JPS6145767B2 - - Google Patents

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JPS6145767B2
JPS6145767B2 JP54045569A JP4556979A JPS6145767B2 JP S6145767 B2 JPS6145767 B2 JP S6145767B2 JP 54045569 A JP54045569 A JP 54045569A JP 4556979 A JP4556979 A JP 4556979A JP S6145767 B2 JPS6145767 B2 JP S6145767B2
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JP
Japan
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signal
speed
current
torque
control
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JP54045569A
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JPS55136935A (en
Inventor
Fumihiko Baba
Junzo Inamura
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Meidensha Corp
Toyota Motor Corp
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Meidensha Corp
Toyota Motor Corp
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01MTESTING STATIC OR DYNAMIC BALANCE OF MACHINES OR STRUCTURES; TESTING OF STRUCTURES OR APPARATUS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G01M13/00Testing of machine parts
    • G01M13/02Gearings; Transmission mechanisms
    • G01M13/025Test-benches with rotational drive means and loading means; Load or drive simulation

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Testing Of Devices, Machine Parts, Or Other Structures Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はガソリンエンジン車あるいはデイーゼ
ルエンジン車等の伝達系に介在する差動歯車の試
験装置に係り、特に3軸以上の遊星ギヤーを有す
る差動歯車の試験装置に関するものである。
一般にガソリンエンジン車あるいはデイーゼル
エンジン車等の伝達系に介在する差動歯車の耐久
試験、性能、騒音あるいは過渡シユミレータ、振
動等の如き各種試験を行なう場合、代表的な試験
方法として第1図に示す様に、例えば差動歯車1
の出力軸に夫々フライホイール3A−吸収体4
A、およびフライホイール3B−吸収体4Bを組
み合せたものを連結し、一方のプロペラ軸側には
駆動体2を連結して、駆動体2によつて差動歯車
1を駆動することにより差動歯車1の出力軸に表
れるトルクを吸収体4A,4Bに吸収させて所定
の試験を行なつている。この場合、駆動体2とし
ては例えばエンジンあるいは回転電動機が適用さ
れ、駆動側が速度制御を行なおうとすれば吸収側
はトルク制御を行なうと云うように、全く異なつ
た制御方法を取入れる事によつて運転全域に渡つ
て安定した高精度の試験を行ない得るように試験
装置自体を構成している。このような試験装置で
最も重要なことは、実走行運転時の状態をいかに
等価的に再現させるかである。実走行運転時の状
態を全く等価的に再現させる場合において、たと
えば実走行運転時に直線路を走行する場合は内輪
と外輪との回転速度はほぼ同じで回転速度は零で
あるが、コーナーを廻る場合は周知の如く外輪と
内輪の回転数が異なり、この回転速度差によつて
生ずるスリツプを差動歯車で抑えるような動作を
行なう。この状態を再現するにあたつて試験装置
の吸収側(各出力軸側)には車の固定重量と調整
相当重量の負荷量を与えるフライホイール3A,
3Bが設けている。また実走行時の負荷として各
吸収体4A,4Bを制御し、かつ駆動側の駆動体
2Aを制御するにしても吸収側および駆動側をど
のように制御すればよいかが重量な問題となる。
差動歯車装置においては、入力軸のトルクおよび
出力軸側のトルクおよび回転数との対応関係は以
下に示すような式で表わされる。
2rN1=N2+N3 ……(1) T1=2rT2=2rT3 ……(2) ∴T2=T3 ……(3) ここでN1は駆動体2の回転数、N2は吸収体4
Aの回転数、N3は吸収体4Bの回転数、T1は駆
動体2のトルク、T2は吸収体4Aのトルク、T3
は吸収体4Bのトルク、rは変速比である。
しかし、実際はメカロス、フリクシヨン等のた
めに、T2=T3とはなり得ず、第2図の特性曲線
に示すように、ΔN=N2−N3…(4)およびΔT
=T2−T3…(5)の各誤差特性となる。したがつ
て、一般に吸収体4A,4Bを速度制御し、これ
ら吸収体4Aと4Bの回転速度差ΔNをパラメー
タに差動歯車1の特性試験を行なえば回転速度差
ΔNがある程度大きいときは差動歯車1の各出力
軸間の回転速度差ΔNに対するトルク差ΔTの特
性を制御できる。しかし、現実の問題として回転
速度差が所定値より小さいΔN1になると、速度
制御精度をはるかに上回る値となり、ΔT1間の
制御は困難を極めた。上記(1)〜(3)式の関係を満す
ように従来のシユミレート運転の制御方法とし
て、本出願人が特願昭53−20591号(特公昭57−
15329号)および特願昭53−20592号(特公昭57−
15330号)ですでに提案しているように、例えば
駆動側は速度制御を、一方吸収側はトルク制御を
行なう方法が一応考えられる。この制御方法の場
合、吸収側は所定のトルク制御を行なうのでデコ
ーダに記憶した差動歯車装置の各出力軸の軸トル
ク検出信号を入力することになる。軸トルク検出
信号は前述した如く特にコーナリングの場合、単
位時間当りの変動幅が大きく、しかも時間の経緯
により諸量そのものの値が大きく変化しているに
もかかわらずフライホイールの慣性量によつて、
動力計の制御そのものが速応性を以つて追従でき
ず実走行時の状態を忠実に再現できなくなると云
う事である。特に重要な事は吸収側の動力計を制
御する場合、一方の動力計制御系のみに軸トルク
指令量を入力して所定のトルク制御を行ない、他
方の動力計はこの制御法に追従して所定の追従制
御を行なう場合である。この様な追従制御法の場
合は上記した如く、被追従側の制御自体が機械系
全体の大きな慣性量によつて速応性をもつた制御
が不可能であるのに、追従側は被追従側より一層
遅れた制御を行なう事となり、これより明らかな
様に特に実走行時のコーナリングの状態を再現す
る場合はほとんど忠実に再現できない事は明らか
である。
本発明は上述の点に鑑みてなされたものでその
目的は、3軸以上の遊星ギヤーにより連結された
機械系を制御する制御系において、各動力計に電
流指令信号と電流検出信号とで電流制御が行われ
る電流制御のマイナーループと、 前記各動力計の速度検出信号から実際の速度差
分を求めた速度検出信号と、速度差設定信号およ
び電流設定信号との3諸量を基に前記各マイナー
ループに前記電流指令信号を与えて速度制御を行
う速度制御のメジヤーループと、 前記速度差設定信号と前記実際の速度信号およ
び前記電流設定信号との3諸量を基にトルク指令
信号を求め、このトルク指令信号と前記各動力計
のトルク検出信号とでトルク制御を行うトルク制
御のメジヤーループと、前記速度制御のメジヤー
ループと前記トルク制御のメジヤーループとを、
特性試験時の各状態に応じて切換える切換手段と
を各別に設けることによつて、吸収体相互間の回
転速度差が小さいときでも高精度な試験を行うこ
とができ差動歯車の試験装置を提供することを目
的とする。
したがつて、前記電流制御のマイナーループに
より電流指令信号と電流検出信号とで電流制御が
行われ、該電流制御によつて吸収体のトルク制御
を行う。
前記速度制御メジヤーループにより、各動力計
の速度検出信号から実際の速度差分を求めた速度
差検出信号と、速度差設定信号および電流設定信
号を基に各マイナーループに電流指令信号を与え
て速度制御を行う。
前記トルク制御のメジヤーループにより、前記
速度差設定信号と前記実際の速度信号および前記
電流設定信号との3諸量を基にトルク指令信号を
求め、このトルク指令信号と前記各動力計のトル
ク検出信号とでトルク制御を行う。
前記切換手段によつて、前記速度制御のメジヤ
ーループと前記トルク制御のメジヤーループと
を、特性試験時の各状態に応じて適宜切換え、吸
収体相互間の回転速度が小さいときでも高精度な
試験を行うことができる。
以下に本発明の実施例に係る試験装置について
第3図および第4図によつて説明する。
第3図は本発明の差動歯車試験装置のブロツク
図を示し、5は駆動体の回転速度を一定に制御す
る速度制御部であり、6Aは吸収体4Aの回転速
度を検出する第1の回転速度検出器、6Bは同じ
く吸収体4Bの速度を検出する第2の速度検出器
である。7Aおよび7Bはそれぞれ吸収体4A,
4Bのトルクを制御する第1および第2の電流制
御部である。8は第1の速度検出器6Aの電気出
力信号を入力としその極性を反転する極性反転増
幅器、9はこの極性反転増幅器8の反転出力信号
と第2の速度検出器6Bの出力信号を入力とする
比較回路、9Aは第1の吸収体4Aのトルク制御
を行うメジヤーループの第1のトルク制御部、9
Bは第2の吸収体4Bのトルク制御を行うメジヤ
ーループの第2のトルク制御部、10は第1の吸
収体4Aと第2の吸収体4Bの回転速度差ΔNを
設定する速度差設定器、11は比較回路9からの
偏差信号と速度差設定器からの速度差設定信号を
比較する比較回路である。12は比較回路11の
偏差信号を入力とする比例増幅器、13は比例増
幅器12の出力信号を入力としその極性を反転す
る極性反転増幅器、14は電流設定器、15Aは
第1の突合せ回路、15Bは第2の突合せ回路で
ある。すなわち、本発明による試験装置は、何れ
か一方の速度検出器たとえば第1の速度検出器6
Aの検出信号の極性を反転する極性反転増幅器8
と、この極性反転増幅器8により反転された信号
と他方の速度検出器すなわち第2の速度検出器6
Bの検出信号とを比較する比較回路9と、第1の
吸収体4Aと第2の吸収体4Bの各回転速度差を
設定する速度差設定器10と、この速度差設定器
10の設定信号と比較回路9の偏差出力信号を比
較する比較回路11と、この比較回路11の偏差
出力信号を比例増幅する比例増幅器12およびこ
の比例増幅器12の出力信号の極性を反転する極
性反転増幅器13からなる速度差制御部16を設
け、一方の突合せ回路15Aには比例増幅器12
の出力を入力すると共に他方の突合せ回路15B
には極性反転増幅器13の出力を入力するように
したことを特徴とするものである。
第4図は第3図の試験装置をさらに具体的に示
したもので、駆動体として直流電動機2を用い、
吸収体として第1の動力計4aおよび第2の動力
計4bを用いる。17,17a,17bは回転数
に比例した数のパルスを発生するパルスピツクア
ツプ、18,18a,18bはパルス周波数
(F)に応じて電圧(V)を発生する周波数−電
圧変換回路(F―Vコンバータ)である。したが
つて、パルスピツクアツプ17aとF―Vコンバ
ータ18aは第1の動力計4aの速度検出機6A
を形成し、パルスピツクアツプ17bとF―Vコ
ンバータ18bは第2の動力計4bの速度検出機
6Bを、パルスピツクアツプ17とF―Vコンバ
ータ18は電動機2の速度検出機6を形成する。
19は電動機2の速度設定器、20は速度設定
器19の設定信号と速度検出器6の検出信号を突
合せる突合せ回路、21は突合せ回路20の出力
信号を入力とする速度制御増幅器、22は速度制
御増幅器21の出力信号と電流検出器25の電流
検出信号とを比較する比較回路、23は比較回路
22からの偏差信号を増幅する電流増幅回路、2
4はゲート回路である。したがつて、パルスピツ
クアツプ17とF―Vコンバータ18からなる速
度検出器6は速度メジヤーループを形成し、電流
検出器25と比較回路22は電流マイナーループ
を形成すると共に、速度制御増幅器21、比較回
路22、電流増幅回路23およびゲート回路24
は速度制御部5を構成する。
比較回路31a、電流増幅回路32aおよびゲ
ート回路33aには電流検出器25aからなる電
流マイナーループが設けられており、これらによ
つて第1の電流制御部7Aが構成され、同じく電
流増幅回路32bおよびゲート回路33bおよび
電流検出器25aから比較回路31bへのフイー
ドバツクループすなわち電流マイナーループは第
2の電流制御部7Bを形成する。また、第1の速
度検出器6A、極性反転増幅器8、速度差設定器
10、比較回路11、比例増幅器12、電流設定
器14、突合せ回路15Aおよび加算増幅器29
aからなる第1の速度メジヤーループが設けられ
ている。同様に、速度検出器6B、比較回路1
1、比例増幅器12、極性反転増幅器13、電流
設定器14、突合せ回路15Bおよび加算増幅器
29bからなる第2の速度メジヤーループが設け
られている。なお、第4図の速度制御部16の比
較回路11は、第3図の比較回路9と11とを一
体化したもので、全く同一の機能を果すことは言
うまでもない。
34aは電流設定器14からの電流設定信号と
比例増幅器12からの信号を比較する比較回路、
35aは加算増幅器、36aは第1のトルク検出
器38aのトルク検出信号と加算増幅器35aの
出力信号を比較する比較回路、37aは比較回路
36からの偏差信号を増幅するトルク増幅器であ
り、これらの比較回路34a,36a、加算増幅
器35a、トルク増幅器37aおよびトルク検出
器38aによつて第1のトルク制御部9Aが形成
される。
34bは極性反転増幅器13の反転信号と電流
設定器14の電流設定信号を比較する比較回路、
35bは加算増幅器、36bは加算増幅器35b
の出力と第2のダイナモメータ4bのトルクを検
出する第2のトルク検出器38bのトルク検出信
号とを入力とする比較器、37bは比較器36b
からの偏差信号を増幅するトルク増幅器であり、
これらの比較回路34b,36b、加算増幅器3
5b、トルク増幅器37b、トルク検出器38b
によつて第2のトルク制御部9Bが形成される。
上記構成において、先ず実走行時で直線路の状
態を再現する場合のシユミレート運転について述
べる。直線路を走行する場合は外輪、内輪ともに
回転速度は略等しいので回転速度差は零で、軸ト
ルク差も略零であると考えられる。この点を踏ま
えて両出力軸側の各動力計は例えばトルク検出器
38a,38bを含めたトルク制御部を、切換ス
イツチ30a,30bを図示状態から切換えて電
流制御系に切換える。一方、入力軸側の駆動体2
は車速指令をメジヤーループの速度制御系の車速
設定器19で自動的に設定して、この車速指令量
を速度制御部5の比較回路20→速度増幅回路2
1→比較回路22→電流増幅回路23およびゲー
ト回路24の経路を通して入力し、電動機2を始
動させる。これにより電動機2の駆動力は差動歯
車1を介して第1の動力計4aと第2の動力計4
bに伝達される。また電源26から電動機2への
入力電流量は変流器25によつて検出されこの検
出信号が該変流器25と比較回路22を含めた電
流マイナーループによつてフイードバツクされ、
電動機2の入力電流は一定に保持され、定速度制
御が行なわれる。
速度差設定器10の設定値は零であるので、電
流設定器14からの電流指令信号に基づき動力計
4a,4bは所定のトルク制御(電流制御)が行
われる。すなわち、電流制御の場合においては、
第1の速度検出器6Aからの速度検出信号は極性
反転増幅器8により極性反転増幅され比較回路1
1に入力されると共に、第2の速度検出器6Bか
らの速度検出信号も比較回路11に入力される。
比較回路11における第1の動力計4aの速度信
号と第2の動力計4bの速度信号および速度差設
定器10からの速度差設定信号ΔN(ΔN=0)
との偏差信号は比例増幅器12により比例増幅さ
れ、この比例増幅された信号は第1の電流制御部
7Aの突合せ回路15Aにおいて電流設定器14
からの電流設定信号と比較される。突合せ回路1
5Aからの偏差信号は加算増幅器29a―切換ス
イツチ30aを通して比較回路31aに入力され
る。一方、比例増幅器12によつて増幅された信
号は極性反転増幅器13によつて反転された後、
突合せ回路15Bにおいて電流設定器14からの
電流設定信号と突合され、その偏差信号は第2の
電流制御部7Bの加算増幅回路31bに入力され
る。
比較回路31aにおいては、加算増幅器29a
からの増幅信号と電流検出器25aからのフイー
ドバツク信号との偏差信号が電流増幅器32aお
よびゲート回路33aを通して順変変換器28a
に電流制御信号として供給される。また第2の電
流制御部7Bの比較回路31bにおいては、加算
増幅器29bからの増幅信号と電流検出器25b
からのフイードバツク信号との偏差信号が得ら
れ、この偏差信号は電流増幅器32bおよびゲー
ト回路33bを通して第2の動力計4bの駆動電
流制御信号として供給される。
この場合、速度差設定器10の設定値が零であ
るので、第1の動力計4aの回転速度N2と第2
の動力計4bの回転速度N3が等しく、電流指令
通りに各動力計は所定のトルク制御が行なわれ
る。かかるトルク制御時において、例えば平坦路
で行なう場合、速度差設定器10で内輪と外輪と
の速度差を設定すれば、この差に応じて各動力計
は所定のトルク制御が行なわれ、各動力計は設定
速度保持するように低速度制御が行なわれること
になる。
次に実走行運転時でコーナリングをシミユレー
トする場合、スイツチ30a,30bを図示のよ
うにしてかつ速度差設定器10より所要の速度差
指令信号が与えられる。しかして第1のトルク制
御部9Aにおいては、比較回路34aは電流設定
器14からの設定信号と速度差制御部16の比例
増幅器12からの信号との偏差出力を加算増幅器
35aに入力する。この加算増幅器35aからの
信号は比較回路36aにおいてトルク検出器38
aの検出信号と比較され、その偏差信号はトルク
増幅器37aで増幅された後、切換スイツチ30
aを介して第1の電流制御部7Aに入力される。
一方、第2のトルク制御部9Bにおいては、比較
回路34bは電流設定器14からの信号と速度差
制御部16の極性反転増幅器13からの信号の偏
差出力を加算増幅器35bに入力する。さらに比
較回路36bは加算増幅器35bにより加算増幅
された信号とトルク検出器38bのトルク検出信
号との偏差信号をトルク増幅器37bに入力し、
このトルク増幅器37からの信号は切換スイツチ
30bを介して第2の電流制御部7Bに入力され
る。第1のトルク制御部9Aおよび第2のトルク
制御部9Bからの各信号が第1の電流制御部7A
および第2の電流制御部7Bに入力されると、以
後は前述の電流制御の場合と同様な作用が遂行さ
れる。
以上説明したように本発明は、差動歯車装置の
駆動側にエンジン或は電動機等の駆動体を差動歯
車装置の各出力軸側に電気動力計等の吸収体を配
置して、これら駆動装置と吸収体とにより差動歯
車装置の試験を行なうものにおいて、前記駆動体
を速度制御し、各吸収体をトルク制御すると共に
さらに該各吸収体の速度差を制御するようにしか
し、トルク指令は制御系そのもので作出すから、
前記吸収体相互間の速度差が小さいときでもトル
クを高精度に制御でき、その効果は大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は差動歯車装置を試験する場合の代表的
な構成を示すブロツク線図、第2図は差動歯車装
置の特性線図、第3図は本発明の実施例による差
動歯車試験装置のブロツク線図、第4図は第3図
の試験装装置の具体的な電気結線図である。 1…差動歯車、2…駆動体、4A,4B…吸収
体、速度制御部、6A,6B…速度検出器、7
A,7B…電流制御部、8…極性反転増幅器、9
A,9B…トルク制御部、10…速度差設定器、
11…比較回路、12…比例増幅器、13…極性
反転増幅器、15A,15B…突合せ回路、16
…速度差制御部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 差動歯車の入力軸側に駆動体を、差動歯車の
    各出力軸側にフライホイール、電気動力計からな
    る吸収体とを夫々配置して、駆動側は速度制御、
    各出力軸側はトルク制御を夫々行つて、実走行時
    の状態を再現させ差動歯車の試験を行うようにし
    たものにおいて、 前記各動力計に電流指令信号と電流検出信号と
    で電流制御が行われる電流制御のマイナーループ
    と、 前記各動力計の速度検出信号から実際の速度差
    分を求めた速度差信号と、速度差設定信号および
    電流設定信号との3諸量を基に前記各マイナール
    ープに前記電流指令信号を与えて速度制御を行う
    速度制御のメジヤーループと、 前記速度差設定信号と前記実際の速度差信号お
    よび前記電流設定信号との3諸量を基にトルク指
    令信号を求め、このトルク指令信号と前記各動力
    計のトルク検出信号とでトルク制御を行うトルク
    制御のメジヤーループと、前記速度制御のメジヤ
    ーループと前記トルク制御のメジヤーループとを
    切換える切換手段とを各別に設けて構成したこと
    を特徴とする差動歯車の試験装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0546633B2 (ja) * 1986-07-16 1993-07-14 Pioneer Electronic Corp
CN107543699A (zh) * 2017-07-18 2018-01-05 芜湖赛宝机器人产业技术研究院有限公司 一种工业机器人减速机传动效率试验台

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