ取り込むことができる。
ングリコールに溶かすことができ20%から25%の溶
液を得られる。この溶液を適当量用いて最終組成物を得
る。通常のアルミニウムジルコニウムテトラクロロヒド
レート−グリシン粉末(Rezal 36GP)、及び
その他同様の物質は普通にはプロピレングリコール(例
えばDow Corning AZG369やWest
chlorZR35B)に溶けない。しかしポリクロロ
ヒドライドジルコニウムアルミニウム又はグリシン複合
体の約35%から60%水溶液がプロピレングリコール
に溶解し最終組成物へ取り込むことができる。
【0040】制汗剤水溶液(例えば約50%から60%
の溶液)を適当量のプロピレングリコールと混合し、適
度の加熱により水分を蒸発させる工程により実質的に無
水的な清澄プロピレングリコール溶液を得る。実質的に
全ての水分を蒸発させ最終制汗組成物に必要な制汗剤塩
を含むプロピレングリコール溶液が残る様、十分なプロ
ピレングリコールを用いる。同様なプロピレングリコー
ル溶液が商業的に入手可能な50%制汗剤水溶液によっ
て調製されうる。
の溶液)を適当量のプロピレングリコールと混合し、適
度の加熱により水分を蒸発させる工程により実質的に無
水的な清澄プロピレングリコール溶液を得る。実質的に
全ての水分を蒸発させ最終制汗組成物に必要な制汗剤塩
を含むプロピレングリコール溶液が残る様、十分なプロ
ピレングリコールを用いる。同様なプロピレングリコー
ル溶液が商業的に入手可能な50%制汗剤水溶液によっ
て調製されうる。
【0041】アルミニウムクロロヒドロキサイドは50
%水溶液として入手可能で、これは同様に望む濃度のプ
ロピレングリコール溶液に変えることができる。Rez
al36G concentrate、Westchl
or ZR41及びDowCorning AZGX5
1226のようなアルミニウムジルコニウムテトラクロ
ロヒドレート−グリシンの50%水溶液も同様である。
本発明の組成物を得る典型的製法を実施例に示す。一般
に熱は種々の成分の安定化に必要とされる。制汗剤とゲ
ル化剤の加熱について至適時間−温度関係は約215°
F(102℃)から240°F(116℃)で約5分か
ら約60分であることが判った。しかし、特定の制汗剤
については至適時間−温度関係は変更可能である。一般
にAl/Zrポリクロロヒドライドについては短めの時
間と低めの温度が最良である。
%水溶液として入手可能で、これは同様に望む濃度のプ
ロピレングリコール溶液に変えることができる。Rez
al36G concentrate、Westchl
or ZR41及びDowCorning AZGX5
1226のようなアルミニウムジルコニウムテトラクロ
ロヒドレート−グリシンの50%水溶液も同様である。
本発明の組成物を得る典型的製法を実施例に示す。一般
に熱は種々の成分の安定化に必要とされる。制汗剤とゲ
ル化剤の加熱について至適時間−温度関係は約215°
F(102℃)から240°F(116℃)で約5分か
ら約60分であることが判った。しかし、特定の制汗剤
については至適時間−温度関係は変更可能である。一般
にAl/Zrポリクロロヒドライドについては短めの時
間と低めの温度が最良である。
【0042】本発明の組成物は米国官報(Federa
l Register Vol.43,Number
196,October 10,1978)に記載され
た方法で実質的に試験すると、実質的にさらに多量の制
汗剤を含む市販の組成物と同等の効果を示す。後述の実
施例は例証として掲げるのであって、本発明の制限を考
慮したものではなく、その本質、範囲からはずれること
なく見かけ上の変法は多く考えられるだろう。
l Register Vol.43,Number
196,October 10,1978)に記載され
た方法で実質的に試験すると、実質的にさらに多量の制
汗剤を含む市販の組成物と同等の効果を示す。後述の実
施例は例証として掲げるのであって、本発明の制限を考
慮したものではなく、その本質、範囲からはずれること
なく見かけ上の変法は多く考えられるだろう。
【0043】実施例は透明ゲルスティックの製作にとっ
て大変重要な本発明の一面を説明している。本発明の製
法に於いては清澄液として第1混合物を作るために制汗
剤と安定化アルカリ剤の好ましい処方量がプロピレング
リコールの処方量下で共に加熱される。そしてDBMS
Aを第1混合物に加える。他の成分は別に混合、加熱
し、第2混合物とする。このふたつの混合物はひとつに
され最終生成物を産し、鋳型(例えば普通の制汗剤ステ
ィック用の鋳型)中で冷却、ゲル化させる。グリセリン
は必要に応じてDBMSAの後、第1混合物又は第2混
合物に加えうることが注目されるベきである。DBMS
Aが既に安定化剤を含有している組成物中に導入される
点が本製法の要点である。もしこれを実施しない場合、
組成物はゲル化しない可能性が非常に大きい。
て大変重要な本発明の一面を説明している。本発明の製
法に於いては清澄液として第1混合物を作るために制汗
剤と安定化アルカリ剤の好ましい処方量がプロピレング
リコールの処方量下で共に加熱される。そしてDBMS
Aを第1混合物に加える。他の成分は別に混合、加熱
し、第2混合物とする。このふたつの混合物はひとつに
され最終生成物を産し、鋳型(例えば普通の制汗剤ステ
ィック用の鋳型)中で冷却、ゲル化させる。グリセリン
は必要に応じてDBMSAの後、第1混合物又は第2混
合物に加えうることが注目されるベきである。DBMS
Aが既に安定化剤を含有している組成物中に導入される
点が本製法の要点である。もしこれを実施しない場合、
組成物はゲル化しない可能性が非常に大きい。
【0044】
実施例1 本発明の組成物を調製する為、下記成分を次の表4に記
したように混合した。
したように混合した。
【表4】
【0045】1.撹拌装置の付いた適当な容器に29.
95部のプロピレングリコールを入れる。200°F
(93℃)に加熱。 2.Al/Zrテトラクロロヒドレートグリシン−プロ
ピレングリコール粉末を加え清澄になるまで混合する。 3.29部のプロピレングリコールと水酸化ナトリウム
を別の容器に入れ、240°F(116℃)まで加熱。
清澄になるまで混合。 4.工程3の液を工程2の液に加え、混合しながら24
0°F(116℃)まで加熱。 5.ジベンジリデンモノソルビトールアセタール−92
5(ふるいにかけたもの)を徐々にバッチに加え、清澄
となるまで混合。グリセリンを加え15分間混合。
95部のプロピレングリコールを入れる。200°F
(93℃)に加熱。 2.Al/Zrテトラクロロヒドレートグリシン−プロ
ピレングリコール粉末を加え清澄になるまで混合する。 3.29部のプロピレングリコールと水酸化ナトリウム
を別の容器に入れ、240°F(116℃)まで加熱。
清澄になるまで混合。 4.工程3の液を工程2の液に加え、混合しながら24
0°F(116℃)まで加熱。 5.ジベンジリデンモノソルビトールアセタール−92
5(ふるいにかけたもの)を徐々にバッチに加え、清澄
となるまで混合。グリセリンを加え15分間混合。
【0046】6.バッチを200°F(93℃)まで冷
却。 7.ジプロピレングリコール、グリセレス−7−ベンゾ
エート(Glycereth−7−Benzoat
e)、PPG−3−イソステアレス−9(PPG−3−
Isosteareth−9)、PPG −3−ミリス
チルエーテルとFD&Cブルー#1液を別の容器に入れ
200°F(93℃)まで加熱。 8.200°F(93℃)の工程7の液を、200°F
(93℃)の工程6の液に加える。混合しながら175
°F(79℃)〜180°F(82℃)に冷却。 9.175°F(79℃)から180°F(82℃)の
バッチに香料を加え、緩やかに混合。 10.バッチが155°F(68℃)から165°F
(74℃)になったらば、製品を容器に注ぐ。
却。 7.ジプロピレングリコール、グリセレス−7−ベンゾ
エート(Glycereth−7−Benzoat
e)、PPG−3−イソステアレス−9(PPG−3−
Isosteareth−9)、PPG −3−ミリス
チルエーテルとFD&Cブルー#1液を別の容器に入れ
200°F(93℃)まで加熱。 8.200°F(93℃)の工程7の液を、200°F
(93℃)の工程6の液に加える。混合しながら175
°F(79℃)〜180°F(82℃)に冷却。 9.175°F(79℃)から180°F(82℃)の
バッチに香料を加え、緩やかに混合。 10.バッチが155°F(68℃)から165°F
(74℃)になったらば、製品を容器に注ぐ。
【0047】実施例2 本発明の組成物を下記表5の成分で混合した。
【表5】
【0048】1.34.57%(重量)のプロピレング
リコールを適当な混合容器に入れ、237°F(114
℃)±3°Fまで加熱を始める。ACH−プロピレング
リコール複合体を加え撹拌装置で混合。全ての製造工程
を通して混合を続ける。 2.29%(重量)のプロピレングリコールを適当な混
合容器に入れ、237°F(114℃)±3°Fまで加
熱を始める。水酸化ナトリウムを加え清澄溶液が得られ
るまで混合する(240°F(116℃)を越えないよ
うに)。237°F(114℃)±3°Fのバッチに加
え、237°F(114℃)±3°Fで15分間、急速
に混合する。 3.ジベンジリデンモノソルビトールアセタール−92
5を237°F(114℃)±3°Fのバッチに徐々に
加える。急速に混合しながら45分間、237°F(1
14℃)±3°Fに保つ。緩やかに混合しながら210
°F(99℃)に冷却する。
リコールを適当な混合容器に入れ、237°F(114
℃)±3°Fまで加熱を始める。ACH−プロピレング
リコール複合体を加え撹拌装置で混合。全ての製造工程
を通して混合を続ける。 2.29%(重量)のプロピレングリコールを適当な混
合容器に入れ、237°F(114℃)±3°Fまで加
熱を始める。水酸化ナトリウムを加え清澄溶液が得られ
るまで混合する(240°F(116℃)を越えないよ
うに)。237°F(114℃)±3°Fのバッチに加
え、237°F(114℃)±3°Fで15分間、急速
に混合する。 3.ジベンジリデンモノソルビトールアセタール−92
5を237°F(114℃)±3°Fのバッチに徐々に
加える。急速に混合しながら45分間、237°F(1
14℃)±3°Fに保つ。緩やかに混合しながら210
°F(99℃)に冷却する。
【0049】4.ジプロピレングリコール、グリセリ
ン、グリセレス−7−ベンゾエイト、ジメチコンコポリ
オール−193、FD&C青#1(0.1%プロピレン
グリコール溶液)を別の容器に入れ210°F(99
℃)に加熱。 5.工程4の液をバッチに加え、緩やかに混合しながら
180°F(82℃)まで冷却。 6.バッチを緩やかに混合しながら香料を加える。 7.容器に注ぐ。
ン、グリセレス−7−ベンゾエイト、ジメチコンコポリ
オール−193、FD&C青#1(0.1%プロピレン
グリコール溶液)を別の容器に入れ210°F(99
℃)に加熱。 5.工程4の液をバッチに加え、緩やかに混合しながら
180°F(82℃)まで冷却。 6.バッチを緩やかに混合しながら香料を加える。 7.容器に注ぐ。
【0050】実施例3 本発明の第三の組成物は次の表6に示すように調製し
た。
た。
【表6】
【0051】1.プロピレングリコールを180°F
(82℃)に加熱する。 2.撹拌装置で撹拌しながら工程1の液にアルミニウム
ジルコニウムテトラクロロヒドレートグリシン−プロピ
レングリコールを加え、バッチが清澄になるまで混合す
る。清澄混合液を220°F(104℃)まで加熱す
る。 3.工程2の液が220°Fになったらグリセリンを加
える。 4.重炭酸ナトリウムを3つに分ける。振とうしながら
第1の分包を工程3の液に約10分間かけて非常にゆっ
くり加えていく。バッチが清澄になったら第2の分包を
同様の方法で加える。全ての重炭酸ナトリウムを加えバ
ッチが清澄になるまでバッチを240°F(116℃)
に加熱する。 5.温度238°F(114℃)±2°Fで工程4の液
にジベンジリデンモノソルビトールアセタール925を
徐々に加え、バッチが清澄になるまで混合する。バッチ
を240°Fまで加熱する(約15分間)。
(82℃)に加熱する。 2.撹拌装置で撹拌しながら工程1の液にアルミニウム
ジルコニウムテトラクロロヒドレートグリシン−プロピ
レングリコールを加え、バッチが清澄になるまで混合す
る。清澄混合液を220°F(104℃)まで加熱す
る。 3.工程2の液が220°Fになったらグリセリンを加
える。 4.重炭酸ナトリウムを3つに分ける。振とうしながら
第1の分包を工程3の液に約10分間かけて非常にゆっ
くり加えていく。バッチが清澄になったら第2の分包を
同様の方法で加える。全ての重炭酸ナトリウムを加えバ
ッチが清澄になるまでバッチを240°F(116℃)
に加熱する。 5.温度238°F(114℃)±2°Fで工程4の液
にジベンジリデンモノソルビトールアセタール925を
徐々に加え、バッチが清澄になるまで混合する。バッチ
を240°Fまで加熱する(約15分間)。
【0052】6.バッチを200°F(93℃)に冷
却。 7.別の容器でジプロピレングリコール、2−イソステ
アレス、2−セテス、セチルアルコール、PPG−3−
ミリスチルエーテル、ジイソプロピルセバケート、ミリ
スチル乳酸、及びFD&C青#1(0.1%プロピレン
グリコール溶液)を混合し、200°F(93℃)まで
徐々に加熱する。 8.工程7の液を工程6の液に加え、バッチが均質にな
るまでよく混合する。バッチを165°F(74℃)±
5°Fまで冷却する。 9.工程8の液に香料を加え、よく混合する。この時点
で30mlビーカーでゲル化温度を確認する。 10.工程9で決定したゲル化温度より約20°F(1
1℃)高い温度で容器に注ぐ。
却。 7.別の容器でジプロピレングリコール、2−イソステ
アレス、2−セテス、セチルアルコール、PPG−3−
ミリスチルエーテル、ジイソプロピルセバケート、ミリ
スチル乳酸、及びFD&C青#1(0.1%プロピレン
グリコール溶液)を混合し、200°F(93℃)まで
徐々に加熱する。 8.工程7の液を工程6の液に加え、バッチが均質にな
るまでよく混合する。バッチを165°F(74℃)±
5°Fまで冷却する。 9.工程8の液に香料を加え、よく混合する。この時点
で30mlビーカーでゲル化温度を確認する。 10.工程9で決定したゲル化温度より約20°F(1
1℃)高い温度で容器に注ぐ。
【0053】実施例4 消臭スティック製造に用いられる本発明の組成物を調製
するために、次の表7の成分を混合した。
するために、次の表7の成分を混合した。
【表7】
【0054】実施例5 消臭スティック製造に用いられる本発明の組成物を次の
表8に示す成分で混合し調製した。
表8に示す成分で混合し調製した。
【表8】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ダニエル エム グラボイス アメリカ合衆国ニュージャージー州 エジ ソン ドロレス ドライブ 48 (72)発明者 チャング テック シン アメリカ合衆国ニュージャージー州 リビ ングストンフォードハム ロード 5 (72)発明者 ロバート ステールマン アメリカ合衆国ニュージャージー州 エジ ソン タイローラー アベニュー 192
Claims (29)
- 【請求項1】 安定な、実質的に無水であって、透明な
ゲル化粧品組成物で、かつ実質的に低級脂肪族モノヒド
ロキシアルコールを有さない組成物であって、その組成
物の全重量に基づき、重量比で; a:0%から制汗有効量までの該組成物中で溶解可能な
酸性制汗剤; b:約41%から約75%までの炭素数3から5の脂肪
族ジヒドロキシアルコール溶媒; c:約0%から約25%までの炭素数6から10の脂肪
族ジヒドロキシエーテル; d:ゲル化に十分な量のジベンジリデンモノソルビトー
ル; e:約0%から約12%までの透明化剤又は脱粘性剤、
あるいはその両方; f:約0%から約10%までの炭素数3から6のポリヒ
ドロキシ脂肪族アルコール; g:約0%から約1.0%までのセチルアルコール; h:約0.1%から約2%までのアルカリ又はアルカリ
土類金属の酸化物、水酸化物、炭酸塩又は重炭酸塩又は
3価金属水酸化物あるいはこれらの混合物; i:約0%から約2%までの抗菌剤;及び j:約0%から約2%までの香料 から成ることを特徴とする化粧品組成物。 - 【請求項2】 約8%までの酸性制汗剤及び0.1%か
ら1.5%の抗菌剤を含み、消臭剤として使用される請
求項1記載の組成物。 - 【請求項3】 約8%までの酸性制汗剤及び0.5%か
ら2%の香料を含み、消臭剤として使用される請求項1
記載の組成物。 - 【請求項4】 約8%の酸性制汗剤と0.1%から1.
5%の抗菌剤及び0.5%から2%の香料を含み、消臭
剤として使用される請求項1記載の組成物。 - 【請求項5】 制汗有効量の酸性制汗剤を含有する制汗
剤として使用される請求項1記載の組成物。 - 【請求項6】 該制汗剤がアルミニウムジルコニウムポ
リクロロヒドレートグリシン−プロピレングリコールで
ある請求項1,2,3,4又は5記載の組成物。 - 【請求項7】 該ポリクロロヒドレートがテトラクロロ
ヒドレートである請求項6記載の組成物。 - 【請求項8】 該ポリクロロヒドレートがトリクロロヒ
ドレートである請求項6記載の組成物。 - 【請求項9】 安定化剤が水酸化ナトリウム、重炭酸ナ
トリウム、又は水酸化カリウムであって該制汗剤がアル
ミニウムジルコニウムポリクロロヒドレートグリシン−
プロピレングリコールである請求項1,2,3,4又は
5記載の組成物。 - 【請求項10】 該安定化剤が水酸化ナトリウムである
請求項9記載の組成物。 - 【請求項11】 該安定化剤が重炭酸ナトリウムである
請求項9記載の組成物。 - 【請求項12】 該安定化剤が水酸化カリウムである請
求項9記載の組成物。 - 【請求項13】 該組成物がさらに0.20%から5.
0%のグリセリンを含む請求項9記載の組成物。 - 【請求項14】 安定な実質的に無水であって、透明な
ゲル化粧品組成物で、実質的に低級脂肪族モノヒドロキ
シアルコールを有さない組成物であって、その組成物の
全重量に基づき、重量比で; a:0%から制汗有効量までの該組成物中で溶解可能な
酸性制汗剤; b:約51%から約70%の炭素数3から5の脂肪族ジ
ヒドロキシアルコール溶媒; c:約10%から約20%の炭素数6から10のジヒド
ロキシ脂肪族エーテル; d:組成物のゲル化に十分な量のジベンジリデンモノソ
ルビトール; e:約1.5%から約8%の透明化剤又は脱粘性剤、あ
るいはその両方; f:約0.2%から約5%の炭素数3から6のポリヒド
ロキシ脂肪族アルコール; g:約0.3%から約0.7%のセチルアルコール; h:約0.4%から約1.5%のアルカリ土類金属の酸
化物、水酸化物、炭酸塩、重炭酸塩、又は3価金属水酸
化物、あるいはこれらの混合物からなるアルカリ安定化
剤; i:約0%から約2%の抗菌剤; j:約0%から約2%の香料 から成ることを特徴とする化粧品組成物。 - 【請求項15】 約8%までの酸性制汗剤と0.1%か
ら1.5%の抗菌剤を含み、消臭剤として使用される請
求項14記載の組成物。 - 【請求項16】 約8%までの酸性制汗剤と0.5%か
ら2%の香料を含み、消臭剤として使用される請求項1
4記載の組成物。 - 【請求項17】 約8%までの酸性制汗剤と0.1%か
ら1.5%の抗菌剤と0.5%から2%の香料を含む請
求項14記載の組成物。 - 【請求項18】 制汗有効量の酸性制汗剤を含有する制
汗剤として使用される請求項14記載の組成物。 - 【請求項19】 該制汗剤がアルミニウムジルコニウム
ポリクロロヒドレートグリシン−プロピレングリコール
である請求項14,15,16,17又は18記載の組
成物。 - 【請求項20】 該ポリクロロヒドレートがテトラクロ
ロヒドレートである請求項19記載の組成物。 - 【請求項21】 該ポリクロロヒドレートがトリクロロ
ヒドレートである請求項19記載の組成物。 - 【請求項22】 該安定化剤が水酸化ナトリウム、重炭
酸ナトリウム又は水酸化カリウムであって、該制汗剤が
アルミニウムジルコニウムポリクロロヒドレートグリシ
ン−プロピレングリコールである請求項14,15,1
6,17又は18記載の組成物。 - 【請求項23】 該安定化剤が水酸化ナトリウムである
請求項22記載の組成物。 - 【請求項24】 該安定化剤が重炭酸ナトリウムである
請求項11記載の組成物。 - 【請求項25】 該安定化剤が水酸化カリウムである請
求項12記載の組成物。 - 【請求項26】 さらに該組成物が0.20%から5.
0%のグリセリンを含む請求項22記載の組成物。 - 【請求項27】 所定量の脂肪族ジヒドロキシアルコー
ル溶媒に制汗剤を含有する第1の清澄混合物を調製する
工程と、ジベンジリデンモノソルビトールを含む第2の
混合物を調製する工程と、これら2混合物を混合する工
程からなることを特徴とする請求項1記載の組成物の製
造法。 - 【請求項28】 請求項1又は請求項14記載の組成物
により製造した消臭スティック。 - 【請求項29】 請求項1又は請求項14記載の組成物
により製造した制汗スティック。
Applications Claiming Priority (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US70037891A | 1991-05-03 | 1991-05-03 | |
US70038191A | 1991-05-03 | 1991-05-03 | |
US700,381 | 1991-05-03 | ||
US700,378 | 1991-05-03 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05170633A true JPH05170633A (ja) | 1993-07-09 |
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ID=27106597
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15400392A Pending JPH05170633A (ja) | 1991-05-03 | 1992-04-30 | 透明ゲル化粧品組成物とその製法 |
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EP (1) | EP0512770B1 (ja) |
JP (1) | JPH05170633A (ja) |
AU (1) | AU654181B2 (ja) |
CA (1) | CA2064179C (ja) |
DE (1) | DE69214196T2 (ja) |
ES (1) | ES2093196T3 (ja) |
GR (1) | GR3021393T3 (ja) |
HK (1) | HK1000151A1 (ja) |
IE (1) | IE921412A1 (ja) |
MX (1) | MX9201990A (ja) |
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