JPS6144804B2 - - Google Patents

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JPS6144804B2
JPS6144804B2 JP24472984A JP24472984A JPS6144804B2 JP S6144804 B2 JPS6144804 B2 JP S6144804B2 JP 24472984 A JP24472984 A JP 24472984A JP 24472984 A JP24472984 A JP 24472984A JP S6144804 B2 JPS6144804 B2 JP S6144804B2
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JP
Japan
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reducing agent
briquette
carbon
briquettes
electric furnace
Prior art date
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JP24472984A
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JPS60200818A (ja
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Uiruherumu Rasuku Geruto
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International Minerals and Chemical Corp
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International Minerals and Chemical Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 発明の分野 本発明は、低シヤフト電気炉内に粒状の原料石
英、およびその他に石英と炭素から成る還元剤ブ
リケツトを挿入し、これら還元剤ブリケツトが、
反応SiO2+3C=SiC+2COに関して過剰の炭素を
含み、その際低シヤフト電気炉の上部で1600℃以
下の温度でまず、還元剤ブリケツト内の石英を
SiCに変換し、かつそれから低シヤフト電気炉の
下部で1600℃以上、なるべく1800ないし2000℃の
温度で、流動原料石英を還元する、低シヤフト電
気炉内で原料石英からシリコンを製造する方法に
関する。
還元剤ブリケツトは、なるべく高温ブリケツト
製造法で作られる。原料石英とは、シリコン製造
のため使われるすべての2酸化ケイ素担体、特に
ケイ石およびケイ砂を表わす。一般に還元剤ブリ
ケツトの製造のためケイ砂が使われる。還元剤ブ
リケツト製造とは結合剤を使わないブリケツト製
造のことであり、その際原料は、430ないし540℃
の温度に加熱され、かつブリケツトに圧力をかけ
て成形する(ドイツ連邦共和国特許第1915905号
明細書参照)。しかし本発明の枠内において別の
方法で作つた還元剤ブリケツトを使用してもよ
い。
従来技術 初めに述べたような公知の方法(ドイツ連邦共
和国特許第3032720号明細書)においては、反応
SiO2+3C=SiC+2COに対してせいぜいわずかに
過剰の炭素を含んだ還元剤ブリケツトが使われ
る。実際に還元剤ブリケツトにおける前記反応の
際には反応の相手ができるだけ完全に変換するこ
とが望ましく、しかもSiCとCOになることが望
ましく、その後還元剤としてSiCを使用し前記の
高い温度で低シヤフト炉の下部において流動原料
石英の還元を行うようにする。過剰の炭素は、2
酸化ケイ素の還元の際に炭素が還元剤ブリケツト
内で酸素とも反応し、かつその点において2酸化
ケイ素の還元のために不足するので含まれている
だけである。しかし公知の処置の枠内において2
酸化ケイ素の還元を行つた後の還元剤ブリケツト
は、実質的に炭化ケイ素から成り、もはや炭素を
含まない。公知の処置は優れたものではあるが、
シリコンの収量に関して、従つてエネルギ需要に
関して改善を要する。
発明の目的 本発明の課題は、初めに述べたような方法を改
善し、エネルギ需要を減少して高いシリコン収量
を得るようにすることにある。
発明の構成 この課題を解決するため、本発明は次のことを
示している。すなわち反応SiO2+3C=SiC+2CO
に関して50重量%以上過剰の炭素を含む還元剤ブ
リケツトの使用し、また低シヤフト電気炉の上部
で1600℃以上の温度で、還元剤ブリケツト内に
SiCと共に活性炭を形成し、その際還元剤ブリケ
ツトがコークス状構造をなし、また一方において
この活性炭により、他方においてSiCにより、低
シヤフト電気炉の下部で原料石英を還元する。な
るべく本発明の枠内においては、還元剤ブリケツ
ト内で過剰の炭素を使用し、この過剰量は、90重
量%以下、なずべくほぼ80重量%とする。さらに
方法を全体的に次のようにすることにより最適化
が行われる。すなわち低シヤフト電気炉の下部
で、使用した原料石英のうち少なくとも50重量%
を活性炭により還元する。全体として材料の収支
が合うように分担を調節する。そし際前記組成の
還元剤ブリケツトだけで作業する必要はない。そ
れどころか還元剤ブリケツトから十分な量の活性
炭が確実に得られさえすれば、古典的な分担の範
囲内で追加を行つてもよい(例えば3tの石英/
0.4tの木炭/0.4tの泥炭コークス/0.3tの石油コ
ークス/0.5tの灰分の少ない石炭)。
すでに述べたように本発明による方法にとつ
て、還元剤ブリケツトを製造する方法は原則的に
任意である。もちろん前記のように低シヤフト電
気炉内に原料石英と共にいわば分担として挿入
し、かつここで前記のように反応させるため、還
元剤ブリケツトは相応して確実に安定でなければ
ならない。その際本発明の有利な実施形によれ
ば、卵形ブリケツトまたはクツシヨン形ブリケツ
トの形で高温ブリケツト製造法により作られかつ
15ないし60cm3の大きさを有する還元剤ブリケツト
を使用して処理される。これに関連してさらに本
発明によれば、含有炭素が、高温ブリケツト製造
のため必要である限り粘結炭から、およびその他
に不活性炭素担体、例えば石油コークス、無煙
炭、グラフアイト、かつ炭コークスおよび石炭コ
ークスから成ることは望ましい。原料石英と共に
適当な物質、例えば鉄くずまたは鉄粉を低シヤフ
ト電気炉内に挿入することにより、本発明による
方法により引続きケイ素鉄およびシリコメタルが
作られることは明らかである。
本発明は次のように知識に基いている。すなわ
ち炭素による2酸化ケイ素の還元の際、還元剤ブ
リケツト内で炭化ケイ素の形成と共に活性炭の形
成が行われ、この活性炭は、低シヤフト電気炉の
下部において2酸化ケイ素を還元するため炭化ケ
イ素と共にいわば純潔な炭素として利用でき、そ
の結果収量が改善されかつエネルギ需要が減少す
る。これについて以下実施例により説明する。
実施例の説明 例 1 ほぼ600tのシリコンを作るため、1200tのブリ
ケツトが製造され、これらブリケツトを、ほぼ同
量のつぶ状石英と共に電気炉に挿入した。
第1段階においてブリケツトは、 30%の粘結炭 32%の石油コークスおよび 38%のケイ砂(99.8%SiO2) の混合物から高温ブリケツト製法により作られ、
すなわちほぼ500℃の温度で石炭を結合剤として
使用して作られた。でき上り冷却したブリケツト
を検査したら、 (42±0.4)SiO2と(52±0.7)Cfixを含んでい
た。
石油コークスおよび砂のような不活性物質を溶
融しかつ再び冷却した石炭に挿入することにより
明確にすべき強さテストによれば、150ないし200
Kgの打点強さが得られることがわかつた。ブリケ
ツトの内面の測定により0.5ないし1.0m2/gが得
られた。すなわち大きな反応率でSiOのようなガ
スと炭素の間の不均一な反応を行うことがある反
応力学的な重要な面積は存在しない。
第2の処理段階においてブリケツトを低シヤフ
ト電気炉に供給した。炉に入れる前に、運搬中に
摩耗および破損物として生じた材料をふるい分
け、この微細材料の割合は4%以下であつた。こ
れは極めて良好な結果であるが、木炭、泥炭およ
び石炭はずつと大幅に破損した。10%以上の数値
が周知である。
連続的に充てんした際電気炉内にはつぶ状石英
とブリケツトの混合物があり、この混合物は、流
し込みの際同様な動作様式に基いて統計的に良好
な分布で加熱されかつ反応した。
Si製造の総括的な反応 SiO2+2C=Si+2CO を考慮した場合、ブリケツトの分析から、ブリ
ケツト内に炭素が過剰計量して存在し、かつまず
石英つぶとの別の反応が完全な変換を保証するこ
とがわかつた。しかしSi形成の前に式 SiO2+3C=SiC+2CO に従つて炭化ケイ素が生じるので、この場合ブ
リケツト中に十分に炭素があるかどうかが問題で
ある。計算によれば、ブリケツト中に反応のため
必要な量のほぼ2倍の炭素がある。これは1:5
ないし1:6のモル比である。このことは、炭化
ケイ素を生じる反応により損失が生じたとして
も、高温ブリケツト製造の際に生じた構造を維持
するために必要であつた。
この見解が正しいことは、熱電対によつて炭化
反応が行われている温度領域を見出したことによ
り証明された。1500ないし1600℃の熱い材料から
試料が取出され、この試料は、炭素とシリコンの
間ですでに反応が始まつており、または完全に終
了していたにもかかわらず、ブリケツトがまだ始
めの形をしていたことをはつきりと示していた。
ほとんどのブリケツトは白い表面を有し、すな
わちここで反応が行われたことを表わしている。
しかし得られたブリケツトの内面の測定の方が意
味がある。測定によれば、内面が20ないし230
m2/gに大幅に広がつたことがわかつた。
それによりガス洗浄の際SiO2の発生が大幅に
減少した。エネルギ消費とシリコン収量はこれに
密に関連している。炉において電流消費量がほぼ
14%減少しかつSi収量が20%以上増加したことが
測定された。期待してはいなかつたが重要な経済
的利点は、電極の消耗が半分になつたことであ
る。これは、128Kg/tSiから559Kg/tSiに減少し
た。電極の運動は最小になつた。
例 2 ケイ素鉄を製造する際このことはさらに望まし
い。ここでは損失はSiOの形成によりさらに減少
する。
上記のように処理し、つぶ状石英およびブリケ
ツトの使用量が互いに50:50の比のままであり、
75合金を生じるくらい鉄くずを加えるようにする
と、ブリケツトの利点がさらにはつきり表われ
る。電流消費量は8%減少し、かつシリコン収量
は12%増加する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 低シヤフト電気炉内に粒状の原料石英、およ
    びその他に石英と炭素から成る還元剤ブリケツト
    を挿入し、これら還元剤ブリケツトが、反応
    SiO2+3C=SiC+2COに関して過剰の炭素を含
    み、その際低シヤフト電気炉の上部で1600℃以下
    の温度でまず、還元剤ブリケツト内の石英をSiC
    に変換し、かつそれから低シヤフト電気炉の下部
    で1600℃以上、なるべく1800ないし2000℃の温度
    で、流動原料石英を還元する、低シヤフト電気炉
    内で原料石英からシリコンを製造する方法におい
    て、 反応SiO2+3C=SiC+2COに関して50重量%以
    上過剰の炭素を含む還元剤ブリケツトを使用し、
    また低シヤフト電気炉の上部で1600℃以上の温度
    で、還元剤ブリケツト内にSiCと共に活性炭を形
    成し、その際還元剤ブリケツトがコークス状構造
    をなし、また一方においてこの活性炭により、他
    方においてSiCにより、低シヤフト電気炉の下部
    で原料石英を還元することを特徴とする、低シヤ
    フト電気炉内で原料石英からシリコンを製造する
    方法。 2 90重量%よりわずかに、なるべくほぼ80重量
    %過剰の炭素を含む還元剤ブリケツトを使用す
    る、特許請求の範囲第1項記載の方法。 3 低シヤフト電気炉の下部で、使用した原料石
    英のうち少なくとも50重量%を、還元剤ブリケツ
    トの活性炭によつて還元する、特許請求の範囲第
    1項または第2項に記載の方法。 4 卵形ブリケツトまたはクツシヨン形ブリケツ
    トの形で高温ブリケツト製造法によつて作られた
    還元剤ブリケツトを使用する、特許請求の範囲第
    1〜3項の1つに記載の方法。 5 含有炭素が、高温ブリケツト製造のため必要
    である限り、粘結炭から、およびその他に不活性
    炭素担体、例えば石油コークス、無煙炭、グラフ
    アイト、かつ炭コークスおよび石炭コークスから
    成る、特許請求の範囲第4項記載の方法。
JP24472984A 1983-11-26 1984-11-21 低シヤフト電気炉内で原料石英からシリコンを製造する方法 Granted JPS60200818A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
DE3342890 1983-11-26
DE3342890.5 1983-11-26
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Publication Number Publication Date
JPS60200818A JPS60200818A (ja) 1985-10-11
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JP24472984A Granted JPS60200818A (ja) 1983-11-26 1984-11-21 低シヤフト電気炉内で原料石英からシリコンを製造する方法

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
RU2160705C2 (ru) * 1999-02-11 2000-12-20 Открытое акционерное общество Научно-производственное объединение "Композит" Способ получения металлического кремния
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EP2546196A1 (en) 2010-03-11 2013-01-16 Mitsubishi Chemical Corporation Method and jig for producing silicon
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