JPS6145251B2 - - Google Patents
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- JPS6145251B2 JPS6145251B2 JP12953778A JP12953778A JPS6145251B2 JP S6145251 B2 JPS6145251 B2 JP S6145251B2 JP 12953778 A JP12953778 A JP 12953778A JP 12953778 A JP12953778 A JP 12953778A JP S6145251 B2 JPS6145251 B2 JP S6145251B2
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- valve
- pressure
- main valve
- pilot valve
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- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 60
- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims description 5
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 10
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000009172 bursting Effects 0.000 description 1
- 230000006837 decompression Effects 0.000 description 1
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 1
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 1
- 239000002699 waste material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Control Of Fluid Pressure (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は水の使用量が少流量のときは主弁の出
口圧力を一定に減圧し、使用量が大流量のときは
主弁を全開して出口圧力を入口圧力に近い圧力に
保持し、更に、水道管の破裂等により流量が過大
になつたときの緊急時には、主弁を自動的に開弁
することができる減圧弁に関するものである。
口圧力を一定に減圧し、使用量が大流量のときは
主弁を全開して出口圧力を入口圧力に近い圧力に
保持し、更に、水道管の破裂等により流量が過大
になつたときの緊急時には、主弁を自動的に開弁
することができる減圧弁に関するものである。
一般に水道等の給水設備においては、昼間と夜
間とでは水の使用量が著しく異なり、管路に取り
付けられた主弁の出口圧力を昼間の使用に適する
ように設定しておくと、夜間に水の使用量が減少
して水の圧力が甚だしく上昇し、そのため配管の
接続部や給水末端部、例えば蛇口等において弁体
と弁座との接合部などに不良個所があれば漏水を
生じ、これが夜間長時間に亘り継続するときは莫
大な量の水の徒費となる。
間とでは水の使用量が著しく異なり、管路に取り
付けられた主弁の出口圧力を昼間の使用に適する
ように設定しておくと、夜間に水の使用量が減少
して水の圧力が甚だしく上昇し、そのため配管の
接続部や給水末端部、例えば蛇口等において弁体
と弁座との接合部などに不良個所があれば漏水を
生じ、これが夜間長時間に亘り継続するときは莫
大な量の水の徒費となる。
そのため水の使用量に応じて、昼間と夜間とで
は主弁の出口圧力を切換えなければならない。
は主弁の出口圧力を切換えなければならない。
又、地盤の陥没や地震などにより水道管が破裂
した場合、そのまま放置しておくと大量の水が浪
費されるので、このような緊急時には給水を早急
に遮断する必要がある。
した場合、そのまま放置しておくと大量の水が浪
費されるので、このような緊急時には給水を早急
に遮断する必要がある。
本発明は上記の要請に対処するために提案され
たものであつて、主弁を流過する流量に応じて、
主弁の開閉を制御する流体の流入と流出とを自動
的に切換え操作する切換えパイロツト弁と、主弁
の出口側圧力に応動して主弁の動作を制御する減
圧パイロツト弁と、主弁を流過する流量が著しく
増加したときに、主弁の出口側圧力に応動して主
弁の制御水の減圧パイロツト弁への流出を停止さ
せる第1の緊急遮断用パイロツト弁、及び切換え
パイロツト弁の流入側と流出側を短絡する流路を
開弁する第2の緊急遮断用パイロツト弁とを備え
た点に特徴があり、夜間には主弁の出口圧力を一
定に減圧し、昼間は主弁を全開して出口圧力を入
口圧力に近い圧力に保持し、更に水道管の破裂時
等には主弁を自動的に閉弁することができるよう
にした緊急遮断方式付減圧弁を提供せんとするも
のである。
たものであつて、主弁を流過する流量に応じて、
主弁の開閉を制御する流体の流入と流出とを自動
的に切換え操作する切換えパイロツト弁と、主弁
の出口側圧力に応動して主弁の動作を制御する減
圧パイロツト弁と、主弁を流過する流量が著しく
増加したときに、主弁の出口側圧力に応動して主
弁の制御水の減圧パイロツト弁への流出を停止さ
せる第1の緊急遮断用パイロツト弁、及び切換え
パイロツト弁の流入側と流出側を短絡する流路を
開弁する第2の緊急遮断用パイロツト弁とを備え
た点に特徴があり、夜間には主弁の出口圧力を一
定に減圧し、昼間は主弁を全開して出口圧力を入
口圧力に近い圧力に保持し、更に水道管の破裂時
等には主弁を自動的に閉弁することができるよう
にした緊急遮断方式付減圧弁を提供せんとするも
のである。
以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて具
体的に説明する。
体的に説明する。
図面は本発明に係る緊急遮断方式付減圧弁の1
実施例を示す概略的構成図である。
実施例を示す概略的構成図である。
図中1は減圧弁の本体で、2は水の入口側、3
は水の出口側を示す。そして4はピストン型の主
弁で、5はピストン6が摺動する作動室を示し、
ピストン6の上側に作用される水圧の有効作動面
積はピストン6の下側に作用される水圧の有効作
動面積よりも大になつている。又、7は作動室5
を閉塞する蓋で、その中央部には主弁4に固定さ
れた開度表示棒8の上端が突出されている。
は水の出口側を示す。そして4はピストン型の主
弁で、5はピストン6が摺動する作動室を示し、
ピストン6の上側に作用される水圧の有効作動面
積はピストン6の下側に作用される水圧の有効作
動面積よりも大になつている。又、7は作動室5
を閉塞する蓋で、その中央部には主弁4に固定さ
れた開度表示棒8の上端が突出されている。
そして、作動室5内には後に述べるような水の
流入手段及び流出手段によつて水が出入し、ピス
トン6に作用する水圧を調整することによつて主
弁4の開閉を制御するようになつている。
流入手段及び流出手段によつて水が出入し、ピス
トン6に作用する水圧を調整することによつて主
弁4の開閉を制御するようになつている。
次に、9は主弁4を流過する流量に応じて、主
弁4の開閉を制御する流体の作動室5への流入と
流出とを自動的に切換操作する切換えパイロツト
弁で、10は主弁4の出口側圧力に応動して主弁
4の動作を制御する減圧パイロツト弁を示す。
又、11は主弁4を流過する流量が著しく増加し
たときに、主弁4の出口側圧力に応動して主弁4
の作動室5内にある制御水の減圧パイロツト弁1
0への流出を停止させる第1の緊急遮断用パイロ
ツト弁であり、12は同じく流量が著しく増加し
たときに、主弁4の出口側圧力に応動して、切換
パイロツト弁9の流入側と流出側を短絡する流路
を開弁する第2の緊急遮断用パイロツト弁であ
る。
弁4の開閉を制御する流体の作動室5への流入と
流出とを自動的に切換操作する切換えパイロツト
弁で、10は主弁4の出口側圧力に応動して主弁
4の動作を制御する減圧パイロツト弁を示す。
又、11は主弁4を流過する流量が著しく増加し
たときに、主弁4の出口側圧力に応動して主弁4
の作動室5内にある制御水の減圧パイロツト弁1
0への流出を停止させる第1の緊急遮断用パイロ
ツト弁であり、12は同じく流量が著しく増加し
たときに、主弁4の出口側圧力に応動して、切換
パイロツト弁9の流入側と流出側を短絡する流路
を開弁する第2の緊急遮断用パイロツト弁であ
る。
なお、切換パイロツト弁9、減圧パイロツト弁
10、第1及び第2の緊急遮断用パイロツト弁1
1,12は、各々図示のように配管されて主弁4
の作動室5と接続されており、又、主弁4の入口
側2の管路にはオリフイス13が介装されてい
る。
10、第1及び第2の緊急遮断用パイロツト弁1
1,12は、各々図示のように配管されて主弁4
の作動室5と接続されており、又、主弁4の入口
側2の管路にはオリフイス13が介装されてい
る。
次に、上記構成よりなる本発明の緊急遮断方式
付減圧弁の作動を減圧作動、全開作動、緊急遮断
作動に分けて順次説明する。
付減圧弁の作動を減圧作動、全開作動、緊急遮断
作動に分けて順次説明する。
主弁4を流過する流量が少ない場合には、オリ
フイス13の前後の差圧が少さいため、切換えパ
イロツト弁9のダイヤフラムはスプリングにより
上方に押し上げられており、流路a→bが開か
れ、逆に流路b→cは閉じられている。従つて、
主弁4の入口側2の圧力水は、ストレーナ14、
ニードルバルブ15、切換えパイロツト弁9の流
路a→bを通つて主弁4の作動室5内に流入する
ことになる。
フイス13の前後の差圧が少さいため、切換えパ
イロツト弁9のダイヤフラムはスプリングにより
上方に押し上げられており、流路a→bが開か
れ、逆に流路b→cは閉じられている。従つて、
主弁4の入口側2の圧力水は、ストレーナ14、
ニードルバルブ15、切換えパイロツト弁9の流
路a→bを通つて主弁4の作動室5内に流入する
ことになる。
又、この時、減圧パイロツト弁10、第1及び
第2の緊急遮断用パイロツト弁11,12のダイ
ヤフラムの下面室Tには主弁4の出口側3の圧力
水が管路により接続されているが、その圧力が設
定圧力と平衡している場合には、減圧パイロツト
弁10のスプリングがダイヤフラムをわずかに押
し下げて、弁がわずかに開いた状態になつてお
り、流路P→Sは絞られた状態で開口していると
ともに、第1の緊急遮断用パイロツト弁11は、
圧力水によりダイヤフラムをスプリングに抗して
押し上げており、流路Q→Rは開いている。又、
第2の緊急遮断用パイロツト弁12は、圧力水に
よりダイヤフラムをスプリングに抗して押し上げ
ており、逆に流路M→Nは閉じられている。
第2の緊急遮断用パイロツト弁11,12のダイ
ヤフラムの下面室Tには主弁4の出口側3の圧力
水が管路により接続されているが、その圧力が設
定圧力と平衡している場合には、減圧パイロツト
弁10のスプリングがダイヤフラムをわずかに押
し下げて、弁がわずかに開いた状態になつてお
り、流路P→Sは絞られた状態で開口していると
ともに、第1の緊急遮断用パイロツト弁11は、
圧力水によりダイヤフラムをスプリングに抗して
押し上げており、流路Q→Rは開いている。又、
第2の緊急遮断用パイロツト弁12は、圧力水に
よりダイヤフラムをスプリングに抗して押し上げ
ており、逆に流路M→Nは閉じられている。
従つて、主弁4の出口側3の圧力が設定圧と平
衡している場合には、入口側2の圧力水はストレ
ーナ14、ニードルバルブ15を経て切換パイロ
ツト弁9の流路a→bを通つて作動室5内に流入
するが、作動室5内に流入した圧力水は、逆止弁
16を経て第1の緊急遮断用パイロツト弁11の
流路Q→Rを通り、減圧パイロツト弁10の流路
P→Sで絞られて主弁4の出口側3に達すること
になる。この状態にある時は、主弁4は作動室5
内に流入、流出する圧力水により、弁開度は中程
度に開口され、流量に見合う開度でバランスされ
ている。
衡している場合には、入口側2の圧力水はストレ
ーナ14、ニードルバルブ15を経て切換パイロ
ツト弁9の流路a→bを通つて作動室5内に流入
するが、作動室5内に流入した圧力水は、逆止弁
16を経て第1の緊急遮断用パイロツト弁11の
流路Q→Rを通り、減圧パイロツト弁10の流路
P→Sで絞られて主弁4の出口側3に達すること
になる。この状態にある時は、主弁4は作動室5
内に流入、流出する圧力水により、弁開度は中程
度に開口され、流量に見合う開度でバランスされ
ている。
次に、この平衡状態が破れて出口圧力が設定圧
力より低下すると、減圧パイロツト弁10のダイ
ヤフラムの下面室Tの圧力が下がり、ダイヤフラ
ムがスプリングに押されて下がるため、減圧パイ
ロツト弁10が大きく開き、主弁4の作動室5内
の圧力水が流路P→Sを通つて絞られることなく
出口側3に逃げるので、作動室5内の圧力が低下
し、ピストン6の上側と下側の有効作動面積差に
応じて主弁4が押し上げられて流量を増し、出口
圧力を上昇させて設定圧力に復帰させることにな
る。
力より低下すると、減圧パイロツト弁10のダイ
ヤフラムの下面室Tの圧力が下がり、ダイヤフラ
ムがスプリングに押されて下がるため、減圧パイ
ロツト弁10が大きく開き、主弁4の作動室5内
の圧力水が流路P→Sを通つて絞られることなく
出口側3に逃げるので、作動室5内の圧力が低下
し、ピストン6の上側と下側の有効作動面積差に
応じて主弁4が押し上げられて流量を増し、出口
圧力を上昇させて設定圧力に復帰させることにな
る。
逆に、出口圧力が設定圧力よりも上昇すると、
減圧パイロツト弁10のダイヤフラムが出口側3
の圧力水によりスプリングに抗して押し上げら
れ、減圧パイロツト弁10が閉じる方向に作動さ
れ、流路P→Sがさらに絞られて作動室5内の圧
力水が出口側3に逃げにくくなるため、作動室5
内の圧力は上昇し、ピストン6が押し下げられて
主弁4の開度が小さくなり、流量が減少して出口
圧力は低下し、設定圧力に復帰することになる。
減圧パイロツト弁10のダイヤフラムが出口側3
の圧力水によりスプリングに抗して押し上げら
れ、減圧パイロツト弁10が閉じる方向に作動さ
れ、流路P→Sがさらに絞られて作動室5内の圧
力水が出口側3に逃げにくくなるため、作動室5
内の圧力は上昇し、ピストン6が押し下げられて
主弁4の開度が小さくなり、流量が減少して出口
圧力は低下し、設定圧力に復帰することになる。
すなわち、減圧動作においては、流量が設定切
換え流量より少ない場合、設定された出口圧力を
基準にして出口圧力がこれより上昇すると主弁4
が除々に閉じ、出口圧力が低下すると主弁4が
除々に開く作動を繰り返しつつ、常に設定圧力を
保持するようになつている。
換え流量より少ない場合、設定された出口圧力を
基準にして出口圧力がこれより上昇すると主弁4
が除々に閉じ、出口圧力が低下すると主弁4が
除々に開く作動を繰り返しつつ、常に設定圧力を
保持するようになつている。
主弁4を流通する流量が少ない場合には、オリ
フイス13の前後の差圧が少ないため、切換えパ
イロツト弁9のダイヤフラムはスプリングにより
上方へ押し上げられており、流路a→bを開き、
流路b→cは閉じられているが、主弁4を流過す
る流量が多くなると、オリフイス13による発生
差圧が大きくなつて、ダイヤフラムをスプリング
に抗して押し下げるため、切換えパイロツト弁9
の流路a→bは閉じられ、逆に流路b→cが開く
ことになる。
フイス13の前後の差圧が少ないため、切換えパ
イロツト弁9のダイヤフラムはスプリングにより
上方へ押し上げられており、流路a→bを開き、
流路b→cは閉じられているが、主弁4を流過す
る流量が多くなると、オリフイス13による発生
差圧が大きくなつて、ダイヤフラムをスプリング
に抗して押し下げるため、切換えパイロツト弁9
の流路a→bは閉じられ、逆に流路b→cが開く
ことになる。
従つて、この状態においては、ストレーナ1
4、ニードルバルブ15を経てきた入口側2の圧
力水は、切換えパイロツト弁9の流路a→b間で
遮断されると同時に、流路b→cが開かれること
になるので、主弁4の作動室5内の圧力水は出口
圧力に関係なく切換えパイロツト弁9の流路b→
c、ニードルバルブ17を経て排水されるから、
作動室5内の圧力は低下し、ピストン6が押し上
げられて主弁4が全開となり、出口圧力は入口圧
力に近い圧力状態に保持されることになる。
4、ニードルバルブ15を経てきた入口側2の圧
力水は、切換えパイロツト弁9の流路a→b間で
遮断されると同時に、流路b→cが開かれること
になるので、主弁4の作動室5内の圧力水は出口
圧力に関係なく切換えパイロツト弁9の流路b→
c、ニードルバルブ17を経て排水されるから、
作動室5内の圧力は低下し、ピストン6が押し上
げられて主弁4が全開となり、出口圧力は入口圧
力に近い圧力状態に保持されることになる。
なお、この時、第2の緊急遮断用パイロツト弁
12は先に述べた減圧作動時にあるときと同様に
閉じられているから、流路M→N間は遮断されて
おり、入口側2の圧力水が流路M→Nを経て作動
室5内に流入することはない。
12は先に述べた減圧作動時にあるときと同様に
閉じられているから、流路M→N間は遮断されて
おり、入口側2の圧力水が流路M→Nを経て作動
室5内に流入することはない。
そして、主弁4を流過する流量が少なくなれ
ば、切換パイロツト弁9の流路b→cは閉じら
れ、流路a→bが開くので、先に述べた減圧作動
に移行することになる。
ば、切換パイロツト弁9の流路b→cは閉じら
れ、流路a→bが開くので、先に述べた減圧作動
に移行することになる。
水道管等が破裂して過大流量が流れた場合に
は、主弁4の出口側3の圧力が急速に低下するた
め、第1及び第2の緊急遮断用パイロツト弁1
1,12のダイヤフラムの下面室Tの圧力が各々
急速に低下してダイヤフラムはスプリングにより
押し下げられるので、第1の緊急遮断用パイロツ
ト弁11の流路Q→Rは開→閉になり、又、第2
の緊急遮断用パイロツト弁12の流路M→Nは閉
→開に作動されることになる。このときは、減圧
パイロツト弁10はダイヤフラムの下面室Tの圧
力が低くなるため、ダイヤフラムがスプリングに
より押し下げられ、流路P→Sは開となつてい
る。
は、主弁4の出口側3の圧力が急速に低下するた
め、第1及び第2の緊急遮断用パイロツト弁1
1,12のダイヤフラムの下面室Tの圧力が各々
急速に低下してダイヤフラムはスプリングにより
押し下げられるので、第1の緊急遮断用パイロツ
ト弁11の流路Q→Rは開→閉になり、又、第2
の緊急遮断用パイロツト弁12の流路M→Nは閉
→開に作動されることになる。このときは、減圧
パイロツト弁10はダイヤフラムの下面室Tの圧
力が低くなるため、ダイヤフラムがスプリングに
より押し下げられ、流路P→Sは開となつてい
る。
他方、オリフイス13の発生差圧は大となるた
め、切換えパイロツト弁9のダイヤフラムはスプ
リングに抗して押し下げられて流路a→bは閉、
流路b→cが開となる。
め、切換えパイロツト弁9のダイヤフラムはスプ
リングに抗して押し下げられて流路a→bは閉、
流路b→cが開となる。
従つて、ストレート14を経てきた入口側2の
圧力水は、切換パイロツト弁9の流路a→bが閉
されているため、第2の緊急遮断用パイロツト弁
12の流路M→Nを通つて主弁4の作動室5内に
短絡流入するが、第1の緊急遮断用パイロツト弁
11の流路Q→Rは遮断されているので、作動室
5内に流入した圧力水は切換えパイロツト弁9の
流路b→c、ニードルバルブ17を通つて外部へ
排出されることになる。しかしながら、ニードル
バルブ17の調整により作動室5内の圧力は適当
な圧力に保持されるからピストン6の上側と下側
には作用する水圧の有効作動面積の差に応じてピ
ストン6は押し下げられ、主弁4が閉じる方向に
作動することになる。
圧力水は、切換パイロツト弁9の流路a→bが閉
されているため、第2の緊急遮断用パイロツト弁
12の流路M→Nを通つて主弁4の作動室5内に
短絡流入するが、第1の緊急遮断用パイロツト弁
11の流路Q→Rは遮断されているので、作動室
5内に流入した圧力水は切換えパイロツト弁9の
流路b→c、ニードルバルブ17を通つて外部へ
排出されることになる。しかしながら、ニードル
バルブ17の調整により作動室5内の圧力は適当
な圧力に保持されるからピストン6の上側と下側
には作用する水圧の有効作動面積の差に応じてピ
ストン6は押し下げられ、主弁4が閉じる方向に
作動することになる。
そして、主弁4がある開度まで閉弁すると、主
弁4を流過する流量が減少してオリフイス13の
発生差圧が小さくなるから、切換えパイロツト弁
9のダイヤフラムはスプリングに抗して押し上げ
られ、流路b→cが閉じて流路a→bが開くこと
になる。
弁4を流過する流量が減少してオリフイス13の
発生差圧が小さくなるから、切換えパイロツト弁
9のダイヤフラムはスプリングに抗して押し上げ
られ、流路b→cが閉じて流路a→bが開くこと
になる。
従つて、作動室5内には入口側の圧力水が流入
するだけで流路b→cから外部への排出が遮断さ
れるから、作動室5内には圧力水が急速に充満さ
れ、ピストン6を押し下げて主弁4の閉弁速度を
一段と早めて使用水のむだな浪費をいち早く遮断
することになる。
するだけで流路b→cから外部への排出が遮断さ
れるから、作動室5内には圧力水が急速に充満さ
れ、ピストン6を押し下げて主弁4の閉弁速度を
一段と早めて使用水のむだな浪費をいち早く遮断
することになる。
なお、このとき、第1の緊急遮断用パイロツト
弁11は閉状態を、又、第2の緊急遮断用パイロ
ツト弁12は開状態を保つているので、主弁4は
閉弁状態をそのまま維持することになる。
弁11は閉状態を、又、第2の緊急遮断用パイロ
ツト弁12は開状態を保つているので、主弁4は
閉弁状態をそのまま維持することになる。
水道管の破裂個所を修復した後には、作動室5
に接続する手動排水バルブ18を開弁して、主弁
4の出口圧力を減圧作動時の設定圧力に復帰させ
れば、初期の状態にもどり、再び正常に作動しは
じめることになる。
に接続する手動排水バルブ18を開弁して、主弁
4の出口圧力を減圧作動時の設定圧力に復帰させ
れば、初期の状態にもどり、再び正常に作動しは
じめることになる。
なお、切換えパイロツト弁19、減圧パイロツ
ト弁10、第1及び第2の緊急遮断用パイロツト
弁11,12の作動調整は、各弁のダイヤフラム
を押圧するスプリングの押圧力を調節することに
より簡単に調整することができることはいうまで
もない。
ト弁10、第1及び第2の緊急遮断用パイロツト
弁11,12の作動調整は、各弁のダイヤフラム
を押圧するスプリングの押圧力を調節することに
より簡単に調整することができることはいうまで
もない。
以上具体的に説明したように、本発明は、主弁
を流過する流量に応じて、主弁の開閉を制御する
流体の流入と流出とを自動的に切換え操作する切
換えパイロツト弁と、主弁の出口側圧力に応動し
て主弁の動作を制御する減圧パイロツト弁と、主
弁を流過する流量が著しく増加したときに、主弁
の出口側圧力に応動して主弁の制御水の減圧パイ
ロツト弁への流出を停止させる第1の緊急遮断用
パイロツト弁及び切換えパイロツト弁の流入側と
流出側を短絡する流路を開弁する第2の緊急遮断
用パイロツト弁とを備えているので、 (1) 各弁はすべて流水圧により自動的に作動する
ので、他の動力を必要とせず、人手による操作
も全く不要であると共に、スムーズに作動す
る。
を流過する流量に応じて、主弁の開閉を制御する
流体の流入と流出とを自動的に切換え操作する切
換えパイロツト弁と、主弁の出口側圧力に応動し
て主弁の動作を制御する減圧パイロツト弁と、主
弁を流過する流量が著しく増加したときに、主弁
の出口側圧力に応動して主弁の制御水の減圧パイ
ロツト弁への流出を停止させる第1の緊急遮断用
パイロツト弁及び切換えパイロツト弁の流入側と
流出側を短絡する流路を開弁する第2の緊急遮断
用パイロツト弁とを備えているので、 (1) 各弁はすべて流水圧により自動的に作動する
ので、他の動力を必要とせず、人手による操作
も全く不要であると共に、スムーズに作動す
る。
(2) 水の使用量が少流量のときは主弁の出口圧力
を一定に減圧し、使用量が大流量のときは主弁
を全開して出口圧力を入口圧力に近い圧力に保
持し、更に水道管が破裂する等して流量が過大
になつたときの緊急時には、主弁を自動的に早
急に閉弁することができるので、夜間における
水の漏水や水圧による給水末端部の損傷を防ぐ
ことができ、又、水道管の破裂による水の浪費
をいち早く防ぐことができ、きわめて経済的で
ある。
を一定に減圧し、使用量が大流量のときは主弁
を全開して出口圧力を入口圧力に近い圧力に保
持し、更に水道管が破裂する等して流量が過大
になつたときの緊急時には、主弁を自動的に早
急に閉弁することができるので、夜間における
水の漏水や水圧による給水末端部の損傷を防ぐ
ことができ、又、水道管の破裂による水の浪費
をいち早く防ぐことができ、きわめて経済的で
ある。
(3) 主弁と、主弁の開閉を制御する切換えパイロ
ツト弁、減圧パイロツト弁、第1及び第2の緊
急遮断用パイロツト弁とが分離されているの
で、主弁を制御する各弁の点検調整、修理、部
品交換が各々別々にでき、保守が容易である。
ツト弁、減圧パイロツト弁、第1及び第2の緊
急遮断用パイロツト弁とが分離されているの
で、主弁を制御する各弁の点検調整、修理、部
品交換が各々別々にでき、保守が容易である。
(4) 主弁の開閉速度はニードルバルブを操作する
ことにより簡単に調節することができ、又主弁
を制御する各弁の作動調整も簡単にできるから
使用場所に応じて任意に条件設定を行なうこと
ができる。
ことにより簡単に調節することができ、又主弁
を制御する各弁の作動調整も簡単にできるから
使用場所に応じて任意に条件設定を行なうこと
ができる。
(5) 構造が簡単で故障が少なく、耐久性にすぐれ
ている。
ている。
等、多くの利点を有し、従来のものと比較してき
わめて機能的で、信頼性の高い実用上きわめて便
利な緊急遮断方式付減圧弁を提供し得るものであ
る。
わめて機能的で、信頼性の高い実用上きわめて便
利な緊急遮断方式付減圧弁を提供し得るものであ
る。
図面は本発明に係る緊急遮断方式付減圧弁の1
実施例を示す概略的構成図である。 1……減圧弁の本体、2……入口側、3……出
口側、4……主弁、5……作動室、6……ピスト
ン、7……蓋、8……開度表示棒、9……切換え
パイロツト弁、10……減圧パイロツト弁、11
……第1の緊急遮断用パイロツト弁、12……第
2の緊急遮断用パイロツト弁、13……オリフイ
ス、14……ニードルバルブ、16……逆止弁、
17……ニードルバルブ、18……手動排水バル
ブ。
実施例を示す概略的構成図である。 1……減圧弁の本体、2……入口側、3……出
口側、4……主弁、5……作動室、6……ピスト
ン、7……蓋、8……開度表示棒、9……切換え
パイロツト弁、10……減圧パイロツト弁、11
……第1の緊急遮断用パイロツト弁、12……第
2の緊急遮断用パイロツト弁、13……オリフイ
ス、14……ニードルバルブ、16……逆止弁、
17……ニードルバルブ、18……手動排水バル
ブ。
Claims (1)
- 1 主弁を流過する流量に応じて、主弁の開閉を
制御する流体の流入と流出とを自動的に切換え操
作する切換えパイロツト弁と、主弁の出口側圧力
に応動して主弁の動作を制御する減圧パイロツト
弁と、主弁を流過する流量が著しく増加したと
き、主弁の出口側圧力に応動して主弁の制御水の
減圧パイロツト弁への流出を停止させる第1の緊
急遮断用パイロツト弁、及び切換えパイロツト弁
の流入側と流出側を短絡する流路を開閉する第2
の緊急遮断用パイロツト弁とを備えたことを特徴
とする緊急遮断方式付減圧弁。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12953778A JPS5556209A (en) | 1978-10-23 | 1978-10-23 | Reducing valve with emergency cut-off system |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12953778A JPS5556209A (en) | 1978-10-23 | 1978-10-23 | Reducing valve with emergency cut-off system |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5556209A JPS5556209A (en) | 1980-04-24 |
JPS6145251B2 true JPS6145251B2 (ja) | 1986-10-07 |
Family
ID=15011965
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12953778A Granted JPS5556209A (en) | 1978-10-23 | 1978-10-23 | Reducing valve with emergency cut-off system |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5556209A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6087011U (ja) * | 1983-11-17 | 1985-06-15 | 株式会社山武 | 流量調定装置 |
-
1978
- 1978-10-23 JP JP12953778A patent/JPS5556209A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5556209A (en) | 1980-04-24 |
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