JPS6144779Y2 - - Google Patents

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JPS6144779Y2
JPS6144779Y2 JP16993880U JP16993880U JPS6144779Y2 JP S6144779 Y2 JPS6144779 Y2 JP S6144779Y2 JP 16993880 U JP16993880 U JP 16993880U JP 16993880 U JP16993880 U JP 16993880U JP S6144779 Y2 JPS6144779 Y2 JP S6144779Y2
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JP
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workpiece
clamp
clamp pin
pin
rod
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JP16993880U
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JPS5791561U (ja
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  • Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は例えばシリンダヘツド、シリンダブ
ロツク、歯車ハウジング等のような被加工物の表
面処理を行う研掃装置における被加工物の把持機
構に関するものであり、その目的は被加工物を把
持した状態でクランプピンと被加工物との間に若
干のガタツキを付与することにより、被加工物を
回転させるときに同被加工物に若干の衝撃を与え
て、同被加工物に付着した鋼球、グリツド等の研
掃材及びバリ等の屑を被加工物から落下させ、ひ
いては研掃後の手作業による清掃を簡略化し得る
研掃装置における被加工物の把持機構を提供する
にある。
以下、この考案を具体化した一実施例を図面に
従つて説明すると、1は角パイプ、アングル材、
鉄板等を縦横に連結して構成された機枠、2は同
機枠1に装着された四角箱状のキヤビンであつ
て、その前面には被加工物を出し入れし得る窓2
aが設けられ、左右両側面にはそれぞれ円形の穴
2b,2cが設けられている。3は機枠1の左右
両側に設置された一対の軸受4,5に回転可能に
支承された支持軸、6は同支持軸3上に後述の取
付デイスク7,8とともに固定された回転仕切板
であつて、第3図に示す垂立状態のときにキヤビ
ン2の室内前側(窓2a側)及び後側(窓2d
側)にそれぞれ被加工物の着脱室Ra及び研掃室
Rbを区画形成するようになつている。
7,8は前記回転仕切板6の左右両端面に固着
され、キヤビン2の穴2b,2c全体をそれぞれ
覆うようにした一対の取付デイスクであつて、そ
れらの外側面には前記穴2b,2cに対し回転可
能に密嵌された横短円筒状の取付リング9,10
が固着されている。
11は前記左側の取付リング9外周面に沿つて
ほぼ半円弧状に取着されたチエーン、12は機枠
1の左側に固設された反転用モータ13により減
速機14を介して駆動されるスプロケツトホイー
ルであつて、同チエーン11に常時噛合され、同
モータ13が正逆転されると前記取付リング9,
10、取付デイスク7,8、回転仕切板6が支持
軸3を中心として一体に正逆転され、180度の正
逆転動作が間欠的に行われるようになつている。
16A,16Bは前記取付デイスク7,8に対
し前記回転仕切板6を境にして一方の側に位置す
るようにかつ互に対向して装着され、被加工物を
クランプするようにした第一,第二クランプ装
置、16C,16Dは同じく取付デイスク7,8
に対し回転仕切板6を境にして他方の側に位置す
るようにかつ互に対向して装着された第三、第四
クランプ装置であつて、前記第一,第二クランプ
装置16A,16Bから180度離れた位置に対称
状に設けている。
この第一〜第四クランプ装置16A〜16D
は、全て同一構造に形成されているので、次に、
第4図を中心に第一クランプ装置16Aのみの構
成を説明すると、17は前記取付デイスク7の外
側面に水平に片持固定したエアシリンダであつ
て、そのシリンダ本体18内にはピストン19が
嵌入され、同ピストン19には円筒状のロツド2
0が水平方向に貫挿固定されている。
21は基端部を前記ロツド20の後端(第4図
左端)上部に立設した支持片22に止着し、シリ
ンダ本体18の後端上部に止着した突片23に対
しロツド20と平行になるようにかつ水平往復動
動可能に貫挿したロツド20の回転防止杆であつ
て、その前端部にはロツド20の往復動ストロー
クを設定するための2個のドツク24,25が位
置調節可能に嵌着されている。LS1,LS2は突片
23上方を水平に延長して設けられた支持杆23
aに固定されたリミツトスイツチであつて、前記
ドツク24,25とともに後記クランプピン29
の停止装置を構成している。そして、一方のドツ
ク24がリミツトスイツチLS1を作動するとロツ
ド20が最前進位置で停止され、他方のドツク2
5がリミツトスイツチLS2を作動するとロツド2
0が最後進位置に停止されるようになつている。
26は前記ロツド20に対しその軸線方向の移
動不能にかつ回転可能に支承した回転支持軸であ
つて、その前端部には円板状の取付板27がナツ
ト28により締付固定されている。29は前記取
付板27の前面にナツト30により締着した連結
板31に対し、互に120度おいて前方へ突設する
ように支持した被加工物をクランプする適数(こ
の実施例では3本)のクランプピンであつて、そ
れらの内側には被加工物の前記回転支持軸26側
への移動を規制するストツパ32が止着されてい
る。なお、前記クランプピン29は被加工物の形
状に対応してそれらの互の配置状態を適宜設定可
能であり、本実施例では3本のクランプピン29
を三角形状に配置したが3本以外にもn本のクラ
ンプピンを多角形状(四角形状、五角形状、六角
形状等)に配設してもよい。33は前記取付デイ
スク7の内側面に前記回転支持軸26を取り巻く
ように固着した取付筒34に対し、取り出し可能
に嵌合した保護ケースであつて、シリンダロツド
20に研掃材が衝突しないようになつている。
第4実線はシリンダのロツド20、回転支持軸
26及びクランプピン29が最後退位置にあつて
被加工物Wを挾持する以前の状態を示し、同図二
点鎖線はクランプピン29が最前進して被加工物
Wを挾持した状態を示すが、この状態において被
加工物Wの外側表面と3本のクランプピン29の
うち1本との間に若干の間隙が生じるように、又
被加工物Wの端面と前記ストツパ32との間にも
若干の間隙Gが形成されるように、クランプピン
29の最前進位置が前記ドツク24によつて設定
されている。
35は、クランプ装置16A,16Cの回転支
持軸26の外端部に止着されたスプロケツトホイ
ールであつて、同クランプ装置が被加工物Wを挾
持して前記研掃室Rb内へ移動停止している状態
においてチエーン36に噛合して回転されるよう
になつている。37はクランプピン29の回動を
制動するためのブレーキ装置であつて、研掃室
Rb内での被加工物Wの研掃が完了した時、前記
チエーン36が停止すると同時に回転支持軸26
を圧接してクランプピン29の回転を停止するよ
うになつている。
38,39はキヤビン2の上面及び斜面に設置
された研掃材投射装置であつて、機枠1の上部に
設けたホツパー(図示しない)からパイプ(図示
しない)を介して供給された研掃材を研掃室Rb
内の被加工物Wに向かつて投射し得るようになつ
ている。40は前記キヤビン2の下方に配置され
た断面V字状をなす回収樋であつて、研掃室Rb
から流下する使用済みの研掃材や被加工物から打
ち落とされたバリ等のゴミを回収するようになつ
ている。そして、スクリユーコンベア41により
回収樋の一方に移送された研掃材及びゴミをバケ
ツトエレベータ(図示しない)にて上方へ移送し
セパレータ(図示しない)により研掃材を選別し
て再び前記ホツパーに還元するようになつてい
る。
次に前記のように構成された研掃装置について
その作用を説明する。
前記クランプ装置16A,16Bの間には着脱
室Raにおいてキヤビン2の窓2aから供給され
る被加工物Wが挾持される。すなわち、前記エア
シリンダ17にエアが供給されるとピストン19
の前進移動に伴いロツド20及び回転支持軸26
は、前記ドツク24がリミツトスイツチLS1を作
動させる位置まで前進され、同クランプ装置16
A,16Bの間に被加工物Wが挾持される。
そして、同被加工物Wは取付デイスク7,8の
180度の反転により研掃室Rb内に送られる。この
時、研掃室Rb内においてすでに研掃された被加
工物Wは着脱室Raに送られる。研掃室Rb内に被
加工物が停止されると、クランプ装置16Aのス
プロケツトホイール35にチエーン36が噛合さ
れ、これによつて回転支持軸26及びその先端の
クランプピン29が回転され、被加工物Wがクラ
ンプ装置16Bの回転支持軸及びクランプピンと
ともに回転される。この状態で、研掃材投射装置
36から研掃材が被加工物に向つて投射され、研
掃が開始される。
この時、被加工物Wはその外周面Sがクランプ
ピン29のストツパ32との間に間隙Gが生ずる
ように、また第5図に示すように3本のクランプ
ピン29の内少なくとも1本のクランプピン2
9′と被加工物Wの外周面Sとの間に間隙G′が生
ずるように緩く挾持されている。すなわち、3本
のクランプピン29のうち2本のクランプピン2
9は被加工物Wと当接して被加工物Wを支持可能
に配設され他の1本のクランプピン29′は被加
工物W表面との間に隙間G′が生ずるように配設
され、被加工物Wとクランプピン29との間に互
いの相対移動を許容している。従つて、同被加工
物Wはクランプピン29の同図矢印方向への回転
に拌つて同クランプピン29内で相対移動して同
被加工物Wの外周面Sがクランプピン29′に衝
突し、その衝撃により同被加工物Wに付着してい
る研掃材及びバリ等の屑が落下される。
一方、着脱室Raに送られた研掃後の被加工物
Wはローラコンベア(図示しない)により搬送さ
れる。このようにして、着脱室Raにおける被加
工物Wの搬入、搬出並びに研掃室Rbにおける被
加工物の研掃が行われる。
さて、以上述べたようにロツド20に平行にか
つ同ロツド20に伴つて往復動する回転防止杆2
1にはドツク24,25をその位置調節可能に嵌
着し、同ロツド20が最前進位置すなわち被加工
物Wを把持する位置に停止した時、被加工物Wと
ストツパ32との間に間隙Gが生ずるように、か
つ3本のクランプピン29の内2本のクランプピ
ン29を被加工物Wと当接して被加工物Wを支持
可能に配置し、他の1本のクランプピン29′を
同ピン29′と同被加工物Wとの間に間隙G′が生
ずるようにドツク24の位置を調節したことによ
り、被加工物Wはクランプピン29の回転に伴つ
て同ピン29内で若干相対回動するとともに同ピ
ン29に衝突し、その時の衝撃により同被加工物
Wに付着している前記研掃材及びバリ等の屑を落
下させることができる。
また、この実施例では被加工物Wとストツパ3
2との間に間隙Gを設けたが、これとは別に同被
加工物Wをストツパ32に当接させ、クランプピ
ン29′との間隙G′のみを生ずる構成としてもよ
い。
このように、この考案は被加工物Wを挾持した
状態で多角形状に配設したn本のクランプピン2
9のうち少なくとも2本のピン29は被加工物W
と当接して被加工物Wを支持可能に配設し、少な
くとも1本のクランプピン29′は被加工物W表
面との間に隙間G′が生ずるように配設して被加
工物Wとクランプピン29との間に互いの相対移
動を許容するようにしたことにより被加工物Wに
付着した研掃材及びバリ等の屑を落下させ、ひい
ては研掃後の手作業による同被加工物Wの清掃を
簡略化し得る優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案を具体化した研掃装置の正面
図、第2図は同じく正面から見た正面図、第3図
は同じく左側方から見た断面図、第4図はクラン
プ装置のみの拡大正面図、第5図は被加工物がク
ランプピンに挾持された状態の側面図である。 クランプ装置16、ロツド20、ドツク24,
25、クランプピン29、間隙G,G′、被加工
物W、リミツトスイツチLS1,LS2

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. n本のクランプピンを多角形状に配設して成る
    左右一対のクランプ装置にて被加工物を両側から
    挟持しキヤビン内を公転させて研掃室内に反転停
    止した後、被加工物を自転させながら同被加工物
    に研掃材を投射して研掃作業を行う研掃装置にお
    いて、前記クランプピンのうち少なくとも2本の
    ピンは被加工物と当接して被加工物を支持可能に
    配設し少なくとも1本のクランプピンは被加工物
    表面との間に隙間G′が生ずるように配設して被
    加工物とクランプピンとの間に互いに相対移動を
    許容するように成したことを特徴とする研掃装置
    における被加工物の把持機構。
JP16993880U 1980-11-27 1980-11-27 Expired JPS6144779Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16993880U JPS6144779Y2 (ja) 1980-11-27 1980-11-27

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16993880U JPS6144779Y2 (ja) 1980-11-27 1980-11-27

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5791561U JPS5791561U (ja) 1982-06-05
JPS6144779Y2 true JPS6144779Y2 (ja) 1986-12-16

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ID=29528414

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16993880U Expired JPS6144779Y2 (ja) 1980-11-27 1980-11-27

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JPS5791561U (ja) 1982-06-05

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