JPS6144146B2 - - Google Patents
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- JPS6144146B2 JPS6144146B2 JP2449982A JP2449982A JPS6144146B2 JP S6144146 B2 JPS6144146 B2 JP S6144146B2 JP 2449982 A JP2449982 A JP 2449982A JP 2449982 A JP2449982 A JP 2449982A JP S6144146 B2 JPS6144146 B2 JP S6144146B2
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- Heat Treatment Of Steel (AREA)
Description
本発明は、高強度かつ耐食性、耐応力腐食割れ
性及び耐硫化物割れ性の優れたステンレス鋼材に
関する。 近年、石油の需要のひつ迫から掘削環境が従来
以上に厳しい油井、ガス井の開発が進められてい
る。このように油井、又はガス井は、ほとんど深
層、高温、高圧でH2S,CO2,Cl等を含有する環
境である。したがつて高強度でかつ、耐食性、耐
応力腐食割れ性(以下、耐SCC性という。)、耐
硫化物割れ性(以下、耐SSC性という。)の優れ
た油井用材料の開発が叫ばれている。 従来、油井用ステンレス鋼としては、420系が
使用されている。その理由の一つとして、深層用
の油井管としては80ksi以上の降状応力が必要で
あり(炭素鋼には、深層、H2S環境用としてAPI
(American Petroleum Institute)規格L80とい
う規格が決められている。ステンレス鋼には未だ
規格がなく、したがつてL80相当として製造され
ている。)、420系は熱処理により高強度が得られ
るためである。しかし420系はCO2のみを含む環
境下においても、耐食性は不十分であり、しかも
耐SCC性が悪く、CO2+H2Sの環境下では、使用
できない。実際、CO2に微量のH2Sを含む油井に
おいて、H2Sによる鋼材の水素割れに起因すると
考えられる事故が起こつている。 本発明者らは、420系のこれらの欠点を解消し
た油井環境の使用に耐える、耐食性、耐SSC性、
耐SCC性の優れた降状応力80ksi以上(API規
格)のマルテンサイト系ステンレス鋼の開発を目
的として、実際、研究を重ね、まず、化学成分、
熱処理条件の強度におよぼす影響を明らかにし
た。 すなわち、強度は次式で表わされることを発見
した。 引張強さ(Kg/cm2)=3.416√+・TP2−145.6
√+・TP+1642√++3.21Ni+5.7(Si
−0.5)+2.0(Mn−0.5)++0.1344Cu3−1.499Cu2
+6.69Cu+0.0172√・TP2−3.78√・TP+
7.76√+80V+20Nb+33.1 ……(3) TP:焼戻しパラメータ、TP=T(20+logt)×
10-3 降状強さ=0.9625TS−40.6(C+N)−7.64
……(4) TS:引張強さ (3),(4)式より80ksiの降伏強度を確保するに必
要な化学成分、焼もどし条件が分かる。 さらに、本発明者らは、これらを基に強度を確
保させながら、耐食性、耐SCC性、耐SSC性を向
上させるべく、化学組成について多くの実験、検
討を行い、本発明を創作するに至つた。 本発明の要旨とするものは次のとおりである。 (1) C:0.05〜0.15%,Si≦1.00%,Mn:0.50〜
2.00%,P≦0.025%,S≦0.010%,Ni≦0.20
%,Nb:0.02〜0.10%,Cu≦0.20%,Cr:11.0
〜14.0%,N:0.02〜0.10%,Al≦0.10%を下
記(1)式で求められる最終鋼材中のフエライト量
が20%以下となる限度で含有し、残部はFe及
び不純物よりなることを特徴とする、高強度か
つ耐食性、耐SCC性及び耐SSC性の優れたステ
ンレス鋼材。 フエライト量(%)=−195C−185N−18Ni−
6Cu−5Mn+5Si+12Cr+6Nb+50Al−120……
(1) (2) C:0.05〜0.15%,Si≦1.00%,Mn:0.50〜
2.00%,P≦0.025%,S≦0.010%,Ni≦0.20
%,Nb:0.02〜0.10%,Cu≦0.20%,Cr:11.0
〜14.0%,N:0.02〜0.10%,Al≦0.10%、さ
らにMo≦1.00%,V≦0.10%のいずれか1種
又は2種を、下記(2)式で求められる最終鋼材中
のフエライト量が20%以下となる限度で含有
し、残部はFe及び不純物よりなることを特徴
とする、高強度かつ耐食性、耐SCC性及び耐
SSC性の優れたステンレス鋼材。 フエライト量(%)=−195C−185N−18Ni−
6Cu−5Mn+5Si+12Cr+16V+5Mo+6Nb+
50Al−120 ……(2) 以下、本発明について詳細に説明する。 まず鋼材の成分と成分範囲の限定理由を述べ
る。 C:C量のCO2環境下及びH2S環境下での鋼材
の腐食速度に及ぼす影響をそれぞれ第1図a,第
1図bに示す。これらの図表からCが0.15%以上
で十分な耐食性が得られることが分かる。鋼材の
耐SSC性とそのC量との関係は第2図に示され
る。この図表によりC量が0.15%以下であると、
耐SSC性が良好であることが分かる。以上によ
り、Cの上限を0.15%とする。また下限を0.05%
としたのは、0.05%以上で鋼材が所要の高強度を
得ることができるからである。 Si:耐食性に及ぼす影響は小さいが、脱酸剤と
して使用される。しかしながら多量に入れるとフ
エライトが出現しやすく、強度の確保が困難とな
る。そこで1.00以下と限定した。 Al:脱酸剤として使用されるが、多量に入れ
ると表面欠陥が多くなり、かつフエライトが出現
しやすく強度の確保が困難となる。そこで0.10%
以下と限定した。 Mn:第3図、第4図に示すように耐食性、耐
水素脆化感受性に及ぼす影響はない。しかしなが
ら強度を確保するためオーステナイト形成元素で
あるMnをある量以上添加する必要がある。そこ
でMnの下限を0.50%とした、又2.00%より多く
添加するとAc1変態点が低下し、焼戻しに必要な
温度領域(後述するが、耐SSC性の確保のため
600℃以上が必要である。)が取れなくなつてしま
う。したがつて上限を2.00%とした。 P:耐食性に及ぼす影響は小さいが耐SSC性に
及ぼす影響は大きい。第5図に示すようにPが
0.025%を超えると、耐SSC性は急激に劣化す
る。そこでPの上限を0.025%とした。 S:Pと同様、耐食性に及ぼす影響はないが、
第6図に示すように耐SSC性に及ぼす影響は大き
く、0.010%を超えると耐SSC性は急激に低下す
る。そこでSの上限を0.010%とした。 Ni:ステンレス鋼のような高合金鋼の溶製で
は、スクラツプの使用量が多いためNiの混入は
避け難い。しかし第7図に示すように、Niの添
加とともに腐食速度は低下し、耐食性は向上する
が、第8図より明らかなように、Niの添加とと
もに割れ発生限界応力(threshold stress)は低
下していく、このようにNiは耐SSC性を劣化させ
る。そこでNiの上限を0.20%とした。 Cu:Niと同様にスクラツプからの混入は避け
難いがCu量と割れ発生限界応力の関係を第9図
に示すようにCuの添加とともに上記限界応力は
低下し、Niと同様にCuは耐SSC性を劣化させ
る。そこで、Cuの上限を0.20%とした。 N:Nの耐食性に及ぼす影響を第10図に示
す。0.02%の添加により耐食性は向上する。しか
しながら0.15%以上添加すると逆に劣化する。次
に耐SSC性におよぼす影響を第11図に示す。
0.10%を超えて添加するとthreshold stressは急
激に低下する。そこでNの上限を0.10%、下限を
0.02%とした。 Cr:第12図に示すように、CO2環境化での
耐食性を著しく向上させ、かつ孔食、すきま腐食
を防ぐためには11.0%以上の添加が必要である。
また、Cr自身フエライト形成元素であるため、
後述するが耐SCC性を良好とするのに必要な焼
もどし温度以上では14.0%を超えた場合、所定の
強度を得ることはできない。そこで、Crの下限
を11.0%に上限を14.0%とした。 Mo,V,:Moは耐食性、強度を向上させるが
1.00%を超える量を添加しても、第13図、第1
4図に示すように効果は小さくなる。また高価で
もあるので、上限を1.00%とした。 Vは第15図に示すように強度上昇に効果があ
る。しかしながら0.10%を超えて添加しても効果
は更に向上しないばかりでなく高価でもあるので
上限を0.10%とした。 また、Mo,Vはフエライト形成元素である。
したがつてそれらを1種又はそれ以上添加する必
要がある場合、全体のフエライト量を多くする恐
れがある。(2)式で求められるフエライト量が20%
を超えるようにMo,Vの添加量を多くすると、
所定の強度を満足できなくなる。したがつて、こ
れら成分を添加する場合には、フエライト量が20
%以下となる限度で、Mo,Vを添加することに
限定した。 Nb:Nbは耐食性、強度に及ぼす影響は小さい
が、第16図に示すように耐SSC性を向上させ
る。0.02%の添加で割れ発生限界応力
(threshold stress)は0.75σYであり、Deep
Sour Well(深層で0.001atm以上のH2S分圧を有
する油井又はガス井)用の下限値0.75σYを満足
する。とこで4下限値を0.02%とした。また、
0.10%を超えて添加してもその効果の向上は見ら
れず、高価でもあるので、上限を0.10%とした。 次に本発明の鋼材の製造方法を説明する。 本発明の特許請求の範囲第1および2項にそれ
ぞれ記載の成分組成を有する素材を900〜1150℃
でオーステナイト化した後、800〜500℃間の平均
冷却速度を10℃/min以上の速い冷却速度として
冷却し、次いで600〜830℃の温度で焼戻し処理を
施した後、500〜300℃間の平均冷却速度が5℃/
min以上の速い冷却速度として冷却することによ
つて高強度かつ耐食性、耐応力腐食割れ性及び耐
硫化物割れ性の優れたステンレス鋼材となすこと
ができる。なお、上述のような熱処理条件で処理
を施す理由は下記のようである。 オーステナイト化温度が900℃より低いと、本
発明の成分組成の鋼材にあつては所定の強度を得
ることが困難であり、一方1150℃をこえると結晶
粒が粗大化して靱性が劣化し、油井管の施工中又
は使用中に管材脆化に基づく事故が生ずる恐れが
あるから、900〜1150℃の間でオーステナイト化
する。 また800〜500℃間の平均冷却速度が10℃/min
より遅いと所定の強度を確保することができない
ので平均冷却速度は10℃/min以上とする。 焼戻し温度が600℃より低いと、第1表に示す
ように、化学成分によらずに耐SCC性が低くな
り、一方830℃を超える温度では、Ac1変態点を
超え再び一部がオーステナイト化し冷却時にマル
テンサイト変態が起こり、耐SSC性が劣化するの
で焼戻し温度は600〜800℃にする。
性及び耐硫化物割れ性の優れたステンレス鋼材に
関する。 近年、石油の需要のひつ迫から掘削環境が従来
以上に厳しい油井、ガス井の開発が進められてい
る。このように油井、又はガス井は、ほとんど深
層、高温、高圧でH2S,CO2,Cl等を含有する環
境である。したがつて高強度でかつ、耐食性、耐
応力腐食割れ性(以下、耐SCC性という。)、耐
硫化物割れ性(以下、耐SSC性という。)の優れ
た油井用材料の開発が叫ばれている。 従来、油井用ステンレス鋼としては、420系が
使用されている。その理由の一つとして、深層用
の油井管としては80ksi以上の降状応力が必要で
あり(炭素鋼には、深層、H2S環境用としてAPI
(American Petroleum Institute)規格L80とい
う規格が決められている。ステンレス鋼には未だ
規格がなく、したがつてL80相当として製造され
ている。)、420系は熱処理により高強度が得られ
るためである。しかし420系はCO2のみを含む環
境下においても、耐食性は不十分であり、しかも
耐SCC性が悪く、CO2+H2Sの環境下では、使用
できない。実際、CO2に微量のH2Sを含む油井に
おいて、H2Sによる鋼材の水素割れに起因すると
考えられる事故が起こつている。 本発明者らは、420系のこれらの欠点を解消し
た油井環境の使用に耐える、耐食性、耐SSC性、
耐SCC性の優れた降状応力80ksi以上(API規
格)のマルテンサイト系ステンレス鋼の開発を目
的として、実際、研究を重ね、まず、化学成分、
熱処理条件の強度におよぼす影響を明らかにし
た。 すなわち、強度は次式で表わされることを発見
した。 引張強さ(Kg/cm2)=3.416√+・TP2−145.6
√+・TP+1642√++3.21Ni+5.7(Si
−0.5)+2.0(Mn−0.5)++0.1344Cu3−1.499Cu2
+6.69Cu+0.0172√・TP2−3.78√・TP+
7.76√+80V+20Nb+33.1 ……(3) TP:焼戻しパラメータ、TP=T(20+logt)×
10-3 降状強さ=0.9625TS−40.6(C+N)−7.64
……(4) TS:引張強さ (3),(4)式より80ksiの降伏強度を確保するに必
要な化学成分、焼もどし条件が分かる。 さらに、本発明者らは、これらを基に強度を確
保させながら、耐食性、耐SCC性、耐SSC性を向
上させるべく、化学組成について多くの実験、検
討を行い、本発明を創作するに至つた。 本発明の要旨とするものは次のとおりである。 (1) C:0.05〜0.15%,Si≦1.00%,Mn:0.50〜
2.00%,P≦0.025%,S≦0.010%,Ni≦0.20
%,Nb:0.02〜0.10%,Cu≦0.20%,Cr:11.0
〜14.0%,N:0.02〜0.10%,Al≦0.10%を下
記(1)式で求められる最終鋼材中のフエライト量
が20%以下となる限度で含有し、残部はFe及
び不純物よりなることを特徴とする、高強度か
つ耐食性、耐SCC性及び耐SSC性の優れたステ
ンレス鋼材。 フエライト量(%)=−195C−185N−18Ni−
6Cu−5Mn+5Si+12Cr+6Nb+50Al−120……
(1) (2) C:0.05〜0.15%,Si≦1.00%,Mn:0.50〜
2.00%,P≦0.025%,S≦0.010%,Ni≦0.20
%,Nb:0.02〜0.10%,Cu≦0.20%,Cr:11.0
〜14.0%,N:0.02〜0.10%,Al≦0.10%、さ
らにMo≦1.00%,V≦0.10%のいずれか1種
又は2種を、下記(2)式で求められる最終鋼材中
のフエライト量が20%以下となる限度で含有
し、残部はFe及び不純物よりなることを特徴
とする、高強度かつ耐食性、耐SCC性及び耐
SSC性の優れたステンレス鋼材。 フエライト量(%)=−195C−185N−18Ni−
6Cu−5Mn+5Si+12Cr+16V+5Mo+6Nb+
50Al−120 ……(2) 以下、本発明について詳細に説明する。 まず鋼材の成分と成分範囲の限定理由を述べ
る。 C:C量のCO2環境下及びH2S環境下での鋼材
の腐食速度に及ぼす影響をそれぞれ第1図a,第
1図bに示す。これらの図表からCが0.15%以上
で十分な耐食性が得られることが分かる。鋼材の
耐SSC性とそのC量との関係は第2図に示され
る。この図表によりC量が0.15%以下であると、
耐SSC性が良好であることが分かる。以上によ
り、Cの上限を0.15%とする。また下限を0.05%
としたのは、0.05%以上で鋼材が所要の高強度を
得ることができるからである。 Si:耐食性に及ぼす影響は小さいが、脱酸剤と
して使用される。しかしながら多量に入れるとフ
エライトが出現しやすく、強度の確保が困難とな
る。そこで1.00以下と限定した。 Al:脱酸剤として使用されるが、多量に入れ
ると表面欠陥が多くなり、かつフエライトが出現
しやすく強度の確保が困難となる。そこで0.10%
以下と限定した。 Mn:第3図、第4図に示すように耐食性、耐
水素脆化感受性に及ぼす影響はない。しかしなが
ら強度を確保するためオーステナイト形成元素で
あるMnをある量以上添加する必要がある。そこ
でMnの下限を0.50%とした、又2.00%より多く
添加するとAc1変態点が低下し、焼戻しに必要な
温度領域(後述するが、耐SSC性の確保のため
600℃以上が必要である。)が取れなくなつてしま
う。したがつて上限を2.00%とした。 P:耐食性に及ぼす影響は小さいが耐SSC性に
及ぼす影響は大きい。第5図に示すようにPが
0.025%を超えると、耐SSC性は急激に劣化す
る。そこでPの上限を0.025%とした。 S:Pと同様、耐食性に及ぼす影響はないが、
第6図に示すように耐SSC性に及ぼす影響は大き
く、0.010%を超えると耐SSC性は急激に低下す
る。そこでSの上限を0.010%とした。 Ni:ステンレス鋼のような高合金鋼の溶製で
は、スクラツプの使用量が多いためNiの混入は
避け難い。しかし第7図に示すように、Niの添
加とともに腐食速度は低下し、耐食性は向上する
が、第8図より明らかなように、Niの添加とと
もに割れ発生限界応力(threshold stress)は低
下していく、このようにNiは耐SSC性を劣化させ
る。そこでNiの上限を0.20%とした。 Cu:Niと同様にスクラツプからの混入は避け
難いがCu量と割れ発生限界応力の関係を第9図
に示すようにCuの添加とともに上記限界応力は
低下し、Niと同様にCuは耐SSC性を劣化させ
る。そこで、Cuの上限を0.20%とした。 N:Nの耐食性に及ぼす影響を第10図に示
す。0.02%の添加により耐食性は向上する。しか
しながら0.15%以上添加すると逆に劣化する。次
に耐SSC性におよぼす影響を第11図に示す。
0.10%を超えて添加するとthreshold stressは急
激に低下する。そこでNの上限を0.10%、下限を
0.02%とした。 Cr:第12図に示すように、CO2環境化での
耐食性を著しく向上させ、かつ孔食、すきま腐食
を防ぐためには11.0%以上の添加が必要である。
また、Cr自身フエライト形成元素であるため、
後述するが耐SCC性を良好とするのに必要な焼
もどし温度以上では14.0%を超えた場合、所定の
強度を得ることはできない。そこで、Crの下限
を11.0%に上限を14.0%とした。 Mo,V,:Moは耐食性、強度を向上させるが
1.00%を超える量を添加しても、第13図、第1
4図に示すように効果は小さくなる。また高価で
もあるので、上限を1.00%とした。 Vは第15図に示すように強度上昇に効果があ
る。しかしながら0.10%を超えて添加しても効果
は更に向上しないばかりでなく高価でもあるので
上限を0.10%とした。 また、Mo,Vはフエライト形成元素である。
したがつてそれらを1種又はそれ以上添加する必
要がある場合、全体のフエライト量を多くする恐
れがある。(2)式で求められるフエライト量が20%
を超えるようにMo,Vの添加量を多くすると、
所定の強度を満足できなくなる。したがつて、こ
れら成分を添加する場合には、フエライト量が20
%以下となる限度で、Mo,Vを添加することに
限定した。 Nb:Nbは耐食性、強度に及ぼす影響は小さい
が、第16図に示すように耐SSC性を向上させ
る。0.02%の添加で割れ発生限界応力
(threshold stress)は0.75σYであり、Deep
Sour Well(深層で0.001atm以上のH2S分圧を有
する油井又はガス井)用の下限値0.75σYを満足
する。とこで4下限値を0.02%とした。また、
0.10%を超えて添加してもその効果の向上は見ら
れず、高価でもあるので、上限を0.10%とした。 次に本発明の鋼材の製造方法を説明する。 本発明の特許請求の範囲第1および2項にそれ
ぞれ記載の成分組成を有する素材を900〜1150℃
でオーステナイト化した後、800〜500℃間の平均
冷却速度を10℃/min以上の速い冷却速度として
冷却し、次いで600〜830℃の温度で焼戻し処理を
施した後、500〜300℃間の平均冷却速度が5℃/
min以上の速い冷却速度として冷却することによ
つて高強度かつ耐食性、耐応力腐食割れ性及び耐
硫化物割れ性の優れたステンレス鋼材となすこと
ができる。なお、上述のような熱処理条件で処理
を施す理由は下記のようである。 オーステナイト化温度が900℃より低いと、本
発明の成分組成の鋼材にあつては所定の強度を得
ることが困難であり、一方1150℃をこえると結晶
粒が粗大化して靱性が劣化し、油井管の施工中又
は使用中に管材脆化に基づく事故が生ずる恐れが
あるから、900〜1150℃の間でオーステナイト化
する。 また800〜500℃間の平均冷却速度が10℃/min
より遅いと所定の強度を確保することができない
ので平均冷却速度は10℃/min以上とする。 焼戻し温度が600℃より低いと、第1表に示す
ように、化学成分によらずに耐SCC性が低くな
り、一方830℃を超える温度では、Ac1変態点を
超え再び一部がオーステナイト化し冷却時にマル
テンサイト変態が起こり、耐SSC性が劣化するの
で焼戻し温度は600〜800℃にする。
【表】
また焼戻し時において、500℃から300℃までに
至る温度間での平均冷却速度が5℃/minよりよ
りも遅い冷却では、第17図に示すように、耐水
素脆化感受性が急激に劣化するから、前記平均冷
却速度は5℃/min以上にする。 次に本発明を実施例について、比較例と対比し
ながら説明する。
至る温度間での平均冷却速度が5℃/minよりよ
りも遅い冷却では、第17図に示すように、耐水
素脆化感受性が急激に劣化するから、前記平均冷
却速度は5℃/min以上にする。 次に本発明を実施例について、比較例と対比し
ながら説明する。
【表】
【表】
比較例1,2,3,7による鋼材は、その焼戻
し温度が本発明における下限600℃より低いた
め、耐SSC性、耐SCC性が本発明による鋼材より
劣り、比較例4,5,6による鋼材は、C量が本
発明における上限を超えているため、耐食性と耐
SSC性が劣り、比較例8,9,10による鋼材は、
そのP又はS量が本発明における上限を超えてい
るため、耐SSC性が劣り、比較例11,12,13によ
る鋼材はNiを多量含んでいるため、耐SSC性、耐
SCC性が劣り、比較例14,15,16による鋼材は
Cuを多量に含んでいるために耐SSC性が悪くな
つており、比較例17による鋼材は耐SSC性、耐
SCC性は良好であるが、N量が著しく少なく本
発明における下限値に達していないため、耐食性
が悪くなつている。 比較例18は、逆にN量が本発明における上限
値を超えているため、耐SCC性が悪く、また耐
食性も悪くなつている。 上記表に示すとおり、本発明による鋼材は、強
度並びに耐食性、耐SSC性が優れているので、油
井管材料として優れた鋼材であることは明らかで
ある。
し温度が本発明における下限600℃より低いた
め、耐SSC性、耐SCC性が本発明による鋼材より
劣り、比較例4,5,6による鋼材は、C量が本
発明における上限を超えているため、耐食性と耐
SSC性が劣り、比較例8,9,10による鋼材は、
そのP又はS量が本発明における上限を超えてい
るため、耐SSC性が劣り、比較例11,12,13によ
る鋼材はNiを多量含んでいるため、耐SSC性、耐
SCC性が劣り、比較例14,15,16による鋼材は
Cuを多量に含んでいるために耐SSC性が悪くな
つており、比較例17による鋼材は耐SSC性、耐
SCC性は良好であるが、N量が著しく少なく本
発明における下限値に達していないため、耐食性
が悪くなつている。 比較例18は、逆にN量が本発明における上限
値を超えているため、耐SCC性が悪く、また耐
食性も悪くなつている。 上記表に示すとおり、本発明による鋼材は、強
度並びに耐食性、耐SSC性が優れているので、油
井管材料として優れた鋼材であることは明らかで
ある。
第1図は鋼材C量の鋼材耐食性に及ぼす影響を
示す図表であつて、その(a)はCO2環境下での耐食
性を示す図表、その(b)はCO2−H2S環境下での耐
食性を示す図表、第2図はC量の耐SSC性に及ぼ
す影響(API L80相当)(以下同じ)を示す図
表、第3図はCO2+H2S環境下でのMn量の耐食
性に及ぼす影響を示す図、第4図はMn量の耐
SSC性に及ぼす影響を示す図表、第5図はP量の
耐SSC性に及ぼす影響を示す図表、第6図はS量
の耐SSC性に及ぼす影響を示す図表、第7図はNi
量がCO2+H2S環境下での耐食性に及ぼす影響を
示す図表、第8図はNi量の耐SSC性に及ぼす影響
を示す図表、第9図はCu量の耐SSC性に及ぼす
影響を示す図表、第10図はN量がCO2環境下で
の耐食性に及ぼす影響を示す図表、第11図はN
量の耐SSC性に及ぼす影響を示す図表、第12図
はCr量のCO2環境下での耐食性に及ぼす影響を
示す図表、第13図はMo量がCO2+H2S環境下で
の耐食性に及ぼす影響を示す図表、第14図は
Mo量の鋼材強度に及ぼす影響を示す図表、第1
5図はVの鋼材強度に及ぼす影響を示す図表、第
16図はNb量の耐SSC性に及ぼす影響を示す図
表、第17図は焼戻し後の冷却速度が耐SSC性に
及ぼす影響を示す図表である。
示す図表であつて、その(a)はCO2環境下での耐食
性を示す図表、その(b)はCO2−H2S環境下での耐
食性を示す図表、第2図はC量の耐SSC性に及ぼ
す影響(API L80相当)(以下同じ)を示す図
表、第3図はCO2+H2S環境下でのMn量の耐食
性に及ぼす影響を示す図、第4図はMn量の耐
SSC性に及ぼす影響を示す図表、第5図はP量の
耐SSC性に及ぼす影響を示す図表、第6図はS量
の耐SSC性に及ぼす影響を示す図表、第7図はNi
量がCO2+H2S環境下での耐食性に及ぼす影響を
示す図表、第8図はNi量の耐SSC性に及ぼす影響
を示す図表、第9図はCu量の耐SSC性に及ぼす
影響を示す図表、第10図はN量がCO2環境下で
の耐食性に及ぼす影響を示す図表、第11図はN
量の耐SSC性に及ぼす影響を示す図表、第12図
はCr量のCO2環境下での耐食性に及ぼす影響を
示す図表、第13図はMo量がCO2+H2S環境下で
の耐食性に及ぼす影響を示す図表、第14図は
Mo量の鋼材強度に及ぼす影響を示す図表、第1
5図はVの鋼材強度に及ぼす影響を示す図表、第
16図はNb量の耐SSC性に及ぼす影響を示す図
表、第17図は焼戻し後の冷却速度が耐SSC性に
及ぼす影響を示す図表である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 C:0.05〜0.15%,Si≦1.00%,Mn:0.50〜
2.00%,P≦0.025%,S≦0.010%,Ni≦0.20
%,Nb:0.02〜0.10%,Cu≦0.20%,Cr:11.0〜
14.0%,N:0.02〜0.10%,Al≦0.10%を下記(1)
式で求められる最終鋼材中のフエライト量が20%
以下となる限度で含有し、残部はFe及び不純物
よりなることを特徴とする、高強度かつ耐食性、
耐応力腐食割れ性及び耐硫化物割れ性の優れたス
テンレス鋼材。 フエライト量(%)=−195C−185N−18Ni−6Cu
−5Mn+5Si+12Cr+6Nb+50Al−120 ……(1) 2 C:0.05〜0.15%,Si≦1.00%,Mn:0.50〜
2.00%,P≦0.025%,S≦0.010%,Ni≦0.20
%,Nb:0.02〜0.10%,Cu≦0.20%,Cr:11.0〜
14.0%,N:0.02〜0.10%,Al≦0.10%、さらに
Mo≦1.00%,V≦0.10%のいずれか1種又は2
種を、下記(2)式で求められる最終鋼材中のフエラ
イト量が20%以下となる限度で含有し、残部は
Fe及び不純物よりなることを特徴とする、高強
度かつ耐食性、耐応力腐食割れ性及び耐硫化物割
れ性の優れたステンレス鋼材。 フエライト量(%)=−195C−185N−18Ni−6Cu
−5Mn+5Si+12Cr+16V+5Mo+6Nb+50Al−
120 ……(2)
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2449982A JPS5913052A (ja) | 1982-02-19 | 1982-02-19 | 高強度かつ耐食性、耐応力腐食割れ性及び耐硫化物割れ性の優れたステンレス鋼材 |
JP11092686A JPS62103319A (ja) | 1982-02-19 | 1986-05-16 | 高強度かつ耐食性,耐応力腐食割れ性及び耐硫化物割れ性の優れたステンレス鋼材の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2449982A JPS5913052A (ja) | 1982-02-19 | 1982-02-19 | 高強度かつ耐食性、耐応力腐食割れ性及び耐硫化物割れ性の優れたステンレス鋼材 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11092686A Division JPS62103319A (ja) | 1982-02-19 | 1986-05-16 | 高強度かつ耐食性,耐応力腐食割れ性及び耐硫化物割れ性の優れたステンレス鋼材の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5913052A JPS5913052A (ja) | 1984-01-23 |
JPS6144146B2 true JPS6144146B2 (ja) | 1986-10-01 |
Family
ID=12139871
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2449982A Granted JPS5913052A (ja) | 1982-02-19 | 1982-02-19 | 高強度かつ耐食性、耐応力腐食割れ性及び耐硫化物割れ性の優れたステンレス鋼材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5913052A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04306423A (ja) * | 1991-04-03 | 1992-10-29 | Nepon Kk | 加圧給湯給水方法 |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6230849A (ja) * | 1985-08-01 | 1987-02-09 | Nippon Kokan Kk <Nkk> | 直接焼入れ焼戻しによる耐sscc特性の優れた鋼の製造方法 |
CN106480377A (zh) * | 2016-10-09 | 2017-03-08 | 宝钢不锈钢有限公司 | 具有优良力学性能和抗氧化性能的马氏体不锈钢及其制造方法 |
WO2018074271A1 (ja) | 2016-10-18 | 2018-04-26 | Jfeスチール株式会社 | マルテンサイト系ステンレス鋼板 |
-
1982
- 1982-02-19 JP JP2449982A patent/JPS5913052A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04306423A (ja) * | 1991-04-03 | 1992-10-29 | Nepon Kk | 加圧給湯給水方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5913052A (ja) | 1984-01-23 |
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