JPS6144232B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6144232B2
JPS6144232B2 JP54134215A JP13421579A JPS6144232B2 JP S6144232 B2 JPS6144232 B2 JP S6144232B2 JP 54134215 A JP54134215 A JP 54134215A JP 13421579 A JP13421579 A JP 13421579A JP S6144232 B2 JPS6144232 B2 JP S6144232B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
outdoor unit
temperature
control device
inverter
fan
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP54134215A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5659174A (en
Inventor
Tsunehiro Endo
Kunio Myashita
Fumio Tajima
Hideo Uzuhashi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP13421579A priority Critical patent/JPS5659174A/ja
Publication of JPS5659174A publication Critical patent/JPS5659174A/ja
Publication of JPS6144232B2 publication Critical patent/JPS6144232B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Positive-Displacement Pumps (AREA)
  • Air Conditioning Control Device (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は分離式空気調和装置に好適な冷凍圧縮
機の運転方法に係り、特に冷凍圧縮機駆動用電動
機を半導体素子からなるインバータにより可変速
制御するものに関する。
冷凍圧縮機駆動用電動機としては誘導電動機が
一般に使用されているが、誘導電動機のみでは連
続して速度を制御することが困難である。そのた
め、例えば空気調和装置においては、室内温度を
検出して、誘導電動機を起動、停止し、あるいは
極数変換形誘導電動機を使用して2段階の速度制
御を行わなければならず、室内温度の変動が大き
くなつて、快適性が損われ、消費電力が増大する
という問題がある。
この問題点を解決するものとして、半導体素子
を用いたインバータにより誘導電動機または同期
電動機を駆動し、これにより連続して速度を制御
するものが提案されている。
第1図はその一例を示すものである。この図に
おいて、1は交流電源、2は制御装置、3は圧縮
機(図示せず)およびそれを駆動するための誘導
電動機4からなる圧縮機部である。制御装置2は
整流回路5、平滑コンデンサ6、インバータ7お
よびその制御回路8からなり、また整流回路5は
ダイオード9〜12で構成され、インバータ7は
ダイオード13〜18およびサイリスタ19〜2
4により電圧形ブリツジ結線インバータとして構
成されている。
すなわち、インバータ7は制御回路8からの信
号によつて運転制御され、室内温度に応じてその
出力周波数を調整することにより、誘導電動機4
の回転数を連続制御して、温度制御を行うことが
できる。
しかし、このような制御装置2では、これを構
成するダイオード9〜18およびサイリスタ19
〜24などの半導体素子は温度によつて特性が著
しく異なり、その許容しうる電流容量も大きく変
化するため、温度を極力下げる必要がある。一
方、例えば分離式空気調和装置では、室内ユニツ
トの小形化を図る上からも、制御装置2を室外ユ
ニツトに組込むことが望ましいが、室外ユニツト
は直射日光を受けるばかりでなく、圧縮機部3の
温度上昇の影響をも受けるため、ユニツト内の温
度は一般に60℃〜80℃と非常に高いものとなる。
また、インバータ7のようにサイリスタ19〜
24によつて電流を高速でしや断するものでは、
電流しや断時の急激な電圧変化によつて、高周波
電流が交流電源1、制御装置2、誘導電動機4な
どと対地アース間を流れ、この高周波電流が誘導
電磁妨害を引き起こし、付近のラジオやテレビ等
に障害を及ぼす。この誘導電磁妨害を防止するに
は、一般に電源ラインフイルタを設けるととも
に、制御装置2を鉄又は銅等の導電性のある金属
板で完全に密閉することによつてしや断するが、
このように完全に密閉すると、制御装置2内の温
度は半導体素子などの発熱によつて著しく上昇す
る。
以上述べたように、半導体素子を用いたインバ
ータなどにより電動機を可変速運転して温度制御
を行うものでは、第1に室外ユニツト内の温度が
高いこと、第2に誘導電磁妨害を防止するために
制御装置が完全に密閉されていることから、半導
体素子に対する雰囲気温度が非常に高くなり、半
導体素子の許容電流容量は低下してしまう。
以上の問題を解決するために、従来は制御装置
を何らかに冷却手段を用いて冷却し、制御装置2
内の温度上昇を防いでいた。
しかしながら、例えば分離式空気調和装置にお
いて、該装置の運転が停止している状態では、室
外ユニツトに納められた熱交換器用フアンも停止
状態であり、室内ユニツトは直射日光にさらされ
たまま、室内ユニツト内の空気の移動がないた
め、ユニツト内の温度は非常に高くなつている。
以上のような状態で圧縮機用電動機4を制御装
置2により起動して前記空気調和装置の運転を開
始し、室内を冷房しようとする場合を考えると、
圧縮機駆動用電動機の起動時には大きな起動電流
が制御装置2を通して流れることから、制御装置
2内のサイリスタ等は、高い温度の雰囲気状態の
下で大きな電流を処理せねばならず、サイリスタ
等にとつては、起動時は非常に過酷な条件とな
る。
本発明の目的は、上記した従来技術の欠点を除
き、半導体素子からなるインバータを含む制御装
置の運転を開始する時点に、半導体素子に流れる
電流が大きくとも、半導体素子の電流容量の点で
過大とならない運転法を提供するにある。
この目的を達成するため、本発明は制御装置を
冷却する装置、もしくは圧縮機とともに冷凍サイ
クルを形成する熱交換器の空冷用フアンの運転を
予め開始して制御装置の雰囲気温度を下げて後
に、該制御装置の運転を行うようにしたものであ
る。
以下、本発明の一実施例を第2図および第3図
について説明する。
第2図は分離式空気調和装置の概略構成図、第
3図は第2図に示す分離式空気調和装置の温度変
化図である。これらの図において、第1図と同一
符号は同一物又は均等物を示す。
分離式空気調和装置は室内ユニツト25と室外
ユニツト26からなり、室内ユニツト25は空気
調和される部屋27に配置されている。28は部
屋27の壁である。室内ユニツト25はフアンお
よびその駆動電動機からなるフアン装置29と室
内熱交換器30から構成されている。また、室外
ユニツト26は制御装置2、圧縮機3、フアンお
よびその駆動電動機からなつているフアン装置3
1、室外熱交換機32、キヤピラリーチユーブ3
3および制御装置2を冷却するフアン装置36か
ら構成されており、その冷媒系はパイプ34,3
5により室内ユニツト25の冷媒系と接続され、
一方、電気系は配線37により室内ユニツトの電
気系と接続されている。
このような構成の分離式空気調和装置におい
て、この分離式空気調和装置が停止状態では、制
御装置2内に侵入しようとする熱は室外ユニツト
26の外部からの熱38である。すなわち、分離
式空気調和装置が停止状態では、室外ユニツト内
のフアン装置31および36はいずれも停止状態
であつて、室外ユニツト内の空気はかく拌される
ことはなく、また外気との空気とのやり取りがな
いため、直射日光にさらされたまま、室外ユニツ
ト内の温度自体が80℃以上の高温状態となる。
この状態のもとで、室内27の居住者によつ
て、分離式空気調和装置の電源スイツチ(図示せ
ず)が投入される第1の時点では誘導電動機4は
まだ停止したままであり、室外ユニツト26内の
フアン装置31および36のみが運転を開始す
る。
このフアン装置31および36の運転するに
は、それぞれのフアンの駆動電動機に直列に設け
たトライアツクもしくはリレーを動作させるな
ど、周知の技術により実施できる。
以上フアン装置31および36のみが運転され
た第2の状態においては制御装置2内の空気温度
が、少なくとも前記状態における温度よりも低下
する。そして、制御装置2内の温度が室外ユニツ
ト26の外気温度にほぼ達する時点において制御
装置2の運転を開始して誘導電動機4の可変速運
転を開始する。上記後者の時点を設定するにあた
つては、フアン装置31および36の運転によ
り、室外ユニツト26内の空気がかく拌された、
制御装置2内の温度が低下する時間経過を調べ、
これに基づいてあらかじめ時間を設定しておき、
フアン装置31および36の運転開始に伴つてス
タートする周知のタイマーを用いることにより実
施できる。また、制御装置2内の温度および室外
ユニツト26の外気温度を測定するサーミスタを
設けて両者の温度が等しくなる時点としてもよ
い。
第3図は、以上の運転モードを示したもので、
時間に対して、室外ユニツト26内の温度T2
および制御装置2内の温度T1を表わしている。
すなわち、分離式空気調和装置の電源を投入する
時刻T0から、制御装置2の運転を開始する時刻t1
までの期間は、室外ユニツト26内のフアン装置
31および36が運転されることによつて、室外
ユニツト26内の空気がかく拌されると共に外気
との換気が行われ、室外ユニツト26内の温度
T2が低下すると共に、制御装置2内の温度T1
低下する。そして、低下する温度の変化率が小さ
くなつてほぼ外気温に達した時点、すなわち時刻
t1にて制御装置2の運転を開始すれば、制御装置
2内の半導体等の発熱及び、圧縮機部3からの発
熱によつて、室外ユニツト26内の温度T2及び
制御装置2内の温度T1は再び外気温度以上に上
昇する。しかしながら、フアン装置31および3
6がすでに運転状態であることから、室外ユニツ
ト内の空気は絶えず、外気と換気されるようにな
つており、室外ユニツト26内の温度T2、及び
制御装置2内の温度T1共に、時刻t0以前の温度に
まで達することはない。
以上述べた実施例では、室外ユニツト26内の
2台のフアン装置31及び36を時刻t0で同時に
運転することから、室外ユニツト26内の空気の
かく拌効果が大きく、フアン装置31あるいは3
6のいずれか一方を運転するものに比し制御装置
2の冷却時間を短縮することが出来る。
しかしながら、1台のフアン装置にて室外ユニ
ツト内の空気をかく拌した後、分離式空気調和装
置の運転を開始することも可能である。
以上述べたように本発明は、室内ユニツト25
と室外ユニツト26と、室外ユニツト25内にイ
ンバータを含む制御装置2とも配した分離式空気
調和装置に適用されるものにおいて、使用者によ
つて圧縮機の電源スイツチが投入された場合は、
まず前記室外ユニツト26内のフアン装置36,
31のいずれかあるいは両者が回転を開始し、そ
の後室内ユニツト26内の温度が低下し、その温
度の変化率が小さくなつて外気温度に近づいたt1
の時点に達したときに前記制御回路8によりイン
バータ7を稼動し、前記電動機4の可変速運転を
開始させるようにした冷凍圧縮機を運転するよう
にしたものであり、これによつて、高温状態にあ
つた制御装置を、まずフアン等の制御装置の冷却
装置、もしくは熱交換器用の空冷フアンを運転す
ることにより、制御装置内の温度を外気温度程度
に下げ、後に、制御装置を稼動するようにできる
ので、制御装置内のインバータを圧縮機駆動用電
動機の起動時に流れる過大電流から保護すること
ができ、インバータひいては制御装置の信頼性が
向上するという効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明が適用される冷凍圧縮機の制御
装置の一例を示す電気回路図、第2図は本発明の
一実施例に係る分離式空気調和装置の概略構成
図、第3図は本発明の効果説明のための図であ
る。 2……制御装置、3……圧縮機部、4……駆動
用電動機、7……インバータ、8……制御回路、
25……室内ユニツト、26……室外ユニツト、
31,36……フアン装置。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 部屋27内に配置された室内ユニツト25
    と、この室内ユニツト35内に配された室内熱交
    換器30およびフアン装置29と、室外に配置さ
    れた室外ユニツト26と、この室外ユニツト26
    内に配され電動機4によつて駆動される圧縮機部
    3と、この電動機4を駆動するために同じく前記
    室外ユニツト26内に配され、かつインバータ7
    を含む制御装置2と、および前記インバータ7を
    制御する制御回路8と、および、同じく室外ユニ
    ツト26内に配されたフアン装置31あるいは3
    6とを具備し、前記室内ユニツト25と室外ユニ
    ツト26とを冷媒を流すパイプおよび配線にて電
    気的に接続したものにおいて、 使用者によつて圧縮機の電源スイツチが投入さ
    れた場合は、まず前記室外ユニツト26内のフア
    ン装置31,36のいずれかあるいは両者が回転
    を開始し、その後室内ユニツト26内の温度が低
    下し、その温度の変化率が小さくなつて外気温度
    に近づいたt1の時点に達したときに前記制御回路
    8によりインバータ7を稼動し、前記電動機4の
    可変速運転を開始させるようにしたことを特徴と
    する冷凍圧縮機の運転方法。
JP13421579A 1979-10-19 1979-10-19 Method of operating controller for refrigerating compressor Granted JPS5659174A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13421579A JPS5659174A (en) 1979-10-19 1979-10-19 Method of operating controller for refrigerating compressor

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13421579A JPS5659174A (en) 1979-10-19 1979-10-19 Method of operating controller for refrigerating compressor

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5659174A JPS5659174A (en) 1981-05-22
JPS6144232B2 true JPS6144232B2 (ja) 1986-10-01

Family

ID=15123112

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13421579A Granted JPS5659174A (en) 1979-10-19 1979-10-19 Method of operating controller for refrigerating compressor

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5659174A (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5952147A (ja) * 1982-09-17 1984-03-26 Matsushita Electric Ind Co Ltd 空気調和機用電子制御回路の冷却装置
JPH0517560Y2 (ja) * 1986-02-13 1993-05-11

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5659174A (en) 1981-05-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4736595A (en) Circuit for controlling inventer in air conditioner
US5230222A (en) Compressor crankcase heater control
JP2539571B2 (ja) 屋外ファン制御装置及びこれを用いた屋外ファン制御方法
US3853174A (en) Dual voltage speed control for forced air heat exchanger
JPS6191445A (ja) 空気調和機の圧縮機駆動装置
US3071718A (en) Motor protection circuit
US2424344A (en) Self-cooled rectifier
KR100376902B1 (ko) 냉장고
JPS6144232B2 (ja)
CN218001673U (zh) 一种防凝露组件、室外机和空调系统
JPS63294461A (ja) 空気調和機
JPS58140571A (ja) 空気調和機の制御回路
JPH0767389A (ja) モータ駆動装置
JPS61272555A (ja) 空気調和機
JPS6179943A (ja) 空気調和機
JPH042859B2 (ja)
JP2000205633A (ja) 内外分離型空気調和装置
JPS5971967A (ja) 空気調和機
JPS6152916B2 (ja)
KR19990058529A (ko) 에어컨의 취침운전 제어방법
JPS5950037B2 (ja) 冷凍装置の除霜制御システム
JPH08340066A (ja) 電子部品冷却装置
KR100358765B1 (ko) 인버터 공기조화기의 실외팬제어방법
JPH0347080B2 (ja)
JPH07289421A (ja) 誘導加熱式炊飯器