JPS6145941B2 - - Google Patents
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- JPS6145941B2 JPS6145941B2 JP56067476A JP6747681A JPS6145941B2 JP S6145941 B2 JPS6145941 B2 JP S6145941B2 JP 56067476 A JP56067476 A JP 56067476A JP 6747681 A JP6747681 A JP 6747681A JP S6145941 B2 JPS6145941 B2 JP S6145941B2
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C44/00—Shaping by internal pressure generated in the material, e.g. swelling or foaming ; Producing porous or cellular expanded plastics articles
- B29C44/34—Auxiliary operations
- B29C44/36—Feeding the material to be shaped
- B29C44/38—Feeding the material to be shaped into a closed space, i.e. to make articles of definite length
- B29C44/44—Feeding the material to be shaped into a closed space, i.e. to make articles of definite length in solid form
- B29C44/445—Feeding the material to be shaped into a closed space, i.e. to make articles of definite length in solid form in the form of expandable granules, particles or beads
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C44/00—Shaping by internal pressure generated in the material, e.g. swelling or foaming ; Producing porous or cellular expanded plastics articles
- B29C44/34—Auxiliary operations
- B29C44/3415—Heating or cooling
- B29C44/3426—Heating by introducing steam in the mould
Landscapes
- Molding Of Porous Articles (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は合成樹脂の発泡成形装置の改良に関す
るものである。
るものである。
多孔性ポリスチレン樹脂製品の成形のように予
備発泡した原料ビーズを使用して行う従来の合成
樹脂の発泡成形法は、予備発泡した原料ビーズを
型中に供給後該型中に蒸気を供給して発泡成形
し、冷却後離型するスチームチエスト法が一般に
採用されているが、従来のこの種合成樹脂の発泡
成形法では、発泡融着のために使用する蒸気の凝
縮水や冷却水によつて型中にある成形体は相当の
水分を含んでおり、離型後に充分な乾燥を行わな
ければならず、このための乾燥室や乾燥工程前後
の製品保管スペースとしての倉庫やこれらの工程
のための作業員を必要とするという問題点があつ
た。
備発泡した原料ビーズを使用して行う従来の合成
樹脂の発泡成形法は、予備発泡した原料ビーズを
型中に供給後該型中に蒸気を供給して発泡成形
し、冷却後離型するスチームチエスト法が一般に
採用されているが、従来のこの種合成樹脂の発泡
成形法では、発泡融着のために使用する蒸気の凝
縮水や冷却水によつて型中にある成形体は相当の
水分を含んでおり、離型後に充分な乾燥を行わな
ければならず、このための乾燥室や乾燥工程前後
の製品保管スペースとしての倉庫やこれらの工程
のための作業員を必要とするという問題点があつ
た。
本発明は前記のような問題点を解決した合成樹
脂の発泡成形装置を目的として完成されたもの
で、通気用の小孔を多数配設した型を接離自在に
対向する枠函体の前面開口に取付けて該枠函体内
にチヤンバー部を形成した合成樹脂の発泡成形装
置において、各チヤンバー部の上端に連結管を続
かせて該連結管には開閉弁付の蒸気供給管と、開
閉弁付の冷却水供給管と、開閉弁付の圧縮空気供
給管とを接続させる一方、各チヤンバー部の下端
に排出管を続かせて該排出管を空気排出管とドレ
ン排出管に切換自在に接続させ、該空気排出管に
は凝縮器を介して真空ポンプと真空タンクとより
なる減圧化装置を接続させたことを特徴とするも
のである。
脂の発泡成形装置を目的として完成されたもの
で、通気用の小孔を多数配設した型を接離自在に
対向する枠函体の前面開口に取付けて該枠函体内
にチヤンバー部を形成した合成樹脂の発泡成形装
置において、各チヤンバー部の上端に連結管を続
かせて該連結管には開閉弁付の蒸気供給管と、開
閉弁付の冷却水供給管と、開閉弁付の圧縮空気供
給管とを接続させる一方、各チヤンバー部の下端
に排出管を続かせて該排出管を空気排出管とドレ
ン排出管に切換自在に接続させ、該空気排出管に
は凝縮器を介して真空ポンプと真空タンクとより
なる減圧化装置を接続させたことを特徴とするも
のである。
次に、本発明を図示する横型の合成樹脂の発泡
成形装置を実施例として詳細に説明すれば、1,
1′は通気用の小孔5,5′を多数配設した合せ型
部2,2′を備えた一対の型で、両型1,1′は成
形機の接離自在に対向する枠函体3,3′の前面
開口を遮閉するように取付けられて各後方にチヤ
ンバー部4,4′を形成してあり、6は一方の型
1に供給口部を接続した原料供給装置、7は型1
内に先端を出没自在に嵌挿させた発泡成形体離型
用の押出杆であり、9は基端を押出杆7の鍔部8
に係止させている押出杆7の復帰用のばねであ
る。10は一端部が型1のチヤンバー部4に設け
た接続口4aに連結されている連結管で、該連結
管10には開閉弁11付の蒸気供給管12と、開
閉弁23付の冷却水供給管24と、開閉弁付の圧
縮空気供給管26が接続され、13は型1のチヤ
ンバー部4の底部に設けた接続口4bに連結され
る排出管である。他方、10′は一端部が型1′の
チヤンバー部4′に設けた接続口4a′に連結され
ている連結管で、該連結管10′には開閉弁付の
蒸気供給管12′と、開閉弁23′付の冷却水供給
管24′と、開閉弁25′付の圧縮空気供給管2
6′が接続され、13′は該型1′のチヤンバー部
4′の底部に設けた接続口4b′に連結される排出
管である。そして、これらの排出管13,13′
はいずれも減圧化装置16に接続される凝縮器2
7付の空気排出管17とドレン排出管18に分岐
管19,19′と分岐管20,20′を介して接続
され、該分岐管19,19′と分岐管20,2
0′には弁21,21′と弁22,22′が設けら
れていて排出管13,13′は空気排出管17と
ドレン排出管18のいずれかに接続させたり空気
排出管17とドレン排出管18のいずれとも接続
を断つことができるように切換自在となつてい
る。また、減圧化装置16は導管28をもつて接
続された真空タンク16aと真空ポンプ16bと
よりなるものとして該導管28の中間を前記排出
管17に接続し、さらに、導管28には真空タン
ク16a側に位置させて開閉弁29を設けてあ
る。
成形装置を実施例として詳細に説明すれば、1,
1′は通気用の小孔5,5′を多数配設した合せ型
部2,2′を備えた一対の型で、両型1,1′は成
形機の接離自在に対向する枠函体3,3′の前面
開口を遮閉するように取付けられて各後方にチヤ
ンバー部4,4′を形成してあり、6は一方の型
1に供給口部を接続した原料供給装置、7は型1
内に先端を出没自在に嵌挿させた発泡成形体離型
用の押出杆であり、9は基端を押出杆7の鍔部8
に係止させている押出杆7の復帰用のばねであ
る。10は一端部が型1のチヤンバー部4に設け
た接続口4aに連結されている連結管で、該連結
管10には開閉弁11付の蒸気供給管12と、開
閉弁23付の冷却水供給管24と、開閉弁付の圧
縮空気供給管26が接続され、13は型1のチヤ
ンバー部4の底部に設けた接続口4bに連結され
る排出管である。他方、10′は一端部が型1′の
チヤンバー部4′に設けた接続口4a′に連結され
ている連結管で、該連結管10′には開閉弁付の
蒸気供給管12′と、開閉弁23′付の冷却水供給
管24′と、開閉弁25′付の圧縮空気供給管2
6′が接続され、13′は該型1′のチヤンバー部
4′の底部に設けた接続口4b′に連結される排出
管である。そして、これらの排出管13,13′
はいずれも減圧化装置16に接続される凝縮器2
7付の空気排出管17とドレン排出管18に分岐
管19,19′と分岐管20,20′を介して接続
され、該分岐管19,19′と分岐管20,2
0′には弁21,21′と弁22,22′が設けら
れていて排出管13,13′は空気排出管17と
ドレン排出管18のいずれかに接続させたり空気
排出管17とドレン排出管18のいずれとも接続
を断つことができるように切換自在となつてい
る。また、減圧化装置16は導管28をもつて接
続された真空タンク16aと真空ポンプ16bと
よりなるものとして該導管28の中間を前記排出
管17に接続し、さらに、導管28には真空タン
ク16a側に位置させて開閉弁29を設けてあ
る。
このように構成された装置を使用して多孔性ポ
リスチレン成形体を成形する合成樹脂の発泡成形
法を説明すれば、先ず接離自在に対向させた枠函
体3,3′を図示しないシリンダの作動により接
近させてその前面開口に取付けられている型1の
合せ型部2を型1′の合せ型部2′に型合せしたう
え各原料供給装置6より型1,1′の合せ型部
2,2′間に形成されるキヤビテイ部すなわち型
内に周知の予備発泡済の原料ビーズを充填したう
え型締めし、次いで、開閉弁11,11′,2
3,23′,25,25′を閉じる一方、排出管1
3,13′に接続された分岐管20,20′の弁2
2,22′を閉じ、分岐管19,19′の弁21,
21′を開いて減圧化装置16の真空タンク16
aにチヤンバー部4,4′を連通させるとともに
ドレン排出管18とチヤンバー部4,4′との連
通を断てば、両型1,1′の後方に形成されてい
るチヤンバー部4,4′の空気が型内の原料ビー
ズ間にある空気の一部とともに真空タンク16b
の吸引作用で急速に排出されて型内は半減圧状態
となるから、この吸引操作に続いて型内の残留空
気を蒸気供給管12より供給される蒸気との置換
操作を行つて型内の残留空気を略完全に排除す
る。この工程としては先ず排出管13,13′に
接続された分岐管20,20′の弁22,22′と
分岐管19,19′の弁21,21′を閉じる一
方、蒸気供給管12′の開閉弁11′、のみを1〜
2秒開いて蒸気供給管12′から送られる蒸気を
連結管10′を通つて一方の型1′のチヤンバー部
4′内に供給する。このようにチヤンバー部4′内
に蒸気を極短時間供給して該蒸気を型1,1′内
を通過させて小孔5を通じチヤンバー部4へ流入
させることにより型1,1′間のキヤビテイ部に
充填されている原料ビーズ間の間隙に残留してい
る空気をチヤンバー部4へ押し出し、次に、開閉
弁11′を閉じる一方開閉弁11を1〜2秒開
き、分岐管19,19′,20,20′の弁21,
21′,22,22′を閉じたまま連結管10から
蒸気を供給すれば、蒸気は前工程とは反対方向へ
型内を通過して原料ビーズ間にわずかに残つてい
る空気を小孔5′を通じチヤンバー部4′へ押し出
すようにすれば、原料ビーズ間は蒸気に置換され
て型内の空気は前記吸引操作と蒸気との置換操作
の作用により完全に排除されると同時に型1,
1′は予備加熱される。次に、チヤンバー部4,
4′に二次発泡用の蒸気を供給して型内の原料ビ
ーズを発泡融着させる。この発泡融着工程として
は、開閉弁11を開いたまま開閉弁11′も開
き、分岐管19,19′,20,20′の弁21,
21′,22,22′を閉じたまま蒸気供給管1
2,12′に連結されている連結管10,10′か
ら二次発泡に必要とする高温の蒸気を供給すれ
ば、高温の蒸気は前記した空気の排除工程におい
て使用した蒸気により予備加熱されている型1,
1′およびそのキヤビテイ部すなわち型内に充填
されて粒子相互間の空気が除去されている原料ビ
ーズを所定の温度に達するまで均一に加熱するこ
ととなるから、型内の原料ビーズは適確に発泡融
着されることとなる。このようにして型内の原料
ビーズを蒸気の供給により発泡融着させる工程を
終了したら、開閉弁11,11′を閉じて冷却、
安定化工程を行う。この冷却、安定化工程を第2
図に示す工程説明図により説明すれば、先ず、第
2図Aに示すように冷却用流体が供給される冷却
水供給管24,24′の開閉弁23,23′と圧縮
空気供給管26,26′の開閉弁25,25′を共
に閉じるとともに空気排出管17に接続される分
岐管19,19′の弁21,21′を閉じ、ドレン
排出管18に接続される分岐管20,20′の弁
22,22′のみを開いてチヤンバー部4,4′内
とドレン排出管18とを連通させる。次に、第2
図Bに示すように開閉弁23,23′を開いて冷
却水供給管24,24′より型1,1′に向け冷却
水を吹き付け、続いて、第2図Cに示すように前
記開閉弁23,23′を閉じ、開閉弁25,2
5′を開いて圧縮空気供給管26,26′より型
1,1′に向け圧縮空気を吹き付けて型1,1′お
よび成形体を冷却する。このようにして成形体が
一定の温度まで冷却したら、第2図Dに示すよう
に、開閉弁23,23′,25,25′を閉じると
ともに弁22,22′も閉じ弁21,21′のみを
開いてチヤンバー部4,4′内と真空タンク16
aとを連通させ、該チヤンバー部4,4′内を600
トル以下好ましくは100トル以下に減圧すれば、
型1,1′に付着している発泡用の蒸気の凝縮水
や冷却水或いは成形体に含まれている水分は前記
した圧縮空気の吹き付けにより減少されているう
えに減圧状態にあるため比較的低温でも気化され
る。このことはチヤンバー部4,4′内が600トル
に減圧された場合で約93℃、100トルに減圧され
た場合で50℃程度の温度すなわち冷却後に型1,
1′や成形体に残された温度をもつて気化された
うえ型内と連通された排出管13,13′、凝縮
器27付の空気排出管17を経て真空ポンプ16
bに向け吸引されることとなり、しかも、この空
気排出管17には凝縮器27が設けられているこ
とによつて、真空タンク16aに吸引される間に
おいて該凝縮器27により凝縮除去されるから、
真空タンク16aと真空ポンプ16bとよりなる
減圧化装置16が吸引する水分るよつて劣化する
おそれはない。しかして、真空タンク16aの真
空度が低下した分は真空ポンプ16bを作動させ
て真空度を高めればよい。このようにして型内に
ある成形体の含水率が15%以下好ましくは5〜0
%まで低下したら、常法により型開きして離型
し、乾燥工程に送ることなくそのまま製品として
出荷すればよく、従来の成形法では必要とされて
いた乾燥室や乾燥の前後に製品を保管しておく倉
庫或いは人手は不要となる。さらにまた、離型後
の型1,1′は前記工程において乾燥されて内面
は水分の付着が全く見られないから、次の原料ビ
ーズの供給工程において原料ビーズの流れが極め
てよくて過充填する必要もなくなり、この工程に
要する時間を短縮するという効果を併せもつ特長
もある。
リスチレン成形体を成形する合成樹脂の発泡成形
法を説明すれば、先ず接離自在に対向させた枠函
体3,3′を図示しないシリンダの作動により接
近させてその前面開口に取付けられている型1の
合せ型部2を型1′の合せ型部2′に型合せしたう
え各原料供給装置6より型1,1′の合せ型部
2,2′間に形成されるキヤビテイ部すなわち型
内に周知の予備発泡済の原料ビーズを充填したう
え型締めし、次いで、開閉弁11,11′,2
3,23′,25,25′を閉じる一方、排出管1
3,13′に接続された分岐管20,20′の弁2
2,22′を閉じ、分岐管19,19′の弁21,
21′を開いて減圧化装置16の真空タンク16
aにチヤンバー部4,4′を連通させるとともに
ドレン排出管18とチヤンバー部4,4′との連
通を断てば、両型1,1′の後方に形成されてい
るチヤンバー部4,4′の空気が型内の原料ビー
ズ間にある空気の一部とともに真空タンク16b
の吸引作用で急速に排出されて型内は半減圧状態
となるから、この吸引操作に続いて型内の残留空
気を蒸気供給管12より供給される蒸気との置換
操作を行つて型内の残留空気を略完全に排除す
る。この工程としては先ず排出管13,13′に
接続された分岐管20,20′の弁22,22′と
分岐管19,19′の弁21,21′を閉じる一
方、蒸気供給管12′の開閉弁11′、のみを1〜
2秒開いて蒸気供給管12′から送られる蒸気を
連結管10′を通つて一方の型1′のチヤンバー部
4′内に供給する。このようにチヤンバー部4′内
に蒸気を極短時間供給して該蒸気を型1,1′内
を通過させて小孔5を通じチヤンバー部4へ流入
させることにより型1,1′間のキヤビテイ部に
充填されている原料ビーズ間の間隙に残留してい
る空気をチヤンバー部4へ押し出し、次に、開閉
弁11′を閉じる一方開閉弁11を1〜2秒開
き、分岐管19,19′,20,20′の弁21,
21′,22,22′を閉じたまま連結管10から
蒸気を供給すれば、蒸気は前工程とは反対方向へ
型内を通過して原料ビーズ間にわずかに残つてい
る空気を小孔5′を通じチヤンバー部4′へ押し出
すようにすれば、原料ビーズ間は蒸気に置換され
て型内の空気は前記吸引操作と蒸気との置換操作
の作用により完全に排除されると同時に型1,
1′は予備加熱される。次に、チヤンバー部4,
4′に二次発泡用の蒸気を供給して型内の原料ビ
ーズを発泡融着させる。この発泡融着工程として
は、開閉弁11を開いたまま開閉弁11′も開
き、分岐管19,19′,20,20′の弁21,
21′,22,22′を閉じたまま蒸気供給管1
2,12′に連結されている連結管10,10′か
ら二次発泡に必要とする高温の蒸気を供給すれ
ば、高温の蒸気は前記した空気の排除工程におい
て使用した蒸気により予備加熱されている型1,
1′およびそのキヤビテイ部すなわち型内に充填
されて粒子相互間の空気が除去されている原料ビ
ーズを所定の温度に達するまで均一に加熱するこ
ととなるから、型内の原料ビーズは適確に発泡融
着されることとなる。このようにして型内の原料
ビーズを蒸気の供給により発泡融着させる工程を
終了したら、開閉弁11,11′を閉じて冷却、
安定化工程を行う。この冷却、安定化工程を第2
図に示す工程説明図により説明すれば、先ず、第
2図Aに示すように冷却用流体が供給される冷却
水供給管24,24′の開閉弁23,23′と圧縮
空気供給管26,26′の開閉弁25,25′を共
に閉じるとともに空気排出管17に接続される分
岐管19,19′の弁21,21′を閉じ、ドレン
排出管18に接続される分岐管20,20′の弁
22,22′のみを開いてチヤンバー部4,4′内
とドレン排出管18とを連通させる。次に、第2
図Bに示すように開閉弁23,23′を開いて冷
却水供給管24,24′より型1,1′に向け冷却
水を吹き付け、続いて、第2図Cに示すように前
記開閉弁23,23′を閉じ、開閉弁25,2
5′を開いて圧縮空気供給管26,26′より型
1,1′に向け圧縮空気を吹き付けて型1,1′お
よび成形体を冷却する。このようにして成形体が
一定の温度まで冷却したら、第2図Dに示すよう
に、開閉弁23,23′,25,25′を閉じると
ともに弁22,22′も閉じ弁21,21′のみを
開いてチヤンバー部4,4′内と真空タンク16
aとを連通させ、該チヤンバー部4,4′内を600
トル以下好ましくは100トル以下に減圧すれば、
型1,1′に付着している発泡用の蒸気の凝縮水
や冷却水或いは成形体に含まれている水分は前記
した圧縮空気の吹き付けにより減少されているう
えに減圧状態にあるため比較的低温でも気化され
る。このことはチヤンバー部4,4′内が600トル
に減圧された場合で約93℃、100トルに減圧され
た場合で50℃程度の温度すなわち冷却後に型1,
1′や成形体に残された温度をもつて気化された
うえ型内と連通された排出管13,13′、凝縮
器27付の空気排出管17を経て真空ポンプ16
bに向け吸引されることとなり、しかも、この空
気排出管17には凝縮器27が設けられているこ
とによつて、真空タンク16aに吸引される間に
おいて該凝縮器27により凝縮除去されるから、
真空タンク16aと真空ポンプ16bとよりなる
減圧化装置16が吸引する水分るよつて劣化する
おそれはない。しかして、真空タンク16aの真
空度が低下した分は真空ポンプ16bを作動させ
て真空度を高めればよい。このようにして型内に
ある成形体の含水率が15%以下好ましくは5〜0
%まで低下したら、常法により型開きして離型
し、乾燥工程に送ることなくそのまま製品として
出荷すればよく、従来の成形法では必要とされて
いた乾燥室や乾燥の前後に製品を保管しておく倉
庫或いは人手は不要となる。さらにまた、離型後
の型1,1′は前記工程において乾燥されて内面
は水分の付着が全く見られないから、次の原料ビ
ーズの供給工程において原料ビーズの流れが極め
てよくて過充填する必要もなくなり、この工程に
要する時間を短縮するという効果を併せもつ特長
もある。
本発明は前記実施例による説明から明らかなよ
うに、原料ビーズを型内に供給後蒸気により発泡
成形して冷却、離型するようにした合成樹脂の一
連の発泡成形工程において、蒸気供給後型開きを
行つて離型する前の冷却、安定化工程で型を冷却
水で冷却後圧縮空気の吹き付けを行つたうえさら
に型内を減圧化することにより型および成形体に
残された熱で成形体の水分を気化して該成形体を
乾燥できるようにしたので、通常の装置による成
形法において必須とされていた離型後の乾燥工程
を省略することができるうえに真空タンクと真空
ポンプとよりなる減圧化装置に吸引される蒸気が
該減圧化装置に達する以前において凝縮器により
凝縮されて流出するから、高価な真空タンクの劣
化を防止できる利点があり、在来の合成樹脂の発
泡成形装置の問題点を解決したものとして業界の
発展に寄与するところ極めて大なものである。
うに、原料ビーズを型内に供給後蒸気により発泡
成形して冷却、離型するようにした合成樹脂の一
連の発泡成形工程において、蒸気供給後型開きを
行つて離型する前の冷却、安定化工程で型を冷却
水で冷却後圧縮空気の吹き付けを行つたうえさら
に型内を減圧化することにより型および成形体に
残された熱で成形体の水分を気化して該成形体を
乾燥できるようにしたので、通常の装置による成
形法において必須とされていた離型後の乾燥工程
を省略することができるうえに真空タンクと真空
ポンプとよりなる減圧化装置に吸引される蒸気が
該減圧化装置に達する以前において凝縮器により
凝縮されて流出するから、高価な真空タンクの劣
化を防止できる利点があり、在来の合成樹脂の発
泡成形装置の問題点を解決したものとして業界の
発展に寄与するところ極めて大なものである。
第1図は本発明の実施例を示す一部切欠正面
図、第2図は本発明装置を使用した発泡成形法に
おける安定化工程の概略を説明する工程説明図で
ある。 1,1′……型、3,3′……枠函体、4,4′
……チヤンバー部、5,5′……小孔、10,1
0′……連結管、11,11′……開閉弁、12,
12′……蒸気供給管、13,13′……排出管、
16……減圧化装置、16a……真空タンク,1
6b……真空ポンプ、17……空気排出管、18
……ドレン排出管、19,19′,20,20′…
…分岐管、21,21′,22,22′……弁、2
3,23′……開閉弁、24,24′……冷却水供
給管、25,25′……開閉弁、26,26′……
圧縮空気供給管、27……凝縮器。
図、第2図は本発明装置を使用した発泡成形法に
おける安定化工程の概略を説明する工程説明図で
ある。 1,1′……型、3,3′……枠函体、4,4′
……チヤンバー部、5,5′……小孔、10,1
0′……連結管、11,11′……開閉弁、12,
12′……蒸気供給管、13,13′……排出管、
16……減圧化装置、16a……真空タンク,1
6b……真空ポンプ、17……空気排出管、18
……ドレン排出管、19,19′,20,20′…
…分岐管、21,21′,22,22′……弁、2
3,23′……開閉弁、24,24′……冷却水供
給管、25,25′……開閉弁、26,26′……
圧縮空気供給管、27……凝縮器。
Claims (1)
- 1 通気用の小孔5,5′を多数配設した型1,
1′を接離自在に対向する枠函体3,3′の前面開
口に取付けて該枠函体3,3′内にチヤンバー部
4,4′を形成した合成樹脂の発泡成形装置にお
いて、各チヤンバー部4,4′の上端に連結管1
0,10′を続かせて該連結管10,10′には開
閉弁11,11′付の蒸気供給管12,12′と、
開閉弁23,23′付の冷却水供給管24,2
4′と、開閉弁25,25′付の圧縮空気供給管2
6,26′とを接続させる一方、各チヤンバー部
4,4′の下端に排出管13,13′を続かせて該
排出管13,13′を空気排出管17とドレン排
出管18に切換自在に接続させ、該空気排出管1
7には凝縮器27を介して真空タンク16aと真
空ポンプ16bとよりなる減圧化装置16を接続
させたことを特徴とする合成樹脂の発泡成形装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56067476A JPS57181834A (en) | 1981-05-01 | 1981-05-01 | Method and apparatus for molding synthetic resin foam |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56067476A JPS57181834A (en) | 1981-05-01 | 1981-05-01 | Method and apparatus for molding synthetic resin foam |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57181834A JPS57181834A (en) | 1982-11-09 |
JPS6145941B2 true JPS6145941B2 (ja) | 1986-10-11 |
Family
ID=13346049
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP56067476A Granted JPS57181834A (en) | 1981-05-01 | 1981-05-01 | Method and apparatus for molding synthetic resin foam |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS57181834A (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62150128U (ja) * | 1986-03-14 | 1987-09-22 | ||
JPH0698695B2 (ja) * | 1987-03-12 | 1994-12-07 | 鐘淵化学工業株式会社 | 熱可塑性合成樹脂ブロツク用発泡成形方法 |
JPH01148533A (ja) * | 1987-12-07 | 1989-06-09 | Toyo Mach & Metal Co Ltd | 発泡成形装置 |
JPH01148534A (ja) * | 1987-12-07 | 1989-06-09 | Toyo Mach & Metal Co Ltd | 発泡成形装置 |
DE102008016883A1 (de) * | 2008-01-12 | 2009-07-16 | Behl Asia Ltd. | Verfahren zum Herstellen eines Formkörpers aus geschäumten Kunststoff und Einrichtung zur Durchführung des Verfahrens |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55109633A (en) * | 1979-02-16 | 1980-08-23 | Sekisui Plastics Co Ltd | Method of foam-shaping |
JPS55128438A (en) * | 1979-03-28 | 1980-10-04 | Badische Yuka Co Ltd | Cooling method and device fit for forming foamed synthetic resin |
-
1981
- 1981-05-01 JP JP56067476A patent/JPS57181834A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55109633A (en) * | 1979-02-16 | 1980-08-23 | Sekisui Plastics Co Ltd | Method of foam-shaping |
JPS55128438A (en) * | 1979-03-28 | 1980-10-04 | Badische Yuka Co Ltd | Cooling method and device fit for forming foamed synthetic resin |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57181834A (en) | 1982-11-09 |
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