JPS6143810B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6143810B2
JPS6143810B2 JP2719580A JP2719580A JPS6143810B2 JP S6143810 B2 JPS6143810 B2 JP S6143810B2 JP 2719580 A JP2719580 A JP 2719580A JP 2719580 A JP2719580 A JP 2719580A JP S6143810 B2 JPS6143810 B2 JP S6143810B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
tripping
frame
piece
movable
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP2719580A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS56121246A (en
Inventor
Kunio Takemura
Takao Oonaga
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP2719580A priority Critical patent/JPS56121246A/ja
Publication of JPS56121246A publication Critical patent/JPS56121246A/ja
Publication of JPS6143810B2 publication Critical patent/JPS6143810B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Breakers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は回路しや断器の引外し機構に関する
ものである。
引外し機構は、電磁センサやバイメタルの動作
で引外し板を回動し、引外し板の回動によりトリ
ツプレバーのラツチを解除し、トリツプレバーの
動作で可動接点を開極動作させるものである。こ
の場合、引外し板は従来、フレームおよび引外し
板の軸孔を形成し、ピンを通してフレームに支持
し、かつピンにEリング等の抜止め部材を設ける
という構成をとつていた。
しかしながら、このような構成は、回路しや断
器としての部品数が増大させ、組立性の複雑化す
るという問題があつた。またフレームの両側に開
閉接触部および電流検出部を配設し、フレームの
引外し板を共用する場合、前記ピンが一対の開閉
接触部に突出するため、異極間の絶縁距離に問題
となり、回路しや断器を小型化できないという欠
点があつた。
したがつて、この発明の目的は、引外し板とフ
レームとの結合部品を削減し組立を簡単にすると
ともに回路しや断器を小型化するとこができる回
路しや断器の引外し機構を提供することである。
この発明は、主に第3図および第8図に示すよ
うに、ハンドル21、リンク26、トリツプレバ
ー22、引外し板23および可動枠24などで構
成された開閉・引外し機構部を一対の側板20
b,20cの間に支持するフレーム20と、この
フレーム20の両側に配置されて前記開閉・引外
し機構部の前記可動枠24により開閉される可動
接触子15を有する一対の開閉接触部と、前記フ
レーム20の両側に配置されて前記引外し板23
を回動させ前記開閉・引外し機構部をトリツプ動
作させる一対の電流検出部とを備え、前記引外し
板23は中央に窓孔23aを有して、前記側板2
0b,20cより延出した一対の引外し板支持片
20gに遊嵌し、前記窓孔23aの内側面と前記
引外し板20gの対向面とに相嵌合する軸部23
fおよび軸受け部20hを形成して前記引外し板
23を前記引外し板支持片20gに回動自在に連
結し、前記引外し板23の側片部23eと前記電
流検出部の動作に応動することを特徴とするもの
である。
このように、引外し板の窓孔をフレームの引外
し板支持片との対向部に軸部と軸受け部とを相嵌
合して、引外し板の回動自在にしたため、従来に
比して部品数を削減でき、組立が容易になる。し
かも、異極間の絶縁距離が引外し板の側板により
達成されるため、回路しや断器を小型化できる。
この発明の一実施例を適用した回路しや断器の
詳細を第1図ないし第11図に示す。すなわち、
この回路しや断器の構成および動作を項別にして
説明するとつぎのとおりである。
() 構成 この回路しや断器は共通メカをもつた2極型
であつて、組立上、ベースおよびカバーのほ
か、3つのブロツクに区分できる。
(イ) ベースおよびカバー(第1図ないし第3
図、第9図) ベース1は成形材料で角形に成形され、表
面側には中央部にフレーム設置溝1a(第3
図)およびフレーム設置溝1aを間にして両
側部に長手方向の両端部まで延びた長溝1b
(第2図)が形成され、裏面側には裏板貼着
用凹部1c(第2図、第3図)が形成されて
いる。フレーム設置溝1aには第3図のよう
に底部に凹部1cに貫通する取付孔1dを形
成し、設置溝1aの電源側側壁1eは上方に
突出して溝内壁面中央に換気兼リンク逃げ用
縦スリツト1fを形成し、側壁1eの外面に
カバーガイドスリツト1gをテーパ形成し、
また第1図のように側壁1eと同じ高さで側
壁1eの両端部より側部と平行に可動軸ガイ
ド壁1hを延出形成し、側壁1eの上端面に
カバー位置決め突部1iを形成している。さ
らに第1図および第3図のようにベース1の
両端部中央で内側にカバー取付孔1jを形成
し、外側にガイド突部1kを形成してしや断
器取付孔1lを形成し、フレーム設置溝1a
と負荷側のカバー取付孔1jとの間で所定位
置に一対の第1ブロツク取付スリツト1m
(一方のみを図示)を形成している(凹部1
cに貫通)。
長溝1bは第1図および第2図のように
(他方の長溝は同一であるので省略)両端面
の開口部1nを電線接続口とし、その内側に
一対のリブ1o,1pを形成して負荷側端子
容部1qと電源側端子容部1rとを形成し、
また長溝1bの中央部に仕切リブ1sを形成
して仕切リブ1sの容部1q側を第1ブロツ
ク用容部1tとし、その底部にバイメタル調
整用孔1uを形成し、また容部1r側に第3
ブロツク用容部1vとし、容部1vにはベー
ス1の裏面の凹部1cに貫通する取付スリツ
ト1wを形成している。また第1図のように
ベース1の両側部表面で長孔1bに沿つてカ
バー位置決め突条1xを形成している。
カバー2は、第1図ないし第4図のように
成形材料により縦横寸法をベース1と同一に
形成してベース1の表面に被さるようにし、
中央部2aが所定さをもちその中央に換気兼
ハンドル用孔2bを形成し、両端部中央には
第1図および第3図のようにカバー取付孔2
cとベース1のガイド突部1kに嵌合する切
欠部2dとを形成し、さらに両端部の両側部
に第1図および第2図のようにドライバ差込
孔2eを形成し、その孔2eの内面に換気ス
リツト2e′を形成し、孔2eの下面縁部を端
子押え2e″としている。一方カバー2の内側
は、第3図のようにハンドル用孔2bに孔縁
裏面よりカバー2の側面と平行な垂下壁2f
およびベース1の側壁1eに対向して側壁1
eの上面のカバー位置決め突部1iに嵌合す
る側壁2gを形成し、その側壁2gにベース
1の換気兼リンク逃げ用スリツト1fに連続
するスリツト2hを形成し、またカバーガイ
ドスリツト1gに対応して側壁2gの下面よ
りカバー2の下面に連続するカバーガイドリ
ブ2iを形成している。また第2図のように
中央部2aの裏面でベース1の第3ブロツク
用容部1vに対向する位置に排気通路形成高
さをもつ消弧グリツド押えリブ2jを形成
し、中央部2aの電源側側壁2kにアークガ
ス排気通路形成スリツト2lを形成し、これ
に連通する電源側ドライバ差込孔2eの側部
を切欠く切欠部2mおよび差込孔2eの内周
面で切欠部2mに連通して孔入口に臨むスリ
ツト2nを形成している。
ベース1のカバー2との結合は第3図のよ
うにベース1の表面にカバー2を載せ、ガイ
ド突部1kと切欠部2dおよびガイドリブ2
iとガイドスリツト1gを嵌合し、カバー位
置決め突条1xにカバー2の側壁下面を嵌着
して、めピン3の先端部をベース1の取付
孔1jよりカバー2の取付孔2cに通し、上
部先端部を治具でカバー2にかしめる。また
ベース1の裏面凹部1cはベース1上にブロ
ツク設置後裏板4に接着する。
(ロ) 第1のブロツク(第1図,第2図,第9
図,第10図) 第1のブロツクAは主に(電流検出部)と
可動接触子を一体化したものである。すなわ
ち、第10図のようにヨーク5は板状体を逆
U字形に折曲して形成し、その上片5aにプ
ランジヤ筒体用取付孔5bを穿孔し、その一
側片5cの外面に位置決め突起5dを突出す
るとともに一対のアーク走行板用把持片5e
をその両側部より延出し、また他側5fの先
端に固定板用凹部5gを切欠形成してかしめ
用脚5hを形成している。引外し素子の1つ
を構成するプランジヤ筒体6は下部開口して
上部に小径の取付筒部6aを形成し、下部開
口よりプランジヤ(可動鉄心)7を摺動自在
に挿入して筒部6より引外し板作動つば7a
を有する細軸先端部7bを突出して胴体部7
cを筒体6の上部内面に係止し(第2図参
照)、さらに筒体6の下部開口に臨む細軸後
端部7dに復帰コイルばね8を通してその先
端部を胴体部7cの蝶後端に押付け、細軸後
端部7dを挿通する挿通孔9aを形成した固
定鉄心9を筒体6の下部開口に固着する。固
定鉄心9の下面には小径のかしめ用筒部9b
を形成している。さらに筒体6の外面にコイ
ル10を巻き、コイル10の下側端部に負荷
側端子板10aを溶接している。
固定板11は板状体の一端部を下向きり折
返えしてバイメタル固定用垂直片11aを水
平折返し片11bとを形成し(第2図参
照)、中央片11cに固定鉄心取付孔11d
を穿孔し、他端に切欠11eを形成してヨー
ク固定用かしめ脚11fを形成し、中央片1
1cで垂直片11aの隣接側端部の両側部に
切欠部11gを形成し、垂直片の折曲部に曲
げやすくするための孔部11a′を形成し、水
平折返し片11bにねじ孔11hを形成し、
さらに中央片11cの一側部に取付片11i
を垂下させてその先端にフオーク状かしめ脚
11jを形成している。
ヨーク5と固定板11とは、ヨーク5の下
部開口位置に固定板11の中央片11cを臨
ませ、ヨーク5の上片5aの取付孔5bに筒
体6の取付筒部6aを下側から嵌め、固定鉄
心9のかしめ用筒部9bを固定板11の取付
孔11dに上側から嵌めて、コイル10の巻
かれた筒体6をヨーク5と固定板11とで挾
着し、ヨーク5の一側片5cの先端部にかし
め脚11fを挾着状態にかしめ、ヨーク5の
かしめ用脚5hを固定板11の切欠部11g
に挾着状態にかしめて相互に固着するととも
に固定鉄心9の筒部9bを取付孔11dの孔
縁にかしめ固着している。
アーク走行板12は板状体をZ字折曲して
縦形に配置し、上部垂直片12aの上端両側
部に消弧グリツド支持段12bを形成し、上
部垂直片12aと水平片12cとの折曲部は
斜め下方に屈曲状態で突出させてアーク走行
部12dとなし、下部垂直片12eには位置
決め孔12fと両側部より可動接触子支持片
12gを下方に張出し、支持片12gの端部
に互いに対向する可動接触子用支軸12hを
外面よりプレスして突出している。このアー
ク走行板12はヨーク5の一側片5cの位置
決め突起5dに位置決め孔12fを嵌合させ
て、下部垂直片12eをヨーク5の一側片5
cに当接し、その抱持片5eを折り曲げて下
部垂直片12eを抱持状態にかしめる。この
状態で支軸12hは第2図のように固定板1
1の下部に位置する。
バイメタル13は所定高さをもちフレーム
20に対する絶縁確保のため中間部13aが
幅方向に曲がつておりその下端部13bを固
定板11の垂直片11aに溶接し、また水平
折返し片11bのねじ孔11hに調整ねじ1
4(第2図)をねじ込み、調整ねじ14の先
端面を中央片11cの裏面に押圧する反作用
で水平折返し片11bを押下げて垂直片11
aを孔部11a′を有する折曲部で傾けてバイ
メタル13の先端部13cの動作初期位置の
位置決めをする。
可動接触子15は板状体を中間部やや後端
部よりの位置でわずかに折曲して先端部側が
反り返るように形成し、その中間部の両側を
下面よりプレスして半円弧状の軸受15aを
形成し、後端部の上面に下面よりプレスして
復帰ばね支持突起15bを突設し、先端部下
面に上面よりプレスしてアーク移行突部15
cを突設し、アーク移行突部15cに隣接し
て可動接点16を固着している。また先端部
からやや中間部寄りに下面よりプレスして後
端部寄りが高くなるテーパの付いた可動枠当
接突起15dを隆設している。この可動接触
子15はアーク走行板12の支軸12hに軸
受15aを臨ませ、支持片12gを拡開する
ようにたわませて嵌合する。また可動接触子
15の後端部の支持突起15bと固定板11
の中央片11cの下面との間に復帰ばね17
を圧縮して介在する。この復帰ばね17は逆
円錐形コイルばねでの下端小径部17aが支
持突起15bに嵌合し、上端大径部17bは
固定鉄心9の筒部9bの挿通孔9aに中心を
位置させて、プランジヤ7の細軸後端部7d
がばね17の中心を通つて支持突起15bを
押すことができるようにしている。また復帰
ばね17の作用により可動接触子15の先端
部上面はアーク走行板12のアーク移行部1
2dの突出面に当接して支持される(ベース
設置後は可動枠に支持される)。
つぎに、電路を形成するため第2図のよう
に絶縁チユーブ18aの付いた銅より線18
bをバイメタル13の上端部とコイル10の
上部端との間に溶接し、また銅より線18c
をバイメタル13の下端部と可動接触子15
の後端部下面との間に溶接して、負荷側端子
板10aからコイル10、銅より線18b、
バイメタル13、銅より線18cおよび可動
接触子15に至る電路となし、同時にヨーク
5等を介して可動接触子15とアーク走行板
12とを同電位に保つている。
負荷側接続端子19は第10図にように板
状体を角筒状に折曲して蟻結合して端子枠1
9aの上面にねじ孔19bを形成し、端子枠
19aの一方の開口より当金19cを差し込
み、他方の開口より負荷側端子板10aを当
金19cの下面に差込んで、端子ねじ19d
をねじ込み、その先端を当金19cの上面に
当接する。なお接続される電線は端子枠19
aの前記一方の開口より当金19cと端子板
10aとの間に挿入してねじ19dで圧締す
る。
さて、このように構成され組立てられた第
1のブロツクAは第2図のような形態をとり
ベース1の突部1tに収容する。すなわち固
定板11に設けた取付片11iを取付スリツ
ト1mに通してベース1の裏面よりフオーク
状のかしめ脚11jを開脚状にかしめて取付
スリツト1mに固定し、同時に負荷側接続端
子19を端子容部1qに位置決めすると、可
動接触子15の先端部はベース1の第3ブロ
ツク用容部1n上に臨むとともに、ベース1
の調整用孔1uに調整ねじ14の頭部が臨ん
でベース1の裏側よりバイメタル13を位置
調整できることとなる。またこの状態でカバ
ー2をベース1で取付けることにより、端子
19の端子枠19aの上縁角部をカバー2の
押え2e″が押付けて端子19を固定する。
(ハ) 第2のブロツク(第3図、第4図、第8
図、第9図) 第2のブロツクBは左右2極の電路をしや
断する共用機構部で、第8図のように主とし
てフレーム20、ハンドル21、トリツプレ
バー22、引外し板23、可動接触子を駆動
する可動枠24で構成される。第8図のよう
にフレーム20は板状体をU字形に折曲し、
底部中央に取付用ねじ孔20a(第3図)を
形成し、両側片20b,20cの略中央に可
動枠挿通用縦スリツト20dを穿成し、縦ス
リツト20dよりも両側片20b,20cの
一端側にやや傾きをもち両側片20b,20
cの上縁に開口する可動軸ガイドスリツト2
0eを形成し、また縦スリツト20dよりも
両側片20b,20cの他端側にハンドル支
持片20fを垂直上方に延出するとともに引
外し板支持片20gを水平方向外方に延出形
成し、ハンドル支持片20fの上端部内面の
端縁を円弧状に膨ませて円板部20f′を形成
し、引外し板支持片20gの先端部に軸受け
部20hを形成し、引外し板支持片20gの
付根の上面にばね支持突起20iを形成する
とともに先端部下面に引外し板位置決め突起
20jを形成し、さらにハンドル支持片20
fの中間高さ位置の側部にハンドルストツパ
兼ばね支持突起20kを形成し、上端部の内
面に外面よりプレスして支軸20lを突成
し、支持片20fの付根部を可動軸ストツパ
部20mとしている。
ハンドル21は絶縁材料を用いて第8図の
ように略逆Y字体に形成し、上部体をカバー
2のハンドル用孔2bより突出する操作部2
1aとし、2個の裾部体の一方をリンク連接
用突出部21b、他方をリセツト操作用突出
部21cとし、三者の中央連接部に軸受孔2
1dを穿孔し、軸受孔21dを含めて両突出
部21b,21cの下半分を細幅にして段2
1eを形成し、その一側面でリンク連接用突
出部21bに肉厚確保用隆出部21fを形成
して溝21gを残し、隆出部21fに貫通す
る軸孔21hと軸孔21hを中央部で分離す
るリンク挿通用スリツト21iを形成し、な
お、軸受孔21dにばね支持筒部21jを突
成している。このハンドル21はばね支持筒
体21jにねじりコイルばね製ハンドル復帰
ばね25のコイル孔を通して、軸受孔21d
をフレーム20のハンドル支持片20fの上
端部に臨ませ、支持片20fを開脚状態にわ
ずかたわませてその支軸20lを軸受孔21
dに挿入し、この支持片20fによりハンド
ル復帰ばね25を抜止めし、ハンドル復帰ば
ね25の一端を段21eに沿つて溝21gに
通し、また他端をねじり付勢状態でばね支持
突起20kに係止してハンドル21を第7図
のようにオフ状態にする方向に回動し、リセ
ツト操作用突出部21cの段21eがフレー
ム20のストツパ兼ばね支持突起20kの表
面に当接して位置決めされる。
リンク26は第8図のようにくの字形平板
で両端部に軸孔26a,26bを形成し、そ
の上端部をハンドル21のスリツト21iに
通し、軸孔26a,21hを整合させ、フレ
ーム20の外寸幅の長さをもつた第1の可動
軸27を挿通して連接し(単に挿通するだ
け)、ハンドル21をハンドル復帰ばね25
のばね力に抗して回動することにより第1の
可動軸27の両端部がフレーム20のストツ
パ部20mに係止して、ハンドル21のオン
状態の姿勢位置決めを構成している。
トリツプレバー22は、第8図のようにフ
レーム20の内寸幅より小さい幅をもつた矩
形板状体であつて、一端部を引外し板係合部
22aとし、他端部の両側より下方に軸受片
22bを垂設して軸受片22bに軸孔22c
を形成し、また他端部の端縁中央にリンク挿
通スリツト22dを形成している。このトリ
ツプレバー22の前記一端部下面に接点圧ば
ね28の一端部が溶接され、接点圧ばね28
はさらに細幅の板ばねで形成し、その他端部
をトリツプレバー22の軸受片22b間を突
き出る程度に形成し、かつその後縁にリンク
挿通スリツト28aを形成している。
リンク26、トリツプレバー22および接
点圧ばね28の三者はフレーム20の外寸幅
の長さをもつ第2の可動軸29によりフレー
ム20のガイドスリツト20eに組立られ
る。すなわち、リンク26を第1の可動軸2
7を支点に回動してその軸孔26bをフレー
ム20の可動軸ガイイドスリツト20eに位
置し、接点圧ばね28のリンク挿通スリツト
28aにリンク26の軸孔26bの縁端部を
通し、接点圧ばね28をトリツプレバー側に
近寄せるようにたわみ付勢して軸孔26bと
軸孔22cを整合し、フレーム20のスリツ
ト20eの一方より第2の可動軸29の軸孔
26b,22cに貫通して軸端をスリツト2
0e上に摺動自在に位置させ、接点圧ばね2
8のスリツト28aのある端部を第2の可動
軸29の表面に弾接支持し、その圧力により
可動軸29の軸方向移動を規制する。
また引外し板23は第8図のように絶縁性
成形材料で中心に換気兼トリツプレバー逃げ
用窓孔23aを有する略角板状に成形され
て、上片部23bは両端部を外方に延出しそ
の端部でフレーム20と反対側側面にバイメ
タル感圧突起23cを形成し、上片部23b
の窓孔角部にばね支持部23dを切欠き、ま
た両側片部23cは窓孔形成面に軸部23f
を対向突設し、両側片部23eのフレーム対
向面を山形に延出して延出部23gより横方
向外方にプランジヤ感圧用張出部23hを張
出させ、張出部23hのフレーム対向側面に
それぞれ一対のプランジヤ感圧突起23i,
23jを形成して突起23i,23j間でプ
ランジヤ挿通部23kを形成し、さらに引外
し板23の下端部23lを下方に延出してそ
のフレーム対向側面の窓孔側に孔縁を薄肉と
するトリツプレバーガイドテーパ23mを形
成し、下端部下面にトリツプレバーラツチ用
係合段部23nを形成している。この引外し
板23はフレーム20の引外し板支持片20
gに窓孔23aを位置させ、支持片20gを
閉脚状縁にわずかたわませて軸部23fを軸
受け部20hに嵌合させ(第4図詳細)、さ
らにたわみ線形引外し板復帰ばね30の中間
部を支持片20gとの間の軸部23fにかけ
て一端部を窓孔上角部の支持部23dに掛
け、他端部を支持片20gの付根のばね支持
突起20iに掛け、もつて引外し板23を、
バイメタル感圧突起23c、段部23hおよ
びプランジヤ感圧突起23i,23jがそれ
ぞれ前進する方向に軸部23fを回転中心と
して回動付勢した支持片20gの引外し板位
置決め突起20jに下端部23lを係止して
いる。
可動枠24はフレーム20の縦スリツト2
0dに挿通できる厚みとフレーム幅の約3倍
の長さをもち両側縁が円弧状になつた絶縁板
状体であつて、フレーム20をベース1に取
付けた後接点圧ばね28の下面で縦スリツト
20dの長手方向にスライド自在に挿通さ
れ、両端部下面がベース1に設置された可動
接触子15の突起15d上に対接することと
なる。
この第2のブロツクBのベース取付けは、
第3図のようにフレーム20の支持片20g
をベース1の負荷側に向けてベース1の容部
1aに挿入し、引外し板23を少し回転させ
てプランジヤ挿通部23k上にプランジヤ7
のつば7aが位置するように通し、ベース1
の裏面の取付孔1dより取付ビス31を底部
のねじ孔20aにねじ込み、締付固定する。
この状態で第2の可動軸29の端面はベース
1のガイド壁1hの内面に対面して軸方向移
動が抜止規制され、リンク26の屈曲部はハ
ンドル21の動作にともなつてベース1のス
リツト1fを遊通し、引外し板23のバイメ
タル感圧突起23cはバイメタル13の上端
部13cに対向し、さらにカバー2をベース
1に被覆すると、ハンドル用孔2bよりハン
ドル21の操作部21aが突出し、第1の可
動軸27の両端面が垂下壁2fにガイドされ
て抜止規制され、またスリツト2hにリンク
26の屈曲部が遊通するようになる。またこ
のようなベース上の配置構造により、しや断
器を屋内外の柱または壁面に取付けたとき、
ベース1は電源側が上位に負荷側が下位にな
るので、バイメタル13やプランジヤ筒体6
で発生した熱は対流作用により引外し板23
の窓孔23a、フレーム20の内部、ベース
1のスリツト1fおよびスリツト2hを通つ
てハンドル用孔2bより外部へ排熱される構
成となる。
(ニ) 第3のブロツク(第1図、第2図、第10
図) 第3のブロツクCは、第10図のように固
定接触子32、アーク走行板33、消弧グリ
ツド34、電源側接続端子35で構成されて
いる。第10図のように固定接触子32は所
定幅をもつた板状体であつて一端部をコの字
形に上側に折返えして折返し片32aの上面
に固定接点36を固着するとともに固定接点
36と折返し片32aの端縁との間に固定接
点36とほぼ同じ高さをもつたアーク移行兼
アーク走行板位置決め用突起32bを下面よ
りプレスして形成し、また接触子32の他端
部にベース設置上の段差に基づきZ字に折曲
して電源側端子板32cとしている。アーク
走行板33は板状体を略L字形に折曲してそ
の垂直片33aの中央に屈曲部より上端部に
かけて外面よりプレスして内面側にアーク走
行兼熱変形防止用補強リブ33bを形成し、
上端部両側に消弧グリツド載置用段部33c
を形成し、また水平片33dの端縁に前記位
置決め突起32bに嵌合する切欠部33eを
形成し、水平片33dの一側部より取付片3
3fを垂下させて先端部にフオーク状のかし
め脚33gを形成している。電源側接続端子
35の構造は負荷側接続端子と同じであり、
同符号を付している。
また消弧グリツド34は7枚の磁性体製グ
リツトプレート34aの一端にV字溝34b
を切欠き、両側に位置決め凹部34cとかし
め突起34dとを形成して等間隔に並べ、突
起34dに対応した孔を有する絶縁製サイド
プレート34eをその両側に係合させかしめ
固定したもので、サイドプレート34eの両
側部にかぎ形に凹んだ載置部34fを形成
し、サイドプレート34eの上下面を凹部3
4cに位置決めする。
第3のブロツクCの組立はつぎのようにベ
ース1上で行う。すなわち、端子板32cに
電源側接続端子35を取付けた状態で、第2
図のようにその端子35をベース1の端子容
部1rに嵌めるとともに固定接触子32をベ
ース1の容部1vに嵌め、予め設定したその
容部幅と接触子幅の一致により、横方向、長
手方向および下方向の位置決めを行い、つい
でアーク走行板33の取付片33fをベース
1の取付スリツト1wに通しながら水平片3
3dの切欠部33eを突起32bに位置決め
してアーク走行板33を折返し片32a上に
押付けながら折返し片32aの弾力のもとで
ベース1の裏面よりかしめ脚33gを取付ス
リツト1wにかしめ付けする。これにより接
触子32は堅固に固定され、折返し片32a
の弾圧力によりアーク走行板33の水平片3
3dと折返し片32aが圧接して電気的に接
続され、また突起32dへの位置決めにより
垂直片33aは予定位置に立設され、前記し
たアーク走行板12の上部垂直片12aと対
向することとなる。一方固定接点36の上方
に可動接点16が対峙する。また消弧グリツ
ド34はV字溝34bを下向きにして載置部
34fによりアーク走行板12,33の上端
部の段12h,33cに載置され、この状態
でカバー2がベース1に被覆されることによ
り、カバー裏面の押えリブ2jが消弧グリツ
ド34の上面を押し付けて固定することとな
り、アーク走行板33のリブ33bの上端部
はグリツド34のV字溝34bの最奥部に臨
むようになるとともに、カバー2の側壁内面
と垂下壁2fおよびベース1のガイド壁1h
の外面とで消弧グリツド34および接点1
6,36の部分を包囲する消弧室32gを形
成している。またこのような配置構造によ
り、消弧部とバイメタル13とが距離をもつ
て分離され、しかもしや断器の壁面取付姿勢
では消弧グリツドが上位にあるので消弧部の
熱影響をバイメタル13に及ぼすことがな
く、またカバー2のスリツト2h、切欠部2
mおよびスリツト2nにより距離をもつたア
ークガス排気通路を形成し、消弧グリツド3
4の上面とカバー2のハンドル用孔2bとは
垂下壁2fで仕切られてさらに大きい隔絶距
離を形成している。
() 動作 オン動作、トリツプ動作、オブ動作および消
弧作用に分説する。
(イ) オン動作 (a) オフ状態(第6図、第7図および第11
図b): 第7図のように引外し板23は
引外し板復帰ばね30によりフレーム20
の支持片20gの突起20jに正常姿勢に
位置決めされ、ハンドル21はハンドル復
帰ばね25によフレーム20の支持片20
gの突起20kに位置決めされ、またハン
ドル21のリセツト操作突出部21cによ
りトリツプレバー22の引外し板係合部2
2aを押し下げて引外し板23のトリツプ
レバーラツチ用係合段部23nに掛け、一
方可動接触子15は第6図のように復帰ば
ね17の作用で可動接点16を固定接点3
6から開極離間し、突部15d上の可動枠
24をフレーム20の縦スリツト20dの
上位に位置させている。この開極により電
源側接続端子35と負荷側接続端子19と
の間は電路が開路しオフ状態となる。
(b) オフ状態からオン状態への動作: オフ
状態のハンドル21を図で左方向へ押して
第2図、第3図および第11図aの状態に
する。第3図のようにハンドル21を図の
位置に押すと、支軸20lの中心として第
1の可動軸27が図のように仮想線から実
線へ回動し、リンク26を介して第2の可
動軸29がスリツト20eを下降動作す
る。これに伴いトリツプレバー22は引外
し板23に支持された係合部22aを支点
として回動し、その接点圧ばね28が可動
枠24の上面に当つてこれを押し下げる。
そして可動枠24の下面は第2図にように
可動接触子15の突起15dに当接して可
動接触子15の回動により突起15d上を
移動しながら可動接触子15を復帰ばね1
7の反発力に抗して押下げる。このようし
て、第2の可動軸29および可動接触子1
5は第1の可動軸27が支軸20lと第2
の可動軸29を含む平面(死点)に接近す
るまで下降動作して可動接点16が固定接
点36に接触するに至り、今度は可動接触
子15の支持のもとに第2の可動軸29に
付勢状態で支持されている接点圧ばね28
がさらにに可動枠24に押されてたわみ、
その反作用として接点16,36間に接点
圧を与える。第1の可動軸27が前記平面
(死点)を越えると、接点圧ばね28の反
作用により第1の可動軸27を平面から越
えた方向へ離れるように作用し直近に位置
するフレーム20のストツパ部20mに係
止して支持され、ハンドル21は第3図の
状態を維持するオン状態となる。こうして
電路は閉極し、電源が負荷に投入されたこ
ととなる。
(ロ) トリツプ動作 (a) バイメタル動作(第11図c): オン
状態で電路に過電流が流れるとバイメタル
13が自己加熱される。これにより第2図
においてバイメタル13はわん曲動作し、
下端部13bを支点にして上端部13cが
引外し板23のバイメタル感圧突起23c
に向かつて移動する。調整ねじ14によつ
て所定の限時特性に設定されたこの相互間
距離をバイメタル13が移動すると、突起
23cを押して引外し板23を軸部23f
を中心として回動し、第3図において引外
し板23のトリツプレバーラツチ用係合段
部23nがトリツプレバー22の係合部2
2aから離れる。この引外し動作により、
可動枠24と可動接触子15を介して復帰
ばね17のばね力および接点圧ばね28の
ばね力の作用が顕現して、トリツプレバー
22は第2の可動軸29を中心として勢い
よく眺上げられ、これと同時に可動枠24
を押上げて可動接触子15は開極動作し、
第5図および第11図cのトリツプフリー
の状態で電路がしや断されたこととなる。
(b) 電磁動作(第11図d,e): 電路に
短絡電流が流れると、コイル10の励磁が
大きくなりプランジヤ7を支持する復帰ば
ね8のばね力よりも大きい吸引力を発生し
て固定鉄心9に引き付けられ、バイメタル
13が感圧突起23cを押すよりも一層早
く瞬時にプランジヤ7のつば7aが引外し
板23のプランジヤ感圧突起23i,23
jに係合して引外し板23を引外し動作さ
せるとともに(第11図d)、プランジヤ
7の細軸下端部7dが固定鉄心9の挿通孔
9aより下方に突き抜けて復帰ばね17の
中心を通り可動接触子15の後端部を叩打
して強制的に可感接触子15を開極駆動す
る(第11図e)。
(c) リセツト動作: 前記トリツプフリーの
状態(第11図c,d)になると第5図に
おいて第2の可動軸29に加わる押上力は
なくなり、第2の可動軸29と支軸20l
とを含む平面が死点として構成されなくな
るので、ハンドル21に加わつているハン
ドル復帰ばね25によりオフ状態へ復帰す
る。ハンドル21の復帰にともなつてリセ
ツト作用突出部21cによりトリツプレバ
ー22の係合部22aは下降し、引外し板
23の係合段部23nに臨む。一方電路の
しや断によりバイメタル13は自然冷却さ
れて復帰し、またプランジヤ7はコイレ励
磁がなくなつて復帰コイルばね8により復
帰し、これにより引外し板23は引外し板
復帰ばね30によつて正常姿勢に復帰す
る。このようにしてリセツトされ第6図、
第7図および第11図bに示すオフ状態と
なる。
(ハ) オフ動作(オン状態からオフ状態): 第
11図aのオン状態でハンドル21をオフ方
向(右方向)へ倒す操作をする。これにより
第1の可動軸27はフレーム20のストツパ
部20mから離れて第3図の実線から仮想線
の状態へと移行しようとし、支軸20lと第
2の可動軸29を含む平面(死点)を越える
と第2の可動軸29に加わつている接点圧ば
ね28と復帰ばね17による押上力とハンド
ルに加わつているハンドル復帰ばね25とに
よりハンドル21は勢いよく第11図bに示
すオフ状態に倒れる。同時に第2の可動軸2
9は上動しトリツプレバー22は係合部22
aを支点として回動し、可動接触子15は可
動枠24を押上げて開極する。引外し板23
は定位置のままである。こうしてオフ状態と
なる。
(ニ) 消弧作用 短絡電流をしや断したとき接点16,36
間で発生するアークにより、可動接触子15
と固定接触子32の折返し片32aとが接点
16,36に向かつて同方向に対向している
ので、開極後も第6図において横U字形に電
流が流れ、これによりアークを消弧グリツド
34の方向に伸長させる磁気駆動力が発生
し、アークを固定接触子32の位置決め突起
32bからアーク走行板33のリブ33b上
へと移行させる一方、可動接触子15側も突
部15cから同電位のアーク走行板12へ移
行させて、消弧グリツド34のV字溝34b
に吸引し、グリツドプレート34aでアーク
電圧を高めて消弧に至らせる。またアークガ
スは消弧グリツド34の背後よりカバー2の
押えリブ2jにより形成される空間に排出
し、スリツト21およびリブ33bによる凹
みを有するアーク走行板33との間に排気通
路を通つて切欠部2mおよびスリツト2nよ
り外部へ排気される。
以上のように、この回路しや断器の引外し機構
は、第4図に示すように引外し板23の窓孔23
aの対向側部に軸部23fを突成し、この軸部2
3f間にフレーム20の支持片20gの軸受孔2
0hをたわませて係合させるようにしたため、従
来のような軸となるピンやピンの抜止め部材が不
要になり、部品点数を削減できるとともに、組立
が容易になり、さらに寸法のばらつきを減少させ
ることができる。なお、支持片20g側に支軸突
起を形成してもよいし、結合に際しては引外し板
23側をたわませてもよい。また第12図のよう
に軸部23fの先端にフレーム挿入用ガイドテー
パ23pを形成すると、さらに引外し板23の組
込が簡単になる。
なお、前記実施例は引外し板23の軸部23f
を突起状に形成し、フレーム20の軸受け部20
hを孔で形成したが、軸部23fを孔で形成し軸
受け部20hを突起で形成してもよいものであ
る。
以上のように、この発明の回路しや断器の引外
し機構は、引外し板の窓孔とフレームの引外し板
支持片との対向部に軸部と軸受け部とを相嵌合し
て、引外し板を回動自在にしたため、従来に比し
て部品数を削減でき、組立が容易になる。しか
も、フレームの両側に位置する異極間の絶縁距離
が引外し板の側板により達成されるため、回路し
や断器を小型化できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を適用した回路し
や断器のオン状態の一部破断平面図、第2図はそ
の−線断面図、第3図は第1図−線断面
図、第4図は第3図−線断面図、第5図はト
リツプ状態の第1図−線断面図、第6図はオ
フ状態の第1図−線断面図、第7図はオフ状
態の第1図−線断面図、第8図は第2のブロ
ツク分解斜視図、第9図はカバーを取除いた状態
の斜視図、第10図は第1および第3のブロツク
の分解斜視図、第11図はしや断器の動作線図、
第12図は変形例の引外し板の部分図である。 7……電流検出部を構成するプランジヤ、13
……電流検出部を構成するバイメタル、15……
可動接触子、20……フレーム、20b,20c
……側板、20g……引外し板支持片、20h…
…軸受け部、21……ハンドル、22……トリツ
プレバー、23……引外し板、23a……窓孔、
23e……側片部、23f……軸部、24……可
動枠、26……リンク。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ハンドル21、リンク26、トリツプレバー
    22、引外し板23および可動枠24などで構成
    された開閉・引外し機構部を一対の側板20b,
    20cの間に支持するフレーム20と、このフレ
    ーム20の両側に配置されて前記開閉・引外し機
    構部の前記可動枠24により開閉される可動接触
    子15を有する一対の開閉接触部と、前記フレー
    ム20の両側に配置されて前記引外し板23を回
    動させ前記開閉・引外し機構部をトリツプ動作さ
    せる一対の電流検出部とを備え、前記引外し板2
    3は中央に窓孔23aを有して、前記側板20
    b,20cより延出した一対の引外し板支持片2
    0gに遊嵌し、前記窓孔23aの内側面と前記引
    外し板20gの対向面とに相嵌合する軸部23f
    および軸受け部20hを形成して前記引外し板2
    3を前記引外し板支持片20gに回動自在に連結
    し、前記引外し板23の側片部23eが前記電流
    検出部の動作に応動することを特徴とする回路し
    や断器の引外し機構。 2 前記軸部23fは突起状に形成され、かつ先
    端面に軸受け部20hに係合するためのテーパ2
    3pを形成している特許請求の範囲第1項記載の
    回路しや断器の引外し機構。
JP2719580A 1980-02-29 1980-02-29 Circuit breaker tripping mechanism Granted JPS56121246A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2719580A JPS56121246A (en) 1980-02-29 1980-02-29 Circuit breaker tripping mechanism

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2719580A JPS56121246A (en) 1980-02-29 1980-02-29 Circuit breaker tripping mechanism

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56121246A JPS56121246A (en) 1981-09-24
JPS6143810B2 true JPS6143810B2 (ja) 1986-09-30

Family

ID=12214303

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2719580A Granted JPS56121246A (en) 1980-02-29 1980-02-29 Circuit breaker tripping mechanism

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS56121246A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0223409U (ja) * 1988-08-01 1990-02-16

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0223409U (ja) * 1988-08-01 1990-02-16

Also Published As

Publication number Publication date
JPS56121246A (en) 1981-09-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR950013424B1 (ko) 자기열트리핑서브시스템을 내재한 보호스위치
US4559510A (en) Equipment protecting electrical circuit breaker
JPH0770284B2 (ja) 回路遮断器の警報スイッチ操作装置
JP3210820B2 (ja) 漏電遮断器
KR102155219B1 (ko) 아마츄어 관통형 온도감지 차단기
JPS6143810B2 (ja)
US4716392A (en) Power supply switch
JPS6318821B2 (ja)
JPS6119481Y2 (ja)
JPS6258096B2 (ja)
US3855557A (en) Test trip means for circuit breaker
JPH027133B2 (ja)
JP3017645B2 (ja) 漏電遮断器
JPH0751720Y2 (ja) 回路遮断器の付属スイッチ
JPS6030029A (ja) リモ−トコントロ−ル式回路しゃ断器
JP3024915B2 (ja) 回路遮断器
KR102155223B1 (ko) 아마츄어 걸림형 온도감지 차단기
JP3328996B2 (ja) 回路遮断器
JPH0512981A (ja) 回路遮断器の過電流引外し装置
JPH0154816B2 (ja)
JPH08138512A (ja) 回路遮断器
JP2619359B2 (ja) 配線用遮断器
JPH0127555Y2 (ja)
JPS6215959Y2 (ja)
US3418607A (en) Circuit breaker with improved trip means