JPS6144720B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6144720B2
JPS6144720B2 JP3268181A JP3268181A JPS6144720B2 JP S6144720 B2 JPS6144720 B2 JP S6144720B2 JP 3268181 A JP3268181 A JP 3268181A JP 3268181 A JP3268181 A JP 3268181A JP S6144720 B2 JPS6144720 B2 JP S6144720B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
floor
side body
cylinder
rotating
frame
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP3268181A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS57147973A (en
Inventor
Kazuyoshi Kamio
Haruyoshi Takagishi
Tsuneo Fujikawa
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP3268181A priority Critical patent/JPS57147973A/ja
Publication of JPS57147973A publication Critical patent/JPS57147973A/ja
Publication of JPS6144720B2 publication Critical patent/JPS6144720B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D65/00Designing, manufacturing, e.g. assembling, facilitating disassembly, or structurally modifying motor vehicles or trailers, not otherwise provided for
    • B62D65/02Joining sub-units or components to, or positioning sub-units or components with respect to, body shell or other sub-units or components

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Automobile Manufacture Line, Endless Track Vehicle, Trailer (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明はフロアにサイドボデーを組付ける自
動車車体の組立装置に関する。
従来の自動車車体の組立装置は、特開昭50−
89976号公報にあるように、フロアを搬入出する
いわゆるリフトアンドキヤリータイプのシヤトル
バーと、フロアの搬入位置直下にフロアと干渉し
ないよう設置されシヤトルバーとともに搬入位置
から降下してきたフロアを受け取つて位置決めす
る位置決め手段と、前記位置決めされたフロアに
サイドボデーを搬入して位置決めセツトするサイ
ドボデー組付機構と、フロアの搬入位置直上に設
置され最も上昇した位置においてはフロアと干渉
することがない溶接ロボツトと、を備えていた。
そして、このものは、第1のシヤトルバーが往動
してフロアを搬入位置に搬入し、第2にシヤトル
バーが降下し、フロアを位置決め手段に渡して位
置決めし、第3にサイドボデー組付機構がサイド
ボデーを搬入してフロアに位置決めセツトし、第
4に溶接ロボツトの溶接ガンを取付た手が最上端
から互にセツトされたフロア、サイドボデーを溶
接可能位置まで伸長して降下し、第5に溶接ロボ
ツトがフロア、サイドボデーを溶接して接合し、
第6に溶接ロボツトの手が縮んで最上端まで上昇
し、なお第3〜第6の工程の間にシヤトルバーは
復動し、第7にシヤトルバーが上昇し、互に接合
されたフロア、サイドボデーを位置決め手段から
受取つて持ち上げ、第8にシヤトルバーが往動し
てフロア、サイドボデーを搬出するようにしてい
る。しかしながら、このような従来の自動車車体
の組立装置にあつては、位置決め手段を静置する
一方、溶接ロボツトの手を動かすようにしたた
め、組立時間が長時間になるという問題点があつ
た。つまり、溶接ロボツトの手には重量のある溶
接ガンが取付けられているため、それほどすばや
く手を移動させることは難しく、溶接ロボツトの
待機位置から溶接位置まで手を動かすのに時間が
かかるのである。
この発明は前述の問題点に着目してなされたも
ので、位置決め手段を昇降自在とし、この位置決
め手段が、フロアをフロア搬送手段から受取つて
溶接位置まで持ち上げるとともに、接合されたフ
ロア、サイドボデーを降下してフロア搬送手段に
渡すようにすることにより、溶接ロボツトの手の
移動を極力小さくして上記問題点を解決すること
を目的とする。
この発明を以下図面に基づいて説明する。
第1〜19図はこの発明の一実施例を示す図で
ある。まず構成を説明すると、第1,2,3図に
おいて、1は床面であり、この床面1の上方には
往復動することにより主にフロアFを矢印方向へ
搬送するフロア搬送手段としてのシヤトルバー2
が設けられている。なおシヤトルバー2のフロア
を受けるフインガーは省略した。シヤトルバー2
の両側の床面1上にはそれぞれサイドボデー組付
機構10が設置されている。各サイドボデー組付
機構10は第4,5図に詳示するように、床面1
上に設けられた平坦な基台11を有し、この基台
11上には互いに平行でシヤトルバー2に垂直に
延在する3個のレールとしてのスライド台12が
敷設されている。各スライド台12上にはスライ
ドプレート13が固定され、各スライドプレート
13にはフレーム14の下面に各スライド台12
と対向するよう固定されたスライド脚15が摺動
自在に支持されている。16は基台11上に設置
されたモーターであり、このモーター16の出力
軸17と基台11上に設置された減速機18の入
力軸19とはカツプリング20により連結されて
いる。21,22は2対の軸受であり、これらの
軸受21,22にはカツプリング23を介して減
速機18の出力軸24に連結されたシヤトルバー
2と平行な回転シヤフト25が回転自在に支持さ
れ、この回転シヤフト25はモーター16の作動
により回転する。26は回転シヤフト25に固定
された一対のピニオンであり、これらのピニオン
26はフレーム14の下面に取り付けられたシヤ
トルバー2に垂直に延在する一対のラツク27に
それぞれ噛み合い、ピニオン26が回転するとフ
レーム14はスライドプレート13とスライド脚
15とを摺接させながらシヤトルバー2に対して
接近離隔する。28は基台11上に設置された2
対のシヨツクアブソーバーであり、これらのシヨ
ツクアブソーバー28は、フレーム14がシヤト
ルバー2に対して最も接近した前進限およびシヤ
トルバー2が最も離隔した後退限においてフレー
ム14下面に固定された一対のストツパ28aが
当接することにより、フレーム14の前後退限に
おける停止時の衝撃を緩和する。29は基台11
上に設置された一対のロツク装置であり、これら
のロツク装置29は爪29aがフレーム14の爪
29bに係合してフレーム14が前進限にあると
き、フレーム14を基台11にロツクする。フレ
ーム14の前後端にはそれぞれ支持枠30,31
が取り付けられ、各支持枠30,31上には軸受
32,33が固定されている。軸受32,33に
はそれぞれ同軸の回転軸34,35が回転自在に
支持されている。支持枠30,31間には治具ベ
ースとしての回転ベース45が設けられ、この回
転ベース45は一対の平行なベースプレート4
6,47とこれらベースプレート46,47間に
位置し夫々の対向周縁同士を結合する矩形枠48
と、で構成されている。矩形枠B48の前後端に
はそれぞれカツプリング49,50が固定され、
これらのカツプリング49,50には前記回転軸
34,35の内端がそれぞれ固定されてい。この
ため回転ベース45はフレーム14、支持枠3
0,31に回転軸34,35、軸受32,33を
介して回転自在に支持されていることになる。前
記フレーム14および支持枠30,31は全体と
して可動支持体51を構成する。支持枠31には
ブラケツト54を介してエアモータ55が取り付
けられ、このエアモータ55はブラケツト54上
に設置された減速機56に連結されている。減速
機56の出力軸57と前記回転軸35の外端とは
カツプリング58を介して結合されている。この
ためエアモーター55が作動すると、この出力軸
57の回転はカツプムリング58、回転軸35、
カツプリング50を介して回転ベース45に伝達
され、回転ベース45を回転軸34,35の軸線
回りに回転される。回転ベース45は第4図に詳
示するように、ベースプレート46がシヤトルバ
ー2に対向する第1位置と、この第1位置から回
転ベース45が180度回転してベースプレート4
7がシヤトルプレーに対向する第2位置と、の間
を回転し、この回転は溶接ロボツト等の周囲の機
器との干渉を避けるため、フレーム14が後退限
に位置している時に行なわれる。回転ベース45
の前後端部上下面にはそれぞれ2対のストツパー
板65,66が取り付けられ、これらのストツパ
ー板65,66の真下のフレーム14上にはこれ
らのストツパー板65,66の先端に当接可能な
緩衝体67,68が取り付けられている。緩衝体
67,68はケース69,70と、ケース69,
70に支持されたゴム71,72と、からなり、
これらのゴム71,72に、回転ベース45が第
1位置から第2位置まであるいは第2位置から第
1位置まで回転したとき、ストツパー板65,6
6の先端がそれぞれ当接することにより、回転ベ
ース45の回転停止時の衝撃を緩和する。回転ベ
ース45の前後端面上下部にはそれぞれ2対のロ
ツクブロツク73,74が固定されている。8
0,81は支持枠30,31にそれぞれ取り付け
られ回転ベース45を第1あるいは第2位置に位
置決めロツクするロツク手段であり、各ロツク手
段80,81は第6図に詳示するように、各支持
枠30,31の外側面に固定されたブラケツト8
2を有しこのブロツツト82にはシリンダ83が
ピン84を介して揺動自在に支持されている。シ
リンダ83のピストンロツド85の先端は第1リ
ンク86の一端にピン87を介して連結され、こ
の第1リンク86の他端はブラケツト82にピン
88を介して連結された第2リンク89にピン9
0を介して連結されている。91は一端がブラケ
ツト82にピン92を介して、他端がピン93を
介して第1リンク86の中央部に連結された第3
リンクである。そして、この第3リンク91とピ
ン90,93間の第1リンク86とはトグルリン
クを構成している。第2リンク89の先端にはプ
レート94が固定されており、このプレート94
は前記シリンダ83が作動してそのピストンロツ
ド85が突出したときロツクブロツク73,74
の一側面に当接する。95は各支持枠30,31
に取り付けられたストツパーブロツクであり、こ
のストツパーブロツク95とプレート94とにロ
ツクブロツク73,74が挾持されることによ
り、回転ベース45は位置決めロツクされる。再
び第4,5図において第1位置しているときのベ
ースプレート46、すなわち、回転ベース45の
一面側の上部および下部には例えばA車型用の複
数の所定の治具としてのフイクスチヤ100、1
01が設けられている。各フイクスチヤ100は
サイドボデーBの上部を挾持するもので、ベース
プレート46に固定されたブラケツト102を有
している。このブラケツト102の先端には第7
図に詳示するように、ピン103を介してアーム
104の中央部が回転可能に支持されている。そ
して、このアーム104に図示していないモータ
ーにより回転されるとともに所定位置に位置決め
ロツクされる。アーム104の一端にはガイド面
106を有するクランプベース107が回転自在
に支持されている。またアーム104の一端には
シリンダ108が摺動自在に支持され、このシリ
ンダ108のピストンロツド109の先端は前記
クランプベース107に連結されており、シリン
ダ108が作動することによりクランプベース1
07は回動する。クランプベース107にはシリ
ンダ110が揺動自在に支持されるとともにクラ
ンプ爪111が回動自在に支持されている。シリ
ンダ110のピストンロツド112の先端はクラ
ンプ爪111に連結され、シリンダ110が作動
することによりこのクランプ111は前記ガイド
面106とともにサイドボデーBの上部を挾持す
るクランプ位置と、アンクランプ位置と、をとる
ことができる。前述したクランプベース107、
シリンダ108,110、クランプ爪111は全
体として例えばA車型のセダン用サイドボデーを
受ける治具部材113を構成する。アーム104
の他端には前記治具部材113と同様の構成をし
た治具部材114が設けられており、この治具部
材114は例えばA車型のハードトツプ用サイド
ボデーを受けるものである。そしてこれらの治具
部材113,114はそのクランプ爪111、ガ
イド面106の形状が対応するサイドボデーに合
致するよう形成されている。また、これらの治具
部材113,114はアーム104が180度回転
することにより切換えられる。前記フイクスチヤ
101はサイドボデーBの下部を挾持するもの
で、ベースプレート46に固定されたブラケツト
120を有している。このブラケツト120の先
端にはピン121を介してアーム122の中央部
が回転可能に支持されている。そして、このアー
ム122は図示していないモーターにより回転さ
れるとともに、所定位置に位置決めロツクされ
る。アーム122の一端にはガイド面123が形
成されるとともに一対のシリンダ124,125
が揺動自在に支持されている。126,127は
アーム122の一端に回転自在に支持された一対
のクランプ爪であり、これらのクランプ爪12
6,127には前記シリンダ124,125のピ
ストンロツド128,129の先端がそれぞれ連
結され、シリンダ124,125が作動すること
によりクランプ爪126,127は回動し、サイ
ドボデーBの下部を挾持するクランプ位置と、ア
ンクランプ爪126,127は全体として例えば
A車型のセダン用サイドボデーを受ける治具部材
130を構成する。アームの他端には前記治具部
材130と同様の構成をした治具部材131が設
けられており、この治具部材131は例えばA車
型のハードトツプ用サイドボデーを受けるもので
ある。そして、これらの治具部材130,131
はクランプ爪126,127の形状が対応するサ
イドボデーに合致するよう形成されている。ま
た、これらの治具部材130,130はアーム1
22が180度回転することにより切換えられる。
第2位置に位置しているときのベースプレート4
7、すなわち、回転ベース45の他面側の上部お
よび下部には例えばB車型用の複数のフイクスチ
ヤ(フイクスチヤ100に対応するもので図示さ
れていない)およびフイクスチヤ135が設けら
れている。各フイクスチヤ135は前記フイクス
チヤ100,101と寸法およびクランプ爪の形
状がB車型に適合するよう変形されている以外そ
の構成が同様であるので、詳細説明は省略する。
第2図に示すように、サイドボデー組付機構10
間でシヤトルバー2の下方の床面1上には受けポ
スト161が設置され、この受けポスト161は
第8図に詳示するように床面1に立設された複数
のシリンダ162を有する。これらシリンダ16
2のピストンロツド163の先端には水平なプレ
ート164が固定され、このプレート164の同
縁部には互いに離隔した複数のブラケツト165
が立設されている。各ブラケツト165の上端に
はピン166を介してホルダー167が回動自在
に支持され、このホルダー167は互いに90度離
隔した一対のアーム168,169を有する。ア
ーム168は例えばA車型用のフロアFを下方か
ら支持し、アーム169は例えばB車型用のフロ
アFを下方から支持するものである。170は各
ブラケツト165に揺動自在に支持されたシリン
ダであり、このシリンダ170のピストンロツド
171の先端にはホルダー167に連結されてい
る。そして、シリンダ170の作動により、アー
ム168,169の位置が切り換えられる。前述
したプレート164、プラケツト165、ホルダ
ー167は全体としてフロアFの搬入位置直下に
位置する位置決め手段を構成し、この位置決め手
段は前記シリンダ162の作動により昇降する。
第2,3図にはシヤトルバー2の片側のみ図示
しているが、前記シヤトルバー2の両側にはそれ
ぞれ一対の外側垂直コラム191が立設され、ま
た、これらの外側垂直コラム191とシヤトルバ
ー2との間にもそれぞれ一対の内側垂直コラム1
92が立設されている。193はシヤトルバー2
を挾んで対向する外側垂直コラム191の中央部
間をそれぞれ連結するとともに対向する内側垂直
コラム192の上端にそれぞれ固定された一対の
サイドボルスタであり、これらのサイドボルスタ
193は2対の前後ボルスタ194に外側垂直コ
ラム191を介して連結されている。サイドボル
スタ193上にはそれぞれ垂直ポスト195が立
設され、これらの垂直ポスト195の上端と外側
垂直コラム191の上端とはサイドビーム196
によつて連結されている。また、外側垂直コラム
191の上端間は外側前後ビーム197によつて
橋絡され、垂直ポスト195の上端間は内側前後
ビーム198によつて橋絡されている。前述した
外側、内側垂直コラム191,192、サイドボ
ルスタ193、前後ボルスタ194、垂直ポスト
195、サイドビーム196および、外、内側前
後ビーム197,198は全体として機枠199
を構成する。機枠199には一対のサイドボデー
組付機構10に対応して一対のサイドボデー搬入
手段211が取り付けられている。各サイドボデ
ー搬送手段211は第9,10図に詳示するよう
に、サイドボルスタ193にそれぞれ連結され前
後ボルスタ194に平行なビーム212および外
側の前後ボルスタ194に連結され、サイドボル
スタ193に平行なビーム213を有し、これら
のビーム213,213の先端同士は互いに連結
されている。外、内側前後ビーム212,213
間を橋絡する一対の支持ビーム214,215に
はそれぞれブラケツト216,217が固定され
るとともに、下端部が前記ビーム212,213
の連結部に固定された垂直な一対のガイドポスト
218,219の上端が固定されている。ブラケ
ツト216,217上には軸受220,221が
固定され、この軸受220,221には一対のス
プロケツトホイール222,223が取り付けら
れた回転軸224が回転自在に支持されている。
支持ビーム215にはブラケツト225を介して
エアモータ226が取り付けられ、このエアモー
タ226の出力軸227はカツプリング228を
介して回転軸224に連結されエアモータ226
の作動により回転軸224が回転する。ガイドポ
スト218,219間には水平な矩形枠231が
設けられ、この矩形枠231の前後端にはそれぞ
れ垂直な案内枠232,233が取り付けられて
いる。案内枠232,233の上下端には前記ガ
イドポスト218,219の内面および両側面上
を転動するガイドローラ234,235がそれぞ
れ回転自在に支持されている。前記矩形枠231
および案内枠232,233は全体として昇降台
236を構成する。前記ガイドポスト218,2
19の下端にはそれぞれブラケツト237,23
8を介してスプロケツトホイール239,240
が回転自在に支持され、これらのスプロケツトホ
イール239,240と前記スプロケツトホイー
ル222,223との間には無端のチエーン24
1,242がそれぞれ掛け渡されている。これら
のチエーン241,242の途中は昇降台236
に連結され、この結果、エアモータ226の作動
によりチエーン241,242が走行すると、昇
降台236はガイドポスト218,219に案内
されながら昇降する。矩形枠231の下面にはサ
イドボルスタ193に平行な一対のガイドレール
251,252がブラケツト253,254を介
して取り付けられている。ガイドレール251,
252の下方には水平な移動台255が配置さ
れ、この移動台255ブラケツト256,257
を介してガイドレール251,252の上、下面
および側面上を転動するローラ258,259が
回転自在に支持されている。前記矩形枠231の
外側端下面にはエアモータ260取り付けられて
いる。また、矩形枠231の内側端下面にはブラ
ケツト263を介してスプロケツトホイール26
4が回転自在に支持され、このスプロケツトホイ
ール264と前記スプロケツトホイール262と
の間には無端のチエーン265が掛け渡されてい
る。このチエーン265の途中には前記移動台2
55に連結され、エアモータ260が作動してチ
エーン265が走行することにより移動台255
はガイドレール251,252に案内されながら
シヤトルバー2に対し接近離隔する。移動台25
5にはブラケツト266を介してシリンダ267
が揺動自在に支持され、このシリンダ267のピ
ストンロツド268の先端は移動台255に揺動
自在に支持されたハンガー爪269に連結され、
シリンダ267の作動によりこのハンガー爪26
9はサイドボデーBを引つ掛けたりこれから外れ
たりする。第2図において、281はシヤトルバ
ー2の上方に設けられたハンガーであり、このハ
ンガー281の腕282にはサイドボデーBが引
つ掛けられている。そして、このサイドボデーB
はハンガー281によりサイドボデー組付機構1
0間の所定位置まで搬送される。これまでの説明
は第2図においてシヤトルバー2の左側に設けら
れたサイドボデー組付機構10についてである
が、シヤトルバー2の左側に設けられたサイドボ
デー組付機構10の構成もこのサイドボデー組付
機構10と同様であるので、図示および詳細説明
は省略する。また第2図に示すように内側垂直コ
ラム192間の床面1上には複数のブラケツト2
19が立設され、各ブラケツト291の上端には
サイドボデー受け292が設けられている。各サ
イドボデー受け292は第11,12図に詳示す
るように、ブラケツト291の上端にピン293
を介して揺動自在に支持された支持ブロツク29
4を有し、この支持ブロツク294にはブロケツ
ト291に揺動自在に支持されたシリンダ295
のピストンロツド296の先端が連結されてい
る。支持ブロツク294にはピン297を介して
プレート298が揺動自在に支持され、このプレ
ート298にはA車型およびB車型用の受け座2
99,300が取り付けられている。301は支
持ブロツク294に揺動自在に支持された切換シ
リンダであり、このシリンダ301のピストンロ
ツド302の先端にはプレート298に連結さ
れ、シリンダ301が作動することによりプレー
ト298が揺動して受け座299,300の切換
えが行なわれる。第13図において、内側垂直コ
ラム192間は複数のビーム311によつて橋絡
されており、サイドボルスタ193間も複数のビ
ーム312によつて橋絡されている。各ビーム3
12の下面には受けブロツク313が固定され、
この受けブロツク313とビーム314との間は
サイドボルスタ193に平行な案内ロツド314
により橋絡されている。案内ロツド314にはそ
れぞれフロアFの搬入位置直上に位置するよう溶
接手段としての簡易溶接ロボツト315が摺動自
在に支持され、各溶接ロボツト315は溶接ガン
316を有している。なお、図面には繁雑さを防
ぐため溶接ロボツト315の1台を実線で示し、
他は仮想線ので示すが省略している。各溶接ロボ
ツト316にはビーム311に連結された移動用
シリンダ317のピストンロツド318の先端が
連結され、このシリンダ317作動することによ
り溶接ロボツト315は案内ロツド314に案内
されて移動する。各溶接ロボツトの制御は車型、
車種に対応して行なわれるが、車型、車種の情報
は組立ラインの中央制御室から、あるいは車型、
車種を検知することによつて得られる。
第3図において、331はカウルアツセンブリ
搬入手段であり、このカウルアツセンブリ搬入手
段331は、第14,15図に詳示するように、
外側側の前後ボルスダ194に取り付けられたサ
イドボルスタ193に平行なレール332に支持
され走行するチエーン333によつてレール33
2に沿つて移動する移動台334を有している。
移動台334には垂直なシリンダ335が下向き
に固定され、このシリンダ335のピストンロツ
ド336の先端には枠338が取り付けられてい
る。339は枠338に立設された1対の案内ロ
ツドであり、これらの案内ロツド339は移動台
334を貫通している。移動台334には水平な
シリンダ340が取り付けられ、このシリンダ3
40のピストンロツド341の先端にはフオーク
342が固定されている。343はフオーク34
2に固定された案内ロツドであり、この案内ロツ
ド343は枠338を貫通している。フオーク3
42には回転プレート344が回転自在に支持さ
れ、この回転プレート344はフオーク342に
固定されたモータ345により回転される。回転
プレート344の一面側には2対のブラケツト3
46が固定され、これらのブラケツト346には
シリンダ347がそれぞれ揺動自在に支持されて
いる。348はブラケツト346に揺動自在に支
持されたクランプ爪であり、このクランプ爪34
8にはシリンダ347のピストンロツド349の
先端が連結され、シリンダ347が作動すること
によりクランプ爪348はブラケツト346の先
端面との間でカウルアツセンブリCを挾持する。
前述したブラケツト346、シリンダ347、ク
ランプ爪348は全体として例えばA車型のカウ
ルアツセンブリCを保持する保持部材350を構
成する。回転プレート344の他面側にも前記保
持部材350と同様の構成をした保持部材351
が設けられており、この保持部材351は例えば
B車型用カウルアツセンブリを保持するものであ
る。そして、これらの保持部材350,351は
モータ345の作動によつて回動プレート344
が180度回転することにより切換えられる。
第3図において、371はリヤウエスト搬入手
段であり、このリヤウエスト搬入手段371は、
第16,17図に示すように、サイドボルスタ1
93に取り付けられたカーブしている一対のレー
ル372間に設けられた移動台373を有してい
る。移動台373の上面には一対のブラケツト3
74が取り付けられ、これらのブラケツト374
には両側にレール372上を転動するローラ37
5を有する回転軸376が回転自在に保持されて
いる。377はブラケツト374に取り付けられ
たモータであり、このモータ377の回転は歯車
378a,378bを介して回転軸376に伝達
される。また、移動台373の上面には一対のブ
ラケツト379が取り付けられ、これらのブラケ
ツト379には両側にレール372上を転動する
ローラ380を有する回転軸381が回転自在に
支持される。そして、前記移動台373はモータ
377の回転によりレール372に沿つて移動す
る。移動台373には垂直なシリンダ382が固
定され、このシリンダ382のピストンロツド3
83の先端にはフオーク384が取り付けられて
いる。385はフオーク384に立設された一対
の案内ロツドであり、これらの案内ロツド385
は移動台373を貫通している。フオーク384
には回転プレート386が回転自在に支持され、
この回転プレート386はフオーク384に取り
付けられたモータ387により回転される。回転
プレート386の一面側には2対のブラケツト3
88が固定され、各ブラケツト388はその先端
にガイド面389を有する。各ブラケツト388
にはシリンダ390およびクランプ爪391が揺
動自在に支持され、各クランプ爪391には各シ
リンダ390のピストンロツド392の先端が連
結されている。そしてシリンダ390が作動する
ことにより、クランプ爪391はガイド面389
との間でリヤウエストRを挾持する。前述したブ
ラケツト388、シリンダ390、クランプ爪3
91は全体として例えばA車型用のリヤウエトR
を保持する保持部材393を構成する。回転プレ
ート386の他面側にも前記保持部材393と同
様の構成をした保持部材394が設けられてお
り、この保持部材394は例えばB車型用のリヤ
ウエストを保持するものである。そして、これら
の保持部材393,394はモータ387の作動
によつて回転プレート386が180度回転するこ
とにより切換えられる。
第3図において、411はリヤアツパーパネル
搬入手段であり、このリヤアツパーパネル搬入手
段411は第18,19図に示すように基台11
間の床面1上に設置された枠体412を有し、こ
の枠体412には垂直なシリンダ413が固定さ
れている。このシリンダ413のピストンロツド
414の先端には昇降プレート415が取り付け
られ、この昇降プレート415には枠体412を
貫通する一対の案内ロツド416が取り付けられ
ている。昇降プレート415の上面にはブラケツ
ト417が取り付けられ、このブラケツト417
にはピン418を介して回動ブロツク419が回
動自在に連結されている。回動ブロツク419に
はブラケツト420が固定され、このブラケツト
420には昇降プレート415に取り付けられた
ブラケツト421に揺動自在に支持されたレシリ
ンダ422のピストンロツド423の先端が連結
され、シリンダ422が作動することにより回動
ブロツク419はピン418を中心に90度回転す
る。回動ブロツク419には回転台424が回転
自在に支持され、この回転台424は回転ブロツ
ク419に取り付けられたモータ425により回
転される。回転台424の一端には一対のシリン
ダ426が揺動自在に支持されるとともに、回動
台424の一端側上面にはガイド面427が形成
される。回転台424の一端部にはクランプ爪4
28が揺動自在に支持され、このクランプ爪42
8には前記シリンダ426のピストンロツド42
9の先端が連結されている。そして、シリンダ4
26が作動することにより、リヤアツパーパネル
Uはクランプ爪428とガイド面427とに挾持
される。前述したシリンダ426クランプ爪42
8、ガイド面427は全体として例えばA車型用
のリヤアツパーパネルUを保持する保持部材43
0を構成する。回転台424の他端側にも前記保
持部材430と同様の構成をした保持部材431
が設けられており、この保持部材431は例えば
B車型用のリヤアツパーパネルを保持するもので
ある。そして、これらの保持部材430,431
はモータ425の作動によつて回転台424が
180度回転することによつて切換えられる。
次に、この発明の一実施例の作用について説明
する。
まず、シヤトルバー2の前進によりシヤトルバ
ー2上に載置されたフロアFがおよびリヤアツパ
ーパネルUが矢印方向に搬送されているとき、以
下のことが行なわれる。サイドボデーBがハンガ
ー281により搬送されてきて移動台255間に
停止される。このとき、サイドボデーBはハンガ
ー281の腕282に引つ掛けられ第2図に示す
ようにこれから垂下している。また、このとき、
昇降台236は最も上昇した位置に停止してい
る。次に、エアモータ260を作動して出力軸2
61スプロケツトホイール262を回転させる。
これによりチエーン265が走行し、移動台25
5がガイドレール251,252に案内されなが
らハンガー281に接近するよう移動する。そし
て、移動台255は所定位置まで移動すると、そ
の移動を停止する。次に、シリンダ267を作動
してピストンロツド268を突出させる。この結
果、ハンガー爪269が第19図において反時計
回りに揺動し、サイドボデーBがハンガー爪26
9に引つ掛かると共にハンガー281の腕282
から離脱する。このようにして、サイドボデーB
はハンガー281から移動台255に受け渡され
る。このとき、サイドボデーBはハンガー爪26
9から自重により垂下している。次にエアモータ
260を作動し、出力軸261、スプロケツトホ
イール262を前述とは逆方向に回転させる。こ
れによりチエーン265が走行し、移動台255
がサイドボデーBを支持したままガイドレール2
51,252に案内されながらハンガー281か
ら離隔するよう移動する。そして、移動台255
は所定位置(第9図に実線で示す位置)まで移動
すると、その移動を停止する。次に、エアモータ
226を作動してその出力軸227を回転させ
る。出力軸227の回転はカツプリング228、
回転軸224、スプロケツトホイール222,2
23を介してチエーン241,242に伝達さ
れ、チエーン241,242を走行させる。チエ
ーン241,242の走行により、昇降台236
はガイドポスト218,219に案内されながら
下降する。このとき、サイドボデーBは移動台2
55に支持されている。次にシヤトルバー2が前
進限まで移動してその移動を停止する。これによ
り、フロアFはサイドボデー組付機構10の間に
搬入される。このとき、昇降台236も所定高さ
に到達し、その下降を停止する。このとき、サイ
ドボデー受け292のシリンダ295のピストン
ロツド296は突出しており、この結果、プレー
ト298は第12図に実線で示すように直立して
いる。このため、サイドボデーBの下端部は受け
座299に受け取められ、サイドボデーBの姿勢
が調整される。次に受けポスト161のシリンダ
162が作動し、そのピストンロツド163が突
出される。これにより、プレート164が上昇
し、アーム168がシヤトルバー2上に載置され
ていたフロアFを受け取り、下方から支持しなが
ら溶接ロボツト315に接近するよう持ち上げ
る。一方、各サイドボデー組付機構10のフレー
ム14は第4図に示すような後退限に位置してい
る。前記受けポスト161のシリンダ162の作
動と同時に各サイドボデー組付機構10のモータ
16が作動され出力軸17が回転する。この出力
軸17の回転は回転シヤフト25に固定されたピ
ニオン26に伝達され、ピニオン26を回転させ
る。このピニオン26の回転運動はラツク27よ
り、直線運動に交換される。この結果、フレーム
14はスライドプレート13とスライド脚15と
を摺接させながらシヤトルバー2上のフロアFに
対して接近する。また、リヤアツパーパネル搬入
手段411はそのシリンダ413,422のピス
トンロツド414,423が共に引つ込んで第1
8図に示すような状態にある。前記受けポスト1
61のシリンダ162の作動と同時にリヤアツパ
ーパネル搬入手段411のシリンダ413も作動
し、そのピストンロツド414を突出させる。こ
のため、回転台412が上昇し、シヤトルバー2
上のリヤアツパーパネルUがガイド面427に乗
り移る。次にシリンダ426を作動してそのピス
トンロツド429を突出させ、クランプ爪428
を揺動させてリヤアツパーパヌルUを該クランプ
爪428とガイド面427との間で挾持する。回
転台424が所定高さまで上昇すると、シリンダ
413の作動を停止する。前記フレーム14が所
定位置、すなわち、回転ベース45のフイクスチ
ヤ100,101がサイドボデーBを把持できる
位置、まで前進すると、モータ16が停止しフレ
ーム14は一旦停止する。次にシリンダ108を
作動してピストンロツド109を引つ込めクラン
プベース107を第7図に実線で示す位置まで揺
動させるとともにシリンダ110を作動してピス
トンロツド112を突出させクランプ爪111を
アンクランプ位置からクランプ位置(第7図に実
線で示す位置)まで揺動させる。この結果、クラ
ンプ爪111はガイド面106とともにサイドボ
デーBの上部を挾持する。このとき、サイドボデ
ーBの上部外面はクランプベース107のガイド
面106に当接し精密に位置決め固定される。こ
れと同時にシリンダ124,125も作動してピ
ストンロツド128,129も突出させてクラン
プ爪126,127をアンクランプ位置からクラ
ンプ位置まで揺動させる。この結果、クランプ爪
126,127はサイドボデーBの下部を挾持す
る。このとき、サイドボデーBの下部外面はアー
ム122のガイド面123に当接し精密に位置決
め固定される。次に、シリンダ267を作動して
ピストンロツド268を引つ込め、サイドボデー
Bからハンガー爪269を離脱させる。このよう
にしてサイドボデーBは移動台255からフイク
スチヤ100,101に受け渡される。次にサイ
ドボデー受け292のシリンダ295が作動し、
そのピストンロツド296が引つ込む。この結
果、支持ブロツク294、プレート298、受け
座299,300は一体となつてピン293の回
りに第12図に仮想線で示す位置まで揺動する。
この結果、後述するように、フレーム14がさら
に前進しても、サイドボデー受け292はフレー
ム14とフイクスチヤ101との間の空間に位置
するため、サイドボデー組付機構10を干渉する
ことはない。次に、回転ベース45とサイドボデ
ー搬入手段211との干渉を回避するため、エア
モータ226を作動してその出力軸227を前述
と逆方向に回転させる。この結果、チエーン24
1,242が走行し、昇降台236がガイドポス
ト218,219に案内されながら原位置まで上
昇する。次に、再び、各サイドボデー組付機構二
10のモータ16を作動し、フレーム14を前進
させる。フレーム14が再前進している間に、カ
ウルアツセンブリ搬入手段331の移動台334
はそのクランプ爪348とブラケツト346との
間にカウルアツセンブリCを挾持しながら、走行
するチエーン333によりレール332に沿つて
所定位置、すなわちフロアFの直立位置まで移動
してくる。一方、リヤウエスト搬入手段371の
移動台373はそのクランプ爪391とブラケツ
ト388のガイド面389との間にリヤウエスト
Rを挾持しながらモータ377の回転によりレー
ル372に沿つて所定位置、すなわち、フロアF
の直上位置まで移動してくる。フロアFが受けポ
スト161のアーム168によつて下方から支持
されながら所定高さまで上昇して所定位置に位置
決めされると、シリンダ162の作動を停止す
る。このとき、シヤトルバー2は原位置まで後退
される。また、このとき、フレーム14が前進限
まで到達し、モータ16はその作動が停止され
る。このとき、フレーム14のストッパー28a
がシヨツクアブソーバ28にそれぞれ当接し、フ
レーム14の停止時の衝撃緩和がなされる。次
に、ロツク装置29により、フレーム14が前進
限において基台11にロツクされる。このとき、
フイクスチヤ100,101に把持されたサイド
ボデーBはフロアFに対し正規位置に位置決めセ
ツトされる。次に、リヤアツパーパネル搬入手段
411のシリンダ422を作動し、回転ブロツク
419、回転台424をピストン418を中心に
第18図において反時計回りに90度回動し、回転
台424を直立させる。これにより、リヤアツパ
ーパネルUはフロアFサイドボデーBに対し正規
位置に位置決めセツトされる。所定位置まで到達
したカウルアツセンブリ搬入手段331のシリン
ダ340は、前記シリンダ422の作動と同時に
作動され、そのピストンロツド341が突出す
る。このため、カウルアツセンブリCを保持した
回転プレート344はフロアFに向つて接近し、
カウルアツセンブリCは第2図に仮想線で示す位
置まで移動する。次にシリンダ335が作動さ
れ、そのピストンロツド336が突出する。この
結果、カウルアツセンブリCは下降し、フロア
F、サイドボデーBに対して第2図に仮想線で示
すように正規位置に位置決めセツトされる。ま
た、所定位置まで到達したリヤウエスト搬入手段
371のシリンダ382が前記シリンダ335の
作動と同時に作動し、そのピストンロツド383
が突出する。このため、リヤウエストRは降下
し、フロアF、サイドボデーBに対して正規位置
に位置決めセツトされる。次に溶接ロボツト31
5によりフロアF、サイドボデーB、リヤアツパ
ーパネルU、リヤウエストR、カウルアツセンブ
リC同士を所定の複数個所スポツト溶接し、これ
らを仮接合する。このようにして、フロアFに対
してサイドボデーB、リヤアツパーパネルU、リ
ヤウエストR、カウルアツセンブリCの取り付け
が完了すると、シリンダ108,110,12
4,125を作動してピストンロツド109を突
出させるとともにピストンロツド112,12
8,129を引つ込め、クランプ爪111,12
6,127をクランプ位置からアンクランプ位置
まで、揺動させ、クランプ爪111,126,1
27のサイドボデーBに対する挾持を解除する。
また、リヤアツパーパネル搬入手段411、リヤ
ウエスト搬入手段371、およびカウルアツセン
ブリ搬入手段331のシリンダ426,390,
347も作動して、そのピストンロツド429,
392,349を引つ込め、リヤアツパーパネル
U、リヤウエスRおよびカウルアツセンブリCに
対するクランプ爪428,391,348の挾持
をそれぞれ解除する。次に、リヤアツパー搬入手
段411のシリンダ413,422が作動しその
ピストンロツド414,423が引つ込み、回転
台424は原位置に復帰する。これと同時にリヤ
ウエスト搬入手段371のシリンダ382が作動
してピストンロツド383が引つ込むとともに、
モータ377が作動し、リヤウエスト搬入手段3
71はリヤウエストRを受取る待期位置へ復帰す
る。一方、カウルアツセンブリ搬入手段331の
シリンダ335,340も作動してそのピストン
ロツド336,341が引つ込むとともに、チエ
ーン333が前述と逆方向に走行し、カウルアツ
センブリ搬入手段331はカウルアツセンブリC
を受取る待機位置へ復帰する。、また、各サイド
ボデー組付機構10のモータ16も前述と逆方向
に回転し、フレーム14は第4図に実線で示す後
退限まで復帰する。次いで、受けポスト161の
シリンダ162を作動してそのピストンロツド1
63を引つ込め、フロアFを降下させてシヤトル
バー2上に移し換える。次いでシヤトルバー2が
前進し、取付けの終了したフロアFを次のステー
ジへ搬出する一方、新たなフロアFをサイドボデ
ー組付機構10に搬入する。このとき、サイドボ
デー受け292のシリンダ295が作動してその
ピストンロツド296が突出し、プレート29
8、受け座299,300が直立する。これによ
り、受け座299,300はサイドボデーBを受
ける待機位置に復帰する。
以上のサイクルの繰り返しにより、A車型のフ
ロアFにサイドボデーB、リヤアツパーパネル
U、リヤウエストR、カウルアツセンブリCの取
付けを行なうのであるか、B車型のフロアが搬入
されてきた場合には、この装置の前方に設けた車
型検知手段からの信号あるいは中央制御室のコン
ピユーターからの信号によつてA車型用からB車
型用へとサイドボデー組付機構10のフイクスチ
ヤの切換え、リヤアツパーパネル搬入手段411
の保持部材430,431の切換え、リヤウエス
ト搬入手段371の保持部材393,394の切
換え、カウルアツセンブリ搬入手段331の保持
部材350,351の切換え、受けポスト一16
1のアーム168,169の切換え、サイドボデ
ー受け292の受け座299,300の切換えが
行なわれる。まず、サイドボデー組付機構10の
フイクスチヤの切換えについては、フレーム14
が後退限に位置しているとき各ロツク手段80,
81のシリンダ83を作動してそのピストンロツ
ド85を引つ込め、ロツクブロツク73,74に
対するストツパーブロツク95とプレート94と
の挾持を解除する。次に、エアモータ55を作動
して回転ベース45を第1位置から回転軸34,
35の軸線回りに回転させる。このとき、フレー
ム14が後退限に位置しているので、回転ベース
45は溶接ロボツト等の周囲の機器と干渉するこ
とはない。回転ベース45が180度回転して第2
位置に到達すると、ストツパー板65,66の先
端が緩衝体67,68のゴム71,72に当接
し、回転ベース45の回転が停止する。このと
き、ゴム71,72により回転ベース45回転停
止時の衝撃は緩和される。次に、再び各ロツク手
段80,81のシリンダ83を作動してそのピス
トンロツド85を突出させる。これにより、スト
ツパーブロツク95はプレート94とともにロツ
クブロツク73,74を挾持し、回転ベース45
は第2位置に回転規制される。このようにして、
B車型用のフイクスチヤ135が取り付けられた
ベースプレート47がシヤトルバー2に対向し、
A車型用のフイクスチヤ100,101が取り付
けられたベースプレート46がシヤトルバー2の
反対側を向く、またリヤアツパーパネル搬入手段
411の保持部材430,431の切換えは、モ
ータ425を作動して回転台424を180度回転
することにより行なう。またリヤウエスト搬入手
段371の保持部材393,394の切換えは、
モータ387を作動して回転プレート386を
180度回転させることにより行ない、また、カウ
ルアツセンブリ搬入手段331の保持部材35
0,351の切換えはモータ345を作動して回
転プレート344を180度回転させることにより
行なう。受けポスト161のアーム168,16
9の切換えは、シリンダ170を作動してピスト
ンロツド171を突出させホルダー167を90度
ピン166の回りに回動させることにより行な
う。サイドボデー受け292の受け座299,3
00の切換えは、シリンダ301を作動してプレ
ート298を揺動させることにより行なう。この
ようにしてB車型用に切換えられた後の作用は前
述と同様である。
また、A車型あるいはB車型和の組立て中に、
セダン系からハードトツプ系に、ハードトツプ系
からセダン系にと車種に変更があつた場合には、
一般にリヤアツパーパネル搬入手段411の保持
部材430,431、リヤウエスト搬入手段37
1の保持部材393,394、カウルアツセンブ
リ搬入手段331の保持部材350,351受け
ポスト161のアーム168,169、サイドボ
デー受け292の受け座299,300の切換え
は不要であるので、サイドボデー組付機構10の
治具部材の切換えのみ行なう。すなわち、アーム
104,122をモータによつて180度回転し、
治具部材100,101から治具部材114,1
31への切換えを行なう。
なお、この実施例においては、回転ベース45
を回転させることにより車型変更に対応し、アー
ム104,122を回転させることにより車種変
更に対応したが、回転ベース45の回転により車
種変更に対応し、アーム104,122の回転に
より車型変更に対応してもよく、さらに、例えば
回転ベース45の回転により、A車型のセダン系
からB車型のハードトツプ系への変更に対応し、
アーム104,122の回転により、A車型のハ
ードトツプ系へ、およびB車型のハーバトツプ系
からB車型のセダン系への変更に対応するように
してもよい。
前述の実施例において回転ベース45をほぼ直
立あるいは傾斜させてサイドボデーBを受け取つ
たが、回転ベースをほぼ水平に寝かせてほぼ水平
に保持されたサイドボデーを受け取るようにして
もよい。また、前述の実施例においては回転ベー
ス45をプレート状とし、その一面例および他面
例にそれぞれサイドボデーを受け取るフイクスチ
ヤを設けたが、回転ベースを三角柱状、四角柱状
……とし、この回転ベースの各面にサイドボデー
を受取るフイクスチヤを設けるようにしてもよ
い。
以上説明したように、この発明によれば、位置
決め手段を昇降自在とし、この位置決め手段が、
フロアをフロア搬送手段から受取つて溶接ロボツ
トが待機している溶接位置まで持ち上げ、接合さ
れたフロア、サイドボデーを降下してフロア搬送
手段に渡すようにしたため、従来の装置と比較し
て溶接ロボツトの昇降が不要となり、組立時間が
短縮できるとともに、溶接ロボツトの動作を一軸
(上下動)減少させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1〜第9図はこの発明の一実施例を示し、第
1図はその概略平面図、第2図は第1図の−
矢視断面図、第3図は第2図の−矢視図、第
4図はサイドボデー組付機構の側面図、第5図は
サイドボデー組付機構の正面図、第6図は第5図
の−矢視断面図、第7図はフイクスチヤ近傍
の拡大側面図、第8図は受けポスト近傍の側面
図、第9図はサイドボデー搬入手段の側面図、第
10図はサイドボデー搬入手段の正面図、第11
図はサイドボデー受けの側面図、第12図は第1
1図のXII−XII矢視図、第13図は溶接ロボツト近
傍の側面図、第14図はカウルアツセンブリ搬入
手段の正面図、第15図は第14図の−
矢視図、第16図はリヤウエスト搬入手段の正面
図、第17図は第16図のXII−XII矢視図、第18
図はリヤアツパーパネル搬入手段の正面図、第1
9図は第18図のXI−XI矢視図である。 F……フロア、2……フロア搬送手段、16
4,165,167……位置決め手段、B……サ
イドボデー、10……サイドボデー組付機構、3
15……溶接ロボツト。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 フロアを搬入出するフロア搬送手段と、フロ
    アの搬入位置直下に昇降自在に設置されフロアを
    フロア搬送手段から受け取つて所定位置まで持ち
    上げ位置決めする位置決め手段と、サイドボデー
    を搬入して所定位置に位置決めされたフロアに位
    置決めセツトするサイドボデー組付機構と、フロ
    アの搬入位置直上に設置され互に位置決めセツト
    されたフロアとサイドボデーとを溶接する溶接ロ
    ボツトと、を備え、フロア搬送手段により搬入位
    置に搬入されたフロアを位置決め手段が溶接ロボ
    ツトに接近するよう所定位置まで持ち上げ位置決
    めするとともにサイドボデー組付機構がサイドボ
    デーを搬入してフロアに位置決めセツトし、次い
    で、溶接ロボツトがフロアとサイドボデーとを溶
    接して、これらを接合した後位置決め手段が互に
    接合されたフロア、サイドボデーを降下させてフ
    ロア搬送手段に渡すようにしたことを特徴とする
    自動車車体の組立装置。
JP3268181A 1981-03-06 1981-03-06 Assembling unit of car body Granted JPS57147973A (en)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0825488B2 (ja) * 1987-10-13 1996-03-13 本田技研工業株式会社 自動車ボディの溶接装置におけるボディ構成部品の位置決め装置

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